JP7566341B2 - コンパクトな紫外光源装置 - Google Patents

Description

発明の分野

本発明は全体としてはコンパクト形式の、あるいはポータブル形式の紫外光源装置に関する。具体的には、本発明は複数の周辺物体（物品）や環境物体に取り付けるか、これら物体と併用して、物体やこれらに隣接する表面に紫外光を照射して、これら物体や表面が存在するオゾン環境を分解するコンパクト形式の、あるいはポータブル形式の紫外光源装置に関する。

よく知られているように、紫外光は日光の天然成分であり、これについては現在確立されているソリッドステート技術によって人工的に生成できる。紫外光、即ちＵＶ光は特にほぼ２６０～２７０ナノメーターの波長で、あるいは所謂ＵＶ－Ｃスペクトル内の波長で細菌、ウィルスや他の微生物を突然変異させる因子である。紫外殺菌照射の場合、紫外Ｃスペクトル、即ちＵＶ－Ｃスペクトル内の比較的短い波長を利用して、基本的に核酸を破壊し、ＤＮＡまたは微生物を破壊し、これによって微生物が細胞機能を発揮することを不可能にする。

紫外殺菌照射即ちＵＶＧＩは食品、空気や水の精製などの多岐にわたる用途をもつ。境界のはっきりした環境内でオゾンを紫外（ＵＶ）照射と併用すると、効果的な衛生処理体制を確立できることがわかっている。ところが、従来報告されているように、頻繁にアクセスでき、また頻繁に消毒処理できる保存コンテナーや容器には一般的にこれら消毒プロセスは組み込まれていない。これら一般的な概念を全体として展開しているいくつかの文献について以下に概説する。

Ｈｅｌｓｅｌを記述者とする米国特許出願公開公報Ｎｏ．２００６/０２７８０８８には、細菌汚染を中和する紫外（ＵＶ）ライトを備えた真空掃除機内に紫外光発光器を使用することが記載されている。真空掃除機に流入する空気およびデブリが一つかそれ以上の紫外光源に曝され、細菌汚染物が中和されることになる照射を引き起こす。使用する真空掃除機は直立のバッグ形式真空掃除機でもよく、直立のバッグなし形式の真空掃除機でもよく、フロア用真空掃除機でもよく、あるいはショップ形式の真空掃除機でもよい。複数のチャンバーを設け、内部の二次チャンバー内にライトを設けるが、初期のろ過時点で任意のライトも使用可能である。

Ｗｏｎを記述者とする米国特許出願公開公報Ｎｏ．２０１６/００００９５０（‘９５０公報）には、小型の家庭用品消毒装置が記載されている。この‘９５０公報には、さまざまな家庭用品を被覆する底部開放端部を備えた封入体が記載されている。封入体への上面は回路を備え、この回路はスイッチ、紫外（ＵＶ）ライトはランプおよびＵＶライトまたはランプにパワーを送る電池から構成する。ＵＶライトが封入された家庭用品に下向きにＵＶ光を投光し、封入されている家庭用品を消毒する。

Ｈｅｃｈｔ ｅｔ ａｌを記述者とする米国特許出願公開Ｎｏ．２０１７/００７２０７９には、殺菌用紫外光を投光して食糧および飲料水ディスペンサーのディスペンス成分を消毒するある種の消毒装置および関連する方法が記載されている。バーガン（ｂａｒ ｇｕｎ）用の消毒ホルスターはバーガンにインターフェース接続し、ホルスター格納時にバーガンを支持する支持面、この支持面に結合し、バーガンのホルスター格納時に、バーガンのディスペンスノズルを包囲するハウジング、および殺菌用紫外光を発光する紫外光源を備える。このハウジングが紫外光をディスペンスノズルに投光している間、紫外光を実質的に閉じ込める。この紫外光を定期的に投光して、ノズルを消毒状態に維持できる。

Ｒｅｉｂｅｒ ｅｔ ａｌを記述者とする米国特許出願公開Ｎｏ．２０１８/００５９６０（‘９６０公報）には、ポータブル形式の消毒装置が記載されている。この‘９６０公報には、コンパクトなハンズフリー形式で、ポータブル形式かつ再充填形式の防水ＵＶ－Ｃ発光消毒装置が記載されている。この消毒装置は耐久的な外側ハウジングを備え、このハウジングが外向き紫外Ｃスペクトル（ＵＶ－Ｃ）発光素子列を備え、この素子列が紫外Ｃスペクトルの殺菌範囲にあるか、あるいは２００ｎｍ～２８０ｎｍの波長範囲にある光を発光する。この消毒ユニットは水入れ瓶、バックパックブラダー、水差し（ｗａｔｅｒ ｂｏｔｔｌｅ、ｂａｃｋｐａｃｋ ｂｌａｄｄｅｒ、ｗａｔｅｒ ｊｕｇ）やその他の適宜使用する容器内に配置して、水やその他の液体を消毒できる。

Ｋｉｍ ｅｔ ａｌを記述者とする米国特許出願公開Ｎｏ．２０１９/０３２１５０２には、衣類収納空間を形成したキャビネット、衣類収納スペースの内壁に着脱自在に結合し、この衣類収納スペースに連絡する浄化スペースを設けたハウジング、光触媒物質を含有し、ハウジング内に設けられる光触媒、およびハウジング内に設けられ、浄化スペースに進入することによって紫外線を含む光を照射する光源アセンブリを備えた衣類処理装置が記載されている。

Ｃａｍｐａｌａｎｓ ｅｔ ａｌを記述者とする米国特許出願公開Ｎｏ．２０１７/００９６２７９には、酸素および/または湿度の存在下で劣化し、かつ消費者が手に取ることが多い腐敗しやすい品物を保存する装置、方法およびシステムが記載されている。この装置は閉じると気密化する開放自在な容器、および気密封入体内に配置したＵＶ光源およびファンを備える。この紫外光源およびファンが、この容器を開き、次に閉じた際にＵＶ光源の周囲で封入容量の空気を循環させることによって気密封入体内に取り込まれた周囲酸素をオゾンに変換する。この装置の場合、ネットワーク接続するため、遠隔制御およびモニタリングが可能になり、モニターしているパラメーターが設定パラメーターから大きく変化した際に、ウェブアプリやモバイルアプリに警告を発することができる。

前記説明から理解できるように、従来技術は、紫外光を所定の、あるいは目的の面に向けて供給し、この表面を照射するか、あるいは目的の面が位置するオゾン環境を分解する低コストかつポータブル形式の紫外（ＵＶ）光源の必要性を認識していると考えられる。即ち、以下に詳述するように、ユーザーの全体的な安全性を改善する低コストな解決策が求められている。

上記目的およびその他の容易に理解できる目的を実現するために、本発明は所定の表面や目的の表面に照射し、所定環境内のオゾンを分解してこれら所定の表面または目的の表面をオゾンで処理する各種の実施態様を本質的に提供するものである。本発明に係る第１の紫外光源装置は、本質的に電源を有する電源バンク部分（ｐｏｗｅｒ ｂａｎｋ ｐｏｒｔｉｏｎ）、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源マトリックス、および前記紫外（ＶＵ）光源マトリックスの電源をオン・オフする手段を有する。この紫外（ＵＶ）光源マトリックスによって所定の表面に紫外光を向け、この所定表面に紫外光を照射する。

第１の紫外（ＵＶ）光源装置については、進退可能なスカート機構を備えるのが好ましい。この進退可能なスカート機構が前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスの周囲に延在し、前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスが（ｉ）電源オフ状態時に後退し、かつ（ｉｉ）前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスが電源オン状態時に前進（延びる[ｅｘｔｅｎｄ]）する。前記進退可能なスカート機構が前進状態時に前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスを前記所定の表面あるいは目的の表面から所定距離離間し、前記所定の表面、前記の前進した進退可能なスカート機構および前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスが形成するスペースに周囲光が進入しないように構成する。

第１の紫外（ＵＶ）光源装置については、さらに前記所定の表面または目的の方面を検出し、紫外（ＵＶ）光源マトリックスの電源を選択的にオン・オフするある種の表面検知手段を備えるのが好ましい。この表面検知手段については、一連のプッシュピン、一連の圧力センサーおよび／または一連の光センサーからなる群から選択するのが好ましい。例示する一連のプッシュピンについては、電源オフ時に前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスに対して平行に前記一連のプッシュピンが延在し、かつ電源オン時に前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスに対して直交方向に前記一連のプッシュピンが延在する構成をとる。

前記一連の例示的なプッシュピンは表面接触チップを備え、前記プッシュピンが緩和状態にある場合にはこれらチップが前進状態にある進退可能なスカート機構の表面対向エッジを超えて延在する。前記一連のプッシュピンが、前記所定の表面または目的の表面によって前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスに向かって動作可能か軸方向に変位可能であるため、前記表面接触チップが変位し、この前記所定の表面に対向するエッジと同一平面をなし、前記表面動作状態から抜け出た場合に前記紫外（ＵＶ）光源マトリックスの電源を選択的にオン・オフする。

本発明に係る第２の紫外（ＵＶ）光源装置はフロアモップと併用でき、フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリを構成するものである。本発明に係るフロアモップ/紫外（Ｕ）光源装置アセンブリは、フロアモップおよび第２の紫外（ＵＶ）光源装置を併設するものである。本質的に、フロアモップはモップハンドルおよびこのモップハンドルに結合したモップヘッドを備える。このモップヘッドは目的のフロア表面に対してモッピング要素（ｍｏｐｐｉｎｇ ｅｌｅｍｅｎｔ）を保持する構成である。

第２の紫外（ＵＶ）光源装置は、本質的に電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源列、およびこの紫外（ＵＶ）光源列の電源をオン・オフする手段を備え、この紫外（ＵＶ）光源装置を前記モップハンドルまたは前記モップヘッドのいずれかに付設し、前記フロア表面に紫外（ＵＶ）光を照射し、前記モップヘッドに隣接する前記フロア表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

本発明に係るフロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリについては、さらに装置をモップに取り付ける付設機構を備えるのが好ましい。この付設機構の場合、延在部分およびこの延在部分に取り付けたクリップ部分を備えることが好ましい。前記延在部分を紫外（ＵＶ）光源装置に固着し、前記クリップ部分によって前記延在部分を前記モップハンドルにクリップで留めるか、あるいは固定するのが好ましい。

フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの第２の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらに少なくとも一つの、好ましくは一対の横方向に対向するフロアグライド（ｆｌｏｏｒ ｇｌｉｄｅ）を備えるのが好ましい。このフロアグライドは目的のフロア表面上での紫外（ＵＶ）光源装置の動作を改善強化する機能をもつ。

第２のモップ/紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにフロア表面との接触を検出し、そして（ａ）紫外（ＵＶ）光源装置がフロア表面に接触している場合には紫外（ＵＶ）光源列の電源を選択的にオンし、（ｂ）フロア表面との接触が取り除かれた（フロア表面から離れた）場合には紫外（ＵＶ）光源装置の電源をオフするフロア表面接触センサーを備えているのが好ましい。

本発明に係る第３の紫外（ＵＶ）光源装置は真空掃除機と併用することができ、真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリを提供するものである。真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリは、本質的に（ロボット）真空掃除機および紫外（ＵＶ）光源装置を併設したアセンブリである。真空掃除機は、本質的に上部真空掃除機部分および目的のフロア表面を掃除する下部フロア部分を備えるものである。

第３の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、本質的に電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源列、およびこの紫外（ＵＶ）光源列の電源をオン・オフする手段を備えるものである。第３の紫外（ＵＶ）光源装置については、真空掃除機に設け、紫外（ＵＶ）光を目的のフロア表面に照射し、真空掃除機に隣接する目的のフロア表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

ロボット真空掃除機の場合、円形ハウジングを備えることが好ましい。この円形ハウジングがハウジング円周部を有し、このハウジング円周部が外側の装置取り付け用アーク状長さ部分（ｏｕｔｅｒ ａｐｐａｒａｔｕｓ ａｔｔａｃｈｅｍｅｎｔ ａｒｃ ｌｅｎｇｔｈ ｓｅｃｔｉｏｎ）を有し、この外側の装置取り付け用アーク状長さ部分が真空掃除機の曲率半径を有し、前記紫外（ＵＶ）光源装置が内側の真空掃除機取り付け用アーク状長さ部分を有し、この内側の真空掃除機取り付け用アーク状長さ部分が装置の曲率半径を有し、これら真空掃除機の曲率半径および装置の曲率半径が実質的に等しいため、前記紫外（ＵＶ）光源装置を前記真空掃除機に対して半径方向に外側の関係で設けた際に、上記内側の真空掃除機取り付け用アーク状長さ部分が上記外側の装置取り付け用アーク状長さ部分に当接することになる。

真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの場合、さらに装置を真空掃除機に取り付ける機構を有し、この装置を真空掃除機に取り付ける機構によって前記紫外（ＵＶ）光源装置を前記上部真空掃除機部分に結合する。装置を真空掃除機に取り付ける機構の場合、前記紫外（ＵＶ）光源装置を前記真空掃除機に磁気的に結合する一連の磁気ブリッジコネクターを備えるのが好ましい。

真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの第３の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらに少なくとも一つのフロアグライドを有するのがこのましく、この少なくとも一つのフロアグライドが前記フロア表面上の前記紫外（ＵＶ）光源装置の動作を改善強化する。前記第３の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにフロア表面接触センサーを有し、このフロア表面接触センサーがフロア表面との接触を検出し、(ａ)前記紫外（ＵＶ）光源装置がフロア表面に接触した際に、前記紫外（ＵＶ）光源列を選択的に電源オンし、そして（ｂ）フロア表面との接触が取り除かれた際に、前記紫外（ＵＶ）光源列の電源を選択的にオフする構成である。

本発明に係る第４の紫外（ＵＶ）光源装置は、本質的にスポンジ体、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、およびこの紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段を有する。前記紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段が前記スポンジ体を圧縮することによって作動することが好ましく、前記紫外（ＵＶ）光源が紫外（ＵＶ）光を前記紫外（ＵＶ）光源に対向する表面に照射し、前記紫外（ＵＶ）光源に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

本発明に係る紫外（ＵＶ）光源スポンジ装置の場合、表面に対する装置の動作速度を視覚的に表示する手段を有するのが好ましい。この表面に対する装置の動作速度を視覚的に表示する手段が、目的の表面エリア上をスワイプしながら、前記紫外（ＵＶ）光源に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌するユーザーの能力を改善強化する。

本発明に係る第５の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、本質的にパックスタイル（ｐｕｃｋｓｔｙｌｅ）の紫外（ＵＶ）光源装置を提供するもので、本質的に前部分、後部分、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、およびこの紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段を備え、前記紫外（ＵＶ）光源が前記前部分に対向する表面に紫外（ＵＶ）光を照射し、前記前部分に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

第５の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにこの紫外（ＵＶ）光源に連絡する光センサーを備えるのが好ましい。この光センサーが周囲光の変化を検出し、この周囲光が閾値のルーメン値未満になると、例えば閉じられた低光量のスペース内に配置された場合に前記紫外（ＵＶ）光源の電源をオンしてこの閉じられたスペース内の表面を照射し、そしてこの周囲光が閾値より大きくなると、例えばこの閉じられたスペースが開いた場合に前記紫外（ＵＶ）光源の電源をオフする構成である。前記の前部分については、透明なドームを備えることを特徴とする。この紫外（ＵＶ）光源については、透明なドームに後方隣接関係で位置し、前記後部分に対して前方方向に紫外（ＵＶ）光を照射するのが好ましい。

本発明に係る第６の新規な紫外（ＵＶ）光源装置はオゾン源と併用することができ、オゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置を提供するものである。本発明にかかるこのオゾンを併用する紫外（ＵＶ）光源装置の場合、本質的に物品保持容器、および動作時にこの物品保持容器に対応する物品消毒アセンブリを有する。

前記物品保持容器については、本質的に底部区画部分および底部蓋部分などによって例示される底部アクセス部分を備えるが、適宜ドア部分を使用してもよい。なお、底部アクセス部分は底部区画部分に軸着する。この底部区画部分が被消毒物品を受け取り、保持する。底部アクセス部分が選択的に底部区画部分を封入するため、ユーザーが底部区画部分内に保持された物品にユーザーがアクセスすることが可能になる。

物品消毒アセンブリについては、本質的に電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、この電源に連絡するオゾン源、および(ａ)前記紫外（ＵＶ）光源および（ｂ）前記オゾン源の電源をオン・オフする手段を有し、上記オゾン源が前記物品保持容器にオゾンを照射し、かつオゾンを循環させて前記物品保持容器内に保持された物品を消毒する構成を有し、前記紫外（ＵＶ）光源がオゾン消毒後に前記物品保持容器内に紫外（ＵＶ）光を照射して、前記物品保持容器内のオゾンを分解する構成である。

オゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにオゾン源に連絡し、物品保持容器内にオゾンを閉じ込めるライナーアセンブリ（ｌｉｎｅｒ ａｓｓｅｍｂｌｙ）、およびこのライナーアセンブリ内にラックを備えるのが好ましい。このラックについては、前記ライナーアセンブリ内部の底部区画部分内の高い位置で物品を支持する底部区画部分によって支持可能である。底部区画部分については、二重壁断熱を施して物品保持容器内の温度を安定化するのが好ましい。底部区画部分については、さらに加重材を受け取るスペースを備えるのが好ましい。加重材がこれを受け取るスペース内に受け取られた際には、この底部区画室が適宜物品保持容器を撓ませることができる。

米国特許出願公開公報Ｎｏ．２００６/０２７８０８８ 米国特許出願公開公報Ｎｏ．２０１６/００００９５０ 米国特許出願公開Ｎｏ．２０１７/００７２０７９ 米国特許出願公開Ｎｏ．２０１８/００５５９６０ 米国特許出願公開Ｎｏ．２０１９/０３２１５０２ 米国特許出願公開Ｎｏ．２０１７/００９６２７９

添付図面の以下の簡単な説明から本発明の他の特徴も明らかになるはずである。

図１は、進退可能なスカート部が後退状態または位置にある、本発明に係る新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置を示す後部斜視図である。 図２は、進退可能なスカート部が前進状態または位置にあり、そして表面接触ピンの第１配列が前進状態または位置にある、本発明に係る新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置を示す前部斜視図である。 図３は、新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置が位置する所定面を照射するために進退可能なスカート部前進状態または位置にある、本発明に係る新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置を示す後部斜視図である。 図４は、進退可能なスカート部が後退状態または位置にあり、表面接触ピンの第２配列が後退状態または位置にある本発明に係る新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置を示す前部斜視図である。 図５は、進退可能なスカート部が前進状態または位置にあり、表面接触ピンの第２配列が前進状態または位置にある本発明に係る新規な第１紫外（ＵＶ）光源装置を示す前部斜視図である。 図６は、フロアモップに併設した本発明に係る新規な第２紫外（ＵＶ）光源装置を示す斜視図である。 図７は、装置/モップの取り付け機構を断片的に示す、本発明に係る新規な第２紫外（ＵＶ）光源装置を示す上面図である。 図８は、本発明に係る新規な第２紫外（ＵＶ）光源装置を示す底面図である。 図９は、ロボット型真空掃除機に併設した本発明に係る新規な第２紫外（ＵＶ）光源装置を示す上部斜視図である。 図１０は、本発明に係る新規な第３紫外（ＵＶ）光源装置を示す上部斜視図である。 図１１は、本発明に係る新規な第３紫外（ＵＶ）光源装置を示す底部斜視図である。 図１２は、新規な第３紫外（ＵＶ）光源装置とロボット型真空掃除機との間の係合した、円弧形取り付け界面を強調して示す、ロボット型真空掃除機に併設した本発明に係る新規な第３紫外（ＵＶ）光源装置を示す拡大上面図である。 図１３は、本発明に係る新規な第４紫外（ＵＶ）光源装置を示す上部斜視図である。 図１４は、本発明に係る新規な第４紫外（ＵＶ）光源装置を示す底面図である。 図１５は、本発明に係る新規な第５紫外（ＵＶ）光源装置を示す斜視図である。 図１６は、本発明に係る新規な第５紫外（ＵＶ）光源装置を示す前部平面図である。 図１７は、本発明に係る新規な第５紫外（ＵＶ）光源装置を示す後部平面図である。 図１８は、本発明に係る新規な第６紫外（ＵＶ）光源装置を示す前部斜視図である。 図１９は、新規な第６紫外（ＵＶ）光源装置の必須構成部品を示す、本発明に係る新規な第６紫外（ＵＶ）光源装置の第１上部斜視図である。 図２０は、新規な第６紫外（ＵＶ）光源装置の必須構成部品および適宜使用する部品を示す、本発明に係る新規な第６紫外（ＵＶ）光源装置の第２上部斜視図である。

以下より具体的に添付図面を参照して説明を行うが、本発明の好適な実施態様は、所定の表面に照射して、以下に例示するように、この所定表面を主に殺菌するか消毒し、あるいは二次的には所定表面が位置するオゾン環境を分解する一連のコンパクトな上に低コストの紫外（ＵＶ）光源装置を提供するものである。即ち、本発明に係る各種の紫外（ＵＶ）光源装置は任意数の表面、限定するものではないが例示すると、航空機の座席、トレーテーブル（ｔｒａｙ ｔａｂｌｅｓ）、食事用具、コンピュータ入力装置（キーボードなど）、ＴＶのリモコン、筆記具など、ドアノブ、ホテルのベッド整備、ヘッドホーン、タッチスクリーン、ＡＴＭ、指紋読み取り機、車の内部、子供の玩具および/または玩具棚、雑誌書籍類、フロア（床）、カウンタートップ、衣類収容箱、キャビネット内部、引き出し内部、食品箱および同種の容器、洗面所におけるトイレ表面、シンク表面、トイレ用ブラシやその容器などの付属品などに照射を行うために本発明に係る各種の紫外（ＵＶ）光源装置を利用することができる。

本発明に係る第１の新規な紫外（ＵＶ）光源装置については、図１～図５に全体として参照符号１０で示す。この第１の新規な紫外（ＵＶ）光源装置１０はモバイル式通信素子またはそのケースに対処できるように形成された装置で、パワーバンク部１１および紫外（ＵＶ）光アダプター部１７を備えることが好ましい。紫外（ＵＶ）光アダプター部１７については、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２を備えているのが好ましい。本質的にいって、パワーバンク部１１は再充電可能な電源で、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２に電力を供給する電源である。紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２については、一連の発光ダイオードＬＥＤ１３を備えているのが好ましく、これらが好ましくは２６０～２７０ｎｍの範囲内にあるかまたは２６０～２７０ｎｍのオーダー内にあるか、あるいはＵＶ－Ｃ光バンドまたはスペクトル内にある紫外光を発光する。

紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２はパワーバンク部１１の電源に電気的に連絡し、電源オン時に、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２によって好ましい照射波長の紫外光（１００で示す）が所定面または目的面（１０１）に向かい、この所定面または目的面１０１を照射して殺菌または消毒を行う。紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２の電源をオン・オフする手段を例示すると、オン・オフボタンまたはスイッチ１４である。

本発明に係る第１の紫外（ＵＶ）光源装置１０については、さらに進退可能なスカート機構１５を備えているのが好ましい。この進退可能なスカート機構１５については、シリコーン等の弾性があり、可撓性を示す（不透明な）素材で構成するのが好ましく、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２の周囲に延在する。進退可能なスカート機構１５については、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２が図１および図４に全体を示すように電源オフ状態にあるときには後退するように構成するのが好ましく、また紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２が図２、図３および図５に概略を示すよう電源オン状態にあるときにはベクトル１１０で示すように前進する構成である。

また、進退可能スカート機構１５については、前進時には紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２は所定面１０１から所定の距離をおいて離隔（ｓｐａｃｅ）するように構成し、所定面１０１の平面、延在する進退可能なスカート機構１５の平面、および紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２の平面によって境界が定まる容量のある空間に周囲光が進入することはない。また、進退可能なスカート機構１５については、手動スライド型の、あるいは手動プル型のタブリリース１６の操作によって選択的に前進させることができる。ベクトル１１２で示すように手動操作を行ってスカート開放状態にする場合には、タブリリース１６を操作して進退可能なスカート機構１５を前進状態まで前進１１０させる。

本発明に係る第１の新規な紫外（ＵＶ）光源装置１０については、さらに下にある所定の、あるいは目的の表面１０１との接触を検知または感知するある種の表面検知手段を備えることが好ましい。この表面検知手段については、好ましくは、一連のプッシュピンコンタクトかプッシュピン(参照符号は１８)、一連の圧力センサー（図示省略）、および/または一連の光センサー（図示省略）からなる群から選択するものを例示することができる。プッシュピン１８を設ける場合、図１および図４に概略を示すように電源オフ状態では一連のプッシュピン１８が紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２に対して平行に前進するのが好ましく、また図２、図３および図５に概略を示すように電源オン状態で紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２の平面に対して直交（矢印１１１で示す）するように前進するのが好ましい。

一連のプッシュピン１８については、前進した進退可能なスカート機構１５の表面対向エッジ６７を超えて前進する表面接触チップ１９を備えるのが好ましい。一連のプッシュピン１８は所定の表面または目的の表面１０１に係合することによって紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２に向かって軸方向に変位可能および/または降下可能であるため、表面接触チップ１９が表面対向エッジ６７に対して共面関係で変位し、紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２を選択的に電源オン状態にし、そして所定の表面または目的の表面１０１から離隔した場合には紫外（ＵＶ）光源マトリックス１２を電源オフ状態にする。

本発明に係る第１の新規な紫外（ＵＶ）光源装置１０については、さらに装置の機能を改善強化する多数の周辺機器を備えるのが好ましく、例示すると、電源の現状、あるいは電源または電池にどの位電力が保存されているかをユーザーに視覚的に示す一連の光表示器２１、ＵＳＢコネクターヘッド２４に外付けされた電源コード２３によってユーザーが電源または電池を再充電することを可能にする一連のＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）ポート２２、そしてユーザーに紫外（ＵＶ）光照射のサイクル時間を表示する視覚的な表示器２５である。

参照符号２０で図示する、本発明に係る第２の新規な紫外（ＵＶ）光源装置は本質的には、図６に示す一般的な形式の、通常の家庭用品であるフロアモップ２６に取り付ける紫外（ＵＶ）光バーを提供するものである。従って、本発明に係る第２の新規な紫外（ＵＶ）光源装置２０はフロアモップ２６と併用でき、フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ２７を与えることができる。換言すると、このフロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ２７については、フロアモップ２６と紫外（ＵＶ）光源装置２０との併設体といえる。

フロアモップ２６については、モップハンドル２８、およびこのハンドル２８に結合したモップヘッド２９を備えるのが好ましく、このモップヘッド２９はフロア表面１０２に対してモッピング要素３１を保持する構成である。紫外（ＵＶ）光源装置２０については、モップハンドル２８かモップヘッド２９のいずれかに付設するのが好ましく、フロア表面１０２に紫外（ＵＶ）光１００を照射し、モップヘッド２９に隣接するフロア表面１０２を少なくとも部分的に殺菌する。この装置２０は、フロアモップ２６に背負われて移動する際に、比較的低速度でフロア表面１０２を移動するように構成すると、フロア表面の照射効率が高くなる。これについては、以下に詳しく説明する。

紫外（ＵＶ）光源装置２０は再充電可能な電池か、あるいは一連の交換用電池（例えば４個のＡＡ電池）のいずれかによって例示することができる電源３２を備えるのが好ましい。紫外（ＵＶ）光源列３３は電源３２に連絡し、紫外（ＵＶ）光源装置２０の底部に位置する。紫外（ＵＶ）光源列３３は一連の発光ダイオードＬＥＤ１３を備え、これらＬＥＤは好ましくは２６０～２７０ｎｍの範囲内にあるか、２６０～２７０ｎｍオーダー内か、あるいはＵＶ－Ｃ光スペクトル内にある紫外光を発光し、紫外光１００をフロア表面１０２に向け、フロア表面１０２に照射する。

第２の新規な紫外（ＵＶ）光源装置２０については、さらに紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオン・オフする所定の手段を備えることが好ましい。紫外（ＵＶ）光源装置２０の電源を選択的にオン・オフする手段を例示すると、手動電源ボタンまたはスイッチおよび/またはフロア表面用接触/モーションセンサー３４を挙げることができる。フロア表面用接触/モーションセンサー３４については、紫外（ＵＶ）光源装置２０の底部に位置するのが好ましく、フロア表面１０２との接触を検出して、（ａ）この紫外（ＵＶ）光源装置２０がフロア表面１０２に接触状態で設けられた際に、紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオンし、そして（ｂ）フロア表面１０２との接触を断たれた際に紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオフする。

本発明に係るフロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ２７については、装置/モップ取り付け機構３５をさらに備えているのが好ましい。この装置/モップ取り付け機構３５については、継ぎ足し部分３６と、この部分に取り付けるクランプまたはクリップ部分またはヘッド３７を備えるのが好ましい。継ぎ足し部分３６については、紫外（ＵＶ）光源装置２０の上部に取り付けるのが好ましく、またクリップ部分またはヘッド３７については、図６に概略を示すように、着脱自在に継ぎ足し部分３６をモップハンドル２８にクリップするか、あるいはクランプするのが好ましい。また、継ぎ足し部分３６については、弾性のある素材で構成するのが好ましく、このように構成すると、継ぎ足し部分３６が弾性的に動作するか、あるいはモップヘッド２９への嵌合が向上する。クリップ部分３７はさらに、モップハンドル２８との篏合が向上するように調整可能であることが好ましい。

本発明に係る第２の新規な紫外（ＵＶ）光源装置２０の場合、さらに少なくとも一つの、好ましくは一対の横方向に対向するフロアグライド３８を備えるのが好ましい。このフロアグライド３８があるため、フロア表面１０２走行時に紫外（ＵＶ）光源装置２０の底部の動きが改善強化する。さらに、第２の新規な紫外（ＵＶ）光源装置２０の場合、装置２０の機能を改善強化する周辺機器を備えるのが好ましい。例示すると、ユーザーに相対的な装置/フロアの動作速度を視覚的に表示し、ユーザーがフロア表面１０２に対して装置の動作速度を適切に調節することを可能にするフラッシュライト表示器を挙げることができる。さらに、電源または再充電ポート２２を設けると、ユーザーが電源３２を再充電することが可能になる。

参照符号３０で示す、本発明に係る第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置は、図９に示す形式のロボット真空掃除機４２に取り付ける円弧状の紫外（ＵＶ）光バーを提供するものである。換言すると、本発明に係る第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０はロボット真空掃除機４２を併用することで、真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ４１になる。真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ４１については、好ましくは、真空掃除機４２と第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０とを併用した構成といえる。

真空掃除機４２の場合、上部の真空掃除機部分と下部のフロア部分とで構成するのが好ましい。第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の場合、少なくとも一つの電源３２、好ましくは少なくとも２つの電源３２と、この電源３２に連絡する紫外（ＵＶ）光源列３３とを備えるのが好ましい。紫外（ＵＶ）光源列３３については、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の底部に設けるのが好ましい。紫外（ＵＶ）光源列３３の場合、一連の発光ダイオードＬＥＤ１３を備えるのが好ましく、これらＬＥＤは好ましくは２６０～２７０ｎｍの範囲内にあるか、２６０～２７０ｎｍオーダー内か、あるいはＵＶ－Ｃ光スペクトル内にある紫外光を発光し、紫外光１００をフロア表面１０２に向け、フロア表面１０２に照射する。

第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０については、さらに紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオン・オフする所定の手段を備えることが好ましい。紫外（ＵＶ）光源装置２０の電源を選択的にオン・オフする手段を例示すると、手動電源ボタンまたはスイッチおよび/またはフロア表面用接触/モーションセンサー３４を挙げることができる。フロア表面用接触/モーションセンサー３４については、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の底部に位置するのが好ましく、フロア表面１０２との接触を検出して、（ａ）この紫外（ＵＶ）光源装置３０がフロア表面１０２に接触状態で設けられたさいに、紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオンし、そして（ｂ）フロア表面１０２との接触が取り除かれた際に紫外（ＵＶ）光源列３３の電源を選択的にオフする。

さらに、本発明に係る真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ４１は、ハウジング円周部を有する円形ハウジング４４を有するロボット真空掃除機４２を組み込むことによって構成することができる。このハウジング円周部は、図１２の破線４６と破線４７との間に延在する円弧状の線/平面４５で示すように、好適な装置取り付け用アーク状長さ部分（ａｐａｒａｔｕｓ ａｔｔａｃｈｍｅｎｔ ａｒｃ ｌｅｎｇｔｈ ｓｅｃｔｉｏｎ）を備える。装置取り付け用アーク長部分４５は所定の真空掃除機曲率半径１０４を有する。

さらに、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の場合、破線４６と破線４７との間に延在する円弧状の線/平面４８で示すように、内側の真空掃除機取り付け用アーク長部分を備える。内側の真空掃除機取り付け用アーク状長さ部分４８は一致する装置曲率半径１０５を有する。換言すると、真空掃除機の曲率半径１０４および装置の曲率半径１０５は実質的に等しいため、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０を真空掃除機４２に対して半径方向外側隣接関係で設ける際に、内側の真空掃除機取り付け用アーク長部分４５が装置の取り付け用アーク長部分４８に滑り嵌合する（ｓｎｕｇｌｙ ａｂｕｔ）。

さらに、本発明に係る真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ４１の場合、装置/真空掃除機取り付け機構を備えているのが好ましく、この機構が作動して第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０を上部の真空掃除機部分に結合する。この装置/真空掃除機取り付け機構は一連の磁気ブリッジコネクター４９で構成し、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置を真空掃除機４２に磁気結合する。理解の一助として第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０に図示するように、取り付け開口５１によって磁気ブリッジコネクター４９は真空掃除機４２および第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の両者に取り付けることができる。

フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ２７と同様に、真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ４１の第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の場合、さらに少なくとも一つの、好ましくは２つの横方向に対向するフロアグライド（ｆｌｏｏｒ ｇｌｉｄｅ）３８を備えるのが好ましい。このフロアグライド３８があるため、フロア表面１０２上の紫外（ＵＶ）光源装置３０の動きが改善する。さらに、第３の新規な紫外（ＵＶ）光源装置３０の場合、装置３０の機能を改善強化する周辺機器を備えるのが好ましい。例示すると、電源または再充電ポート２２を挙げることができ、これによってユーザーが電源３２を再充電することが可能になる。

参照符号４０で全体を図示する、本発明に係る第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置は、本質的に図１３に図示する一般的な形式の紫外（ＵＶ）スポンジアセンブリまたはスポンジ装置を提供するもので、この装置は所定の表面または目的の表面１０６に接触して配置すると、紫外（ＵＶ）光による活性化作用を発揮する。第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置４０の場合、スポンジ体５２、埋設電源３２、スポンジ体５２の底部に位置し、電源３２と連絡する紫外（ＵＶ）光源マトリックスまたは光源列５３を備えるのが好ましい。第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置４０の機能を改善強化する他の適宜使用する機器も併用することができ、例示すると、下にある表面１０６（カウンタートップなど）に対するスポンジアセンブリまたは装置４０の動作速度をユーザーに視覚的に示し、下にある表面１０６に対する第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置４０の適正な動作速度をユーザーに視覚的に表示する少なくとも一つのフラッシュライト表示器３９を挙げることができる。

紫外（ＵＶ）光源列またはマトリックス５３の場合、一連の発光ダイオードＬＥＤ１３を備えるのが好ましく、これらが好ましくは２６０～２７０ｎｍの範囲内にあるかまたは２６０～２７０ｎｍのオーダー内にあるか、あるいはＵＶ－Ｃ光スペクトル内にある紫外光を発光し、下にある表面１０６に紫外光１００を向けて、これに照射する。第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置４０の場合、さらに紫外（ＵＶ）光源列またはマトリックス５３の電源をオン・オフする手段を備えるのが好ましい。第４の新規な紫外（ＵＶ）光源装置４０の電源をオン・オフする手段を例示すると、スポンジ体５２が押し潰された際に動作して装置５０をオンする手動電源ボタンまたはスイッチを挙げることができる。

全体を参照符号５０で図示する、本発明に係る第５の新規な紫外（ＵＶ）光源装置は、本質的に衣類かご、玩具箱、断熱食品箱、折り畳み箱、高級家具類、食糧貯蔵室、冷蔵庫、ゴミかごの内表面や密封状態または密封構成にあるときに一般に遮光される他の同様な区域または領域などの任意個数の（平面）表面に取り付けることができるパックスタイルの紫外（ＵＶ）光装置を提供するものである。図１５～図１７に比較して図示するように、第５の新規な紫外（ＵＶ）光源装置５０が作動して、パックスタイルの装置５０に対向する表面を照射する。

第５の新規な紫外（ＵＶ）光源装置５０の場合、前部分６１、後部分６２、後部分６２内の電池室６４内に受け取られる一連のＡＡＡ電池によって例示する電源、および紫外（ＵＶ）光源６３を備えるのが好ましい。この光源６３は好ましくは２６０～２７０ｎｍの範囲内にあるかまたは２６０～２７０ｎｍのオーダー内にあるか、あるいはＵＶ－Ｃ光スペクトル内にある紫外光を発光し、紫外（ＵＶ）光源６３に対向する所定の表面または目的の表面に紫外光を向けて、これに照射する一連の発光ダイオードＬＥＤ１３を備える。

第５の新規な紫外（ＵＶ）光源装置５０の場合、さらに電源に電気的に連絡する紫外（ＵＶ）光源６３をオン・オフする手段を備えるのが好ましい。紫外（ＵＶ）光源６３をオン・オフする手段の好ましい例は、紫外（ＵＶ）光源６３にさらに連絡する光センサー６５である。この光センサー６５は周囲光の変化を検出し、周囲光が閾値のルーメン値を下回った際に紫外（ＵＶ）光源６３をオンし、また周囲光が閾値を上回った際に紫外（ＵＶ）光源６３をオフにする。

第５の新規な紫外（ＵＶ）光源装置５０の場合、さらに後部分６２を目的の表面に対向する所定表面に取り付ける所定の手段を有することが好ましい。この点で、後部分６２を所定の表面に取り付ける手段の好ましい例は自己接着性接着剤（ｓｅｌｆ－ｓｔｉｃｋ ａｄｈｅｓｉｖｅｓ）である。さらに、後部分６１は透明なドーム６６を備えることが好ましい特徴である。本明細書に添付した図面から理解できるように、紫外（ＵＶ）光源６３については、透明なドーム６６に対して後部分に隣接関係で位置するのが好ましく、後部分６３に対して直交する後方向に紫外（ＵＶ）光１００を指向させる。

図１８～図２０に全体を参照符号６０で示す第６の新規な紫外（ＵＶ）光源装置は、消毒すべき物品を受け取り、保持する封入空間にオゾンを循環させるオゾン源とともに使用できる。換言すると、本発明はさらにオゾンを併用する紫外（ＵＶ）光源装置６０を包摂するものである。オゾンを併用する紫外（ＵＶ）光源装置６０の場合、物品保持容器および物品消毒アセンブリを備えるのが好ましい。

物品保持容器については、底部の区画部分６７およびこの区画部分６７に軸着した上部の蓋部分６８を備えるのが好ましい。底部の区画部分６７は包装体、腐敗しやすい物や食品、および/または靴類などの被消毒物品を受け取り、これらを保持する構成である。上部の蓋部分６８が底部の区画部分６７を選択的に覆うため、ユーザーが底部の区画部分６７内に受け取られかつ保持された物品にアクセスできる。

物品を保持する容器に対して動作時に対応する物品消毒アセンブリは一連の構成成分、例えば電源（再充電可能な電池）６９、多成分モジュール７０、少なくとも一つの、好ましくは２つの横方向に対向する紫外（ＵＶ）光源マトリックス７１、電池充電器７２、ラッチ制御機構および/またはドア/蓋の状態検出センサー７３、および紫外光源マトリックス７１/オゾン源のオン・オフ手段を備える。また、多成分モジュール７０はオゾン再循環用および通気用のファン７４、オゾン再循環用フラッパー弁、オゾン発生器またはオゾン源、ファン７４、オゾン源および紫外（ＵＶ）光源マトリックス７１を制御する電気回路、および電池モニター用電子機器を与えるものである。

物品消毒アセンブリは、本質的に電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、この電源に連絡するオゾン源、および（ａ）紫外光源および（ｂ）オゾン源をオン・オフする手段を備えるものといえる。オゾン源については、オゾンを物品保持容器に向け、これを物品保持容器内に循環させ、物品保持容器内に受け取られかつ保持された物品を消毒する。紫外（ＵＶ）光源または光源マトリックス７１については、オゾン消毒後に紫外（ＵＶ）光を物品保持容器に向け、物品保持容器内のオゾンを分解する。

オゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置６０については、さらにオゾン源に連絡し物品保持容器内にオゾンを封じ込めるライナーアセンブリ（ｌｉｎｅｒ ａｓｓｅｍｂｌｙ）７５を備えるのが好ましい。ファン７４が、ライナーアセンブリ７５内に形成したオゾン入り口７６によってオゾンをライナーアセンブリ７５に送り込む。さらに、ラック７７をライナーアセンブリ７５内に受け取り、底部の区画部分６７によって支持し、底部の区画部分６７内において位置を上げて（靴などの）物品を支持してもよい。底部の区画部分６７については、物品保持容器内の温度を安定化するために二重壁断熱を実施するのが好ましい。

さらに、底部の区画部分６７については、加重物（砂または水など）を受け取るスペース７８を設けるのが好ましい。従って、底部の区画部分６７は、加重物をスペース７８に受け取った際に、物品保持容器を撓ませる構成である。さらに、適宜使用するカメラマウント７９を上部の蓋部分６８に設けてあるため、ユーザーがビデオ監視カメラを設置し、物品保持容器内の動きを視覚的にモニターできる。

オゾンを併用する紫外（ＵＶ）光源装置６０は、従って、包装体や食糧品その他の被消毒物品を受け取り、これを保持するために使用することができる。装置６０を一旦リモート制御によって作動させると、殺菌/消毒オゾンガスサイクルが開始し、ボックスまたは容器ラッチを閉じる。また、このサイクルは包装体や靴についてはほぼ３０分間続き、かつ食料品についてはほぼ１５分間続く。ラッチシステム/機構およびセンサーが共に作動して、蓋/ドア（即ち底部アクセス部分）が開いている場合には、オゾン源またはオゾン発生器を終了させる。本装置６０とともに使用する再充電可能な電池は、普通の利用の仕方では再充電前に７日間継続使用できる。

ライナーアセンブリについては、下部底部部分から容易に持ち上げることができ、殺菌済み/消毒済み物品を家庭や居住地などの他のエリアに運び出すことができる。オゾンによる殺菌/消毒サイクル後、物品保持容器内部の空気を紫外（ＵＶ）光で処理し、オゾンを分解させるか、あるいはオゾン分解触媒によって処理してから、この空気を外に送り出し、オゾン残留物を除去する。最後の通気処理が終了した後は、ラッチ機構を不活化し、底部のアクセス部分を開くと、ユーザーが内容物にアクセスすることができる。装置６０の底部には砂や水、または両者などの加重材を充填し、装置を撓ませ、装置６０が移動することを防止する。カメラマウントがあるため、ユーザーがワイヤレスビデオカメラを使用して、装置６０にアクセスする個人を追跡し、あるいはモニターすることができる。

以上の説明は多くの特異性（ｓｐｅｃｉｆｉｃｉｔｙ）を含むが、この特異性は本発明の範囲を制限するものではなく、むしろ本発明の一つの例示である。一部の実施態様では、本発明の基本部分は所定の、あるいは目的の表面を照射する多数の紫外（ＵＶ）光源装置を本質的に教示するか、あるいは開示するものである。本発明に係る第１の紫外光源装置は、本質的に電源を有する電源バンク部分、電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源マトリックス、および紫外（ＵＶ）光源マトリックスをオン・オフする手段を有する。紫外（ＵＶ）光源マトリックスが紫外光を所定の表面に向け、この所定の表面を照射する。

第１の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらに進退可能なスカート機構を有するのが好ましい。この進退可能なスカート機構は紫外（ＵＶ）光マトリックスを中心にして周囲に延在し、紫外（ＵＶ）光源マトリックスが電源オフ状態時には後退し、紫外（ＵＶ）光源マトリックスが電源オン状態時には、前進する構成である。進退可能なスカート機構は、前進時には所定の表面または目的の表面から一定の距離をおいて紫外（ＵＶ）光源マトリックスを離隔させ、かつ周囲光が所定の表面、前進している進退可能なスカート機構および紫外（ＵＶ）光源マトリックスによって境界が定まるスペースに周囲光が入射することはない。

第１紫外（ＵＶ）光源装置の場合、所定の表面または目的の表面を検出し、紫外（ＵＶ）光源マトリックスの電源を選択的にオン・オフする一定の表面検出手段を有することが好ましい。この表面検出手段については、一連のプッシュピン、一連の圧力センサー、および/または一連の光センサーからなる群から選択することが好ましい。例示する一連のプッシュピンについては、電源オフ時に紫外（ＵＶ）光源マトリックスに対して平行に前進し、そして電源オン時に紫外（ＵＶ）光源マトリックスに対して直交方向に前進する構成である。

一連のプッシュピンは、緩和状態では前進している進退可能なスカート機構の表面に対向するエッジを超えて延在する表面接触チップを有する。これら一連のプッシュピンについては、所定の表面によって紫外（ＵＶ）光源マトリックスに向かって動作可能であるか、あるいは軸方向に変位可能であるため、表面接触チップが変位し、表面対向エッジと共面化し、所定表面または目的の表面からの離隔時、紫外（ＵＶ）光源マトリックスの電源を選択的にオン・オフする。

本発明に係る第２の紫外（ＵＶ）光源装置はフロアモップと併用でき、フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリを構成する。本発明に係るフロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリは、フロアモップと第２の紫外（ＵＶ）光源装置とを併用するアセンブリである。フロアモップは本質的にモップハンドル、およびこのモップハンドルに結合したモップヘッドを有する。このモップヘッドは、目的のフロア表面に対してモッピング要素を保持する構成である。

本質的に、第２の紫外（ＵＶ）光源装置は電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源列、および紫外（ＵＶ）光源列の電源をオン・オフする手段を備える。この紫外（ＵＶ）光源装置はモップハンドルかモップヘッドのいずれかに設けることができ、紫外（ＵＶ）光を目的の床表面に向け、モップヘッドに隣接するフロア表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

本発明に係るフロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの場合、さらに装置をモップに取り付ける機構を有するのが好ましい。この装置をモップに取り付ける機構については、付け足し部分、およびこの付け足し部分に取り付けたクリップ部分を有するのが好ましい。付け足し部分については紫外（ＵＶ）光源装置に固着し、クリップ部分については付け足し部分をモップハンドルにクリップで固着するか、あるいは固定するのが好ましい。

フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの第２の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらに少なくとも一つか、好ましくは一対の横方向に対向するフロアグライドを備えるのが好ましい。これらフロアグライドは、目的のフロア表面上での紫外（ＵＶ）光源装置の動作を改善強化する機能をもつ。第２のモップ/紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにフロア表面との接触を検出し、（ａ）紫外（ＵＶ）光源装置のフロア表面接触時に紫外（ＵＶ）光源列の電源をオンし、そして（ｂ）フロア表面からの接触が取り除かれた時に紫外（ＵＶ）光源列の電源を選択的にオフするフロア表面接触センサーを有するのが好ましい。

本発明に係る第３の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、真空掃除機と併用でき、真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリを構成する。この真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリは、本質的に（ロボット）真空掃除機と第３の紫外（ＵＶ）光源装置とを併用するものである。この真空掃除機は本質的に上部真空掃除機部分および目的のフロア表面を掃除する構成の下部フロア部分を備える。

第３の紫外（ＵＶ）光源装置は本質的に、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源列、および紫外（ＵＶ）光源列の電源をオン・オフする手段を備える。第３の紫外（ＵＶ）光源装置は真空掃除機に設けることができ、紫外（ＵＶ）光を目的の床表面に向け、真空掃除機に隣接するフロア表面を少なくとも部分的に殺菌するように構成される。

このロボット式真空掃除機は、現在比較的に標準になってきている円形ハウジングを有する。円形ハウジングはハウジング円周部分を備え、この円周部分がその外側に装置を取り付けるアーク状の所定長さ部分を備える。外側に装置を取り付けるアーク状の所定長さ部分は真空掃除機の曲率半径をもつ。弓形の第３紫外（ＵＶ）光源装置は内側の真空掃除機を取り付けるアーク状の所定長さ部分を備え、この部分は装置の曲率半径を有する。真空掃除機の曲率半径と装置の曲率半径とは実質的に等しいため、紫外（ＵＶ）光源装置を真空掃除機に対して半径方向外向きに隣接配置した際には、内側の真空掃除機を取り付けるアーク状の所定長さ部分が外側の装置取り付けるアーク状の所定長さ部分に当接する。

真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの場合、さらに装置を真空掃除機に取り付ける機構を備えるのが好ましく、この機構によって紫外（ＵＶ）光源装置を上部の真空掃除機部分に結合する。装置を真空掃除機に取り付ける機構は、一連の磁気ブリッジコネクターを有し、これによって紫外（ＵＶ）光源装置を真空掃除機に磁気的に取り付ける。

真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの第３の真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらに目的のフロア表面上での第３の紫外（ＵＶ）光源装置の動きを改善強化する少なくとも一つのフロアグライドを有するのが好ましい。さらに、この第３の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、フロア表面接触センサーを有するのが好ましく、これによって（ａ）紫外（ＵＶ）光源装置のフロア表面との接触時に紫外（ＵＶ）光源装置列を選択的にオンし、そして（ｂ）フロア表面からの接触が取り除かれた時に紫外（ＵＶ）光源列の電源をオフする。

本発明に係る第４の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、本質的にスポンジ体、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、および紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段を備える紫外（ＵＶ）光源スポンジ装置を提供するものである。紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段はスポンジ体を圧縮することによって操作するのが好ましい。この紫外（ＵＶ）光源は、この紫外（ＵＶ）光源に対向する表面に紫外（ＵＶ）光を向け、紫外（ＵＶ）光源に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌する構成である。

本発明に係る紫外（ＵＶ）光源スポンジ装置の場合、さらに装置の表面に対する動作速度を視覚的に表示する所定の手段を備えるのが好ましい。装置の表面に対する動作速度を視覚的に表示する手段によって、ユーザーが目的の表面エリアのスワイピング時に装置の動作速度を調節することによって紫外（ＵＶ）光源に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌するユーザーの能力が高くなる。

本発明に係る第５の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、本質的にパックスタイルの紫外（ＵＶ）光源装置を提供するもので、この装置は本質的に前部分、後部分、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、および紫外（ＵＶ）光源の電源をオン・オフする手段を有するものである。この紫外（ＵＶ）光源は前部分に対向する表面に紫外（ＵＶ）光を向け、前部分に対向する表面を少なくとも部分的に殺菌する。

第５の紫外（ＵＶ）光源装置の場合、さらにこの紫外（ＵＶ）光源に連絡する光センサーを備えるのが好ましい。この光センサーが周囲光の変化を検出し、周囲光が閾値であるルーメン値以下の時には紫外（ＵＶ）光源の電源をオンし、そして周囲光が閾値以上の時には、例えば閉鎖スペース内の表面を照射するためにこの閉鎖スペース内に取り付けられた際には、紫外（ＵＶ）光源の電源をオフする。上記前部分については、好ましくは、透明ドームを備えることを特徴とする。上記紫外（ＵＶ）光源については、透明なドームに対して後部隣接関係で設け、後部分に対して前方方向に紫外（ＵＶ）光を照射できるようにする。

本発明に係る第６の新規な紫外（ＵＶ）光源装置はオゾン源と併用でき、オゾン/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリを提供するものである。本発明に係るオゾン/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの場合、本質的に物品保持容器と、この物品保持容器に対応する物品消毒アセンブリとを備える。

この物品保持容器は、本質的に下部の区画部分、および上部の蓋部分によって例示されるが、適宜ドア部分によって例示される下部のアクセス部分を備える。この場合、下部のアクセス部分は下部の区画部分に軸着する。下部の区画部分が被消毒物品を受け取り、保持する。下部のアクセス部分が下部の区画部分を選択的に密閉するため、ユーザーが底部の区画部分内に保持された物品にアクセスできる。

物品消毒アセンブリは本質的に電源、電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、電源に連絡するオゾン源、および紫外（ＵＶ）光源および（ｂ）オゾン源の電源をオン・オフする手段を備える。このオゾン源は物品保持容器内にオゾンを送り込み、これを循環させて、物品保持容器内に受け取られかつ保持される物品を消毒する構成である。紫外（ＵＶ）光源は紫外（ＵＶ）光をオゾン消毒後にオゾン保持容器内に紫外（ＵＶ）光を照射し、物品保持容器内のオゾンを分解する構成である。

オゾン/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリの場合、さらにオゾン源に連絡し物品保持容器内にオゾンを封じ込めるライナーアセンブリ、およびライナーアセンブリ内のラックを備えることが好ましい。このラックの場合、ライナーアセンブリ内部の底部区画部分内の高い位置に物品支持する底部区画部分によって支持可能である。底部区画部分については、二重壁断熱を適用することが好ましく、これによって物品保持容器内の温度を安定化できる。底部区画室部分については、さらに重量のある材料を受け取るスペースを備えているのが好ましい。従って、重量のある材料がこれを受け取るスペースに受け取られた際に物品保持容器が底部区画部分によって適宜撓むことが可能になる。

１０ 紫外（ＵＶ）光源装置
１１ パワーバンク部
１２ 紫外（ＵＶ）光源マトリックス
１３ 発光ダイオードＬＥＤ
１４ オン・オフボタンまたはスイッチ
１５ スカート機構
１６ 平面タブリリース
１７ 紫外（ＵＶ）光アダプター部
１８ プッシュピン
１９ 表面接触チップ
２０ 紫外（ＵＶ）光源装置
２１ 光表示器
２２ ＵＳＢポート、再充電ポート
２３ 電源コード
２４ ＵＳＢコネクターヘッド
２５ 表示器
２６ フロアモップ
２７ フロアモップ/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ
２８ モップハンドル
２９ モップヘッド
３０ 紫外（ＵＶ）光源装置
３１ モッピング要素
３２ 電源
３３ 紫外（ＵＶ）光源列
３４ フロア表面用接触/モーションセンサー
３５ 装置/モップ取り付け機構
３６ 継ぎ足し部分
３７ クリップ部分/ヘッド
３８ フロアグライド
３９ フラッシュライト表示器
４０ 新規な紫外（ＵＶ）光源装置
４１ 真空掃除機/紫外（ＵＶ）光源装置アセンブリ
４２ ロボット真空掃除機
４４ 円形ハウジング
４５ 円弧状の線/平面
４５ 装置取り付け用アーク長部分
４６ 破線
４７ 破線
４８ 弧状の線/平面
４８ 真空掃除機取り付け用アーク状長さ部分
４９ 磁気ブリッジコネクター
５０ 紫外（ＵＶ）光源装置
５１ 取り付け開口
５２ スポンジ体
５３ マトリックス/光源列
６０ 紫外（ＵＶ）光源装置
６１ 前部分
６２ 後部分
６３ 紫外（ＵＶ）光源
６４ 電池室
６５ 光センサー
６６ 透明なドーム
６７ 区画部分、表面対向エッジ
６８ 蓋部分
６９ 電源（再充電可能な電池）
７０ 多成分モジュール
７１ 紫外（ＵＶ）光源マトリックス
７２ 電池充電器
７３ ラッチ制御機構および/またはドア/蓋の状態検出センサー
７４ ファン
７５ ライナーアセンブリ
７６ オゾン入口
７７ ラック
７８ スペース
７９ カメラマウント
１００ 紫外光
１０１ 目的面/所定面
１０２ フロア表面
１０４ 真空掃除機曲率半径
１０５ 装置曲率半径
１０６ 表面
１１０ 前進
１１１ 矢印
１１２ ベクトル

Claims (5)

1. 底部区画部分およびこの底部区画部分に軸着した上部蓋部分を有し、この底部区画部分が被消毒物品を受け取り、これを保持し、前記上部蓋部分が前記底部区画部分を選択的に覆い、ユーザーが前記底部区画部分内に保持されている物品にアクセスすることを可能にする物品保持容器と、
   前記物品保持容器に動作時に対応する物品消毒アセンブリであって、電源、この電源に連絡する紫外（ＵＶ）光源、この電源に連絡するオゾン源、および(ａ)前記紫外（ＵＶ）光源および（ｂ）前記オゾン源の電源をオン・オフする手段を有し、前記紫外（ＵＶ）光源は２つの横方向に対向する光源マトリックスを有し、前記オゾン源が前記物品保持容器にオゾンを照射し、かつオゾンを循環させて前記物品保持容器内に保持された物品を消毒する構成を有し、前記紫外（ＵＶ）光源がオゾン消毒後に前記物品保持容器内に紫外（ＵＶ）光を照射して、前記物品保持容器内のオゾンを分解する構成である物品消毒アセンブリと、
   前記オゾン源に連絡し、前記物品保持容器内にオゾンを閉じ込めるライナーアセンブリと、
   オゾン再循環用および通気用のファンおよびフラッパー弁を有する多成分モジュールを有し、オゾンが再循環して前記物品保持容器内に保持される物品を通過して循環する
   ことを特徴とするオゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置。
   
2. 前記ライナーアセンブリ内のラックであって、前記ライナーアセンブリ内部の前記底部区画部分内において高い位置に物品を支持する前記底部区画部分によって支持可能なラックを有する請求項１に記載のオゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置。
   
3. 前記底部区画部分に二重壁断熱を行って前記物品保持容器内の温度を安定化する請求項２に記載のオゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置。
   
4. 前記横方向に対向する光源マトリックスは前記上部蓋部分に設けられ、横方向に対向する紫外（ＵＶ）光を前記底部区画部分に照射し、前記物品保持容器内のオゾンの分解を強化する請求項１に記載のオゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置。
   
5. 前記ファンが前記ライナーアセンブリ内に形成されたオゾン入り口によってオゾンを前記ライナーアセンブリに送り込む請求項１に記載のオゾンを併用した紫外（ＵＶ）光源装置。

Images