JP7360152B2 - シリンダ装置 - Google Patents
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Description
シリンダ装置が、ハウジング1内に、移動可能に挿入される出力部材7であって、ピストン7aと、当該ピストン7aに突設されたピストンロッド7bとを有する出力部材7と、上記出力部材7をその軸方向である先端側と基端側とに移動させる圧力流体が給排される作動室であって、上記ピストン7aに対して先端側に形成された第1作動室8および基端側に形成された第2作動室9を含む作動室とを備える。シリンダ装置が、上記ハウジング1に形成され、上記ピストンロッド7bを嵌入させる第1収容孔6と、上記第1収容孔6または上記第1作動室8に上記圧力流体を給排するための第1給排路10と、上記ピストンロッド7bの外周壁と上記収容孔6の内周壁との間に周方向に装着されると共に、上記ピストンロッド7bの外周壁と上記第1収容孔6の内周壁とに保密状に係合可能となっている第1封止部材14と、上記ピストンロッド7bに貫通形成され、第1絞り部15dが設けられた第1連通路15とをさらに備える。上記ピストンロッド7bが上記第1封止部材14を介して上記第1収容孔6の内周壁に係合したときに、少なくとも上記第1収容孔6と上記ピストンロッド7bと上記第1封止部材14とによって第1流体室12aが区画形成される。上記第1連通路15の一端15aが上記第1作動室8に連通すると共に、上記第1連通路15の他端15bが第1流体室12aに連通する。
ピストンロッドが第1封止部材を介して第1収容孔の内周壁に係合したときに第1流体室が形成されることによって、圧力流体は、第1流体室を介して、第1給排路から排出される。より詳しくいえば、圧力流体を給排するための第1給排路が第1収容孔に連通している場合、第1作動室の圧力流体は、一端から第1連通路へ流入し、第1絞り部を通って他端から第1流体室に供給された後、第1給排路から排出される。または、圧力流体を給排するための第1給排路が第1作動室に連通している場合、第1流体室の圧力流体は、他端から第1連通路へ流入し、第1絞り部を通って一端から第1流体室に供給された後、第1給排路から排出される。その結果、第1給排路から排出される圧力流体の排出量が第1絞り部によって抑制されるため、ピストンが先端側に低速で移動する。
ハウジング1内に、移動可能に挿入される出力部材7であって、ピストン7aと、当該ピストン7aに突設されたピストンロッド7bとを有する出力部材7と、上記出力部材7をその軸方向である先端側と基端側とに移動させる圧力流体が給排される作動室であって、上記ピストン7aに対して先端側に形成された第1作動室8および基端側に形成された第2作動室9を含む作動室とを備える。上記出力部材7の基端側で開口した凹状の第2収容孔7cと、上記ハウジング1に形成され、上記第2収容孔7cに嵌入可能な突起部21と、上記突起部21の外周壁と上記第2収容孔7cの内周壁との間に設けられると共に、上記突起部21の外周壁と上記第2収容孔7cの内周壁とを保密状に係合可能となっている第2封止部材16と、上記突起部21に貫通形成され、第2絞り部17dが設けられた第2連通路17と、上記第2収容孔7cまたは上記第2作動室9に上記圧力流体を給排するための第2給排路11とをさらに備える。上記突起部21が第2封止部材16を介して上記第2収容孔7cの内周壁に係合したときに、少なくとも上記第2収容孔7cと上記突起部21と上記第2封止部材16とによって第2流体室13aが区画形成される。上記第2連通路17の一端17aが上記第2流体室13aに連通すると共に、上記第2連通路17の他端17bが上記第2作動室9に連通する。
第2封止部材を介して突起部が第2収容孔の内周壁に保密状に係合したときに第2流体室が形成されることによって、圧力流体の一部が、第2流体室または第2作動室に一時的に閉じ込められる。一時的に閉じ込められた圧力流体は、第2連通路へ流入し、第2絞り部を通った後、第2給排路から排出される。その結果、第2給排路から排出される圧力流体の排出量が第2絞り部によって抑制されるため、ピストンが基端側に低速で移動する。
ピストンロッド7bの外周壁に、第1封止部材14が周方向に装着される。その第1封止部材14は、第1給排路10に連通する第1収容孔6の内周壁に保密状に係合可能となっている。また、ピストンロッド7bには、その内部を斜め方向に貫通する第1連通路15が形成される。その第1連通路15は、その一端15aがピストンロッド7bの外周壁において第1封止部材14よりも下方で開口すると共に、他端15bがピストンロッド7bの外周壁において第1封止部材14よりも上方で開口する。第1連通路15は、主通路15cと、その主通路15cよりも断面積が小さい第1絞り部15dとを有する。第1絞り部15dは、第1連通路15の一端15aに、主通路15cと連通するようにピストンロッド7bを加工して形成される。
出力部材7の下端に、凹状の第2収容孔7cが形成される。その第2収容孔7cは、ピストン7aの下端で開口しており、出力部材7の軸方向に沿って形成される。また、ハウジング1の下壁2に、上方へ突出した突起部21が形成される。その突起部21の外周壁に、第2封止部材16が周方向へ装着される。第2封止部材16は、第2収容孔7cの内周壁に保密状に係合可能となっている。さらに、突起部21には、その内部を貫通する第2連通路17が形成される。第2連通路17の一端17aが突起部21の上端で開口し、他端17bが突起部21の外周壁において第2封止部材16よりも下方で開口する。第2連通路17は、主通路17cと、その主通路17cよりも断面積が小さい第2絞り部17dとを有する。第2絞り部17dは、取り付け式のものを採用しており、第2連通路17の一端17aに、主通路17cと連通するように取り付けられている。
上記のシリンダ装置は、第1クッション機構12として、第1収容孔6とピストンロッド7bとの隙間に形成される第1流体室12aと、ピストンロッド7bの内部に形成される第1連通路15とを含む。また、第2クッション機構13として、出力部材7に形成される第2流体室13aと、突起部21の内部に形成される第2連通路とを含む。このため、クッション機構を備えたシリンダ装置を小型化することができる。従って、クッション機構を備えた小型のシリンダ装置を提供することができる。
第2実施形態のシリンダ装置では、図8から図13に示すように、第1クッション機構12が、出力部材7に第1逆止流通路19をさらに備えると共に、第2クッション機構13が、突起部21に第2逆止流通路20をさらに備える。これにより、シリンダ装置のピストン7aが下端位置から若しくは上端位置から駆動したときにおける移動速度の低下が改善される。
上記のシリンダ装置は、第1逆止流通路19を備えるため、図12の突出状態からの下方へ移動するときに、第1給排路10から第1作動室8に供給される圧力流体の流量が多くなる。また、上記のシリンダ装置は、第2逆止流通路20を備えるため、図8の初期状態からの上方へ移動するときに、第2給排路11から第2作動室9に供給される圧力流体の流量が多くなる。従って、シリンダ装置の進出移動時におけるピストンの移動速度の低下を改善することができる。
第2実施形態の変形例では、図14および図15に示すように、第1給排路10が第1作動室8に連通されると共に、第2給排路11が第2作動室9または第2収容孔7cに圧力流体を給排可能となるように第2連通路17に連通される。
第3実施形態のシリンダ装置では、図16および図17に示すように、第1給排路10が第1収容孔6の第2大径孔6bに連通されると共に、第2給排路11が第2作動室9または第2収容孔7cに圧力流体を給排可能となるように第2連通路17に連通される。
上記の第2実施形態では、第1連通路15に第1絞り部15dが設けられると共に、第1逆止流通路19に第1逆止弁19dが設けられる。また、上記の第2実施形態では、第2連通路17に第2絞り部17dが設けられると共に、第2逆止流通路20に第2逆止弁20eが設けられる。すなわち、上記絞り部と上記逆止弁とは、ハウジング1内部の別々の流路上にそれぞれ設けられる。このため、流路分だけハウジング1を大きくする必要がある。これに対して、第3実施形態のシリンダ装置では、図18および図19に示すように、第1絞り部15dが第1弁部材19eの筒孔の一部によって構成されると共に、第2絞り部17dが第2弁部材20fの筒孔の一部によって構成される。このため、上記逆止弁を設けるための流路を1つ設ければよく、上記の第2実施形態のように上記逆止弁を配置するための別の流路を設ける必要がない。従って、ハウジング1を小さくすることができる。
第3実施形態の変形例では、図20に示すように、第2給排路11が第2作動室9に連通されると共に、第2連通路17の他端17bが突起部21の外周壁で第2封止部材16よりも下方で開口し、その第2連通路17の途中部に第2逆止弁20eが設けられる。
Claims (24)
- ハウジング(1)内に、移動可能に挿入される出力部材(7)であって、ピストン(7a)と、当該ピストン(7a)に突設されたピストンロッド(7b)とを有する出力部材(7)と、
上記出力部材(7)をその軸方向である先端側と基端側とに移動させる圧力流体が給排される作動室であって、上記ピストン(7a)に対して先端側に形成された第1作動室(8)および基端側に形成された第2作動室(9)を含む作動室と、を備えたシリンダ装置において、
上記ハウジング(1)に形成され、上記ピストンロッド(7b)を嵌入させる第1収容孔(6)と、
上記第1収容孔(6)または上記第1作動室(8)に上記圧力流体を給排するための第1給排路(10)と、
上記ピストンロッド(7b)の外周壁と上記第1収容孔(6)の内周壁との間に周方向に装着されると共に、上記ピストンロッド(7b)の外周壁と上記第1収容孔(6)の内周壁とに保密状に係合可能となっている第1封止部材(14)と、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1絞り部(15d)が設けられた第1連通路(15)と、
をさらに備え、
上記ピストンロッド(7b)が上記第1封止部材(14)を介して上記第1収容孔(6)の内周壁に係合したときに、少なくとも上記第1収容孔(6)と上記ピストンロッド(7b)と上記第1封止部材(14)とによって第1流体室(12a)が区画形成され、上記第1連通路(15)の一端(15a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、上記第1連通路(15)の他端(15b)が上記第1流体室(12a)に連通し、
上記第1連通路(15)は、上記出力部材(7)の軸方向に対して斜め方向に貫通形成され、上記一端(15a)が上記ピストンロッド(7b)の外周壁において第1封止部材(14)よりも基端側で開口すると共に、上記他端(15b)が上記ピストンロッド(7b)の外周壁において上記第1封止部材(14)よりも先端側で開口する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項1のシリンダ装置において、
上記第1給排路(10)が上記第1収容孔(6)に連通され、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1逆止弁(19d)が設けられた第1逆止流通路(19)であって、上記第1流体室(12a)が形成されたときに、一端(19a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、他端(19b)が上記第1流体室(12a)に連通する、第1逆止流通路(19)をさらに備え、
上記第1逆止弁(19d)は、上記第1作動室(8)から上記第1流体室(12a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項1のシリンダ装置において、
上記第1給排路(10)が上記第1作動室(8)に連通され、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1逆止弁(19d)が設けられた第1逆止流通路(19)であって、上記第1流体室(12a)が形成されたときに、一端(19a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、他端(19b)が上記第1流体室(12a)に連通する、第1逆止流通路(19)をさらに備え、
上記第1逆止弁(19d)は、上記第1流体室(12a)から上記第1作動室(8)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項1から3のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記第1収容孔(6)は、少なくとも1つの大径部(6a,6b)を有する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項1から4のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記出力部材(7)の基端側で開口した凹状の第2収容孔(7c)と、
上記ハウジング(1)に形成され、上記第2収容孔(7c)に嵌入可能な突起部(21)と、
上記突起部(21)の外周壁と上記第2収容孔(7c)の内周壁との間に設けられると共に、上記突起部(21)と上記第2収容孔(7c)とを保密状に係合可能とする第2封止部材(16)と、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2絞り部(17d)が設けられた第2連通路(17)と、
上記第2収容孔(7c)または上記第2作動室(9)に上記圧力流体を給排するための第2給排路(11)と、
をさらに備え、
上記突起部(21)が第2封止部材(16)を介して上記第2収容孔(7c)の内周壁に係合したときに、少なくとも上記第2収容孔(7c)と上記突起部(21)と上記第2封止部材(16)とによって第2流体室(13a)が区画形成され、上記第2連通路(17)の一端(17a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、上記第2連通路(17)の他端(17b)が上記第2作動室(9)に連通する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項5のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2作動室(9)に連通され、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2逆止弁(20e)が設けられた第2逆止流通路(20)であって、上記第2流体室(13a)が形成されたときに、一端(20a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、他端(20b)が上記第2作動室(9)に連通する、第2逆止流通路(20)をさらに備え、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2流体室(13a)から上記第2作動室(9)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項5のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2収容孔(7c)に連通され、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2逆止弁(20e)が設けられた第2逆止流通路(20)であって、上記第2流体室(13a)が形成されたときに、一端(20a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、他端(20b)が上記第2作動室(9)に連通する、第2逆止流通路(20)をさらに備え、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)から上記第2流体室(13a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項5のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2作動室(9)に連通され、
上記第2連通路(17)に第2逆止弁(20e)が設けられ、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)から上記第2流体室(13a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項5から8のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記第2連通路(17)は、上記一端(17a)が上記突起部(21)の上端で開口し、上記他端(17b)が上記突起部(21)の外周壁において上記第2封止部材(16)よりも基端側で開口する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項5のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2連通路(17)に連通され、
上記第2連通路(17)に第2逆止弁(20e)が設けられ、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)に連通する第2連通路(17)の他端(17b)側に、上記第2作動室(9)から上記第2連通路(17)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項8または10のシリンダ装置において、
上記第2逆止弁(20e)は、第2弁座(20g)と当該第2弁座(20g)に着座することにより上記圧力流体の流れを制限する第2弁部材(20f)とを含み、
上記第2絞り部(17d)は、上記第2弁部材(20f)に貫通形成される、ことを特徴とするシリンダ装置。 - ハウジング(1)内に、移動可能に挿入される出力部材(7)であって、ピストン(7a)と、当該ピストン(7a)に突設されたピストンロッド(7b)とを有する出力部材(7)と、
上記出力部材(7)をその軸方向である先端側と基端側とに移動させる圧力流体が給排される作動室であって、上記ピストン(7a)に対して先端側に形成された第1作動室(8)および基端側に形成された第2作動室(9)を含む作動室と、を備えたシリンダ装置において、
上記ハウジング(1)に形成され、上記ピストンロッド(7b)を嵌入させる第1収容孔(6)と、
上記第1収容孔(6)または上記第1作動室(8)に上記圧力流体を給排するための第1給排路(10)と、
上記ピストンロッド(7b)の外周壁と上記第1収容孔(6)の内周壁との間に周方向に装着されると共に、上記ピストンロッド(7b)の外周壁と上記第1収容孔(6)の内周壁とに保密状に係合可能となっている第1封止部材(14)と、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1絞り部(15d)が設けられた第1連通路(15)と、
をさらに備え、
上記ピストンロッド(7b)を上記ハウジング(1)から突出させる進出移動時において、上記ピストン(7a)が先端側のストローク端の近くまで移動して上記ピストンロッド(7b)が上記第1封止部材(14)を介して上記第1収容孔(6)の内周壁に係合したときに、少なくとも上記第1収容孔(6)と上記ピストンロッド(7b)と上記第1封止部材(14)とによって第1流体室(12a)が区画形成され、上記第1連通路(15)の一端(15a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、上記第1連通路(15)の他端(15b)が上記第1流体室(12a)に連通し、
上記出力部材(7)の基端側で開口した凹状の第2収容孔(7c)と、
上記ハウジング(1)に形成され、上記第2収容孔(7c)に嵌入可能な突起部(21)と、
上記突起部(21)の外周壁と上記第2収容孔(7c)の内周壁との間に設けられると共に、上記突起部(21)と上記第2収容孔(7c)とを保密状に係合可能とする第2封止部材(16)と、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2絞り部(17d)が設けられた第2連通路(17)と、
上記第2収容孔(7c)または上記第2作動室(9)に上記圧力流体を給排するための第2給排路(11)と、
をさらに備え、
上記突起部(21)が第2封止部材(16)を介して上記第2収容孔(7c)の内周壁に係合したときに、少なくとも上記第2収容孔(7c)と上記突起部(21)と上記第2封止部材(16)とによって第2流体室(13a)が区画形成され、上記第2連通路(17)の一端(17a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、上記第2連通路(17)の他端(17b)が上記第2作動室(9)に連通する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第1給排路(10)が上記第1収容孔(6)に連通され、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1逆止弁(19d)が設けられた第1逆止流通路(19)であって、上記第1流体室(12a)が形成されたときに、一端(19a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、他端(19b)が上記第1流体室(12a)に連通する、第1逆止流通路(19)をさらに備え、
上記第1逆止弁(19d)は、上記第1作動室(8)から上記第1流体室(12a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第1給排路(10)が上記第1作動室(8)に連通され、
上記ピストンロッド(7b)に貫通形成され、第1逆止弁(19d)が設けられた第1逆止流通路(19)であって、上記第1流体室(12a)が形成されたときに、一端(19a)が上記第1作動室(8)に連通すると共に、他端(19b)が上記第1流体室(12a)に連通する、第1逆止流通路(19)をさらに備え、
上記第1逆止弁(19d)は、上記第1流体室(12a)から上記第1作動室(8)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12から14のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記第1連通路(15)は、上記出力部材(7)の軸方向に対して斜め方向に貫通形成され、上記一端(15a)が上記ピストンロッド(7b)の外周壁において第1封止部材(14)よりも基端側で開口すると共に、上記他端(15b)が上記ピストンロッド(7b)の外周壁において上記第1封止部材(14)よりも先端側で開口する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第1給排路(10)が上記第1収容孔(6)に連通され、
上記第1連通路(15)に第1逆止弁(19d)が設けられ、
上記第1逆止弁(19d)は、上記第1作動室(8)から上記第1流体室(12a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項16のシリンダ装置において、
上記第1逆止弁(19d)は、第1弁座(19f)と当該第1弁座(19f)に着座することにより上記圧力流体の流れを制限する第1弁部材(19e)とを含み、
上記第1絞り部(15d)は、上記第1弁部材(19e)に貫通形成される、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12から17のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記第1収容孔(6)は、少なくとも1つの大径部(6a,6b)を有する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2作動室(9)に連通され、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2逆止弁(20e)が設けられた第2逆止流通路(20)であって、上記第2流体室(13a)が形成されたときに、一端(20a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、他端(20b)が上記第2作動室(9)に連通する、第2逆止流通路(20)をさらに備え、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2流体室(13a)から上記第2作動室(9)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2収容孔(7c)に連通され、
上記突起部(21)に貫通形成され、第2逆止弁(20e)が設けられた第2逆止流通路(20)であって、上記第2流体室(13a)が形成されたときに、一端(20a)が上記第2流体室(13a)に連通すると共に、他端(20b)が上記第2作動室(9)に連通する、第2逆止流通路(20)をさらに備え、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)から上記第2流体室(13a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2作動室(9)に連通され、
上記第2連通路(17)に第2逆止弁(20e)が設けられ、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)から上記第2流体室(13a)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12から21のいずれか1項のシリンダ装置において、
上記第2連通路(17)は、上記一端(17a)が上記突起部(21)の上端で開口し、上記他端(17b)が上記突起部(21)の外周壁において上記第2封止部材(16)よりも基端側で開口する、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項12のシリンダ装置において、
上記第2給排路(11)が上記第2連通路(17)に連通され、
上記第2連通路(17)に第2逆止弁(20e)が設けられ、
上記第2逆止弁(20e)は、上記第2作動室(9)に連通する第2連通路(17)の他端(17b)側に、上記第2作動室(9)から上記第2連通路(17)に向かう上記圧力流体の流れを制限する向きで取り付けられる、ことを特徴とするシリンダ装置。 - 請求項21または23のシリンダ装置において、
上記第2逆止弁(20e)は、第2弁座(20g)と当該第2弁座(20g)に着座することにより上記圧力流体の流れを制限する第2弁部材(20f)とを含み、
上記第2絞り部(17d)は、上記第2弁部材(20f)に貫通形成される、ことを特徴とするシリンダ装置。
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