JP7491253B2 - 箱体受渡機構、および箱体受渡システム - Google Patents
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Description
以下、図1から図17を参照しつつ、実施形態1に係る箱体受渡システム1について説明する。なお、各図に示した符号N1,N2,US,DS,U,Dはそれぞれ、箱体の搬送方向に沿う第1方向,第2方向、搬送方向に沿う上流側,下流側、鉛直方向の上,下を表す。第1方向N1および第2方向N2は、搬送経路の傾斜によって、上流側USとなったり下流側DSとなったりする場合がある。なお、搬送経路に直交する方向を、幅方向という場合がある。
図1は、箱体受渡システム1を採用したエリアの平面図である。箱体受渡システム1は、例えば、自動車用部品組立工場等に設置されて、自動車用部品が収容されている部品箱等の箱体Wを、部品を保管する保管エリアAから、部品を組立てるための生産ライン等が設置された組立エリアBに、箱体受渡車両50によって搬送するためのシステムである。また、本実施形態の箱体受渡システム1は、部品を取り出した後の空の部品箱等についても、箱体受渡車両50によって、組立エリアBから保管エリアAに搬送することができる。
第1コンベア装置40は、大まかには、フレーム41と、上コンベア42と、下コンベア43と、昇降装置44と、を備えている。フレーム41は、上コンベア42、下コンベア43、および昇降装置44を支持する第1コンベア装置40の躯体であり、概ね略直方体の稜線に沿って管材が組まれることで構成されている。上コンベア42および下コンベア43はいずれも、箱体Wが載置される載置部を構成するとともに、箱体Wを搬送方向に沿って移動させるための要素である。上コンベア42は、フレーム41の内側上方において、第1方向N1に向けて下傾するように、フレーム41に固定されている。また、下コンベア43は、フレーム41の内側下方において、第2方向N2に向けて下傾するように、フレーム41に固定されている。上コンベア42は送渡し路の一例であり、下コンベア43は受取り路の一例である。
ストッパ10は、図6~図17に示すように、概して、ベース部11、付勢部12、スライド部20、および規制部材30を備えている。このストッパ10は、通常は、上コンベア42、上コンベア53、下コンベア63、および下コンベア54(以下、これらのコンベアを区別する必要がないときは、「コンベアC」と記す。例えば図5参照。)の下端部E2,E4,E8,E10(以下、これらの下端部を区別する必要がないときは、「端部E」と記す。)に設置されている。以下、コンベアCを構成する二列のローラーコンベアを「ローラーコンベアRC」と記す。第1コンベア装置40および第2コンベア装置60と、箱体受渡車両50との間には、ストッパ10が備えられることによって箱体受渡機構が構築されている。
実施形態2に係る箱体受渡機構において用いられるストッパ110について、図18~図20を参照しつつ説明する。本実施形態のストッパ110において、脚部132は、規制部本体131の幅方向における中央部分に一つ設けられている。脚部132の幅方向の寸法W2’は、一対の固定部33Cの間の寸法よりもやや小さい。また、長孔123は、スライド部120の本体部121の幅方向における中央部分に一つ設けられている。長孔123の搬送方向の寸法は実施形態1と同程度であるが、幅方向の寸法W1’は、脚部132の幅方向の寸法W2’よりも大きい。そして規制部本体131の幅方向の寸法W3’は、長孔123の幅方向の寸法W1’よりも大きい。そして、下流側係止部25は、棒状をなし、本体部121の右側面から幅方向の外側に向けて立設されている。その他の構成については上記実施形態1と同様であり、同様の構成、作用および効果についての説明は省略する。
実施形態3に係る箱体受渡機構において用いられるストッパ210について、図21および図22を参照しつつ説明する。本実施形態の規制部材230は、全体として略平板状をなしており、回動軸となるヒンジ部33を境として、規制部本体231と、被係止部232と、に区分けされている。規制部材230は、被係止部232がスライド部220の本体部221に近づき、かつ、本体部221の上面221Aに対して略垂直となる規制姿勢となったとき、被係止部232が本体部221に干渉しないように、ヒンジ部33によって軸支されている。また、本体部221に立設された下流側係止部225は、規制部本体231が規制姿勢から前方(下流側)に向けて回動したときに、規制部本体231を下方から支持することで、規制部材230の更なる回動を規制することができるようになっている。具体的には、下流側係止部225は、規制部材230が搬送方向に平行となるまで倒れないように、かつ、規制部本体231が箱体Wの搬送面よりも上方に突出しないように、規制部材230の姿勢を調整する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)上記実施形態では、箱体Wを自重によって移動させる手段としてローラーコンベアが用いられていたが、他の実施形態においては、スライダー、ベルトコンベア,ボールローラーコンベア等の動力を備えない公知の搬送手段が利用されてもよい。
Claims (12)
- 箱体を搬送する搬送車と、前記箱体を載置可能な載置台との間で、前記箱体の受け渡しを行うための箱体受渡機構であって、
前記搬送車と前記載置台のいずれか一方は、
前記箱体が載置されるとともに、前記箱体の受け渡しを行う受け渡し位置に向けて下傾する載置部を有する送渡し路と、
前記受け渡し位置と前記載置部との間に備えられ、前記載置部に載置された前記箱体が前記受け渡し位置に向けて移動することを規制する規制体と、
を備え、
前記搬送車と前記載置台の他方は、前記送渡し路から前記箱体を受け取る受取り路を備え、
前記規制体は、
回動軸と、前記回動軸から延び出して前記箱体の移動を規制する本体部と、前記本体部と逆方向に延び出した被係止部と、を有する規制部材と、
前記規制部材の前記被係止部を係止することができる係止部材と、
を備え、
前記搬送車と前記載置台とが相対的に離れているときは、前記係止部材が前記被係止部を係止することで、前記本体部が前記載置部より上方に突出する規制姿勢で前記規制部材を保持するとともに、
前記送渡し路と前記受取り路とが前記規制体を介して連続するように前記搬送車と前記載置台とが相対的に近づくことで、前記係止部材が変位されて前記被係止部から係脱し、前記規制部材の回転を許容する構成を備えている、箱体受渡機構。 - 前記規制部材は、重心が前記本体部に位置するものとされ、
前記係止部材は、前記規制部材を、前記規制姿勢において前記重心が前記回動軸より前記受取り路側に位置する状態で保持する請求項1に記載の箱体受渡機構。 - 前記送渡し路は帯状をなし、前記受取り路に向かう方向を第1方向、その反対を第2方向とするとき、
前記被係止部は、前記規制部材が前記規制姿勢にあるときに先端から前記第1方向に向けて延び出す延出部を備えており、
前記係止部材は、前記延出部の下面に沿う係止面を備えるとともに、前記送渡し路の延びる方向に沿って変位可能とされており、
前記搬送車と前記載置台とが相対的に離れているときは、前記係止部材が前記被係止部を前記係止面によって下方から係止することで、前記規制部材が前記規制姿勢となるように前記規制部材を保持しており、
前記送渡し路と前記受取り路とが前記規制体を介して連続するように前記搬送車と前記載置台とが相対的に近づくことで、前記係止部材は前記第2方向に向けて変位されて、前記係止部材が前記被係止部から係脱する構成を備えている、請求項1または2に記載の箱体受渡機構。 - 前記係止部材は、
前記係止面の前記第1方向の側に、前記送渡し路に沿って延びる長孔を備えており、前記規制体は、前記係止部材が前記第2方向に向けて変位された場合に、前記被係止部の先端が、前記長孔上に位置することで、前記係止部材の回動を許容する、請求項3に記載の箱体受渡機構。 - 前記係止部材と前記規制部材とを支持するベース部を備え、
前記係止部材と前記ベース部との間には、前記係止部材を前記第1方向に向けて付勢する付勢部が備えられている、請求項3または4に記載の箱体受渡機構。 - 前記係止部材は、前記ベース部に対して前記第2方向の側から係止することで、前記係止部材が前記第1方向へ移動することを規制する第1係止部を備えている、請求項5に記載の箱体受渡機構。
- 前記係止部材は、前記ベース部に対して前記第1方向の側から係止することで、前記係止部材が前記第2方向へ移動することを規制する第2係止部を備えている、請求項5または6に記載の箱体受渡機構。
- 前記送渡し路は帯状をなし、前記受取り路に向かう方向を第1方向、その反対を第2方向とするとき、
前記被係止部は、前記回動軸から前記本体部とは反対の方向に延び出すとともに、
前記係止部材は、前記規制姿勢にあるときに前記被係止部に対して前記第2方向の側から前記被係止部に係止する係止面を有しており、
前記搬送車と前記載置台とが相対的に離れているときは、前記本体部が前記規制姿勢となるように前記係止部材が係止面によって前記被係止部を係止しており、
前記送渡し路と前記受取り路とが前記規制体を介して連続するように前記搬送車と前記載置台とが相対的に近づくことで、前記係止部材は前記第2方向に向けて変位されて、前記係止部材が前記被係止部から係脱する構成を備えている、請求項1または2に記載の箱体受渡機構。 - 前記送渡し路と前記受取り路とはそれぞれ、前記載置部としての複数の回転ローラーを備え、複数の前記回転ローラーのうちのいずれかに前記箱体が載置されることで当該箱体の自重によって当該回転ローラーが回転し、当該箱体を前記受け渡し位置に向けて搬送するローラーコンベアによって構成されている、請求項8に記載の箱体受渡機構。
- 前記搬送車と前記載置台のいずれか一方は第1のフレームを備え、前記搬送車と前記載置台の他方は第2のフレームを備え、
前記第1のフレームには、上方において、一方の端部に向けて下傾する前記送渡し路と、下方において、前記一方とは逆の他方の端部に向けて下傾する前記受取り路と、が備えられ、
前記第2のフレームには、上方において、一方の端部に向けて下傾する前記受取り路と、下方において、前記一方とは逆の他方の端部に向けて下傾する前記送渡し路と、が備えられ、
前記載置台に対して前記搬送車が近づくことで、前記第1のフレームの前記送渡し路と前記第2のフレームの前記受取り路とが連続し、前記第2のフレームの前記送渡し路と前記第1のフレームの前記受取り路とが連続するように構成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の箱体受渡機構。 - 第1載置台と第2載置台との間で搬送車を介して箱体を受渡しする箱体受渡システムであって、
前記第1載置台と前記搬送車との間、および、前記搬送車と前記第2載置台との間には、請求項1~10のいずれか1項に記載の箱体受渡機構が備えられ、
前記第1載置台は、前記箱体受渡機構における送渡し路を備えるとともに、
前記第2載置台は、前記箱体受渡機構における受取り路を備え、
前記搬送車は、前記第1載置台に備えられる前記送渡し路に対する受取り路として機能するとともに、前記第2載置台に備えられる前記受取り路に対する送渡し路となる第1の搬送路を備えている、箱体受渡システム。 - 前記第1載置台は、前記箱体受渡機構における受取り路を備えるとともに、
前記第2載置台は、前記箱体受渡機構における送渡し路を備え、
前記搬送車は、前記第1載置台に備えられる前記受取り路に対する送渡し路として機能するとともに、前記第2載置台に備えられる前記送渡し路に対する受取り路となる第2の搬送路を備えている、請求項11に記載の箱体受渡システム。
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