JP7327132B2 - 真空ポンプ - Google Patents
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Description
(1)真空ポンプの構成
以下、実施の形態に係る真空ポンプについて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る真空ポンプの断面図である。図1に示すように、真空ポンプ100は、ターボ分子ポンプであり、ベース10、ケーシング20、モータ30、シャフト40、軸受50、カバー部材60および冷却部70を備える。
図2は、軸受50の周辺部分の真空ポンプ100の構造を示す拡大断面図である。図2に示すように、軸受50は、内輪51、外輪52および複数の転がり部材53を含む。内輪51は、軸受内輪固定部材1によりシャフト40に固定される。複数の転がり部材53は、内輪51と外輪52との間で図示しない保持器(リテーナ)により保持される。外輪52は、軸受ハウジング2および軸受外輪固定部材3によりベース10に固定される。軸受外輪固定部材3が固定部材の例である。
本実施の形態に係る真空ポンプ100においては、軸受50の外輪52とカバー部材60の突出部62とが軸受外輪固定部材3を介して熱的に接触する。この場合、軸受50において発生した熱は、軸受外輪固定部材3を介して、カバー部材60に伝達される。これにより、軸受50の放熱が効率よく行われる。特に、本実施の形態では、軸受外輪固定部材3と突出部62とが直接接触するので、軸受50の放熱がより効率よく行われる。
本実施の形態において、軸受外輪固定部材3とカバー部材60とが直接接触するが、実施の形態はこれに限定されない。図3は、第1の変形例に係る真空ポンプ100を示す拡大部分断面図である。図3に示すように、第1の変形例に係る真空ポンプ100は、伝熱部材80をさらに含む。伝熱部材80は、環状を有し、銅合金またはアルミニウム合金等の熱伝導性が高い材料により形成される。伝熱部材80は、軸受外輪固定部材3の下面とカバー部材60の突出部62の上端部とに接触するように配置される。
以下、第2の実施の形態に係る真空ポンプ100について、第1の実施の形態に係る真空ポンプ100と異なる点を説明する。図7は、本発明の第2の実施の形態に係る真空ポンプ100の断面図である。図7に示すように、本実施の形態においては、冷却部70は空冷ジャケットであり、流路71に代えて下面に放熱フィン72を有する。
上記実施の形態において、真空ポンプ100がターボ分子ポンプである場合が示されているが、実施の形態はこれに限定されない。例えば、真空ポンプ100は、ジークバーンポンプまたはHolweckポンプ等のドラッグポンプ(ネジ溝ポンプ)のみを備えた真空ポンプであってもよいし、ターボ分子ポンプおよびドラッグポンプの組み合わせからなる真空ポンプであってもよい。
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
開口を有する内部空間が形成されたベースと、
内輪および外輪を有し、前記内部空間に収容された軸受と、
前記軸受の前記内輪により回転可能に支持されたシャフトと、
前記軸受の前記外輪を前記ベースに対して固定する固定部材と、
前記ベースに設けられたカバー部材と、
前記カバー部材を冷却するように配置された冷却部とを備え、
前記カバー部材は、
前記開口を閉塞する閉塞部と、
前記固定部材と前記閉塞部との間で熱を伝達するように前記閉塞部から前記固定部材に向かって突出する突出部とを含んでもよい。
前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とが直接接触してもよい。
前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とに接触するように設けられた伝熱部材をさらに備えてもよい。
前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とが一体的に形成されてもよい。
前記カバー部材の前記閉塞部と前記冷却部とが一体的に形成されてもよい。
前記固定部材と前記カバー部材と前記冷却部とが一体的に形成されてもよい。
前記冷却部には、冷却媒体を循環するための流路が埋設されてもよい。
前記冷却部には、放熱フィンが形成されてもよい。
Claims (8)
- 開口を有する内部空間が形成されたベースと、
内輪および外輪を有し、前記内部空間に収容された軸受と、
前記軸受の前記内輪により回転可能に支持されたシャフトと、
前記軸受の前記外輪を前記ベースに対して固定する固定部材と、
前記ベースに設けられたカバー部材と、
前記カバー部材を冷却するように配置された冷却部とを備え、
前記カバー部材は、
前記開口を閉塞する閉塞部と、
前記固定部材と前記閉塞部との間で熱を伝達するように前記閉塞部から前記固定部材に向かって突出し、前記固定部材に接触する突出部とを含み、
前記軸受の前記外輪と前記突出部とは前記固定部材を介して熱的に接触することにより、前記軸受の熱を前記カバー部材に放熱させる、真空ポンプ。 - 前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とが直接接触する、請求項1記載の真空ポンプ。
- 前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とに接触するように設けられた伝熱部材をさらに備える、請求項1記載の真空ポンプ。
- 前記固定部材と前記カバー部材の前記突出部とが一体的に形成された、請求項1記載の真空ポンプ。
- 前記カバー部材の前記閉塞部と前記冷却部とが一体的に形成された、請求項1~4のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
- 前記固定部材と前記カバー部材と前記冷却部とが一体的に形成された、請求項1記載の真空ポンプ。
- 前記冷却部には、冷却媒体を循環するための流路が埋設された、請求項1~6のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
- 前記冷却部には、放熱フィンが形成された、請求項1~6のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS62197794U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | ||
JPS62197795U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 |
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- 2019-12-06 JP JP2019221114A patent/JP7327132B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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