JP7286112B2 - Efハンドカルシウム結合モチーフに由来するカルシウムキレート化ペプチド - Google Patents
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Description
-第1のカルシウム結合ドメイン及び第2のカルシウム結合ドメインはそれぞれ、EFハンドモチーフに由来する少なくとも1つのカルシウム結合部位を含み、
-第1のカルシウム結合ドメイン及び第2のカルシウム結合ドメインは、少なくとも1つのカルシウム結合部位が異なる、ポリペプチドに関する。
D-X1-X2-X3-X4-X5-X6-X7-X8-X9-X10-X11、式中、
-X1はWを除く任意のアミノ酸残基であり、
-X2はD、N、又はSであり、
-X3は、I、L、V、F、Y、及びWを除く、任意のアミノ酸残基であり、
-X4はD、E、N、S、T、又はGであり、
-X5はD、N、Q、G、H、R、又はKであり、
-X6はG及びPを除く任意のアミノ酸残基であり、
-X7はL、I、V、M、又はCであり、
-X8はD、E、N、Q、S、T、A、G、又はCであり、
-X9は任意のアミノ酸残基であり、
-X10は任意のアミノ酸残基であり、
-X11はE又はDである、
又はその機能的変異体に対応するペプチド配列を指す。
-ラットParv EFハンド1のカルシウム結合ループの配列は、DKDKSGFIEEDE(配列番号2)であり、
-ヒトParv EFハンド2のカルシウム結合ループの配列は、DKDGDGKIGVDE(配列番号3)である一方、ラットParv EFハンド2のカルシウム結合ループの配列は、DKDGDGKIGVEE(配列番号4)である。
-CaM EFハンド1のカルシウム結合ループの配列は、ヒトとマウスの両方で、DKDGDGTITTKE(配列番号6)であり、
-CaM EFハンド2のカルシウム結合ループの配列は、ヒトとマウスの両方で、DADGNGTIDFPE(配列番号7)であり、
-CaM EFハンド3のカルシウム結合ループの配列は、ヒトとマウスの両方で、DKDGNGYISAAE(配列番号8)であり、
-CaM EFハンド4のカルシウム結合ループの配列は、ヒトとマウスの両方で、DIDGDGQVNYEE(配列番号9)である。
-Parv EFハンド1の配列は、KSADDVKKVFHILDKDKDGFIDEDELGSILKGFSSD(配列番号10)であり、
-Parv EFハンド2の配列は、LSAKETKTLMAAGDKDGDGKIGVEEFSTLVAES(配列番号11)である。
-CaM EFハンド1の配列は、EQIAEFKEAFSLFDKDGDGTITTKELGTVMRSLGQN(配列番号12)であり、
-CaM EFハンド2の配列は、PTEAELQDMINEVDADGNGTIDFPEFLTMMARKMKD(配列番号13)であり、
-CaM EFハンド3の配列は、DSEEEIREAFRVFDKDGNGYISAAELRHVMTNLGEK(配列番号14)であり、
-CaM EFハンド4の配列は、LTDEEVDEMIREADIDGDGQVNYEEFVQMMTAK(配列番号15)である。
構築:
本発明によるポリヌクレオチドをコードする配列番号22の配列
5ATGTCGATGACAGACTTGCTCAGCGCTGAGGACATCAAGAAGGCGATAGGAGCCTTTACTGCTGCAGACTCCTTCGACCACAAAAAGTTCTTCCAGATGGTGGGCCTGAAGAAAAAGAGTGCGGATGATGTGAAGAAGGTGTTCCACATTCTGGACAAAGACAAAGATGGCTTCATTGACGAGGATGAGCTGGGGTCCATTCTGAAGGGCTTCTCCTCAGATGCCAGAGACTTGTCTGCTAAGGAAACAAAGACGCTGATGGCTGCTGGAGACAAGGACGGGGATGGCAAGATTGGGGTTGAAGAGTTCTCCACTCTGGTGGCCGAAAGCATCGATCTTAAGATGGCTGATCAGCTGACTGAAGAGCAGATTGCTGAATTTAAGGAGGCTTTCTCCCTATTCGATAAAGATGGTGACGGCACCATCACAACCAAGGAACTGGGGACCGTCATGCGGTCACTGGGTCAGAACCCAACAGAAGCCGAGCTGCAGGATATGATCAACGAAGTGGATGCTGATGGCAATGGCACCATTGACTTCCCAGAGTTCTTGACTATGATGGCTAGAAAAATGAAAGACACACTTAAGGCGGATCCCGCCACCTGTACATACCCATACGATGTTCCAGATTACGCT-3のポリヌクレオチドは、配列番号23の配列:
5ATGGGCTGCATCAAGAGCAAGCGCAAGGACAAGATGGGCTGCATCAAGAGCAAGCGCAAGGACAAG3のLynキナーゼN末端ドメインをコードするヌクレオチド配列の縦列反復を用いてインフレームでインシリコで設計し、
所望の配列はそれぞれ、Sigma社及びInvitrogen社のオリゴヌクレオチドとして得られる。オリゴをアニーリングし、レポーター配列を用いてインフレームでpcDNA3-mRFPにクローニングした。脂質ラフト除外型及びサイトゾル型はそれぞれ、配列番号24の配列:
5CAAGAAGAAGAAGAAGAAGAAGAGCAAGACCAAGTGCGTGATCATG3のKrasのCaaX-ポリリジンモチーフをコードする配列の有無にかかわらず、上記のポリヌクレオチドをpcDNA3にサブクローニングすることにより得た。
イメージング:画像は、40倍の油浸対物レンズ(N.A.1.3)とソフトウェアMetamorph(Molecular Devices)とを組み合わせた倒立DMI6000B落射蛍光顕微鏡(Leica)で取得した。ライブイメージング実験では、0.2又は2mMのCaClを含むHBSバッファーで細胞を灌流した。タプシガルギンは1mMで使用した)。CFP(483/32nm)及びYFP(542/27)チャネルの画像は、20秒ごとに同時に取得した。画像はImageJで処理し、背景及び裏写りを修正した後、CFP/YFPの比率を計算した。共焦点画像は63倍の油浸対物レンズ(N.A.1.45)で取得し、試験片全体を含むZスタックをナイキスト周波数でサンプリングした。画像は、ImageJ及びPhotoshopでレンダリングした。
二元配置分散分析及びボンフェローニ事後検定は、GraphPad Prism(GraphPad Software Inc.)を用いて計算した。**=p<0.001
本発明によるポリペプチドの例は、以後Ca2+Sp、Calcium Sponge、SpiCee、又はCa2+Sp/SpiCeeと呼ばれ、正確に同じペプチドを指すこれらの3つの用語は、パルブアルブミン及びカルモジュリンの両方のCa2+結合ドメインを含む融合タンパク質として設計した。
Claims (23)
- 第1のカルシウム結合ドメイン、ペプチドリンカー及び第2のカルシウム結合ドメインを含むポリペプチドであって、前記第1及び第2の結合ドメインは、前記ペプチドリンカーを介して連結されており、
-前記第1のカルシウム結合ドメイン及び前記第2のカルシウム結合ドメインはそれぞれ、EFハンドモチーフに由来する少なくとも1つのカルシウム結合部位を含み、
-前記第1のカルシウム結合ドメイン及び前記第2のカルシウム結合ドメインは、少なくとも1つのカルシウム結合部位が異なり、
-前記第1のカルシウム結合ドメインが、配列番号2~5及びそれらの機能的変異体からなるリストから選択されるパルブアルブミンからのカルシウム結合ループを含むか又はそれからなる少なくとも1つのカルシウム結合部位を含み、前記機能的変異体は、配列番号2~5からなるリストから選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号2~5からなるリストから選択される配列に由来するペプチドであり、並びに
-前記第2のカルシウム結合ドメインが、配列番号6~9及びそれらの機能的変異体からなるリストから選択されるカルモジュリンからのカルシウム結合ループを含むか又はそれからなる少なくとも1つのカルシウム結合部位を含み、前記機能的変異体は、配列番号6~9からなるリストから選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号6~9からなるリストから選択される配列に由来するペプチドである、ポリペプチド。 - -前記第1のカルシウム結合ドメインが、配列番号2~5からなるリストから選択されるパルブアルブミンからのカルシウム結合ループを含むか又はそれからなる少なくとも2つのカルシウム結合部位を含み、及び
-前記第2のカルシウム結合ドメインが、配列番号6~9からなるリストから選択されるカルモジュリンからのカルシウム結合ループを含むか又はそれからなる少なくとも2つのカルシウム結合部位を含むことを特徴とする、請求項1に記載のポリペプチド。 - -前記パルブアルブミンからのカルシウム結合ループが、配列番号4又は5からなるリストから選択され、及び
-前記カルモジュリンからのカルシウム結合ループが、配列番号6又は7からなるリストから選択されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のポリペプチド。 - 前記第1のカルシウム結合ドメインが、配列番号10~11及びそれらの機能的変異体からなるリストから選択されるパルブアルブミンからのEFハンドモチーフを含むか又はそれからなる少なくとも1つのカルシウム結合部位を含むか又はそれからなり、前記機能的変異体は、配列番号10又は11の配列と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号10又は11の配列に由来するペプチドであることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のポリペプチド。
- 前記第2のカルシウム結合ドメインが、配列番号12~15及びそれらの機能的変異体からなるリストから選択されるカルモジュリンからのEFハンドモチーフを含むか又はそれからなる少なくとも1つのカルシウム結合部位を含むか又はそれからなり、前記機能的変異体は、配列番号12~15からなるリストから選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号12~15からなるリストから選択される配列に由来するペプチドであることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のポリペプチド。
- 前記第1のカルシウム結合ドメインが、配列番号16又はその機能的変異体を含むか又はそれからなる配列を有し、前記機能的変異体は、配列番号16と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号16に由来するペプチドであり、
前記第2のカルシウム結合ドメインが、配列番号17又はその機能的変異体を含むか又はそれからなる配列を有し、前記機能的変異体は、配列番号17と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号17に由来するペプチドであることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載のポリペプチド。 - 配列番号19の配列を有することを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載のポリペプチド。
- ペプチド信号を含むことを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載のポリペプチド。
- 前記ペプチド信号が、本発明のポリペプチドを原形質膜に標的化できることを特徴とする、請求項8に記載のポリペプチド。
- 前記ペプチド信号が、本発明のポリペプチドを原形質膜の脂質ラフトに標的化できる、請求項8に記載のポリペプチド。
- 配列番号20又は21の配列又はそれらの機能的変異体のペプチド信号を含み、前記機能的変異体が、配列番号20若しくは21からなるリストから選択される配列と少なくとも95%の配列同一性を有し、且つ保存的置換によって配列番号20若しくは21からなるリストから選択される配列に由来するペプチドであることを特徴とする、請求項8に記載のポリペプチド。
- 蛍光ペプチドを含むことを特徴とする、請求項1~11のいずれか一項に記載のポリペプチド。
- 前記蛍光ペプチドが、緑色蛍光タンパク質(GFP)、シアン蛍光タンパク質(CFP)、黄色蛍光タンパク質(YFP)及び赤色蛍光タンパク質(RFP)からなるリストから選択される、請求項12に記載のポリペプチド。
- 請求項1~13のいずれか一項に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
- 請求項14に記載のポリヌクレオチドを含む組換えベクター。
- 請求項14のポリヌクレオチド又は請求項15の組換えベクターで形質転換された宿主細胞又は非ヒト生物。
- 請求項1~13のいずれかに記載の少なくとも1つのポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、請求項15に記載のベクター、及び/又は請求項16に記載の宿主細胞、並びに薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
- カルシウムキレート剤としての、請求項1~13のいずれかに記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載のベクターのインビトロでの使用。
- カルシウム濃度の安定化のための、及び/又はインビトロでのカルシウム信号伝達の阻害のための、請求項1~13のいずれかに記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載のベクターのインビトロでの使用。
- 医薬として使用するための、請求項1~13のいずれか一項に記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載の組換えベクター、請求項16に記載の宿主細胞、又は請求項17に記載の組成物。
- 細胞内カルシウム信号伝達機能不全の予防及び/又は治療に使用するための、請求項1~13のいずれか一項に記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載の組換えベクター、請求項16に記載の宿主細胞又は請求項17に記載の組成物。
- 網膜色素変性症、神経変性疾患、てんかん、脳卒中、心不整脈、心不全、高血圧、糖尿病、及び癌に関連する病理の予防及び/又は治療に使用するための、請求項1~13のいずれか一項に記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載の組換えベクター、請求項16に記載の宿主細胞又は請求項17に記載の組成物。
- アルツハイマー病の予防及び/又は治療に使用するための、請求項1~13のいずれか一項に記載のポリペプチド、請求項14に記載のポリヌクレオチド、又は請求項15に記載の組換えベクター、請求項16に記載の宿主細胞又は請求項17に記載の組成物。
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