JP7307596B2 - 鋼板スラブ構造の施工方法 - Google Patents

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本発明は、並設された複数の形鋼を上下の第1鋼板と第2鋼板とで挟んでなる鋼板スラブ構造の施工方法に関する。
並設された複数の形鋼を上下の鋼板で挟んでなる所謂サンドイッチ型の鋼板スラブ構造は、見付寸法を極力小さくしながら良好な剛性を確保できるスラブ構造として知られている。そして、このような鋼板スラブ構造の施工方法では、上下一方側の鋼板が接合された複数の形鋼に対して上下他方側の鋼板を接合する際には、上下鋼板で閉塞された内側(型鋼側)空間からの溶接作業ができなくなる。そこで、2番目に接合される他方側の鋼板については、形鋼に対して高力ボルト等によりボルト接合することが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2006-336231号公報
しかしながら、複数の形鋼に対して鋼板をボルト接合する場合には、その接合作業が煩雑であることから長工期化の要因となる。また、鋼板をボルト接合すると、鋼板の外面においてボルトの頭部が突出配置されることになって、意匠性が悪化する上に、当該鋼板の外面を床面として使用する場合にはボルトの頭部が歩行等の邪魔になる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、並設された複数の形鋼を上下の鋼板で挟んでなる所謂サンドイッチ型の鋼板スラブ構造の施工方法において、複数の形鋼に対して上下夫々の鋼板を溶接により接合可能な構成を実現し、接合作業の簡略化及び意匠性の向上を図ることができる技術を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、並設された複数の形鋼を上下の第1鋼板と第2鋼板とで挟んでなる鋼板スラブ構造の施工方法であって、
前記第1鋼板のスラブ内側を向く内面、前記形鋼のフランジの縁部に対して隅肉溶接する形態で前記第1鋼板を複数に分割した分割第1鋼板の夫々を予め工場側で前記形鋼に溶接接合してなる複数の第1鋼板ユニットを製作する第1鋼板ユニット製作工程と、
前記第1鋼板ユニット製作工程で製作された複数の第1鋼板ユニットの夫々を施工箇所に設置する第1鋼板ユニット設置工程と、
前記第2鋼板の端面、前記形鋼のフランジの外面に対して隅肉溶接する形態で、前記第1鋼板ユニット設置工程で設置された複数の第1鋼板ユニットに設けられた複数の形鋼に対して前記第2鋼板を溶接接合する第2鋼板接合工程と、を備えた点にある。
本構成によれば、第2鋼板が接合されていない複数の形鋼に対しては、その形鋼のフランジの縁部に第1鋼板のスラブ内側を向く内面を隅肉溶接する形態で、第1鋼板を当該第1鋼板の内面側からの溶接作業により接合することができる。次に、第1鋼板が接合された複数の形鋼に対しては、その形鋼のフランジの外面に対して第2鋼板の端面を隅肉溶接する形態で、第2鋼板を上記第1鋼板が存在しない当該第2鋼板の外面側からの溶接作業により接合することができる。
よって、上記第1鋼板を形鋼に接合する際の溶接作業と上記第2鋼板を形鋼に接合する際の溶接作業は、共に同じ側からの作業となることから、接合作業の簡略化して工期の短縮を図ることができる。
従って、本発明により、並設された複数の形鋼を上下の鋼板で挟んでなる所謂サンドイッチ型の鋼板スラブ構造の施工方法において、複数の形鋼に対して上下夫々の鋼板を溶接により接合可能な構成を実現し、接合作業の簡略化及び意匠性の向上を図ることができる技術を提供することができる。
また、本構成によれば、上記第1鋼板については、上記第1鋼板ユニット製作工程により上記複数の第1鋼板ユニットを予め工場側で製作し、それら予め製作された複数の分割鋼板ユニットを上記第1鋼板ユニット設置工程により施工箇所に設置する形態で、当該施工箇所において複数の形鋼に対して溶接接合することができる。そして、第2鋼板については、上記第2鋼板接合工程により施工箇所において設置された複数の第1鋼板ユニットに設けられた複数の形鋼に対して、当該第2鋼板の外面側からの溶接作業により簡単に溶接接合することができる。このことにより、施工箇所での作業を極力少なくして工期の短縮を図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記複数の形鋼の下側に敷設される下側鋼板が前記第1鋼板であり、
前記複数の形鋼の上側に敷設される上側鋼板が前記第2鋼板である点にある。
本構成によれは、形鋼の下側に敷設される下側鋼板が、形鋼のフランジの縁部に内面が隅肉溶接される第1鋼板であるので、下側鋼板の内面側である上方側からの溶接作業により、当該下側鋼板を複数の形鋼に接合することができる。また、形鋼の上側に敷設される上側鋼板が、形鋼のフランジの外面に端面が隅肉溶接される第2鋼板であるので、上側鋼板の外面側である上方側からの溶接作業により、当該上側鋼板を複数の形鋼に接合することができる。即ち、上記下側鋼板及び上記上側鋼板は共に上方側の溶接作業により複数の形鋼に接合することができるので、これら鋼板の接合作業を一層簡略化することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記第2鋼板に複数の穴部が穿設されており、当該複数の穴部の内周面が前記端面として前記形鋼のフランジの外面に対して隅肉溶接されており、
前記複数の穴部の周長の合計が前記形鋼の長手方向に沿った前記第2鋼板の幅と略同等に設定されている点にある。
本構成によれば、第2鋼板に複数の穴部が穿設されているので、それら複数の穴部の内周面を第2鋼板の端面として形鋼のフランジの外面に隅肉溶接する形態で、第2鋼板を当該第2鋼板の外面側からの溶接作業により複数の形鋼に接合することができる。更に、第2鋼板に穿設された複数の穴部の周長の合計が形鋼の長手方向に沿った第2鋼板の幅と略同等に設定されているので、第2鋼板に穿設された複数の穴部の内周面を形鋼のフランジの外面に隅肉溶接する形態で第2鋼板を複数の形鋼に溶接接合するにあたり、当該第2鋼板の幅と同等の溶接長を確保して、形鋼に対する第2鋼板の接合強度を適切なものとすることができる。
鋼板スラブ構造の立断面図 鋼板スラブ構造の施工方法における第1工程を説明する図 鋼板スラブ構造の施工方法における第2工程を説明する図 鋼板スラブ構造の施工方法における第3工程を説明する図 鋼板スラブ構造の施工方法における第4工程を説明する図 鋼板スラブ構造の施工方法における第5工程を説明する図 鋼板スラブ構造の平面図
本発明に係る鋼板スラブ構造の施工方法の実施形態について図面に基づいて説明する。
先ずは、本実施形態の鋼板スラブ構造100について、図1及び図7を参照して説明する。
鋼板スラブ構造100は、図1に示すように、並設された複数の形鋼30(形鋼の一例)を上下の下側鋼板10(第1鋼板の一例)と上側鋼板20(第2鋼板の一例)とで挟んで構成された所謂サンドイッチ型の鋼板スラブ構造として構成されている。この構成により、見付寸法を極力小さくしながら良好な剛性が確保されている。
上下の鋼板10,20に挟まれた形鋼30は、平板状の下側フランジ31と平板状の上側フランジ32との略中央部分を平板状のウェブ33にて連結した所謂H形鋼で構成されている。尚、形鋼30については、H形鋼以外に溝形鋼等の他の形状の形鋼を利用することができる。更に、形鋼30は、一方向のみならず例えば格子状に配置することができ、交差する形鋼同士は溶接又はボルト等により接合することができる。
本実施形態の鋼板スラブ構造100では、突起をできるだけ無くして意匠性を向上させるために、形鋼30に対する上下の鋼板10,20の接合は主に溶接により行われている。
即ち、鋼板スラブ構造100では、下側鋼板10の上面10a(スラブ内側を向く内面の一例)が、形鋼30の下側フランジ31の縁部31aに対して隅肉溶接されている。一方、上側鋼板20の端面20aが、形鋼30の上側フランジ32の上面32a(スラブ外側を向く外面の一例)に対して隅肉溶接されている。
即ち、下側鋼板10が、上側鋼板20が接合されていない状態の複数の形鋼30に対して、上側鋼板20が存在しない上方側からの溶接作業により接合される。次に、上側鋼板20が、下側鋼板10が接合された状態の複数の形鋼30に対して、上記下側鋼板10が存在しない上方側からの溶接作業により接合される。
よって、下側鋼板10を形鋼30に接合する際の溶接作業と上側鋼板20を形鋼30に接合する際の溶接作業とは、共に上方側からの作業となる。このことで、接合作業を簡略化して工期の短縮が図られている。
また、形鋼30に対する上側鋼板20の接合作業は、上方側からの作業となることから、形鋼30等を足場として無理なく簡単に行うことができる。
上側鋼板20には、図1及び図7に示すように、その上側鋼板20が接合される形鋼30の長手方向に沿って略等間隔で配置された複数の穴部20cが穿設されている。そして、これら複数の穴部20cの内面が、上記上側鋼板20の端面20aとして形鋼30の上側フランジ32の上面32aの略中央部に対して隅肉溶接されている。
このことで、上側鋼板20の幅を形鋼30の配置ピッチよりも大きく設定して継ぎ目が少ないものとした場合であっても、その上側鋼板20の幅内に配置した穴部20cにおいて形鋼30と溶接接合することができる。また、この穴部20c内は、溶接ビードで満たされた状態となるので、上側鋼板20の上面20bを窪みや段差の無い略フラットな状態とすることができる。
更に、図7に示すように、上側鋼板20に穿設された複数の穴部20cの周長の合計は、形鋼30の長手方向に沿った上側鋼板20の幅と略同等に設定されている。
例えば、穴部20cは平面視において略円状に形成されており、この穴部20cは形鋼30の長手方向に沿って、穴部20cの直径の略円周率倍(例えば3倍)のピッチで複数配置されている。
このことで、複数の穴部20cの内周面を形鋼30の上側フランジ32の上面32aに隅肉溶接するにあたり、上側鋼板20の幅と同等の溶接長が確保されることになり、形鋼30に対する上側鋼板20の接合強度が適切なものとなる。
次に、本実施形態の鋼板スラブ構造100の施工方法(以下、「本施工方法」と呼ぶ。)について、図2~図7を参照して説明する。
本施工方法では、図6及び図7に示すように、後述する各工程を順に実行する形態で、周囲を鉄骨梁50で支持させる状態で本実施形態の鋼板スラブ構造100を構築する方法として構成されている。尚、周囲の鉄骨梁50については、矩形に配置されたものが一般的であるが、矩形でない多角形等に配置しても構わない。
本実施形態において、図2に示すように、鉄骨梁50は、平板状の下側フランジ51と平板状の上側フランジ52との略中央部分を平板状のウェブ53にて連結した所謂H形鋼で構成されている。また、この鉄骨梁50の下側フランジ31には、隣接する下側鋼板10の縁部を下方から支持するための支持プレート55が下面から側方に延出する状態で溶接接合されている。例えば、下側フランジ31の下面に支持プレート55を沿わせた状態で当該下側フランジ31に形成された穴部51aの内周面と支持プレート55の上面とが隅肉溶接される。更には、下側フランジ31の縁部と支持プレート55の側方への延出部分の上面とが隅肉溶接される形態で、下側フランジ31と支持プレート55とが溶接接合される。
次に、本施工方法で実行される各工程について説明する。
図2~図4には、複数の下側鋼板ユニット40(第1鋼板ユニットの一例)の夫々を施工箇所に設置する下側鋼板ユニット設置工程(第1鋼板ユニット設置工程の一例)の様子が示されている。
上記複数の下側鋼板ユニット40は、下側鋼板ユニット製作工程(第1鋼板ユニット製作工程の一例)を予め工場側で実行して製作される。
即ち、この下側鋼板ユニット製作工程では、下側鋼板10を複数に分割した分割下側鋼板10A(分割第1鋼板の一例)の夫々を予め工場側で形鋼30に溶接接合してなる複数の下側鋼板ユニット40が製作される。具体的には、分割下側鋼板10Aの上面10aに、位置決め用ボルトBを用いて位置決めした状態で一又は複数の形鋼30が設置され、その設置された形鋼30の下側フランジ31の縁部31aが、下側鋼板10の上面10aに対して隅肉溶接される。更に、分割下側鋼板10Aの一方側の縁部の上面には、側方に配置される支持プレート55や下側鋼板10に載置される連結プレート12が溶接接合により取り付けられている。この連結プレート12には、支持プレート55や下側鋼板10に立設された位置決め用ボルトBが下方側から挿通されるボルト挿通穴Hが形成されている。
図2~図4に示すように、上記下側鋼板ユニット設置工程において、上記下側鋼板ユニット製作工程により製作された複数の下側鋼板ユニット40が、一方側の鉄骨梁50側から他方側の鉄骨梁50にかけて順に設置される。即ち、図2及び図3に示すように、一方側の鉄骨梁50に対して一個目の下側鋼板ユニット40が設置された後に、図4に示すように、その既設の下側鋼板ユニット40に対して隣接させて2個目以降の下側鋼板ユニット40が設置される。このとき、下側鋼板ユニット40は、隣接する支持プレート55や下側鋼板10に対して位置決め用ボルトBにより連結プレート12を位置決めしながら連結される。また、支持プレート55や下側鋼板10とそれに連結された連結プレート12とは、連結プレート12の縁部を支持プレート55や下側鋼板10の上面10aに隅肉溶接する形態で固定される。
図5及び図6には、下側鋼板ユニット設置工程で設置された複数の下側鋼板ユニット40に設けられた複数の形鋼30に対して前記上側鋼板20を溶接接合する上側鋼板接合工程(第2鋼板接合工程の一例)の様子が示されている。
即ち、上側鋼板接合工程では、図5に示すように、施工箇所に設置された鉄骨梁50及び形鋼30の上側フランジ52,32の上面全体に亘らせた状態で、上側鋼板20が敷設される。このとき、当該上側鋼板20は、継ぎ目のない一体物とすることができるが、適所で分割したものを利用することもできる。
そして、図6に示すように、上側鋼板20に穿設された複数の穴部20cの内面が形鋼30の上側フランジ32の上面32aに対して上方側から隅肉溶接される。更には、上側鋼板20の縁部20dが鉄骨梁50の上側フランジ52の上面に対して上方側から隅肉溶接されて、上側鋼板20が鉄骨梁50及び形鋼30に対して簡単に溶接接合される。
以上のような施工方法により、施工箇所での作業が極力少なくなり、工期の短縮が図られている。
また、上記上側鋼板接合工程の実行後には、図1に示すように、上側鋼板20の上面20bにモルタル60を施工した上でOAフロア61等を敷設することができる。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、下側鋼板10のスラブ内側を向く内面である上面10aを、形鋼30の下側フランジ31の縁部31aに対して隅肉溶接し、上側鋼板20の端面20aを形鋼30の上側フランジ32の外面である上面32aに対して隅肉溶接する構成として、上方側からの溶接作業により下側鋼板10及び上側鋼板20を複数の形鋼30に接合したが、これとは逆の構成を採用することもできる。即ち、上側鋼板のスラブ内側を向く内面である下面を、形鋼の上側フランジの縁部に対して隅肉溶接し、下側鋼板の端面を形鋼の下側フランジの外面である下面に対して隅肉溶接する構成として、下方側からの溶接作業により下側鋼板及び上側鋼板を複数の形鋼に接合することもできる。
(2)上記実施形態では、上側鋼板20に複数の穴部20cを穿設して、当該複数の穴部20cの内周面を端面20aとして形鋼30の上側フランジ32の上面32aに対して隅肉溶接したが、この穴部20cの形状を変更したり、当該穴部ではない別の端面20aを形鋼30の上側フランジ32の上面32aに隅肉溶接したりなどのように、形鋼30の上側フランジ32の上面32aに対して隅肉溶接される上側鋼板20の端面20aの形態については適宜変更しても構わない。
10 下側鋼板(第1鋼板)
10A 分割下側鋼板(分割第1鋼板)
10a 上面(内面)
20 上側鋼板(第2鋼板)
20a 端面
20c 穴部
30 形鋼
31 下側フランジ
31a 縁部
32 上側フランジ
32a 上面(外面)
40 下側鋼板ユニット(第1鋼板ユニット)
100 鋼板スラブ構造

Claims (3)

  1. 並設された複数の形鋼を上下の第1鋼板と第2鋼板とで挟んでなる鋼板スラブ構造の施工方法であって、
    前記第1鋼板のスラブ内側を向く内面、前記形鋼のフランジの縁部に対して隅肉溶接する形態で前記第1鋼板を複数に分割した分割第1鋼板の夫々を予め工場側で前記形鋼に溶接接合してなる複数の第1鋼板ユニットを製作する第1鋼板ユニット製作工程と、
    前記第1鋼板ユニット製作工程で製作された複数の第1鋼板ユニットの夫々を施工箇所に設置する第1鋼板ユニット設置工程と、
    前記第2鋼板の端面、前記形鋼のフランジの外面に対して隅肉溶接する形態で、前記第1鋼板ユニット設置工程で設置された複数の第1鋼板ユニットに設けられた複数の形鋼に対して前記第2鋼板を溶接接合する第2鋼板接合工程と、を備えた鋼板スラブ構造の施工方法
  2. 前記複数の形鋼の下側に敷設される下側鋼板が前記第1鋼板であり、
    前記複数の形鋼の上側に敷設される上側鋼板が前記第2鋼板である請求項1に記載の鋼板スラブ構造の施工方法
  3. 前記第2鋼板に複数の穴部が穿設されており、当該複数の穴部の内周面が前記端面として前記形鋼のフランジの外面に対して隅肉溶接されており、
    前記複数の穴部の周長の合計が前記形鋼の長手方向に沿った前記第2鋼板の幅と略同等に設定されている請求項1又は2に記載の鋼板スラブ構造の施工方法
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