JP7485544B2 - 天板付什器 - Google Patents

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Description

本発明は、天板付什器に関するものである。
オフィスや公共施設等の執務空間内で使用される天板付什器には、机上で用いられるオプション部材が取り付けられる場合がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。このようなオプション部材の取り付け方法としては、天板を挟持するクランプ機構を設け、当該クランプ機構にオプション部材を取り付ける構造が用いられている。
特許第4330675号公報 特許第5976341号公報
従来構造では、オプション部材を固定するためにクランプ機構が天板をクランプするため、オプション部材の着脱にクランプ機構の操作が必要となり取り外し作業が煩雑化していた。また、クランプ機構が天板の一部を覆うため、天板上面の作業領域を圧迫するという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、オプション部材を容易に着脱可能であり、天板上の作業面を広く確保できる天板付什器の提供を目的の一つとする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、天板付什器であって、床面上に設けられた支持構造体と、前記支持構造体に支持され、上方を向く作業面を有する板状の天板と、前記天板の下側に配置されるオプション受け具と、を備え、前記オプション受け具は、前記天板の上方で使用されるオプション部材が取り付けられる取付部を有し、前記オプション受け具は、上側から見て前記取付部が露出する支持位置と、上側から見て前記取付部が前記天板の下側に隠れる不支持位置と、に移動可能である。
このような第1の発明の天板付什器によれば、オプション受け具は、天板の下側に配置される。このため支持状態および不支持状態にかかわらず、オプション受け具が天板の作業面の作業領域を圧迫することがなく作業面を広く使用できる。
また、オプション受け具は、オプション部材を使用しない場合であっても、不支持位置において天板付什器に残留する。このため、オプション部材の着脱時に、オプション受け具を天板付什器から取り外す必要がなく、オプション部材の着脱が容易となる。
また、オプション受け具は、支持状態と不支持状態との間で移動可能であり、不支持状態において取付部を隠すことができる。このため、オプション部材を使用しない場合であっても、不必要な取付部が露出することを抑制でき、高い意匠性を保つことができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記オプション受け具は、前記支持位置において、上側から見て少なくとも一部が前記天板の外縁から突出する、という構成を採用する。
このような第2の発明によれば、支持位置において、オプション受け具の突出する部分を隣接部に当接させて隣接物との間に一定の隙間を設けることができる。このため、オプション受け具によって支持されたオプション部材や天板の上側で使用される他の電子機器等の配線を、当該隙間を通して天板の下側に導くことができる。なお、隣接物としては、他の天板付什器や壁面などが想定される。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記不支持位置には、第1不支持位置と第2不支持位置とが含まれ、前記オプション受け具は、前記第1不支持位置において、上側から見て少なくとも一部が前記天板の外縁から突出し、前記第2不支持位置において、上側から見て全体が隠れる。
このような第3の発明によれば、第1不支持位置においてオプション受け具の突出する部分を隣接部に当接させて隣接物との間に一定の隙間を設けることができる。このため、オプション受け具によって支持されたオプション部材や天板の上側で使用される他の電子機器等の配線を、当該隙間を通して天板の下側に導くことができる。また、第2不支持位置においては、上側から見てオプション受け具を天板の下側に隠すことができ、オプション部材を使用しない場合の天板付什器の意匠性を高めることができる。
第4の発明は、上記第1~第3の発明において、前記取付部は、上側を向き前記オプション部材が挿入される開口部である。
このような第4の発明によれば、オプション受け具の取付部は、上側を向く開口部であるため、オプション部材を上側から挿入することで支持することができる。したがって工具等を使用することなくオプション受け具に対するオプション部材の組み付けが可能となる。
第5の発明は、上記第1~第4の発明において、前記オプション受け具は、上下方向に延びる軸線を中心として回転することで前記支持位置と前記不支持位置との間で移動可能である。
このような第5の発明によれば、オプション受け具を回転させて前記支持位置と前記不支持位置との間で移動させることできる。したがって、工具等を用いることなく、オプション受け具を容易に操作できる構成をとることができる。また、オプション受け具が上下方向に延びる軸線を中心として回転するため、オプション受け具の突出する部分を隣接部に当接させる場合に、隣接物から受ける水平方向の力によってオプション受け具が移動し難い。このため、オプション受け具を隣接物と当接させる場合に隣接物との距離を一定に保ちやすい。
第6の発明は、上記第5の発明において、複数の前記オプション受け具を備える。
このような第6の発明によれば、1つのオプション部材を複数のオプション受け具によって支持させることで、それぞれのオプション受け具がそれぞれの軸線周りに回転することを抑制できる。
第7の発明は、上記第1~第4の発明において、前記オプション受け具は、水平方向に沿ってスライドすることで前記支持位置と前記不支持位置との間で移動可能である。
このような第7の発明によれば、オプション受け具をスライド移動させて前記支持位置と前記不支持位置との間で移動させることできる。したがって、オプション受け具の操作が容易となる。
第8の発明は、上記第1~第7の発明において、前記天板の下面および前記オプション受け具の上面のうち一方には凸部が設けられ、他方には凹部が設けられ、前記支持位置において前記凸部が前記凹部に嵌る。
このような第8の発明によれば、支持位置において天板とオプション受け具との間で凸部と凹部とが嵌るため、支持位置において天板とオプション受け具との移動が制限される。これによって、オプション受け具の突出する部分を隣接部に当接させる場合に、隣接物から受ける力によってオプション受け具が移動することを抑制でき隣接物との距離を一定に保ちやすい。
本発明の天板付什器によれば、オプション部材を容易に着脱可能であり、天板上の作業面を広く確保できる。
図1は、第1実施形態の天板付什器の概略構成を示す斜視図である。 図2は、第1実施形態のオプション受け具の斜視図である。 図3は、第1実施形態のオプション受け具の周囲を示すデスクの部分断面図である。 図4は、第1実施形態の天板付什器の平面図であって、オプション受け具が支持位置に配置された状態を示す。 図5は、第1実施形態の天板付什器の平面図であって、オプション受け具が第1不支持位置に配置された状態を示す。 図6は、第1実施形態の天板付什器の平面図であって、オプション受け具が第2不支持位置に配置された状態を示す。 図7は、第2実施形態の天板付什器の概略構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る天板付什器(以下、デスク2と呼ぶ)の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のデスク2の概略構成を示す斜視図である。
デスク2は、オフィスや公共施設等の執務空間に設置される。本実施形態のデスク2は、上面を作業面11aとする天板11を有し、執務者に対して電子機器等を効率的に扱う作業スペースを提供するための什器である。
以下の説明においては、デスク2で執務を行う執務者から見てデスク2の手前側を前、奥側を後、左手側を左、右手側を右と称する。すなわち、図1に示すように、デスク2の後述する一対の脚体10が離間して配列される方向を左右方向、左右方向と直交する水平方向を前後方向とする。また、重力方向(デスク2が載置される床面の法線に沿う方向)を上下方向とする。さらに、以下の説明において、平面視とは、対象物を上側から見た状態を示す。
デスク2には、オプション部材としてのパネル9が取り付けられる。デスク2とパネル9とは、デスクユニット1を構成する。すなわち、デスクユニット1は、デスク2とパネル9とを有する。
なお、本実施形態では、デスクユニット1が、オプション部材としてのパネル9を備える場合について説明するが、オプション部材は、照明装置、卓上タップおよび書類棚など、前記天板の上方で使用される他種のオプション部材であってもよい。また、デスクユニット1は、複数種類のオプション部材を備えていてもよい。
パネル9は、パネル本体9bと、2つの固定金具9aとを有する。パネル本体9bは、前後方向を板厚方向とする矩形板状である。パネル本体9bは、天板11の上側において、後方縁部に沿うように立設される。パネル本体9bは、一対の固定金具9aを介してデスク2に支持される。
パネル本体9bと天板11の作業面11aとの間には、隙間S2が設けられる。天板11の上側で使用された電子機器の配線は、パネル本体9bの下端と天板11の作業面11aとの間の隙間S2を通ってデスク2の後方に引き出すことができる。
2つの固定金具9aは、天板11の後方の縁部に沿って並んで配置される。固定金具9aは、前後方向を板厚方向とする板状である。固定金具9aは、上下方向に沿って延びる。
デスク2は、一対の脚体(支持構造体)10と、天板11と、幕板12と、配線ダクト13と、2つのオプション受け具20と、を備えている。
一対の脚体10は、床面上に設けられる。各々の脚体10は、4本の直線状のフレームが四角の枠状に連結されてなる枠状フレーム10aと、枠状フレーム10aの下端に接続されたアジャスタ10bを備えている。脚体10は、床面にアジャスタ10bを当接させ、天板11を下方から支持する。一対の脚体10は、枠状フレーム10a同士を対向させた状態で、水平方向に離間して配置されている。
なお、本実施形態のデスク2は一対の脚体10を備えるが、水平方向に離間して配置された複数の脚体を備えていればよい。また、脚体10は、例えば枠状フレーム10aの開口部を塞ぐパネルを備える構成や、枠状フレーム10aに換えてパネル状フレームを備える構成を採用することも可能である。
天板11は、上下方向に表裏面を向けた板状の部材である。天板11は、上方を向く作業面11aを有する。作業面11aには、執務者が使用する電子機器等が載置される。本実施形態において、天板11は、スチール製である。
天板11は、左右方向を長手方向とし、前後方向を短手方向とする平面視矩形状とされている。天板11は、複数の脚体10に架設されている。天板11は、左縁下面と右縁下面との各々に脚体10が不図示の締結具等で固定されている。天板11は、一対の脚体10に支持される。
幕板12は、一方の脚体10の後端部と、他方の脚体10の後端部とを接続する板状の部材である。幕板12は、脚体10間に架設される。幕板12は、不図示の締結具によって各々の脚体10と固定されている。
幕板12は、左右端部の各々が脚体10の枠状フレーム10aに直接固定されたパネル体であり、表裏面を前後方向に向けて配置されている。また、幕板12の上端と天板11との間には、隙間S1が設けられている。すなわち、幕板12は、天板11の下側に隙間S1を介して配置される。
配線ダクト13は、天板11の下側に配置される。配線ダクト13は、天板11の後方の縁部に沿って配置される。配線ダクト13は、上側に開口する横断面略U字状であり、左右方向に沿って延びる板状である。配線ダクト13は、左右方向に延伸する配線収容領域Rを有している。配線収容領域Rには、配線等の収容物が収容される。
配線ダクト13の配線収容領域Rは、天板11と幕板12との間の隙間S1において後方に開口する。配線収容領域Rに収容された配線は、隙間S1を通って天板11の上側に延び出る。
オプション受け具20は、天板11の下側に配置される。本実施形態のデスク2には、2つのオプション受け具20が備えられる。パネル9は、2つのオプション受け具20によって支持される。
図2は、オプション受け具20の斜視図である。
オプション受け具20は、ベース部21と、パネル9を支持する支持部22と、を有する。オプション受け具20は、側方から見てL字形状を有する。
ベース部21は、平面視矩形のブロック状である。ベース部21の平面視中央には、第1の軸線J1に沿って貫通する貫通孔21aが設けられる。また、ベース部21の上面20aには、平面視で貫通孔21aを囲むように配置される複数(本実施形態では4つ)の凹部21bが設けられる。凹部21bは、平面視円形である。4つの凹部21bは、第1の軸線J1の周方向に沿って等間隔に配置される。第1の軸線J1に対する4つの凹部21bの距離は互いに等しい。
図3は、オプション受け具20の周囲を示すデスク2の部分断面図である。なお、図3には、本実施形態のデスク2に隣接して配置される他の隣接デスク2Bを仮想線(二点鎖線)で図示する。隣接デスク2Bは、本実施形態のデスク2と同様の構成を有し、パネル9を支持しない。隣接デスク2Bは、第1不支持位置に配置されたオプション受け具20を有する。
図3に示すように、天板11の下面11bには、ネジ孔11cが設けられる。ネジ孔11cには、オプション受け具20の貫通孔21aを通された固定ネジ8が挿入される。これにより、オプション受け具20は、天板11の下面11bに取り付けられる。また、オプション受け具20は、貫通孔21aの第1の軸線J1周りを回転可能である。
図4は、オプション受け具20周りのデスク2の平面図である。
天板11の下面11bには、凸部11dが設けられる。凸部11dは、ネジ孔11cに隣接して配置される。凸部11dは、平面視円形である。凸部11dは、下側に向かってドーム状に突出する。
オプション受け具20の複数の凹部21bのうち何れか1つには、天板11の凸部11dが嵌る。平面視における凹部21bの直径は、凸部11dの直径より若干大きい。凹部21bに凸部11dが嵌ることで、天板11に対するオプション受け具20の回転が抑制される。
本実施形態においてオプション受け具20の上面20aには、第1の軸線J1周りの90°毎に4つ凹部21bが並んで配置される。天板11の下面11bに設けられた凸部11dは、オプション受け具20を第1の軸線J1周りに90°回転させる度に、異なる凹部21bに嵌る。これにより、凸部11dは、オプション受け具20を第1の軸線J1周りに90°毎に係止させることができる。
図2に示すように、支持部22は、ベース部21の長手方向の端部に配置される。支持部22の下端部は、ベース部21の下端部に対して下側に突出する。支持部22には、開口部(取付部)22aが設けられる。
開口部22aは、平面視において矩形状である。本実施形態において、開口部22aは、上下方向にそれぞれ開口する貫通孔である。しかしながら、開口部22aは、少なくとも上側に開口していればよい。開口部22aには、パネル9の固定金具9aが挿入される。すなわち、オプション受け具20は、パネル9が取り付けられる取付部としての開口部22aを有する。
固定金具9aは、クランク状に屈曲している。固定金具9aは、上下方向にそれぞれ延びる下端部9pおよび上端部9qと、下端部9pの上端と上端部9qの下端とを繋ぎ水平方向に延びるベント部9rと、を有する。固定金具9aは、上端部9qにおいてパネル本体9bを支持する。また、固定金具9aは、下端部9pにおいてオプション受け具20の開口部22aに挿入さる。また、ベント部9rは、オプション受け具20の上面20aに接触する。これにより、オプション受け具20は、固定金具9aを保持するとともにパネル9全体を下側から支持する。
本実施形態によれば、オプション受け具20は、天板11の下側から天板11の上側で使用されるオプション部材(本実施形態において、パネル9)を支持する。このため、オプション受け具20が天板11の作業面11aの作業領域を圧迫することがない。結果的に、執務者は天板11の作業面11aを広く使用できる。
本実施形態によれば、オプション受け具20は、オプション部材(本実施形態のパネル9)を使用しない場合であっても、不支持位置においてデスク2に残留する。このため、オプション部材の着脱時に、オプション受け具20をデスク2から取り外す必要がなく、オプション部材の着脱が容易となる。
本実施形態によれば、オプション受け具20においてオプション部材(本実施形態のパネル9)が取り付けられる取付部は、上側を向く開口部22aである。このため、オプション受け具20は、オプション部材を開口部22aに上側から挿入することで支持することができる。本実施形態によれば、デスク2へのオプション部材の組み付けに、工具を必要としない。
なお、図2に示すように、固定金具9aの下端部9pに孔部9kが設けられ、オプション受け具20に孔部9kに係止される爪部22pが設けられていてもよい。この場合、オプション部材を上側に引っ張ってもオプション受け具20からオプション部材が容易に離脱することを抑制できる。
図4~図6は、オプション受け具20周りのデスク2の平面図であり、それぞれオプション受け具20の位置を変えた状態を示す図である。なお、図4および図5には、隣接デスク2Bを図示する。
オプション受け具20は、第1の軸線周りに回転させることで、図4に示す支持位置と、図5に示す第1不支持位置と、図6に示す第2不支持位置と、に移動可能である。
図4に示すように、オプション受け具20は、支持位置において、上側から見て開口部22aが露出する。また、図5および図6に示すように、オプション受け具20は、第1不支持位置および第2不支持位置において、上側から見て開口部22aが隠れる。
本実施形態よれば、オプション受け具20は、支持状態と不支持状態(第1不支持位置および第2不支持位置)との間で移動可能であり、不支持状態において開口部22aを隠すことができる。このため、オプション受け具20を使用しない場合に、不必要な開口部22aが露出することを抑制でき、高い意匠性を保つことができる。
図4に示すように、オプション受け具20は、支持位置において、上側から見て少なくとも一部が天板11の外縁から突出する。支持位置において、オプション受け具20の天板11の外縁から突出する部分は、支持部22である。
本実施形態によれば、支持位置において、上側から見て天板11の外縁から突出する支持部22を隣接物(図4における隣接デスク2B)に当接させることができる。これにより、天板11と隣接物との間に一定の幅の隙間S3を設けることができる。このため、天板11の上側で使用される電子機器等の配線を、隣接物との間の隙間S3を通して天板11の下側に導くことができる。また、オプション受け具20がオプション部材としての電子機器を支持する場合には、当該オプション部材から延び出る配線を、隣接物との間の隙間S3を通して天板11の下側に導くことができる。
図5に示すように、オプション受け具20は、第1不支持位置において、上側から見て少なくとも一部が天板11の外縁から突出する。第1不支持位置において、オプション受け具20の天板11の外縁から突出する部分は、ベース部21の一部であり、支持部22の反対側の端部である。ここで、ベース部21の支持部22の反対側の端部を突出部21cと呼ぶ。
本実施形態によれば、第1不支持位置において、上側から見て天板11の外縁から突出する突出部21cを隣接物(図4における隣接デスク2B)に当接させることができる。これにより、天板11と隣接物との間に一定の隙間S3を設けることができ電子機器等の配線を隣接物との間の隙間S3を通して天板11の下側に導くことができる。
図6に示すように、オプション受け具20は、第2不支持位置において、上側から見て全体が隠れる。このため、オプション受け具20が隣接物との距離を一定に確保する必要がない場合に、オプション受け具20を第2不支持位置に移動させて天板11の下側に隠しデスク2の全体の意匠性を高めることができる。
本実施形態によれば、オプション受け具20の不支持位置には、隣接物との距離を一定に保つために天板11の外縁から突出する第1不支持位置と、天板11の下側に隠れる第2不支持位置が含まれる。このため、オプション受け具20の使用状況に応じて、デスク2の全体としての見栄えを調整することができる。
本実施形態によれば、オプション受け具20は、上下方向に沿う第1の軸線J1を中心として回転することで支持位置と第1不支持位置と第2不支持位置との間で移動可能である。このため、工具等を用いることなく、オプション受け具20を容易に操作できる構成をとることができる。また、オプション受け具20が上下方向に沿う第1の軸線J1を中心として回転するため、オプション受け具20の突出する部分を隣接部に当接させる場合に、隣接物から受ける水平方向の力によってオプション受け具20が移動し難い。このため、オプション受け具20を隣接物と当接させる場合に隣接物との距離を一定に保ちやすい。
図4~6に示すように、本実施形態によれば、オプション受け具20が支持位置、第1不支持位置、第2不支持位置に配置された状態において、オプション受け具20の上面20aに設けられた凹部21bに、天板11の下面11bに設けられた凸部11dが嵌る。このため、支持位置において天板11とオプション受け具20との移動が制限される。また、オプション受け具20を隣接部に当接させる場合に、隣接物から受ける水平方向の力によってオプション受け具20が回転することを抑制でき隣接物との距離を一定に保ちやすい。
また、オプション受け具20の上面20aに設けられた4つの凹部21bは、第1の軸線J1周りの90°毎に並んで配置される。このため、オプション受け具20を第1の軸線J1周りに90°回転させ、第1不支持位置、第2不支持位置、支持位置に位置させる度に、天板11の下面11bに設けられた凸部11dが、それぞれ異なる凹部21bに嵌る。これにより、凸部11dは、デスク2に振動又は衝撃が加わった場合であっても、オプション受け具20が各位置からずれることを抑制する。
図1に示すように、本実施形態のデスク2は、複数のオプション受け具20を備える。このため、オプション部材(本実施形態のパネル9)は、複数のオプション受け具20によって支持される。結果的に、オプション部材に外力が生じた場合であっても、オプション部材の支持を安定させることができる。さらに、複数のオプション受け具20によって、1つのオプション部材(本実施形態のパネル9)を支持することで、各オプション受け具20の第1の軸線J1周りの回転が抑制される。
なお、複数のオプション受け具20に対して、それぞれ異なる種類のオプション部材を支持させてもよい。
図4および図5に示すように、デスク2と同構成の隣接デスク2Bとを、並べて配置する場合、互いのオプション受け具20同士を当接させることが好ましい。これにより、デスク2および隣接デスク2Bの天板11同士の間に、均一な幅の隙間S3を設けることができる。
なお、デスク2に隣接する隣接物としては、壁面などであってもよい。
図3に示すように、開口部22aに挿入される固定金具9aは、上端部9qの板厚中心が、オプション受け具20の後方を向く端面と一致する。したがって、一つのパネル9をデスク2と隣接デスク2Bとの中央に配置することができる。
本実施形態において、天板11はスチール製である。オプション部材の重量は、オプション受け具20を介して天板11に支持される。したがって、オプション部材の重量が大きい場合に天板11の強度が低いと天板11に損傷が生じる虞がある。これに対し本実施形態によれば、天板11はスチール製であることで強度が高められているため、重量の大きなオプション部材を支持した場合であっても天板11の損傷を抑制できる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態のデスク102の概略構成を示す部分斜視図である。
デスク102には、オプション部材としてのパネル(オプション部材)109が取り付けられる。パネル本体109bは、矩形板状である。パネル本体109bは、天板11の上側において、後方縁部に沿うように立設される。パネル109は、パネル本体109bと、固定金具109aと、中継支持部109dと、を有する。パネル本体109bは、固定金具109aおよび中継支持部109dを介してデスク102に支持される。
固定金具109aは、パネル本体109bに連結されている。固定金具109aは、上下方向に沿って延びるパイプ状である。固定金具109aは、パネル本体109bの下端縁から下側に延びる。
中継支持部109dは、台座部109eと、下端係止部109fと、を有する。台座部109eは、上下方向に沿って延びる角柱状である。台座部109eの上面には、上側を向く保持穴109hが開口する。保持穴109hは、上下方向に延びる第1の第2の軸線J2を中心として延びる。保持穴109hは、第1の第2の軸線J2を中心とする円形である。保持穴109hには、固定金具109aが挿入される。これにより、中継支持部109dは、固定金具109aを支持する。
下端係止部109fは、台座部109eの下端部に配置される。下端係止部109fは、台座部109eから下側に延びる垂設部109kと、垂設部109kの下端部から側方に突出する突出部109jと、を有する。
上述の実施形態と同様に、デスク102は、一対の脚体10と、天板11と、幕板12と、配線ダクト13と、オプション受け具120と、を備えている。本実施形態のデスク102は、上述の実施形態と比較して、主にオプション受け具120の構成が異なる。
オプション受け具120は、天板11の下側に配置される。本実施形態のデスク102には、オプション受け具120が備えられる。パネル109は、オプション受け具120によって支持される。
オプション受け具120は、前後方向に延びる一対のレール部121と、左右方向に延び一対のレール部121の後方の端部に連結される取付部122と、を有する。
レール部121には、上側に開口する長孔121aが設けられる。長孔121aは、前後方向に延びる。長孔121aには、天板11の下面11bから下側に延び出る係止軸部108が挿入されレール部121に係止される。これにより、オプション受け具120は、天板11に支持される。
レール部121は、係止軸部108に対し長孔121aの開口範囲において前後方向に移動可能である。一対のレール部121の長孔121aには、それぞれ係止軸部108が挿入されるため、オプション受け具120は、全体として天板11に対して前後方向にスライド移動可能である。
取付部122は、一対のレール部121を介して天板11に支持される。取付部122は、左右方向に沿って延びる前方棚部122jおよび後方棚部122kを有する。前方棚部122jと後方棚部122kとの間には、取付部122の全長に亘って左右方向に沿って延びる開口スリット122sが設けられる。
開口スリット122sには、中継支持部109dの下端係止部109fが挿入される。より具体的には、台座部109eの下端面を後方棚部122kに接触させた状態で、中継支持部109dを第1の第2の軸線J2周りに回転させ、突出部109jを前方棚部122jに係止させる。これにより、中継支持部109dは、オプション受け具120に支持される。また、中継支持部109dがオプション受け具120に支持された状態で、台座部109eの外周面は、天板11の後方縁部に接触する。
本実施形態によれば、オプション受け具120は、天板11の下側から天板11の上側で使用されるオプション部材(本実施形態において、パネル109)を支持する。このため、オプション受け具120が天板11の作業面11aの作業領域を圧迫することがない。結果的に、執務者は天板11の作業面11aを広く使用できる。
本実施形態によれば、オプション受け具120において、パネル109の中継支持部109dは、上側を向く開口スリット122sである。オプション受け具120は、中継支持部109dを開口スリット122sに上側から挿入し回転することで固定することができる。すなわち本実施形態によれば、工具等を使用することなくオプション受け具120に対するパネル109の組み付けが可能となる。
オプション受け具120は、平方向に沿って天板11に対しスライドすることで、支持位置と不支持位置との間で移動可能である。図7に示すように、支持位置のオプション受け具120において、上側から見て取付部122が露出する。また、オプション受け具120を不支持位置に移動させることで、オプション受け具120は、上側から見て取付部122が天板11の下側に隠れる。本実施形態によれば、オプション受け具120を、不支持位置において天板11の下側に隠すことができ、デスク102の全体の意匠性を高めることができる。
本実施形態によれば、オプション受け具120をスライド移動させて支持位置と不支持位置との間で移動させることできる。したがって、工具等を用いることなく、オプション受け具120を容易に操作できる構成をとることができる。
本実施形態によれば、支持位置において中継支持部109dがオプション受け具120に支持された状態で、台座部109eの前方面が天板11の後方縁部に接触することが好ましい。この場合、オプション受け具120は、中継支持部109dを支持させた状態で中継支持部109dの干渉によって前方へのスライド移動が規制される。結果として、オプション受け具120は、パネル109を支持する状態でがたつきが抑制され、パネル109の支持が安定する。
オプション受け具120は、支持位置において、上側から見て少なくとも一部が天板11の外縁から突出する。支持位置において、オプション受け具120の天板11の外縁から突出する部分は取付部122である。本実施形態によれば、支持位置において、上側から見て天板11の外縁から突出する取付部122を隣接物に当接させることで天板11と隣接物との間に一定の隙間を設けることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、床面上に設けられ天板11を支持する支持構造体として、一対の脚体10を有する場合について説明したが、支持構造体の構成は、本実施形態に限定されない。
1…デスク(天板付什器)、9、109…パネル(オプション部材)、10…脚体(支持構造体)、11…天板、11a…作業面、11b…下面、11d…凸部、20,120…具、20a…上面、21b…凹部、22a…開口部(取付部)、122…取付部、J1…第1の軸線(軸線)、J2…第2の軸線(軸線)

Claims (7)

  1. 床面上に設けられた支持構造体と、
    前記支持構造体に支持され、上方を向く作業面を有する板状の天板と、
    前記天板の下側に配置されるオプション受け具と、を備え、
    前記オプション受け具は、前記天板の上方で使用されるオプション部材が取り付けられる取付部を有し、
    前記オプション受け具は、上側から見て前記取付部が露出する支持位置と、上側から見て前記取付部が前記天板の下側に隠れる不支持位置と、に移動可能である、天板付什器。
  2. 前記オプション受け具は、前記支持位置において、上側から見て少なくとも一部が前記天板の外縁から突出する、
    請求項1に記載の天板付什器。
  3. 前記不支持位置には、第1不支持位置と第2不支持位置とが含まれ、
    前記オプション受け具は、
    前記第1不支持位置において、上側から見て少なくとも一部が前記天板の外縁から突出し、
    前記第2不支持位置において、上側から見て全体が隠れる、請求項1又は2に記載の天板付什器。
  4. 前記取付部は、上側を向き前記オプション部材が挿入される開口部である、請求項1~3の何れか一項に記載の天板付什器。
  5. 前記オプション受け具は、上下方向に延びる軸線を中心として回転することで前記支持位置と前記不支持位置との間で移動可能である、
    請求項1~4の何れか一項に記載の天板付什器。
  6. 複数の前記オプション受け具を備える、
    請求項5に記載の天板付什器。
  7. 前記オプション受け具は、水平方向に沿ってスライドすることで前記支持位置と前記不支持位置との間で移動可能である、
    請求項1~4の何れか一項に記載の天板付什器。
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