JP7285477B2 - タイムスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザによって設定されたタイムスケジュールにしたがって負荷をオン及びオフするタイムスイッチに関する。
タイムスイッチは、ユーザによって設定されたタイムスケジュールにしたがって負荷をオン及びオフする装置である。このようなタイムスイッチとして、特許文献1には、当該タイムスイッチに設けられた動作パターン選択手段によって、負荷をどの動作パターンで制御するかを選択できるタイムスイッチが開示されている。
特開平09-269387号公報
ところで、タイムスイッチとしては、利便性が向上されることが望まれる。
本発明は、利便性が向上されたタイムスイッチを提供する。
本発明の一態様に係るタイムスイッチは、負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部と、操作端末と無線通信する第1通信部と、前記第1通信部が前記操作端末から取得した設定情報に基づいて前記スイッチ部をオン又はオフする制御部とを備える。
本発明によれば、利便性が向上されたタイムスイッチが実現される。
図1は、実施の形態1に係るタイムスイッチの外観斜視図である。 図2Aは、実施の形態1に係る設定部を本体部から取り外した状態のタイムスイッチの外観斜視図である。 図2Bは、実施の形態1に係る設定部の平面及び断面を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るタイムスイッチの機能構成を示すブロック図である。 図4は、設定情報の一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係るタイムスイッチの動作を示すフローチャートである。 図6は、現在の動作を指示するときの設定情報の一例を示す図である。 図7は、時刻情報の一例を示す図である。 図8は、設定情報の他の一例を示す図である。 図9は、実施の形態1の変形例に係るタイムスイッチのソーラ機能に基づく動作を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態2に係るタイムスイッチの機能構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
また、本明細書において、同じなどの要素間の関係性を示す用語、および、矩形などの要素の形状を示す用語、並びに、数値、及び、数値範囲は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。
(実施の形態1)
[1-1.構成]
まず、本実施の形態に係るタイムスイッチの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るタイムスイッチ100の外観斜視図である。図2Aは、本実施の形態に係る設定部20を本体部10から取り外した状態のタイムスイッチ100の外観斜視図である。図2Bは、本実施の形態に係る設定部20の平面及び断面を示す図である。具体的には、図2Bの(a)は、設定部20を本体部10側から見た平面図であり、図2Bの(b)は、図2Bの(a)のIIBb-IIBb線における断面図である。図3は、本実施の形態に係るタイムスイッチ100の機能構成を示すブロック図である。
タイムスイッチ100は、設定受付部21を通じて設定されたタイムスケジュールにしたがって、端子部11に接続された負荷(図示せず)及び電源(図示せず)の電気的な接続をオン及びオフする(以下、単に「負荷をオン(オフ)する」とも記載する)装置である。
図1、図2A及び図3に示すように、タイムスイッチ100は、本体部10と設定部20とを備える。設定部20は、本体部10に着脱可能に取り付けられる。具体的には、本体部10及び設定部20のそれぞれは、設定部20を本体部10から取り外すことができる着脱構造(後述する係止爪及び係止穴など)を有しており、当該着脱構造により設定部20を着脱自在に取り外すことが可能である。
図1~図3に示すように、本体部10は、端子部11と、スイッチ部12と、第1通信部13と、第1制御部14と、第1記憶部15と、時計部16と、拡張端子部17と、取り外しボタン18と、第1電極部19とを有する。
端子部11には、負荷及び電源が接続される。負荷は、例えば、街路灯、照明、及び、看板灯などである。端子部11は、例えば、ネジによって負荷及び電源を固定する構造を有する。端子部11の回路構成については特に限定されない。端子部11の回路構成は、負荷が接続される端子間に電源の電圧が印加される有電圧出力構成であってもよいし、負荷が接続される端子間に電源の電圧が印加されない無電圧出力構成であってもよい。端子部11には、複数の負荷が取り付けられる場合もある。
スイッチ部12は、端子部11に接続された負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフする。スイッチ部12は、例えば、リレー素子、及び、リレー素子の駆動回路によって実現されるが、パワートランジスタ、及び、パワートランジスタの駆動回路によって実現されてもよい。スイッチ部12の接点構成は、特に限定されない。スイッチ部12は、c接点構成(つまり、単極双投)であってもよいし、a接点構成(つまり、単極単投)であってもよい。なお、端子部11に複数の負荷が取り付けられる場合、タイムスイッチ100は、複数の負荷に対応して複数のスイッチ部12を備える場合がある。
第1通信部13は、本体部10が当該本体部10から取り外された設定部20と無線通信するための無線通信モジュール(つまり、無線通信回路)である。つまり、第1通信部13は、設定部20が本体部10から取り外されている場合、第2通信部23と無線通信することで、設定部20から設定情報を取得する。なお、本体部10と設定部20との間の無線通信方式は特に限定されず、赤外線通信、又は、電波通信により行われてもよい。電波通信とは、Wi-Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)、又は、Bluetooth(登録商標)による通信である。
第1制御部14は、本体部10の各構成要素を制御する制御装置である。第1制御部14は、例えば、スイッチ部12のオン及びオフ(つまり、負荷及び電源の電気的な接続のオン及びオフ)を制御する。第1制御部14は、例えば、設定部20から取得した設定情報を第1記憶部15に記憶し、当該第1記憶部15に記憶された設定情報に基づいてスイッチ部12に制御信号を出力する。
第1制御部14は、例えば、第1記憶部15に設定情報が記憶されている状態で、設定部20から新たに設定情報を取得すると、第1記憶部15に記憶される設定情報を新たに取得した設定情報に更新してもよい。これにより、第1制御部14は、最新の設定情報に基づいて、スイッチ部12を制御することができる。
第1制御部14は、例えば、マイクロコンピュータまたはプロセッサなどによって実現される。なお、第1記憶部15は、第1制御部14に内蔵されていてもよい。
第1記憶部15は、設定部20から取得された各種設定が設定情報として記憶される記憶装置である。第1記憶部15は、例えば、半導体メモリによって実現される。第1記憶部15は、少なくとも1つの設定情報を記憶可能な記憶容量を有する。
時計部16は、現在の日時を計測するタイマ装置である。時計部16は、例えば、リアルタイムクロックによって実現される。
拡張端子部17は、取得部の一例であり、割り込み信号、または、同期信号などを取得するための、端子部11と異なる別の端子部である。
取り外しボタン18は、設定部20を本体部10から取り外すために、ユーザにより操作されるボタンである。取り外しボタン18の一部は、本体部10の側方に位置する。つまり、設定部20が本体部10に取り付けられている状態(図1を参照)において、取り外しボタン18は視認可能に設けられる。設定部20が本体部10に取り付けられている状態で、ユーザにより取り外しボタン18が押されることで、設定部20を着脱自在に取り外すことができる。
本実施の形態では、取り外しボタン18の設定部20と対向する面には、設定部20の係止爪27a(図2Bを参照)を係止するための係止穴18a(図2Aを参照)が2つ形成されている。また、取り外しボタン18の設定部20と対向する面には、さらに、設定部20の係止爪27b(図2Bを参照)を係止するための係止穴18b(図2Aを参照)が2つ形成されている。係止爪27a及び27bが係止穴18a及び18bに係止されることで、設定部20が本体部10に固定される。
上記の取り外しボタン18と、係止穴18a及び18bと、係止爪27a及び27bとは、設定部20を本体部10に対して着脱自在に取り付けるための着脱構造の一例である。また、着脱構造の配置位置は、図2A等に示される例に限定されない。例えば、取り外しボタン18は、本体部10の前面(X軸プラス側の面)であって、かつ、設定部20が本体部10に取り付けられた状態でユーザが操作可能な位置に配置されていてもよい。これにより、分電盤内にタイムスイッチ100が複数並べて配置されている場合であっても、設定部20を本体部10から取り外すことができる。また、本体部10の前面に取り外しボタン18が配置されていることで、複数の本体部10を近接して配置することが可能となるので、複数の本体部10をより狭い領域で施工することができる。
なお、設定部20を本体部10に固定する方法は、上記に限定されない。例えば、本体部10及び設定部20の互いに対向する面に磁石等が設けられており、本体部10と設定部20とが磁力により接着されることで、設定部20が本体部10に固定されてもよい。この場合、磁石等は、設定部20を本体部10に対して着脱自在に取り付けるための着脱構造の一例である。また、設定部20が本体部10に着脱自在に取り付けることができれば、上記以外の方法により設定部20が本体部に固定されてもよい。
第1電極部19は、設定部20が本体部10に固定されている状態で、本体部10と設定部20とが通信するための部材である。第1電極部19は、設定部20が本体部10に固定されている状態で、設定部20の第2電極部28と接触する位置に配置される。言い換えると、設定部20及び本体部10はそれぞれ、設定部20が本体部10に固定されているときに互いに接触する電極部(第1電極部19及び第2電極部28)を有する。これにより、設定部20が本体部10に固定されている状態で、当該電極部は、設定部20から出力される設定情報を伝送する伝送路を構成する。例えば、本体部10と設定部20とは、設定部20が本体部10に固定されている状態では有線通信してもよい。
なお、第1電極部19及び第2電極部28の形状は特に限定されない。第1電極部19及び第2電極部28の形状は、例えば、図2A及び図2Bに示すように矩形状であってもよい。また、第1電極部19及び第2電極部28の形状は、例えば、一方が凸部の有し、他方が当該凸部と勘合する凹部を有する形状であってもよい。また、第1電極部19及び第2電極部28の数、及び、配意位置は特に限定されない。第1電極部19は、導電性の材料で形成される。
次に、設定部20について説明する。設定部20は、図1~図3に示すように、設定受付部21と、表示部22と、第2通信部23と、第2制御部24と、第2記憶部25と、位置計測部26と、係止爪27a及び27bと、第2電極部28とを有する。設定部20は、操作端末の一例である。
設定受付部21は、タイムスイッチ100に関連する各種設定を受け付けるユーザインターフェースである。設定受付部21は、スイッチ部12がオンするオン時刻の設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻の設定(例えば、設定情報)を受け付ける。設定受付部21は、例えば、ハードウェアキー(ハードウェアボタン)、及び、スライドスイッチなどによって実現されるが、タッチパネルなどによって実現されてもよい。
表示部22は、ユーザが設定内容などを確認するための情報を表示する表示パネルである。表示部22は、例えば、液晶パネルによって実現されるが、有機ELパネルなどのその他の表示パネルによって実現されてもよい。また、表示部22は、バックライトを備えていてもよい。
第2通信部23は、設定部20が本体部10から取り外された状態で、第1通信部13(本体部10)と無線通信するための無線通信モジュール(つまり、無線通信回路)である。つまり、第2通信部23は、設定部20が本体部10から取り外されている場合、第1通信部13と無線通信することで、設定情報を出力する。
第2制御部24は、設定部20の各構成要素を制御する制御装置である。第2制御部24は、設定受付部21を介して取得したスイッチ部12がオンするオン時刻、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻等を第2記憶部25に記憶する。また、設定受付部21を介してユーザから設定情報を本体部10に出力する指示を取得すると、当該ユーザにより選択された設定情報を第2記憶部25から読み出し、例えば第2通信部23を介して本体部10に出力する。また、第2制御部24は、設定部20が本体部10から取り外されているか否かを判定してもよい。第2制御部24は、例えば、第1電極部19及び第2電極部28が接触したこと(導通したこと)を検知して、設定部20が本体部10に固定されていると判定してもよい。
第2制御部24は、例えば、マイクロコンピュータ又はプロセッサなどによって実現される。なお、第2記憶部25は、第2制御部24に内蔵されていてもよい。
第2記憶部25は、設定受付部21によって受け付けられた各種設定が設定情報として記憶される記憶装置である。第2記憶部25は、例えば、スイッチ部12がオンするオン時刻、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻を1以上含む設定情報を複数含むテーブル(後述するテーブルT1)を記憶する。第2記憶部25は、例えば、半導体メモリによって実現される。第2記憶部25の記憶容量は、第1記憶部15より多い。第2記憶部25は、複数の設定情報を記憶可能な記憶容量を有する。
位置計測部26は、タイムスイッチ100の現在位置を計測する。位置計測部26は、例えば、GPS(Global Positioning System)信号(つまり、衛星から出力される電波)を取得し、取得したGPS信号に基づいてタイムスイッチ100の現在位置を計測することで当該現在位置を取得するGPSモジュールによって実現される。また、GPS信号には、GPS Timeが含まれる。GPS Timeは、言い換えれば、現在の日時を示す日時情報である。つまり、位置計測部26は、現在の日時を示す日時情報を取得することができる。
第2制御部24は、このような日時情報を用いて時計部16によって計測される現在時刻を補正することができる。具体的には、第2制御部24は、日時情報を第2通信部23を介して本体部10に出力する。そして、第1制御部14は、取得した日時情報に基づいて、時計部16によって計測される現在時刻を補正する。
なお、位置計測部26が常時GPS信号を取得でき、かつ、第2制御部24が逐次又は所定期間ごとに日時情報を第2通信部23を介して本体部10に出力する場合、第1制御部14は、時計部16によって計測される現在時刻に代えて、日時情報によって特定される現在時刻にしたがってスイッチ部12をオン及びオフしてもよい。つまり、時計部16は省略されてもよい。なお、所定期間とは、スイッチ部12におけるオン及びオフの制御に影響がでない程度の時間間隔である。
上記のような位置計測部26は、GPS信号を取得し、取得したGPS信号に基づいて、現在の日時を示す日時情報及び現在を示す位置情報の少なくとも一方を取得する情報取得部の一例である。
なお、位置計測部26は、GPSモジュールに限定されない。位置計測部26は、付近の無線LANのアクセスポイント又は携帯電話の基地局と通信を行うことにより、アクセスポイント又は携帯電話の基地局の位置、及び、受信信号強度などを用いて現在位置を計測する無線通信モジュール(つまり、無線通信回路)であってもよい。
係止爪27a及び27bは、係止穴18a及び18bに係止されることで、設定部20を本体部10に固定するための要素である。
第2電極部28は、設定部20が本体部10に固定されている状態で、本体部10と設定部20とが通信するための部材である。第2電極部28は、設定部20が本体部10に固定されている状態で、本体部10の第1電極部19と接触する位置に配置される。第1電極19と第2電極28とは、例えば、一対一に配置される。
また、図3に示すように、設定部20は、複数の本体部10(図3に示す本体部10a及び10bなど)と無線通信可能であってもよい。本実施の形態では、設定部20は、本体部10aとは異なる他の本体部10bとも無線通信する。言い換えると、1つの設定部20で、複数の本体部10に設定情報を出力することができる。なお、本体部10bの構成は、例えば、本体部10aと同じであってもよい。
ここで、第2記憶部25に記憶されている設定情報について、図4を参照しながら説明する。図4は、設定情報の一例を示す図である。なお、第1制御部14によるスイッチ部12の制御が行われる前の初期設定として、設定情報の集まりであるテーブルT1が生成され、第2記憶部25に記憶される。当該初期設定は、例えば、設定受付部21を介して行われる。
図4に示すように、テーブルT1は、「本体部」、当該本体部を識別するための「識別情報」、「設定情報」、「時刻」、「動作」及び「曜日」のそれぞれが対応付けられた情報である。また、「設定情報」は、「時刻」、「動作」及び「曜日」のそれぞれを含む情報である。
「本体部」は、設定部20が複数の本体部10と無線通信する場合に、当該本体部を区別するための情報である。例えば、「本体部」には、本体部10の名称、型番等が情報として含まれる。図4の例では、本体部A、Bの2つの本体部10を含む複数の本体部10が無線通信する対象である例を示す。なお、「本体部」には、当該本体部10を使用するユーザに関する情報(例えば、ユーザA、B)が含まれていてもよい。
「識別情報」は、設定情報を無線通信で出力する場合に、送信先である本体部10を特定するための当該本体部10に固有の情報であり、例えば、当該本体部10のアドレスなどである。つまり、複数の本体部10(本体部10a及び他の本体部10bの一例)にはそれぞれ、識別情報が設定されている。アドレスは、例えば、IPアドレスであってもよいし、キースイッチ又はディップスイッチ(図示しない)などの設定により決定されるアドレスであってもよい。
「設定情報」は、1以上の制御内容の集まりを識別するための情報である。例えば、「設定情報A1」は、4つの制御内容の集まりである。また、例えば、「設定情報A2」は、2つの制御内容の集まりである。なお、「設定情報A2」は、タイムスイッチ100がソーラ機能を有する場合に、使用される。また、本体部Aには、「設定情報A1」及び「設定情報A2」を含む複数の設定情報が設定されている。これにより、ユーザは、1つの本体部10に対して、予め作成した複数の設定情報の中から、適切な設定情報を容易に選択することができる。
「時刻」及び「動作」は、スイッチ部12を制御する制御内容を示す。タイムスイッチ100の動作は、例えば、「入」「切」を含む。
「曜日」は、「動作」を実行する曜日を示す。
また、初期設定としてテーブルT1に示すような設定情報を設定受付部21が受け付けるときに、地域情報(例えば、図7に示す情報)に基づいてタイムスイッチ100の使用地域が設定されてもよい。これにより、タイムスイッチ100がソーラ機能を有する場合に、当該タイムスイッチ100が設置されている地域に応じた日の入時刻及び日の出時刻を用いて、スイッチ部12を制御することができる。
なお、図4に示すテーブルT1は、更新可能である。例えば、設定受付部21を介して、変更する設定情報を読み出し、当該設定情報を変更し、第2記憶部25に記憶させればよい。
[1-2.動作]
次に、タイムスイッチ100の動作について説明する。図5は、本実施の形態に係るタイムスイッチ100の動作を示すフローチャートである。なお、図5では、図4に示すテーブルT1が作成された後の処理について説明する。また、図5に示すステップS10~S50は設定部20で実行される処理であり、ステップS60~S80は、本体部10で実行される処理である。また、設定部20と本体部10とは、予め無線通信におけるペアリングが実行されているものとする。
まず、設定部20の第2制御部24は、設定部20が本体部10に固定されているか否かを判定する(S10)。第2制御部24は、例えば、設定部20が本体部10に固定されているか否かにより、本体部10との通信方法を決定する。ステップS10の処理は、逐次行われてもよいし、定期的に行われてもよい。また、ステップS10の処理は、設定受付部21が操作されたことをトリガとして実行されてもよい。なお、設定部20と本体部10とが常に無線通信により通信する場合、ステップS10の処理は、行われなくてもよい。
設定受付部21は、第2制御部24により設定部20が本体部10に固定されていないと判定される(S10でNo)と、設定情報及び制御対象となる本体部10の選択を受け付ける(S20)。設定受付部21は、例えば、図4に示すテーブルT1に含まれる本体部10(図4中の「本体部A」及び「本体部B」など)の中から制御対象となる本体部10の選択を受け付け、さらに、制御対象となる本体部10に対する設定情報の選択を受け付ける。なお、制御対象となる本体部10に1つの設定情報しか記憶されていない場合、設定情報を選択する処理は行われなくてもよい。また、制御対象となる本体部10は、複数選択されてもよい。
第2制御部24は、第2記憶部25が記憶するテーブルT1に含まれる複数の設定情報のうち、設定受付部21を介して選択された設定情報を読み出し、当該設定情報を無線通信で出力する(S30)。具体的には、第2制御部24は、第2通信部23を介して、当該設定情報を本体部10に出力する。第2制御部24は、例えば、複数の設定情報から1つの設定情報(例えば、設定情報「A1」など)を本体部10に出力する。
このように、第2制御部24は、設定部20が本体部10に固定されていない場合、無線通信により設定情報を本体部10に出力する。この場合、ステップS30では、複数の本体部10に設定情報が出力されてもよい。例えば、ステップS30では、設定情報が同じである複数の本体部10に対して、当該設定情報が出力されてもよい。第2制御部24は、例えば、図4に示す識別情報に基づいて、複数の本体部10のうち設定受付部21を介して選択された本体部に対して当該設定情報を出力する。
また、設定受付部21は、第2制御部24により設定部20が本体部10に固定されていると判定される(S10でYes)と、設定情報の選択を受け付ける(S40)。第2制御部24は、設定受付部21が受け付けた選択に基づいて、第2記憶部25のテーブルT1から対応する設定情報を読み出し、読み出した設定情報を有線通信で出力する(S50)。具体的には、第2制御部24は、第2電極部28を介して、当該設定情報を本体部10に出力する。この場合、設定部20から出力される設定情報は、当該設定部20が固定されている本体部10に出力される。
このように、第2制御部24は、設定部20が本体部10に固定されている場合、有線通信により設定情報を本体部10に出力する。つまり、ステップS50では、1つの本体部10に設定情報が出力される。
次に、本体部10の第1制御部14は、設定部20から出力された設定情報を取得する(S60)。具体的には、第1制御部14は、ステップS30で出力された設定情報を、第1通信部13を介して取得する。また、第1制御部14は、ステップS50で出力された設定情報を、第1電極部19を介して取得する。そして、第1制御部14は、取得した設定情報を第1記憶部15に記憶する(S70)。これにより、ステップS20又はS40で選択された設定情報が、第1記憶部15に格納される。
次に、第1制御部14は、第1記憶部15に記憶された設定情報に基づいてスイッチ部12のオン及びオフを制御する(S80)。第1制御部14は、時計部16によって計測される現在の時刻が設定情報に含まれるオン時刻になると、スイッチ部12をオンする。また、第1制御部14は、時計部16によって計測される現在の時刻が設定情報に含まれるオフ時刻になると、スイッチ部12をオフする。
なお、上記では、ステップS20及びS40において、テーブルT1に含まれる設定情報が選択される例について説明したが、これに限定されない。ステップS20及びS40では、設定受付部21を介して、スイッチ部12における現在の動作に対する指示(例えば、スイッチ部12をオン又はオフする指示)を設定情報として受け付けてもよい。そして、ステップS30及びS50では、設定部20は、スイッチ部12がオン又はオフする動作に対する指示を含む設定情報を本体部10に出力してもよい。つまり、設定情報は、スイッチ部12がオン又はオフする動作を指示する情報を含んでいてもよい。なお、現在の動作に対する指示とは、オン時刻及びオフ時刻などの時間情報、及び、スイッチ部12のオン及びオフなどの動作内容のうち、スイッチ部12における動作内容のみを含む情報である。言い換えると、現在の動作に対する指示とは、第1制御部14に強制的にスイッチ部12のオン又はオフを行わせるための情報である。
例えば、上記のような設定情報は、図6に示すようなテーブルT2である。図6は現在の動作を指示するときの設定情報の一例を示す図である。図6は、スイッチ部12がオンしている状態で、現時点でスイッチ部12をオフさせるときの設定情報を示す。つまり、この場合の「設定情報」は、「時刻」、「動作」及び「曜日」のうち「動作」のみを含む情報である。
なお、上記の動作とは別に、第1制御部14は、以下の動作を行ってもよい。第1制御部14は、例えば、上記の拡張端子部17が割り込み端子を含む場合、割り込み端子を介してタイムスイッチ100の外部から割り込み信号を取得すると、スイッチ部12を強制的にオンする。言い換えれば、スイッチ部12は、取得された割り込み信号に基づいて強制的にオンする。なお、スイッチ部12は、取得された割り込み信号に基づいて強制的にオフしてもよい。
また、第1制御部14は、例えば、上記の拡張端子部17が同期端子を含む場合、同期端子を介してタイムスイッチ100の外部から同期信号を取得すると、同期信号に基づいてスイッチ部12をオン又はオフする。この結果、タイムスイッチ100は、取得された同期信号に基づいて、同期信号を取得した他のタイムスイッチと同期する。つまり、タイムスイッチ100を含む複数のタイムスイッチのオン時刻またはオフ時刻が揃う。
[1-3.効果など]
以上のように、本実施の形態に係るタイムスイッチ100は、負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部12と、設定部20(操作端末の一例)と無線通信する第1通信部13と、第1通信部13が設定部20から取得した設定情報に基づいてスイッチ部12をオン又はオフする第1制御部14(制御部の一例)とを備える。
これにより、タイムスイッチ100は、無線通信により取得された設定情報に基づいて、スイッチ部12をオン又はオフする制御を行うことができる。例えば、ユーザは、第1通信部13を備えていないタイムスイッチの設定を変更するとき、当該タイムスイッチの前に行き、当該タイムスイッチが備える設定受付部を操作する必要がある。一方、本実施の形態に係るタイムスイッチ100によれば、ユーザは、無線通信可能な範囲であれば、当該タイムスイッチ100から離れた位置からでも当該タイムスイッチ100の設定を変更することができる。よって、タイムスイッチ100の利便性が向上される。
また、タイムスイッチ100において、スイッチ部12、第1通信部13、及び、第1制御部14は、タイムスイッチ100における本体部10を構成する。タイムスイッチ100は、さらに、本体部10に着脱可能に取り付けられる設定部20を備える。そして、設定部20は、設定情報を受け付ける設定受付部21と、第1通信部13と無線通信する第2通信部23とを有し、操作端末は、本体部10から取り外された状態の設定部20である。
これにより、タイムスイッチ100自身が備える設定部20を用いて、利便性を向上させることができる。つまり、タイムスイッチ100以外の機器を用いることなく、当該タイムスイッチ100の利便性を向上させることができる。
また、設定部20は、さらに、スイッチ部12がオンするオン時刻、及び、スイッチ部がオフするオフ時刻を含む複数の設定情報を記憶する第2記憶部25(記憶部の一例)を有し、複数の設定情報のうち設定受付部21を介して選択された設定情報を本体部10に出力する。
これにより、設定情報を選択するだけで本体部10の設定を変更(例えば、更新)することができる。また、事前に設定情報を記憶させることができるので、タイムスイッチ100の設定変更を行う場面において、設定情報の入力を行う等の作業を減らすことができる。
また、設定部20は、本体部10(例えば、本体部10a)とは異なる他の本体部10(例えば、本体部10b)とも無線通信する。
これにより、1つの設定部20を用いて、複数の本体部10の設定情報を変更することができる。例えば、互いに異なる場所に設置された複数の本体部10(例えば、施工場所が異なる複数の本体部10)の設定を変更する場合、1つの設定部20を用いて、複数の本体部10のそれぞれの設定を変更することができる。
また、本体部10及び他の本体部10にはそれぞれ、識別情報が設定されている。そして、設定部20は、識別情報に基づいて、本体部10及び他の本体部10のうち設定受付部21を介して選択された本体部10に対して設定情報を出力する。
これにより、本体部10が複数ある場合、所望の本体部10のみの設定を変更することができる。
また、設定部20は、さらに、GPS信号を取得し、取得したGPS信号に基づいて、現在の日時を示す日時情報及び現在の位置を示す位置情報の少なくとも一方を取得する位置計測部26(情報取得部の一例)を有する。
これにより、位置計測部26が位置情報を取得する場合、タイムスイッチ100の現在位置における日の出時刻及び日の入時刻を正確に特定することができる。また、位置計測部26が、現在の日時を示す日時情報を取得する場合、日時情報を用いて時計部16によって計測される現在時刻を補正することができる。
また、設定部20及び本体部10はそれぞれ、設定部20が本体部10に固定されているときに互いに接触する第1電極部19及び第2電極部28(電極部の一例)を有する。そして、設定部20は、本体部10に固定されているときに第1電極部19及び第2電極部28を介して設定情報を本体部10に出力する。
これにより、設定部20は、本体部10に固定されているか否かに応じて、通信方法に変更することができる。設定部20が本体部10に固定されているときに有線通信を行うことで、本体部10と設定部20との間の無線通信の通信量及び通信回数が減るので、無線通信における通信負荷を削減することができる。
また、設定情報は、スイッチ部12がオン又はオフする動作を指示する情報を含む。
これにより、現時点において、スイッチ部12をオン又はオフする制御を行う場合であっても、当該制御のための設定情報が無線通信により出力されるので、タイムスイッチ100の利便性を向上させることができる。
(実施の形態1の変形例)
上記実施の形態1に係るタイムスイッチ100は、オン時刻の設定、及び、オフ時刻の設定として、日の入設定又は日の出設定が可能な、いわゆるソーラ機能つきタイムスイッチであってもよい。以下において、ソーラ機能を有するタイムスイッチ100について説明する。
第2制御部24は、日の入設定、及び、日の出設定が選択されている場合、第2記憶部25に予め記憶された時刻情報を参照することにより、現在の日付における日の入時刻、及び、日の出時刻を特定する。図7は、時刻情報の一例を示す図である。なお、日の入設定、及び、日の出設定が選択されている場合とは、例えば、実施の形態1の図5に示すステップS20又はS40において、テーブルT1の「設定情報A2」が選択された場合である。
図7に示されるように、時刻情報は、日付と、日の出時刻及び日の入時刻のそれぞれとが対応付けられた情報である。また、時刻情報は、地域情報を含む。例えば、初期設定としてテーブルT1に示すような設定情報を設定受付部21が受け付けるときに、当該地域情報に基づいてタイムスイッチ100の使用地域が設定されてもよい。当該使用地域の設定では、例えば、12種類の地域のいずれかが選択可能である。時刻情報は、12種類の地域のそれぞれについて365日分の日の入時刻及び日の出時刻の情報を含んでいる。
第2制御部24は、時刻情報のうち使用地域として設定された地域番号に対応する部分(図7の例では列)の、現在の日付の部分(図7の例では行)を参照することにより、日の入時刻、及び、日の出時刻を特定することができる。図8では、地域番号が「7」であり、日付が「6/30」である場合の設定情報を示すテーブルT4を示す。図8は、設定情報の他の一例を示す図である。なお、ユーザは、所定の範囲(例えば、±90分)で日の入時刻、及び、日の出時刻を調整することもできる。また、第2制御部24は、現在の日付を位置計測部26から取得する。
このように、第2制御部24は、日の出設定、又は、日の入設定が選択された場合に、第2記憶部25に記憶された時刻情報、及び、位置計測部26によって取得(計測)された現在の日時に基づいてスイッチ部12のオン及びオフを制御することができる。例えば、本変形例に係るタイムスイッチ100は、図9に示す処理を行うことで、日の出時刻及び日の入時刻をより正確に特定することができる。図9は、本変形例に係るタイムスイッチ100のソーラ機能に基づく動作を示すフローチャートである。図9の処理は、例えば、実施の形態1の図5に示すステップS20とS30との間、及び、ステップS40とS50との間に行われる。
図9に示すように、まず、位置計測部26は、GPS信号を取得し、取得したGPS信号に基づいて現在位置を計測する(S110)。位置計測部26は、例えば、GPS信号に基づいて、タイムスイッチ100の現在位置の緯度、経度、及び、高度を計測する。
次に、第2制御部24は、位置計測部26によって計測された現在位置に基づいて日の出時刻及び日の入時刻の少なくとも一方を算出する(S120)。現在位置(緯度、経度、及び、高度)から日の出時刻及び日の入時刻の算出するための計算アルゴリズムについては、既存の各種計算アルゴリズムが用いられる。そして、第2制御部24は、算出された時刻を設定情報の時刻に決定する(S130)。
このように、タイムスイッチ100は、位置計測部26によって計測される位置情報に基づく計算により、タイムスイッチ100の現在位置における日の出時刻及び日の入時刻を正確に特定することができる。第2制御部24は、図9に示す処理により特定された日の出時刻及び日の入時刻を含む設定情報を、第2通信部23を介して本体部10に出力する。本体部10は、当該設定情報に基づいて、スイッチ部12を制御することで、より正確な時刻に当該スイッチ部12をオン及びオフすることができる。
なお、位置計測部26は、現在位置の情報が必要なときにのみ選択的に(言い換えれば、間欠的に)起動されるとよい。これにより、位置計測部26の動作によって生じる消費電力を抑制することができる。
なお、上記では、第2制御部24は、現在の日付を位置計測部26から取得する例について説明したが、本体部10(具体的には、時計部16)から取得してもよい。
ところで、一般的なタイムスイッチでは、オン時刻の設定の選択肢に日の出設定が含まれていない。また、オフ時刻の設定の選択肢に日の入設定が含まれていない。
これに対し、タイムスイッチ100では、図5に示すように、オン時刻の設定の選択肢に日の出設定が含まれている。また、タイムスイッチ100では、オフ時刻の設定の選択肢に日の入設定が含まれている。
これにより、タイムスイッチ100のユーザは、オン時刻の設定として日の出設定を選択することができる。また、タイムスイッチ100のユーザは、オフ時刻の設定として日の入設定を選択することができる。よって、オン時刻及びオフ時刻の設定の自由度が高められた、つまり利便性が向上されたタイムスイッチ100を実現することができる。
(実施の形態2)
[2-1.構成]
上記の実施の形態1等では、タイムスイッチが備える設定部が操作端末である例について説明したが、これに限定されない。本実施の形態では、操作端末がタイムスイッチの外部の装置である例について説明する。具体的には、操作端末が携帯端末である例について説明する。なお、操作端末は携帯端末に限定されず、タイムスイッチ専用のリモコンなどであってもよいし、音声によりユーザから設定情報及び制御対象となるタイムスイッチの選択を取得する装置(いわゆるスマートスピーカ)であってもよい。図10は、本実施の形態に係るタイムスイッチ200の機能構成を示すブロック図である。なお、外部の装置とは、タイムスイッチ200自身以外の装置である。外部の装置とは、例えば、タイムスイッチ200を構成する構成要素を含まない装置であって、例えば、タイムスイッチ200に着脱自在に取り付けることができない装置である。
図10に示すように、タイムスイッチ200は、携帯端末300と無線通信可能であり、携帯端末300から設定情報を取得する。タイムスイッチ200と携帯端末300とで、制御システムを構成する。また、本実施の形態では、タイムスイッチ200が本体部を構成する。
タイムスイッチ200は、端子部211と、スイッチ部212と、設定受付部213と、表示部214と、通信部215と、制御部216と、記憶部217と、時計部218と、拡張端子部219と、位置計測部220とを備える。なお、端子部211と、スイッチ部212と、時計部218と、拡張端子部219とはそれぞれ、実施の形態1に係る本体部10が備える端子部11と、スイッチ部12と、時計部16と、拡張端子部17と同じであり、説明を省略する。また、設定受付部213と、表示部214とは、それぞれ、実施の形態1に係る設定部20が備える設定受付部21と、表示部22と同じであり、説明を省略する。
通信部215は、タイムスイッチ200が携帯端末300と無線通信するための無線通信モジュール(つまり、無線通信回路)である。なお、タイムスイッチ200と携帯端末300との間の無線通信方式は特に限定されず、赤外線通信、又は、電波通信により行われてもよい。電波通信とは、Wi-Fi(登録商標)、又は、Bluetooth(登録商標)による通信である。
制御部216は、実施の形態1に係る第1制御部14及び第2制御部24の機能を有する。制御部216は、例えば、マイクロコンピュータ又はプロセッサなどによって実現される。なお、記憶部217は、制御部216に内蔵されていてもよい。
記憶部217は、設定受付部213が受け付けたスイッチ部212がオンするオン時刻の設定、及び、スイッチ部12がオフするオフ時刻の設定(つまり、設定情報)を記憶する、並びに、携帯端末300から通信部215を介して取得した設定情報を記憶する記憶装置である。
携帯端末300の構成については、説明を省略するが、例えば、実施の形態1に係る設定部20の各構成要素と同様の機能を有する。携帯端末300は、例えば、タイムスイッチ200を制御するためのアプリケーションをダウンロードし、当該タイムスイッチ200に対して設定情報を生成し出力することで、当該タイムスイッチ200の設定を変更可能である。
上記のようなタイムスイッチ200及び携帯端末300は、一方を他方に固定するための着脱構造を備えていない。
なお、図10に示すように、携帯端末300は、複数のタイムスイッチ200(例えば、図10に示すタイムスイッチ200a及び200b)と無線通信可能であってもよい。本実施の形態では、携帯端末300は、タイムスイッチ200aとは異なる他のタイムスイッチ200bとも無線通信する。言い換えると、1つの携帯端末300で、複数のタイムスイッチ200に設定情報を出力することができる。なお、タイムスイッチ200bの構成は、例えば、タイムスイッチ200aと同じであってもよい。また、携帯端末300は、タイムスイッチ200に一対一に設けられてもよい。
なお、上記では、携帯端末300と無線通信するタイムスイッチ200は、一部が取り外しできないタイムスイッチである例について説明したが、これに限定されない。例えば、実施の形態1又は実施の形態1の変形例にかかるタイムスイッチ100が携帯端末300と無線通信を行ってもよい。例えば、タイムスイッチ100において、本体部10は、第1通信部13を介して、設定部20及び携帯端末300の双方と無線通信してもよい。
[2-2.効果など]
以上のように、本実施の形態に係る携帯端末300(操作端末の一例)は、タイムスイッチ200の外部の装置である。
これにより、タイムスイッチ200は、当該タイムスイッチ200の外部の装置である携帯端末300から無線通信により設定情報を取得することができるので、タイムスイッチ200の利便性が向上する。例えば、タイムスイッチ200が設置されている場所が複数ある場合、ユーザ(タイムスイッチ200の設定情報を管理する管理者など)は、タイムスイッチ200の外部の装置を所持するだけで、複数の設置場所それぞれにおいて設定されたタイムスイッチ200の設定情報を変更することができる。つまり、タイムスイッチ200の設定情報の変更を容易に行うことができる。
(他の実施の形態)
以上、実施の形態等について説明したが、本発明は、上記実施の形態等に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態等において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。
また、上記実施の形態1において、設定部が本体部に固定されているときは有線通信により通信する例について説明したが、これに限定されない。例えば、設定部が本体部に固定されているか否かに関わらず、設定部と本体部とは無線通信により通信してもよい。
また、上記実施の形態1では、設定受付部がユーザの操作により設定情報及び制御対象となる本体部の選択を取得する例について説明したが、これに限定されない。例えば、設定受付部は、ユーザの音声を取得するマイクロフォンを有しており、ユーザからの音声により設定情報及び制御対象となる本体部の選択を取得してもよい。
また、上記実施の形態では、設定部が位置計測部を備えている例について説明したが、これに限定されない。例えば、位置計測部は、本体部と有線接続されていてもよい。位置計測部は、例えば、分電盤外に施工されていてもよい。本体部が複数施工されている場合、位置計測部は、複数の本体部のそれぞれと有線接続されていてもよい。また、位置計測部は、本体部に内蔵されていてもよい。これにより、本体部が備える時計部によって計測される現在時刻を常時補正することが可能となる。つまり、本体部は、より正確な現在時刻を取得することができる。
また、上記実施の形態のフローチャートで説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a、10b 本体部
12、212 スイッチ部
13 第1通信部
14 第1制御部(制御部)
15 第1記憶部(記憶部)
19 第1電極部(電極部)
20 設定部(操作端末)
21、213 設定受付部
23 第2通信部
26、220 位置計測部(情報取得部)
28 第2電極部(電極部)
100、200、200a、200b タイムスイッチ
215 通信部(第1通信部)
216 制御部
217 記憶部
300 携帯端末(操作端末)

Claims (5)

  1. 負荷及び電源の電気的な接続をオン及びオフするスイッチ部と、
    操作端末と無線通信する第1通信部と、
    前記第1通信部が前記操作端末から取得した設定情報に基づいて前記スイッチ部をオン又はオフする制御部とを備え、
    前記スイッチ部、前記第1通信部、及び、前記制御部は、タイムスイッチにおける本体部を構成し、
    さらに、前記本体部に着脱可能に取り付けられる設定部を備え、
    前記設定部は、前記設定情報を受け付ける設定受付部と、前記第1通信部と無線通信する第2通信部とを有し、
    前記操作端末は、前記本体部から取り外された状態の前記設定部であり、
    前記設定部は、前記本体部とは異なる他の本体部であって前記設定部が着脱可能な他の本体部とも無線通信し、
    前記本体部及び前記他の本体部にはそれぞれ、識別情報が設定されており、
    前記識別情報は、前記設定部が前記設定情報を無線通信で送信する場合の前記無線通信の送信先を示す情報であり、
    前記設定部は、前記本体部及び前記他の本体部のうち前記設定受付部を介して選択された本体部の前記識別情報を送信先として、前記選択された本体部に前記設定情報を無線送信する
    タイムスイッチ。
  2. 前記設定部は、さらに、前記スイッチ部がオンするオン時刻、及び、前記スイッチ部がオフするオフ時刻を含む複数の前記設定情報を記憶する記憶部を有し、複数の前記設定情報のうち前記設定受付部を介して選択された前記設定情報を前記本体部に出力する
    請求項1に記載のタイムスイッチ。
  3. 前記設定部は、さらに、GPS(Global Positioning System)信号を取得し、取得したGPS信号に基づいて、現在の日時を示す日時情報及び現在の位置を示す位置情報の少なくとも一方を取得する情報取得部を有する
    請求項1又は2に記載のタイムスイッチ。
  4. 前記設定部及び前記本体部はそれぞれ、前記設定部が前記本体部に固定されているときに互いに接触する電極部を有し、
    前記設定部は、前記本体部に固定されているときに前記電極部を介して前記設定情報を前記本体部に出力する
    請求項1~3のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
  5. 前記設定情報は、前記スイッチ部がオン又はオフする動作を指示する情報を含む
    請求項1~4のいずれか1項に記載のタイムスイッチ。
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