JP7482317B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Description
エアクリーナケースを有し、乗員シート下の開口空間にバッテリが取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間に、吸気ダクトが前記エアクリーナケースに対して取外し可能に配置された鞍乗型車両であって、
前記バッテリが前記開口空間に配置された状態で、
前記吸気ダクトは側面視で前記バッテリの上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクトの先端部は、前記バッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置され、
前記エアクリーナケースの下半ケースに吸気ダクトが装着され、前記下半ケースは蓋部材を備え、
前記吸気ダクトが同蓋部材と一体に前記下半ケースから取り外し可能な構造であることを特徴とする鞍乗型車両である
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
前記エアクリーナケースの蓋部材は、同エアクリーナケースから取り外し可能である。
そのため、蓋部材を取り外すことで、その開口部からエアクリーナエレメントを容易に取り外せるように構成でき、メンテナンス性が向上する。
前記乗員シート下の開口空間よりも車両進行方向前方に燃料タンクと前記エアクリーナケースとが配置され、前記エアクリーナケースは前記燃料タンクの凹面をなす下面部に対峙して位置し、同エアクリーナケースは前記燃料タンクの下面部よりも車幅方向に小さく、前記燃料タンクの下面部と前記エアクリーナケースとの間の隙間部が、前記開口空間に繋がっている。
そのように、エアクリーナケースは燃料タンクの下面部に対して車幅方向に小さく、燃料タンクの下面部とエアクリーナーとの間には隙間部があるので、車両の前方から燃料タンクに当たった外気が燃料タンクの下面部に沿ってガイドされることで、隙間部を通じて開口空間に流入し易くなり、吸気ダクトからの吸気効率が向上する。
前記吸気ダクトは、前記エアクリーナケースから前記開口空間内を後方に向けて延設される。
そのため、隙間部からの流入外気によって吸気ダクトに向かう気流が妨げられることを防ぎつつ、乗車シート下の開口空間の後方に溜まった外気を吸気し易くなる。
エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され、
前記開口空間(10)に流入した外気を、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)の吸入口(70)に指向させるためのガイド部材(75)を有し、
前記バッテリ(8)はバッテリバンド(9)によって車体フレーム(2)側に固定されており、同バッテリバンド(9)は前記ガイド部材(75)を固定する部材を兼ねていることを特徴とする鞍乗型車両である。
他の本発明の鞍乗型車両によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記開口空間に流入した外気を、前記吸気ダクトの先端部の吸入口に指向させるためのガイド部材を有するので、ガイド部材を設けることで、乗員シート下の開口空間に流入した外気を効率良く吸気ダクトの先端部の吸入口から吸気することができる。
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記エアクリーナケースの下半ケースに吸気ダクトが装着され、前記下半ケースは蓋部材を有し、同蓋部材が前記吸気ダクトと一体に前記下半ケースから取り外し可能な構造であるので、エアクリーナケースの蓋部材と吸気ダクトとを一体構造にすることで、組付け性が向上する。
また、他の本発明の鞍乗型車両によれば、
乗員シート下の開口空間にバッテリと吸気ダクトとを取外し可能に配置し、吸気ダクトの先端部をバッテリの取り出し方向の頂面に被さるように配置することで吸気ダクト周辺に障害物が設けられることが回避され、メンテナンス性を確保しつつ、吸気ダクト長を伸ばして吸気効率を向上させることができる。
また、前記開口空間に流入した外気を、前記吸気ダクトの先端部の吸入口に指向させるためのガイド部材を有するので、ガイド部材を設けることで、乗員シート下の開口空間に流入した外気を効率良く吸気ダクトの先端部の吸入口から吸気することができる。
そして、前記バッテリはバッテリバンドによって車体フレーム側に固定されており、同バッテリバンドは前記ガイド部材を固定する部材を兼ねているので、ガイド部材の周辺に位置するバッテリバンドを使用してガイド部材を固定することで、新たにガイド部材を固定するための別部品のステー等を加える必要がないため省スペース化することができる。
特許請求の範囲および本明細書の説明における前後左右上下等の向きは、本実施形態の車両(自動二輪車)の向きに従うものとする。
図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示されるように、自動二輪車1の車体フレーム2は、車体前部のヘッドパイプ20から後方へ左右一対のメインフレーム21が若干下向きに延出した後に、後端部21aでさらに下方に屈曲して、ピボットフレーム22に接続している。
また、ヘッドパイプ20から後方へ、下方に向けて斜め急角度で左右一対のダウンフレーム23が延出している。
シートレール24は、メインフレーム21との接続部24aからさらに前方に延設されて、ダウンフレーム23に接続する。シートレール24とダウンフレーム23との接続部24bからは補強ステー26が上方へ延出しメインフレーム21と接続している。
左右のメインフレーム21、左右のシートレール24、バックステー25は、適宜位置に設けられた複数のクロス部材27で繋がれる。
また、メインフレーム21の後端部21aに接続するピボットフレーム22には、前端をピボット軸14aにより上下搖動可能に枢支されたリヤフォーク14が、後方へ延出し、その後端に後輪15が軸支され、リヤフォーク14と車体フレーム2との間に、図示しないリヤクッションが介装されている。
メインフレーム21の上部には、燃料タンク17が架設され、燃料タンク17の後方に乗員シート18がシートレール24に支持されて設けられている。
本実施形態に係る内燃機関3は、クランクケース30内の後部に変速機4を備えて、いわゆるパワーユニットを構成しており、そのクランク軸31を、自動二輪車1の車幅方向、すなわち左右方向に配向させて自動二輪車1に搭載された水冷単気筒の4ストロークサイクル内燃機関である。
内燃機関3のシリンダヘッド33からは後方に、その吸気ポート35に接続して吸気管51が延出し、吸気管51、スロットルボディ52およびコネクティングチューブ53等からなる吸気部材50を介して吸気系路がエアクリーナケース6に至っている。
シリンダヘッド33から前方には、その排気ポート36に接続して排気管55が延出し下方に屈曲して内燃機関3の下方を後方に延び、排気経路が後輪15の右側のマフラー56に至っている。
内燃機関3の前方にはラジエータ37が配置されている。
図2に示されるように、燃料タンク17の後縁部17aには車両左右方向に亘るリンク部材19が取付けられ、リンク部材19の左右の端部19aは下方に屈曲して左右のシートレール24で支持されている。
乗員シート18はその前端側をリンク部材19上に支持され、後端側は左右のシートレール24のバックステー25との接合部24cまで延在して支持される(図1参照)。
したがって、上半ケース63は車両斜め前方側に位置し、下半ケース64は車両斜め後方側に位置するように配置される。
なお、エアクリーナケース6の内部は、合わせ面65に設けられたクリーナエレメント66によって、クリーンエリア61とダーティエリア62に区切られる。
エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは、車両前後方向で斜め後上方を向いており、後側面64bには外気を吸入するための吸気ダクト7が取外し可能に装着され、吸気ダクト7は車両前方から後方に向けて配置され、先端部7aにほぼ車両後方に向けた吸入口70を有している。
したがって、車両前後方向で斜め後上方を向くエアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは、燃料タンク17の後側に接続して配置された乗員シート18を取り外すと、乗員シート18下の開口空間10に面している。
リヤフェンダ28は、図1に示されるように、ほぼ左右のバックステーの間に、上下を遮るように設けられており、バッテリ8の後下方に向いた後側面8bを支えるとともに、バッテリ8の前下方に向いた底面8dに沿って上方へ屈してバッテリ8の底面8dを支え、
底面8dの半ばで前屈部28aを形成して前方に延出している(図1参照)。
前屈部28aには、バッテリ8をリヤフェンダ28上に固定する後述のバッテリバンド9を係止する差し込み孔29が設けられている(図8参照)。
すなわち、乗員シート18を取り外した下側の開口空間10に、バッテリ8とエアクリーナケース6の吸気ダクト7とが取外し可能に配置されており、吸気ダクト7の先端部7aはバッテリ8の取り出し方向Pに対して垂直方向に広がる空間に被さるように配置されている。
したがって、バッテリ8の取り出し取り付けは、吸気ダクト7を取外した状態で行う。
特に、吸気ダクト7の先端部7aがバッテリ8の取り出し側である上方に後向きに位置するので、バッテリ8の取り出し方向Pに対して垂直方向に広がり、吸気ダクト7を比較的障害物が少ない空間へ伸ばすことにより、吸気効率を向上させるものとなっている。
図3に示されるように、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bは蓋部材71を備えて、その蓋部材71に吸気ダクト7が一体に組み立てられた構造をしており、そのため、蓋部材71を下半ケース64に取付けることで、エアクリーナケース6に対して吸気ダクト7が取付けられ、吸気ダクト7の組付け性が向上している。
なお、吸気ダクト7を蓋部材71と別体として取り出せるようにしてもよい。
そして、蓋部材71がエアクリーナケース6から取り外し可能となっているので、蓋部材71を取り外すことで、その開口部からクリーナエレメント66を容易に取り外せるように構成でき、メンテナンス性が向上している。
それに対し、蓋部材71の下縁には吸気ダクト7の取付け部の下部に支持腕72を延設し、実質的な吸気ダクト7のオーバーハング量を抑制し、垂れ下がりや振動による変位でバッテリ8と干渉することを回避し、周辺部品とのクリアランスを確保している(図2、図5参照)。
上述のように、乗員シート18下の開口空間10よりも車両進行方向前方に燃料タンク17とエアクリーナケース6とが配置され、図4に示されるように、エアクリーナケース6は燃料タンク17の凹面をなす下面部17bに対峙して下方から入り込むように位置しており、エアクリーナケース6は燃料タンク17の下面部17bよりも車幅方向に小さく形成されている。
そのため、燃料タンク17の下面部17bとエアクリーナケース6の左右の側面6aとの間に隙間部54が形成され、隙間部54が後方の開口空間10に繋がっているので、車両の前方から燃料タンク17に当たった外気が、燃料タンク17の下面部17bに沿ってガイドされることで、隙間部54を通じて開口空間10に流入し易くなり、吸気ダクト7からの吸気効率が向上している(図3参照)。
なお、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bに取付けられ、吸気ダクト7を備える蓋部材71は、外気流入の障害とならないように、リンク部材19に対して隙間部54ができるように小さく形成されている(図3参照)。
また上述のように、吸気ダクト7は、エアクリーナケース6の下半ケース64から開口空間内を後方に向けて延設されているので、乗員シート18下の開口空間10の後方に溜まった外気を吸気しやすくなっている。
ガイド部材75は、ほぼ半球状で吸入口70をやや間隔を置いて覆うように位置し、車両前方から後方へ向け開口空間10に流入した外気を捕捉して前方へ反転し、吸気ダクト7の吸入口70へ導入するように形成され、配置されている。
そのようにガイド部材75を設けることで、乗員シート18下の開口空間10に流入した外気を効率良く吸気ダクト7の先端部7aの吸入口70から吸気することができる。
図5に示されるように、吸気ダクト7は、エアクリーナケース6の下半ケース64の後側面64bに設けられるが、本実施形態の場合、クリアランスが得やすいバッテリ8の頂面8cの端子配置による凹部81の位置に合わせて車両左右方向中心よりも右側に片寄っている。
さらに上述のように、後側面64bの蓋部材71の下縁に設けられた支持腕72によって、実質的な吸気ダクト7のオーバーハング量が抑制され、吸気ダクト7とバッテリ8や周辺部品とのクリアランスが確保されている。
そのため、ガイド部材75は、左斜めに向けて配置され、車体右側からの外気の吸入口70への流れを抑制し、左側からの外気(図3中、2点鎖線矢印参照)を効率よく吸入口70に集められるように構成されている。
図6は、図2中に示されるバッテリバンド9を取り出して略同方向で示すバッテリバンド9の斜視図である。
バッテリバンド9は、バッテリ8の前側面8aに充てられる前側面部9aと、前側面部9aの一端側が屈曲してバッテリ8の頂面8cに当てられる頂面部9cと、前側面部9aの他端側が屈曲してバッテリ8の底面8dに当てられる底面部9dを備える。底面部9dはさらに延長して屈曲するフック部95を形成する。
頂面部9cは上方へ屈曲してさらに延長しガイド部材第1固定部91、さらに屈曲延長してバンド固定部90が形成された後、屈曲した先端にガイド部材第2固定部92が形成されている。
図8に示されるように、バッテリ8の底面8d側で、リヤフェンダ28の前屈部28aに設けられた差し込み孔29に、フック部95が挿入されてバッテリバンド9の下部がリヤフェンダ28側に係止され、バッテリバンド9の前側面部9aと頂面部9cを、バッテリ8の前側面8aと頂面8cに当てたうえで、バッテリバンド9の上部をバンド固定部90でリヤフェンダ28側にクリップ96で固定することで、バッテリ8はリヤフェンダ28に、すなわち車体フレーム2側に固定される。
なお、図中符号28bはバッテリバンド9のバンド固定部90を固定するためにリヤフェンダ28に形成された固定台座である。
したがって、バッテリ8を取り出すことは、バンド固定部90のクリップ96を外してバッテリバンド9を取外すことで容易に行える。
バッテリ8は、リヤフェンダ28上に載置された上、バッテリバンド9によって固定されるが、バッテリバンド9はガイド部材75の固定具を兼ねる。
図7に示されるように、ガイド部材75は、バッテリバンド9のガイド部材第1固定部91、ガイド部材第2固定部92で、バッテリバンド9にクリップ96によって固定される。
なお、ガイド部材75は、そのほかにも図3、図5に示されるように、左右のシートレール24に渡されたクロス部材27Aにクリップ96によって固定される。
そのように、ガイド部材75の周辺に位置するバッテリバンド9を使用してガイド部材75を固定することで、新たにガイド部材75を固定するための別部品のステー等を加える必要がないため省スペース化が図られている。
例えば、本発明の鞍乗型車両は、実施形態の自動二輪車に限らず例えば、3輪、4輪のバギー車等、多様な鞍乗型車両であってよく、請求項1の要件を備える鞍乗型車両であればよい。
内燃機関は、実施形態の水冷単気筒の4ストロークサイクル内燃機関に限定されず他種の多気筒内燃機関であってもよい。
また、各機器の左右の配置は、説明の便宜上、図示のものに特定して記載したが、上記実施形態に示すものと左右逆となる配置のものであってもよく、本発明に含まれる。
Claims (5)
- エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され、
前記エアクリーナケース(6)の下半ケース(64)に吸気ダクト(7)が装着され、前記下半ケース(64)は蓋部材(71)を備え、
前記吸気ダクト(7)が同蓋部材(71)と一体に前記下半ケース(64)から取り外し可能な構造であることを特徴とする鞍乗型車両。 - 前記蓋部材(71)は、前記エアクリーナケース(6)から取り外し可能であり、前記蓋部材(71)を取り外し後の開口部を通してクリーナエレメント(66)が取り外し可能であることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
- 前記乗員シート(18)下の開口空間(10)よりも車両進行方向前方に燃料タンク(17)と前記エアクリーナケース(6)とが配置され、前記エアクリーナケース(6)は前記燃料タンク(17)の凹面をなす下面部(17b)に対峙して位置し、同エアクリーナケース(6)は前記燃料タンク(17)の下面部(17b)よりも車幅方向に小さく、前記燃料タンク(17)の下面部(17b)と前記エアクリーナケース(6)との間の隙間部(54)が、前記開口空間(10)に繋がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鞍乗型車両。
- 前記吸気ダクト(7)は、前記エアクリーナケース(6)から前記開口空間(10)内を後方に向けて延設されたことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
- エアクリーナケース(6)を有し、乗員シート(18)下の開口空間(10)にバッテリ(8)が取外し可能に配置されるとともに、
同開口空間(10)に、吸気ダクト(7)が前記エアクリーナケース(6)に対して取外し可能に配置された鞍乗型車両(1)であって、
前記バッテリ(8)が前記開口空間(10)に配置された状態で、
前記吸気ダクト(7)は側面視で前記バッテリ(8)の上方を車両後方向きに延設され、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)は、前記バッテリ(8)の取り出し方向(P)の頂面(8c)に被さるように配置され、
前記開口空間(10)に流入した外気を、前記吸気ダクト(7)の先端部(7a)の吸入口(70)に指向させるためのガイド部材(75)を有し、
前記バッテリ(8)はバッテリバンド(9)によって車体フレーム(2)側に固定されており、同バッテリバンド(9)は前記ガイド部材(75)を固定する部材を兼ねていることを特徴とする鞍乗型車両。
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