JP7286879B2 - 窒素含有二環式化合物 - Google Patents

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Description

関連特許出願
本出願は、2019年10月18日に出願されたインド仮特許出願第201921042452号の優先権および利益を主張し、その開示内容は、その全体が参照により本明細書に完全に書き直されたかのように本明細書に組み込まれる。
本発明は、窒素含有二環式化合物、その調製、および細菌感染の処置および/または予防におけるその使用に関する。
既知の抗菌薬に対する細菌耐性の出現は、細菌感染の処置において主要な課題となっている。細菌感染、特に耐性菌によって引き起こされる細菌感染の処置のための1つの方法は、細菌耐性に打ち勝つ新しい抗菌薬を開発することである。Coatesらは新しい抗生物質を開発するための手法を概説している(Br. J. Pharmacol. 2007; 152(8), 1147-1154)。しかし、新しい抗菌薬の開発は難題である。たとえば、Gwynnらは、抗菌薬の探索における課題を概説している(Annals of the New York Academy of Sciences, 2010, 1213: 5-19)。従来技術では、いくつかの抗菌薬が記載されている。しかしながら、既知の抗菌薬の1種または複数種に対して耐性を獲得した細菌によって引き起こされるものを含む、細菌感染の処置および/または予防に使用するための強力な抗菌薬に対するニーズは依然として存在する。本発明者らは、驚くべきことに、ある種の窒素含有二環式化合物が抗菌特性を有することを発見した。
したがって、窒素含有二環式化合物、これらの化合物の調製方法、これらの化合物を含む医薬組成物、およびこれらの化合物を使用した対象における細菌感染を処置および/または予防する方法が提供される。
一般的な1態様では、式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩が提供される。
Figure 0007286879000001
(式中、
Bは、
(a) 水素、
(b) ハロゲン、
(c) C1-C6アルキル、
(d) OR1
(e) NR12
(f) SH、
(g) SR1
(h) SOR1
(i) SO21
(j) CHO、
(k) COOR1
(l) CONR12
(m) CN、
(n) ヘテロアリール、
(o) ヘテロシクロアルキル、または
(p) NHC(=NH)NH2から選択され;
1およびR2はそれぞれ独立して、
(a) 水素、
(b) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SH、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよいC1-C6アルキル、
(c) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のシクロアルキル、
(d) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のヘテロシクロアルキル、
(e) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい6~14員のアリール、または
(f) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい5~14員のヘテロアリールであり;
Mは、
(a) 水素、
(b) C1-C6アルキル、または
(c) Na、K、またはCaから独立して選択される、薬学的に許容された塩形成カチオンから選択される)
別の一般的な態様では、式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物が提供される。
別の一般的な態様では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が提供される。
さらに別の一般的な態様では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含む、方法が提供される。
別の一般的な態様では、(a)式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)少なくとも1種の抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体を含む、医薬組成物が提供される。
別の一般的な態様では、式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を調製するためのプロセスが提供される。
本発明の1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の記載で説明される。本発明の他の特徴、目的および利点は、特許請求の範囲を含む以下の記載から明らかになるであろう。
次に例示的な実施形態を参照し、それを説明するために本明細書では特別な用語を用いる。それにもかかわらず、それによって本発明の範囲を限定することは意図していないことを理解されたい。本明細書に例示された発明的特徴の変更およびさらなる改変、ならびに本明細書に例示された本発明の原理の追加的応用は、関連技術分野における本開示を手にした当業者であれば思いつくはずであり、本発明の範囲内で考慮されるものとする。本明細書および添付の特許請求の範囲において使用する場合、単数形の「a」、「an」および「the」は、文脈が明確にそうでないと指示しない限り、複数形の指示対象を含むことに留意しなければならない。本明細書で引用した特許、特許出願、および文献を含むすべての参考文献は、その全体が参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
本発明者らは、驚くべきことに、ある種の窒素含有二環式化合物が抗菌特性を有することを発見した。
本明細書では、用語「C1-C6アルキル」は1~6個の炭素原子を有する分岐または非分岐の非環式炭化水素ラジカルを指す。「C1-C6アルキル」の典型的な非限定的な例としては、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、iso-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、イソペンチル、n-ヘキシルなどが挙げられる。「C1-C6アルキル」は非置換であってもよいし、1個または複数個の置換基で置換されていてもよい。このような置換基の典型的な非限定的な例としては、ハロゲン、アルコキシ、CN、COOH、CONH2、OH、-NH2、-NHCOCH3、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、尿素、チオ尿素、グアニジン、ケト、オキシム、O-アルキル、O-アリール、N-アルキル、N-アリール、SO-アルキル、SO-アリール、S-アルキル、S-アリール、SO2-アルキル、SO2-アリール、OSO2-アルキル、OSO2-アリール、COO-アルキル、COO-アリール、CON-アルキル、CON-アリール、NHCO-アルキル、NHCO-アリール、NHCON-アルキル、NHCON-アリール、NHCSN-アルキル、NHC(=NH)NH2、NHCSN-アリール、(=N-O-アルキル)などが挙げられる。
本明細書では、用語「シクロアルキル」は3~7員の環状炭化水素ラジカルを指す。シクロアルキル基は1個もしくは複数個の二重もしくは三重結合、または二重結合と三重結合の組合せを組み込んでいてもよいが、非芳香族である。シクロアルキル基の典型的な非限定的な例としては、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、およびシクロヘプタンなどが挙げられる。シクロアルキルは、非置換であってもよいし、1個または複数個の置換基で置換されていてもよい。このような置換基の典型的な非限定的な例としては、C1-C6アルキル、ハロゲン、CN、COOH、CONH2、OH、-NH2、-NHCOCH3、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、尿素、チオ尿素、グアニジン、ケト、オキシム、O-アルキル、O-アリール、N-アルキル、N-アリール、SO-アルキル、SO-アリール、S-アルキル、S-アリール、SO2-アルキル、SO2-アリール、OSO2-アルキル、OSO2-アリール、COO-アルキル、COO-アリール、CON-アルキル、CON-アリール、NHCO-アルキル、NHCO-アリール、NHCON-アルキル、NHCON-アリール、NHCSN-アルキル、NHC(=NH)NH2、NHCSN-アリール、(=N-O-アルキル)などが挙げられる。
本明細書では、用語「ヘテロシクロアルキル」は、窒素、酸素、または硫黄から選択される1個または複数個のヘテロ原子を含む4~7員のシクロアルキル基を指す。ヘテロシクロアルキル基は1個もしくは複数個の二重もしくは三重結合、または二重結合と三重結合の組合せを組み込んでいてもよいが、非芳香族である。ヘテロシクロアルキル基の典型的な非限定的な例としては、アゼチジン、ピロリジン、2-オキソピロリジン、イミダゾリジン-2-オン、ピペリジン、オキサジン、チアジン、ピペラジン、モルホリン、チオモルホリン、アゼパン(azapane)、ピペラジン-2,3-ジオンなどが挙げられる。ヘテロシクロアルキルは、非置換であってもよいし、1個または複数個の置換基で置換されていてもよい。このような置換基の典型的な非限定的な例としては、C1-C6アルキル、ハロゲン、CN、COOH、CONH2、OH、-NH2、-NHCOCH3、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、尿素、チオ尿素、グアニジン、ケト、オキシム、O-アルキル、O-アリール、N-アルキル、N-アリール、SO-アルキル、SO-アリール、S-アルキル、S-アリール、SO2-アルキル、SO2-アリール、OSO2-アルキル、OSO2-アリール、COO-アルキル、COO-アリール、CON-アルキル、CON-アリール、NHCO-アルキル、NHCO-アリール、NHCON-アルキル、NHCON-アリール、NHCSN-アルキル、NHC(=NH)NH2、NHCSN-アリール、(=N-O-アルキル)などが挙げられる。
本明細書では、用語「アリール」は、単環式または多環式の芳香族炭化水素を指す。アリール基の典型的な非限定的な例としては、フェニル、ナフチル、アントラセニル、フルオレニル、フェナントレニルなどが挙げられる。アリール基は、非置換であってもよいし、1個または複数個の置換基で置換されていてもよい。このような置換基の典型的な非限定的な例としては、C1-C6アルキル、ハロゲン、CN、COOH、CONH2、OH、-NH2、-NHCOCH3、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、尿素、チオ尿素、グアニジン、ケト、オキシム、O-アルキル、O-アリール、N-アルキル、N-アリール、SO-アルキル、SO-アリール、S-アルキル、S-アリール、SO2-アルキル、SO2-アリール、OSO2-アルキル、OSO2-アリール、COO-アルキル、COO-アリール、CON-アルキル、CON-アリール、NHCO-アルキル、NHCO-アリール、NHCON-アルキル、NHCON-アリール、NHCSN-アルキル、NHCSN-アリール、NHC(=NH)NH2、(=N-O-アルキル)などが挙げられる。
本明細書では、用語「ヘテロアリール」は、1個または複数個の炭素原子が窒素、酸素および硫黄から選択されるヘテロ原子で置き換えられている単環式または多環式の芳香族炭化水素基を指す。ヘテロアリール基が2個以上のヘテロ原子を含む場合、ヘテロ原子は同一であっても異なっていてもよい。ヘテロアリール基の典型的な非限定的な例としては、1,2,4-オキサジアゾール、1,3,4-オキサジアゾール、1,3,4-チアジアゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,3,4-テトラゾール、1,3-オキサゾール、1,3-チアゾール、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、フラン、ピロール、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンズイミダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、チアゾールなどが挙げられる。ヘテロアリール基は、非置換であってもよいし、1個または複数個の置換基で置換されていてもよい。このような置換基の典型的な非限定的な例としては、C1-C6アルキル、ハロゲン、CN、COOH、CONH2、OH、-NH2、-NHCOCH3、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、尿素、チオ尿素、グアニジン、ケト、オキシム、O-アルキル、O-アリール、N-アルキル、N-アリール、SO-アルキル、SO-アリール、S-アルキル、S-アリール、SO2-アルキル、SO2-アリール、OSO2-アルキル、OSO2-アリール、COO-アルキル、COO-アリール、CON-アルキル、CON-アリール、NHCO-アルキル、NHCO-アリール、NHCON-アルキル、NHCON-アリール、NHCSN-アルキル、NHC(=NH)NH2、NHCSN-アリール、(=N-O-アルキル)などが挙げられる。
本明細書では、用語「立体異性体」は、同一の化学構成を有するが、空間におけるそれらの原子または基の配置に関して異なる化合物を指し、それらを含む。式(I)の化合物は、不斉中心またはキラル中心(「*」で示されるものを含む)を含み、したがって、種々の立体異性体形態で存在する。特に明記しない限り、式(I)の化合物のすべての立体異性体形態、ならびにラセミ混合物を含むそれらの混合物が本発明の一部を形成することを意図している。さらに、すべての幾何異性体および位置異性体(シス体およびトランス体を含む)、ならびにそれらの混合物も、本発明の範囲に包含される。一般に、化合物への言及は、その立体異性体および様々な立体異性体の混合物を対象とすることを意図している。
本明細書では、用語「置換されていてもよい」は、置換が任意であり、したがって非置換の原子および部位、ならびに置換の原子および部位の両方を含むことを意味する。「置換されている」原子または部位は、指定された原子または部位の通常の原子価を超えず、かつ置換により安定な化合物が得られることを条件に、指定された原子または部位上の任意の水素を、示された置換基からの選択で置き換えられることを示す。
本明細書では、用語「薬学的に許容される塩」は、遊離化合物の所望の薬理活性を有し、生物学的にもその他の点でも望ましくないものではない、所与の化合物の1種または複数種の塩を指す。一般に、「薬学的に許容される塩」は、過度の毒性、刺激、アレルギー反応などを伴わずにヒトおよび動物の組織と接触して使用するのに適しており、妥当な利益/リスク比に見合った塩を指し、それらを含む。薬学的に許容される塩は、当技術分野において周知である。たとえば、S.M.Berge、ら(その全体が参照により本明細書に組み込まれる、J. Pharmaceutical Sciences, 66: 1-19 (1977))は、様々な薬学的に許容される塩を詳細に記載している。
一般に、本発明による化合物は、塩基性(たとえば窒素原子)ならびに酸性部位(たとえば、SO3H基)を含む。当業者は、したがって、このような化合物は、酸性塩(無機および/または有機酸で形成)、ならびに塩基性塩(無機および/または有機塩基で形成)を形成し得ることを理解するであろう。このような塩は、当技術分野で説明されている手順を用いて調製することができる。たとえば、化合物を適切な量の酸で処理することにより、塩基性部位をその塩に変換することができる。このような適切な酸の典型的な非限定的な例としては、塩酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸などが挙げられる。あるいは、適切な塩基で処理することにより、酸性部位をその塩に変換してもよい。このような塩基の典型的な非限定的な例としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウムなどが挙げられる。塩に変換可能な2個以上の官能基を含む化合物の場合、そのような官能基はそれぞれ独立して塩に変換することができる。たとえば、塩基性窒素原子を2個含む化合物の場合、一方の塩基性窒素はある酸と塩を形成し、他方の塩基性窒素は別の酸と塩を形成することができる。本発明による化合物は、酸性部位ならびに塩基性部位の両方を含み、したがって、分子内塩または対応する両性イオンを形成することができる。一般に、本発明による式(I)の化合物のすべての薬学的に許容される塩形態、たとえば酸付加塩、塩基付加塩、両性イオンなどは、本発明の範囲内にあることが企図され、薬学的に許容される塩として総称的に言及される。
本明細書では、用語「感染」または「細菌感染」は、対象内または対象上に、その増殖が阻害されたならば対象にとって有益となると思われる細菌が存在することを指し、またその存在を含む。したがって、用語「感染」は、細菌の存在を指すのに加えて、望ましくない通常のフローラ(flora)も指す。用語「感染」は、細菌によって引き起こされる感染を含む。
本明細書では、用語「処置する(treat)」、「処置すること(treating)」または「処置(treatment)」は、予防および/または治療目的のために、医薬組成物または1種もしくは複数種の医薬活性成分を含む医薬を投与することを指す。用語「予防的処置」は、まだ感染していないが、感染しやすい、または感染のリスクがある対象を処置すること(細菌感染を予防すること)を指す。用語「治療的処置」は、既に感染している対象に処置を施すことを指す。本明細書では、用語「処置する」、「処置すること」または「処置」は、本明細書で述べられる組成物または1種または複数種の医薬活性成分を、追加の医薬活性成分もしくは不活性成分と共にまたはそれらは無しで、(i)細菌感染、もしくは細菌感染の1種もしくは複数種の症状のいずれかを減少させるもしくは取り除くため、または(ii)細菌感染、もしくは細菌感染の1種もしくは複数種の症状の進行を遅らせるため、または(iii)細菌感染、もしくは細菌感染の1種もしくは複数種の症状の重症度を低減するため、または(iv)細菌感染の臨床症状を抑制するため、または(v)細菌感染の有害症状の発現を抑制するために投与することも指す。
本明細書では、用語「医薬有効量」または「治療的有効量」または「有効量」は、治療効果を有する量、または対象に治療効果をもたらすために必要な量を指す。たとえば、治療的または医薬有効量の抗菌薬または医薬組成物は、臨床試験結果、モデル動物感染試験、および/またはインビトロ試験(たとえば、寒天培地中またはブロス培地中)により判断され得る、所望の治療効果をもたらすのに必要な抗菌薬または医薬組成物の量である。医薬有効量は、関与している微生物(たとえば、細菌)、対象の特徴(たとえば身長、体重、性別、年齢、および病歴)、感染の重症度、および使用する抗菌薬の特定の種類などのいくつかの要因に依存するが、これらに限定されない。予防的処置の場合、治療的または予防的有効量は微生物(たとえば、細菌)感染を予防するのに有効であると思われる量である。本発明による化合物および/または医薬組成物は、所望の治療効果または結果をもたらすのに有効な量で使用される。
用語「投与(administration)」または「投与すること(administering)」は、たとえば、任意の適切な方法による組成物または1種もしくは複数種の医薬活性成分の対象への送達を含み、これは、組成物またはその活性成分または他の医薬活性成分を感染の部位に送達する役割を果たす。投与の方法は、たとえば、医薬組成物の構成要素または医薬活性成分もしくは不活性成分の性質、潜在的または実際の感染の部位、関与している微生物、感染の重症度、対象の年齢および体調などの様々な要因に応じて変化し得る。本発明による組成物または医薬活性成分を対象に投与する方法のいくつかの非限定的な例としては、経口、静脈内、局所、呼吸内、腹腔内、筋肉内、非経口、舌下、経皮、鼻腔内、エアロゾル、眼内、気管内、直腸内、膣内、遺伝子銃、皮膚パッチ、点眼、点耳または洗口液などが挙げられる。2種以上の成分(活性または不活性)を含む医薬組成物の場合、そのような組成物を投与する方法の1つは、成分を混合し(たとえば、錠剤、カプセル、薬液、粉薬などの適切な単位剤形の形態で)、その後その剤形を投与することである。あるいは、組成物全体として相乗的および/または所望の効果を発揮するように、これらの成分が有益な治療レベルに達する限り、成分は別々に(同時にまたは1種ずつ)投与されてもよい。
本明細書では、用語「増殖」は、1種または複数種の微生物の増殖を指し、微生物(たとえば、細菌)の生殖または個体群の拡大を含む。用語「増殖」はまた、微生物(たとえば、細菌)の進行中の代謝プロセスの維持も含み、微生物を生かすプロセスも含む。
本明細書では、用語「有効性」は、処置、または組成物、または1種または複数種の医薬活性成分が、対象において所望の生物学的効果をもたらす能力を指す。たとえば、用語、組成物または抗菌薬の「抗菌有効性」は、組成物または抗菌薬が、対象における微生物(たとえば、細菌)感染を処置または予防する能力を指す。
本明細書では、用語「相乗的」または「相乗作用」は、それらの組み合わせた効果がそれらの個々の効果よりも大きくなるような2種以上の薬剤の相互作用を指す。
本明細書では、用語「抗菌薬」は、(i)細菌の増殖を阻害する、低下させる、もしくは予防すること;(ii)対象において感染をもたらす細菌の能力を阻害するもしくは低下させること、または(iii)環境において繁殖するもしくは感染力を保つ細菌の能力を阻害することもしくは低下させることが可能な、任意の物質、化合物、または物質の組合せ、または化合物の組合せを指す。用語「抗菌薬」は、細菌の感染性または発病性を低下させることのできる化合物も指す。
本明細書では、用語「ベータ-ラクタム抗菌薬」は、抗菌特性を有しその分子構造中にベータ-ラクタム核を含む化合物を指す。
本明細書では、用語「ベータ-ラクタマーゼ」は、ベータ-ラクタム環を分解する任意の酵素もしくはタンパク質、または任意の他の物質を指す。用語「ベータ-ラクタマーゼ」には、細菌により産生され、ベータ-ラクタム化合物中のベータ-ラクタム環を部分的にまたは完全に加水分解する能力を有する酵素が含まれる。
本明細書では、用語「ベータ-ラクタマーゼ阻害剤」は、1種または複数種のベータ-ラクタマーゼ酵素の活性を部分的にまたは完全に阻害することのできる化合物を指す。
用語「医薬不活性成分」または「担体」または「賦形剤」は、化合物の投与を容易にするため、たとえば、化合物の溶解性を高めるために使用される化合物または物質を指す。固体担体の典型的な非限定的な例としては、デンプン、ラクトース、リン酸二カルシウム、スクロース、およびカオリンなどが挙げられる。液体担体の典型的な非限定的な例としては、滅菌水、生理食塩水、緩衝液、非イオン性界面活性剤、ならびに食用油、たとえば油、ピーナッツ油、およびごま油などが挙げられる。さらに、当技術分野で一般的に使用される様々な補助的薬剤が含まれていてもよい。これらおよび他のこのような化合物は、文献、たとえば、Merck Index(Merck & Company, Rahway, N.J.)に記載されている。医薬組成物における様々な構成要素の含有に関する考察は、たとえば、Gilman et al. (Eds.) (1990); Goodman and Gilman's: The Pharmacological Basis of Therapeutics, 8th Ed., Pergamon Press.に記載されており、これはその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書では、用語「対象」は、脊椎動物または無脊椎動物を指し、哺乳動物を含む。用語「対象」は、ヒト、動物、鳥、魚、または両生類を含む。「対象」の典型的な非限定的な例としては、ヒト、ネコ、イヌ、ウマ、ヒツジ、ウシ(bovine cows)、ブタ、子ヒツジ、ラット、マウス、およびモルモットなどが挙げられる。
本明細書では、用語「薬学的に許容される誘導体」は、対象に投与すると親化合物を(直接的または間接的に)提供することができる本明細書に記載されている化合物の任意の薬学的に許容される塩、プロドラッグ、代謝物、エステル、エーテル、水和物、多形体、溶媒和物、複合体、エナンチオマーまたは付加物を指し、これらを含む。たとえば、用語「抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体」は、対象に投与すると抗菌化合物を(直接的または間接的に)提供することができる抗菌薬のすべての誘導体(たとえば、塩、プロドラッグ、代謝物、エステル、エーテル、水和物、多形体、溶媒和物、複合体、エナンチオマーまたは付加物)を含む。
一般的な1態様では、式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩が提供される。
Figure 0007286879000002
(式中、
Bは、
(a) 水素、
(b) ハロゲン、
(c) C1-C6アルキル、
(d) OR1
(e) NR12
(f) SH、
(g) SR1
(h) SOR1
(i) SO21
(j) CHO、
(k) COOR1
(l) CONR12
(m) CN、
(n) ヘテロアリール、
(o) ヘテロシクロアルキル、または
(p) NHC(=NH)NH2から選択され;
1およびR2はそれぞれ独立して、
(a) 水素、
(b) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SH、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよいC1-C6アルキル、
(c) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のシクロアルキル、
(d) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のヘテロシクロアルキル、
(e) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい6~14員のアリール、または
(f) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい5~14員のヘテロアリールであり;
Mは、
(a) 水素、
(b) C1-C6アルキル、または
(c) Na、K、またはCaから独立して選択される、薬学的に許容された塩形成カチオンから選択される)
本発明による化合物の典型的な非限定的な例としては、
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-ヒドロキシメチ-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-ヒドロキシメチ-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-シアノメチ-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-シアノメチ-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,4,トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(2H-テトラゾリ-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
またはそれらの立体異性体もしくは薬学的に許容される塩などが挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明による化合物の典型的な非限定的な例としては、
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-ヒドロキシメチル(ヒドロキシメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-ヒドロキシメチル(ヒドロキシメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-シアノメチル(シアノメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-シアノメチル(シアノメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,4,トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(2H-テトラゾ―ル(テトラゾール)-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
またはそれらの立体異性体などが挙げられる。
本発明による化合物の典型的な非限定的な例としては、
Figure 0007286879000003

Figure 0007286879000004

Figure 0007286879000005
などが挙げられる。
本発明による化合物は、スキーム1およびスキーム2で与えられた一般的手順によって調製することができる。個々の立体異性体は、適切な出発物質および試薬を使用して調製することができる。当業者であれば、記載された方法をさらに変化させ、および/または最適化して、所望の化合物および関連化合物を提供することができることを理解するであろう。
Figure 0007286879000006
スキーム1
Figure 0007286879000007
スキーム2
典型的には、式(XII)の化合物を(2S,5R)-6-ベンジルオキシ-7-オキソ-1,6-ジアザ-ビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸(XIII)のナトリウム塩と反応させて式(XIV)の化合物を得る。次いで、式(XIV)の化合物は、適切な脱ベンジル化剤の存在下で式(XV)の化合物に変換される。適切な脱ベンジル化剤の典型的な非限定的な例としては、炭素上パラジウムなどの遷移金属触媒の存在下での水素ガスなどが挙げられる。式(XV)の化合物は、適切なスルホン化剤の存在下で式(XVI)の化合物に変換される。適切なスルホン化剤の典型的な非限定的な例としては、三酸化硫黄ジメチルホルムアミド錯体などが挙げられる。スルホン化反応の後、酢酸テトラブチルアンモニウムで処理することにより、式(XVI)の化合物を得る。式(XVI)の化合物は、適切な脱保護剤の存在下で式(I)の化合物に変換される。適切な脱保護剤の典型的な非限定的な例としては、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。また、これらの官能基変換をもたらすことができる他の様々な試薬も使用することができる。
より具体的には、本発明によるいくつかの化合物は、特に中間体化合物(XVI)中のAがtert-ブトキシカルボニルで保護されたアミン官能基を含む場合、中間体化合物(XVI)を適切な溶媒(ジクロロメタン、クロロホルム、またはアセトニトリルなど)中、約-10℃~-15℃の温度範囲で約1~14時間、トリフルオロ酢酸で処理することにより、両性イオンとして単離した。
本発明によるいくつかの化合物は、特に中間体化合物(XVI)中のAがtert-ブチルジメチルシリル(TBDMS)で保護されたヒドロキシ官能基およびtert-ブトキシカルボニル(BOC)で保護されたアミン官能基を含む場合、中間体化合物(XVI)を適切な溶媒中、フッ化テトラブチルアンモニウムで、続いてトリフルオロ酢酸で処理することにより、両性イオンとして単離した。
本発明による他のいくつかの化合物は、テトラヒドロフラン-水混合物中で中間体化合物(XVI)を適切なナトリウムイオン交換樹脂に通し、その後真空下で溶媒を蒸発させることにより、対応するナトリウム塩として単離した。
いくつかの実施形態では、式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(a)式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)少なくとも1種の抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(a)(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)少なくとも1種の抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(a)(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)少なくとも1種の抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(a)(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)セフィキシム、セフポドキシム、セフチブテン、セフロキシム、またはそれらの薬学的に許容される塩の1種または複数種を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの実施形態では、(a)((2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩、および(b)セフィキシム、セフポドキシム、セフチブテン、セフロキシム、またはそれらの薬学的に許容される塩の1種または複数種を含む、医薬組成物が提供される。
いくつかの他の実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に本発明による化合物または医薬組成物を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの他の実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、本発明による化合物および/または組成物は、細菌感染の処置または予防に使用される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物の細菌感染の処置または予防における使用が提供される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物の細菌感染の処置または予防における使用が提供される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物が、細菌感染の処置または予防のための医薬の調製において使用される。
いくつかの実施形態では、(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物が、細菌感染の処置または予防のための医薬の調製において使用される。
いくつかの実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩である化合物を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、対象における細菌感染を処置または予防するための方法であって、上記方法は上記対象に(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を含む医薬組成物を投与することを含む、方法が提供される。
本発明による組成物および方法は、少なくとも1種の抗菌薬またはその薬学的に許容される誘導体と組み合わせて、式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩を使用する。本発明による化合物と組み合わせて様々な抗菌薬を使用することができる。抗菌薬は、その構造または作用機序によって分類されることが多い。
抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、アンサマイシン、カルバセフェム、カルバペナム、カルバペネム、セファロスポリン、セファマイシン、セフェム、リンコサミド、リポペプチド、マクロライド、ケトライド、モノバクタム、ニトロフラン、オキサセフェム、オキサペナム、オキサゾリジノン、ペナム、ペネム、ペニシリン、ポリペプチド、キノロン、スルホンアミド、テトラサイクリンなどの抗菌薬の群に属するものなどが挙げられる。
いくつかの実施形態では、抗菌薬はベータ-ラクタム抗菌薬である。
ベータ-ラクタム抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、カルバセフェム、カルバペナム、カルバペネム、セファロスポリン、セファマイシン、セフェム、モノバクタム、オキサセフェム、オキサペナム、ペナム、ペネム、ペニシリンなどとして一般に知られているものなどが挙げられる。
抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、セファセトリル、セファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セファログリシン、セファロニウム、セファロリジン、セファロチン、セファマンドール、セファピリン、セファトリジン、セファザフルール(cefazaflur)、セファゼドン、セファゾリン、セフブペラゾン、セフカペン、セフクリジン、セフダロキシム、セフジニル、セフジトレン、セフェピム、セフェタメト、セフィキシム、セフルプレナム、セフメノキシム、セフメタゾール、セフミノクス、セフォジジム、セフォニシド、セフォペラゾン、セフォラニド、セフォセリス、セフォタキシム、セフォテタン、セフォチアム、セフォベシン、セフォキシチン、セフォキシチン、セフォゾプラン、セフピミゾール、セフピラミド、 セフピロム、セフポドキシム、セフプロジル、セフキノム、セフラジン、セフロキサジン、セフスロジン、セフタロリン、セフタジジム、セフテラム、セフテゾール、セフチブテン、セフチオフル、セフチオレン、セフチゾキシム、セフトビプロール、セフトロザン、セフトリアキソン、セフロキシム、セフゾナム、セファロリジン、セフラジン、セフトロザン(CXA-101)、セフィデロコル、フロモキセフ、ラタモキセフ、ロラカルベフ、モキサラクタムなどが挙げられる。
いくつかの実施形態では、抗菌薬はセファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セフジニル、セフィキシム、セフポドキシム、セフプロジル、セフラジン、セフチブテン、セフロキシム、ロラカルベフ、または薬学的に許容されるそれらの誘導体から選択される少なくとも1種である。
いくつかの実施形態では、抗菌薬はセフポドキシム アキセチル、セフポドキシム プロキセチル、セフチブテン、セフロキシム、セフロキシム アキセチル、セフィキシム、または薬学的に許容されるそれらの誘導体から選択される少なくとも1種である。
アミノグリコシド抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、アミカシン、ゲンタマイシン、カナマイシン、ネオマイシン、ネチルマイシン、トブラマイシン、パロモマイシン、アルベカシン、ストレプトマイシン、アプラマイシン、プラゾマイシンなどが挙げられる。
アンサマイシン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、ゲルダナマシン、ハービマイシンなどが挙げられる。
カルバペネム抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、エルタペネム、ドリペネム、イミペネム、メロペネム、パニペネム、ビアペネム、テビペネム、レナペネム、トモペネムなどが挙げられる。
リンコサミド抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、クリンダマイシン、リンコマイシンなどが挙げられる。
マクロライド抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ジリスロマイシン、エリスロマイシン、ロキシスロマイシン、トロレアンドマイシン、テリスロマイシン、スペクチノマイシン、ソリスロマイシン、ナフィスロマイシン(nafithromycin)などが挙げられる。
モノバクタム抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、アズトレオナム、チゲモナム、カルモナム、ノカルジシンA、LYS-228、AIC499、スルファゼシン、モノスルファクタム0073(monosulfactam 0073)、タブトキシンなどが挙げられる。
ニトロフラン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、フラゾリドン、ニトロフラントインなどが挙げられる。
ペニシリン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、アモキシシリン、アンピシリン、アズロシリン、カルベニシリン、クロキサシリン、ジクロキサシリン、フルクロキサシリン、メズロシリン、メチシリン、ナフシリン、オキサシリン、ペニシリンg、ペニシリンv、ピペラシリン、テモシリン、チカルシリンなどが挙げられる。
ポリペプチド抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、バシトラシン、コリスチン、ポリミキシンBなどが挙げられる。
プレウロムチリン抗生物質の典型的な非限定的な例としては、レファムリンなどが挙げられる。
キノロン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、シプロフロキサシン、エノキサシン、ガチフロキサシン、レボフロキサシン、ロメフロキサシン、モキシフロキサシン、ナリジクス酸、レボナジフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン、トロバフロキサシン、グレパフロキサシン、スパルフロキサシン、テマフロキサシン、フレロキサシン、ペフロキサシン、シタフロキサシンなどが挙げられる。
スルホンアミド抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、マフェニド、スルホンアミドクリソイジン(sulfonamidochrysoidine)、スルファセトアミド、スルファジアジン、スルファメチゾール、スルファメトキサゾール、スルファサラジン、スルフィソキサゾール、トリメトプリムなどが挙げられる。
テトラサイクリン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、デメクロサイクリン、ドキシサイクリン、ミノサイクリン、オキシテトラサイクリン、テトラサイクリン、チゲサイクリンなどが挙げられる。
オキサゾリジノン抗菌薬の典型的な非限定的な例としては、テジゾリド、リネゾリド、ランベゾリド(ranbezolid)、トレゾリド、ラデゾリド、(5S)-N-{3-[3,5-ジフルオロ-4-(4-ヒドロキシ-(4-メトキシメチル)-ピペリジン-1-イル)フェニル]-2-オキソ-オキサゾリジン-5-イルメチル}-アセトアミドなどが挙げられる。
一般に、本明細書で開示される化合物、医薬組成物および方法は、細菌感染を処置および/または予防するのに有用である。有利には、本明細書で開示される化合物、組成物および方法は、既知の抗菌薬またはその既知の組成物の1種または複数種の影響を受けにくいまたは影響を受けないと考えられる細菌によって引き起こされる感染を処置または予防するのにも有効である。様々な抗菌薬に対して耐性を発達させてきたことが知られているこのような細菌のいくつかの非限定的な例としては、アシネトバクター(Acinetobacter)、大腸菌(E.coli)、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、エンテロバクター(Enterobacter)、クレブシエラ(Klebsiella)、シトロバクター(Citrobacter)などが挙げられる。本発明による化合物、組成物および/または方法を用いて処置または予防され得る感染の他の非限定的な例としては、皮膚および軟部組織感染、発熱性好中球減少症、尿路感染、腹腔内感染、呼吸器感染、肺炎(院内)、菌血性髄膜炎(bacteremia meningitis)、外科感染などが挙げられる。
驚くべきことに、本発明による化合物、組成物および方法は、1種または複数種のベータ-ラクタマーゼ酵素を産生する細菌によって引き起こされる細菌感染を処置および/または予防するのにも有効である。本発明による化合物、組成物および/または方法が、典型的なベータ-ラクタム抗生物質と共にそのような耐性菌を処置できることは、当技術分野における重要な進歩を表している。
一般に、本発明による式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩は、対象における抗菌薬の抗菌有効性を増大させるのにも有用である。1種または複数種の抗菌薬の抗菌有効性は、たとえば、上記抗菌薬または薬学的に許容されるその誘導体と、本発明による式(I)の化合物またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩とを共投与することにより増大させることができる。
いくつかの実施形態では、式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩の調製のためのプロセスが提供される。
Figure 0007286879000008
(式中、
Bは、
(a) 水素、
(b) ハロゲン、
(c) C1-C6アルキル、
(d) OR1
(e) NR12
(f) SH、
(g) SR1
(h) SOR1
(i) SO21
(j) CHO、
(k) COOR1
(l) CONR12
(m) CN、
(n) ヘテロアリール、
(o) ヘテロシクロアルキル、または
(p) NHC(=NH)NH2から選択され;
1およびR2はそれぞれ独立して、
(a) 水素、
(b) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SH、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよいC1-C6アルキル、
(c) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のシクロアルキル、
(d) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のヘテロシクロアルキル、
(e) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい6~14員のアリール、または
(f) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい5~14員のヘテロアリールであり;
Mは、
(a) 水素、
(b) C1-C6アルキル、または
(c) Na、K、またはCaから独立して選択される、薬学的に許容された塩形成カチオンから選択される)
(a)式(XII)の化合物と式(XIII)の化合物とを反応させて、式(XIV)の化合物を得ること;
Figure 0007286879000009
(b)式(XIV)の化合物を式(XV)の化合物に変換すること;
Figure 0007286879000010
(c)式(XV)の化合物を式(XVI)の化合物に変換すること;
Figure 0007286879000011
および
(d)式(XVI)の化合物を式(I)の化合物に変換することを含む。
いくつかの実施形態では、式(XIV)の化合物は、適切な試薬の存在下で、式(XII)の化合物を(2S,5R)-6-ベンジルオキシ-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸のナトリウム塩(XIII)と反応させることにより得られる。これらの試薬の典型的な非限定的な例としては、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl)、およびN-メチルモルホリン(NMM)などが挙げられる。
いくつかの他の実施形態では、式(XIV)の化合物は、適切な脱ベンジル化剤の存在下で式(XV)の化合物に変換される。適切な脱ベンジル化剤の典型的な非限定的な例としては、パラジウム炭素などの遷移金属触媒の存在下での水素ガスなどが挙げられる。
いくつかの他の実施形態では、式(XV)の化合物は、適切なスルホン化剤の存在下で、その後の酢酸テトラブチルアンモニウムでの処理により式(XVI)の化合物に変換される。適切なスルホン化剤の典型的な非限定的な例としては、三酸化硫黄ジメチルホルムアミド錯体などが挙げられる。スルホン化反応の後、酢酸テトラブチルアンモニウムで処理することにより、式(XVI)の化合物を得る。
いくつかの他の実施形態では、式(XVI)の化合物は、適切な脱保護剤の存在下で式(I)の化合物に変換される。適切な脱保護剤の典型的な非限定的な例としては、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。
より具体的には、本発明によるいくつかの化合物は、特に中間体化合物(XVI)中のAがtert-ブトキシカルボニルで保護されたアミン官能基を含む場合、中間体化合物(XVI)を適切な溶媒(ジクロロメタン、クロロホルム、またはアセトニトリルなど)中、約-10℃~-15℃の温度範囲で約1~14時間、トリフルオロ酢酸で処理することにより、両性イオンとして単離した。
本発明によるいくつかの化合物は、特に中間体化合物(XVI)中のAがtert-ブチルジメチルシリル(TBDMS)で保護されたヒドロキシ官能基およびtert-ブトキシカルボニル(BOC)で保護されたアミン官能基を含む場合、中間体化合物(XVI)を適切な溶媒中、フッ化テトラブチルアンモニウムで、続いてトリフルオロ酢酸で処理することにより、両性イオンとして単離した。
本発明による他のいくつかの化合物は、テトラヒドロフラン-水混合物中で中間体化合物(XVI)を適切なナトリウムイオン交換樹脂に通し、その後真空下で溶媒を蒸発させることにより、対応するナトリウム塩として単離した。
これらの官能基変換をもたらすことができる他の様々な試薬を使用することができる。本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、本明細書で開示される本発明に対して様々な置換および改変がされ得ることは、当業者には容易に明らかになるであろう。たとえば、当業者であれば、記載された一般的な説明の範囲内で、様々な異なる化合物を使用して本発明を実施できることを認識するであろう。
以下の実施例は、現在最もよく知られている本発明の実施形態を例証する。しかし、以下は本発明の原理の応用の例示または例証にすぎないことを理解されたい。本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、多くの改変および代替の組成物、方法、およびシステムが当業者によって考案され得る。添付の特許請求の範囲は、このような改変および配置を包含することを意図している。したがって、本発明を詳細に上述してきたが、以下の実施例は、本発明の最も実用的かつ好ましい実施形態であると現在考えられるものに関して、さらに詳述する。
(実施例1)
(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(Ia)
Figure 0007286879000012
ステップ1:1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-[(メチルスルホニルオキシ)メチル]ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIIa)の合成。
50mLのジクロロメタン中の1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-ヒドロキシメチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIa)(5.0g,19.28mmol;公開番号WO 2013/075029A1の公開PCT国際出願に記載の同様の手順に従って調製)の溶液に、ひとまとめでトリエチルアミン(4.29mL、30.55mmol)を加え、結果として生じる溶液を-10℃まで冷却した。この冷却した溶液に、塩化メタンスルホニル(2.65g、23.13mmol)を撹拌下に滴下した。反応を薄層クロマトグラフィー(TLC)(酢酸エチル:ヘキサン 1:1)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、水(50mL)を反応混合物に加え、さらに0.5時間撹拌した。有機層を分離し、水(20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を減圧下で蒸発させ、黄色がかった残留物を得た。残留物を高真空下で乾燥させ、さらに精製することなくそのまま次の反応のために使用した(6.5g、収率99%)。
分析:
質量:338.2(M+H);M.W:337.39;M.F:C1323NO7
ステップ-2:1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-ヨードメチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIIIa)の合成。
アセトン(65mL)中の1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-[(メチルスルホニルオキシ)メチル]ピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIIa)(6.50g、19.26mmol)の溶液に、25℃でヨウ化ナトリウム(7.65g、51.04mmol)を加えた。反応混合物を還流させた。反応をTLC(酢酸エチル:ヘキサン 1:1)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、反応混合物を吸引下でろ過し、得られた残留物を追加のアセトン(20mL)で洗浄した。合わせたろ液を減圧下で蒸発させ、得られた残留物を100mlの酢酸エチルに溶解した。酢酸エチル層を100mlの5%チオ硫酸ナトリウム水溶液で、続いて50mlの飽和食塩水で洗浄した。酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒を減圧下で蒸発させ、黄色がかった油状物を残留物として得た。残留物を高真空下で乾燥させ、1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-ヨードメチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIIIa)(6.0g、収率84.0%)を得て、さらに精製することなくそのまま次の反応に使用した。
分析:
質量:370.5(M+H);M.W:369.20;M.F:C1220INO4
ステップ-3:1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(IXa)の合成。
メタノール(60mL)中の1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-ヨードメチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(VIIIa)(6.0g,16.89mmol)の溶液に、10%Pd/C(0.6g)を加えた。溶液を25~30℃で50psiで水素化し、反応の進行を薄層クロマトグラフィー(TLC)(酢酸エチル:ヘキサン 1:1)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、セライト床を通して反応混合物をろ過し、残留物をメタノール(2×10mL)で洗浄した。合わせたろ液から溶媒を減圧下で蒸発させ、1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(IXa)を得た(2.5g、60.8%)。
分析:
質量: 244.9 (M+H); M.W: 243.31; M.F: C12H21NO4;
1H-NMR: (400MHz, CDCl3): δ 3.73 (s, 3 H), 3.48 (s, 1 H), 3.01-2.96 (m, 1H), 2.41 - 2.36 (m, 1 H), 2.26 - 2.21 (m, 1 H), 1.81-1.79 (m, 1 H), 1.59 - 1.51 (m, 1 H), 1.40 (s, 9H), 1.06 (s, 3H).
ステップ-4:tert-ブチル(2S,4R)-2-(ヒドロキシメチル)-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(Xa)の合成。
清浄な乾燥フラスコにアルゴン雰囲気下、水素化リチウムアルミニウム(0.849g,22.36mmol)を加えた。これを-10℃まで冷却し、テトラヒドロフラン(25mL)を添加漏斗からゆっくりと加えた。0.5時間撹拌した後、テトラヒドロフラン(25mL)中の1-tert-ブチル2-メチル(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(IXa)(4.94g、20.33mmol)の溶液を混合物に滴下した。反応を薄層クロマトグラフィー(TLC)(酢酸エチル:ヘキサン 1:4)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、湿潤硫酸ナトリウムをゆっくりと加えた。反応塊を室温で4時間撹拌し、ハイフロ(hyflo)床を通してろ過した。残留物を酢酸エチル(50mL)で洗浄した。ろ液を減圧下で蒸発させ、すべての溶媒を除去した。濃縮した塊を再び酢酸エチル(50mL)で希釈し、その溶液を飽和食塩水(20mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ロータべーパー(rotavapor)で減圧下で蒸発させ、黄色がかった残留物を得た。残留物を高真空で乾燥させ、tert-ブチル(2S,4R)-2-(ヒドロキシメチル)-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(Xa)(3.8g、87%)を得て、さらに精製することなくそのまま次の反応に使用した。
分析:
質量: 215.9 (M+H); M.W: 215.29; M.F: C11H21NO3;
1H-NMR: (500MHz, CDCl3): δ 4.55 (bs, 1 H), 4.06 (bs, 1 H), 3.63 - 3.60 (m, 2 H), 3.48 - 3.46 (m, 1 H), 2.97 - 2.93 (m, 1 H), 2.29 - 2.25 (m, 1 H), 1.69 - 1.64 (m, 2 H), 1.47 (s, 9 H), 1.02 (d, J = 5 Hz, 3 H).
ステップ-5:tert-ブチル(2S,4R)-2-{[(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)オキシ]メチル}-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(XIa)の合成。
ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(4.2mL、21.20mmol)を、撹拌下、室温でtert-ブチル(2S,4R)-2-(ヒドロキシメチル)-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(Xa)(3.8g、17.67mmol)、トリフェニルホスフィン(5.55g、21.20mmol)、およびN-ヒドロキシフタルイミド(2.88g、17.67mmol)を含むテトラヒドロフラン(40mL)の溶液に加えた(発熱反応、氷水により温度制御)。加えた後、室温で4時間撹拌を続けた。この段階での薄層クロマトグラフィー(TLC)は反応の完了を示す。次に、結果として生じる混合物を減圧下で濃縮して油状の残留物を得て、シリカゲル(60~120メッシュサイズ)を使用したカラムクロマトグラフィーにより精製した。溶離液としてv/v酢酸エチル:ヘキサン(1:3)混合物を用いて溶出し、合わせた画分を蒸発させると、tert-ブチル(2S,4R)-2-{[(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)オキシ]メチル}-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(XIa)(5.96g、92%)を油状物として得た。
分析:
質量: 361.2 (M+H); M.W: 360.40; M.F: C19H24N2O5;
1H-NMR: (400MHz, CDCl3): δ 7.84 - 7.75 (m, 4 H), 4.38 - 4.30 (m, 1 H), 4.17 - 3.95 (m, 2 H), 3.56 - 3.49 (m, 1 H), 2.92 - 2.83 (m, 1 H), 2.43 - 2.38 (m, 2 H), 1.74 - 1.69 (m, 1 H), 1.40 (s, 9 H), 1.09 (d, J = 8 Hz, 3 H).
ステップ-6:tert-ブチル(2S,4R)-2-[(アミノオキシ)メチル]-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(XIIa)の合成。
ヒドラジン水和物(1.24mL、24.83mmol)を、撹拌下、室温でジクロロメタン(90mL)中のtert-ブチル(2S,4R)-2-{[(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロ-2H-イソインドール-2-イル)オキシ]メチル}-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(XIa)(5.96g、16.55mmol)の溶液に、加えた。さらに2時間撹拌を続け、反応を薄層クロマトグラフィー(TLC)(酢酸エチル:ヘキサン 1:3)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、揮発分を減圧下で除去し、黄色がかった残留物を得た。残留物を減圧下(4mmHg)で乾燥させ、tert-ブチル(2S,4R)-2-[(アミノオキシ)メチル]-4-メチルピロリジン-1-カルボキシレート(XIIa)(3.1g、82%)を得て、さらに精製することなくそのまま次の反応に使用した。
分析:
質量:229.7(M-H);M.W:230.30;M.F:C112223
ステップ-7:(2S,5R)-6-ベンジルオキシ-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1-tertブチルカルボキシレート]メトキシ}-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(XIVa)の合成。
N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N’-エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC.HCl、3.86g、20.21mmol)、N-メチルモルホリン(NMM、1.83mL、13.47mmol)、および1-ヒドルキシベンゾトリアゾール(HOBT、1.82g、13.47mmol)を、0℃でジメチルホルムアミド(DMF,40ml)中の(2S,5R)-6-ベンジルオキシ-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボン酸(XIII)(4.02g、13.47mmol)のナトリウム塩の撹拌溶液に、順次加えた。国際特許出願第PCT/IB2013/059264号に開示される手順を用いて、化合物(XIII)を調製した。この冷却した溶液に、さらに0℃でジメチルホルムアミド(15ml)中の化合物(XIIa)(3.1g、13.47mmol)の溶液を加え、室温でさらに16時間撹拌を続けた。撹拌しながら反応混合物を冷水(1L)に注ぎ入れた。分離した固体をろ過し、シリカゲル(60~120メッシュ)を使用したカラムクロマトグラフィーによりさらに精製した。酢酸エチル:ヘキサン(1:3)のv/v混合物を用いて溶出し、合わせた画分から溶媒を蒸発させると、化合物(XIVa)(5.06g、77%)を白色固体として得た。
分析:
質量: 487.3 (M-H); M.W: 488.59; M.F: C25H36N4O6;
1H-NMR: (400MHz, CDCl3): δ 10.22 (bs, 1 H), 7.43 - 7.37 (m, 5 H), 5.06 (d, J = 12.0 Hz, 1 H), 4.90 (d, J = 12.0 Hz, 1 H), 4.14 - 3.73 (m, 4 H), 3.49 - 3.45 (m, 1 H), 3.30 - 2.27 (m, 1 H), 3.05 - 3.02 (m, 1 H), 2.89 - 2.83 (m, 2 H), 2.31 - 2.27 (m, 2 H), 2.05 - 1.99 (m, 2 H), 1.84 - 1.80 (m, 2 H), 1.67 - 1.64 (m, 1 H), 1.45 (s, 9 H), 1.04 (d, J = 8 Hz, 3 H).
ステップ-8:(2S,5R)-6-ヒドロキシ-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1-tertブチルカルボキシレート]メトキシ}-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(XVa)の合成。
10%パラジウム炭素(1.69g)を含むメタノール(40mL)中の化合物(XIVa)(5.06g,10.37mmol)の溶液を25~30℃で50psiの圧力で水素化した。反応の進行を薄層クロマトグラフィー(TLC)(酢酸エチル:ヘキサン 1:1)によりモニターした。出発物質を完全に消費した後、セライト床を通して反応混合物をろ過し、残留物を新鮮なメタノール(2×20mL)で洗浄した。合わせたろ液を減圧下で濃縮し、化合物(XVa)(3.55g,86%)を得た。これをそのまま次の反応のために使用した。
分析:
質量:397.3(M-H);M.W:398.46;M.F:C183046
ステップ-9:(2S,5R)-6-スルホオキシ-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1-tertブチルカルボキシレート]メトキシ}-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(XVIa)のテトラブチルアンモニウム塩の合成。
トリエチルアミン(2.43mL、17.83mmol)と、それに続いてピリジン三酸化硫黄錯体(2.13g、13.36mmol)を、撹拌下およびアルゴン雰囲気下、25℃で、ジクロロメタン(35mL)中の(2S,5R)-6-ヒドロキシ-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1-tertブチルカルボキシレート]メトキシ}-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(XVa)(3.55g,8.91mmol)の溶液に加えた。25℃で16時間撹拌を続けた。TLCは反応の完了を示す。結果として生じる混合物を吸引下でろ過し、残留物をジクロロメタン(25mL)で洗浄した。合わせたろ液を減圧下で濃縮し、生成物を油状物として得た。0.5Mのリン酸水素カリウム(KH2PO4)溶液(150mL)を残留の油状物に加え、25℃で0.5時間撹拌した。溶液は酢酸エチル(2×40mL)で洗浄した。水性反応混合物をフラスコに取り、撹拌下、硫酸水素テトラブチルアンモニウム(3.62g,10.69mmol)をそれに加えた。反応混合物を0.5時間撹拌し、ジクロロメタン(2×70mL)で抽出した。ジクロロメタン抽出物を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、揮発分を減圧下で除去し、粗生成物を得た。これを60~120メッシュシリカゲル、およびジクロロメタン:メタノール(10:1)の溶出v/v混合物を使用したカラムクロマトグラフィーにより精製した。純粋な画分を回収し、溶媒を蒸発させ、(2S,5R)-6-スルホオキシ-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-1-tertブチルカルボキシレート]メトキシ}-7-オキソ-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(XVIa)のテトラブチルアンモニウム塩(5.4g、83%)を得た。
分析:
質量: 477.3 (M-H); M.W: 719.99; M.F: C34H65N5O9S;
1H-NMR: (400MHz, CDCl3): δ 10.27 (s, 1 H), 4.35 (s, 1 H), 4.16 - 4.15 (m, 1 H), 4.01 - 3.93 (m, 2 H), 3.91 - 3.79 (m, 1 H), 3.76 - 3.74 (m, 1 H), 3.48 - 3.37 (m, 1 H), 3.32 - 3.28 (m, 8 H), 2.92 - 2.88 (m, 2 H), 2.33 - 2.31 (m, 2 H), 2.20 -2.16 (m, 1 H), 1.92 - 1.84 (m, 1 H), 1.68 - 1.65 (m, 12 H), 1.48 - 1.42 (m, 16 H), 1.06 - 1.01 (m, 15 H)
ステップ-10:(2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチルピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(Ia)の合成。
化合物(XVIa)(5.4g、7.4mmol)をジクロロメタン(32ml)に溶解し、溶液を-15℃に冷却した。トリフルオロ酢酸(21.6ml)を-10℃~-15℃で溶液に滴下した。反応をES-MS分析によりモニターした。溶液の温度を-10℃~-5℃に1時間維持した。反応の完了後、ヘキサン(250ml)を反応混合物に加えた。ヘキサン層をデカントし、油状残留物をヘキサン(150ml)およびジエチルエーテル(250ml)により十分に洗浄した。生成した固体残留物をジエチルエーテル、アセトニトリル、およびジクロロメタン(各80ml)でさらに洗浄した。残留物を減圧下で乾燥させ、生成物を白色固体として得て、これをイソプロパノールと水の混合物(7:1)を使用して再結晶し、式(Ia)の化合物を白色固体(2.05g、収率:73%)として得た。
分析:
質量: 377.0 (M-H); M.W: 378.41; M.F: C13H22N4O7S;
1H-NMR: (500MHz, DMSO-d6): δ 11.66 (s, 1 H), 8.87 (広幅なs, 2 H), 4.05 - 3.91 (m, 4 H), 3.83 (d, J = 5 Hz, 1 H), 3.38 - 3.36 (m, 1 H), 3.05 - 2.96 (m, 2 H), 2.75 (dd, J = 20 Hz, 10 Hz, 1 H), 2.38 - 2.34 (m, 1 H), 2.05 - 2.02 (m, 1 H), 1.92 - 1.82 (m, 2 H), 1.77 - 1.65 (m, 3 H), 1.03 (d, J = 5 Hz, 3 H).
融点:172~174℃(分解)
(実施例2)
(2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(Ib)
Figure 0007286879000013
式(Ib)の化合物を、1-tert-ブチル-2-メチル(2S,4S)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(化合物(Xb))から出発して、実施例1に記載の手順に従い、約23%の全収率で調製した。
Figure 0007286879000014
分析:
質量: 377.0 (M-H); M.W: 378.41; M.F: C13H22N4O7S;
1H-NMR: (500MHz, DMSO-d6): δ 11.74 (s, 1 H), 8.82 (広幅なs, 2 H), 4.01 - 3.92 (m, 3 H), 3.82 - 3.77 (m, 2 H), 3.61 - 3.57 (m, 1 H), 3.33 (dd, J = 15 Hz, 10 Hz, 1H), 3.07 - 3.02 (m, 1 H), 2.97 - 2.94 (m, 1 H), 2.72 (t, J = 15 Hz, 1 H), 2.43 - 2.31 (m, 1 H), 2.19 - 2.13 (m, 1 H), 2.06 - 2.01 (m, 1 H), 1.90 - 1.85 (m, 1 H), 1.75 - 1.63 (m, 3 H), 1.03 (d, J = 5 Hz, 3 H).
(実施例3)
(2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(Ic)
Figure 0007286879000015
式(Ic)の化合物を、1-tert-ブチル-2-メチル(2R,4S)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(化合物(Xc))から出発して、実施例1に記載の手順に従い、約16.4%の全収率で調製した。
Figure 0007286879000016
分析:
質量: 377.0 (M-H); M.W: 378.41; M.F: C13H22N4O7S;
1H-NMR: (500MHz, DMSO-d6): δ 11.72 (s, 1 H), 8.96 (bs, 1H), 8.70 (bs, 1 H), 4.03 - 3.80 (m, 3H), 3.81 -3.80 (d, 1H), 3.43-3.37 (m, 2H), 3.05-2.98 (m, 2H), 2.75-2.73 (m, 1 H), 2.38-2.33 (m, 1 H), 2.08-2.07 (d, 2 H), 1.89-1.82 (m, 2H), 1.71-1.65 (m, 2H), 1.03-1.02 (d, 3H).
(実施例4)
(2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド(Id)
Figure 0007286879000017
式(Id)の化合物を、1-tert-ブチル-2-メチル(2R,4R)-4-メチルピロリジン-1,2-ジカルボキシレート(化合物(Xd))から出発して、実施例1に記載の手順に従い、約20%の全収率で調製した。
Figure 0007286879000018
分析:
質量: 377.0 (M-H); M.W: 378.41; M.F: C13H22N4O7S;
1H-NMR: (500MHz, DMSO-d6): δ 11.73 (s, 1 H), 8.88 (bs, 1H), 8.75 (bs, 1 H), 4.03-3.97 (m, 2H), 3.81 -3.80 (d, 2H), 3.35-3.34 (m, 1H), 3.03-2.99 (m, 2H), 2.75-2.71 (m, 1 H), 2.30-2.29 (m, 1 H), 2.19-2.17 (m, 1H), 2.08 (s, 1H), 2.04-2.02 (m, 1H), 1.90-1.89 (m, 1H), 1.71-1.70 (m, 2H), 1.23-1.21 (m, 1H), 1.04-1.03 (d, 3H).
実施例5~10(表1)の化合物を、実施例1に記載の手順に従い、スキーム1および/またはスキーム2に従うことにより調製した。
Figure 0007286879000019

Figure 0007286879000020
(生物学的活性)
様々な細菌株に対する本発明による代表的な化合物の生物学的活性を調査した。典型的な研究では、一晩増殖させた細菌培養物を適切に希釈し、試験化合物の倍加希釈物を含む寒天培地上に植え付けた。周囲空気中35±2℃で16~20時間インキュベートした後、増殖の有無の観察を実施した。全体の手順は、臨床・検査標準協会(CLSI:Clinical and Laboratory Standards Institute)の勧告(Clinical and Laboratory Standards Institute (CLSI), Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing, 20th Informational Supplement, M07-A9, Volume 32, No. 2, 2012)に従い実施した。各抗菌薬の連続希釈物を含む溶融したミュラーヒントン寒天(MHA)(BD、米国)をプレートに流し込み、固化させた。自動マルチポイントイノキュレーター(multipoint inoculator、Mast、英国)を使用して、約104CFU/スポットの微生物が薬物含有寒天プレートに供給されるように、増殖したばかりの培養物から、適切な懸濁液を生理食塩水で調製した。プレートを生物化学的酸素要求量(BOD)インキュベーターで37℃で18時間インキュベートし、それから増殖について調べた。MICは、細菌の増殖を完全に阻害する薬物の最低濃度として読み取られた。表2は、各種多剤耐性細菌株に対する本発明による化合物の抗菌活性プロファイルを示す。
また、本発明による化合物の抗菌活性を、いくつかの抗菌薬と組み合わせて調査した。たとえば、セフタジジムおよびセフィキシムと組み合わせた式(I)の代表的な化合物(実施例1および実施例2)の抗菌活性を表3にまとめる。
表3から分かるように、セフタジジム、セフィキシム、および式(I)の代表的な化合物(実施例1および実施例2)を単独で用いた場合、顕著な抗菌活性を示さなかった。しかしながら、驚くべきことに、セフタジジムおよびセフィキシムと組み合わせた式(I)の代表的な化合物(実施例1および実施例2)は、高度耐性細菌株に対して、稀で予想外の相乗的抗菌効果を示した。
Figure 0007286879000021
Figure 0007286879000022

Claims (14)

  1. 式(I)の化合物、またはその立体異性体もしくは薬学的に許容される塩。
    Figure 0007286879000023
    (式中、
    Bは、
    (a) 水素、
    (b) ハロゲン、
    (c) C1-C6アルキル、
    (d) OR1
    (e) NR12
    (f) SH、
    (g) SR1
    (h) SOR1
    (i) SO21
    (j) CHO、
    (k) COOR1
    (l) CONR12
    (m) CN、
    (n) ヘテロアリール、
    (o) ヘテロシクロアルキル、または
    (p) NHC(=NH)NH2から選択され;
    1およびR2はそれぞれ独立して、
    (a) 水素、
    (b) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SH、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよいC1-C6アルキル、
    (c) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のシクロアルキル、
    (d) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい3~7員のヘテロシクロアルキル、
    (e) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、またはSHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい6~14員のアリール、または
    (f) CN、ハロゲン、OH、NH2、COOH、CONH2、SHから独立して選択される1個または複数個の置換基で置換されていてもよい5~14員のヘテロアリールであり;
    Mは、
    (a) 水素、
    (b) C1-C6アルキル、または
    (c) Na、K、またはCaから独立して選択される、薬学的に許容された塩形成カチオンから選択される)
  2. (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,4,トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミド;
    またはそれらの立体異性体もしくは薬学的に許容される塩から選択される、請求項1に記載の化合物。
  3. (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-ヒドロキシメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-アミノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩のナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-シアノメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-フルオロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-クロロメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-メルカプトメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アジリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼチジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピロリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペリジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(アゼパン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(ピペラジン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(モルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(チオモルホリン-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピロール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-ピラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,3-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-1,2,4-トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-1,2,4,トリアゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(1H-テトラゾール-1-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-(2H-テトラゾ―ル-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-(2H-テトラゾール-2-イルメチル)-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2S,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4S)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    (2S,5R)-N-{[(2R,4R)-4-カルバムイミドメチル-ピロリジン-2-イル]メチルオキシ}-7-オキソ-6-(スルホオキシ)-1,6-ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン-2-カルボキサミドのナトリウム塩;
    または立体異性体から選択される、請求項1に記載の化合物。
  4. Figure 0007286879000024

    Figure 0007286879000025

    Figure 0007286879000026
    から選択される、請求項1に記載の化合物。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物を含む医薬組成物。
  6. 少なくとも1種の抗菌薬または薬学的に許容されるそのをさらに含む、請求項5に記載の医薬組成物。
  7. 抗菌薬がベータ-ラクタム抗菌薬である、請求項6に記載の医薬組成物。
  8. 抗菌薬がアンサマイシン、カルバセフェム、カルバペナム、カルバペネム、セファロスポリン、セファマイシン、セフェム、リンコサミド、リポペプチド、マクロライド、ケトライド、モノバクタム、ニトロフラン、オキサセフェム、オキサペナム、オキサゾリジノン、ペナム、ペネム、ペニシリン、ポリペプチド、キノロン、スルホンアミド、またはテトラサイクリン抗菌薬からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項6に記載の医薬組成物。
  9. 抗菌薬がセファセトリル、セファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セファログリシン、セファロニウム、セファロリジン、セファロチン、セファマンドール、セファピリン、セファトリジン、セファザフルール、セファゼドン、セファゾリン、セフブペラゾン、セフカペン、セフクリジン、セフダロキシム、セフジニル、セフジトレン、セフェピム、セフェタメト、セフィキシム、セフルプレナム、セフメノキシム、セフメタゾール、セフミノクス、セフォジジム、セフォニシド、セフォペラゾン、セフォラニド、セフォセリス、セフォタキシム、セフォテタン、セフォチアム、セフォベシン、セフォキシチン、セフォキシチン、セフォゾプラン、セフピミゾール、セフピラミド、セフピロム、セフポドキシム、セフプロジル、セフキノム、セフラジン、セフロキサジン、セフスロジン、セフタロリン、セフタジジム、セフテラム、セフテゾール、セフチブテン、セフチオフル、セフチオレン、セフチゾキシム、セフトビプロール、セフトロザン、セフトリアキソン、セフロキシム、セフゾナム、セファロリジン、セフラジン、セフィデロコル、フロモキセフ、ラタモキセフ、ロラカルベフ、モキサラクタム、または薬学的に許容されるそれらのからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項6に記載の医薬組成物。
  10. 抗菌薬がセファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セフジニル、セフィキシム、セフピロム、セフポドキシム、セフプロジル、セフラジン、セフチブテン、セフロキシム、ロラカルベフ、または薬学的に許容されるそれらのからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項6に記載の医薬組成物。
  11. 抗菌薬がエルタペネム、ドリペネム、イミペネム、メロペネム、パニペネム、ビアペネム、テビペネム、レナペネム、トモペネム、または薬学的に許容されるそれらのからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項6に記載の医薬組成物。
  12. 抗菌薬がセフポドキシム アキセチル、セフポドキシム プロキセチル、セフチブテン、セフロキシム、セフロキシム アキセチル、セフィキシム、または薬学的に許容されるそれらのからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項6に記載の医薬組成物。
  13. 細菌感染の処置または予防のための医薬の調製における、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  14. 細菌感染を処置または予防するための、請求項5~12のいずれか1項に記載の医薬組成物。
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