JP7388823B2 - 衣服、安全帯及び衣服本体 - Google Patents

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Description

本発明は、衣服、安全帯及び衣服本体に係り、特に、着衣者が着用する衣服本体に安全帯を取り付けることで構成された衣服、衣服本体に取り付けられる安全帯、及び、安全帯を取り付け可能な衣服本体に関する。
作業着に安全帯を縫い付ける等して安全帯と作業着とを一体化させることは、既に知られている。その一例としては、特許文献1に記載の衣服が挙げられる。特許文献1に記載の衣服は、背部において交差させて両肩に掛ける肩当て帯と、脚を挿入する環状の脚帯と、臀部に係止する臀掛け帯と、を一体に形成した安全帯に対し、作業服の上着表面であって着衣者の背上部及び背部の中下部等に対応する所要箇所に、肩掛け帯を挿通、離脱させるため面ファスナ等により開閉自在に形成した略ベルト通し状乃至は環状の支持部材を取り付けたものである。このような構成によれば、肩当て帯と脚帯と臀掛け帯とが一体化された安全帯(すなわち、フルハーネス型の安全帯)を効率的に着用することが可能となる。
特開平11-315406号公報
しかしながら、特許文献1に記載の衣服は、安全帯が取り付けられた上着であり、安全帯を装着するためには、環状の脚帯に足を挿入して臀掛け帯を臀部に係止させてから、上着を着る形になる。かかる手順にて着用しなければならない特許文献1に記載の衣服は、当該衣服を着慣れていない場合には着用に手間が掛かるものとなる。
一方、安全帯が取り付けられた衣服は、洗濯する際、衣服と取り付けられた安全帯とをネットに入れる必要があるため煩わしく、また、安全帯を取り付けた状態では衣服にアイロンをかけにくいという課題があった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着用することにより、着衣者の上半身及び下半身のそれぞれに装着される部分を有する安全帯をより簡単に装着することが可能になると共に洗濯及びアイロンがけが容易な衣服を提供することである。
前記課題は、本発明の衣服によれば、着衣者が着用する衣服本体と、着衣者の墜落を防止するために前記衣服本体に取り付けられた安全帯と、を備える衣服であって、前記衣服本体は、着衣者の上半身に着用される上側着用部と、該上側着用部とは分離しており着衣者の下半身に着用される下側着用部と、を有し、前記安全帯は、前記上側着用部に着脱可能に取り付けられ、前記上側着用部が着用された際に着衣者の背部から腹部へ回り込むように着衣者の肩に掛けられる上側ベルト部と、前記下側着用部に着脱可能に取り付けられ、前記下側着用部が着用された際に着衣者の大腿部を包む下側ベルト部と、着衣者が前記上側着用部及び前記下側着用部を着用した状態にあるときに、前記衣服本体の前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させるための連結部と、を有し、前記上側ベルト部は、前記上側着用部の内側に着脱可能に取り付けられており、前記下側ベルト部は、前記下側着用部の内側に着脱可能に取り付けられており、前記下側着用部の前身頃には、前記連結部が前記下側着用部の外側に外出可能なスリット孔が形成され、前記連結部は、前記下側着用部の前記前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させることにより解決される。
上記のように構成された本発明の衣服では、互いに分離した上側着用部及び下側着用部を着用することにより、上側ベルト部及び下側ベルト部を装着することが可能となる。つまり、本発明の衣服では、上側ベルト部及び下側ベルト部の各々を個別に装着することが可能であり、各ベルト部の装着が容易になる。また、本発明の衣服では、着衣者が上側着用部及び下側着用部を着用した状態にあるときに、上側ベルト部と下側ベルト部とを連結部によって連結させる。これにより、上側ベルト部と下側ベルト部とを連結してフルハーネス型の安全帯を構成することが可能となる。以上のように本発明の衣服であれば、着用することにより、フルハーネス型の安全帯を簡単に装着することが可能となる。
また、上側ベルト部は、上側着用部に着脱可能に取り付けられ、下側ベルト部は、下側着用部に着脱可能に取り付けられる。そのため、衣服本体から安全帯を取り外すことにより衣服本体を容易に洗濯したりアイロンがけをしたりすることが可能となる。
また、上側ベルト部及び下側ベルト部の各々が衣服本体の内側に着脱可能に取り付けられている。したがって、衣服本体の外観は、通常の衣服の外観を呈するようになり、本発明の衣服の意匠(見た目)が向上する。
上記の構成において、前記連結部は、前記上側ベルト部から延出した第一延出部と、該延出部の先端に設けられた係合部と、前記下側ベルトから延出した第二延出部と、該第二延出部の先端に設けられた被係合部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合することで前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結すると、好適である。
上記の構成では、上側ベルト部から延出した第一延出部の先端にある係合部を、下側ベルトから延出した第二延出部の先端にある被係合部に係合することで、上側ベルト部と下側ベルト部とが連結する。このような構成であれば、上側ベルト部及び下側ベルト部を容易に連結することが可能となる。この結果、フルハーネス型の安全帯をより簡単に装着することが可能となる。
上記の構成において、前記安全帯は、着衣者の墜落を防止するために設けられた掛留部が引っ掛けられる環状部を有し、前記上側着用部は、前記安全帯が取り付けられたときに前記環状部を通す貫通孔が、前記上側着用部の後身頃に形成されていると、好適である。
上記の構成では、上側着用部の後身頃に環状部を通す貫通孔が形成されているため衣服から外出した環状部に墜落防止用の掛留部(例えば、ランヤードのフック)を引っ掛け易くなる。また、環状部が掛留部に引っ張られても、環状部は安全帯に接続しているため、衣服本体が直接引っ張られて伸びることがない。
上記の構成において、前記上側ベルト部は、一対設けられており、前記安全帯は、一対の前記上側ベルト部間を連絡する連絡ベルト部を有し、該連絡ベルト部は、該連絡ベルト部が有する二つのベルト端部を連結するバックル部を備え、該バックル部による連結状態を解除することで前記二つのベルト端部が分離すると、より一層好適である。
上記の構成では、一対の上側ベルト部と、その間を連絡する連絡ベルト部とによって着衣者の上半身を良好に保持することが可能となる。また、連絡ベルト部にはバックル部が設けられており、バックル部によって、連絡ベルト部が有する二つのベルト端部が連結されている。そして、上側着用部を着用する際にバックル部を操作して上記二つのベルト端部を分離させれば、連絡ベルト部によって上側着用部の着用が妨げられるのを回避することが可能となる。
また、前記課題は、本発明の安全帯によれば、着衣者の墜落を防止するための安全帯であって、着衣者が着用する衣服本体に着脱可能に取り付けられ、着衣者の背部から腹部へ回り込むように着衣者の肩に掛けられる上側ベルト部と、前記衣服本体に着脱可能に取り付けられ、着衣者の大腿部を包む下側ベルト部と、着衣者が前記衣服本体を着用した状態にあるときに、前記衣服本体の前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させるための連結部と、を有し、前記衣服本体は着衣者の上半身に着用される上側着用部と、着衣者の下半身に着用される下側着用部とを有し、前記上側ベルト部は、前記上側着用部の内側に着脱可能に取り付けられ、前記下側ベルト部は、前記下側着用部の内側に着脱可能に取り付けられ、前記連結部は、前記下側着用部の前身頃に形成されたスリット孔から外出し、前記下側着用部の前記前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させることにより解決される。
上記のように構成された本発明の安全帯では、衣服本体を着用することで、衣服本体に着脱可能に取り付けられた上側ベルト部と、下側ベルト部とを装着することが可能になる。つまり、また、本発明の安全帯では、着衣者が上側着用部及び下側着用部を着用した状態にあるときに、上側ベルト部と下側ベルト部とを連結部によって連結させる。これにより、上側ベルト部と下側ベルト部とを連結してフルハーネス型の安全帯を構成することが可能となる。それによりフルハーネス型の安全帯を簡単に装着することが可能となる。
また、上側ベルト部及び下側ベルト部の各々が衣服本体の内側に着脱可能に取り付けられている。したがって、衣服本体の外観は、通常の衣服の外観を呈するようになり、本発明の衣服の意匠(見た目)が向上する。
上記の構成において、前記連結部は、前記上側ベルト部から延出した第一延出部と、該第一延出部の先端に設けられた係合部と、前記下側ベルト部から延出した第二延出部と、該第二延出部の先端に設けられた被係合部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合することで前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結すると、好適である。
上記の構成では、上側ベルト部から延出した第一延出部の先端にある係合部を、下側ベルトから延出した第二延出部の先端にある被係合部に係合することで、上側ベルト部と下側ベルト部とが連結する。このような構成であれば、上側ベルト部及び下側ベルト部を容易に連結することが可能となる。この結果、フルハーネス型の安全帯をより簡単に装着することが可能となる。
上記構成において、前記上側ベルト部は、一対設けられており、前記安全帯は、一対の前記上側ベルト部間を連絡する連絡ベルト部を有し、該連絡ベルト部は、該連絡ベルト部が有する二つのベルト端部を連結するバックル部を備え、該バックル部による連結状態を解除することで前記二つのベルト端部が分離すると、より一層好適である。
上記の構成では、一対の上側ベルト部と、その間を連絡する連絡ベルト部とによって着衣者の上半身を良好に保持することが可能となる。また、連絡ベルト部にはバックル部が設けられており、バックル部によって、連絡ベルト部が有する二つのベルト端部が連結されている。そして、上側着用部を着用する際にバックル部を操作して上記二つのベルト端部を分離させれば、連絡ベルト部によって上側着用部の着用が妨げられるのを回避することが可能となる。
また、前記課題は、本発明の衣服本体によれば、着衣者の墜落を防止するための安全帯を、内側において着脱可能に取り付ける取付け部を備え、前記安全帯が取り付けられたときに、前記安全帯に設けられた着衣者の墜落防止のために掛留部を引掛ける環状部を通す貫通孔が後身頃に形成されており、前記安全帯を外側表面に外出可能なスリット孔が前身頃に形成されていることにより解決される。
安全帯を着脱可能に取り付ける取付け部を内側に備えることにより、衣服本体を着用することで、安全帯を簡単に装着することができる。また、衣服本体から安全帯を取り外すことにより衣服本体を容易に洗濯することが可能となる。また、環状部が墜落防止用の掛留部に引っ張られた場合でも、衣服本体が直接引っ張られて伸びることがない。
本発明の衣服によれば、着用することにより、着衣者の上半身及び下半身のそれぞれに装着される部分を有する安全帯(フルハーネス型の安全帯)をより簡単に装着することが可能になる。また、着脱可能に安全帯を衣服本体に取り付けることで洗濯及びアイロンがけが容易になる。
本発明の一実施形態に係る衣服を示す図である。 衣服本体の上側着用部に取り付けた安全帯の上部ベルト部と下部ベルト部とを示す図である。 本発明の一実施形態に係る衣服本体の上側着用部を後ろ側から見た図である。 衣服の環状部に掛留部を引っ掛けた状態を示す図であり、図3のIII-III線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係る衣服本体の下側着用部を前側から見た図である。 本発明の一実施形態に係る下側着用部の前身頃の内側を示す図である。 連結部によって上側ベルト部と下側ベルト部とが連結された状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る衣服について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。また、当然ながら、本発明にはその等価物が含まれ得る。
また、以下において衣服各部の位置や状態、配向方向を説明する際には、着衣者が衣服を着用したケースを想定して説明することとする。また、以下の説明中、「左右方向」とは、衣服を着用した着衣者を正面から見たときの左右方向のことであり、「前後方向」とは、衣服を着用した着衣者にとっての前後方向のことである。また、「上下方向」は、衣服を着用した着衣者にとっての上下方向のことである。また、「外側」とは、衣服において外に露出する側を意味しており、「内側」とは、衣服が着衣者に着用された際に着衣者の身体と向かい合う側を意味している。
また、以下では、衣服(厳密には、衣服本体)において着衣者の背部、腹部、胸部及び大腿部と対向する部分を、それぞれ、便宜的に「背部」、「腹部」、「胸部」及び「大腿部」と呼ぶこととする。
本実施形態の衣服(以下、衣服X)は、作業着として用いられ、高所作業を実施する着衣者(作業者)によって着用される。衣服Xは、図1に示すように、上下一組の着用部からなる衣服本体1に、フルハーネス型の安全帯に準拠した構造の安全帯10が着脱可能に取り付けられていることで構成されている。図1は、衣服Xを示す図であり、衣服Xを着用した着衣者を正面から見た図である。
衣服Xは、着衣者が衣服本体1を着用することにより、フルハーネス型の安全帯と同様の構造の安全帯10を着衣者の身体に装着させることが可能な構造となっている。つまり、着衣者は、衣服本体1を着用すると同時に安全帯10を装着することが可能である。
衣服X各部の構成について既出の図1~図7を参照しながら説明する。図2は、衣服本体1の上側着用部2とそれに取り付けられる上側ベルト部11と、下側ベルト部16とを前側から見た図である。図3は、上側着用部2を後ろ側から見た図である。図4は、衣服本体から外出する環状部17にフック部Ra(掛留部)を引掛けた状態を示す図であり、図3のIII-III線に沿った断面図である。図5は、衣服本体1の下側着用部5を前側から見た図である。図6は、下側着用部5の前身頃5bの内側を示す図である。図7は、連結部20によって上側ベルト部11と下側ベルト部16とが連結された状態を示す図である。なお、図7では、安全帯10を実線にて図示し、それ以外(具体的には衣服本体1)を破線にて図示している。
衣服本体1は、着衣者が着用する部分であり、ジャケット型の上側着用部2と、ズボン型の下側着用部5とを有する。上側着用部2は、図1及び図2に示すよう左右一対の袖2aを備え、それぞれの袖2aに着衣者の腕を通すことで着衣者の上半身に着用される。本実施形態の上側着用部2は、前身頃2bの左右中央部に設けられたファスナを開閉することで前開き状態(展開状態)と前閉じ状態(使用状態)との間で状態を切り替えることが可能である。
上側着用部2の前身頃2bの外側には、図1に示すように、胸部及び腹部の各々に保持リング4が左右対称に設けられている。保持リング4は、着衣者が所持する道具(例えば、ランヤードR、ヘルメット及び工具入れ袋)を上側着用部2に吊るした状態で保持しておくための環状の金具である。なお、本実施形態において、各保持リング4は、上側着用部2の前身頃2bに縫い付けられた袋状の帯体に通されることで上側着用部2に取り付けられている。
また、上側着用部2の後身頃2cの外側には、図3に示すように、後述する上側ベルト部11に取り付けられた環状部17を取り出すためのスリット孔3(貫通孔)が形成されている。環状部17は、着衣者の墜落を防止するために設けられたランヤードRのフック部Ra(掛留部、図4参照)が引っ掛けられる金具である。環状部17は、上側ベルト部11に設けられた袋状の帯体7に通されることで、直接上側ベルト部11に接続されている。そのため、フック部Raにより環状部17が図4の矢印B方向に引っ張られても、上側着用部2の後身頃2cが引っ張られることが防止される。なお、環状部17は、上側着用部2の後身頃2cの背部に縫い付けられた布体に筒状部分を設け、当該筒状部分に通されることで上側着用部2に取り付けられてもよい。
図4は、衣服Xの上側ベルト部11から延びる環状部17にランヤードRのフック部Raを引っ掛けた状態を示す図である。また、衣服Xを着用した着衣者は、高所作業を実施するにあたり、図4に示すように衣服Xの背部に設けられた環状部17に、ランヤードRのフック部Ra(掛留部に相当)を引っ掛ける。ランヤードRの末端部(フック部Raとは反対側の端部)は、不図示の足場や親綱に締結されている。これにより、衣服Xの着衣者が高所作業中に墜落するのを防止することが可能となる。
下側着用部5は、図5に示すように股部5aを備え、股部5aに着衣者の脚を通すことで(すなわち、穿くことで)着衣者の下半身に着用される。また、下側着用部5は、上側着用部2とは分離している。したがって、衣服本体1を着用する際には、上側着用部2及び下側着用部5を別々に着用することになる。
また、下側着用部5の前身頃5bの外側には、後述する連結部20の被係合部24が左右一対の各々の大腿部に形成されたスリット孔25を通して外出している。この被係合部24は、下側ベルト部16から延出した第二延出部23の先端に取り付けられていて、ワンタッチバックルのオス部材により構成されている。係合部22がワンタッチバックルのオス部材である場合、被係合部24はメス部材により構成される。なお、被係合部24は、環状(厳密には、D字状)の金具であってもよい。
安全帯10は、衣服Xの着衣者の墜落を防止するために衣服本体1に取り付けられたものであり、前述したように、衣服本体1に対して着脱可能に取り付けられ、取り付けられたときは衣服本体1と一体化している。また、安全帯10は、フルハーネス型の安全帯と同様の構成となっており、図1及び図2に示すように、着衣者の上半身に装着される上側ベルト部11と、着衣者の下半身に装着される下側ベルト部16と、これらの部分を連結する連結部20と、を有する。
安全帯10のうち、着衣者の上半身に装着される部分は、図1及び図2に示すように、左右一対の上側ベルト部11と、左右一対の上側ベルト部を繋ぐ連絡ベルト部12とを有する。
左右一対の上側ベルト部11は、上側着用部2に着脱可能に取り付けられるベルト体であり、上側着用部2が着用された際(厳密には、上側着用部2の袖2aに着衣者の腕が通された際)に着衣者の背部から腹部へ回り込むように着衣者の肩に掛けられる。上側ベルト部11は、上側着用部2の後身頃2cの肩部と腹部に設けられた4つの上側取付け部8により着脱可能に取り付けられている。上側取付け部8はボタン8aを用いて上側ベルト部11の一部を着脱可能に取り付ける。ボタン8aは面ファスナであってもよい。図2に示すように、左右一対の上側ベルト部11は、ベルト通し部材18により上側着用部2の背部中央部にて交差している。また、上側ベルト部11は、肩部の上端(上側着用部2の襟元)から下端まで略真っ直ぐ延びていて、その先端に連結部20の係合部22が設けられている。具体的に係合部22は、ワンタッチバックルのメス部材である。下側ベルト部16から延出する第二延出部23の先端に設けられた被係合部24であるオス部材と連結する。上側ベルト部11の後側部分は、肩部の上端から下端に向かって斜めに延出して、襷掛け状に、ベルト通し部材18において交差し、後側部分の下端11bは前側部分の下端11aに繋がっている。
図1及び図2に示すように、上側着用部2の下端において、上側ベルト部11の下端11aから延出した左右一対の第一延出部21が設けられている。なお、本実施形態において、第一延出部21は、第一延出部21の先端が上側着用部2の下端から十分に突出する程度に延出しているが、突出せず上側着用部2の内に位置してもよい。
また、第一延出部21の先端には、連結部20の係合部22が設けられている。連結部20は、ワンタッチで連結・分割可能な差し込み式の金属製のワンタッチバックルであり、係合部22としてワンタッチバックルのメス部材が取り付けられている。係合部22は、カラビナ等の可動部付きのリング状の金具であってもよい。
連絡ベルト部12は、着衣者の前方位置で、左右一対の上側ベルト部11の間を連絡するベルト体である。連絡ベルト部12、図1に示すように、着衣者の胸部の前方位置で上側ベルト部11間を連結している。
連絡ベルト部12は、左右一対の上側ベルト部11の間に位置している。具体的に説明すると、上側の連絡ベルト部12の一端が一方の上側ベルト部11に縫合されており、他端がもう一方の上側ベルト部11に縫合されている。また、連絡ベルト部12の左右中央部分には、分割可能なバックル部15が設けられている。このバックル部15は、ワンタッチで分割可能な公知の差し込み式のプラスチックバックルであり、二つの断片(分割断片)によって構成されている。
また、バックル部15には、連絡ベルト部12が左右中央部に有する二つのベルト端部13,14(上側ベルト部11に縫合されている側とは反対側の端部)が取り付けられている。厳密には、バックル部15を構成する二つの分割断片のうちの一方に一つのベルト端部13が取り付けられており、他方にもう一つのベルト端部14が取り付けられている。
以上のように構成された連絡ベルト部12において、バックル部15を分割すると、上記二つのベルト端部13,14の連結状態が解除され、ベルト端部13,14同士が互いに分離するようになる。反対に、分離したバックル部15の断片同士を結合させると、二つのベルト端部13,14が連結し、上側の連絡ベルト部12が上側ベルト部11の間を連絡するようになる。
安全帯10のうち、着衣者の下半身に装着される部分は、図1、図2、図5~図7に示すように、左右一対の下側ベルト部16を有する。左右一対の下側ベルト部16は、下側着用部5の股部5aに着脱可能に取り付けられ、下側着用部5が着用された際(具体的には、股部5aに着衣者の脚が通された際)に着衣者の大腿部を包み込む。より詳しく説明すると、下側ベルト部16は、左右方向において一対設けられている。各下側ベルト部16は、一本のベルト体からなり、下側着用部5の前身頃5bから後身頃5cに亘って下側着用部5の内側に設けられた下側取付け部19により、着脱可能に取り付けられている。取り付けられた際、下側ベルト部16は、下側着用部5の前身頃5bから後身頃5cに回り込み、その後に後身頃5cから前身頃5bに再び戻るように周回している。
下側取付け部19は、図6に示すように袋状に形成され、袋内部に下側ベルト部16を通すことにより、下側ベルト部16が下側着用部5の前身頃5b及び後身頃5cに取り付けられる。下側取付け部19は、上端に設けられたボタン19aにより閉じた状態で固定され、図6に示すようにボタン19aを外すことにより、下側ベルト部16を取り外すことができる。ボタン19aは面ファスナであってもよい。
なお、下側着用部5において、下側ベルト部16は、臀部よりも若干下方位置に取り付けられているのが望ましい。
また、下側ベルト部16は、図2、図5及び図6に示すように上方向に延出する第二延出部23を有する。第二延出部23の端部には、上側ベルト部11の係合部22と係合する被係合部24が取り付けられる。第二延出部23は、下側ベルト部16と同じ材質のベルト体にて構成されている。また、第二延出部23の下端部は、図6に示すように下側ベルト部16に重ねられた状態で下側ベルト部16に縫い付けられている。これにより、被係合部24に掛かる力(厳密には、係合部22が被係合部24に係合した状態で被係合部24に掛かる力)を、第二延出部23を通じて下側ベルト部16へ分散させることが可能となる。
なお、図に示す一対の下側ベルト部16は、それぞれを連結して臀部に当接して臀部を支持する臀掛け帯を備えてもよい。
図7を用いて、安全帯10が有する連結部20について説明すると、連結部20は、着衣者が上側着用部2及び下側着用部5を着用した状態にあるときに上側ベルト部11と下側ベルト部16とを連結させるためのものである。連結部20は、図7に示すように、第一延出部21とその先端に取り付けられた係合部22と、第二延出部23とその先端に取り付けられた被係合部24とから構成される。連結部20の係合部22と被係合部は、上述したようにワンタッチで連結・分割可能な差し込み式の金属製のワンタッチバックルである。図7に示すように、第一延出部21の先端には係合部22としてワンタッチバックルのメス部材が、第二延出部23の先端には被係合部24としてワンタッチバックルのオス部材が取り付けられている。着衣者は図7の矢印D方向に被係合部24を移動させ、被係合部24を係合部22に挿入することで、被係合部24と係合部22が連結し連結部20として一体になる。図7に示す連結部20は、ワンタッチバックルであるが、これは一例であり、連結部20は例えばカラビナ等の可動部付きのリング状の金具で構成されてもよい。
被係合部24は、下側着用部5における左右一対の大腿部にそれぞれ設けられ、図6に示すように、スリット孔25を通って下側着用部5の外側表面(具体的には、下側着用部5の前身頃5bの外側表面)に外出する。
以上のように構成された連結部20は、着衣者が上側着用部2及び下側着用部5を着用した後に操作されることで、左右一対の上側ベルト部11の各々と左右一対の下側ベルト部16の各々とを連結する。これにより、連結部20が左右一対の上側ベルト部11の各々と左右一対の下側ベルト部16の各々とを連結するようになる。このように上側ベルト部11と下側ベルト部16が連結した結果、安全帯10が、上下に分離された状態から一つの機器としてまとまった状態となり、フルハーネス型の安全帯と同様の機能を発揮するようになる。
以上のように本実施形態では、ジャケット型の上側着用部2及びズボン型の下側着用部5をそれぞれ着用することで、着衣者は、上側ベルト部11及び下側ベルト部16を装着することが可能である。また、着衣者は、上側着用部2及び下側着用部5を着用した後、前述した手順により上側ベルト部11と下側ベルト部16とを連結部20によって連結させる。これにより、それまで分離していた上側ベルト部11及び下側ベルト部16が連結して一つの安全帯10を構成し、フルハーネス型の安全帯と同様の機能を発揮するようになる。このような構成により、本実施形態の衣服Xによれば、従来のフルハーネス型の安全帯に比べ、それと同様の構造の安全帯10をより簡単に装着することが可能となる。
また、反対に、本実施形態の衣服Xによれば、従来のフルハーネス型の安全帯に比べ、それと同様の構造の安全帯10をより簡単に取り外すことが可能である。具体的に説明すると、連結部20の係合部22を被係合部24から外して上側ベルト部11と下側ベルト部16との連結状態を解除した後、上側着用部2及び下側着用部5を脱ぐことにより、安全帯10を取り外すことが可能となる。なお、このとき、上側着用部2及び下側着用部5のうちのいずれか一方を脱ぐことも可能である。すなわち、安全帯10のうち、脱いだ着用部に取り付けられている部分のみを取り外すことが可能である。
また、本実施形態において、安全帯10のうち、衣服本体1に取り付けられている部分(具体的には、上側ベルト部11及び下側ベルト部16)は、衣服本体1の内側において上側取付け部8又は下側取付け部19により着脱可能である。このため、衣服Xは、通常の作業着と同様の外観を呈しており、良好な見た目(意匠)をなしている。
そして、衣服本体1から、上側ベルト部11及び下側ベルト部16を取り外すことにより、衣服本体1のみとすることができ、例えばネットに入れることなく衣服本体1を洗濯することができる。また、安全帯10が取り外された衣服本体1はアイロンをかけるのが容易となる。
また、安全帯10の各部を構成するベルト体の材質については、特に制限されるものではないが、例えば、乗物等に使用されるシートベルトのウェビングと同様の材質(具体的には、引張り強度に優れたポリエステル繊維)を用いると良い。かかる材質のベルト体であれば、比較的に軽量で薄厚であり、しなやかで肌に馴染む一方で、十分な強度を有する。このため、上記材質のベルト体で安全帯10を構成すれば、当該安全帯10が安全帯としての機能を適切に発揮するようになる。
また、廃棄された乗物に搭載されたシートベルトのウェビングの端材を安全帯10の材料として利用すれば、環境面でも好適である。
1 衣服本体
2 上側着用部
2a 袖
2b 前身頃
2c 後身頃
3 スリット孔(貫通孔)
4 保持リング
5 下側着用部
5a 股部
5b 前身頃
5c 後身頃
7 帯体
8 上側取付け部
10 安全帯
11 上側ベルト部
12 連絡ベルト部
13,14 ベルト端部
15 バックル部
16 下側ベルト部
17 環状部
18 ベルト通し部材
19 下側取付け部
20 連結部
21 第一延出部
22 係合部
23 第二延出部
24 被係合部
25 スリット孔
R ランヤード
Ra フック部(掛留部)
X 衣服


Claims (8)

  1. 着衣者が着用する衣服本体と、着衣者の墜落を防止するために前記衣服本体に取り付けられた安全帯と、を備える衣服であって、
    前記衣服本体は、着衣者の上半身に着用される上側着用部と、該上側着用部とは分離しており着衣者の下半身に着用される下側着用部と、を有し、
    前記安全帯は、
    前記上側着用部に着脱可能に取り付けられ、前記上側着用部が着用された際に着衣者の背部から腹部へ回り込むように着衣者の肩に掛けられる上側ベルト部と、
    前記下側着用部に着脱可能に取り付けられ、前記下側着用部が着用された際に着衣者の大腿部を包む下側ベルト部と、
    着衣者が前記上側着用部及び前記下側着用部を着用した状態にあるときに、前記衣服本体の前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させるための連結部と、を有し、
    前記上側ベルト部は、前記上側着用部の内側に着脱可能に取り付けられており、
    前記下側ベルト部は、前記下側着用部の内側に着脱可能に取り付けられており、
    前記下側着用部の前身頃には、前記連結部が前記下側着用部の外側に外出可能なスリット孔が形成され、前記連結部は、前記下側着用部の前記前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させることを特徴とする衣服。
  2. 前記連結部は、前記上側ベルト部から延出した第一延出部と、該第一延出部の先端に設けられた係合部と、前記下側ベルト部から延出した第二延出部と、該第二延出部の先端に設けられた被係合部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合することで前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結することを特徴とする請求項1に記載の衣服。
  3. 前記安全帯は、着衣者の墜落を防止するために設けられた掛留部が引っ掛けられる環状部を有し、
    前記上側着用部は、前記安全帯が取り付けられたときに前記環状部を通す貫通孔が、前記上側着用部の後身頃に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服。
  4. 前記上側ベルト部は、一対設けられており、
    前記安全帯は、一対の前記上側ベルト部間を連絡する連絡ベルト部を有し、
    該連絡ベルト部は、該連絡ベルト部が有する二つのベルト端部を連結するバックル部を備え、該バックル部による連結状態を解除することで前記二つのベルト端部が分離するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の衣服。
  5. 着衣者の墜落を防止するための安全帯であって、
    着衣者が着用する衣服本体に着脱可能に取り付けられ、着衣者の背部から腹部へ回り込むように着衣者の肩に掛けられる上側ベルト部と、
    前記衣服本体に着脱可能に取り付けられ、着衣者の大腿部を包む下側ベルト部と、
    着衣者が前記衣服本体を着用した状態にあるときに、前記衣服本体の前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させるための連結部と、を有し、
    前記衣服本体は着衣者の上半身に着用される上側着用部と、着衣者の下半身に着用される下側着用部とを有し、
    前記上側ベルト部は、前記上側着用部の内側に着脱可能に取り付けられ、
    前記下側ベルト部は、前記下側着用部の内側に着脱可能に取り付けられ、
    前記連結部は、前記下側着用部の前身頃に形成されたスリット孔から外出し、前記下側着用部の前記前身頃の外側表面において前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結させることを特徴とする安全帯。
  6. 前記連結部は、前記上側ベルト部から延出した第一延出部と、該第一延出部の先端に設けられた係合部と、前記下側ベルト部から延出した第二延出部と、該第二延出部の先端に設けられた被係合部と、を有し、前記係合部が前記被係合部に係合することで前記上側ベルト部と前記下側ベルト部とを連結することを特徴とする請求項に記載の安全帯。
  7. 前記上側ベルト部は、一対設けられており、
    前記安全帯は、一対の前記上側ベルト部間を連絡する連絡ベルト部を有し、
    該連絡ベルト部は、該連絡ベルト部が有する二つのベルト端部を連結するバックル部を備え、該バックル部による連結状態を解除することで前記二つのベルト端部が分離するように構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の安全帯。
  8. 着衣者の墜落を防止するための安全帯を、内側において着脱可能に取り付ける取付け部を備え、
    前記安全帯が取り付けられたときに、前記安全帯に設けられた着衣者の墜落防止のために掛留部を引掛ける環状部を通す貫通孔が後身頃に形成されており、
    前記安全帯を外側表面に外出可能なスリット孔が前身頃に形成されていることを特徴とする衣服本体。
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