JP7563699B2 - 仮設足場用緊結部材 - Google Patents

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Description

本発明は、建築現場等で組み立てられる仮設足場において用いられる仮設足場用緊結部材に関する。特に、クサビ部材を用いて支柱に水平部材を固定する仮設足場用緊結部材に関する。
従来、マンション等の増築工事、改築工事、塗装、タイル貼り、防水補修及びひび補修等の改修工事が実施される建築現場においては、建築物の周囲に作業者が高所作業を行うための仮設足場が組み立てられる。また、橋梁等の建築現場においては、前記橋梁等に仮設足場が組み立てられる。山肌等の斜面をコンクリート製の構造物で覆う工事現場においては、斜面に沿って仮設足場が組み立てられる。前記仮設足場には、単管同士を締結する単管足場、前記斜面に沿って単管同士を締結する法面足場、前記橋梁等から吊り下げる吊り下げ足場が含まれる。前記仮設足場を構成する部材同士、例えば、支柱に水平部材を連結する機構は、一例としてクサビ部材を用いて緊結するクサビ緊結式の仮設足場が知られている。
このクサビ緊結式の仮設足場は、例えば特許文献1に記載の仮設足場が知られている。特許文献1に記載の仮設足場は、複数の掛止孔を有する取り付けフランジが所定間隔ごとに設けられた支柱と、当該取り付けフランジの掛止孔のいずれかに嵌め合わされる水平部材とを備える。前記支柱の取り付けフランジを前記水平部材に挿入した状態で、前記水平部材のクサビ挿入孔と前記取り付けフランジの掛止孔との両方に一つのクサビ部材を上下方向に挿入する。これにより、前記支柱と前記水平部材とを連結する。
前記水平部材は、仮設足場用緊結部材を有している。前記仮設足場用緊結部材は、前記取り付けフランジを挿入可能なフランジ用切り欠きを有するパイプ部材と、前記パイプ部材に対して径方向に張り出したU字型の連結部材とを有する。前記パイプ部材の軸線方向一方側の端部は、前記水平部材に連結している。前記パイプ部材の軸線方向他方側の端部は、前記連結部材に連結している。前記支柱と前記水平部材とが連結した際、前記支柱には、前記連結部材が接触する。上下方向に張り出した前記連結部材と前記支柱との接触範囲は、前記パイプ部材が前記支柱に接触した場合の接触範囲よりも大きい。よって、前記仮設足場用緊結部材は、前記連結部材によって前記水平部材と前記支柱との連結をより安定させることができる。また、前記仮設足場用緊結部材は、前記連結部材によって水平部材を適切な向きで支柱に取り付けることができる。
特開2017-25537号公報
引用文献1に開示された仮設足場用緊結部材は、前記連結部材が前記パイプ部材よりも上下方向に張り出している。前記仮設足場用緊結部材は、支柱との連結状態を安定させるために張り出し量を大きくするほど水平部材の上下方向の長さが大きくなる。このため、前記水平部材の運搬及び収納に要する場所が大きくなる。
本発明が解決しようとする技術的課題は、運搬及び収納が容易で、支柱との連結状態を安定させることができる仮設足場用緊結部材を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第1態様によれば、支柱に設けられた複数の掛止孔を有する取り付けフランジと緊結する仮設足場用緊結部材である。仮設足場用緊結部材は、前記掛止孔の直径よりも大きい内径の管である筒状部と、前記筒状部の軸線方向一方側の端部に位置する支柱受け部と,前記筒状部の内側に位置する前記取り付けフランジの掛止孔に挿入するくさび部材とを有する。
前記筒状部は、前記筒状部の軸線方向一方側に位置する端部において前記支柱の軸線方向に対して垂直な方向に開口しているフランジ用切り欠き部と、前記支柱の軸線方向に沿って前記筒状部の径方向両側にそれぞれ開口している一対のくさび用開口部とを有する。前記支柱受け部は、前記支柱の軸線方向に沿って前記筒状部の軸線方向一方側の端部から前記筒状部の径方向外側に突出している外側突出部と、前記支柱の軸線方向に沿って前記外側突出部から前記一対のくさび用開口部における前記筒状部の軸線方向一方側を閉塞しつつ、前記筒状部の径方向内側に突出している内側突出部とを有する。
前記外側突出部と前記内側突出部とにおける前記筒状部の軸線方向一方側に位置する端部は、前記支柱に接触する支柱接触部を有する。前記内側突出部における前記筒状部の軸線方向他方側に位置する端部は、前記くさび部材が接触するくさび接触部を有する。
本発明の第1態様によれば、筒状部の外側に突出する外側突出部と、前記外側突出部から前記筒状部の内側に突出する内側突出部とを有する支柱受け部を筒状部に設けることで、前記外側突出部の突出量を抑制しつつ前記支柱との接触範囲を大きくすることができる。また、くさび部材によって発生する前記筒状部を前記支柱に押し付ける力を前記筒状部の外側に位置する外側突出部と内側に位置する内側突出部とで受け止める。これにより、運搬及び収納が容易で、支柱との連結状態を安定させることができる。
本発明の第2態様によれば、前記一対のくさび用開口部のうち一方のくさび用開口部における前記筒状部の周方向の長さは、前記一対のくさび用開口部のうち他方のくさび用開口部おける前記筒状部の周方向の長さよりも狭い。前記くさび部材は、前記一方のくさび用開口部の長さよりも大きく、前記他方のくさび用開口部の長さよりも小さい長さである抜け止め突起を両端部に有している、第1の態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第2態様によれば、戦記くさび部材が前記筒状部から抜け落ちない。また、前記くさび部材の一方の端部が前記筒状部の外側に位置している状態で前記くさび部材の一方の端部以外の部分を前記筒状部の内部に収容することができる。これにより、運搬及び収納を容易にすることができる。
本発明の第3態様によれば、前記支柱接触部は、前記支柱の外周において前記支柱の軸線方向に沿って接触する接触溝であり、前記接触溝の両側にはそれぞれ縁部とを有する、第1または第2の態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記支柱接触部の接触溝内に支柱が位置する状態で緊結される。つまり、接触溝は、前記支柱の軸線方向に垂直な二方向から前記支柱に接触する。よって、仮設足場用緊結部材は、前記支柱の軸線方向に垂直な方向の移動が規制される。これにより、支柱との連結状態を安定させることができる。
本発明の第4態様によれば、前記内側突出部において前記筒状部の径方向内側に位置する端部には、前記支柱に緊結した際に前記取り付けフランジに形成される溶接塊を収容する凹状部を有する、第1から第3のいずれか1つの態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記支柱に支柱受け部の前記支柱接触部を接触させた際に、前記取り付けフランジに形成された溶接塊と前記内側突出部とが干渉しない。これにより、前記支柱と前記支柱接触部との間に前記溶接塊が介在しないので支柱との連結状態を安定させることができる。
本発明の第5態様によれば、前記外側突出部における前記筒状部の軸線方向他方側に位置する端部は、前記一方のくさび用開口部から前記他方のくさび用開口部に向かう方向に延びる案内溝を有する、第1から第4のいずれか1つの態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第5態様によれば、案内溝に沿って、前記くさび部材を下方に移動できる。これにより、作業者が前記一方のくさび用開口部内のくさび部材を前記取り付けフランジの掛止孔と他方のくさび用開口部とに挿入する作業が容易になる。
本発明の第6態様によれば、前記外側突出部及び前記内側突出部は、前記筒状部における冷間鍛造部分である、第1から第5のいずれか1つの態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第6態様によれば、支柱受け部の強度を向上することができる。これにより、支柱との連結状態を安定させることができる。
本発明の第7態様によれば、前記内側突出部は、前記筒状部の径方向外側に向かうにつれて厚みが厚い、第1から第6のいずれか1つの態様の仮設足場用緊結部材を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記内側突出部を前記外側突出部に向かうにつれて厚く形成することで、前記支柱受け部の強度を増すことができる。これにより、支柱との連結状態を安定させることができる。
本発明によれば、運搬及び収納が容易で、支柱との連結状態を安定させることができる仮設足場用緊結部材を提供することができる。
図1は、本発明の仮設足場用緊結部材が用いられる仮設足場の斜視図を示す。 図2Aは、本発明の仮設足場用緊結部材が固定された水平部材の一例である水平渡し材のフランジ用切り欠き側から見た斜視図を示す。 図2Bは、本発明の仮設足場用緊結部材が固定された水平部材の一例である水平渡し材の逃げ部用切り欠き側から見た斜視図を示す。 図3は、本発明の仮設足場用緊結部材と支柱の取り付けフランジ部分の分解斜視図を示す。 図4は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材の斜視図を示す。 図5は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材の正面図を示す。 図6は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材の背面図を示す。 図7は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材の左側面図を示す。 図8は、図5のXIII-XIII線断面図を示す。 図9は、図7のIX-IX線断面図を示す。 図10は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材と支柱とが連結した状態の斜視図を示す。 図11は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材を有する吊り足場の斜視図を示す。 図12は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材を有する吊り足場の底面図を示す。 図13は、本発明の実施形態にかかる仮設足場用緊結部材を有する法面足場の側面図を示す。
以下、本発明の実施形態の一例にかかる仮設足場用緊結部材について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の本発明に係る仮設足場用緊結部材の説明において、支柱101の軸線と平行な方向を「支柱101の軸線方向」、筒状部10の軸線と平行な方向を「筒状部10の軸線方向」、支柱101の軸線に直交する方向を「支柱101の径方向」、筒状部10の軸線に直交する方向を「筒状部10の径方向」、支柱101の軸線を中心とする円弧に沿う方向を「支柱101の周方向」、筒状部10の軸線を中心とする円弧に沿う方向を「筒状部10の周方向」とそれぞれ称する。また、鉛直方向を「上下方向」とする。ただし、この方向の定義により、仮設足場用緊結部材1の使用時の向きを限定する意図はない。
図1~図3を参照して、本発明の仮設足場用緊結部材1が用いられる仮設足場100について説明する。図1は、仮設足場用緊結部材1が用いられる仮設足場100の斜視図である。図2A及び図2Bは、仮設足場用緊結部材1が固定された水平部材102の一例である水平渡し材の斜視図である。図3は、仮設足場用緊結部材1と支柱101の取り付けフランジ103部分の分解斜視図である。仮設足場100は、支柱101と、水平部材102と、取り付けフランジ103とを有する。
仮設足場100の支柱101は、例えば地面などに設置された鉛直方向に延びる金属製の棒状部材である。支柱101は、例えば軸線方向に見て円環状の断面を有する丸パイプである。支柱101は、建物の壁などに沿って複数本、並列配置される。支柱101は、例えば、上側から見て矩形となるように長手方向(長辺の間隔は、例えば、約1800mm)及び短手方向に連続して配置される。なお、支柱101は、他の支柱101に取り付けられたブラケットなどから鉛直方向に延びるように配置されてもよい。また、支柱101は、パイプジョイント部101aによって連結可能である。一方の支柱101の先端に挿入されたパイプジョイント部101aに他方の支柱101の基端に挿入する。これにより、一方の支柱101と他方の支柱101が連結される。
図3に示すように、支柱101には、支柱101の軸線方向に一定間隔ごとに取り付けフランジ103が設けられている。取り付けフランジ103は、支柱101の軸線方向に見て略90度毎に支柱101の径方向に延びる4つの挿入片104を有する平板状の部材である。4つの挿入片104は、それぞれに掛止孔105を有している。取り付けフランジ103は、隣り合う挿入片104の間に支柱101の曲率半径と略等しい曲率半径の弧状部104aを有している。取り付けフランジ103は、他の支柱101を挿入片104間の弧状部104aで保持可能である。収納、運搬時などにおいて、支柱101は、取り付けフランジ103の挿入片104間に他の支柱101を位置させることで複数の支柱101をコンパクトに束ねることができる。
図3に示すように、取り付けフランジ103は、弧状部104aにおける支柱101と対向する位置が支柱101に溶接されている。このため、弧状部104a部分の上面および下面には、溶接塊106が位置している。つまり、挿入片104における支柱101の周方向両側には、溶接塊106が位置している。この溶接塊106は、円弧状に取り付けフランジ103の上面および下面に突出している。
水平渡し材である水平部材102は、長手方向及び短手方向に隣り合う支柱101の間に掛け渡される。図1、図2A及び図2Bに示すように、本実施形態においては、水平部材102は、棒状のパイプ部材2の両端に、支柱101との緊結のための仮設足場用緊結部材1が固定された構造を有する。隣り合う支柱101の間隔は、長手方向と短手方向で異なる。水平部材102は、パイプ部材2の長さを隣り合う支柱101の間隔に合わせて調整する。
水平部材102は、仮設足場用緊結部材(以下、単に緊結部材という。)1によって支柱101の取り付けフランジ103に連結される。
水平部材102のパイプ部材2は、例えば、外径42.7mm~48.6mm程度の鋼製のパイプである。本実施形態における緊結部材1は、本発明の仮設足場用緊結部材の一例に相当する。パイプ部材2は、本発明の水平部材102を構成する水平梁の一例に相当する。
なお、水平部材102としては、鉛直に延びる支柱101に対して交差する方向に延びる水平梁を有し、支柱101の取り付けフランジ103に連結されるものを含む。具体的には、図2A及び図2Bに示した水平渡し材のほか、水平部材102は、手摺、先行手摺、筋交い、建て枠、布枠、梁枠などに用いられる部材が含まれる。また、両持ち構造の部材に限定されず、ブラケットなどのように、水平梁の一方にのみ緊結部材1が取り付けられた片持ちの部材も含まれる。
図3に示すように、本実施形態においては、水平部材102の緊結部材1とパイプ部材2とは、互いに挿入されたパイプ状のほぞ部材2aによって連結されている。また、緊結部材1とパイプ部材2とは、溶接により固定されている。なお、緊結部材1とパイプ部材2との固定の手段としては、緊結部材1にパイプ部材2の端部を嵌め込む方法、緊結部材1とパイプ部材2との端部を突き合わせて溶接により固定するなどの方法であってもよい。
次に、図4から図9を用いて本発明の実施形態に係る緊結部材1について説明する。図4は、緊結部材1の斜視図である。図5は、緊結部材1の正面図である。図6は、緊結部材1の背面図である。図7は、緊結部材1の左側面図である。図8は、図5のXIII-XIII線断面図である。図9は、図7のIX-IX線断面図である。緊結部材1は、筒状部10と、支柱受け部20と、くさび部材3とを有する。
図4~図9に示すように、筒状部10は、取り付けフランジ103において掛止孔105の直径よりも大きい内径の管である。筒状部10は、フランジ用切り欠き部12と、一対のくさび用開口部のうち一方のくさび用開口部である第1くさび用開口部14、一対のくさび用開口部のうち他方のくさび用開口部である第2くさび用開口部15と、支柱受け部20とを有する。筒状部10の軸線方向一方側の端部には、支柱受け部20が位置している。筒状部10の軸線方向他方側の端部は、パイプ部材2に連結されている。
筒状部10は、軸線方向一方側に位置する端部にフランジ用切り欠き部12を有している。フランジ用切り欠き部12は、支柱101の軸線方向に対して垂直な方向に開口している。また、フランジ用切り欠き部12は、筒状部10の周面において筒状部10の軸線方向一方側に位置する端部から筒状部10の軸線方向に沿って開口している。フランジ用切り欠き部12における筒状部10の軸線方向の長さは、取り付けフランジ103の挿入片104における支柱101の径方向の長さよりも長い。また、フランジ用切り欠き部12における筒状部10の周方向の長さCは、取り付けフランジ103の挿入片104における支柱101の軸線方向の長さよりも長い。つまり、筒状部10のフランジ用切り欠き部12には、筒状部10の径方向から挿入片104を挿入可能である。
本実施形態においては、筒状部10は、筒状部10の軸線方向一方側に位置する端部に溶接塊用切り欠き部13を有している。溶接塊用切り欠き部13は、筒状部10の周面において筒状部10の軸線方向一方側に位置する端部から筒状部10の軸線方向に沿って開口している。また、溶接塊用切り欠き部13は、筒状部10の径方向に見てフランジ用切り欠き部12と重なる。溶接塊用切り欠き部13における筒状部10の軸線方向の長さは、溶接塊106における支柱101の径方向の長さよりも長い。また、溶接塊用切り欠き部13における筒状部10の周方向の長さは、溶接塊106における支柱101の軸線方向の長さよりも長い。
筒状部10は、フランジ用切り欠き12に挿入片104が挿入された際、挿入片104における支柱101の周方向一方側に位置する溶接塊106をフランジ用切り欠き部12内に収容する。また、筒状部10は、挿入片104における支柱101の周方向他方側に位置する溶接塊106を溶接塊用切り欠き部13内に収容する。これにより、筒状部10の端部は、溶接塊106に干渉されることなく支柱101に接触可能である。
溶接塊用切り欠き部13における筒状部10の周方向の長さは、フランジ用切り欠き部12における筒状部10の周方向の長さCと同一である。しかし、溶接塊用切り欠き部13における筒状部10の周方向の長さは、溶接塊106を収容できる長さであればよく、フランジ用切り欠き部12における筒状部10の周方向の長さCと異なっていてもよい。
また、溶接塊用切り欠き部13における筒状部10の軸方向の長さは、取り付けフランジ103の挿入片104における支柱101の径方向の長さよりも短い。よって、フランジ用切り欠き部12から挿入片104を筒状部10内に挿入した場合、筒状部10の内周面に挿入片104が接触する。これにより、支柱101に対して筒状部10の位置合わせを容易にすることができる。
第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15とは、くさび部材3を挿入する開口部である。第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15は、支柱101の軸線方向に沿って筒状部10の径方向両側にそれぞれ開口している。また、第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15は、筒状部10の軸線方向に見てフランジ用切り欠き部12の位置から筒状部10の周方向両側に90度回転した位置にそれぞれ開口している。つまり、第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15とは、筒状部10の周面において対向して位置している。
また、第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15は、筒状部10の径方向に見て、フランジ用切り欠き部12に対して筒状部10の径方向一方側と径方向他方側とにそれぞれ位置している。これにより、筒状部10は、フランジ用切り欠き12に挿入片104が挿入された際、第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15とが支柱101の軸線方向に沿ってフランジ用切り欠き部12の上側と下側とにそれぞれ位置する。
本実施形態では、第1くさび用開口部14は、支柱101の軸線方向に沿って筒状部10の上側に位置している。第2くさび用開口部15は、支柱101の軸線方向に沿って筒状部10の下側に位置している。
図4および図9に示すように、上側の第1くさび用開口部14は、筒状部10の周面において筒状部10の他方側に位置する端部から筒状部10の軸線方向に沿って開口している切り欠き部である。第1くさび用開口部14における筒状部10の軸線方向一方側には、支柱受け部20が位置している。第1くさび用開口部14における筒状部10の軸方向一方側は、支柱受け部20により塞がれている。第1くさび用開口部14おける筒状部10の軸線方向他方側は、筒状部10の軸線方向に開口している。第1くさび用開口部14の他方側は、パイプ部材2が溶接されることで塞がれる。
第2くさび用開口部15は、筒状部10の軸線方向に延びる矩形状の貫通孔である(図8参照)。第2くさび用開口部15は、筒状部10の径方向に見て第1くさび用開口部14と重なる。第2くさび用開口部に15おける筒状部10の軸線方向一方側には、支柱受け部20が位置している。第2くさび用開口部15における筒状部10の軸方向一方側は、支柱受け部20により塞がれている。
第1くさび用開口部14における筒状部10の周方向の長さE(図4参照)は、第2くさび用開口部15における筒状部10の周方向の長さD(図8参照)よりも小さく形成されている。第1くさび用開口部14の長さEは、後述するくさび部材3の本体部分3aにおける筒状部10の周方向の長さA(図3参照)よりも大きく形成されている。また、第1くさび用開口部14の長さEは、後述するくさび部材3の抜け止め突起3b及び先端突起3dにおける筒状部10の周方向の長さよりも小さい。
第2くさび用開口部15の長さDは、くさび部材3の抜け止め突起3bの長さよりも大きい。これにより、第1くさび用開口部14には、くさび部材3の抜け止め突起3b及び先端突起3dが係合する。第2くさび用開口部15は、くさび部材3の抜け止め突起3bを挿入可能である。
支柱受け部20は、支柱101に接触する部材である。支柱受け部20は、本実施形態において冷間鍛造法により筒状部10の一部から形成された冷間鍛造部分である。支柱受け部20は、筒状部10の軸線方向一方側の端部に位置する。支柱受け部20は、一対の外側突出部11、11と、一対の内側突出部16、16とを有する。
冷間鍛造法とは、常温(室温)下で金型工具を用いて、金属製の材料部材に弾性限界を超える外的な力を与えて所定の形状、寸法に加工(圧縮成形)する方法である。本実施形態にかかる筒状部10は、パイプ状の材料部材(図示なし)の端部に外側突出部11と内側突出部16とが冷間鍛造法によって一体形成されている。冷間鍛造法では、材料部材を常温のまま成形するので「金型寸法」と「製品寸法」はほぼ同じである。よって、冷間鍛造法は、切削加工をすることなくパイプ状の材料部材に外側突出部11と内側突出部16とを成形することができる。また、冷間鍛造法では、加工により部材の強度を向上させることができる。これにより、筒状部10は、冷間鍛造法により溶接、機械加工等を施すことなく且つ強度を向上させた支柱受け部20を有することができる。
なお、端部に外側突出部11と内側突出部16とを成形する方法としては、材料を1200℃程度に加熱して加工する熱間鍛造、600℃~800℃程度に加熱して加工する温間鍛造を用いてもよい。
一対の外側突出部11、11は、支柱101の軸線方向に沿って筒状部10の軸線方向一方側の端部から筒状部10の径方向外側に突出している。つまり、一対の外側突出部11、11は、筒状部10の軸線方向一方側の端部から筒状部10の軸線に垂直な方向における筒状部10の外側にそれぞれ突出している。本実施形態において一対の外側突出部11、11は、筒状部10の軸線方向に見てフランジ用切り欠き部12の位置から軸線を中心として周方向両側に90度回転した位置から筒状部10の径方向外側に突出している。つまり、一対の外側突出部11、11は、筒状部10の外周面から径方向外側に向かってそれぞれ突出している。一対の外側突出部11、11は、筒状部10の径方向に見て互いに重なる。これにより、筒状部10は、フランジ用切り欠き12に挿入片104が挿入された際、一対の外側突出部11、11が支柱101の軸線方向に沿ってフランジ用切り欠き部12の上側と下側とにそれぞれ位置する。
一対の内側突出部16、16は、支柱101の軸線方向に沿って外側突出部11、11から第1くさび用開口部14及び第2くさび用開口部15における筒状部10の軸線方向一方側をそれぞれ閉塞しつつ、筒状部10の径方向内側に突出している。すなわち、各外側突出部11から筒状部10の軸線に垂直な方向における筒状部10の内側にそれぞれ突出している。本実施形態において一対の内側突出部16、16は、筒状部10の軸線方向に見てフランジ用切り欠き部12の位置から軸線を中心として周方向両側に90度回転した位置の外側突出部11から筒状部10の径方向内側に突出している。つまり、一対の内側突出部16、16は、筒状部10の内周面から径方向内側に向かってフランジ用切り欠き部12までそれぞれ突出している。一対の内側突出部16、16は、筒状部10の径方向に見て互いに重なる。これにより、筒状部10は、フランジ用切り欠き12に挿入片104が挿入された際、一対の内側突出部16、16が支柱101の軸線方向に沿ってフランジ用切り欠き部12の上側と下側とにそれぞれ位置する。
支柱受け部20は、上側の外側突出部11及び上側の内側突出部16を含む上側の支柱受け部20aと、下側の外側突出部11及び下側の内側突出部16を含む下側の支柱受け部20bとを構成している。上側の支柱受け部20aと下側の支柱受け部20bとは、筒状部10の径方向に見て互いに重なる。
図7に示すように、上側の支柱受け部20aは、上側の外側突出部11と上側の内側突出部16とが一体に構成されている。下側の支柱受け部20bは、下側の外側突出部11と下側の内側突出部16とが一体に構成されている。
上側の支柱受け部20a及び下側の支柱受け部20bにおける筒状部10の軸線方向一方側に位置する端部は、支柱101と接触可能な支柱接触部17をそれぞれ有している。支柱接触部17は、例えば支柱101の外周の曲率半径と同じ曲率半径の底面を有する接触溝である。支柱接触部17は、筒状部10の軸線方向に見て支柱101の軸線方向に延びている。また、支柱接触部17は、外側突出部11の外側端部から内側突出部16の内側端部までの範囲に位置している。本実施形態において支柱接触部17は、筒状部10の軸線方向に見てフランジ用切り欠き部12の位置から軸線を中心として周方向両側に90度回転した位置から筒状部10の径方向に延びている。これにより、筒状部10は、フランジ用切り欠き12に挿入片104が挿入された際、支柱接触部17が支柱101の軸線方向に沿ってフランジ用切り欠き部12の上側と下側とにそれぞれ位置する。上側の支柱受け部20a及び下側の支柱受け部20bには、支柱接触部17と、支柱接触部17の両側に位置する縁部18を含む。
上側の内側突出部16と下側の内側突出部16との間隔は、取り付けフランジ103における支柱101の軸線方向の長さよりも大きい。本実施形態では、上側の内側突出部16と下側の内側突出部16との間隔は、フランジ用切り欠き部12における筒状部10の周方向の長さと同じ間隔である。これにより、取り付けフランジ103の挿入片104が、上側の内側突出部16と下側の内側突出部16に接触することなく筒状部10内に挿入される。
内側突出部16において筒状部10の径方向内側に位置する端部には、取り付けフランジ103の上面および下面に位置する溶接塊106を収容する凹状部19を有している。これにより、筒状部10の支柱受け部20に支柱101を接触させた際に、取り付けフランジ103の上面および下面に位置する溶接塊106が、凹状部19内に収容される。この結果、支柱101と支柱接触部17とが適切に接触する。
図9に示すように、内側突出部16における筒状部10の軸方向の厚みは、筒状部10の径方向内側に位置する端部から外側突出部11に向かうにつれて厚くなるように構成されている。このように、内側突出部16を外側突出部11に向かうにつれて厚く形成することで、重量の増加を抑制しつつ支柱受け部20(20a、20b)の強度を増すことができる。
さらに、外側突出部11と内側突出部16との断面積は、支柱接触部17の両側に位置する縁部18によって支柱101が接触する接触溝部分の断面積よりも増加している。これにより、支柱接触部17の強度を大きくしている。
このように、強度が大きい外側突出部11と内側突出部16とを有する支柱接触部17が支柱101に接触するので、筒状部10の上下方向への寸法を大きくせずに、支柱との連結状態を安定させることができる。
また、図4及び図9に示すように、外側突出部11及び内側突出部16における筒状部10の軸線方向他方側に位置する端部は、案内溝11aを有している。案内溝11aは、筒状部10の軸線方向に見て筒状部10の径方向に延びている。また、案内溝11aは、外側突出部11の外側端部から内側突出部16の内側端部までの範囲に位置している。案内溝11aは、くさび部材3を外側突出部11の外側端部から筒状部10内に向かって案内する。これにより、緊結部材1は、くさび部材3を取り付けフランジ103の掛止孔105及び第2くさび用開口部15に挿入し易い。
内側突出部16における筒状部10の軸線方向他方側に位置する端部は、くさび接触部を有している。くさび接触部は、筒状部10の軸線方向に見て筒状部10の径方向に延びている。また、くさび接触部は、筒状部10の外周面から内側突出部16の内側端部までの範囲に位置している。くさび接触部は、くさび部材3を外側突出部11の外側端部から筒状部10に向かって案内する案内溝11aとして構成されている。これにより、緊結部材1は、くさび部材3を取り付けフランジ103の掛止孔105及び第2くさび用開口部15に挿入した際、くさび部材3が支柱受け部20に筒状部10の軸線方向一方側の力を加える。
くさび部材3は、支柱101に筒状部10を連結する部材である。くさび部材3は、本体部分3aと、抜け止め突起3bと、先端突起3dとを有する。くさび部材3は、本体部分3aが第1くさび用開口部14内に位置している。
本体部分3aは、角棒状の部材である。本体部分3aの基端部には、抜け止め突起3bが位置する。本体部分3aの先端部には、先端突起3dが位置する。本体部分3aにおける筒状部の軸線方向他側に位置する端面は、基端から先端に向かうにつれて筒状部の軸線方向他側に位置する傾斜面3cである。本体部分3aにおける筒状部10の周方向の長さA(図3参照)は、第1くさび用開口部14における筒状部10の周方向の長さE(図4参照) よりも小さい。
抜け止め突起3b及び先端突起3dは、本体部分3aを第1くさび用開口部14内に保持する係合部材である。抜け止め突起3b及び先端突起3dは、本体部分3aから筒状部10の周方向両側に突出している。抜け止め突起3b及び先端突起3dにおける筒状部10の周方向の長さは、第1くさび用開口部14における筒状部10の周方向の長さEよりも大きい。抜け止め突起3bは、取り付けフランジ103の掛止孔105及び第2くさび用開口部15における筒状部10の周方向の長さよりも小さい。
筒状部10は、抜け止め突起3bを筒状部10の内部に配置し、且つ本体部分3aを第1くさび用開口部14内に配置した状態で筒状部10の軸方向他側端部にパイプ部材2が溶接される。くさび部材3は、抜け止め突起3b及び先端突起3dによって第1くさび用開口部14内での移動が制限される。これにより、くさび部材3は、筒状部10から脱落することがない。すなわち、くさび部材3は、上側に押し上げると抜け止め突起3bが筒状部10に接触する。また、くさび部材3は、下側に押し下げると先端突起3dが筒状部10に接触する。
本実施形態においては、くさび部材3は、水平部材102を構成するパイプ部材2の内部に収納することができる。筒状部10内においてくさび部材3は、抜け止め突起3b側の端部を筒状部10の軸線方向他方側に向けてくさび部材3の先端突起3d側の端部を筒状部10の軸方向一方側に傾斜可能である。また、くさび部材3は、傾斜させた状態で第1くさび用開口部14を筒状部10の軸線方向他方側に移動可能である。これにより、くさび部材3は、緊結部材1を固定した水平部材102を立てた状態で運搬しても筒状部10からの飛び出しを防止することができる。
また、上記したように、本実施形態においては、水平部材102のパイプ部材2と緊結部材1とは、パイプ状のほぞ部材2aを用いて溶接により固定されている。パイプ部材2内に溜まっている雨水などの水分は、水平部材102を鉛直に向けた際にほぞ部材2aの内部を通過して緊結部材1の上側の支柱受け部20aと下側の支柱受け部20bとの間隙等から排出される。また、水平部材102にメッキを施す場合には、各工程において、水分を筒状部10の間隙などから排出することができる。これにより、水平部材102の端部に水分が貯まらない。
筒状部10内からのくさび部材3を上限まで引き上げた状態で筒状部10内に取り付けフランジ103の挿入片104を挿入してもよい。
次に、図3と図10を用いて、緊結部材1によって支柱101に水平部材102を連結する方法について説明する。図10は、本発明の実施形態にかかる緊結部材1と支柱とが連結した状態の斜視図である。
図3に示すように、初めに、筒状部10内のくさび部材3を筒状部10の上側に引き出した状態で筒状部10の径方向からフランジ用切り欠き部12に支柱101における取り付けフランジ103の挿入片104を挿入する。挿入片104は、筒状部10の内周面に接触するまで筒状部10の径方向に移動する。この際、挿入片104は、第1くさび用開口部14と第2くさび用開口部15との間に位置する。
図10に示すように、筒状部10の上側に位置しているくさび部材3を抜け止め突起3b側から取り付けフランジ103の掛止孔105に挿入する。くさび部材3は、抜け止め突起3bが第2くさび用開口部15を通過するまで筒状部10の径方向下側に移動する。くさび部材3における筒状部10の軸線方向一方側に位置する端面は、支柱受け部20の案内溝11aに接触する。くさび部材3における筒状部10の軸線方向他方側の傾斜面3cは、掛止孔105における筒状部10側の側面に接触する。くさび部材3は、掛止孔105内を筒状部10の径方向下側に移動するにつれて、支柱受け部20と掛止孔105における筒状部10側の側面との間隔を押し広げる。つまり、くさび部材3は、取り付けフランジ103に対して筒状部10を支柱101の方向に移動させる。この結果、支柱受け部20の支柱接触部17が支柱101に押し付けられる。緊結部材1は、支柱101に緊結される。
緊結作業の際、作業者は、くさび部材3の抜け止め突起3bを第1くさび用開口部14の縁部に接触させた状態で、くさび部材3を掛止孔105までスライドさせる。くさび部材3の下端部は、挿入片104から離れている。また、くさび部材3は、第1くさび用開口部14に沿って移動する。これにより、くさび部材3を取り付けフランジ103の挿入片104に効率良く挿入することができる。図10に示したように、緊結部材1は、くさび部材3の上端部をハンマー等で叩くことによりくさび部材3と案内溝11aとの摩擦及びくさび部材3と挿入片104との摩擦によって掛止孔105内で保持される。緊結部材1は、支柱101の取り付けフランジ103に強固に固定される。
以下に、図11と図12とを用いて、本発明に係る緊結部材1を用いた吊り足場200について説明する。図11は、緊結部材1を有する吊り足場200の斜視図である。図12は、緊結部材1を有する吊り足場200の底面図である。以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
吊り足場200は、橋梁等から吊り下げられた足場である。吊り足場200は、水平支柱201と、ワイヤー202と、足場板203と、水平部材102と、取り付けフランジ103とを有する。
図11に示すように、吊り足場200の水平支柱201は、例えば橋梁などに設置された水平方向に延びる金属製の棒状部材である。水平支柱201は、例えば軸線方向に見て円環状の断面を有する丸パイプである。水平支柱201は、橋梁から複数のワイヤー202によって吊り下げられる。水平支柱201は、複数本だけ並列配置される。水平支柱201には、軸線方向に一定間隔ごとに取り付けフランジ103が設けられている。水平支柱201は、取り付けフランジ103の掛止孔105に橋梁から吊り下げられたワイヤー202が連結される。
水平渡し材である水平部材102は、並列配置されている水平支柱201に複数位置している。水平部材102は、両方の端部に固定されている緊結部材1によって各水平支柱201の取り付けフランジ103にそれぞれ緊結する。
足場板203は、水平部材102上に敷かれる。足場板203は、水平支柱201同士を連結している複数の水平部材102上に位置している。足場板203は、水平部材102の軸線方向に複数並んで水平部材102に固定される。
このように、吊り足場200は、水平部材102と取り付けフランジ103と水平支柱201と足場板203とから構成される足場がワイヤー202で橋梁等から吊り下げられている。水平部材102と水平支柱201とは、緊結部材1によって容易に組付けおよび取り外し可能である。また、水平部材102は、両端部の緊結部材1によって軸線方向の長さが決まっている。従って、水平部材102は、並列配置した水平支柱201を容易に略平行に位置付け可能である。さらに、吊り足場200は、並列に並べられた3本以上の水平支柱201を水平部材102によって連結可能である。水平支柱201は、取り付けフランジ103を用いてワイヤー202を連結可能である。これにより、吊り足場200は、水平部材102と水平支柱201との連結状態を安定させることができる。
以下に、図13を用いて、本発明に係る緊結部材1を用いた法面足場300について説明する。図13は、本発明の実施形態にかかる緊結部材1を有する法面足場300の側面図である。
法面足場300は、山肌等の斜面に設置される足場である。法面足場300は、支柱101と、水平部材302と、取り付けフランジ103と、杭301と、足場板303とを有する。
法面足場300の支柱101は、例えば山肌等の斜面に設置された鉛直方向に延びる金属製の棒状部材である。支柱101は、例えば山肌の斜面などに複数本、支柱101の軸線方向に見て矩形となるように長手方向及び短手方向に複数配置される。支柱101は、山肌の斜面に基づいた長さを有している。支柱101は、山肌に打ち込まれた杭301に連結されている。
法面足場300の水平部材302は、並列配置されている支柱101同士を連結する。水平部材302は、緊結部材1と、パイプ部材21とを有する。パイプ部材21の両方の端部は、揺動軸21aをそれぞれ有している。緊結部材1は、揺動軸21aに揺動自在に連結している。緊結部材1は、支柱接触部17の延伸方向を揺動軸21aの軸線に対して垂直な方向に向けて揺動軸21aに連結されている。水平部材302は、両端部の緊結部材1によって各支柱101の取り付けフランジ103にそれぞれ緊結する。水平部材302は、各支柱101の長さに基づいた位置の取り付けフランジ103にそれぞれ緊結する。
足場板303は、水平渡し材上に敷かれる。足場板303は、水平渡し材の軸線方向に複数並んで水平渡し材に固定される。
このように、法面足場300は、斜面に応じて長さの異なる支柱101が杭301によって斜面に固定されている。支柱101は、水平部材302によって互いに緊結されている。水平部材302の両端部には、緊結部材1が揺動自在に連結されている。よって、水平部材302は、支柱101の軸線方向に対して任意の角度で支柱101に緊結可能である。つまり、水平部材302は、支柱101の長さに応じた任意の位置で支柱101に連結可能である。これにより、法面足場300は、支柱101と水平部材302との連結状態を安定させることができる。
上記した実施形態においては、支柱受け部20は、上側の支柱受け部20aと下側の支柱受け部20bで構成されているが、上側の支柱受け部20aまたは下側の支柱受け部20bのどちらか一方で構成してもよい。
また、緊結部材1は、上記実施形態では、隣り合う支柱間に連結される水平部材を例示しているが、有孔の取り付けフランジを有する支柱に連結する他の部材にも広く適用可能であり、例えば、ブラケット、手摺り材、枠材などに広く適用することができる。
1 :緊結部材
2 :パイプ部材
3 :くさび部材
10 :筒状部
11 :外側突出部
12 :フランジ用切り欠き部
13 :溶接塊用切り欠き部
14 :第1くさび用開口部
15 :第2くさび用開口部
16 :内側突出部
17 :支柱接触部
18 :縁部
19 :凹状部
20 :支柱受け部
21 :パイプ部材
20a :上側の支柱受け部
20b :下側の支柱受け部
101 :支柱
103 :取り付けフランジ
104 :挿入片
200 :吊り足場
300 :法面足場

Claims (7)

  1. 支柱に設けられた複数の掛止孔を有する取り付けフランジと緊結することにより、前記支柱にパイプ部材を連結する仮設足場用緊結部材であって、
    前記掛止孔の直径よりも大きい内径の管である筒状部と、
    前記筒状部の軸線方向一方側の端部に位置する支柱受け部と、
    前記筒状部の内側に位置する前記取り付けフランジの掛止孔に挿入するくさび部材とを有し、
    前記筒状部は、
    前記筒状部の軸線方向一方側に位置する端部において前記支柱の軸線方向に対して垂直な方向に開口しているフランジ用切り欠き部と、前記支柱の軸線方向に沿って前記筒状部の径方向両側にそれぞれ開口している一対のくさび用開口部とを有し、前記筒状部の軸線方向他方側に位置する端部に前記パイプ部材が固定され、
    前記支柱受け部は、
    前記支柱の軸線方向に沿って前記筒状部の軸線方向一方側の端面に位置し、前記筒状部の外周面から前記パイプ部材の外径よりも径方向外側に突出している外側突出部と、前記支柱の軸線方向に沿って前記外側突出部から前記一対のくさび用開口部における前記筒状部の軸線方向一方側を閉塞しつつ、前記パイプ部材の内径よりも径方向内側に突出している内側突出部とを有し、
    前記外側突出部は、
    前記筒状部の軸線方向に延び、前記筒状部の外周面に接続されるリブ部を有し、
    前記リブ部は、
    前記くさび部材を前記外側突出部の外側端部から前記筒状部内に向かって案内する案内溝を構成し、
    前記外側突出部と前記内側突出部とにおける前記筒状部の軸線方向一方側に位置する端部は、前記支柱に接触する支柱接触部を有し、
    前記内側突出部における前記筒状部の軸線方向他方側に位置する端部は、前記くさび部材が接触するくさび接触部を有する、
    仮設足場用緊結部材。
  2. 前記一対のくさび用開口部のうち一方のくさび用開口部における前記筒状部の周方向の長さは、前記一対のくさび用開口部のうち他方のくさび用開口部おける前記筒状部の周方向の長さよりも狭く、
    前記くさび部材は、
    前記一方のくさび用開口部の長さよりも大きく、前記他方のくさび用開口部の長さよりも小さい長さである抜け止め突起を両端部に有している、請求項1に記載の仮設足場用緊結部材。
  3. 前記支柱接触部は、前記支柱の外周において前記支柱の軸線方向に沿って接触する接触溝であり、前記接触溝の両側にはそれぞれ縁部を有する、請求項1又は2に記載の仮設足場用緊結部材。
  4. 前記内側突出部において前記筒状部の径方向内側に位置する端部には、前記支柱に緊結した際に前記取り付けフランジに形成される溶接塊を収容する凹状部を有する、請求項1から3のいずれか1つに記載の仮設足場用緊結部材。
  5. 前記外側突出部における前記筒状部の軸線方向他方側に位置する端部は、前記一対のくさび用開口部のうち一方のくさび用開口部から他方のくさび用開口部に向かう方向に延びる案内溝を有する、請求項1から4のいずれか1つに記載の仮設足場用緊結部材。
  6. 前記外側突出部及び前記内側突出部は、前記筒状部における冷間鍛造部分である、請求項1から5のいずれか1つに記載の仮設足場用緊結部材。
  7. 前記内側突出部は、前記筒状部の径方向外側に向かうにつれて厚みが厚い、請求項1から6のいずれか1つに記載の仮設足場用緊結部材。
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