JP7276439B2 - マイクロチップ電気泳動方法およびマイクロチップ電気泳動装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態に係るマイクロチップ電気泳動装置100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、図1に示したマイクロチップ電気泳動装置100の要部の構成を概略的に示す図である。
図3を参照して、コントローラ38は、泳動制御部92と、洗浄制御部94と、分析スケジューラ96とを有する。これらの機能構成は、図1に示すマイクロチップ電気泳動装置100において、CPU60が所定のプログラムを実行することで実現される。
図4および図5は、マイクロチップ5の一例を示す図である。本願明細書において、「マイクロチップ」は基板内に電気泳動流路が形成された電気泳動用のデバイスを意味しており、必ずしもサイズの小さいものに限定されるものではない。
次に、本実施の形態に係るマイクロチップ電気泳動装置100において実行される電気泳動方法について説明する。
最初に、図7を用いて洗浄工程の処理手順について説明する。図7は、洗浄工程の工程順に示す斜視図である。
次に、図8から図11を用いて、マイクロチップ5での電気泳動分離による分析工程について説明する。図8から図10は、分析工程を工程順に示す斜視図である。図11は、分析工程の処理手順を示すフローチャートである。図11のフローチャート中での符号A~Pは、図8から図10に示す工程の符号A~Pにそれぞれ対応する。
図12は、本実施の形態に係るマイクロチップ電気泳動方法の処理手順を説明するためのフローチャートである。
図12を参照して、まず、電気泳動分析を実行するために、ステップS10により、複数のサンプルを順番に分析するための分析スケジュールが登録される。
洗浄工程を実行する頻度として、測定者は、1つのマイクロチップ5について分析工程を複数回繰り返し実行する間に、何回洗浄工程を実行するかを設定することができる。この場合、測定者が洗浄工程の回数を設定すると、分析工程の繰り返し回数を、設定された洗浄工程の回数で除算することにより、連続する2回の洗浄工程の間で実行される分析回数の回数が決定される。これによると、後述する自動分析の工程(S30)において、前回の洗浄工程の後、決定された回数だけ分析工程が繰り返されると、自動的に洗浄工程が実行されることになる。
洗浄工程を実行する間隔として、測定者は、連続する2回の洗浄工程の間に実行される分析工程の回数を設定することができる。上記(a)とは、1稼働中に洗浄工程を実行する間隔を異ならせることができる点が異なる。
測定者は、マイクロチップ5の電気泳動分離能力を基準として、洗浄工程のタイミングを設定することができる。この場合、測定者は、1つのマイクロチップ5について、電気泳動分離能力を評価するタイミング、および電気泳動分離能力を判定するための許容値を設定することができる。
trは電気泳動分析で得られるピークの保持時間であり、W0.5hはピークの半値幅である。保持時間は、サンプルを注入してからピークが検出されるまでの時間である。
分析スケジュールの登録が完了すると(S10)、ステップS20により、マイクロチップ電気泳動装置100にサンプルおよび試薬がセットされる。試薬は、分離バッファ液および内部標準試料(高分子マーカUM、低分子マーカLM)を含む。サンプルが収容されたマイクロタイタプレート12がマイクロチップ電気泳動装置100にセットされるとともに、マイクロチップ電気泳動装置100の試薬ホルダに試薬がセットされる。
測定者によって、ディスプレイ80の表示画面に表示された開始ボタン220(図14参照)が操作されると、複数のサンプルの電気泳動分析が自動的に実行される。本工程では、コントローラ38は、予め登録された分析スケジュールに従って、各マイクロチップ5において上記(2)で説明した分析工程を繰り返し実行する。
図12に戻って、複数のサンプルの自動分析(S30)が終了すると、制御装置70は、分析結果をディスプレイ80の表示画面に表示する。なお、分析結果を表示する工程(S40)は、全てのサンプルの分析が終了したときに分析結果を表示させる構成に限定されず、分析が終了したサンプルからその分析結果を順に表示させる構成とすることもできる。
上述した複数の例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
Claims (7)
- マイクロチップでの電気泳動分離による分析工程を繰り返すことにより、複数のサンプルを順番に分析するステップと、
前記マイクロチップの洗浄工程を実行するステップと、
複数回の前記分析工程の間の任意のタイミングに前記マイクロチップの洗浄工程のタイミングを設定するステップと、
複数回の前記分析工程の間の任意のタイミングに前記マイクロチップの電気泳動分離能力を評価するステップとを備え、
前記洗浄工程のタイミングを設定するステップは、前記マイクロチップの電気泳動分離能力を評価するタイミングを設定する入力操作を受け付けるステップを含み、前記マイクロチップの電気泳動分離能力が許容値を下回ったタイミングを、前記洗浄工程のタイミングに設定する、マイクロチップ電気泳動方法。 - 前記洗浄工程のタイミングを設定するステップは、前記洗浄工程のタイミングを指示する入力操作を受け付けるステップを含む、請求項1に記載のマイクロチップ電気泳動方法。
- 前記複数のサンプルを順番に分析するための分析スケジュールを設定する入力操作を受け付けるステップをさらに備え、
前記分析スケジュールを設定する入力操作を受け付けるステップは、前記洗浄工程のタイミングを指示する入力操作を受け付けるステップを含む、請求項1に記載のマイクロチップ電気泳動方法。 - 前記洗浄工程のタイミングを指示する入力操作を受け付けるステップは、1つの前記マイクロチップについて、前記洗浄工程の頻度、または、連続する2回の前記洗浄工程の間に実行される前記分析工程の回数を指定する入力操作を受け付けるステップを含む、請求項2または3に記載のマイクロチップ電気泳動方法。
- 前記マイクロチップの電気泳動分離能力を評価するステップは、直近の前記分析工程の分析結果に含まれる内部標準試料に由来するピークの理論段数および保持時間の少なくと
も1つを評価し、
前記洗浄工程のタイミングを設定するステップは、前記理論段数が前記許容値を下回ったとき、または、前記保持時間が前記許容値を超えたときを、前記洗浄工程のタイミングに設定する、請求項1に記載のマイクロチップ電気泳動方法。 - 前記洗浄工程のタイミングを設定するステップは、前記許容値を設定する入力操作を受け付けるステップを含む、請求項1に記載のマイクロチップ電気泳動方法。
- 電気泳動流路が形成されたマイクロチップと、
前記マイクロチップの前記電気泳動流路に分離媒体、サンプルおよび洗浄液を注入するための分注プローブと、
前記分離媒体、前記サンプルおよび前記洗浄液の吸入位置と、前記マイクロチップ上の分注位置との間で前記分注プローブを移動させる移動機構と、
前記電気泳動流路に前記分離媒体および前記洗浄液を充填し、かつ、前記電気泳動流路から前記分離媒体および前記洗浄液を排出するように構成された充填排出部と、
前記分注プローブ、前記移動機構および前記充填排出部の動作を制御するコントローラとを備え、
前記コントローラは、前記マイクロチップでの電気泳動分離による分析工程を繰り返し実行するとともに、前記マイクロチップの洗浄工程を実行するように構成され、
前記コントローラはさらに、複数回の前記分析工程の間の任意のタイミングに前記マイクロチップの電気泳動分離能力を評価するように構成され、
前記コントローラは、複数回の前記分析工程の間の任意のタイミングに前記マイクロチップの洗浄工程のタイミングを設定するための入力操作を受け付ける入力部と通信接続され、
前記入力部は、前記マイクロチップの電気泳動分離能力を評価するタイミングを設定する入力操作を受け付けるように構成され、
前記コントローラは、前記マイクロチップの電気泳動分離能力が許容値を下回ったタイミングを、前記洗浄工程のタイミングに設定する、マイクロチップ電気泳動装置
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