JP7405721B2 - カップホルダ - Google Patents
カップホルダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7405721B2 JP7405721B2 JP2020160237A JP2020160237A JP7405721B2 JP 7405721 B2 JP7405721 B2 JP 7405721B2 JP 2020160237 A JP2020160237 A JP 2020160237A JP 2020160237 A JP2020160237 A JP 2020160237A JP 7405721 B2 JP7405721 B2 JP 7405721B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- holder
- gear
- cup holder
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 14
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Description
また、上記カップホルダでは、ケース軸方向に延びる回転軸を中心に回転するギアが、ラック部のケースの周方向(以下、適宜「ケース周方向」と称する。)に間隔をあけて形成された歯部に噛み合うため、例えば、ラック部の歯部がケース軸方向に間隔をあけて形成される構成ようにギアとラックとの間にギアからラック部への力伝達用に他のギアを設ける必要がなく、小型化を図ることができる。これにより、上記カップホルダは、省スペースで設置可能となる。
前記付与部材は、前記ギアの内側に収容されている。
なお、図24における矢印Uは、カップホルダ20を取付対象ATに取り付けた状態での上方を指す。本実施形態では、カップホルダ20を車両のセンターコンソールに取り付けるため、矢印Uは、車両上方と同じ方向である。
ケース30は、カップホルダ20の取付対象ATに取り付けられる部分である。このケース30は、図1及び図13に示されるように、筒状とされている。具体的には、ケース30は、有底筒状とされており、筒状部32と底部34とを有している。このケース30の内側(内部空間)にホルダ40が収容されている。また、ケース30の軸方向(以下、適宜「ケース軸方向」と称する。)ADは、カップホルダ20を取付対象ATに取り付けた状態では、車両上下方向に一致する。
ホルダ40は、カップホルダ20の保持対象物Hを保持する部分である。このホルダ40は、図19及び図22に示されるように、ケース30内にケース軸方向ADに移動可能に収容されている。なお、本実施形態では、ホルダ40は、図18~図20に示される位置(上位置)と図21~図23に示される位置(下位置)との間を移動可能とされている。
被ガイド部50は、図8及び図9に示されるように、ホルダ40の外面(筒状部47Aの外面)47Bに設けられた部分であり、後述するガイド部60でガイドされる部分である。
ガイド部60は、図13に示されるように、ケース30の内面32Aに設けられた部分であり、被ガイド部50をガイドする部分である。
ギア70は、図5、図6及び図16に示されるように、ホルダ40に取り付けられてケース軸方向に延びる回転軸を中心に回転する部材である。具体的には、ギア70は、回転部45の内側に収容され、回転軸48によって回転可能に支持されている。このギア70は、円環状部72と、円環状部72の外周に間隔をあけて形成された複数の歯部74とを有している。すなわち、本実施形態のギア70は、平歯車である。そして、円環状部72の内側に回転軸48が挿入されている(嵌め込まれている。)。なお、回転軸48の先端には、円環状部72の抜け止め防止機構が設けられている。
付与部材80は、図16及び図27に示されるように、ギア70に回転力を付与する部材である。本実施形態の付与部材80は、ねじりばねであり、回転軸48に外装されている。具体的には、付与部材80の一端(ねじりばねの一端)が回転軸48に取り付けられ、付与部材80の他端(ねじりばねの他端)がギア70に取り付けられている。このため、ギア70を回転すると、ねじりばねである付与部材80に反発力が蓄積される。また、ねじりばねである付与部材80は、ギア70の内側(円環状部72の内側)に収容されている。言い換えると、付与部材80は、円環状部72の内側で且つ回転軸48の外側に配置されている。
ラック部90は、図13、図14及び図26に示されるように、カップホルダ20のギア70と噛み合う部分である。
カバー部材100は、図1及び図2に示されるように、カップホルダ20において、ケース30の開口部33を覆う部分である。
ギアダンパ110は、図25に示されるように、ラック部37Bの歯部37Cに噛み合う歯部112Aを有するギア112と、ギア112を回転支持し、ホルダ40の保持部41に設けられた取付部41Aに取り付けられるハウジング114とを備えている。このハウジング114内には、粘性流体(例えば、シリコンオイル等)が充填されており、ギア112の回転には、粘性流体による粘性抵抗が作用するようになっている。このため、ギアダンパ110のギア112には、粘性抵抗による減衰力が作用し、ギア112は静かに回動する。
スイングピン120は、図26に示されるように、ホルダ40の保持部41の外面に形成された円筒状の取付部41Bによって基端部120Bが回転可能に支持されている。また、スイングピン120の先端部120Aには、ガイド溝39に向けて突出してガイド溝39に入り込む係合ピン122が形成されている。このスイングピン120は、基端部120Bを回転中心にして係合ピン122がガイド溝39にガイドされ、係合ピン122がガイド溝39の途中にある係合部39Aに到達することで、係合部39Aと係合する。そして、係合ピン122が係合部39Aに係合することで、ホルダ40のケース30に対するケース軸方向ADの移動が制限される。
カップホルダ20では、付与部材80から回転力が付与されたギア70が回転軸48を中心に回転すると、ギア70がラック部90上を移動する。具体的には、ギア70の歯部74がラック部90の歯部92に噛み合いながら回転する。このとき、ギア70は、回転軸48がケース軸方向に沿って延びていることから、ケース軸方向に対して横向きに回転する。そして、ギア70の回転によるラック部90上の移動にともないホルダ40の回転部45が保持部41の円筒部42Bを回転軸としてケース30内で回転する。なお、回転部45の回転もギア70と同様に横向きの回転である。ここで、ホルダ40の回転部45の回転は、被ガイド部50がガイド部60によってガイドされることで、ケース軸方向ADへの移動力に変換される。このようにカップホルダ20では、付与部材80からギア70に付与された回転力が、ホルダ40をケース軸方向ADへ移動させる移動力へ変換されるため、例えば、ギアに回転力を付与する部材を設けない構成と比べて、保持対象物Hの保持高さの変更が容易になる。
なお、本実施形態のカップホルダ20では、ホルダ40で液体を受け止めることができるため、こぼれた液体の排出路や機構に不具合を生じた場合の保守用の取り外し機構などをカップホルダ20に設ける必要がなく、省スペース化を図ることができる。また、カップホルダ20をケース30の開口部33側から見た場合に、ホルダ40の周壁部43の上端部43Cがカバー部材100によって覆われる(目隠しされる)ため、見栄えが良くなる。
30 ケース
32 筒状部
33 開口部
34 底部
36 フランジ部
40 ホルダ
41 保持部
42 底部
43 周壁部
45 回転部
50 被ガイド部
52 被ガイド面
60 ガイド部
62 ガイド面
70 ギア
72 円盤部
74 歯部
80 付与部材
90 ラック部
92 歯部
100 カバー部材
102 筒状部
104 フランジ部
Claims (9)
- 取付対象に取り付けられる筒状のケースと、
前記ケース内に前記ケースの軸方向に移動可能に収容され、保持対象物を保持するホルダと、
前記ホルダの外面に設けられた被ガイド部と、
前記ケースの内面に設けられ、前記ケースの周方向に対して斜めに延びて前記ホルダの移動にともなう前記被ガイド部の移動をガイドするガイド部と、
前記ホルダに取り付けられ、前記ケースの軸方向に延びる回転軸を中心に回転するギアと、
前記ギアに回転力を付与する付与部材と、
前記ケースの内面に設けられ、前記ギアと噛み合うと共に歯部が前記ケースの周方向に間隔をあけて形成されたラック部と、
を備えるカップホルダ。 - 前記ギアは、平歯車であり、
前記ラック部の歯部は、前記ケースの内面から該ケースの中心に向けて突出する突部である、請求項1に記載のカップホルダ。 - 前記付与部材は、前記ギアの内側に収容されている、請求項1又は請求項2に記載のカップホルダ。
- 前記付与部材がねじりばねである、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のカップホルダ。
- 前記ガイド部は、前記ケースの内面から該ケースの中心に向けて突出する突条部であり、
前記被ガイド部は、前記ホルダの外面から前記ケースの内面に向けて突出し、前記ガイド部に接触する突起である、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のカップホルダ。 - 前記ガイド部と前記被ガイド部が面接触している、請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のカップホルダ。
- 前記ガイド部は、前記ケースの内面に該ケースの周方向に等間隔で複数設けられており、
前記被ガイド部は、前記ホルダの前記ガイド部に対応した位置にそれぞれ設けられている、請求項1~請求項6のいずれか1項に記載のカップホルダ。 - 前記保持対象物が載せられる底部と、前記底部の周縁部から立ち上がる周壁部とを有する前記ホルダと、
前記ホルダの周壁部の内側に挿入される筒状部と、前記筒状部の上端部から径方向外側へ張り出し、前記ケースの開口部を覆うフランジ部とを有するカバー部材と、を備える請求項1~請求項7のいずれか1項に記載のカップホルダ。 - 前記ホルダは、保持対象物を保持し、前記ケースの軸方向に沿って移動する保持部と、前記保持部の下側に配置され、前記ケースの軸方向に延びる回転軸を中心に回転する回転部と、を備えており、
前記回転部内に前記ギアが配置され、前記回転部の外面に前記被ガイド部が設けられている、請求項1~請求項8のいずれか1項に記載のカップホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020160237A JP7405721B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | カップホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020160237A JP7405721B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | カップホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022053406A JP2022053406A (ja) | 2022-04-05 |
JP7405721B2 true JP7405721B2 (ja) | 2023-12-26 |
Family
ID=80963013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020160237A Active JP7405721B2 (ja) | 2020-09-24 | 2020-09-24 | カップホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7405721B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021780A (ja) | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Inoac Corp | 飲料容器の開栓装置 |
JP2017144875A (ja) | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社ニフコ | 物品保持装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3249002B2 (ja) * | 1993-12-03 | 2002-01-21 | 旭光学工業株式会社 | ズームレンズ鏡筒の駆動装置 |
-
2020
- 2020-09-24 JP JP2020160237A patent/JP7405721B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021780A (ja) | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Inoac Corp | 飲料容器の開栓装置 |
JP2017144875A (ja) | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社ニフコ | 物品保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022053406A (ja) | 2022-04-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107176075B (zh) | 杯架 | |
JP5364420B2 (ja) | カップホルダ | |
JP6222988B2 (ja) | 表示装置 | |
US7032985B1 (en) | Heart cam and damper unit and opening/closing controlling device using the same | |
JP6782356B2 (ja) | 一方向ダンパー機構 | |
KR101144383B1 (ko) | 차량의 컵 홀더 | |
US9586731B2 (en) | Lid opening/closing mechanism | |
JP5579685B2 (ja) | 車両用ミラー装置 | |
US20110259906A1 (en) | Cup holder | |
JP6628099B2 (ja) | カップホルダ | |
JP7405721B2 (ja) | カップホルダ | |
JP2002144941A (ja) | カップホルダ | |
JP6886375B2 (ja) | カップホルダ | |
EP1348827B1 (en) | Rotary damper | |
JP7133709B2 (ja) | ダンパー装置 | |
KR20160135130A (ko) | 힌지 장치 | |
US20200263469A1 (en) | Linear Damper | |
JP5016350B2 (ja) | 車両用物入装置 | |
WO2020241519A1 (ja) | ダンパー装置 | |
KR100422718B1 (ko) | 글러브 박스 댐핑장치 | |
JP4461099B2 (ja) | ロータリーダンパ及びそれを具備する自動車の付属品 | |
JP5861334B2 (ja) | 車両用ドアミラー装置 | |
KR20140010571A (ko) | 스탠드 장치 | |
JP5004116B2 (ja) | カップホルダ | |
JP2015104962A (ja) | 車両用ミラー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230515 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231128 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7405721 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |