JP7468644B2 - 環境遷移予測装置、環境遷移予測方法、及び環境遷移予測プログラム - Google Patents

環境遷移予測装置、環境遷移予測方法、及び環境遷移予測プログラム Download PDF

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Description

開示の技術は、環境遷移予測装置、環境遷移予測方法、及び環境遷移予測プログラムに関する。
人間の行動、環境の変化を機械学習によって予測する技術は、例えば、自動運転、ロボティクス、映像監視等の多岐に渡る技術分野に関するアプリケーションにおいて重要な技術である。
例えば、非特許文献1には、料理中の人について、入力された動画の行動履歴に基づいて、将来の行動予測を行う技術が記載されている。
[非特許文献1]
Yazan Abu Farha et.al., "When will you do what? - Anticipating Temporal Occurrences of Activities", インターネット検索 URL:https://arxiv.org/pdf/1804.00892.pdf
しかしながら、実際には多くの行動は、環境に変化をもたらす。例えば、「トマトを切る」という行動の前後では、トマトの見た目が変化し、「鍋を片付ける」という行動の前後では、鍋の場所が変化する。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、環境に存在する様々なオブジェクト及びオブジェクトの関係性を考慮することで、人の行動及び周辺環境の変化を高精度に予測することができる環境遷移予測装置、環境遷移予測方法、及び環境遷移予測プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の第1態様に係る環境遷移予測装置は、時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを推定する環境状態ラベル推定部と、前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記環境状態ラベル推定部により推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する環境状態遷移予測部と、を備える。
また、本開示の第2態様に係る環境遷移予測装置は、第1の開示に係る環境遷移予測装置において、前記環境状態ラベル推定部が、前記第1フレームの環境状態ラベルを、学習用画像データのフレーム毎にシーングラフが定義された環境状態ラベル推定モデルを用いて推定する。
また、本開示の第3態様に係る環境遷移予測装置は、第1又は第2の開示に係る環境遷移予測装置において、前記第1フレームの環境状態ラベルEが環境状態iである確率Pが、

で表され、環境状態iから環境状態kへ遷移するときの状態遷移確率をpikとした場合、前記第2フレームの環境状態ラベルEt+1が環境状態kである確率Pが、

で表され、前記第2フレームの環境状態ラベルEt+1の予測結果が、

で求められる。
更に、上記目的を達成するために、本開示の第4態様に係る環境遷移予測方法は、環境状態ラベル推定部が、時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、環境状態遷移予測部が、前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記環境状態ラベル推定部により推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する。
更に、上記目的を達成するために、本開示の第5態様に係る環境遷移予測プログラムは、時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測することを、コンピュータに実行させる。
開示の技術によれば、環境に存在する様々なオブジェクト及びオブジェクトの関係性を考慮することで、人の行動及び周辺環境の変化を高精度に予測することができる。
実施形態に係る環境遷移予測装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る環境遷移予測装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る環境遷移予測プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において、同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本実施形態においては、学習用画像データのフレーム毎に環境状態ラベルが定義された環境状態ラベル推定モデルを用いて、入力画像データの現在のフレームの次のフレームに対してマルコフ性を仮定し、当該次のフレームの環境状態ラベルを予測する。なお、マルコフ性とは、確率論における確率過程の持つ特性の一種であり、その過程の将来の状態の条件付き確率分布が、現在の状態のみに依存し、過去のいかなる状態にも依存しない特性を持つことをいう。マルコフ性のある確率過程をマルコフ過程とも称する。
図1は、本実施形態に係る環境遷移予測装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、環境遷移予測装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16、及び通信インタフェース(I/F)17を備えている。各構成は、バス18を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、環境遷移予測プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、自装置に対して各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、自装置が他の外部機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、図2を参照して、環境遷移予測装置10の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る環境遷移予測装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、環境遷移予測装置10は、機能構成として、画像入力部101、環境状態ラベル推定部102、環境状態遷移予測部103、及び出力部104を備えている。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶された環境遷移予測プログラムを読み出し、RAM13に展開して実行することにより実現される。
本実施形態に係る画像入力部101は、学習用画像データの入力を受け付ける。学習用画像データは、例えば、自装置のストレージ14から取得してもよいし、外部のストレージ(図示省略)から取得するようにしてもよい。学習用画像データは、時系列の複数のフレームを含んでおり、例えば、動画である。本実施形態では、学習用画像データを機械学習することにより、環境状態ラベル推定モデル141を生成する。
具体的に、学習用画像データの各フレームtに対して環境状態を記述する。これは、物体、人の行動等を表す任意のラベルの集合として記述すればよい。例えば、下記に示す非特許文献2に代表されるシーングラフを用いればよい。シーングラフとは、画像に含まれる物体(又は人)とそれらの間の関係を記述するグラフである。シーングラフは、例えば、画像に映る物体をノードとし、それらの間に成立する関係を有向エッジとする有向グラフとして表される。形式的には、(subject、predicate、object)という形式を持つ3つ組を要素とする集合として定義することができる。ここで、subjectは主体となる物体、objectは客体となる物体を表し、predicateはこれらの物体間の関係を示す。
[非特許文献2]
Yikang Li et.al. ,"Scene Graph Generation from Objects, Phrases and Region Captions", インターネット検索 URL:https://arxiv.org/pdf/1707.09700.pdf
次に、一例としてシーングラフで記述された環境状態に基づいて、環境状態ラベルE∈{1、・・・、K}を定義する。
ここで、環境状態ラベルの定義方法は、学習用画像データの種類によって異なる。学習用画像データが、例えば、料理、定型作業等のように作業手順がマニュアル化されている場合、マニュアルの項目1つ1つを環境状態ラベルとすればよい。具体的には、例えば、k=1:「包丁を出す」、k=2:「トマトを切る」などと定義される。
一方、学習用画像データがマニュアル化されていない場合、例えば、データドリブンを用いて環境状態ラベルを定義すればよい。データドリブンは、データ駆動とも呼ばれ、効果測定等で得られたデータに基づいて次のアクションを起こしていく手法である。つまり、1つのデータで終了するのではなく、得られた結果から更にデータを分析していく手法である。
上記のデータドリブンを用いる場合、例えば、学習用画像データから得られたフレーム毎のシーングラフを特徴量として、時間方向にクラスタリングを行い、得られた各クラスタを環境状態ラベルとすればよい。
上記のように学習用画像データの各フレームについて定義した環境状態ラベルを、環境状態ラベル推定モデル141としてストレージ14に格納する。つまり、環境状態ラベル推定モデル141は、入力された画像データのフレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを出力する機械学習モデルである。なお、環境状態ラベル推定モデル141には、機械学習モデルの一例として、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)を用いたモデル、SVM(Support Vector Machine)等の種々のモデルが用いられる。
次に、上記のように定義した環境状態ラベル推定モデル141を用いて、入力画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームの次のフレームである第2フレームの環境状態ラベルを予測することを考える。
本実施形態に係る環境状態ラベル推定部102は、画像入力部101により入力を受け付けた画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態ラベル推定モデル141を用いて、環境状態を示す環境状態ラベルを推定する。なお、入力される画像データは、上述の学習用画像データと同様に、時系列の複数のフレームを含んでおり、例えば、動画である。
本実施形態に係る環境状態遷移予測部103は、第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、第1フレームの環境状態から第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、環境状態ラベル推定部102により推定された環境状態ラベルとに基づいて、第2フレームの環境状態ラベルを予測する。
具体的に、次のフレームの第2フレームの環境状態は、1つ前の第1フレームの環境状態に強く依存するため、マルコフ性を仮定することができる。ここで、第1フレームtの環境状態ラベルEが環境状態iである確率Pは、下記の式(1)で表される。
(1)
そして、上記の通り、マルコフ性を仮定することができるため、環境状態iから環境状態kへ遷移するときの状態遷移確率をpikとした場合、第2フレームt+1の環境状態ラベルEt+1が環境状態kである確率Pは、下記の式(2)で表される。

(2)
但し、状態遷移確率pikは、一例として、学習用画像データでの各環境状態間の遷移回数から統計的に算出すればよい。図2の例では、状態遷移確率pikが、予め学習された状態遷移確率142としてストレージ14に格納されている。
最後に、第2フレームt+1の環境状態ラベルEt+1の予測結果は、下記の式(3)で求められる。
(3)
次のフレームt+2以降についても、環境状態ラベルEt+1の予測結果に基づいて、同様に予測すればよい。
本実施形態に係る出力部104は、環境状態遷移予測部103で得られた第2フレームt+1の環境状態ラベルEt+1の予測結果を表示部16又はストレージ14に出力する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る環境遷移予測装置10の作用について説明する。
図3は、本実施形態に係る環境遷移予測プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。環境遷移予測プログラムによる処理は、環境遷移予測装置10のCPU11が、ROM12又はストレージ14に記憶されている環境遷移予測プログラムをRAM13に書き込んで実行することにより、実現される。
図3のステップS101では、CPU11が、画像入力部101として、画像データの入力を受け付ける。
ステップS102では、CPU11が、環境状態ラベル推定部102として、ステップS101で入力を受け付けた画像データから、環境状態ラベル推定モデル141を用いて、現在のフレーム(t=0)の環境状態ラベルEを推定する。
ステップS103では、CPU11が、環境状態遷移予測部103として、ステップS102で推定した環境状態ラベルEと、予め学習して得られた状態遷移確率pikに基づいて、次のフレーム(t=t+1)の環境状態ラベルを予測する。具体的には、一例として、上述の式(1)~式(3)を用いて、次のフレーム(t=t+1)の環境状態ラベルを予測する。
ステップS104では、CPU11が、予測したいフレーム(t=T)まで環境状態ラベルEを計算したか否かを判定する。予測したいフレーム(t=T)まで環境状態ラベルEを計算したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップS105に移行し、予測したいフレーム(t=T)まで環境状態ラベルEを計算していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップS106に移行する。
ステップS105では、CPU11が、出力部104として、予測したいフレーム(t=T)の環境状態ラベルEの予測結果を表示部16又はストレージ14に出力し、本環境遷移予測プログラムによる一連の処理を終了する。
一方、ステップS106では、CPU11が、フレームtにおけるtの値をインクリメントし、ステップS103に戻り処理を繰り返す。
このように本実施形態によれば、環境に存在する様々なオブジェクト及びオブジェクトの関係性を考慮することで、人の行動及び周辺環境の変化を高精度に予測することができる。
なお、上記実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した環境遷移予測処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、環境遷移予測処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記実施形態では、環境遷移予測プログラムがストレージに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記項1)
メモリと、
前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、
前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する、
ように構成されている環境遷移予測装置。
(付記項2)
環境遷移予測処理を実行するようにコンピュータによって実行可能なプログラムを記憶した非一時的記憶媒体であって、
前記環境遷移予測処理は、
時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、
前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する、
非一時的記憶媒体。

Claims (4)

  1. 時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、学習用画像データのフレーム毎にシーングラフが定義された環境状態ラベル推定モデルを用いて、環境状態を示す環境状態ラベルを推定する環境状態ラベル推定部と、
    前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記環境状態ラベル推定部により推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する環境状態遷移予測部と、
    を備えた環境遷移予測装置。
  2. 前記第1フレームの環境状態ラベルEが環境状態iである確率Pは、

    で表され、
    環境状態iから環境状態kへ遷移するときの状態遷移確率をpikとした場合、前記第2フレームの環境状態ラベルEt+1が環境状態kである確率Pは、

    で表され、
    前記第2フレームの環境状態ラベルEt+1の予測結果は、

    で求められる
    請求項1に記載の環境遷移予測装置。
  3. 環境状態ラベル推定部が、時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、学習用画像データのフレーム毎にシーングラフが定義された環境状態ラベル推定モデルを用いて、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、
    環境状態遷移予測部が、前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記環境状態ラベル推定部により推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測する、
    環境遷移予測方法。
  4. 時系列の複数のフレームを含む画像データのうち現在のフレームを表す第1フレームに対して、学習用画像データのフレーム毎にシーングラフが定義された環境状態ラベル推定モデルを用いて、環境状態を示す環境状態ラベルを推定し、
    前記第1フレームの次の第2フレームに対して、マルコフ性を仮定し、前記第1フレームの環境状態から前記第2フレームの環境状態へ遷移するときの状態遷移確率と、前記推定された環境状態ラベルとに基づいて、前記第2フレームの環境状態ラベルを予測することを、
    コンピュータに実行させるための環境遷移予測プログラム。
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