JP7418549B2 - カテーテル - Google Patents

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Description

本明細書に開示される技術は、カテーテルに関する。
血管等における狭窄部、閉塞部や異常血管等(以下、「病変部」という。)を治療または検査する方法として、カテーテルを用いた方法が広く行われている。カテーテルの中には、複数のルーメンが形成された複数ルーメンタイプのカテーテルがある(下記特許文献1,2参照)。具体的には、複数ルーメンタイプのカテーテルは、シャフトと、シャフトの先端部分に接合されたバルーンとを備え、シャフトには、メインルーメンと拡張ルーメンとが形成されている。メインルーメンは、例えばガイドワイヤ等のデバイスが挿通されるルーメンである。拡張ルーメンは、メインルーメンの外周側に位置し、バルーンを膨張させる流体が流通するルーメンである。シャフトの横断面において、拡張ルーメンの開口面積はメインルーメンの開口面積より小さい。
特開2012-143377号公報 国際公開第2015/013612号
上述した従来の複数ルーメンタイプのカテーテルでは、メインルーメンと拡張ルーメンとが並ぶ第1の方向における拡張ルーメンの開口幅がシャフトの全長にわたって同一である。このため、シャフトの先端部分において、拡張ルーメンの存在によってメインルーメンがシャフトの中心に対して大きく偏心した位置に配置され、シャフトの先端部分におけるメインルーメン側の肉厚が薄くなる。その結果、シャフトの先端部分の強度が低く、屈曲等によって損傷しやすくなるおそれがある。
なお、このような課題は、バルーンカテーテルに限らず、複数ルーメンタイプのカテーテルに共通の課題である。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示されるカテーテルは、カテーテルであって、シャフトを備え、前記シャフトには、前記シャフトの基端から先端まで連通する第1のルーメンと、前記第1のルーメンの外周側に位置し、前記シャフトの基端側から先端側まで連通するとともに、前記シャフトの横断面における開口面積が前記第1のルーメンの開口面積より小さい第2のルーメンと、が形成されており、前記シャフトの先端部分における、前記第1のルーメンと前記第2のルーメンとが並ぶ第1の方向の寸法は、前記シャフトの前記先端部分より基端側の基端部分における、前記第1の方向の寸法以下であり、前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向の開口幅は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向の開口幅より小さい、前記シャフトの前記先端部分において、前記第1の方向の前記第1のルーメン側の肉厚は、前記第1の方向の前記第2のルーメン側の肉厚より厚い。本カテーテルによれば、シャフトの先端部分の寸法が基端部分の寸法より大きくなることと、第1のルーメンの第1の方向の開口幅が異なることとを抑制しつつ、シャフトの先端部分における第1のルーメン側の肉厚を確保して強度を向上させることができる。
(2)上記カテーテルにおいて、前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向に垂直な第2の方向の開口幅は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第2の方向の開口幅より大きい構成としてもよい。本カテーテルによれば、シャフトの先端部分の横断面における第2のルーメンの第1の方向に垂直な第2の方向の開口幅が、シャフトの基端部分の横断面における第2のルーメンの第2の方向の開口幅以下である構成に比べて、第2のルーメンの開口面積の減少に伴う第2のルーメンの流路抵抗が増大することを抑制できる。
(3)上記カテーテルにおいて、前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの開口面積は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの開口面積と略同一である構成としてもよい。本カテーテルによれば、第2のルーメンの開口面積がシャフトの先端部分と基端部分とで異なる構成に比べて、第2のルーメンの開口面積の減少に伴う第2のルーメンの流路抵抗が増大することを、より効果的に抑制できる。
(4)上記カテーテルにおいて、さらに、前記シャフトの前記先端部分に接合されるとともに、前記第2のルーメンに連通するバルーンを備える構成としてもよい。本カテーテルによれば、バルーンと接合されるシャフトの先端部分の強度が向上するため、特に有用である。
第1実施形態におけるバルーンカテーテル100の構成を概略的に示す説明図(縦断面図) 第1実施形態におけるシャフト10の先端部分12を概略的に示す説明図(横断面図) 第1実施形態におけるシャフト10の基端部分14を概略的に示す説明図(横断面図) 第2実施形態におけるバルーンカテーテル100aのシャフト10aの先端部分12を概略的に示す説明図(横断面図)
A.第1実施形態:
A-1.バルーンカテーテル100の基本構成:
図1は、第1実施形態におけるバルーンカテーテル100の構成を概略的に示す説明図である。図1には、バルーンカテーテル100の縦断面(YZ断面:図1に記載されたY軸とZ軸とを含む平面に沿って切断した断面図)の構成が示されている。但し、図1では、バルーンカテーテル100のシャフト10の一部分が省略されている。バルーンカテーテル100は、特許請求の範囲におけるカテーテルの一例である。
図1において、Z軸正方向側(バルーンカテーテル100の先端チップ20の側)が、体内に挿入される先端側(遠位側)であり、Z軸負方向側(バルーンカテーテル100の先端チップ20の側とは逆側)が、医師等の手技者によって操作される基端側(近位側)である。なお、図1では、バルーンカテーテル100が全体としてZ軸方向に平行な直線状となった状態を示しているが、バルーンカテーテル100は湾曲させることができる程度の柔軟性を有している。また、図1では、後述のバルーン30が拡張した状態が示されている。
バルーンカテーテル100は、血管等における病変部(狭窄部や閉塞部)を押し広げて拡張させるため、または、血管を閉塞して一時的に血流を遮断するために、血管等に挿入される医療用デバイスである。バルーンカテーテル100は、シャフト10と、バルーン30とを備えている。
図1に示すように、シャフト10は、先端部分12と基端部分14とを有する。先端部分12は、シャフト10の先端を含む部分であり、外径D11が基端部分14の外径D12より小さいことによって相対的に柔軟性が高くなっている部分である。具体的には、先端部分12は、同径部分とテーパ部分とを有している。同径部分は、シャフト10の先端を含み、かつ、外径D11が全長にわたって略同一である部分であり、テーパ部分は、同径部分と基端部分14との間に位置し、基端部分14に近づくにつれて外径が大きくなるテーパ部分とを有している。先端部分12の外径D11は、特許請求の範囲における先端部分の第1の方向の寸法の一例であり、基端部分14の外径D12は、特許請求の範囲における基端部分の第1の方向の寸法の一例である。なお、本明細書において、AとBとが略同一とは、AとBとの誤差がAまたはBの5%以下であることを意味する。
シャフト10の基端部分14は、シャフト10の基端を含む部分であり、外径D12が先端部分12(上記同径部分)の外径D11より大きいことによって相対的に剛性が高くなっている部分である。基端部分14の外径D12は、基端部分14の全長にわたって略同一である。なお、先端部分12は、例えば、シャフト10の先端から15cm以内の部分である。また、基端部分14の基端には、各ルーメンS1,S2にデバイスや流体等を導入するためのコネクタ(図示しない)が取り付けられている。以下、シャフト10の構成について具体的に説明する。
シャフト10は、先端と基端とが開口した筒状(例えば円筒状)の部材である。なお、本明細書において「筒状(円筒状)」とは、完全な筒形状(円筒形状)に限らず、全体として略筒状(略円筒形状、例えば、若干、円錐形状や、一部に凹凸がある形状など)であってもよい。シャフト10の内部には、ガイドワイヤやダイレータ等の線状のデバイス(図示しない)が挿通されるメインルーメンS1と、バルーン30を拡張するための拡張用の流体が流通する拡張ルーメンS2とが形成されている。なお、流体は、気体でも液体でもよく、例えば、ヘリウムガス、COガス、Oガス等の気体や、生理食塩水、造影剤等の液体が挙げられる。すなわち、バルーンカテーテル100は、メインルーメンS1と拡張ルーメンS2とを備える、いわゆる2ルーメンタイプのカテーテルである。メインルーメンS1は、特許請求の範囲における第1のルーメンの一例であり、拡張ルーメンS2は、特許請求の範囲における第2のルーメンの一例である。各ルーメンS1,S2の具体的な構成については後述する。
シャフト10は、熱融着可能であり、かつ、ある程度の可撓性を有する材料により形成されていることが好ましい。シャフト10の形成材料としては、例えば、熱可塑性樹脂、より具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、熱可塑性ポリウレタン等が挙げられる。
なお、シャフト10の先端には、先端チップ20が設けられている。先端チップ20は、先端と後端とが開口した筒状の部材である。先端チップ20は、その先端側にポート15が形成されると共に、先端に向かって外径が徐々に小さくなるテーパ状の外形を有している。メインルーメンS1に挿入されたデバイスは、ポート15から外部に導出される。先端チップ20は、例えば樹脂または金属により形成されている。
図1に示すように、シャフト10の先端部分12の外周面の一部または全部には、コーティング剤により形成されたコーティング層22が形成されている。コーティング層22は、先端部分12を血管内に挿入したときに、先端部分12の表面と血管内壁との間の摩擦抵抗を低減して、滑り性を確保するために設けられている。従って、コーティング層22は、摩擦抵抗が小さい材料(親水性の樹脂など)で形成することが望ましい。例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリ(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)、無水マレイン酸系共重合体、エチレンビニルアルコール共重合体、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンまたはその共重合体、(2-ヒドロキシエチルメタクリレート)-スチレンブロック共重合体、各種合成ポリペプチド、コラーゲン、ヒアルロン酸、セルロース系ポリマー、およびこれらの混合物などによって、コーティングをすることが望ましい。
バルーン30は、流体の供給および排出に伴い拡張および収縮可能な拡張部である。バルーン30は、シャフト10の先端部分12の外周を覆う。また、バルーン30の先端部32と後端部34とは、それぞれ、例えば溶着により、シャフト10の先端部分12の外周面に接合されている。先端チップ20の先端部は、バルーン30の先端部32より先端側で開口している。なお、バルーン30は、収縮された状態では、シャフト10の外周面に密着するように折り畳まれる(図示しない)。なお、バルーン30のZ軸方向の長さは、例えば2cm程度である。
バルーン30は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されていることが好ましく、シャフト10より薄くて、可撓性を有する材料により形成されていることがより好ましい。バルーン30の形成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。
A-2.各ルーメンS1,S2の詳細構成:
次に、シャフト10に形成された各ルーメンS1,S2の詳細構成について説明する。図2は、シャフト10の先端部分12を概略的に示す説明図である。図2には、図1のII-IIの位置におけるシャフト10の横断面(XY断面:図2に記載されたX軸とY軸とを含む平面に沿って切断した断面図)の構成が示されている。図3は、シャフト10の基端部分14を概略的に示す説明図である。図3には、図1のIII-IIIの位置におけるシャフト10の横断面の構成が示されている。以下、シャフト10の横断面において、メインルーメンS1の中心(面積重心)と拡張ルーメンS2の中心(面積重心)とを結ぶ直線に沿った方向(各図ではY軸方向)を「ルーメン並び方向Y」という。ルーメン並び方向Yは、特許請求の範囲における第1の方向の一例である。
図1に示すように、メインルーメンS1は、シャフト10の基端から先端まで連通している。シャフト10の横断面において、メインルーメンS1の輪郭線内に、シャフト10の中心Oが位置している。但し、図2および図3に示すように、メインルーメンS1は、拡張ルーメンS2の存在によってシャフト10の中心Oに対して偏心した位置に配置されている。具体的には、ルーメン並び方向Yにおいて、メインルーメンS1の中心Pの位置は、シャフト10の中心Oの位置に対して拡張ルーメンS2とは反対側(Y軸負方向側)にずれている。また、シャフト10の横断面におけるメインルーメンS1の開口形状は、略円形である。また、シャフト10の横断面におけるメインルーメンS1の開口面積(以下、単に「メインルーメンS1の開口面積」ともいう)は、シャフト10の全長にわたって略同一である。上述したように、メインルーメンS1には、線状のデバイスが挿通されるため、メインルーメンS1の開口面積は、シャフト10の全長にわたって略同一であることが好ましい。
図1に示すように、拡張ルーメンS2は、シャフト10の基端から先端部分12まで伸びており、拡張ルーメンS2の先端側は、シャフト10の軸方向(シャフト10の長さ方向 各図ではZ軸方向)に対して側方(図1ではY軸正方向側)に湾曲して、先端部分12の外周面に開口し、バルーン30の内部空間S3に連通している。図2および図3に示すように、拡張ルーメンS2は、メインルーメンS1の外周側に位置している。シャフト10の横断面において、拡張ルーメンS2の輪郭線の外に、シャフト10の中心Oが位置している。シャフト10の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積(以下、単に「拡張ルーメンS2の開口面積」ともいう)は、メインルーメンS1の開口面積より小さい。また、シャフト10の横断面における拡張ルーメンS2のルーメン並び方向Yの第2の開口幅D31,D32(図2参照)は、シャフト10の基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2のルーメン並び方向Yの第1の開口幅D2より小さい。
ここで、シャフト10の先端部分12における拡張ルーメンS2の第2の開口幅D31(図2参照)は、基端部分14における拡張ルーメンS2の第2の開口幅D32(図3参照)より小さい。また、図2に示すように、先端部分12において、ルーメン並び方向Yの第1のルーメン側(拡張ルーメンS2とは反対側)の肉厚B1は、ルーメン並び方向Yの拡張ルーメンS2側の肉厚B2より厚くなっている。
さらに、先端部分12の横断面における拡張ルーメンS2のルーメン並び方向Yに垂直な幅方向(各図でX軸方向)の第3の開口幅H1(図2参照)は、基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の幅方向Xの第3の開口幅H2(図3参照)より大きい。また、先端部分12の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積と、基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積とは略同一である。先端部分12の横断面における拡張ルーメンS2の開口形状(輪郭線の形状)は、基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の開口形状を、ルーメン並び方向Yにおいて扁平にした形状である。具体的には、基端部分14における拡張ルーメンS2の開口形状は、略円形であり(図3参照)、先端部分12における拡張ルーメンS2の開口形状は、楕円状である(図2参照)。
また、先端部分12の横断面におけるメインルーメンS1の中心Pとシャフト10の中心Oとの中心間距離は、基端部分14の横断面における同中心間距離より短い。すなわち、先端部分12における拡張ルーメンS2の開口形状が扁平状であることにより、シャフト10の中心Oに対するメインルーメンS1の偏心ずれ幅が小さくなっている。これにより、先端部分12の横断面形状が真円に近くなっており、樹脂の分布が均一に近づいている。
なお、上述した拡張ルーメンS2は、例えば次のようにして形成することができる。全長にわたって略同一径の孔が形成された樹脂形成体のうち、先端部分の孔には、基端部分の孔より外径の小さい芯材を挿入し、加熱処理を加える。これにより、基端部分には略円形の孔が形成され、先端部分には扁平状の孔が形成される。
A-3.本実施形態の効果:
以上説明したように、本実施形態のバルーンカテーテル100では、シャフト10の先端部分12の外径D11は、基端部分14の外径D12より小さい(図1参照)。シャフト10の先端部分12の第2の開口幅D31(図2参照)は、基端部分14における第2の開口幅D32(図3参照)より小さい。また、図2に示すように、先端部分12において、ルーメン並び方向Yの第1のルーメン側の肉厚B1は、ルーメン並び方向Yの拡張ルーメンS2側の肉厚B2より厚くなっている。これにより、シャフト10の先端部分12の寸法が基端部分14の寸法より大きくなることと、メインルーメンS1の第1の開口幅D2のばらつきを抑制しつつ、先端部分12におけるメインルーメンS1側の肉厚B1を確保して先端部分12の強度を向上させることができる。
例えば、シャフト10の先端部分12における拡張ルーメンS2の第2の開口幅D31が、基端部分14における拡張ルーメンS2の第2の開口幅D32と同じ構成では、先端部分12の横断面形状が、拡張ルーメンS2の近傍部分が突出した形状になることに起因して先端部分12が特定方向に湾曲しにくくなるおそれがある。これに対して、上記実施形態では、先端部分12の横断面形状が、拡張ルーメンS2の近傍部分が突出した形状になることを抑制できる。具体的には、先端部分12の横断面形状は略円形である。このため、先端部分12が特定方向に湾曲しにくくなることを抑制できる。
本実施形態では、先端部分12における拡張ルーメンS2の第3の開口幅H1(図2参照)は、基端部分14における拡張ルーメンS2の第3の開口幅H2(図3参照)より大きい。これにより、先端部分12における拡張ルーメンS2の第3の開口幅H1が、基端部分14における拡張ルーメンS2の第3の開口幅H2以下である構成に比べて、拡張ルーメンS2の開口面積の減少に伴う拡張ルーメンS2の流路抵抗が増大することを抑制できる。
本実施形態では、先端部分12の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積と、基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積とは略同一である。拡張ルーメンS2の開口面積がシャフト10の先端部分12と基端部分14とで異なる構成に比べて、拡張ルーメンS2の開口面積の減少に伴う拡張ルーメンS2の流路抵抗が増大することを、より効果的に抑制できる。また、先端部分12における拡張ルーメンS2と基端部分14における拡張ルーメンS2とは、10の先端に向かって幅が連続的に狭くなるテーパ部分でつながっているため、先端部分12における拡張ルーメンS2と基端部分14における拡張ルーメンS2とが段差面を介してつながっている構成に比べて、拡張ルーメンS2の流路抵抗が増大することを、より効果的に抑制できる。
上記実施形態によれば、シャフト10の先端部分12のメインルーメンS1側の肉厚B1により、十分な量の樹脂がバルーン30との溶着に使用されるため、先端部分12とバルーン30との接合強度と密着性とが向上する。
B.第2実施形態:
図4は、第2実施形態におけるバルーンカテーテル100aのシャフト10aの先端部分12を概略的に示す説明図である。図4には、シャフト10aの横断面の構成が示されている。以下では、第2実施形態のバルーンカテーテル100aの構成の内、上述した第1実施形態のバルーンカテーテル100と同一の構成については、同一の符号を付すことによってその説明を適宜省略する。
図4に示すように、第2実施形態のバルーンカテーテル100aでは、シャフト10aの先端部分12aの横断面における拡張ルーメンS2aの第3の開口幅H1aは、基端部分14における拡張ルーメンS2の第3の開口幅H2(図3参照)より小さい。先端部分12aにおける拡張ルーメンS2aの第3の開口幅H1aは、拡張ルーメンS2aのルーメン並び方向Yの第2の開口幅D31と略同一である。すなわち、先端部分12aの横断面における拡張ルーメンS2aの形状は、略円形である。
本第2実施形態によれば、上記第1実施形態に比べて、拡張ルーメンS2aの形状が簡単であるため、シャフト10aを製造しやすい。また、シャフト10aの基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積が相対的に大きい。このため、シャフト10aの基端部分14の横断面における拡張ルーメンS2の開口面積が、先端部分12aの横断面における拡張ルーメンS2の開口面積と同じである構成に比べて、流体をバルーン30に早期に供給および排出できるため、バルーン30の拡張および収縮の応答性が向上する。
C.変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態におけるバルーンカテーテル100,100aの構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態において、バルーン30を備えない構成であってもよい。この構成では、拡張ルーメンS2は、例えば、異常血管に注入する塞栓物質等の薬剤が供給されるルーメンとして機能する。また、該拡張ルーメンS2は、シャフト10の先端まで連通していてもよい。また、上記実施形態において、シャフト10に拡張ルーメンS2が複数形成された構成(但し、例えばルーメン並び方向YにおいてメインルーメンS1の両側のそれぞれに拡張ルーメンS2が存在する形態は除く)であってもよい。また、上記実施形態において、先端部分12における拡張ルーメンS2と基端部分14における拡張ルーメンS2とが段差面を介してつながっている構成であってもよい。また、上記実施形態においてコーティング層22を備えない構成であってもよい。
上記実施形態では、メインルーメンS1がシャフト10の基端から先端まで連通しているオーバーザワイヤタイプの構成に本発明を適用した例を説明したが、ラピッドエクスチェンジタイプの構成にも本発明を適用可能である。ラピッドエクスチェンジタイプの構成の場合、カテーテルのうちの図1に示す範囲において、メインルーメンS1が上記実施形態の構成と同じであればよい。
上記実施形態において、シャフト10の外径が全長にわたって略同一である構成であってもよい。また、シャフト10の横断面の形状は、円形に限らず、多角形状等であってもよい。また、シャフト10の先端部分12に編組体やコイル体等が埋設された構成であってもよい。このような構成に本発明を適用することにより、特に先端部分12のメインルーメンS1側の肉厚を確保できる。このため、該先端部分12に埋設された編組体等が外部に露出することに起因してバルーン30やコーティング層22との接合性が低下することを抑制することができる。
また、上記実施形態における各部材の材料は、あくまで一例であり、種々変形可能である。
10,10a:シャフト 12,12a:先端部分 14:基端部分 15:ポート 20:先端チップ 22:コーティング層 30:バルーン 32:先端部 34:後端部 100,100a:バルーンカテーテル B1,B2:肉厚 D11,D12:外径 D2,D31,D32:開口幅 H1,H1a,H2:開口幅 O,P:中心 S1:メインルーメン S2,S2a:拡張ルーメン S3:内部空間 X:幅方向 Y:ルーメン並び方向

Claims (3)

  1. カテーテルであって、
    シャフトを備え、
    前記シャフトには、
    前記シャフトの基端から先端まで連通する第1のルーメンと、
    前記第1のルーメンの外周側に位置し、前記シャフトの基端側から先端側まで連通するとともに、前記シャフトの横断面における開口面積が前記第1のルーメンの開口面積より小さい第2のルーメンと、
    が形成されており、
    前記シャフトの先端部分における、前記第1のルーメンと前記第2のルーメンとが並ぶ第1の方向の寸法は、前記シャフトの前記先端部分より基端側の基端部分における、前記第1の方向の寸法以下であり、
    前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向の開口幅は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向の開口幅より小さい、
    前記シャフトの前記先端部分において、前記第1の方向の前記第1のルーメン側の肉厚は、前記第1の方向の前記第2のルーメン側の肉厚より厚く、
    前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第1の方向に垂直な第2の方向の開口幅は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの前記第2の方向の開口幅より大きい、
    カテーテル。
  2. 請求項1に記載のカテーテルであって、
    前記シャフトの前記先端部分の横断面における前記第2のルーメンの開口面積は、前記シャフトの前記基端部分の横断面における前記第2のルーメンの開口面積と略同一である、
    カテーテル。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカテーテルであって、
    さらに、前記シャフトの前記先端部分に接合されるとともに、前記第2のルーメンに連通するバルーンを備える、
    カテーテル。
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