JP7323875B2 - 茹麺の容積式すり切り計量方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数食分の生麺をまとめて茹上げ冷却した茹麺を小分けする容積式の計量方法で、玉取り機による自動計量に関する。中でも、麺充填の都度、計量容器入口を遮閉しはみ出た茹麺を切断する、すり切りの計量方法に関する。また、製品を大凡半量で分割利用する茹麺製品の計量に関する。
玉取り機で茹麺を計量する場合、計量精度を優先して計量容器からはみ出た麺線を切断する、すり切り計量(例えば、特許文献2)と、製品の品位を優先し切断しない計量を行う場合(例えば、特許文献1)とがあるが、一般的には計量精度を優先し、切断麺の発生を容認してきた。
すり切り計量による場合、切断麺の発生を減らすには、ホッパーから計量容器に対し麺を小出し供給する必要がある。小出し供給する技術に関しては本願発明者が特許文献3で開示した。特許文献3では、水流と回転ドラムを協調させ上下に回転する流れを生じさせることで、ホッパー内の水中にストックされた茹麺が沈降による密集や、往復軌道の攪拌等でかき集めによる密集を防ぎ、麺の小出し供給を可能にした。
しかしながら、切断麺の発生を抑えられるものの、ゼロにはできない点で未だ問題があった。また、麺の小出し供給はホッパー底部の供給口における麺の詰まりを防ぐ効果があるものの、稀に許容重量に満たないものが生じ、手直しの計量により手間がかかる問題があった。
更に、冷凍麺の市場では、従来から凍結状態の1食分の製品を必要に応じ2分割にして半量使用可能なように分割溝を設けることが求められてきた。そして、2分割にしたときに麺線の切断を抑えるには、茹麺をあらかじめ0.5食で計量する必要がある。
ところが、0.5食で計量したものを合算して1食にすると重量の偏差は増え、切断麺線の混入も2倍に増える問題があった。
特開2008-111817号公報 WO2016/129296 特開2012-50425号公報
本発明はこれらの問題を解決しようとするもので、玉取り機ですり切り計量する場合に切断麺の発生を抑えること。単に標準偏差を低下させるような計量精度の向上を目指すのではなく、重量許容範囲内に分布する確率、いわゆる正量通過率を高めること。0.5食で計量したものを合算して1食にする場合の正量通過率を高めること。更に0.5食で計量したものを合算して1食にする場合に玉取り機の処理効率を落とさずに正量通過率を高めることにある。
発明者は短麺の混入を嫌い、すり切りしない玉取り機の計量について検討した経緯があるが、そもそも短麺が製品に含まれたとしても、その混入が極僅かになれば品位に影響しない。そんな観点からすり切りを前提とする計量について検討した。
充填が不十分で満量に至らず排出されたものの多くは軽量品として除外されるが、そのような軽量品における切断麺の混入率は低くなることが知られる。理由は、充填された麺が計量容器入口のすり切りのレベルに届かないことによる。そこで、意図的に計量容器入口より下のレベルで充填を終えるように、計量容器入口直下の通水孔を上から塞ぐ検討を行ったところ、思いがけず僅かの容積を塞ぐだけで短麺の混入率を下げることができた。そして僅かの容積で済むから重量の分布幅を許容範囲に留めることができた。
すなわち、本発明の手段1は、ホッパー内の水中に貯留された複数食分の茹麺を水流と共に拡散し、該ホッパーの底部供給口より該茹麺を水と共に流し出し、該底部供給口より下方に配置され通水壁を有する計量容器に該茹麺を充填する充填工程と、該計量容器の下面を開口することで充填された茹麺を排出する排出工程と、を繰り返し、充填工程から排出工程の間で、該計量容器入口からはみ出た茹麺を切断する、すり切りの計量方法であって、該計量容器が、該入口から下に向け水平断面積が同じか漸次拡大する形状で、該入口の断面積が2~8平方cm、該入口から下に向け容積4~20立方cmとなる水平断面A迄を非通水壁、該水平断面Aより下に通水壁を含むことを特徴とする、茹麺の切断を低減する玉取り機による自動計量方法に関する。
本発明の計量容器の入口から下に向け水平断面積が同じとなる形状には、円柱状が挙げられるが角柱状でも角が面取りされた円柱と角柱の中間を成す形状でもよい。また、本発明の計量容器の入口から下に向けた水平断面積が漸次拡大する形状には円錐状、四角錐状、多角錐状およびその中間を成す形状でもよい。
本発明は、入口から下に向け容積4~20立方cmとなる水平断面A迄を非通水壁で構成することを特徴とするが、望ましくは、水平断面Aの断面積は入口の断面積2~8平方cmと同じか、または近い方がいい。そして、水平断面Aより下に通水壁を含む構成とする。
本発明の手段1によれば、計量容器の入口から水平断面Aまでが非通水壁である為水平断面Aのレベルまで麺が充填されると、計量容器の全ての通水孔が塞がれたことにより、計量カゴを通過する水量が急激に減少し、水と共に流入する麺の供給を停止状態にする作用が生じる。また、水平断面Aの断面積が入口と同程度に小さければ、麺の隙間を通過する水量が減るから、ホッパーからの麺の供給を停止状態にする作用が更に高まる。その結果、充填された麺は高い確率で、水平断面Aと入口(すり切り面)の間に止まり、すり切り面を跨ぐ麺線が減少、もしくは存在しないことにより、切断麺の発生を大幅に低減することができる。
また、稀に水平断面Aまで麺の充填が至らない場合も充填時間を延ばすことで高い頻度で満量にすることができる。そこで、計量容器の麺が満量か非満量かを光電センサーで検知できないか検討したところ、ステンレス製の計量容器の通水孔を通して麺の有無を判別できることがわかった。
すなわち本発明の手段2は、前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、該満量検知工程で満量を検知しない場合、該満量検知工程に続く排出工程を少なくとも1回なくし、次回の充填工程に移ることを特徴とする請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法に関する。
本発明の手段2~4の満量検知工程に適するセンサーは、計量容器に充填された麺の有無が検知できれば原理や構成を問わないが、透過型の光電センサーでキーエンス社のPRG-51Nを例示できる。PRG-51Nは、発光部と受光部が対をなすタイプで、発光部と受光部で計量容器を挟むように配置する。計量容器に対しセンサーを設置する高さは、水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲、更に望ましくは、水平断面Aから鉛直方向の0.5~1.5cmの範囲が良い。
PRG-51Nは、計量カゴの周囲の一方の側に固定した発光部からの光線の一部を計量容器の通水孔より透過させ、計量容器の反対側に固定したセンサー受光部で受光し、センサー受光部から入光信号を出力させる。その状態で計量容器に麺を充填し、断面A以上に麺が満たされると通水孔を透過した光が遮断され、センサー受光部からは遮光信号が出力される。出力された信号は、スライドユニットを動作させる制御内容を予めプログラムした自動制御装置に入力し、遮光信号を入力するときは満量の検知だから計量容器は排出位置に移動させ麺を排出し、遮光信号が入力されないときは非満量の検知だから計量カゴは充填位置に留め次回の充填工程を継続させる。よって、本発明の手段2では、複数の供給口から複数のスライドユニットに計量する並列処理可能な玉取り機の場合、スライドユニットは1列単位で独立の動作を可能にしておくとよい。
本発明の手段2の光電センサーの固定位置は、計量カゴに麺を充填する位置で行うのがよい。その際、水流や流れ込む麺を検知して遮光信号を断続的に発するからタイマーを組み合わせ、充填工程最後の一定時間(例えば0.2~0.8秒)の連続する遮光信号を満量の条件として利用するのがよい。
本発明の手段2によれば、計量毎に計量容器が満量か非満量かを判別する信号をセンサーが出力し、出力信号が満量を示す場合は麺を排出して次回の充填を開始させ、出力信号が非満量を示す場合は麺を排出せず次回の充填を継続させる。これらを玉取り機の自動制御装置により行わせることで、軽量不良の発生を大幅に低減し正量通過率を高めることができる。
また、本発明の手段3は、前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、2玉に分けて計量し、それらを合算して目標の重量にする場合に、前記満量検知工程で、合算する2玉のいずれかが非満量を検知した場合、該2玉共に該満量検知工程に続く排出工程を少なくとも1回なくし、非満量を検知した1玉が次回の充填工程に移ることを特徴とする請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法に関する。
本発明の手段3は同手段2の応用で、2玉に分けて計量しそれらを合算して目標の重量にする場合に、2玉のいずれかが非満量の場合2玉共に排出工程をなくし、2玉共に満量の場合に2玉共に排出工程をとる。よって、本発明の手段3は、複数の供給口から複数のスライドユニットに計量する並列処理可能な玉取り機が適し、および、スライドユニットは1列または2列単位で独立の動作を可能にしておくとよい。例えば、非満量を検知した後2玉共に排出はしないが、充填を継続するのは非満量の1玉のみで満量の1玉は入口を閉じた位置で待機させるなど別の動作をさせる場合は1列単位に、非満量を検知した後2玉共に排出せず2玉共に充填を継続する場合は2列単位で動作を可能にしておく。
同手段3では、既に満量状態で排出しない1玉は、そのまま充填を繰り返すより入口を塞ぎ充填工程を終えるのが望ましい。そうすることで麺の追加流入による麺の切断を抑えることができる。具体的には、充填位置と排出位置のスライドの途中に、入口出口共に塞ぐスペースを予めつくり、かつ、その位置で計量容器を停止させると良い。
本発明の手段3によれば、2玉に分けて計量しそれらを合算して目標の重量にする場合において、合算する1玉(半量)の排出機会をなくすことにより、半量品通過による軽量不良の発生を防止することができる。
しかしながら、排出工程をキャンセルする方法は処理能力のロスにつながる。その分をカバーするように予め処理能力を高めておく方法もあるが、そもそも処理能力の変動はないに越したことはない。一方、例えば麺線重量が10gのうどんの計量を行う場合、満量に満たない場合に最も高い頻度で生じるのが麺線1本相当以内のわずかの不足である。
そこで、排出工程のキャンセルを無くす本発明の手段4は、前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、2玉に分けて計量し、それらを合算して目標の重量にする場合に、合算する2玉のいずれか1玉が、前記満量検知工程で、非満量を検知した場合、非満量の1玉は先に排出し、合算する残りの1玉の計量を、次回の充填工程において標準の計量容器より大きい容積の計量容器を用いて充填工程を行い、該充填工程に続き排出工程を行い、その後、先に排出した非満量の1玉と合算することを特徴とする、請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法に関する。
本発明の手段4に適したスライドユニットの具体例を図8で説明する。なお、図8は側面断面図を上下に展開し、スライドユニットの上下の摺動面を図中に表した。
標準容量の計量容器43aと標準より大容量の計量容器43bは一つのスライドユニット43内に設ける。計量容器43aと43bは互いに平行な天板43cと底板43dの間にあって、天板43cには計量容器の入口となる天板開口Li、Siが、底板43dには出口となる底板開口Lo、Soがある。
スライドユニット43は、ホッパー底部供給口より通じる茹麺供給口44aが開けられたホッパー側摺接面asと、計量容器から茹麺を排出する開口b1、b2が開けられた固定板45の排出側摺接面bsにより摺動可能とし、茹麺供給口44aとスライドユニット43の二つの天板開口Li、Siが重なる区間でスライドさせると共に、茹麺供給口44aと、該天板開口LiとSiの中間点Biとが重なる位置で、スライドユニット43の二つの底板開口LoとSoが固定板45の二つの開口b2とb1にピッタリ重なる位置関係にする。
本発明の手段4で標準容量の計量容器を用いる場合を図9で説明する。充填工程では、スライドユニット43を(標準容量充填位置)で茹麺供給口44aと天板開口Siとを連通させる。充填工程に設定した時間を経たら、満量検知工程ではスライドユニット43を、計量容器43aの入口と出口が共に閉じられた状態になる位置(満量検知位置)で、光電センサー46により満量か非満量かを判別する。
この位置は麺や水の流入がないため満量(麺の有無)を検知する場合のノイズがなくてよい。しかも、この位置は続く排出工程に移動する途中だから、停止させることなく通過中に検知させれば良いが、検知精度を更に高める場合は0.1~0.5秒間一時停止させるといい。排出工程では、茹麺供給口44aと2つの天板開口の中間点Biとが重なる位置(排出位置)に移動して一時停止させ、満量、非満量にかかわらず麺を排出する。麺は固定板の開口b1から排出する。
次に、本発明の手段4で標準より大きい容量の計量容器を用いる場合を図10で説明する。なお、大きい容量の計量容器を用いる場合に無用な図10のセンサーは非表示とした。
スライドユニット43の計量容器43aが満量検知工程で非満量の判別をしたときは、予め1食に抱き合わせが決められた隣のスライドユニット43の計量容器43bで計量するとよい。すなわち、隣同士2列のどちらかで非満量を検知したときは、残る1列の次回で大容量の計量を行う。
計量容器43bの充填では、茹麺供給口44aと天板開口Liとを連通させる。次に、満量検知工程は行わず、排出工程に移る。排出工程のスライドユニットの移動位置は、標準の計量容器43a排出の場合と同様で、茹麺供給口44aと2つの天板開口の中間点Biとが重なる位置(排出位置)に移動して一時停止させ、固定板45の開口b2から排出する。
玉取り機外における非満量の1玉と大容量容器で計量した1玉を組み合わせる手段は自由にできるが、搬送ケースでも隣同士の位置関係にしておくと都合がいい。
例えば、玉取り機の列数と搬送ケースのコンベアの列数を合わせ、搬送ケースが玉取り機の同列の排出口の直下を通過するように配置し、満量の1玉は順次直下のケースに投入する。そして、非満量の1玉は直下の1ケースを空けた後のケースに投入し、次回計量の1玉を先の直下の空きのケースに投入する。これは単に1列中の前後の入れ替えに過ぎないが、これにより非満量の1玉は隣で1回遅れの大容量で計量した1玉と隣同士の位置関係にすることができる。そのように投入するシュートの動作条件は、スライドユニットの動作に加えて自動制御装置に予めプログラムする。
本発明の手段4によれば、非満量の計量で最も高頻度で生じる麺線1本相当の不足に対し、合算する残り1玉の計量を麺線1本相当大きい容積の計量容器を用いて行うことで、2玉の重量の過不足を互いに相殺し、処理能力の変動を抑えつつ正量通過率を高めることができる。
本発明によれば、玉取り機によるすり切りの計量でありながら、計量容器のすり切り面を跨ぐ麺線が存在しない状態を作ることで、切断麺の発生を低減することができる。
重量分布の上限はもともとすり切りによって制限されていたが、本発明の手段2によれば、重量分布の下限を水平断面Aに満たない麺の排出をなくし下限を制限することで、正量(許容範囲)通過率を高めることができる。
また、2玉に分けて計量しそれらを合算して目標の重量にする場合も、本発明の手段3によれば、2玉のうち1玉のみの排出を防止し正量通過率を高めることができる。更に、本発明の手段4によれば、処理能力に影響を与えることなく正量通過率を高めることができる。以上により玉取り機の計量を要する麺製造ラインにおいて重量の修正の手間を軽減し省人化に資することができる。
本発明の実施例1で使用した計量容器の正面図 従来から知られる計量容器の正面図 本発明に適した玉取り機全体の断面図 図3に示したB断面を表した断面図 満量検知工程に利用する光電センサーと計量容器の位置関係を示す正面図 図5に示したC断面を表す断面図 実施例2で計量容器の入口出口が共に閉じられた状態で、センサー検知させる状態を示す断面図 本発明の手段4に適したスライドユニットの説明図 本発明の手段4の標準容量の計量容器による各工程を示す断面図 本発明の手段4の容量の大きい計量容器による各工程を示す断面図
本発明に適する玉取り機のホッパー構造を図3、4より説明するが、本発明はホッパー内で茹麺を拡散する手段など、これらの例示に何ら限定されない。
実施例1では小出し供給に適したホッパー1を備えた玉取り機を使用した。ホッパー1内の水中に貯留された複数食分の茹麺2は、水流1b、水流1cと共に回転するドラム1aにより、ドラム1aの周囲を回転させることで茹麺の拡散状態を維持することができる。
充填工程では、拡散状態の茹麺2をホッパーの底部供給口1dより水と共に流し出し、計量容器3aに充填する。底部供給口1dは幅25mm隙間6mmのスリット状で、麺の詰まりをなくすため1~2秒毎に、6mmの隙間を12mmに瞬間開いては閉じる拡縮の動作をロッド1drに繋がるエアシリンダー(図示せず)により行った。
実施例1に用いた計量容器3aの外観を図1より説明する。実施例1に用いた計量容器3aは、厚さ6mmの平行な天板3bと底板3cの間、スライドユニット3に設けられ、水平な開口である入口3a1から下に向け、一定区間円柱状の首部があり、この首部の区間は水平断面積が同一、その下から一定区間円錐状に拡がり、更にその下から円柱状となる形状を成す。入口3a1は内径22mm、面積3.8平方cm、入口3a1と水平断面Aとの間は2.1cmで容積は8立方cmが非通水壁で、水平断面Aより下は15mmが首部の延長で水平断面積は変わらないが通水壁で構成、以下同様に通水壁で構成される。通水壁は厚さ1mmのステンレス板に直径2mmの細孔が均等に開けられている。
スライドユニット3はホッパー側摺接面4と排出側固定板5の間で、ロッド3rで連結されたエアーシリンダー(図示せず)により摺動する。
充填工程では、計量容器3aは図3の配置でホッパー底部供給口1dと計量容器入口3a1が連通状態を成し、排出工程では、計量容器3aは3aaの配置に移動、計量容器入口3a1は遮閉状態となり、計量容器出口3a2と排出側固定板5の開口5aが連通状態となって、充填された麺を排出する。スライドユニット3はこの区間を、毎時500~550往復の速度で摺動させた。なお、3aaの停止位置では排出に必要な時間のみ停止した。また、図4の玉取り機は3連の構造だが、実施例1ではホッパー底部供給口3口のうち2口を閉じ1口のみ単発の状態で使用した。
(茹麺の調製)
実施例1で計量した茹麺は、うどん用小麦粉5kgに対し10%の塩水2Lを練り水として加え、減圧度60キロパスカルで10分ミキシング後、生地塊を2等分した。その半量に当たる約3kgの生地塊は30℃30分経過後、定法により製麺し断面矩形の切り刃番手#9番相当の茹うどんに連続的に切り出し、蒸気攪拌する茹で釜に順次投入、ほぐれた状態として攪拌停止後98~99℃を維持して14分茹で上げ、約5~5.5kgの茹麺とした。その後、常温に冷却し3~5分の間に15℃の水が循環する容量60Lのホッパー1に投入、直ちにドラム1aを回転し麺を拡散状態とした。
(データ取り)
麺の採取は、充填時間の揃う2回目の計量から連続する20回計量した麺を20枚のトレーに受け、個々の麺重量、含まれる20cm以下の麺の本数と重量を電子量りで計量、記録し、記録した値は表1の実施例1-▲1▼にまとめた。
続いて、残る半量の生地(更に30~40分経過した。)についても、同様の調製を行い、同様の計量と麺の採取を行い、再現性を確認した。記録した値は表1の実施例1-▲2▼にまとめた。
また、実施例1で玉取り機に取り付けた図1の計量容器を、非通水区間のない、図2の計量容器に替え、他は全て同様に行った比較例を表2の比較例1-▲1▼および1-▲2▼にまとめた。なお、いずれの場合も90%以上の麺線が、長さ50~53cm、麺線重量10~13gの範囲に含まれていた。
(実施例1の結果)
実施例1の平均重量は、▲1▼127.4g、▲2▼127.5g、
実施例1の標準偏差σは、▲1▼2.9g、▲2▼2.6g、
実施例1のレンジは、▲1▼12g、▲2▼9g、
実施例1の20cm以下の短麺の平均本数は、▲1▼0.9本、▲2▼0.5本、
実施例1の20cm以下の短麺の平均重量は、▲1▼1.1g、▲2▼1.2gだった。
これに対し、
比較例1の平均重量は、▲1▼130.9g、▲2▼130.6g、
比較例1の標準偏差σは、▲1▼1.8g、▲2▼1.7g、
比較例1のレンジは、▲1▼7g、▲2▼7g、
比較例1の20cm以下の短麺の平均本数は、▲1▼2.5本、▲2▼3.0本、
比較例1の20cm以下の短麺の平均重量は、▲1▼3.5g、▲2▼3.9gだった。
(実施例1のまとめ)
実施例1は比較例1に対し、平均重量が3g程度軽く、標準偏差は1g程度大きく、レンジは3g程度大きくなったものの、実施例1のレンジは10g前後であるため一般的な製品の重量許容差に収まる範囲だった。一方20cm以下の短麺の混入率では、実施例1は比較例1に対し、本数、重量共に1/3に減少した。
これは実施例1の計量容器の通水壁が比較例1の計量容器に比べ、天板3bから下方に15mm塞がれたことで、充填された麺重量の減少は僅かに3gだったが、これにより入口であるすり切り面に届きにくくなったことを示していた。
そして、混入していた「20cm以下の短麺」の平均本数が1本に満たなかった実施例1の麺は品位の点で何ら問題のないものだった。
以上により本発明手段1の有効性が示された。
Figure 0007323875000001
Figure 0007323875000002
(玉取り機の条件)
図3、4の玉取り機で0.5食相当の計量を2連並列(ホッパー底部供給口3口のうち中央の1口を閉じ両側2口を有効)に改装し、毎時510~530食の速度とした。
並列2連の内、1連を図5、6、7に示したように標準容量の計量容器と光電センサーの発光部と受光部を配置して検知側とし、もう1連は、図8と図10に示したように標準容量の計量容器と標準より大きい容量の計量容器をダブルで備えたスライドユニットを設置して選択側とした。
検知側の計量容器の容量と選択側の標準容量は136立法cmで同一とし、選択側の標準より大きい容量は143立法cmとし、7立法cm容積をアップした。
検知側の光電センサーはキーエンス社のPRG-51Nとし、その発光部6aと受光部6bは、計量容器3aを挟むように、計量容器3aが充填位置から排出位置のスライド途中の入口出口共に閉じられた位置(図7の6c)で、かつ計量容器3aに対する高さは、水平断面Aから鉛直方向に1cmのレベルで水平に設置した。
その後、空の計量容器3aで充填位置から排出位置のスライドを繰り返し、計量容器3aによって入光信号が途切れることなく発信することを確認し、次に満量の計量容器をスライドし、遮光信号の出力を確認した。
最後に、満量検知の場合の選択側の次回の計量は、図9同様に標準容量の計量容器43aを選択して充填し、非満量検知の場合の選択側の次回の計量は、図10に示したようにスライドユニットを大容量充填位置に移動して充填、いずれの場合も排出の際は図9および図10の(排出位置)にスライドユニット43を移動するよう、玉取り機のシーケンサー(三菱電機)に条件を入力し、スライドユニットの自動制御を可能とした。
(データ取り)
茹麺の調製は実施例1と同様とし、ホッパー1投入後直ちにドラム1aを回転し麺を拡散状態として計量を開始した。麺の採取は、充填時間の揃う2回目の計量から連続する19回の麺をトレーに受け、其々の麺重量を電子量りで計量、記録し、検知側の0.5食と次回の選択側の0.5食を合算して1食重量とした。その後、玉取り機外の茹麺を全量回収してホッパーに再投入して行う同様のデータ取りを3回行い、4回の集計結果をそれぞれまとめ、表2には再投入計量による3回目と4回目をまとめた。なお、いずれの場合も90%以上の麺線が、長さ50~53cm、麺線重量10~13gの範囲に含まれていた。
(実施例2の結果)
計量1回目は、検知側で非満量はなし、
0.5食検知側 平均117.3g、標準偏差σ2.9g、レンジ9g、
0.5食選択側 平均117.3g、標準偏差σ2.3g、レンジ9g、
1食合計 平均234.6g、標準偏差σ3.9g、レンジ15g。
再投入計量2回目は、検知側で非満量はなし、
0.5食検知側 平均114.2g、標準偏差σ2.9g、レンジ11g、
0.5食選択側 平均113.2g、標準偏差σ2.4g、レンジ10g、
1食合計 平均227.4g、標準偏差σ4.3g、レンジ14g。
再投入計量3回目は、検知側で非満量はなし、
0.5食検知側 平均114.4g、標準偏差σ2.5g、レンジ9g、
0.5食選択側 平均113.2g、標準偏差σ2.4g、レンジ8g、
1食合計 平均227.6g、標準偏差σ4.2g、レンジ13g。
再投入計量4回目は、検知側で非満量が2回発生し、選択側で2回大計量で対応、
0.5食検知側平均108.7g、標準偏差σ5.9g、レンジ23g
0.5食選択側平均112.6g、標準偏差σ4.0g、レンジ15g
1食合計 平均221.3g、標準偏差σ4.6g、レンジ16gだった。
Figure 0007323875000003
(実施例2のまとめ)
計量1回目、ホッパー再投入による計量2回目および計量3回目では、検知側で非満量はなく、選択側は全て標準容量の計量容器で計量された。ホッパー再投入による計量4回目では、麺のふやけが大きく進行したことで、検知側の計量順14回目と18回目で非満量が発生し、選択側の15回目と19回目で標準より大きい計量容器が選択された。
その結果、再投入計量4回目検知側の標準偏差σ5.9g、レンジ23gは、合算後の1食重量で標準偏差σは4.6g、レンジは16gに抑えることができた。
以上により本発明手段4の有効性が示された。
(実施例2の考察)
実施例2では、計量4回目の検知側の計量順14回目と18回目で非満量が発生し、選択側の15回目と19回目で標準より大きい計量容器が選択されたが、仮に、検知側の計量順14回目と18回目の非満量の麺を排出せず、次回の充填を継続した場合、高い確率で満量となり、その場合、4回目検知側の標準偏差σ5.9g、レンジ23gが低減することは明らかだった。
また、仮に、計量4回目の検知側の計量順14回目と18回目の非満量の麺を排出せず、次回の充填を継続すると共に、これらと合算する選択側の0.5食を排出せず、検知側次回の排出の際に同時に排出させれば、18食の麺は全て1食重量で揃えることができ、その結果、0.5食相当の2玉を含む場合と比べ、標準偏差σやレンジの値が大幅に低減することは明らかだった。これらにより本発明手段2および3の有効性を示すことができる。
1 麺の小出し供給が可能なホッパー
1a ホッパー1内の回転ドラム
1b ホッパー1内の下降水流
1c ホッパー1内の噴上げ水流
1d ホッパー1内の底部供給口
1dr ホッパー1内の底部供給口を拡縮させるロッド
2 ホッパー1内の茹麺
3 本発明1~3に適用可能なスライドユニット
3a スライドユニット3の計量容器
3a1 計量容器3aの入口
3a2 計量容器3aの出口
3aa 計量容器3aの麺排出位置
3b スライドユニット3の天板
3c スライドユニット3の底板
3r スライドユニット3をスライドさせるロッド
4 スライドユニット3のホッパー側摺動面
4a 茹麺供給口
5 排出側固定板
5a 固定板5の茹麺を排出する開口
6a 実施例2の光電センサー発光部
6aL1 発光部6aの光線
6aL2 発光部6aの光線のうち計量容器の通水孔を抜けた透過光
6b 実施例2の光電センサー受光部
6c 実施例2の光電センサーによる検知位置
〔図8~10〕
43 本発明の手段4に適したスライドユニット
43a スライドユニット43の標準容量の計量容器
43b スライドユニット43の標準より大容量の計量容器
43c スライドユニット43の天板
43d スライドユニット43の底板
44a 茹麺供給口
45 排出側の固定板
46 光電センサー
Li スライドユニット43の計量容器43bの天板開口
Si スライドユニット43の計量容器43aの天板開口
Bi スライドユニット43の天板開口LiとSiの中間点
Lo スライドユニット43の計量容器43bの底板開口
So スライドユニット43の計量容器43aの底板開口
as スライドユニット43のホッパー側摺接面
b1,b2 固定板45の茹麺排出開口
bs スライドユニット43の排出側摺接面

Claims (4)

  1. ホッパー内の水中に貯留された複数食分の茹麺を水流と共に拡散し、該ホッパーの底部供給口より該茹麺を水と共に流し出し、該底部供給口より下方に配置され通水壁を有する計量容器に該茹麺を充填する充填工程と、該計量容器の下面を開口することで充填された茹麺を排出する排出工程と、を繰り返し、充填工程から排出工程の間で、該計量容器入口からはみ出た茹麺を切断する、すり切りの計量方法であって、
    該計量容器が、該入口から下に向け水平断面積が同じか漸次拡大する形状で、該入口の断面積が2~8平方cm、該入口から下に向け容積4~20立方cmとなる水平断面A迄を非通水壁、
    該水平断面Aより下に通水壁を含むことを特徴とする、茹麺の切断を低減する玉取り機による自動計量方法。
  2. 前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、
    該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、
    該満量検知工程で満量を検知しない場合、該満量検知工程に続く排出工程を少なくとも1回なくし、次回の充填工程に移ることを特徴とする請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法。
  3. 前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、
    該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、
    2玉に分けて計量し、それらを合算して目標の重量にする場合に、
    前記満量検知工程で、合算する2玉のいずれかが非満量を検知した場合、該2玉共に該満量検知工程に続く排出工程を少なくとも1回なくし、
    非満量を検知した1玉が次回の充填工程に移ることを特徴とする請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法。
  4. 前記充填工程と前記排出工程の間に、前記計量容器の周囲から該計量容器内の茹麺の有無を検知可能なセンサーにより、前記計量容器内に充填された茹麺が満量か非満量かの検知を行う、満量検知工程を挟む容積式の計量方法において、
    該センサーにより該計量容器内の茹麺の有無を検知する位置が、前記水平断面Aから鉛直方向の0~2cmの範囲で、
    2玉に分けて計量し、それらを合算して目標の重量にする場合に、
    合算する2玉のいずれか1玉が、前記満量検知工程で、非満量を検知した場合、非満量の1玉は先に排出し、
    合算する残りの1玉の計量を、次回の充填工程において通常の計量容器より大きい容積の計量容器を用いて充填工程を行い、該充填工程に続き排出工程を行い、
    その後、先に排出した非満量の1玉と合算することを特徴とする、請求項1に記載の玉取り機による自動計量方法。
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