JP7319430B1 - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】採用候補者との適切なコミュニケーションを図る情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】企業等が求人元となって行われる人材の採用を支援するための処理を実行する情報処理システム1は、通信回線2と、採用支援サーバ装置10及び人事サーバ装置20という2つのサーバ装置と、採用の業務を行う採用担当者A、B、Cが使用する担当者端末30a、30b、30cと、採用担当者A、B、Cが担当する候補者が使用する候補者端末40a1~40c2と、を備える。採用支援サーバ装置10は、人材の採用を支援するための処理を実行する。人事サーバ装置20は、人事の業務に関する処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、予め決められた期間の中で、採用の候補者に対して企業がオファーを出し、オファーを出した企業から採用の候補者が企業を選択できる技術が開示されている。
特開2016-110530号公報
企業が採用活動を行う場合、採用の候補者の入社の意向を高めるためには、どの候補者に対しても一律のコミュニケーションの取り方をしていては難しい。
本発明では上記事情に鑑み、採用候補者との適切なコミュニケーションを図ることとした。
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムにおける取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、候補者情報は、候補者の属性、評価又は状況を示す。決定ステップでは、取得された候補者情報に基づいて、候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定する。
このような態様によれば、採用候補者との適切なコミュニケーションを図ることができる。
採用支援システム1の全体構成を示す図である。 採用支援サーバ装置10のハードウェア構成を示す図である。 担当者端末30のハードウェア構成を示す図である。 各装置の制御部の機能構成を示す図である。 情報処理の一例を示すアクティビティ図である。 活動入力画面の一例を示す図である。 記憶されている候補者情報の一例を示す図である。 特定された採用優先度及び入社確度の一例を示す図である。 連絡テーブルの一例を示す図である。 表示された通知内容の一例を示す図である。 蓄積された活動情報の一例を示す図である。 表示された詳細情報の一例を示す図である。 連絡テーブルの一例を示す図である。 連絡テーブルの一例を示す図である。 第1比較情報の一例を示す図である。 第2比較情報の一例を示す図である。 相関情報の一例を示す図である。 相性情報の一例を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.ハードウェア構成
本節では、本実施形態に係る採用支援システムのハードウェア構成について説明する。
図1は、採用支援システム1の全体構成を示す図である。図1においては、採用支援システム1が備える各装置と、それらの装置を使用するユーザとの概要が示されている。各概要については、他の図も参照しながら随時説明する。
採用支援システム1は、企業等が求人元となって行われる人材の採用を支援するための処理を実行する情報処理システムである。採用支援システム1は、通信回線2と、採用支援サーバ装置10と、人事サーバ装置20という2つのサーバ装置を備える。採用支援サーバ装置10は、前述した採用を支援するための処理を実行する情報処理装置である。人事サーバ装置20は、人事の業務に関する処理を実行する情報処理装置である。
採用支援システム1は、担当者端末30a、30b、30c、・・・(以下それぞれを区別しない場合は「担当者端末30」と言う)を備える。担当者端末30a、30b、30cは、それぞれ採用の業務を行う採用担当者A、B、Cが使用する担当者端末30を表している。また、採用支援システム1は、候補者端末40a1、40a2、・・・(以下それぞれを区別しない場合は「候補者端末40a」と言う)と、候補者端末40b1、40b2、・・・(以下それぞれを区別しない場合は「候補者端末40b」と言う)と、候補者端末40c1、40c2、・・・(以下それぞれを区別しない場合は「候補者端末40c」と言う)とを備える。
候補者端末40a1、40a2は、採用担当者Aが担当する候補者a1、a2が使用する端末である。候補者端末40b1、40b2は、採用担当者Bが担当する候補者b1、b2が使用する端末である。候補者端末40c1、40c2は、採用担当者Cが担当する候補者c1、c2が使用する端末である。候補者端末40a、40b、40cをそれぞれ区別しない場合は、「候補者端末40」と言う。以下では、これらの候補者を「採用候補者」とも言う。
通信回線2は、インターネット等を含み、自回線に接続する装置同士のデータのやり取りを仲介する。通信回線2には、採用支援サーバ装置10及び人事サーバ装置20が有線で接続され、担当者端末30及び候補者端末40は無線で接続されている。なお、通信回線2との接続は有線でも無線でもよい。
図2は、採用支援サーバ装置10のハードウェア構成を示す図である。採用支援サーバ装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、バス14とを備える。バス14は、採用支援サーバ装置10が備える各部を電気的に接続する。
(制御部11)
制御部11は、例えば不図示の中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。制御部11は、記憶部12に記憶された所定のプログラムを読み出すことによって、採用支援システム1に係る種々の機能を実現するコンピュータである。すなわち、記憶部12に記憶されているソフトウェアによる情報処理が、ハードウェアの一例である制御部11によって具体的に実現されることで、制御部11に含まれる各機能部として実行されうる。これらについては、次節においてさらに詳述する。なお、制御部11は単一であることに限定されず、機能ごとに複数の制御部11を有するように実施してもよい。またそれらの組合せであってもよい。
(記憶部12)
記憶部12は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、制御部11によって実行される採用支援システム1に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、あるいは、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部12は、制御部11によって実行される採用支援システム1に係る種々のプログラムや変数等を記憶している。
(通信部13)
通信部13は、採用支援サーバ装置10から種々の電気信号を外部の構成要素に送信可能に構成される。また、通信部13は、外部の構成要素から採用支援サーバ装置10への種々の電気信号を受信可能に構成される。さらに好ましくは、通信部13がネットワーク通信機能を有し、これにより通信回線2を介して、採用支援サーバ装置10と外部機器との間で種々の情報を通信可能に実施してもよい。
人事サーバ装置20は、採用支援サーバ装置10と同様のハードウェア構成を備える。人事サーバ装置20については、制御部21のみ、採用支援サーバ装置10の制御部11と異なる符号を付して説明する。
図3は、担当者端末30のハードウェア構成を示す図である。担当者端末30は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、出力部35と、バス36とを備える。バス36は、担当者端末30が備える各部を電気的に接続する。制御部31、記憶部32及び通信部33は、図2に示す制御部11、記憶部12及び通信部13と、スペック、モデル等は異なってもよいが、同様のハードウェアである。
(入力部34)
入力部34は、キー、ボタン、タッチスクリーン及びマウス等を有し、ユーザによる入力を受け付ける。
(出力部35)
出力部35は、ディスプレイ及びスピーカ等を有し、表示面に画面、画像、アイコン、テキスト等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された視覚情報を表示し、音声を含む音を出力する。
候補者端末40は、担当者端末30と同様のハードウェア構成を備える。候補者端末40については、制御部41のみ、担当者端末30の制御部31と異なる符号を付して説明する。
2.機能構成
本節では、本実施形態の機能構成について説明する。前述の通り、各装置の記憶部に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例である制御部によって具体的に実現されることで、制御部に含まれる各機能部が実行されうる。
図4は、各装置の制御部の機能構成を示す図である。採用支援サーバ装置10の制御部11は、情報記憶部111と、情報取得部112と、ユーザ認証部113と、端末表示部114と、パラメータ特定部115と、通知決定部116と、通知実行部117と、詳細処理部118とを備える。担当者端末30は、画面表示部311と、操作受付部312と、入力送信部313と、連絡制御部314とを備える。
情報記憶部111は、採用支援システム1において用いられる各種の情報を記憶する。情報記憶部111は、例えば、採用の候補者に関する候補者情報及び採用の担当者に関する担当者情報等を記憶する。候補者情報は採用の候補者の属性、評価又は状況等を示す。担当者情報は、採用の担当者の認証を行うための認証情報等を示す。情報取得部112は、前述した候補者情報を取得する取得部として機能する。候補者情報の詳細は後述する。
ユーザ認証部113は、採用支援システム1の利用者として登録されているユーザの認証を行う。ユーザ認証部113は、情報記憶部111に記憶されている認証情報を用いて、例えば、採用担当者のユーザ認証を行う。端末表示部114は、採用支援システム1に関するシステム画面を担当者端末30に表示させる。端末表示部114は、システム画面を示す画面データ(例えばHTML(Hypertext Markup Language)文書)を担当者端末30に送信することで、そのシステム画面を表示させる。
パラメータ特定部115は、情報取得部112により取得された候補者情報に基づいて採用候補者の採用に関するパラメータ(以下「採用パラメータ」と言う)を特定する特定部として機能する。パラメータ特定部115は、本実施形態では、採用候補者の採用元にとっての優先度(以下「採用優先度」と言う)又は採用候補者の入社の確度(以下「入社確度」と言う)を採用パラメータとして特定する。採用優先度及び入社確度の詳細は後述する。
通知決定部116は、採用候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定する決定部として機能する。通知決定部116は、情報取得部112により取得された候補者情報に基づいて、通知の内容を決定する。より詳細には、通知決定部116は、パラメータ特定部115により特定された採用パラメータに基づいて、採用候補者についての通知の内容を決定する。決定される通知内容の詳細については後述する。
通知実行部117は、通知決定部116により決定された内容で採用候補者への通知を実行する。詳細処理部118は、通知実行部117による通知の宛先となる採用候補者の詳細な情報に関する処理(以下「詳細情報処理」と言う)を実行する。詳細処理部118は、本実施形態では、採用候補者に対応付けて、その採用候補者の採用活動に関する活動情報を出力する処理を詳細情報処理として実行する。情報記憶部111は、活動情報を蓄積する蓄積部として機能し、複数の採用候補者のそれぞれの活動情報を蓄積する。
画面表示部311は、採用支援サーバ装置10から送信されてきた画面データが示す採用支援システム1に関するシステム画面を表示する。操作受付部312は、採用担当者による操作を受け付ける。入力送信部313は、操作受付部312が受け付けた操作により入力された情報を採用支援サーバ装置10に送信する。連絡制御部314は、採用担当者が採用候補者に行う連絡を制御する。連絡制御部314は、例えば、電話での連絡、電子メールでの連絡又はSNS(Social Networking Service)等での連絡を制御する。
3.情報処理
本節では、本実施形態において、プログラムがコンピュータに実行させる情報処理について説明する。採用支援システム1において実行される情報処理には、採用候補者の採用活動に関する活動情報を蓄積する蓄積処理と、候補者への連絡に関する採用担当者への通知を行う通知処理とが含まれる。
図5は、情報処理の一例を示すアクティビティ図である。まず、担当者端末30は、A11において、操作受付部312により、採用担当者によるログインの操作(例えばユーザID及びパスワード等のログイン情報を入力する操作)を受け付ける。操作受付部312は、入力されたログイン情報を採用支援サーバ装置10に送信する。採用支援サーバ装置10は、A12において、ユーザ認証部113により、送信されてきたログイン情報に基づいてユーザを認証する。
ユーザが認証されたことで、担当者端末30は、A13において、画面表示部311により、活動入力画面を表示する。
図6は、活動入力画面の一例を示す図である。図6の例では、画面表示部311は、採用担当者の入力欄F11、採用候補者の入力欄F12、活動日時の入力欄F13、活動種類の入力欄F14及び活動内容の入力欄F15を含む活動入力欄F1と、確定ボタンB1とを含む活動入力画面E1を表示している。
担当者端末30は、A14において、操作受付部312により、活動情報の入力操作を受け付ける。担当者端末30は、A15において、入力送信部313により、入力操作により入力された活動情報を採用支援サーバ装置10に送信する。採用支援サーバ装置10は、A15において、情報記憶部111により、送信されてきた活動情報を採用候補者に対応付けて記憶することで、活動情報を蓄積する。A11からA15までの蓄積処理が繰り返されることで、採用候補者ごとの活動情報が蓄積される。
続いて、通知処理について説明する。採用支援サーバ装置10は、A21において、採用担当者への通知準備を開始する。採用支援サーバ装置10は、例えば、定期的に訪れる定められたタイミング(例えば毎週日曜の0時など)になったときに、通知準備を開始する。採用支援サーバ装置10は、まず、A22において、情報取得部112により、候補者情報を取得する。情報取得部112は、例えば、情報記憶部111に記憶されている採用候補者に関する情報を候補者情報として取得する。
図7は、記憶されている候補者情報の一例を示す図である。図7の例では、情報記憶部111は、個人情報D11と、属性情報D12と、評価情報D13と、状況情報D14とを含む候補者情報D1を記憶している。個人情報D11は、採用候補者の個人ごとに特有の情報であり、採用候補者及び採用候補者の連絡先等を含む。図7の例では、図1に示す採用候補者a1、a2、b1、b2、c1、c2が示されている。採用候補者の連絡先は、採用担当者が採用候補者に連絡を取るときに用いられる連絡先であり、例えば、採用候補者の電話番号、電子メールアドレス及びSNSのアカウント等である。
属性情報D12は、採用候補者の属性を示す情報であり、採用候補者の年齢、専門及び新卒/中途の区別等を含む。なお、属性情報D12は、他にも、出身地、出身大学、出身学部、所属サークル、バイト歴及び選社軸(採用候補者が就職活動を行う会社を選択する際の軸となる考え方。専門性重視又は待遇重視等)等、採用活動の際に参考になる情報が含まれていてもよい。
評価情報D13は、採用候補者の評価を示す情報であり、採用候補者の最終学歴、学業成績及び採用担当者による評価等を含む。採用担当者による評価は、例えば、採用候補者の人材評価D131と、採用候補者の検討本気度D132と、フリーコメントD133とを含む。人材評価D131は、採用担当者の主観で判断した採用候補者に対する自社で働く人材としての評価であり、図7の例では、「A」、「B」、「C」及び「D」等のランクを示す文字で示されている。
検討本気度D132は、採用担当者の主観で判断した採用候補者が自社への入社をどの程度本気で検討しているかの度合いであり、「低」、「中」及び「高」という関係を示す文字で示されている。フリーコメントD133は、採用担当者が採用候補者についての印象等を文章で示すものである。なお、評価情報D13は、他にも、採用候補者が所持する資格、学生時代の活動及び面談者(採用担当者以外の者)の評価等、採用候補者の評価の参考になる情報が含まれていてもよい。
状況情報D14は、採用候補者の就職活動の状況を示す情報であり、面接の回数及び就職活動のステータス等を含む。就職活動のステータスは、就職活動の進み具合を示し、例えば、「一次面接」、「二次面接」、「三次面接」及び「最終面接」等と表されている。なお、状況情報D14は、面談の回数、採用元からのフォローの回数、フォローのリードタイム等を含んでいてもよい。
また、状況情報D14は、他社の選考情報として、例えば、他社における選考状況及びその他社の社名等の情報を含んでいてもよい。また、属性情報D12、評価情報D13及び状況情報D14は、重複していてもよい。また、例えば、「出身大学」のように2以上の情報(出身大学の場合は属性情報D12及び評価情報D13)に含めることが可能な情報もあり、その場合は、どちらの情報に含まれていてもよい。
個人情報D11の一部(候補者ID及び氏名等)、属性情報D12及び評価情報D13の一部(最終学歴及び学業成績等)は、人事サーバ装置20から取得される情報であり、一度取得されたら基本的に変化しない情報である。一方、個人情報D11のうちの採用候補者の連絡先、評価情報D13のうちの採用担当者による評価及び状況情報D14は、就職活動が進むに連れて変化することがある情報であり、主に採用担当者によって入力され、更新される。
情報取得部112が候補者情報を取得すると、採用支援サーバ装置10は、A23において、パラメータ特定部115により、取得された候補者情報に基づいて採用パラメータを特定する。パラメータ特定部115は、本実施形態では、採用優先度及び入社確度を採用パラメータとして特定する。
図8は、特定された採用優先度及び入社確度の一例を示す図である。図8の例では、パラメータ特定部115は、図7に示す評価情報D13に含まれる採用担当者による人材評価D131をそのまま採用優先度として特定している。パラメータ特定部115は、例えば、採用候補者a1、a2、b1については、人材評価D131がそれぞれ「B」、「C」、「B」なので、採用優先度もそれぞれ「B」、「C」、「B」と特定している。
パラメータ特定部115は、評価情報D13に含まれる採用担当者が判断した検討本気度D132に基づいて入社確度を特定する。例えば、パラメータ特定部115は、まず、検討本気度D132に基づいて、入社確度の基準値を決定する。パラメータ特定部115は、例えば、検討本気度D132が「高」なら70%、「中」なら50%、「低」なら30%を入社確度の基準値とする。そして、パラメータ特定部115は、例えば、属性情報D12、評価情報D13及び状況情報D14に基づいて基準値を補正する。
パラメータ特定部115は、例えば、属性情報D12に含まれる「専門」と自社の主要業務との関連が大きい場合は入社確度を+10%し、関連が小さい場合は入社確度を-10%する。また、パラメータ特定部115は、評価情報D13に含まれる「最終学歴」が自社に出身者が多い学校のものである場合は入社確度を+10%し、出身者が少ない学校のものである場合は入社確度を-10%する。また、パラメータ特定部115は、状況情報D14に含まれる「面接回数」が第1閾値(例えば4回)以上である場合は入社確度を+10%し、第2閾値(例えば2回)未満である場合は入社確度を-10%する。
パラメータ特定部115は、上記以外にも、属性情報D12に含まれる「選社軸」が自社とマッチしている場合は入社確度を+10%し、マッチしていない場合は入社確度を-10%する。また、パラメータ特定部115は、状況情報D14に含まれる「他社の選考情報」が自社に専門又は待遇等が近い他社での面談回数が多い場合は入社確度を+10%し、そのような面談回数が少ない場合は入社確度を-10%する。
パラメータ特定部115は、例えば、採用候補者a1、a2、b1については、検討本気度D132がそれぞれ「中」、「中」、「高」なので、50%、50%、70%を基準値とする。ここで、採用候補者a1、a2、b1のそれぞれの属性情報D12、評価情報D13及び状況情報D14に基づく補正値がそれぞれ-20%、+20%、+20%であるものとする。その場合、パラメータ特定部115は、図8に示すように、採用候補者a1、a2、b1の基準値をそれぞれ補正した「30%」(基準値-20%)、「70%」(基準値+20%)、「90%」(基準値+20%)を入社確度として特定する。
なお、パラメータ特定部115は、図8の例では、人材評価D131をそのまま採用優先度としたが、人材評価D131を入社確度と同様に補正して採用優先度を特定してもよい。また、パラメータ特定部115は、図8の例では、検討本気度D132を補正して入社確度を特定したが、検討本気度D132をそのまま入社確度として特定してもよい。
次に、採用支援サーバ装置10は、A24において、通知決定部116により、A23において特定された採用パラメータに基づいて、採用候補者についての通知の内容を決定する。通知決定部116は、本実施形態では、特定された採用候補者の採用パラメータに基づいて、その採用候補者について連絡を行う時期を通知の内容として決定する。通知決定部116は、例えば、連絡時期と採用パラメータとを対応付けた連絡テーブルを用いて通知内容を決定する。
図9は、連絡テーブルの一例を示す図である。図9では、連絡時期D31と、採用優先度D32と、入社確度D33とを対応付けた連絡テーブルD3が示されている。連絡テーブルD3では、例えば、「F1日間隔」という連絡時期D31に、「A」という採用優先度D32と、「80%以上」という入社確度D33とが対応付けられている。「F1日間隔」とは、採用候補者に対して前回連絡を取ってから次に連絡を取るまでの日数の間隔を意味する。
同様に、「F2日間隔」、「F3日間隔」、「F4日間隔」という連絡時期D31に、「B」、「C」、「D」という採用優先度D32と、「60%以上80%未満」、「40%以上60%未満」、「40%未満」という入社確度D33とが対応付けられている。F1、F2、F3、F4はいずれも自然数であり、大小関係がF1<F2<F3<F4であるものとする。
通知決定部116は、例えば、A23において特定された採用優先度に対応付けられている連絡時期と、A23において特定された入社確度に対応付けられている連絡時期とのうち、短い方の間隔を連絡時期として決定する。例えば、特定された採用優先度が「B」で特定された入社確度が「50%」である場合、通知決定部116は、「50%」に対応付けられた「F3日間隔」と「B」に対応付けられた「F2日間隔」とのうち間隔が短い「F2日間隔」を連絡時期として決定する。
なお、通知決定部116は、上記2つの連絡時期のうち長い方の間隔を連絡時期として決定してもよいし、平均の日数の間隔を連絡時期として決定してもよい。また、通知決定部116は、採用候補者及び入社確度をそれぞれポイント化して、それら2つのポイントの合計から算出される日数の間隔を連絡時期として決定してもよい。いずれの場合も、通知決定部116は、例えば採用優先度が高い又は入社確度が高い採用候補者ほど、連絡の間隔を小さくして、より確実に採用に結びつけるようにしている。
なお、F1、F2、F3、F4の大小関係は、上記のものに限らない。例えば、F4<F1<F2<F3となっていてもよい。採用候補者にとって、連絡が頻繁すぎると、煩わしくなり却って採用元の印象を悪くすることもありえる。そこで、採用候補者が煩わしいと思わない範囲で最も短い間隔をF1としてもよい。その場合、例えば、入社確度が低い採用候補者にはあえてF1よりも短い間隔を連絡時期とすることで、採用する姿勢をアピールして入社確度を向上させることにチャレンジできるようにしてもよい。
また、連絡時期D31に、「担当者判断」というように、特に期日を設けないことを示す情報を含めてもよい。その場合は、採用担当者が自分の判断した時期に連絡を取ることになる。また、採用候補者が他社の選考も受けている場合に、連絡時期D31に、「他社選考結果の通知後」というように、その他社の選考結果が出る時期を示す情報を含めてもよい。他社選考結果の通知時期は、例えば、採用候補者からヒアリングした採用担当者が活動情報として入力したものを参照できるようにしておけばよい。
いずれの場合も、上記の通り特定された採用候補者の採用パラメータに基づいてその採用候補者に連絡する時期を決定することで、連絡する時期がどの採用候補者でも一律である場合に比べて、より適切な時期に候補者と連絡をとることができ、採用候補者との適切なコミュニケーションを図ることができる。また、採用パラメータとして採用優先度及び入社確度を用いることで、採用を優先したい候補者の入社確度を向上させることができ、その結果、採用活動の効果を高めることができる。
続いて、採用支援サーバ装置10は、A25において、通知実行部117により、A24において決定した通知時期になったか否かを判断する。通知実行部117は、決定された通知時期になったと判断した場合、A26において、採用担当者に対する通知内容を示す通知データを生成する。通知実行部117は、本実施形態では、採用担当者に対して採用候補者に連絡すべき時期を伝えることを通知内容として示す通知データを生成する。通知実行部117は、生成した通知データを担当者端末30に送信する。
担当者端末30は、A27において、画面表示部311により、送信されてきた通知データが示す通知内容を表示する。
図10は、表示された通知内容の一例を示す図である。図10の例では、画面表示部311は、通知内容を示す通知画面E2を表示している。通知画面E2は、通知の宛先F21と、件名F22と、通知の本文F23とを含む。
通知の本文F23は、宛先F21が示す「採用担当者A」への通知内容を示す。本文F23は、具体的には、採用担当者Aが、自身の担当する採用候補者a1に連絡すべき時期を「・・月・・日」と示している。通知画面E2を見た採用担当者Aは、採用候補者a1に連絡すべき時期を把握することができる。採用候補者a1へ連絡をとる際、採用候補者a1についての詳細な情報を表示するための詳細情報表示ボタンB2が本文F23に含まれている。
担当者端末30は、A31において、操作受付部312により、詳細情報表示ボタンB2への操作を採用候補者a1の詳細情報の表示操作として受け付ける。操作受付部312は、この表示操作を受け付けると、採用候補者a1の詳細情報を要求する要求データを採用支援サーバ装置10に送信する。採用支援サーバ装置10は、A32において、詳細処理部118が、送信されてきた要求データに応答して、採用候補者a1の詳細情報を示す詳細情報データを生成する。詳細処理部118は、例えば、情報記憶部111に蓄積されている採用候補者a1の活動情報を示すデータを詳細情報データとして生成する。
図11は、蓄積された活動情報の一例を示す図である。図11の例では、情報記憶部111は、個人情報D41と、活動内容D42とを含む活動情報D4を記憶している。個人情報D41は、採用候補者の氏名及び採用担当者等を含む。図11の例では、採用候補者a1の活動内容D42が示されている。活動内容D42は、活動日時D421、面接段階D422、面接実施者D423、次回アクションD424及びフォロー情報D425を含む。
面接段階D422は、採用の可否を判断するための面接の段階を示す。面接実施者D423は、各面接を実施した企業側のメンバーを示す。次回アクションD424は、採用候補者が次に行うべきアクションを示す。フォロー情報D425は、採用候補者に対する企業からのフォロー活動を示す情報であり、例えば、採用担当者によって図6に示す活動入力欄F1に入力された情報である。詳細処理部118は、活動情報D4のうち採用候補者a1の活動情報を示す詳細情報データを生成し、担当者端末30に送信する。
担当者端末30は、A33において、画面表示部311により、送信されてきた詳細情報データが示す採用候補者の詳細情報を表示する。
図12は、表示された詳細情報の一例を示す図である。図12の例では、画面表示部311は、図10に示す通知の本文F23と、採用候補者の氏名F31と、連絡先F32と、面接段階F33と、活動情報F34とを含む詳細情報F3を示す詳細情報画面E3を表示している。
氏名F31及び連絡先F32が表示されることで、採用担当者は、自分が連絡すべき採用候補者の名前(図12の例では採用候補者a1)と連絡先を把握することができる。また、面接段階F33(図12の例では三次選考)及び活動情報F34(図12の例では定期的なフォロー情報や二次選考等が行われた日付)が表示されることで、採用担当者は、これらの情報が表示されない場合に比べて、採用候補者の就職活動の状況の把握を容易にすることができる。
採用担当者は、上記の通知を契機として、表示された詳細情報を参考にして採用候補者と連絡をとる。採用担当者は、連絡を取ったあと、図5に示す活動入力操作を行い、活動情報を蓄積させる。以上のとおり図5に示す情報処理が繰り返し行われることで、採用担当者の採用活動が支援され、採用活動の効果が高められる。
<その他の実施形態>
<通知の内容>
通知決定部116は、実施形態とは異なる通知の内容を決定してもよい。通知決定部116は、例えば、パラメータ特定部115により特定された採用候補者の採用に関するパラメータに基づいて、その採用候補者について連絡を行う内容を通知の内容として決定する。通知決定部116は、例えば、連絡内容と採用パラメータとを対応付けた連絡テーブルを用いて通知内容を決定する。
図13は、連絡テーブルの一例を示す図である。図13では、連絡内容D51と、採用優先度D52と、入社確度D53とを対応付けた連絡テーブルD5が示されている。連絡テーブルD5では、連絡内容として、「状況伺い」、「面会日程」、「準備書面」及び「待遇面」という連絡事項が示されている。準備書面とは、例えば、履歴書及びエントリーシート等の採用元に提出する書面である。例えば、「D」という採用優先度D52と「40%未満」という入社確度D53には、「状況伺い」のみが対応付けられている。
また、「C」という採用優先度D52と「40%以上60%未満」という入社確度D53には、「状況伺い」及び「面会日程」が対応付けられ、「B」という採用優先度D52と「60%以上80%未満」という入社確度D53には、「状況伺い」、「面会日程」及び「準備書面」が対応付けられている。また、「A」という採用優先度D52と「80%以上」という入社確度D53には、「状況伺い」、「面会日程」、「準備書面」及び「待遇面」が対応付けられている。
通知決定部116は、例えば、図5に示すA23において特定された採用優先度に対応付けられている連絡内容と、A23において特定された入社確度に対応付けられている連絡内容とのうち、連絡事項が多い方を連絡内容として決定する。例えば、特定された採用優先度が「B」で特定された入社確度が「50%」である場合、通知決定部116は、「50%」に対応付けられた「状況伺い」及び「面会日程」と、「B」に対応付けられた「状況伺い」、「面会日程」及び「準備書面」とのうち連絡事項が多い「状況伺い」、「面会日程」及び「準備書面」を連絡内容として決定する。
なお、通知決定部116は、上記2つの連絡内容のうち連絡事項が少ない方を連絡内容として決定してもよい。また、通知決定部116は、採用候補者及び入社確度をそれぞれポイント化して、それら2つのポイントの合計から算出される数の連絡事項を連絡内容として決定してもよい。いずれの場合も、通知決定部116は、例えば採用優先度が高い又は入社確度が高い採用候補者ほど、連絡事項を多くして、連絡内容が一律である場合に比べて、より適切な内容を候補者に伝えるようにしている。
また、通知決定部116は、パラメータ特定部115により特定された採用候補者の採用に関するパラメータに基づいて、その採用候補者について連絡を行う手段を通知の内容として決定してもよい。通知決定部116は、例えば、連絡手段と採用パラメータとを対応付けた連絡テーブルを用いて通知内容を決定する。
図14は、連絡テーブルの一例を示す図である。図14では、連絡手段D61と、採用優先度D62と、入社確度D63とを対応付けた連絡テーブルD6が示されている。連絡テーブルD6では、「電話」、「Eメール」及び「SNS」という連絡手段が示されている。採用支援システム1においては、相手との意思疎通の確実性のレベルが「4」(「電話」+「Eメール」+「SNS」)、「3」(「電話」+「Eメール」)、「2」(「Eメール」+「SNS」)、「1」(「SNS」)と定められている。なお、「電話」+「Eメール」とは、「電話」及び「Eメール」の両方を用いて連絡をとることを意味している。
例えば、「D」という採用優先度D62と「40%未満」という入社確度D63には、レベル「1」の連絡手段が対応付けられ、「C」という採用優先度D62と「40%以上60%未満」という入社確度D63には、レベル「2」の連絡手段が対応付けられている。また、「B」という採用優先度D62と「80%以上」という入社確度D63には、レベル「3」の連絡手段が対応付けられている。また、「A」という採用優先度D62と「60%以上80%未満」という入社確度D63には、レベル「4」の連絡手段が対応付けられている。
通知決定部116は、例えば、図5に示すA23において特定された採用優先度に対応付けられている連絡手段と、A23において特定された入社確度に対応付けられている連絡手段とのうち、レベルが高い方の連絡手段を決定する。例えば、特定された採用優先度が「B」で特定された入社確度が「70%」である場合、通知決定部116は、「70%」に対応付けられたレベル4の連絡手段と、「B」に対応付けられたレベル3の連絡手段とのうち、上位のレベル4の連絡手段を決定する。
図14の例では、採用優先度が高いほど連絡手段のレベルも高くしている。これにより、採用優先度の高い採用候補者ほど、採用担当者の手間をつぎ込み、より確実により早いタイミングで連絡を取れるようにして、採用確率を向上させることができる。一方、入社確度については、入社がほぼ確実な「80%以上」よりも、もう一息で入社確実になる「60%以上80%未満」の方の連絡手段のレベルを高くしている。これにより、採用確率を向上させるための手間を、より効率よくつぎ込むことができる。いずれの場合も、連絡手段が一律の場合に比べて、より適切な手段で採用候補者と連絡をとることができる。
<詳細情報>
詳細処理部118は、実施形態とは異なる詳細情報を示すデータを詳細情報データとして生成してもよい。例えば、図11に示す活動情報D4に含まれるフォロー情報D425には、採用候補者の入社確度が含まれる場合がある。その場合に、詳細処理部118は、採用候補者の入社確度と、その採用候補者の入社の実績とを比較可能に示す第1比較情報を示すデータを詳細情報データとして生成してもよい。この場合、詳細処理部118は、第1比較情報を出力する第1比較部として機能する。
図15は、第1比較情報の一例を示す図である。図15では、横軸が入社確度を示し、縦軸が入社実績を示すグラフ(単位はいずれもパーセント)が示されている。図15(a)は、企業αにおける第1比較情報のグラフを示す。企業αでは、図14の説明で述べたように入社確度が60%~80%の採用候補者に対して連絡を手厚くしているものとする。その結果、図15(a)に示すように、入社確度が50%未満だと入社確度よりも入社実績が下回っているが、入社確度が50%以上になると、入社確度よりも入社実績が上回るようになっている。このように、第1比較情報から、企業αの狙い通りに、連絡を手厚くしていた採用候補者の入社実績を向上させることができていると分かる。
図15(b)は、採用担当者Bにおける第1比較情報のグラフを示す。このグラフでは、全般的に入社実績よりも入社確度が下回っている。従って、採用担当者Bは、入社確度を低めに判断する傾向にあることが分かる。このように、第1比較情報から、採用担当者ごとの入社確度の判断傾向を把握することもできる。また、図15(a)、(b)のいずれの場合も、入社確度の精度を把握することができるので、その精度を踏まえて採用候補者にかけるコストの最適化を図ることができる。
なお、採用候補者の入社確度は、就職活動中に変化する場合がある。例えば、入社確度が、最初は30%だったが途中で80%に上がり、そこから50%に下がって結局入社した、というような場合である。その場合、詳細処理部118は、例えば、変化した入社確度の平均値、中央値、最大値又は最小値等の統計値を用いて第1比較情報を出力すればよい。また、詳細処理部118は、特定の段階(二次選考時又は最終段階時等)における入社確度を用いて第1比較情報を出力してもよい。
また、詳細処理部118は、入社確度の求め方ごとに第1比較情報を出力してもよい。この場合、詳細処理部118は、例えば、平均値の場合の第1比較情報、最大値の場合の第1比較情報、最小値の場合の第1比較情報、二次選考時の第1比較情報又は最終段階時の第1比較情報等を出力する。これらの第1比較情報が出力されることで、入社確度の変化の傾向や採用活動の段階ごとの入社確度の信頼度等を分析することができる。
また、第1比較情報は、図15に示すグラフに限らず、他の形式のグラフであってもよいし、グラフではなく例えば表形式で入社確度及び入社実績を示す情報であってもよい。また、第1比較情報は、図15の例で述べたように企業ごと、採用担当者ごとに比較する情報に限らず、例えば、部署ごとの比較、年度ごとの比較、又は、新卒及び中途の比較等を行う情報であってもよい。
図15(b)の第1比較情報は採用担当者が見るための情報であるが、図15(a)の第1比較情報は、例えば、企業の人事部門等において採用活動の全体を統括する役割を負っている統括担当者が見るための情報である。統括担当者は、詳細情報を見て、例えば、採用担当者の任命や上記の通知内容の作成を行う。以下では、第1比較情報と同様に、採用担当者だけでなく、統括担当者が見るための情報を含む詳細情報について説明する。
詳細処理部118は、採用候補者の評価と、その採用候補者の入社の実績とを比較可能に示す第2比較情報を示すデータを詳細情報データとして生成してもよい。この場合、詳細処理部118は、第2比較情報を出力する第2比較部として機能する。
図16は、第2比較情報の一例を示す図である。図16では、横軸が採用候補者の評価(AからDまでの4段階評価)を示し、縦軸が入社実績(単位はパーセント)を示すグラフが示されている。図16(a)は、企業αにおける第2比較情報のグラフを示す。企業αでは、図16(a)に示すように、評価「B」の採用候補者の入社実績が最も高く、次いで評価「C」、「A」、「D」の順に入社実績が低くなっている。このように、第2比較情報から、企業における採用活動の課題(企業αの場合、評価Aの採用候補者の入社実績を向上させること)を把握することができる。
図16(b)は、採用担当者Bにおける第2比較情報のグラフを示す。このグラフでは、評価Aの採用候補者の入社実績が最も高く、50%を超えていることが分かる。また、評価Bの採用候補者の入社実績も図16(a)に示す企業αの平均よりも高くなっており、採用担当者Bは非常に優秀な採用担当者であることが分かる。このように、第2比較情報から、採用担当者ごとの採用活動の優秀さを把握することもできる。また、図16(a)、(b)のいずれの場合も、評価が高く欲しい人材を採用できている度合いを把握することができる。
なお、詳細処理部118は、第2比較情報についても、第1比較情報と同様に、就職活動中に変化する評価を考慮して、変化した評価の平均値、中央値、最大値又は最小値等の統計値を用いて第2比較情報を出力したり、特定の段階における評価を用いて第2比較情報を出力したりしてもよい。また、その場合、詳細処理部118は、評価の求め方(統計値の種類又は採用活動の段階等)ごとに第2比較情報を出力してもよい。これらの第2比較情報が出力されることで、評価の変化の傾向や採用活動の段階ごとの評価の信頼度等を分析することができる。
また、詳細処理部118は、第2比較情報に基づいて、自分が担当した採用候補者の入社実績が所定の基準(例えば50%等)よりも高い採用担当者を出力してもよい。このような態様によれば、採用優先度が高い採用候補者、すなわち、企業が欲しい人材を採用まで導く能力が高い優秀な採用担当者の把握を容易にすることができる。
情報記憶部111は、図11に示すように、複数の候補者のそれぞれの活動情報を蓄積する。活動情報には、フォロー情報が含まれ、フォロー情報には、例えば、対面、電話、Eメール及びSNSのような複数の活動事項が含まれる。その場合に、詳細処理部118は、複数の活動事項のそれぞれと、候補者の入社の実績との相関を示す相関情報を示すデータを詳細情報データとして生成してもよい。この場合、詳細処理部118は、相関情報を出力する相関出力部として機能する。
図17は、相関情報の一例を示す図である。図17では、横軸が活動事項を示し、縦軸が入社実績(単位はパーセント)を示すグラフが企業αにおける相関情報として示されている。企業αの活動事項には、「対面」、「電話」、「Eメール」及び「SNS」が含まれている。図17の例では、例えば、各活動事項を一定回数以上行った採用候補者の入社実績が示されている。活動事項の回数は、例えば、採用候補者が返事をして採用担当者との会話が成立した時点でカウントされるものとする。従って、「対面」及び「電話」は毎回カウントされるが、「Eメール」及び「SNS」は、ただ連絡を受け取っているだけではカウントされないようにしている。
図17の例では、「電話」を活動事項として含む採用候補者の入社実績が最も高く、「対面」、「Eメール」、「SNS」の順に次第に入社実績が低くなっている。このような態様によれば、相関情報から、採用に至りやすい活動事項を把握して、そのような活動事項を欲しい人材に対して積極的に用いることで欲しい人材の採用率の向上に結びつけることができる。
なお、活動事項は、図17に示すものに限らない。例えば、インターンへの参加、OB・OG訪問、座談会への参加、セミナーへの参加及び企業による配信動画の視聴等が活動事項として用いられてもよい。また、例えば「電話」について、3分未満、3分以上5分未満、5分以上というように活動が行われた期間の長さで分けてもよいし、朝、昼、晩というように活動が行われた時間帯で活動事項を分けてもよい。
上記のように活動事項を細分化すると、採用に至りやすい活動事項の把握が困難になってくる。そこで、詳細処理部118は、複数の活動事項のうち、採用候補者の入社の実績との相関が所定の基準よりも高い活動事項を出力してもよい。詳細処理部118は、例えば、図17の例において、入社実績が閾値Th1以上となる活動事項(「対面」及び「電話」)を、採用候補者の入社実績との相関が所定の基準よりも高い活動事項として出力する。このような態様によれば、活動事項が多くある場合でも、入社に繋がりやすい活動事項の把握を容易にすることができ、入社確度を上げるための採用活動の参考にすることができる。
パラメータ特定部115は、相関情報が示す相関を入社確度の精度向上に利用してもよい。その場合、パラメータ特定部115は、上述した入社確度の基準値を、採用候補者の活動事項に応じて補正する。具体的には、パラメータ特定部115は、例えば、入社実績が閾値Th1以上となる活動事項を活動情報に含む採用候補者の場合は入社確度を+10%し、そのような活動事項を活動情報に含まない採用候補者の場合は入社確度を-10%する。これにより、相関情報が示す相関を利用しない場合に比べて、パラメータ特定部115が特定する入社確度の精度を向上させることができる。
情報取得部112は、候補者情報に加え、採用担当者に関する担当者情報として、採用担当者の属性、評価又は状況等を示す担当者情報を取得してもよい。その場合に、詳細処理部118は、候補者情報及び担当者情報に基づいて、候補者及び採用担当者の相性を示す相性情報を示すデータを詳細情報データとして生成してもよい。この場合、詳細処理部118は、候補者及び採用担当者の相性を判定する判定部として機能する。
図18は、相性情報の一例を示す図である。図18では、横軸が各採用候補者を示し、縦軸が相性の高さを意味する相性値を示すグラフが相性情報として示されている。相性値はパーセントで示され、100%が最も相性が良く、0%は相性が最も低いことを示す。詳細処理部118は、例えば、基準の相性値を50%とし、担当者情報と候補者情報とを比較して、相性の良い共通点がある場合に相性値をプラスし、相性の悪い組合せがある場合に相性値をマイナスする。
相性の良い共通点としては、例えば、年齢、専門、出身地、趣味、特技、最終学歴、学業成績等が用いられる。相性が悪い組合せとしては、例えば、専門又は成績の良い学科が文系と理系で異なる場合、趣味又は特技が文化系と体育系で異なる場合などが用いられる。なお、相性の判定方法はこれに限らず、例えば、図7に示す評価情報及び状況情報を用いる方法であってもよい。
例えば、評価情報が示す評価が高い採用候補者はコミュニケーション力が高い傾向にあるものとして、評価が高いほど相性値にプラスする値を大きくし且つマイナスする値を小さくすることで、好相性な採用担当者の幅を広くしてもよい。また、状況情報が示す就職活動ステータスが最終段階に近いほど役職が高い採用担当者と会う意義が高まるものとして、面接の段階が進むほど高役職の採用担当者との相性値にプラスする値を大きくし且つマイナスする値を小さくしてもよい。
図18(a)では、採用担当者Aと、各採用候補者との相性が示されている。図18(a)の例では、採用担当者Aは、採用候補者b2との相性が最も良く、採用候補者c2との相性が最も悪いことが示されている。図18(b)では、採用担当者Bと、各採用候補者との相性が示されている。図18(b)の例では、採用担当者Bは、採用候補者b1との相性が最も良く、採用候補者a2との相性が最も悪いことが示されている。
採用担当者Aは、採用候補者a2とは相性が良いが、採用候補者a1とは相性が良くない。一方、採用担当者Bは、採用候補者a1と相性が良い。ここで、採用担当者Aは、採用候補者b2と相性が良いので、採用候補者b2の担当を採用担当者Aにして、採用候補者a1の担当を採用担当者Bにすることで、採用候補者a1、b2の両方とも相性の良い者を採用担当者にすることができる。このような態様によれば、相性情報を出力しない場合に比べて、より適切な採用担当者を任命することができる。
なお、詳細処理部118は、図18に示すように全採用候補者の相性情報を出力するのではなく、例えば、相性値が閾値以上の採用候補者に絞って出力してもよい。また、図16に示す第2比較情報と組み合わせることで、例えば、採用担当者ごとに、相性が良い採用候補者の多さと、それらの採用候補者の入社実績との関係を分析することができる。これにより、例えば、相性が良い採用候補者は多いが入社実績が低い属性、又は、相性が良い採用候補者は少ないが入社実績が高い属性というように、採用担当の業務に向いた属性等を把握して、採用担当者の任命する際の参考にすることができる。
<一覧表示>
詳細処理部118は、担当者端末30に詳細情報データを送信して、図12の例では、採用担当者向けの詳細情報画面を画面表示部311に表示させたが、統括担当者向けの詳細情報画面を表示させてもよい。
図19は、統括担当者向けの詳細情報画面の一例を示す図である。図19の例では、画面表示部311は、各採用候補者の属性情報F41と、評価情報F42と、活動情報F43とを含む詳細情報F4を示す詳細情報画面E4を表示している。
詳細情報画面E4において各採用候補者の各情報を示す表示欄を選択すると、画面表示部311は、選択された表示欄に示された情報のさらに詳細な情報を表示する。また、活動情報F43を選択する操作を行うと、画面表示部311は、活動情報を一覧で示す画面を表示する。
図20は、活動情報の一覧画面の一例を示す図である。図20の例では、画面表示部311は、各採用候補者の就職活動のステータスF51と、面接回数F52と、次回面接F53と、次回アクションF54とを含む活動情報F5を示す活動情報一覧画面E5を表示している。
活動情報一覧画面E5において活動情報F43を選択する操作を行うと、画面表示部311は、選択された採用候補者の活動情報を拡大して示す画面を表示する。
図21は、活動情報の拡大画面の一例を示す図である。図21の例では、画面表示部311は、活動情報一覧画面E5に重ねて、選択された採用候補者a1の活動情報F6を表示している。活動情報F6には、採用候補者a1の就職活動のステータスを図示したステータス画像F61と、フォロー情報の一覧F62とが含まれている。
また、活動情報F6には、メッセージボタンB61と、コメントボタンB62と、フォロー表示ボタンB63とが含まれている。メッセージボタンB61を選択する操作が行われると、画面表示部311は、採用候補者a1を担当する採用担当者への連絡用の画面(例えばメールアプリの画面)を表示する。コメントボタンB62を選択する操作が行われると、画面表示部311は、採用担当者による採用活動に対するコメントを入力するための画面を表示する。フォロー表示ボタンB63を選択する操作が行われると、画面表示部311は、フォロー情報の一覧F62を拡大した画面を表示する。
以上のとおり、各採用候補者に関する情報(候補者情報及び活動情報)を一覧で表示させることで、統括担当者は、各採用候補者の採用活動の状況を把握することができる。また、統括担当者は、必要であれば、採用担当者にメッセージ又はコメントで指示を行うことができる。
<構成のバリエーション>
図1に示す全体構成は一例であり、これに限られない。例えば、採用支援サーバ装置10は、2台以上の装置に分散されてもよいし、クラウドコンピューティングシステムに代替されてもよい。また、
採用支援サーバ装置10及び人事サーバ装置20が統合されてもよい。また、図4に示す機能構成も一例であり、これに限られない。例えば、採用支援サーバ装置10の機能が2台以上の装置に分散して実現されてもよい。
また、1つの機能(例えば詳細処理部118など)が行う動作を2以上の機能が分散して行ってもよいし、2以上の機能(例えばパラメータ特定部115、通知決定部116及び通知実行部117等)が1つの機能に統合されてもよい。要するに、採用支援システム1の全体で図4に示す各機能が実現されていれば、それらの機能を実現する装置はどのような構成であってもよい。
上述した実施形態の態様は、採用支援サーバ装置10のような情報処理装置や、採用支援サーバ装置10を備える採用支援システム1のような情報処理システムであったが、情報処理方法であってもよい。その情報処理方法は、その情報処理システムが実行する各処理のステップを備える。また、上述した実施形態の態様は、プログラムであってもよい。そのプログラムは、コンピュータに、同様の情報処理システムが実行する各処理を実行させる。
<付記>
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
(1)情報処理システムであって、取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、決定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定する、もの。
このような態様によれば、採用候補者との適切なコミュニケーションを図ることができる。
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、特定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて前記候補者の採用に関するパラメータを特定し、前記パラメータには、前記候補者の採用元にとっての優先度又は前記候補者の入社の確度が含まれ、前記決定ステップでは、前記パラメータに基づいて、前記候補者についての前記通知の内容を決定する、もの。
このような態様によれば、採用活動の効果を高めることができる。
(3)上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記決定ステップでは、特定された前記候補者の採用に関するパラメータに基づいて、当該候補者について前記連絡を行う時期を前記通知の内容として決定する、もの。
このような態様によれば、より適切な時期に候補者と連絡をとることができる。
(4)上記(2)または(3)に記載の情報処理システムにおいて、前記決定ステップでは、特定された前記候補者の採用に関するパラメータに基づいて、当該候補者について前記連絡を行う内容を前記通知の内容として決定する、もの。
このような態様によれば、より適切な内容を候補者に伝えることができる。
(5)上記(2)~(4)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記決定ステップでは、特定された前記候補者の採用に関するパラメータに基づいて、当該候補者について前記連絡を行う手段を前記通知の内容として決定する、もの。
このような態様によれば、より適切な手段で候補者と連絡をとることができる。
(6)上記(2)~(5)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、蓄積ステップでは、前記候補者の採用活動に関する活動情報を蓄積し、前記活動情報には、前記候補者の入社の確度又は前記候補者の入社の意向の高さを示す意向度が含まれ、第1比較ステップでは、前記候補者の前記確度又は前記意向度と、当該候補者の入社の実績とを比較可能に示す第1比較情報を出力する、もの。
このような態様によれば、候補者にかけるコストの最適化を図ることができる。
(7)上記(1)~(6)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記候補者情報は、前記候補者の評価を示し、第2比較ステップでは、前記候補者の評価と、当該候補者の入社の実績とを比較可能に示す第2比較情報を出力する、もの。
このような態様によれば、欲しい人材を採用できている度合いを把握することができる。
(8)上記(1)~(7)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、蓄積ステップでは、前記候補者の採用活動に関する活動情報を蓄積し、活動出力ステップでは、前記候補者に対応付けて前記活動情報を出力する、もの。
このような態様によれば、候補者の就職活動の状況の把握を容易にすることができる。
(9)上記(8)に記載の情報処理システムにおいて、前記蓄積ステップでは、複数の前記候補者のそれぞれの前記活動情報を蓄積し、前記活動情報には、複数の活動事項が含まれ、相関出力ステップでは、前記複数の活動事項のうち、前記候補者の入社の実績との相関が所定の基準よりも高い活動事項を出力する、もの。
このような態様によれば、入社確度を上げるための採用活動の参考にすることができる。
(10)上記(1)~(9)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記取得ステップでは、前記候補者情報に加え、前記採用担当者に関する担当者情報を取得し、前記担当者情報は前記採用担当者の属性、評価又は状況を示し、判定ステップでは、前記候補者情報及び前記担当者情報に基づいて、前記候補者及び前記採用担当者の相性を判定する、もの。
このような態様によれば、より適切な採用担当者を任命することができる。
(11)情報処理装置であって、上記(1)~(10)の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行するように構成される、もの。
(12)プログラムであって、コンピュータに、上記(1)~(10)の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、もの。
もちろん、この限りではない。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :採用支援システム
10 :採用支援サーバ装置
11 :制御部
20 :人事サーバ装置
21 :制御部
30 :担当者端末
31 :制御部
40 :候補者端末
111 :情報記憶部
112 :情報取得部
113 :ユーザ認証部
114 :端末表示部
115 :パラメータ特定部
116 :通知決定部
117 :通知実行部
118 :詳細処理部
311 :画面表示部
312 :操作受付部
313 :入力送信部
314 :連絡制御部

Claims (13)

  1. 情報処理システムであって、
    前記情報処理システムが、
    取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、
    決定ステップでは、前記候補者情報及び前記候補者に連絡を行う時期を対応付けた情報と、取得された前記候補者情報とに基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定し、
    前記通知の内容は、当該候補者について前記連絡を行う時期を含み、
    前記通知は、前記採用担当者が使用する端末に送信されて表示され、
    前記採用担当者は、表示された前記通知の内容を参考にして前記候補者と連絡をとる者である、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 情報処理システムであって、
    前記情報処理システムが、
    取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、
    決定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定し、
    特定ステップでは、取得された前記候補者情報と、前記候補者情報及び前記候補者の入社の確度の対応付けを示す情報とに基づいて前記確度を特定し、
    前記決定ステップでは、特定された前記確度と、前記確度及び前記通知の内容を対応付けた情報に基づいて、前記候補者についての前記通知の内容を決定し、
    前記通知は、前記採用担当者が使用する端末に送信されて表示され、
    前記採用担当者は、表示された前記通知の内容を参考にして前記候補者と連絡をとる者である、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記決定ステップでは、特定された前記候補者の入社の確度に基づいて、当該候補者について前記連絡を行う時期を前記通知の内容として決定することを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記決定ステップでは、特定された前記候補者の入社の確度に基づいて、当該候補者についての1以上の連絡事項を前記通知の内容として決定することを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記決定ステップでは、特定された前記候補者の入社の確度に基づいて、当該候補者について前記連絡を行う手段を前記通知の内容として決定することを特徴とする情報処理システム。
  6. 情報処理システムであって、
    前記情報処理システムが、
    取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、
    決定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定し、
    前記通知は、前記採用担当者が使用する端末に送信されて表示され、
    前記採用担当者は、表示された前記通知の内容を参考にして前記候補者と連絡をとる者であり、
    特定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて前記候補者の採用元にとっての優先度を特定し、
    前記決定ステップでは、特定された前記優先度と、前記優先度及び前記候補者に連絡を行う時期を対応付けた情報に基づいて、前記候補者についての前記通知の内容として、当該候補者について前記連絡を行う時期を決定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  7. 情報処理システムであって、
    前記情報処理システムが、
    取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、
    決定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定し、
    前記通知は、前記採用担当者が使用する端末に送信されて表示され、
    前記採用担当者は、表示された前記通知の内容を参考にして前記候補者と連絡をとる者であり、
    特定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて前記候補者の採用元にとっての優先度を特定し、
    前記決定ステップでは、特定された前記優先度と、前記優先度及び前記候補者についての1以上の連絡事項を対応付けた情報に基づいて、前記候補者についての前記通知の内容として、当該候補者についての1以上の連絡事項を決定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 情報処理システムであって、
    前記情報処理システムが、
    取得ステップでは、採用の候補者に関する候補者情報を取得し、前記候補者情報は、前記候補者の属性、評価又は状況を示し、
    決定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて、前記候補者への連絡に関する採用担当者への通知の内容を決定し、
    特定ステップでは、取得された前記候補者情報に基づいて前記候補者の採用元にとっての優先度を特定し、
    前記決定ステップでは、特定された前記優先度と、前記優先度及び前記候補者について前記連絡を行う手段を対応付けた情報に基づいて、前記候補者についての前記通知の内容として、当該候補者について前記連絡を行う手段を決定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項1、請求項2、請求項6~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    蓄積ステップでは、前記候補者の採用活動に関する活動情報を蓄積し、
    活動出力ステップでは、前記候補者に対応付けて前記活動情報を出力する、ことを特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項9に記載の情報処理システムにおいて、
    前記蓄積ステップでは、複数の前記候補者のそれぞれの前記活動情報を蓄積し、前記活動情報には、複数の活動事項が含まれ、
    相関出力ステップでは、前記複数の活動事項のうち、前記候補者の入社の実績との相関が所定の基準よりも高い活動事項を出力する、ことを特徴とする情報処理システム。
  11. 請求項1、請求項2、請求項6~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、
    前記取得ステップでは、前記候補者情報に加え、前記採用担当者に関する担当者情報を取得し、前記担当者情報は前記採用担当者の属性、評価又は状況を示し、
    判定ステップでは、前記候補者情報及び前記担当者情報に基づいて、前記候補者及び前記採用担当者の相性を判定する、ことを特徴とする情報処理システム。
  12. 情報処理装置であって、
    請求項1、請求項2、請求項6~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行するように構成される、ことを特徴とする情報処理装置。
  13. プログラムであって、
    コンピュータに、請求項1、請求項2、請求項6~請求項8の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、ことを特徴とするプログラム
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