JP7368754B2 - ラジアルフォイル軸受、圧縮機、および冷凍装置 - Google Patents
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Description
実施形態1のラジアルフォイル軸受について説明する。本開示のラジアルフォイル軸受(26)は、例えば冷凍装置(1)のターボ圧縮機(20)に適用される。
図1に示す冷凍装置(1)は、ターボ式圧縮機(以下、圧縮機(20)ともいう)を備える。冷凍装置(1)は、冷媒が充填された冷媒回路(1a)を有する。冷媒回路(1a)は、圧縮機(20)、放熱器(2)、減圧機構(3)、および蒸発器(4)を有する。減圧機構(3)は、膨張弁である。冷媒回路(1a)は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行う。
圧縮機(20)の概要について図2を参照しながら説明する。図2は、圧縮機(20)の概略の縦断面図である。本実施形態の圧縮機(20)は、1つの圧縮機構(50)を有する単段式である。圧縮機(20)は、ケーシング(21)、モータ(30)、回転軸(35)、および圧縮機構(50)を有する。ケーシング(21)は、モータ(30)、回転軸(35)、および圧縮機構(50)を収容する。圧縮機(20)は、回転軸(35)を支える軸受を有する。軸受は、ラジアルフォイル軸受(26)およびスラスト軸受(27)を有する。
ケーシング(21)は、胴部(22)と、第1閉塞部(23)と、第2閉塞部(24)とを有する。胴部(22)は、軸方向の両端が開放する筒状に形成される。第1閉塞部(23)は、胴部(22)の軸方向の一端側の開放部を閉塞する。第1閉塞部(23)は、その中央に位置するハウジング(25)を含む。第2閉塞部(24)は、胴部(22)の軸方向の他端側の開放部を閉塞する。
モータ(30)は、固定子(31)と回転子(32)とを有する。固定子(31)は、筒状に形成される。固定子(31)は、ケーシング(21)の胴部(22)の内周面に固定される。回転子(32)は、固定子(31)の内部に設けられる。モータ(30)は、インバータ装置によって運転周波数(回転数)が調節される。言い換えると、圧縮機(20)は、回転数が可変なインバータ式である。このため、モータ(30)の回転数は、比較的低速の回転数から比較的高速の回転数までの間で変化する。
回転軸(35)は、回転子(32)の軸心に固定される。回転軸(35)は、モータ(30)によって回転駆動される。回転軸(35)は、ケーシング(21)の軸方向に沿って延びる。
ラジアルフォイル軸受(26)は、回転軸(35)に作用する荷重のうち、回転軸(35)の径方向に作用する荷重(ラジアル荷重)を支持する。本実施形態の圧縮機(20)は、2つのラジアルフォイル軸受(26)を有する。ラジアルフォイル軸受(26)の数、および位置は単なる一例である。
スラスト軸受(27)は、回転軸(35)に作用する荷重のうち、回転軸(35)の軸方向に作用する荷重(スラスト荷重)を支持する。本実施形態の圧縮機(20)は、1つのスラスト軸受(27)を有する。スラスト軸受(27)の数、および位置は単なる一例である。
圧縮機構(50)は、羽根車(51)の遠心力により流体に運動エネルギーを与え、この運動エネルギーを圧力に変換する遠心式の圧縮機構である。圧縮機構(50)は、ハウジング(25)および羽根車(51)を含む。羽根車(51)は、複数の羽根を有する。圧縮機構(50)では、ハウジング(25)と羽根車(51)との間に圧縮室(52)が形成される。ハウジング(25)には、流体(冷媒)を圧縮室(52)に送る吸入通路(53)が形成される。
ラジアルフォイル軸受(26)について、図3~図7を参照しながら詳細に説明する。ラジアルフォイル軸受(26)は、概ね円筒状に形成される。ラジアルフォイル軸受(26)は、軸受ハウジング(60)と、バックフォイル(70)と、トップフォイル(80)とを備える。
軸受ハウジング(60)は、本開示のハウジングに対応する。図3に示すように、軸受ハウジング(60)は、トップフォイル(80)およびバックフォイル(70)を収容する。換言すると、軸受ハウジング(60)は、ラジアルフォイル軸受(26)の最外部を構成する。軸受ハウジング(60)は、バックフォイル(70)の径方向外側に配置される。軸受ハウジング(60)は、略円筒状に形成される。軸受ハウジング(60)の軸心は、回転軸(35)の軸心と概ね一致する。
バックフォイル(70)は、トップフォイル(80)を弾性的に支持する。バックフォイル(70)は、トップフォイル(80)の径方向外側に配置される。バックフォイル(70)は、軸受ハウジング(60)とトップフォイル(80)との間に配置される。バックフォイル(70)は、軸受ハウジング(60)の内周面に沿って配置される。
トップフォイル(80)は、バックフォイル(70)と回転軸(35)との間に配置される。換言すると、トップフォイル(80)は、回転軸(35)に対向して配置される。トップフォイル(80)は、バックフォイル(70)の内面に沿って略円筒状に巻かれる。
次に、圧縮機(20)の運転動作について説明する。
次に、ラジアルフォイル軸受(26)の作用について説明する。
(6-1)
本実施形態では、バックフォイル(70)は、軸受ハウジング(60)の周方向の一方側に形成される第1係合爪(N1)と、周方向の他方側に形成される第2係合爪(N2)とを有する。軸受ハウジング(60)の側面には、該軸受ハウジング(60)の内周面から径方向外側に延びるとともに、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれが係合する係合部(63)が形成される。
本実施形態では、係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の両側の側面に形成される。バックフォイル(70)の第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)は、軸方向の両側にそれぞれ形成される。これによれば、バックフォイル(70)の軸方向両側への大きな移動が規制される。
本実施形態では、バックフォイル(70)は、軸受ハウジング(60)に対して周方向、軸方向、および径方向に相対的に移動可能に構成される。これによれば、例えば回転軸(35)が高速に回転して振動した場合に、その振動が伝達されたバックフォイル(70)が周方向、軸方向、および径方向のいずれか一方向に移動して周辺の部品と衝突する。この衝突により、振動のエネルギーが散逸されるので、回転軸(35)の振動を減衰できる。
本実施形態では、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)は、バックフォイル(70)における軸受ハウジング(60)の軸方向に沿って延びる側縁部から径方向外側に延びる。これによれば、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が軸受ハウジング(60)を周方向に挟み込む。これにより、バックフォイル(70)の周方向への大きな移動を規制できる。
本実施形態では、係合部(63)の幅は、バックフォイル(70)の板厚の5倍以上である。これによれば、係合部(63)の幅をバックフォイル(70)の板厚に対して十分大きく形成できるので、微細な加工によって係合部(63)を形成する必要がなく、係合部(63)を形成しやすい。
本実施形態では、係合部(63)の幅は、0.3mm以上である。これによれば、係合部(63)の幅が0.3mm以上なので、例えばワイヤカット加工のような繊細な加工をすることなく係合部(63)を形成できる。
本実施形態では、バックフォイル(70)は、周方向に沿って複数設けられる。互いに隣り合うバックフォイル(70)のうち一方のバックフォイル(70)の第1係合爪(N1)は、他方のバックフォイル(70)の第2係合爪(N2)と対向して配置される。一方のバックフォイル(70)の第1係合爪(N1)および他方のバックフォイル(70)の第2係合爪(N2)は、1つの係合部(63)に係合する。
本実施形態では、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれの先端部は、それぞれの係合爪(N)に対応する係合部(63)の内面に接触する。バックフォイル(70)は、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が弾性変形することにより、軸受ハウジング(60)に対して相対的に移動可能に構成される。
本実施形態では、軸受ハウジング(60)は、第1係合爪(N1)が係合する第1の係合部(63)と、第2係合爪(N2)が係合する第2の係合部(63)とを有する。第1の係合部(63)は、第1係合爪(N1)の先端部が接触する第1面(64)を有する。第2の係合部(63)は、第2係合爪(N2)の先端部が接触する第2面(65)を有する。軸受ハウジング(60)の軸方向から見たときに、第1係合爪(N1)の基端部と第2係合爪(N2)の基端部との間の周方向の長さA1は、第1面(64)の径方向内側の端部と第2面(65)の径方向内側の端部との間の周方向の長さA2よりも長い。
上記実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として上記実施形態と異なる点について説明する。
図8および図9に示すように、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、バックフォイル(70)の1つの係合爪(N)が、軸受ハウジング(60)の1つの係合部(63)に係合してもよい。言い換えると、軸受ハウジング(60)の係合部(63)は、バックフォイル(70)の係合爪(N)と同じ数設けられてもよい。
図10および図11に示すように、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、バックフォイル(70)の山部(70b)は、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が延びる方向に突出してもよい。言い換えると、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれは、山部(70b)が突出する方向に概ね直角に折り曲げられている。山部(70b)は、軸受ハウジング(60)に挿入された状態で径方向外側に突出する。本変形例では、各バックフォイル(70)は、その谷部(70a)によってトップフォイル(80)を弾性的に支持する。
本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、係合爪(N)が、バックフォイル(70)における周方向に延びる側縁部の両端部から径方向外側に延びてもよい。言い換えると、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれは、軸方向に軸受ハウジング(60)を挟み込むことでバックフォイル(70)を軸受ハウジング(60)に保持する。
本実施形態における軸受ハウジング(60)の各係合部(63)は、穴で構成されてもよい。言い換えると、各係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の側面に形成されなくてもよい。具体的には、各係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の軸方向中央寄りの位置に形成されてもよい。軸受ハウジング(60)の内周面から外周面へ向かって延びる。
実施形態2について説明する。本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)は、実施形態1のラジアルフォイル軸受(26)において、その構成に中間フォイル(90)を追加したものである。ここでは、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)について、実施形態1と異なる点を説明する。
本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)について、図12~図15を参照しながら詳細に説明する。ラジアルフォイル軸受(26)は、軸受ハウジング(60)と、バックフォイル(70)と、トップフォイル(80)と、中間フォイル(90)とを備える。
バックフォイル(70)は、中間フォイル(90)およびトップフォイル(80)を弾性的に支持する。本実施形態のバックフォイル(70)は、実施形態1のバックフォイルと異なり、係合爪(N)が設けられていない。本実施形態では、係合爪(N)は、中間フォイル(90)に設けられる。
中間フォイル(90)は、回転軸(35)の振動をより減衰させるためのものである。中間フォイル(90)は、薄板状に形成される。中間フォイル(90)は、バックフォイル(70)の内面に沿って巻かれる。
(2-1)
本実施形態では、中間フォイル(90)は、軸受ハウジング(60)の周方向の一方側に形成される第1係合爪(N1)と、周方向の他方側に形成される第2係合爪(N2)とを有する。バックフォイル(70)は、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)に対応する部分に、溝または切欠きで構成される挿通部(70e)を有する。軸受ハウジング(60)の側面には、該軸受ハウジング(60)の内周面から径方向外側に延びるとともに、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれが係合する係合部(63)が形成される。第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれは、挿通部(70e)を介して係合部(63)に係合する。
本実施形態では、係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の両側の側面に形成される。第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)は、中間フォイル(90)における軸方向両側にそれぞれ形成される。挿通部(70e)は、バックフォイル(70)の軸方向両側における第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)に対応する位置に形成される。これによれば、中間フォイル(90)およびバックフォイル(70)の軸方向両側への大きな移動が規制される。
本実施形態では、バックフォイル(70)および中間フォイル(90)は、軸受ハウジング(60)に対して周方向、軸方向、および径方向に相対的に移動可能に構成される。これによれば、例えば回転軸(35)が高速に回転して振動した場合に、その振動が伝達された中間フォイル(90)またはバックフォイル(70)が周方向、軸方向、および径方向のいずれか一方向に移動して周辺の部品と衝突する。この衝突により、振動のエネルギーが散逸されるので、回転軸(35)の振動を減衰できる。
本実施形態では、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)は、中間フォイル(90)における軸受ハウジング(60)の軸方向に沿って延びる側縁部から径方向外側に延びる。これによれば、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が軸受ハウジング(60)を周方向に挟み込む。これにより、中間フォイル(90)およびバックフォイル(70)の周方向への大きな移動を規制できる。
本実施形態では、係合部(63)の幅は、中間フォイル(90)の板厚の5倍以上である。これによれば、係合部(63)の幅を中間フォイル(90)の板厚に対して十分大きく形成できるので、微細な加工によって係合部(63)を形成する必要がなく、係合部(63)を形成しやすい。
本実施形態では、係合部(63)の幅は、0.3mm以上である。これによれば、係合部(63)の幅が0.3mm以上なので、例えばワイヤカット加工のような繊細な加工をすることなく係合部(63)を形成できる。
本実施形態では、中間フォイル(90)は、周方向に沿って複数設けられる。互いに隣り合う中間フォイル(90)のうち一方の中間フォイル(90)の第1係合爪(N1)は、他方の中間フォイル(90)の第2係合爪(N2)と対向して配置される。一方の中間フォイル(90)の第1係合爪(N1)および他方の中間フォイル(90)の第2係合爪(N2)は、1つの係合部(63)に係合する。
本実施形態では、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)のそれぞれの先端部は、それぞれの係合爪(N)に対応する係合部(63)の内面に接触する。中間フォイル(90)は、第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が弾性変形することにより、軸受ハウジング(60)に対して相対的に移動可能に構成される。
本実施形態では、軸受ハウジング(60)は、第1係合爪(N1)が係合する第1の係合部(63)と、第2係合爪(N2)が係合する第2の係合部(63)とを有する。第1の係合部(63)は、第1係合爪(N1)が接触する第1面(64)を有する。第2の係合部(63)は、第2係合爪(N2)が接触する第2面(65)を有する。中間フォイル(90)は、第1係合爪(N1)と該第1係合爪(N1)に対応するバックフォイル(70)の挿通部(70e)とが接触する第1接触部(90a)と、前記第2係合爪(N2)と該第2係合爪(N2)に対応するバックフォイル(70)の挿通部(70e)とが接触する第2接触部(90b)とを有する。軸受ハウジング(60)の軸方向から見たときに、中間フォイル(90)の第1接触部(90a)と第2接触部(90b)との間の周方向の長さB1は、軸受ハウジング(60)における第1面(64)の径方向内側の端部と第2面(65)の径方向内側の端部との間の周方向の長さB2よりも長い。
本実施形態では、バックフォイル(70)は、周方向両側の側縁部から軸受ハウジング(60)の径方向内側に延びる曲げ部(70d)を有する。これによれば、曲げ部(70d)によって中間フォイル(90)に対するバックフォイル(70)の位置が保持される。その結果、バックフォイル(70)が周方向に大きく移動してその位置がずれることにより、バックフォイル(70)が脱落することを抑制できる。
上記実施形態については、以下のような変形例としてもよい。なお、以下の説明では、原則として上記実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、中間フォイル(90)の1つの係合爪(N)が軸受ハウジング(60)の1つの係合部(63)に係合してもよい。言い換えると、軸受ハウジング(60)の係合部(63)は、中間フォイル(90)の係合爪(N)と同じ数設けられてもよい。具体的には、本変形例の軸受ハウジング(60)は、実施形態1の変形例1と同様に、その両側の側面に、それぞれ6つの係合部(63)が形成される。
図17に示すように、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、バックフォイル(70)の挿通部(70e)は、各バックフォイル(70)の四隅に形成された溝で構成されてもよい。具体的には、各バックフォイル(70)は、該バックフォイル(70)の周方向端部に突片部(70c)を有する。突片部(70c)は、バックフォイル(70)の端部から軸方向外側に延びる。挿通部(70e)は、突片部(70c)の内側に形成されたスリット状の溝で構成される。本変形例の挿通部(70e)を介して中間フォイル(90)の係合爪(N)が軸受ハウジング(60)の係合部(63)に係合することにより、突片部(70c)が周方向外側への大きな移動を規制するので、バックフォイル(70)の脱落を抑制できる。
図18および図19に示すように、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、挿通部(70e)は、各バックフォイル(70)の周方向一方側および他方側に形成された溝で構成されてもよい。言い換えると、挿通部(70e)は、各バックフォイル(70)の四隅に形成されなくてもよい。
図20に示すように、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)では、バックフォイル(70)は、周方向両側の側縁部に軸受ハウジング(60)の径方向内側へ延びる曲げ部(70d)を有してもよい。具体的には、曲げ部(70d)は、バックフォイル(70)の周方向両側の側縁部を、中間フォイル(90)の第1係合爪(N1)および第2係合爪(N2)が延びる方向と反対の方向に折り曲げることにより形成される。これにより、バックフォイル(70)の挿通部(70e)を介して中間フォイル(90)の係合爪(N)が軸受ハウジング(60)の係合部(63)に係合したときに、曲げ部(70d)によって中間フォイル(90)に対するバックフォイル(70)の位置が保持される。その結果、バックフォイル(70)が周方向に大きく移動してその位置がずれることにより、バックフォイル(70)が脱落することを抑制できる。
本実施形態における軸受ハウジング(60)の各係合部(63)は、穴で構成されてもよい。言い換えると、各係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の側面に形成されなくてもよい。具体的には、各係合部(63)は、軸受ハウジング(60)の軸方向中央寄りの位置に形成されてもよい。軸受ハウジング(60)の内周面から外周面へ向かって延びる。
実施形態3について説明する。本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)は、実施形態2のラジアルフォイル軸受(26)において、軸受ハウジング(60)およびトップフォイル(80)の構成を変更したものである。ここでは、本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)について、実施形態1と異なる点を説明する。
本実施形態のラジアルフォイル軸受(26)について、図21および図22を参照しながら詳細に説明する。ラジアルフォイル軸受(26)は、軸受ハウジング(60)と、バックフォイル(70)と、トップフォイル(80)と、中間フォイル(90)とを備える。
本実施形態の軸受ハウジング(60)の内周面には、該軸受ハウジング(60)の軸方向に沿って延びる通し溝(61)が形成される。通し溝(61)は、トップフォイル(80)の第1側縁部(81a)が収容される。通し溝(61)は、軸受ハウジング(60)の内周面を軸方向に貫通している。通し溝(61)は、軸受ハウジング(60)の内周面から径方向外側に向かって凹む。ここで、軸受ハウジング(60)の内周面とは、バックフォイル(70)を保持する面のことである。
図22に示すように、トップフォイル(80)は、本体部(81)と、突出部(84)とを有する。突出部(84)は、本体部(81)の第1側縁部(81a)から周方向外側に突出する。突出部(84)は、第1側縁部(81a)における軸方向両端部に設けられる。
(2-1)
本実施形態では、トップフォイル(80)の本体部(81)における第1側縁部(81a)は、第2側縁部(81b)よりも径方向外側に位置する。軸受ハウジング(60)の内周面には、その軸方向に沿って延びるとともに第1側縁部(81a)が収容される通し溝が形成される。通し溝(61)は、その深さ方向が径方向と一致するように形成される。
本実施形態のトップフォイル(80)は、本体部(81)の第1側縁部(81a)から外側に突出する突出部(84)を有する。突出部(84)は、第1側縁部(81a)の軸方向両端部にそれぞれ形成される。軸受ハウジング(60)の両側の側面には、突出部(84)に係合する係合凹部(62)が形成される。係合凹部(62)は、通し溝(61)に連通する。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 圧縮機
26 ラジアルフォイル軸受
35 回転軸
60 軸受ハウジング(ハウジング)
62 係合凹部
63 係合部
64 第1面
65 第2面
66 第3面
70 バックフォイル
70d 曲げ部
70e 挿通部
80 トップフォイル
81 本体部
81a 第1側縁部
81b 第2側縁部
84 突出部
90 中間フォイル
90a 第1接触部
90b 第2接触部
N 係合爪
N1 第1係合爪
N2 第2係合爪
P 回転方向
Claims (21)
- 筒状のハウジング(60)と、
前記ハウジング(60)の内周面に沿って配置されるバックフォイル(70)と、
前記バックフォイル(70)に弾性的に支持され、該バックフォイル(70)と回転軸(35)との間に配置されるトップフォイル(80)とを備え、
前記バックフォイル(70)は、前記ハウジング(60)の周方向の一方側に形成される第1係合爪(N1)と、前記周方向の他方側に形成される第2係合爪(N2)とを有し、
前記ハウジング(60)には、該ハウジング(60)の内周面から径方向外側に延びるとともに、前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)のそれぞれが係合する係合部(63)が形成され、
前記トップフォイル(80)は、前記回転軸(35)の外周面に沿って巻かれた本体部(81)を有し、
前記本体部(81)は、
前記回転軸(35)の回転方向(P)前側の側縁部である第1側縁部(81a)と、
前記回転方向(P)後側の側縁部である第2側縁部(81b)とを有し、
前記第1側縁部(81a)は、前記第2側縁部(81b)よりも前記ハウジング(60)の径方向外側に位置し、
前記ハウジング(60)の内周面には、該ハウジング(60)の軸方向に沿って延びるとともに前記第1側縁部(81a)が収容される通し溝(61)が形成され、
前記通し溝(61)は、その深さ方向が前記径方向と一致するように形成され、
前記係合部(63)は、前記ハウジング(60)の両側の側面に形成され、
前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記バックフォイル(70)における前記ハウジング(60)の軸方向の両側にそれぞれ形成され、
前記トップフォイル(80)は、前記第1側縁部(81a)における前記ハウジング(60)の軸方向両側の端部からそれぞれ外側に突出する突出部(84)を有し、
前記ハウジング(60)の両側の側面には、前記通し溝(61)に連通し、前記突出部(84)が係合する係合凹部(62)が形成され、
前記係合凹部(62)は、前記突出部(84)の延伸方向に沿う第3面(66)を有するとともに、前記係合部(63)に設けられる
ラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)は、前記ハウジング(60)の両側の側面に形成され、
前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記バックフォイル(70)における前記ハウジング(60)の軸方向の両側にそれぞれ形成される
請求項1に記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記バックフォイル(70)は、前記ハウジング(60)に対して前記ハウジング(60)の周方向、軸方向、および径方向の少なくとも一方向に相対的に移動可能に構成される
請求項1または2に記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記バックフォイル(70)における前記ハウジング(60)の軸方向に沿って延びる側縁部から前記径方向外側に延びる
請求項1~3のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)の幅は、前記バックフォイル(70)の板厚の5倍以上である
請求項1~4のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)の幅は、0.3mm以上である
請求項1~5のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記バックフォイル(70)は、前記周方向に沿って複数設けられ、
互いに隣り合う前記バックフォイル(70)のうち一方のバックフォイル(70)の前記第1係合爪(N1)は、他方のバックフォイル(70)の前記第2係合爪(N2)と対向して配置され、
前記一方のバックフォイル(70)の前記第1係合爪(N1)および前記他方のバックフォイル(70)の前記第2係合爪(N2)は、1つの前記係合部(63)に係合する
請求項1~6のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)のそれぞれの先端部は、それぞれの前記係合爪(N)に対応する前記係合部(63)の内面に接触し、
前記バックフォイル(70)は、前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)が弾性変形することにより、前記ハウジング(60)に対して相対的に移動可能に構成される
請求項1~7のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記ハウジング(60)は、前記第1係合爪(N1)が係合する第1の係合部(63)と、前記第2係合爪(N2)が係合する第2の係合部(63)とを有し、
前記第1の係合部(63)は、前記第1係合爪(N1)の先端部が接触する第1面(64)を有し、
前記第2の係合部(63)は、前記第2係合爪(N2)の先端部が接触する第2面(65)を有し、
前記ハウジング(60)の軸方向から見たときに、前記バックフォイル(70)における前記第1係合爪(N1)の基端部と前記第2係合爪(N2)の基端部との間の前記周方向の長さA1は、前記ハウジング(60)における前記第1面(64)の径方向内側の端部と前記第2面(65)の径方向内側の端部との間の前記周方向の長さA2よりも長い
請求項1~8のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 筒状のハウジング(60)と、
前記ハウジング(60)の内周面に沿って配置されるバックフォイル(70)と、
前記バックフォイル(70)の内側に配置される中間フォイル(90)と、
前記バックフォイル(70)に弾性的に支持され、前記中間フォイル(90)と回転軸(35)との間に配置されるトップフォイル(80)とを備え、
前記中間フォイル(90)は、前記ハウジング(60)の周方向の一方側に形成される第1係合爪(N1)と、前記周方向の他方側に形成される第2係合爪(N2)とを有し、
前記バックフォイル(70)は、前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)に対応する部分に、溝または切欠きで構成される挿通部(70e)を有し、
前記ハウジング(60)には、該ハウジング(60)の内周面から径方向外側に延びるとともに、前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)のそれぞれが係合する係合部(63)が形成され、
前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)のそれぞれは、前記挿通部(70e)を介して、前記係合部(63)に係合し、
前記トップフォイル(80)は、前記回転軸(35)の外周面に沿って巻かれた本体部(81)を有し、
前記本体部(81)は、
前記回転軸(35)の回転方向(P)前側の側縁部である第1側縁部(81a)と、
前記回転方向(P)後側の側縁部である第2側縁部(81b)とを有し、
前記第1側縁部(81a)は、前記第2側縁部(81b)よりも前記ハウジング(60)の径方向外側に位置し、
前記ハウジング(60)の内周面には、該ハウジング(60)の軸方向に沿って延びるとともに前記第1側縁部(81a)が収容される通し溝(61)が形成され、
前記通し溝(61)は、その深さ方向が前記径方向と一致するように形成され、
前記係合部(63)は、前記ハウジング(60)の両側の側面に形成され、
前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記中間フォイル(90)における前記ハウジング(60)の軸方向の両側にそれぞれ形成され、
前記トップフォイル(80)は、前記第1側縁部(81a)における前記ハウジング(60)の軸方向両側の端部からそれぞれ外側に突出する突出部(84)を有し、
前記ハウジング(60)の両側の側面には、前記通し溝(61)に連通し、前記突出部(84)が係合する係合凹部(62)が形成され、
前記係合凹部(62)は、前記突出部(84)の延伸方向に沿う第3面(66)を有するとともに、前記係合部(63)に設けられる
ラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)は、前記ハウジング(60)の両側の側面に形成され、
前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記中間フォイル(90)における前記ハウジング(60)の軸方向両側にそれぞれ形成され、
前記挿通部(70e)は、前記バックフォイル(70)の前記軸方向両側における前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)に対応する位置に形成される
請求項10に記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記バックフォイル(70)および前記中間フォイル(90)は、前記ハウジング(60)に対して該ハウジング(60)の周方向、軸方向、および径方向の少なくとも一方向に相対的に移動可能に構成される
請求項10または11に記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)は、前記中間フォイル(90)における前記ハウジング(60)の軸方向に沿って延びる側縁部から前記径方向外側に延びる
請求項10~12のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)の幅は、前記中間フォイル(90)の板厚の5倍以上である
請求項10~13のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記係合部(63)の幅は、0.3mm以上である
請求項10~14のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記中間フォイル(90)は、前記周方向に沿って複数設けられ、
互いに隣り合う前記中間フォイル(90)のうち一方の中間フォイル(90)の前記第1係合爪(N1)は、他方の中間フォイル(90)の前記第2係合爪(N2)と対向して配置され、
前記一方の中間フォイル(90)の前記第1係合爪(N1)および前記他方の中間フォイル(90)の前記第2係合爪(N2)は、1つの前記係合部(63)に係合する
請求項10~15のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)のそれぞれの先端部は、それぞれの前記係合爪(N)に対応する前記係合部(63)の内面に接触し、
前記中間フォイル(90)は、前記第1係合爪(N1)および前記第2係合爪(N2)が弾性変形することにより、前記ハウジング(60)に対して相対的に移動可能に構成される
請求項10~16のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記ハウジング(60)は、前記第1係合爪(N1)が係合する第1の係合部(63)と、前記第2係合爪(N2)が係合する第2の係合部(63)とを有し、
前記第1の係合部(63)は、前記第1係合爪(N1)が接触する第1面(64)を有し、
前記第2の係合部(63)は、前記第2係合爪(N2)が接触する第2面(65)を有し、
前記中間フォイル(90)は、
前記第1係合爪(N1)と該第1係合爪(N1)に対応するバックフォイル(70)の挿通部(70e)とが接触する第1接触部(90a)と、
前記第2係合爪(N2)と該第2係合爪(N2)に対応するバックフォイル(70)の挿通部(70e)とが接触する第2接触部(90b)とを有し、
前記ハウジング(60)の軸方向から見たときに、前記中間フォイル(90)の前記第1接触部(90a)と前記第2接触部(90b)との間の前記周方向の長さB1は、前記ハウジング(60)における前記第1面(64)の径方向内側の端部と前記第2面(65)の径方向内側の端部との間の前記周方向の長さB2よりも長い
請求項10~17のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 前記バックフォイル(70)は、前記周方向両側の側縁部から前記ハウジング(60)の径方向内側に延びる曲げ部(70d)を有する
請求項10~18のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受。 - 請求項1~19のいずれか1つに記載のラジアルフォイル軸受(26)を備える圧縮機。
- 請求項20に記載の圧縮機(20)を備える冷凍装置。
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