JP7299765B2 - マイクロrna測定方法およびキット - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、マイクロRNAの測定方法およびキットに関する。
がんの検査には、様々な手法が用いられる。具体的な手法としては、X線検査、超音波検査など、がんを体外から画像として捉える方法、採取した試料中にがん細胞があるかどうかを顕微鏡で観察する方法(細胞診)、血液中の腫瘍マーカーの量を調べる方法などが挙げられる。画像診断では、がんがある程度の大きさにならないと見つけることができない、他の臓器等に隠れたがんは見つけられない、がん周辺の性質によりがんが像として映りにくいなどの理由から、がんの早期発見が難しい場合がある。また、がんごとに検査法が異なるため、被検者は検査項目ごとに別の検査を受けなければならない。細胞診は、試料が容易に採取できるがんに限られ、内視鏡採取や穿刺ができるがんも対象になるものの、相応する医療機器のある施設で技術を持った医療者が実施する必要があり、かつ、被検者には少なからず苦痛が伴う。腫瘍マーカーの場合は、血液という容易に採取できる試料が用いられるものの、早期がんを検出できない、進行がんでも高値にならない場合がある、がん以外の疾患で高値となる場合がある、といった課題がある。
一方、近年、17~25塩基程度の一本鎖核酸であるマイクロRNA(microRNA、miRNA等とも表記される)と、がんや種々の疾患との関係が注目されている。miRNAは遺伝子発現を調節する機能を持つことがわかっており、種々の疾患でその種類や発現量が初期の段階から変化していると報告されている。すなわち、がん患者では、特定のmiRNA量が、健常者と比較して増加または減少しており、被検者から採取された試料中の該当するmiRNAの量を調べることが、がんかどうかを知る手段となるのである。miRNAは、組織などの体内から採取する試料だけでなく、体外に排出される尿や、容易に採取できる血清、唾液といった体液中にも存在している。したがって、これら容易に採取できる3種類の体液試料を用いて、がんになると量が変動するmiRNAを検査のマーカーとすることにより、がん検査が飛躍的に容易になる。さらに、がんの種類によらず変化するマーカーであれば、すべてのがんを対象に、1回の検査でがんか否かを調べることができる。健康診断、人間ドック等で、簡便・安価に早期段階のがんを見つけることができれば、被検者へのメリットだけでなく、医療費削減に多大な効果をもたらす。
特許第6039656号公報
Su YY, Sun L, Guo ZR, Li JC, Bai TT, Cai XX, Li WH, Zhu YF. J Ovarian Res. 2019 Jan 22;12(1):6. doi: 10.1186/s13048-018-0477-x. Yerukala Sathipati S, Ho SY. Sci Rep. 2018 Oct 31;8(1):16138. doi: 10.1038/s41598-018-34604-3.
本発明の実施形態は、miRNAをマーカーとしてがん診断の指標を提供する方法およびそのためのキットを提供する。
本発明の実施形態によれば、配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するmiRNAががん診断のマーカーとして用いられる。
健常者および各種がん患者から得られた血清中のmiRNA(配列番号1)の量を、PCR法を用いて測定した結果を示すグラフである。 健常者および各種がん患者から得られた血清中のmiRNA(配列番号1)の量を、LAMP法を用いて測定した結果を示すグラフである。
本発明の実施形態によれば、生体試料中のmiRNAをマーカーとして用いて健常者とがん患者を識別する方法およびそのためのアッセイキットが提供される。前記生体試料としては、採取が容易な体液を用いることが可能であり、例えば、尿、血清、唾液などの体液を用いることが可能である。本発明の実施形態においてマーカーとして用いられるmiRNAは、ACUCGGCGUGGCGUCGGUCGUG(配列番号1)のヌクレオチド配列を有するものであり、がん患者から得られた生体試料中の該RNAの含有量は、健常者から得られた生体試料中の該RNAの含有量に比べて多い。
本発明の一つの実施形態によれば、被検者におけるがんの診断のための指標を提供する(in vitro)方法、および被検者においてがんを診断する(in vitro)方法が提供され、これらの方法は、(a)前記被検者から得られた生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定する工程、および(b)工程(a)で測定された測定値を、健常者から得られた同種の生体試料について同様に測定された前記RNAの量の測定値と比較する工程を含んでなる。これらの方法において、工程(a)において測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも高い場合には、該被検者ががんに罹患していることが示される。一方で、工程(a)において測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも低いか、またはこれと同等である場合には、該被検者ががんに罹患していないことが示される。
本発明の他の実施形態によれば、被検者におけるがんの診断のためのキットが提供され、このキットは、前記被検者から得られた生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定するための試薬を含んでなる。
本発明の実施形態では、被検者由来の生体試料における配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの定量値が、健常者由来の同種の生体試料における定量値と比較される。その結果、被検者についての定量値が健常者についての定量値よりも高い場合には、該被検者ががんに罹患していることが示される。一方で、被検者についての定量値が健常者についての定量値よりも低いか、またはこれと同等である場合には、該被検者ががんに罹患していないことが示される。
本発明の実施形態において、健常者は、がんに罹患していない者であり、好ましくはがんや悪性腫瘍を含む悪性新生物に罹患していない者である。また、本発明の実施形態において、健常者についての配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの定量値(該RNAの量の測定値)は、好ましくは複数の健常者についての定量値に基づいて定められる適正範囲の上限値とされる。このような適正範囲は、過去のデータに基づいて予め定めることも可能である。さらに、がん患者と健常者を切り分ける感度と特異度の観点から閾値を定めておき、被検者についての定量値がこの閾値よりも高い場合に健常者についての定量値よりも高いと判断し、この閾値よりも低い場合に健常者についての定量値よりも低いか、または同等であると判断することもできる。
本発明の実施形態において、診断の対象となる被検者は、好ましくはヒト被検者である。
本発明の実施形態において診断の対象となるがんの種類は特に制限されるものではなく、そのがんに罹患した患者において配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するmiRNAが高発現するいかなるがんも対象となる。このようながんとしては、例えば、乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、中皮腫、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、咽頭がん、上顎がん、口腔がん、舌がん、口唇がん、喉頭がん、甲状腺がん、脳腫瘍、神経腫瘍、神経膠腫、神経芽細胞種、腎細胞がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん、肉腫、子宮頸がん、子宮体がん、子宮肉腫、皮膚がん、悪性黒色腫、骨腫瘍、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などが挙げられ、好ましくは乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫からなる群から選択される少なくとも一種のがんが診断の対象とされる。
測定に用いられる生体試料は特に制限されるものではなく、被検者において発現したmiRNAを検出しうるいかなる生体試料であってもよい。このような生体試料としては、例えば、血液、血清、血漿、白血球、尿、消化液、唾液、胃液、汗、涙、鼻水、精液、膣液、羊水、乳汁、リンパ液、組織、口腔内粘膜、喀痰などが挙げられ、好ましくは血清、尿、唾液などの体液試料、より好ましくは血清が用いられる。生体試料は、遠心、沈殿、抽出および/または分離などの処理を行い、核酸の増幅に適した状態にしてもよい。また、採取された生体試料がそのままで核酸の増幅に適した状態である場合には、採取された生体試料をそのまま検体として使用してもよい。
本発明の好ましい実施形態では、被検者から得られた生体試料から核酸の抽出処理が行われ、これを分析試料として配列番号1のmiRNAの定量(量の測定)が行われる。核酸の抽出は、当業者に公知の方法によって容易に行うことができる。例えば、核酸の抽出は、市販の核酸抽出キットを用いて簡便に行うことができ、例えば、NucleoSpin(登録商標) miRNA Plasma(タカラバイオ製)、Quick-cfRNA Serum & Plasma Kit(ザイモリサーチ製)、miRNeasy Serum/Plasma キット(キアゲン製)、miRVana PARIS isolation kit(サーモフィッシャー製)、PureLinkTM Total RNA Blood Kit(サーモフィッシャー製)、Plasma/Serum RNA Purification Kit (Norgen Biotech製)、microRNA Extractor(登録商標) SP Kit(和光純薬製)、High Pure miRNA Isolation Kit(シグマアルドリッチ製)などを利用して実行することができる。また、市販のキットによらず、生体試料をバッファーで希釈した上で、80~100℃の加熱処理後に遠心分離して上清を得る、という簡便な方法を使うこともできる。
本発明の実施形態における配列番号1のmiRNAの定量(量の測定)は、当業者に公知の方法によって容易に行うことができる。例えば、配列番号1のmiRNAの定量は、核酸増幅法を用いて行うことができ、増幅の速度を指標としてmiRNAの量を知ることができる。核酸増幅法としては、PCR法、LAMP法などを挙げることができ、好ましくはLAMP法を用いることができる。PCR法を用いる場合には、増幅速度は、増副産物の量を示すシグナルが閾値に達するまでのサイクル数に相当するものとして測定することができる。また、LAMP法を用いる場合には、増幅速度は、増副産物の量を示すシグナルが閾値に達するまでの時間に相当するものとして測定することができる。ここで、増幅速度が速い場合には前記miRNAの発現量が多く、増幅速度が遅い場合には前記miRNAの発現量が少ないことが示される。
さらに、生体試料中の配列番号1のmiRNAのコピー数を知るためには、例えば、前記miRNAを既知のコピー数で含有する複数の試料を用意し、被検者からの生体試料と同様に処理して前記miRNAの定量操作を行うことにより、検量線を作成することができる。被検者からの生体試料における測定値とこの検量線を比較することにより、生体試料に含まれる前記miRNAのコピー数を知ることができる。
PCR法によるmiRNAの定量は、市販のキットを使用して容易に行うことができる。例えば、qPCR法を用いる場合、例えば、TaqMan Advanced miRNA Assays (サーモフィッシャー製、ID:483036_mir)、miRCURY LNA miRNA PCR Assays(キアゲン製、カタログNo.YP02103132)などを用いることができる。また、qPCR法は、SYBR(登録商標) Green qPCR microRNA 検出システム(オリジンテクノロジーズ製)と特異的プライマーとを用いて実施することもできる。
前記miRNAをLAMP法で定量する場合、特開2019-017383号公報に記載される方法で長鎖化し、LAMP増幅することができる。すなわち、標的miRNAにハイブリダイズする配列を3’末端に持ち、その5’側にLAMP増幅用プライマー配列またはその相補鎖を持つ第一伸長用プライマーと、標的miRNAの相補鎖にハイブリダイズする配列を3’末端に持ち、その5’側にLAMP増幅用プライマー配列またはその相補鎖を持つ第二の伸長用プライマーとを用いて伸長産物を作製し、伸長用プライマーに含まれるLAMPプライマー配列を用いてLAMP増幅する方法を用いることができる。その場合、第一の伸長用プライマーには配列番号2(CCAGTCCGCCACTGTACTCACGACC)のプライマーが、第二の伸長用プライマーには配列番号3(AGGGTTGGAGGTTCATGTCAAGGCCCAGTCTCACGTATTCCACTGACCACCAGTCGCACTGAGGGGACTCGGCGTGGCGT)のプライマーを用いることができ、LAMP増幅には、配列番号4(TGGAATACGTGAGACTGGGCCTTTTTTTTTAGGGTTGGAGGTTCATGTCA)および配列番号5(CTGACCACCAGTCGCACTGAGCCAGTCCGCCACTGTACT)のプライマーをそれぞれFIPおよびBIPプライマーとして用い、配列番号6(TGGCGTCGGTC)のプライマーをループプライマーとして用いることにより、好適に増幅することができる。さらに、ループプライマーとしては配列番号7(CGTCGGTCGTGAG)のプライマーを用いることも可能である。
本発明の実施形態のキットは、前記miRNAの量を測定するための試薬として、上記のようなプライマーや試薬を含むことができる。特に、LAMP法を用いて前記miRNAを定量する場合には、本発明の実施形態のキットは、配列番号2~6で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセット、または配列番号2~5および7で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを含むことが好ましい。さらに、本発明の実施形態のキットは、dNTP、逆転写酵素、耐熱性ポリメラーゼなどの試薬を適宜含むことができる。
さらに、上記のプライマーセットを用いた前記miRNAの定量法は、新規な方法であり、よって、本発明の一つの実施形態をなす。従って、本発明の一つの実施形態によれば、生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定する方法が提供され、この方法は、配列番号2~6で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセット、または配列番号2~5および7で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを用いたLAMP法により核酸増幅を行うことを含んでなる。また、本発明の他の実施形態によれば、生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定するためのキットが提供され、このキットは、配列番号2~6で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセット、または配列番号2~5および7で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを含んでなる。このキットは、LAMP法に用いられる他の試薬を含むこともできる。
本発明の実施形態によれば、被検者ががんに罹患しているか否かを判別することが可能となる。miRNAをマーカーとして用いたがんに関連する診断には様々な診断があり、例えば、特定のがんのステージを予測するための診断や、がんの再発の予測や予後予測のための診断なども知られているが、本発明の実施形態による診断はこれらとは異なる。また、本発明の実施形態によれば、単独の特定のがんではなく、がん全般、特に複数種のがんの診断が可能とされ、これは、年に一度の健康診断などにおいて、広い範囲のがんの一次スクリーニングに特に適しているということができる。
上述した実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
以下の実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下の実施例において、検査の精度を示す「感度」、「特異度」および「AUC」は次の意味を有する。「感度」は、検査値がある閾値を超えたときに陽性と判断する場合に、疾患群の検査値のうち、閾値を超える検査値の割合を0~1の数値で表したものである。よって、感度が1に近いほど、偽陰性が少ないことが示される。「特異度」は、検査値がある閾値を超えたときに陽性と判断する場合に、健常群の検査値のうち、閾値以下の検査値の割合を0~1の数値で表したものである。よって、特異度が1に近いほど、偽陽性が少ないことが示される。最後に、「AUC」は、感度を縦軸(0~1)とし、(1-特異度)を横軸(0~1)とし、閾値を連続的に変化させていったときのROC曲線を作成したときの、その曲線の下の面積である。AUCが1に近い(つまり曲線が左上角に近い)ほど、その診断方法の診断能力が高いことが示される。逆に、AUCが0.5に近い(つまり曲線が対角線に近い)ほど、その診断方法の診断能力が低いことが示される。
実施例1:qRT-PCRによるmiRNAの定量
本実施例では、qRT-PCR法を用いて、健常者血清およびがん患者血清中の配列番号1のmiRNAの定量を行った。
検体数は、健常者16検体、がん患者94検体であり、がん患者検体の内訳は、乳がん22、大腸がん6、胃がん6、肺がん3、卵巣がん6、膵臓がん6、胆管がん5、食道がん5、肝臓がん5、脳腫瘍5、膀胱がん5、前立腺がん5、肉腫5、子宮体がん5、および子宮肉腫5であった。すべての血清は、NucleoSpin(登録商標) miRNA Plasma(タカラバイオ)を用いて抽出した。TaqMan(登録商標) Advanced miRNA Assay(サーモフィッシャー・サイエンティフィック)の取扱説明書にしたがって、TaqMan(登録商標) Advanced miRNA cDNA Synthesis Kit(サーモフィッシャー・サイエンティフィック)でcDNA合成した。続いてTaqMan(登録商標) Fast Advanced Master Mix(サーモフィッシャー・サイエンティフィック)、および、TaqMan(登録商標) Advanced miRNA Assay ID:483036_mirを用いてTaqMan PCRを行い、Ct値を測定した。サンプルとともに配列番号1の合成RNAの10,10,10,10コピー/μLを用いて同様に反応させ、検量線を作成した。10コピー/μLでは検出下限以下であった。
結果を以下の表1に示す。
Figure 0007299765000001
定量の結果、健常者では、検出下限以下が4検体あった。また、検出できた健常者検体の多くは検量線下限の10コピー/μLを下回っており、検量線を延長して算出した推定値として10コピー/μLオーダーであった。一方、がん患者では、がんの種類によらず、10コピー/μLを超えるものが多数であった。110検体の定量結果を箱ひげ図で示した(図1)。縦軸は、抽出液1μLあたりのコピー数を底10の対数で示している。がん患者は健常者より高い値に分布することが示された。閾値を10コピー/μLとしたときの健常者とがん患者を切り分ける感度は0.83、特異度は0.94、AUC(Area Under Curve)は0.95となり、配列番号1のmiRNAは、がんであるかどうかを判定するためのマーカーとして高性能であることが示された。
実施例2:LAMP法によるmiRNAの定量
本実施例では、LAMP法を用いて、健常者血清およびがん患者血清中の配列番号1のmiRNAの定量を行った。
検体の内訳、抽出法は、実施例1と同じである。抽出サンプル2μLを、反応体積20μL、16℃10分、42℃5分、85℃5分の条件で逆転写した。逆転写反応液の組成は、67unit MultiScribe(登録商標) Reverse Transcriptase(*)、1x RT Buffer(*)、0.1mM dNTPs(*)、4U RNaseOUT(サーモフィッシャー・サイエンティフィック)、10nM RT プライマー(CCAGTCCGCCACTGTACTCACGACC:配列番号2)とした。*はすべてHigh-Capacity cDNA Reverse Transcription Kit(サーモフィッシャー・サイエンティフィック)に含まれているものを用いた。逆転写後の反応液に、長鎖化液5μLを添加して、95℃2分後、95℃20秒-59℃30秒-72℃10秒のサイクルを20回かけて長鎖化を行った。添加する長鎖化液は、25μL長鎖化反応液中に、0.5U DeepVent (exo-) DNA polymerase(ニューイングランドバイオ)を含み、終濃度が、0.2x ThermoPol Buffer(DeepVent (exo-) DNA polymerase付属)、0.2mM MgSO、0.12mM dNTPs、10nM EL プライマー(AGGGTTGGAGGTTCATGTCAAGGCCCAGTCTCACGTATTCCACTGACCACCAGTCGCACTGAGGGGACTCGGCGTGGCGT:配列番号3)となるよう調整した。次に、長鎖化した産物1μLを、反応体積25μL、65℃60分の条件でLAMP増幅を行い蛍光強度の立上り時間を測定した。LAMP増幅液は、8U Tin(exo-)LF DNA polymerase(Optigene)、0.5μL EvaGreen(登録商標)(Biotium)を含み、終濃度がそれぞれ、20mM Tris-HCl(pH 8.0)、50mM KCl、8mM MgSO、10mM (NH)SO、0.1% Tween-20、0.8M ベタイン、1.4mM each dNTPs、1.6μM FIP プライマー(TGGAATACGTGAGACTGGGCCTTTTTTTTTAGGGTTGGAGGTTCATGTCA:配列番号4)、1.6μM BIPプライマー(CTGACCACCAGTCGCACTGAGCCAGTCCGCCACTGTACT:配列番号5)、0.8μM LBプライマー(TGGCGTCGGTC:配列番号6)となるよう調整した。リアルタイムPCR装置にて、経時的に蛍光強度を測定し、閾値を超える時間を測定した。サンプルとともに配列番号1の合成RNAの10,10,10,10コピー/μLを用いて同様に反応させ、検量線を作成した。
結果を以下の表2に示す。
Figure 0007299765000002
定量の結果、健常者は102~3コピー/μLオーダー、がん患者はがん種によらず、103~4コピー/μLオーダーの分布であった。110検体の定量結果を箱ひげ図で示した(図2)。がん患者は健常者より高い値に分布することが示された。閾値を10コピー/μLとしたときの健常者とがん患者を切り分ける感度は0.95、特異度は1.00、AUCは0.99となり、配列番号1のmiRNAは、がんであるかどうかを判定するためのマーカーとして高性能であることが示された。
実施例3:配列番号6のループプライマーに代えて配列番号7のループプライマーを用いた場合の検討
実施例2において作製した合成RNAによる検量線用長鎖化産物を、配列番号6のLBに代えて、配列番号7(CGTCGGTCGTGAG)のLBで増幅したところ、同様の検量線が得られた。よって、配列番号7のLBは、本LAMP増幅系において有効であることが示された。

Claims (16)

  1. 被検者におけるがんの診断のための指標を提供する方法であって、
    (a)前記被検者から得られた生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定する工程、および
    (b)工程(a)で測定された測定値を、健常者から得られた同種の生体試料について同様に測定された前記RNAの量の測定値と比較する工程
    を含んでなり、
    前記がんが、乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫であり、
    工程(a)において測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも高い場合には、該被検者が乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫の全てついて、罹患している可能性があることが示され、
    工程(a)において測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも低いか、またはこれと同等である場合には、該被検者が乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫のいずれにも罹患していないことが示され、
    前記生体試料が血液、血清または血漿である、方法。
  2. 生体試料が血清である、請求項1に記載の方法。
  3. 健常者についての測定値が、複数の健常者についての定量値に基づいて定められる適正範囲の上限値である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 生体試料中の前記RNAの量の測定が、核酸増幅法を用いて行われる、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記核酸増幅法がPCR法である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記核酸増幅法がLAMP法である、請求項4に記載の方法。
  7. 前記LAMP法が、配列番号2~6で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを用いて行われる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記LAMP法が、配列番号2~5および7で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを用いて行われる、請求項6に記載の方法。
  9. 前記RNAを既知のコピー数で含有する複数の試料に基づいて作成された検量線を用いることにより、生体試料中の前記RNAのコピー数が決定される、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 被検者におけるがんの診断のためのキットであって、前記被検者から得られた生体試料中の配列番号1で表されるヌクレオチド配列を有するRNAの量を測定するための試薬を含んでなり、前記がんが、乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫であり、
    測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも高い場合には、該被検者が乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫の全てついて、罹患している可能性があることが示され、
    測定される被検者についての測定値が健常者についての測定値よりも低いか、またはこれと同等である場合には、該被検者が乳がん、大腸がん、胃がん、肺がん、卵巣がん、膵臓がん、胆管がん、食道がん、肝臓がん、脳腫瘍、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、子宮体がんおよび子宮肉腫のいずれにも罹患していないことが示され、
    前記生体試料が血液、血清または血漿である、キット。
  11. 生体試料が血清である、請求項10に記載のキット。
  12. 前記試薬が核酸増幅法のための試薬である、請求項10または11に記載のキット。
  13. 前記核酸増幅法がPCR法である、請求項12に記載のキット。
  14. 前記核酸増幅法がLAMP法である、請求項12に記載のキット。
  15. 配列番号2~6で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを含む、請求項14に記載のキット。
  16. 配列番号2~5および7で表されるヌクレオチド配列をそれぞれ有するプライマーで構成されるプライマーセットを含む、請求項14に記載のキット。
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