JP7358856B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
下記特許文献1には、ビード部に埋設されたビードコアと、前記ビードコアで折り返されるカーカスプライとを具えた空気入りタイヤが記載されている。前記ビードコアは、一本又は複数本のコードをタイヤ幅方向に複数列に整列させるとともに、タイヤ半径方向に複数段に巻き重ねることで形成され、かつ、タイヤ幅方向のコード整列本数がタイヤ半径方向の外方に向けて漸減されている。
特開2012-162204号公報
特許文献1の空気入りタイヤでは、旋回走行時の高速安定性能(以下、単に「高速安定性能」という場合がある。)について改善の余地があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、高速安定性能を向上することができる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、空気入りタイヤであって、ビードコアがそれぞれ埋設された一対のビード部と、前記ビードコア間に架け渡されたカーカスプライからなるカーカスとを含み、タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ周方向に延びるビードワイヤを含み、タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ半径方向の外側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア外側部を含み、前記コア外側部のテーパ角を2分する中心線は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜する。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記中心線のタイヤ半径方向線に対する角度が、5~25°である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ子午線断面において、前記ビードコアが、前記コア外側部のタイヤ半径方向の内側に、タイヤ半径方向の内側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア内側部を含む、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記ビードコアが、タイヤ軸方向の内端と、タイヤ軸方向の外端と、これらの間をつなぐビードコア最大幅と、タイヤ半径方向の内端とを有し、前記ビードコア最大幅の中間位置から前記タイヤ半径方向の内端までのタイヤ半径方向の高さである最大幅高さHmaxと、前記ビードコアのタイヤ半径方向の最大高さHとの比Hmax/Hが20%~80%である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記ビードコアが、タイヤ軸方向の内端と、タイヤ軸方向の外端と、これらの間をつなぐビードコア最大幅と、タイヤ半径方向の内端とを有し、前記ビードコア最大幅の中間位置とビード底面との間のタイヤ半径方向の距離は、前記ビードコア最大幅の中間位置から前記タイヤ半径方向の内端までのタイヤ半径方向の高さである最大幅高さHmaxの1.5倍以上である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記カーカスプライが、前記ビードコア間を延びる本体部と、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部とを含み、前記本体部と前記折返し部とは、前記ビードコアのタイヤ半径方向の外側で当接することにより、前記ビードコアを囲む閉領域を形成し、前記閉領域は、前記ビードコアが占める第1領域と、前記第1領域のタイヤ半径方向の外側の第2領域とを含み、タイヤ子午線断面において、前記第2領域の面積は、前記第1領域の面積の0.1倍以上である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記ビード部が、前記ビードコアのタイヤ半径方向の内側の領域であるコア下領域に、複素弾性率が3.0MPa以上のゴムが配される、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ子午線断面において、前記コア下領域の面積が、前記ビードコアの面積の30%以上である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記カーカスプライが、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部を含み、前記折返し部のタイヤ軸方向の外側には、外側ゴムが設けられ、前記外側ゴムの前記ビードコアのタイヤ半径方向の外端位置でのゴムゲージは、前記ビードコアのタイヤ軸方向の外端位置でのゴムゲージの2倍以下である、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記空気入りタイヤが装着される正規リムのリム径Aと、前記空気入りタイヤのビードベース径Bとの差(B-A)が、0.5~1.5mmである、のが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤは、前記折返し部が、カーカスコードの中心線で特定される折返し部プロファイルを有し、前記折返し部プロファイルは、タイヤ軸方向内側に向かって凸であり、かつ、前記ビードコアのタイヤ軸方向の外端、前記ビードコアのタイヤ半径方向の外端、及び、前記ビードコアのタイヤ半径方向の外端から前記ビードコアのタイヤ半径方向の高さを隔てた位置の3点から定まる単一円弧の曲率半径が、前記ビードコアの最大幅の1.0倍以上である、のが望ましい。
本発明の空気入りタイヤは、ビードコアがそれぞれ埋設された一対のビード部と、前記ビードコア間に架け渡されたカーカスプライからなるカーカスとを含む。タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ半径方向の外側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア外側部を含み、このコア外側部のテーパ角を2分する中心線は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜している。前記コア外側部は、ビードコアに架け渡されるカーカスプライの傾きに影響を与える。本発明のように、テーパ状のコア外側部を上述の向きで傾斜させると、前記ビードコアに架け渡されているカーカスプライを、タイヤ軸方向により近づくように傾ける(寝かせる)ことができる。このようなカーカスプライは、旋回時、タイヤに横方向の力が作用したときに十分に撓むことができ、これは、タイヤの横バネを高めるのに役立つ。したがって、本発明の空気入りタイヤは、高速安定性能を向上することができる。
本発明の空気入りタイヤ及び正規リムの断面図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。 図1のビード部の拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態におけるタイヤ回転軸(図示省略)を含むタイヤ子午線断面図である。図1には、例えば、自動二輪車用のタイヤ1が示されている。但し、本発明は、乗用車用や重荷重用等のタイヤ1にも適用され得る。
前記「正規状態」は、タイヤ1が正規リムRにリム組みされ、かつ、正規内圧が充填され、しかも無負荷の状態である。本明細書では特に断りがない限り、タイヤ1の各部の寸法は、正規状態で測定された値である。
前記「正規リム」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めているリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
前記「正規内圧」は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
タイヤ1は、トレッド部2と、トレッド部2の両端に連なってタイヤ半径方向内側に延びる一対のサイドウォール部3と、サイドウォール部3に連なってタイヤ半径方向内側に延びる一対のビード部4とを含んでいる。本実施形態の各ビード部4には、ビードコア5が埋設されている。
トレッド部2は、本実施形態では、キャンバー角が大きい旋回時においても十分な接地面積が得られるように、トレッド部2のトレッド端Te、Te間の踏面2aが、タイヤ半径方向外側に凸で円弧状に湾曲してのびている。踏面2aの展開長さが、トレッド展開幅TWである。
本実施形態のタイヤ1は、ビードコア5間に架け渡されるカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるトレッド補強層7とを具えている。
カーカス6は、例えば、1枚のカーカスプライ6Aで形成されている。カーカスプライ6Aは、例えば、タイヤ周方向に対して75~90°の角度で傾けて配列されたカーカスコードをトッピングゴム(図示省略)で被覆して形成されている。
カーカスプライ6Aは、例えば、本体部6aと折返し部6bとを含んでいる。本体部6aは、例えば、ビードコア5間を延びている。折返し部6bは、例えば、本体部6aに連なりかつビードコア5の回りをタイヤ軸方向の内側から外側へ折り返されている。
カーカスプライ6Aは、本体部6aと折返し部6bとがビードコア5のタイヤ半径方向の外側で当接することによりビードコア5を囲む閉領域6Rを形成している。本実施形態の閉領域6Rには、ビードコア5と、ビードコア5から先細状にのびる硬質のビードエーペックスゴム8とが配されている。
トレッド補強層7は、例えば、スチールコードからなる補強コードをタイヤ赤道Cに対して、例えば0~40度の角度で傾けて配列した少なくとも1枚以上、本実施形態では1枚のバンドプライ7Aで構成される。バンドプライ7Aの展開幅(図示省略)は、トレッド展開幅TWの80%~95%程度が望ましい。
図2は、ビード部4の拡大図である。図2に示されるように、ビードコア5は、タイヤ周方向に延びるビードワイヤ10を含んで形成されている。ビードコア5は、例えば、1本のビードワイヤ10をタイヤ回転軸の回りに連続して複数周巻き付けることにより形成されている。
ビードコア5は、本実施形態では、タイヤ半径方向の外側に向けてテーパ状となるようにビードワイヤ10が積み重なるコア外側部12を含んでいる。また、コア外側部12のテーパ角θを2分する中心線14は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜している。これにより、ビードコア5に架け渡されているカーカスプライ6Aを、タイヤ軸方向により近づくように傾ける(寝かせる)ことができる。このようなカーカスプライ6Aは、旋回時、タイヤ1に横方向の力が作用したときに十分に撓むことができるので、タイヤ1の横バネを高めるのに役立つ。したがって、本実施形態のタイヤ1は、高速安定性能が向上する。
ビードコア5は、本実施形態では、タイヤ軸方向の内端5iとタイヤ軸方向の外端5eとタイヤ半径方向の内端5aとタイヤ半径方向の外端5bとを有している。ビードコア5は、例えば、タイヤ軸方向の内端5iとタイヤ軸方向の外端5eとの間をつなぐビードコア最大幅15を含んでいる。本明細書では、ビードコア5の幅waは、タイヤ軸方向の内端5iとタイヤ軸方向の外端5eとを結ぶ仮想直線15cと平行に測定される。
ビードコア5は、ビードワイヤ10がビードコア最大幅15の方向に沿って並ぶワイヤ列11がタイヤ半径方向に複数設けて形成されている。ビードコア5は、本実施形態では、ビードコア最大幅15を形成するワイヤ列11aからタイヤ半径方向外側及びタイヤ半径方向内側に向かって各ワイヤ列11のビードワイヤ10の本数が連続して小さくなるように形成されている。
中心線14のタイヤ半径方向線nに対する角度θ1は、5~25°であるのが望ましい。角度θ1が5°未満の場合、カーカスプライ6Aがタイヤ半径方向に近づくようになり、横方向の力が作用したときに十分に撓むことができなくなる。角度θ1が25°を超える場合、カーカスプライ6Aが大きく寝ることになり、縦バネが小さくなるのでかえって高速安定性能が悪化するおそれがある。
図3は、ビード部4の拡大図である。図3に示されるように、コア外側部12は、本実施形態では、ビードコア最大幅15からタイヤ半径方向の外側の部分である。コア外側部12のテーパ角θは、内端5iからタイヤ半径方向外側に延びるビードコア5の第1内側面17aと、外端5eからタイヤ半径方向の外側に延びるビードコア5の第1外側面17bとで特定される。第1内側面17aは、本実施形態では、タイヤ半径方向の最も外側に配されたワイヤ列11bのタイヤ軸方向の内端18iとビードコア5の前記内端5iとを継ぐ直線s1で特定される。第1外側面17bは、本実施形態では、タイヤ半径方向の最も外側に配されたワイヤ列11bのタイヤ軸方向の外端18eとビードコア5の前記外端5eとを継ぐ直線s2で特定される。
特に限定されるものではないが、第1内側面17aのタイヤ半径方向線nに対する角度θ2は、例えば、35~55°であるのが望ましい。第1外側面17bのタイヤ半径方向線nに対する角度θ3は、例えば、5~25°が望ましい。これにより、旋回時、カーカスプライ6Aを十分に撓ませることができ、タイヤ1の横バネを高めうる。
ビードコア5は、本実施形態では、コア外側部12よりもタイヤ半径方向の内側に、タイヤ半径方向の内側に向かってテーパ状となるようにビードワイヤ10が積み重なるコア内側部13を含んでいる。このようなコア内側部13は、ビード部4のリムRへの締付け力の過度の増加を抑制するので、嵌合性能(リムRとの嵌合のしやすさ)を向上する。
コア内側部13は、内端5iからタイヤ半径方向内側に延びるビードコア5の第2内側面17cと、外端5eからタイヤ半径方向内側に延びるビードコア5の第2外側面17dとで特定される。第2内側面17cは、本実施形態では、タイヤ半径方向の最も内側に配されたワイヤ列11cのタイヤ軸方向の内端19iとビードコア5の前記内端5iとを継ぐ直線c3で特定される。第2外側面17dは、本実施形態では、タイヤ半径方向の最も内側に配されたワイヤ列11cのタイヤ軸方向の外端19eとビードコア5の前記外端5eとを継ぐ直線c4で特定される。
ビードコア5のタイヤ半径方向の最大高さHは、タイヤ断面高さ(図1に示す)H1の3%~15%であるのが望ましい。このようなビードコア5は、タイヤ1の質量の過度の増加を抑制しつつビード部4の剛性を高めて、高速安定性能と乗り心地性能とを向上する。ビードコア5の最大高さHは、ビードコア5の内端5aと外端5bとの間のタイヤ半径方向の距離である。
図4は、ビード部4の拡大図である。図4に示されるように、ビードコア最大幅15の中間位置15aからビードコア5のタイヤ半径方向の内端5aまでのタイヤ半径方向の高さである最大幅高さHmaxと、ビードコア5の最大高さHとの比Hmax/Hが20%~80%であるのが望ましい。比Hmax/Hが20%未満の場合、及び、比Hmax/Hが80%を超える場合、ビードコア5の回りを延びるカーカスプライ6Aが、屈曲部や曲率半径の小さな円弧部等を形成しやすくなり、ビードコア5とカーカスプライ6Aとの間に空気が残留しやすくなる。このような観点より、比Hmax/Hは、30%以上がさらに望ましく、35%以上が一層望ましく、70%以下がさらに望ましく、65%以下が一層望ましい。
ビードコア最大幅15の中間位置15aとビード底面4bとの間のタイヤ半径方向の距離Laは、最大幅高さHmaxの1.5倍以上であるのが望ましい。これにより、ビードコア5を相対的にタイヤ半径方向の外側に配設することができるので、カーカスプライ6Aをタイヤ軸方向にさらに近づけるように傾けることができる。また、ビードコア5よりもタイヤ半径方向の内側の領域に配されるゴムの厚さ(ゴムゲージ)を確保することができるので、嵌合性と耐リム外れ性能とをバランス良く高めることができる。特に限定されるものではないが、ビード部4の形状を考慮すると、前記距離Laは、最大幅高さHmaxの2.5倍以下であるのが望ましい。距離Laは、中間位置15aを通るタイヤ半径方向線nとビード底面4bとの交点Qと、中間位置15aとの間の距離である。
タイヤ半径方向の最も内側に配されたワイヤ列11cの幅w1は、タイヤ半径方向の最も外側に配されたワイヤ列11bの幅w2の2倍よりも大きいのが望ましい。このようなビードコア5は、リムRとの嵌合圧を高めて、耐リム外れ性能を高く維持することができる。また、本実施形態のビードコア5は、その質量が低減されるので、乗り心地性能が高められる。特に限定されるものではないが、タイヤ半径方向の最も内側に配されたワイヤ列11cの幅w1は、タイヤ半径方向の最も外側に配されたワイヤ列11bの幅w2の4倍以下であるのが望ましい。ワイヤ列11の幅は仮想直線15cと平行な最大長さである。
ビードコア5は、本実施形態では、五角形状で形成されている。また、本実施形態のビードコア5は、中心線14に対して線対称形状である。このようなビードコア5は、カーカスプライ6Aがビードコア5から剥離する、いわゆるプライルースを抑制し高速安定性を高く維持する。なお、ビードコア5は、五角形状に限定されるものではなく、例えば、六角形状でも良いし、楕円状であっても良い。
ビードコア5は、ビードワイヤ10のバラケを抑制するために、その外周を形成するラッピング層(図示省略)を含んでも良い。ラッピング層としては、例えば、ゴム材のみからなるゴム層の他、ゴム引きのキャンバス布からなるキャンバス層など種々のものが適宜採用される。
ビードワイヤ10は、非伸縮性のものであれば特に限定されるものではないが、例えば、単線ワイヤで構成されるスチールワイヤ、又は、複数本のスチールフィラメントを撚り合わせたスチールコードであるのが望ましい。スチールワイヤ及びスチールコードの線径(図示省略)は、0.8~1.8mm程度が望ましい。また、ビードワイヤ10は、ゴム引きされているのが望ましい。
本実施形態のビードワイヤ10は、横断面が円形状である。なお、ビードワイヤ10の横断面は、このような態様に限定されるものではなく、六角形状を含む多角形状でも良い。
図5は、ビード部4の拡大図である。図5に示されるように、閉領域6Rは、本実施形態では、ビードコア5が占める第1領域21aと、第1領域21aのタイヤ半径方向の外側の第2領域21bとを含んでいる。本実施形態の第2領域21bは、ビードエーペックスゴム8が配されている。ビードコア5が占める第1領域21aは、ビードエーペックスゴム8が配される第2領域21bよりも高い剛性を有する。閉領域6Rの剛性が過度に大きくなるのを抑制して嵌合性を向上するために、第2領域21bの面積Saは、第1領域21aの面積Sbの0.1倍以上であるのが望ましい。閉領域6Rの剛性の低下を抑制して、耐リム外れ性を向上するために、第2領域21bの面積Saは、第1領域21aの面積Sbの5倍以下であるのが望ましい。便宜上、図5には、第1領域21aと第2領域21bとが異なるハッチで区別されている。
本実施形態のビードエーペックスゴム8は、硬質のゴムで形成されている。ビードエーペックスゴム8は、本実施形態では、公知の態様が適宜採用される。
ビードエーペックスゴム8は、例えば、三角形状に形成されている。ビードエーペックスゴム8は、本実施形態では、内側部分8aと、内側部分8aのタイヤ軸方向の外側で連なる外側部分8bとで形成されている。内側部分8aは、例えば、タイヤ軸方向の内端8iからタイヤ軸方向の外側に向かってタイヤ半径方向の長さが連続して大きくなっている。外側部分8bは、タイヤ軸方向の外端8eからタイヤ軸方向の内側に向かってタイヤ半径方向の長さが連続して大きくなっている。
ビード部4は、本実施形態では、ビードコア5のタイヤ半径方向の内側の領域であるコア下領域20に、複素弾性率E*が3.0MPa 以上のゴム16が配される。このようなゴム16は、コア下領域20の剛性を高めて、ビード締付け力を大きくするので、耐リム外れ性能を高く維持する。なお、ビード締付け力が過度に大きくなると、嵌合性が悪化するおそれがある。このため、ゴム16の複素弾性率E*は、20MPa 以下であるのが望ましい。コア下領域20は、本明細書では、ビードコア5のタイヤ軸方向の内端5iと外端5eとの間でカーカスプライ6Aからタイヤ半径方向の内側の部分である。
複素弾性率は、本明細書では、JIS‐K6394の規定に準拠して、次に示される条件で(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて測定した値である。
初期歪:10%
振幅:±2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
温度:70℃
コア下領域20は、本実施形態では、全て、ゴム16で形成されている。ゴム16は、本実施形態では、ビード底面4bと、ビード底面4bに連なってタイヤ半径方向に延びるビード外面4cとを形成している。ビード外面4cは、リムRのリムフランジ部Rf(図1に示す)と当接する部分を含んでいる。なお、コア下領域20は、このようなゴム16のみが配されるものではなく、例えば、ゴム16、及び、布とこの布に含浸したゴムとからなるチェーファ(図示省略)がタイヤ半径方向で重ねられて配される態様でも良い。
コア下領域20の面積Sは、ビードコア5の面積、本実施形態では、第1領域21aの面積Sbの30%以上であるのが望ましい。これにより、耐リム外れ性能が高く維持される。耐リム外れ性能と嵌合性能とをバランスよく高めるために、コア下領域20の面積Sは、第1領域21aの面積Sbの100%以下であるのが望ましい。
図6は、ビード部4の拡大図である。図6に示されるように、折返し部6bのタイヤ軸方向の外側には、本実施形態では、外側ゴム17が設けられている。本実施形態の外側ゴム17は、ビードコア5のタイヤ半径方向の外端5b位置でのゴムゲージd1が、ビードコア5のタイヤ軸方向の外端5e位置でのゴムゲージd2の2倍以下であるのが望ましい。このような外側ゴム17は、カーカスプライ6Aがタイヤ軸方向の内側へ小さく屈曲することを抑制し、旋回時のカーカスプライ6Aの十分な撓みを確保することで、高速安定性能を維持する。大きな荷重の作用するビードコア5のタイヤ半径方向の外端5b位置での剛性を確保するために、ゴムゲージd1はゴムゲージd2の0.8倍以上であるのが望ましい。
外側ゴム17は、本実施形態では、ゴム16として形成されている。なお、外側ゴム17は、このような態様に限定されるものではなく、ゴム16と異なるゴムで形成されても良い。
折返し部6bは、カーカスコードの中心線6cで特定される折返し部プロファイル23を形成している。そして、本実施形態のようなビードコア5を採用することで、折返し部プロファイル23は、タイヤ軸方向内側に向かって凸であり、かつ、単一円弧の曲率半径R1がビードコア5の最大幅wAの1.0倍以上に形成されている。このような曲率半径R1を有する折返し部6bは、ビードコア5のタイヤ軸方向の外端5eからタイヤ半径方向の外側に延びる部分において、荷重による座屈が抑制されるので、さらに高速安定性を高める。単一円弧は、ビードコア5のタイヤ軸方向の外端5eの位置、ビードコア5のタイヤ半径方向の外端5bの位置、及び、ビードコア5のタイヤ半径方向の外端5bからビードコア5のタイヤ半径方向の最大高さHを隔てた位置5fの3点から定まる。
このようなタイヤ1は、そのビードベース径B(図1に示す)と、このタイヤ1が装着される正規リムRのリム径Aとの差(B-A)が、0.5~1.5mmであるのが望ましい。これにより、耐リム外れ性能と嵌合性能とがバランス良く確保される。本明細書では、リム径Aは、リムRのリムベース部Rbの当接面22aの延長線と、リムフランジ部Rfの当接面22bの延長線との交点P1の直径として定義される。また、ビードベース径Bは、交点P1のタイヤ軸方向位置でのビード底面4b上のリム組前のタイヤ1の径である。
本実施形態のタイヤ1は、自動二輪車用として用いられる場合、高速安定性能を高めるために、駆動側の後輪に用いられるのが望ましい。なお、本実施形態のタイヤ1は、例えば、前輪にも用いられることができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施され得る。
図1の基本構造を有するサイズ180/55ZR17の自動二輪車用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。そして、各テストタイヤの高速安定性能、乗り心地性能、嵌合性能及び耐リム外れ性能についてテストが行われた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
<高速安定性能・乗り心地性能>
各テストタイヤが、上記の条件で、排気量900ccの自動二輪車の後輪に装着された。そして、テストライダーが、上記テスト車両をドライアスファルト路面の周回コースであるテストコースを走行させ、このときの応答性、剛性感、グリップ力、安定性、過渡特性に関する高速安定性能及び乗り心地性能がテストライダーの官能により評価された。結果は、5点満点で表され、数値が大きいほど良好である。なお、前輪には、市販タイヤが装着されている。
前輪:120/70ZR17
リム:MT3.50×17(前輪)、MT5.50×17(後輪)
内圧:250KPa(前輪)、290KPa(後輪)
<嵌合性能・耐リム外れ性能>
テスターが各テストタイヤをリム組した。このときのリム組作業のしやすさが、テスターの官能により評価された。また、テスターがリム組されたテストタイヤからリムを取り外した。このときのリムの外れにくさが、テスターの官能により評価された。結果は、嵌合性能・耐リム外れ性能ともに、比較例1を100とする評点で示された。数値が大きいほど良好である。テストタイヤの内部構造が表1に示される。また、テスト結果が表2に示される。表2の実施例9の「ケブラー」は、登録商標である。さらに、表2の「θ1」は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜する向きを正とする。
Figure 0007358856000001
Figure 0007358856000002
テストの結果、実施例のテストタイヤは、比較例のテストタイヤに比して各種性能が向上していることが理解される。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
5 ビードコア
5e ビードコアの外端
5i ビードコアの内端
6 カーカス
6A カーカスプライ
10 ビードワイヤ
12 コア外側部
14 中心線

Claims (8)

  1. 空気入りタイヤであって、
    ビードコアがそれぞれ埋設された一対のビード部と、前記ビードコア間に架け渡されたカーカスプライからなるカーカスとを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ周方向に延びるビードワイヤを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ半径方向の外側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア外側部を含み、
    前記コア外側部のテーパ角を2分する中心線は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜し、
    前記ビード部は、前記ビードコアのタイヤ半径方向の内側の領域であるコア下領域に、複素弾性率が3.0MPa以上のゴムが配され、
    タイヤ子午線断面において、前記コア下領域の面積は、前記ビードコアの面積の30%以上である、
    空気入りタイヤ。
  2. 空気入りタイヤであって、
    ビードコアがそれぞれ埋設された一対のビード部と、前記ビードコア間に架け渡されたカーカスプライからなるカーカスとを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ周方向に延びるビードワイヤを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ半径方向の外側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア外側部を含み、
    前記コア外側部のテーパ角を2分する中心線は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜し、
    前記カーカスプライは、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部を含み、
    前記折返し部のタイヤ軸方向の外側には、外側ゴムが設けられ、
    前記外側ゴムの前記ビードコアのタイヤ半径方向の外端位置でのゴムゲージは、前記ビードコアのタイヤ軸方向の外端位置でのゴムゲージの2倍以下である、
    空気入りタイヤ。
  3. 空気入りタイヤであって、
    ビードコアがそれぞれ埋設された一対のビード部と、前記ビードコア間に架け渡されたカーカスプライからなるカーカスとを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ周方向に延びるビードワイヤを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、タイヤ半径方向の外側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア外側部を含み、
    前記コア外側部のテーパ角を2分する中心線は、タイヤ半径方向の外側に向かってタイヤ軸方向の外側に傾斜し、
    前記空気入りタイヤが装着される正規リムのリム径Aと、前記空気入りタイヤのビードベース径Bとの差(B-A)は、0.5~1.5mmである、
    空気入りタイヤ。
  4. 前記中心線のタイヤ半径方向線に対する角度は、5~25°である、請求項1ないし3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. タイヤ子午線断面において、前記ビードコアは、前記コア外側部のタイヤ半径方向の内側に、タイヤ半径方向の内側に向かってテーパ状となるように前記ビードワイヤが積み重なるコア内側部を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ビードコアは、タイヤ軸方向の内端と、タイヤ軸方向の外端と、これらの間をつなぐビードコア最大幅と、タイヤ半径方向の内端とを有し、
    前記ビードコア最大幅の中間位置から前記タイヤ半径方向の内端までのタイヤ半径方向の高さである最大幅高さHmaxと、前記ビードコアのタイヤ半径方向の最大高さHとの比Hmax/Hが20%~80%である、請求項1ないし5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ビードコアは、タイヤ軸方向の内端と、タイヤ軸方向の外端と、これらの間をつなぐビードコア最大幅と、タイヤ半径方向の内端とを有し、
    前記ビードコア最大幅の中間位置とビード底面との間のタイヤ半径方向の距離は、前記ビードコア最大幅の中間位置から前記タイヤ半径方向の内端までのタイヤ半径方向の高さである最大幅高さHmaxの1.5倍以上である、請求項1ないし6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記カーカスプライは、前記ビードコア間を延びる本体部と、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返される折返し部とを含み、
    前記本体部と前記折返し部とは、前記ビードコアのタイヤ半径方向の外側で当接することにより、前記ビードコアを囲む閉領域を形成し、
    前記閉領域は、前記ビードコアが占める第1領域と、前記第1領域のタイヤ半径方向の外側の第2領域とを含み、
    タイヤ子午線断面において、前記第2領域の面積は、前記第1領域の面積の0.1倍以上である、請求項1ないし7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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