JP7276054B2 - 光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光照射装置に関する。
従来、対面配置された光源、及び反射鏡の組を有した複数の光源ユニットを直線状に連結し、線状の光(以下、「線状光」と言う)を照射する光照射装置が知られている。かかる光照射装置は、例えば枚葉印刷機などの各種の印刷装置に、光硬化性インキを硬化させるための光源装置として組み込まれている(例えば、特許文献1参照)。
この種の光照射装置では、光源と反射鏡との間を狭くすることで、光源ユニットの配列方向(線状光が延びる方向)に直交する方向(以下、「幅方向」と言う)の寸法が抑えられ、コンパクト化が図られている。しかしながら、光源の劣化等によりメンテナンスが必要になった場合、光源の近くに配置された反射鏡が邪魔になり、劣化した光源だけを光源ユニットから取り外すことが困難な場合がある。そこで、作業現場においては、作業者は、通常、劣化した光源を有する光源ユニットの全体を光照射装置から取り外し、それを新しい光源ユニットと交換している。
特開2017-30163号公報
光照射装置の電力系統や冷却系統に光源ユニットのそれぞれが接続されているため、光源ユニットの交換には、電力系統や冷却系統からの切り離し作業と接続作業が必要であり、光源ユニットの交換を伴うメンテナンス作業は、とても手間を要するものとなっている。また、工具などを用いて交換後の光源ユニットから光源を取り外す際に、工具が反射鏡に触れる等して傷付けてしまう場合もあった。
本発明は、メンテナンス性を向上させることができる光照射装置を提供することを目的とする。
本発明は、ライン状に光を照射する光照射装置において、直線状に並べられた複数の発光素子基板を有し、ライン状に光を放射するバー状光源と、前記バー状光源に対面配置され、前記バー状光源のライン状の光を所定箇所にライン状に集光するバー状反射面と、の複数の対が並列に配置され、前記バー状光源のそれぞれが、対面する前記バー状反射面との距離を拡げる方向に移動可能に設けられていることを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、前記バー状光源が設けられた複数の棒状部材と、前記棒状部材の各々の両端を支持する一対の端部支持フレームを有し、前記端部支持フレームは、前記棒状部材の端部が引っ掛かり、回動自在に支持するフック部を備えることを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、前記棒状部材のそれぞれは、位置決め用の平面を有し、前記端部支持フレームに形成された平面部に、前記平面が面接触状態で固定されることで所定位置に位置決めされ、前記端部支持フレームの貫通孔に挿入され、前記棒状部材の前記平面に形成された螺子穴に螺合するボルトによって前記端部支持フレームに締結され、前記ボルトの外周面と、及び前記貫通孔の内周面のそれぞれには、前記貫通孔と前記螺子穴との芯を合わせるテーパー面が設けられている、ことを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、前記棒状部材は、光源担持面内の平らな表面に前記バー状光源と、冷却媒体が流れる冷却パイプとが設けられており、前記冷却パイプは、前記棒状部材の一端から他端にかけて、前記光源担持面内の平らな表面に面一に設けられている、ことを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、前記冷却パイプは、断面四角形状であり、外側面の一面が前記バー状光源の各発光素子基板に面接触する、ことを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、前記冷却パイプは、前記棒状部材と熱膨張係数が異なり、かつ前記棒状部材よりも熱伝導率が高い材質で形成され、前記光源担持面内の平らな表面に設けられた取付溝に遊嵌され、当該取付溝に接着剤で固定されていることを特徴とする。
本発明は、上記光照射装置において、隣り合う前記発光素子基板の間に、それぞれの前記対が延びる方向に直交した板状の補助反射板が設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、メンテナンス性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る光照射装置を備える枚葉印刷機の模式図である。 光照射装置を上方からみた斜視図である。 光照射装置を下方からみた斜視図である。 光照射装置の長手方向における内部構成を示す上面図である。 光照射装置の長手方向における内部構成を示す断面図である。 光照射装置の端部から内部をみたときの照射器本体の構成を示す図である。 各バー状光源の回動状態を示す図である。 ボルトによる光源担持反射鏡バーと端部支持フレームとの締結構造を模式的に示す断面図である。 光源担持反射バーの構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る光照射装置10を備える枚葉印刷機1の模式図である。
枚葉印刷機1は、図1に示されるように、給紙装置2、印刷ユニット5、コーティングユニット6、及び排紙装置7により構成される。
枚葉印刷機1は、給紙装置2、給紙台3、印刷ユニット5を有し、給紙台3に準備された枚葉紙4を給紙装置2により印刷ユニット5に給紙し、印刷ユニット5で、枚葉紙4にインキ(活性化エネルギー線硬化型インキ)が塗布されることで所望の絵柄が枚葉紙4に印刷される。また枚葉印刷機1は、ニス(活性化エネルギー線硬化型ニス)によって枚葉紙4するコーティングユニット6と、インキ及びニスが印刷された枚葉紙4がコーティングユニット6から送られる排紙装置7と、を備える。
排紙装置7は、排紙台8と、搬送手段9と、光照射装置10とを備えている。排紙装置7は、コーティングユニット6から送られてきた枚葉紙4を搬送手段9により排紙台8まで搬送する。光照射装置10は、排紙装置7の搬送経路内の所定箇所(より具体的には、排紙台8までの所定箇所)に設けられており、当該所定箇所を通過する枚葉紙4に紫外線を照射して、枚葉紙4に印刷されているインキ及びニスを紫外線硬化させる。
搬送手段9は、排紙台8の上部に設けられるスプロケット9Aと、コーティングユニット6の枚葉紙4の送り口に対応する位置に設けられるスプロケット9Bと、スプロケット9A、9Bに巻きかけられてスプロケット9A、9Bの回転に連動して循環する排紙チェーン9Cとを備える。搬送手段9は、排紙チェーン9Cの循環により、コーティングユニット6から送られてきた枚葉紙4を、排紙台8に搬送する。
排紙チェーン9Cの循環経路は、一方のスプロケット9Aから他方のスプロケット9Bに向かって枚葉紙4を移動させる往路と、往路の下方に、往路との間に等間隔を保って延在する復路と、往路から復路または復路から往路に、スプロケット9A、9Bの部位で反転される反転路とを有している。
排紙チェーン9Cの循環経路は、一部の区間で往路及び復路が水平方向に対して傾斜され、他の区間で、往路及び復路が水平方向に延在されている。
枚葉紙4を咥えて、排紙チェーン9Cの走行に連動させて枚葉紙4を搬送させるグリッパ9Dが、排紙チェーン9Cの循環経路に沿って設けられている。枚葉紙4は、インキ及びニスが印刷された面を循環経路の内側に向けて搬送される。
光照射装置10は、排紙チェーン9Cの循環経路の内側に配置され、循環経路の往路のうち、水平方向に対して傾斜する部位を移動する枚葉紙4のインキ及びニスの印刷面(照射面)に紫外線の照射口を向けて配置される。この構成によれば、上方から、枚葉紙4の状態を監視する際、直接紫外線が監視者に照射されないので、監視者は、眩しさを感じずに、枚葉紙4の状況を監視しやすくなる。
排紙チェーン9Cの循環経路には、グリッパ9Dを設けるためのスペースが必要となるため、光照射装置10の照射口と枚葉紙4の照射面の間の照射距離は、比較的長い距離に設定されている。
なお、光照射装置10は、排紙チェーン9Cの循環移動に連動して搬送される枚葉紙4に紫外線を照射するものとして説明したが、印刷ユニット5やコーティングユニット6を経由した直後の枚葉紙4に紫外線を照射する位置に設けてもよい。
図2は光照射装置10を上方からみた斜視図であり、図3は光照射装置10を下方からみた斜視図である。
光照射装置10は、長手方向を有する薄い直方形状の筐体13を有し、筐体13の一端面13Tには把持部16が設けられており、枚葉印刷機1の設置位置において、把持部16を把持して長手方向に抜き差しされる。図3に示すように、筐体13の底面13Bには、紫外線を出射する照射開口15Aが形成されている。照射開口15Aは底面視略直方形状であり、かかる照射開口15Aから筐体13の長手方向に延びるライン状の光が照射される。照射開口15Aは、透光性を有するカバー17で覆われており、カバー17は、紫外線に対して耐光性を有するガラス材等で形成されている。
図3に示すように、筐体13の内部には、照射器本体20が取付け固定されている。照射器本体20は、筐体13の直下の所定位置で集光するライン状の紫外線を照射する照射器であり、その構成については後述する。
筐体13の底面13Bには、その一端部13BTの側に、冷却媒体入口ポート19A(流入口)と、冷却媒体出口ポート19B(流出口)が設けられている。冷却媒体入口ポート19Aには、冷却媒体(本実施形態では「水」)がチラー装置(図示せず)から供給され、当該冷却媒体入口ポート19Aから筐体13の内部に導入される。冷却媒体は、筐体13の内部で照射器本体20を冷却した後、冷却媒体出口ポート19Bから筐体13の外に排出され、チラー装置に回収される。
図2に示すように、筐体13の上面13Uには、その一端部13UTの側に、中継ユニット18が設けられる。中継ユニット18には複数の電源端子62が設けられ、当該電源端子62に接続される不図示の電線を介して、光照射装置10に電力が供給される。筐体13の内部では、照射器本体20が各電源端子62に配線接続され、照射器本体20に電力が供給される。
次いで、照射器本体20の構成について詳述する。
図4は光照射装置10の長手方向における内部構成を示す上面図であり、図5は光照射装置10の長手方向における内部構成を示す断面図である。図6は光照射装置10の端部から内部をみたときの照射器本体20の構成を示す図である。なお、図5には、照射器本体20の端部の主要な構成のみを示している。また、図4、及び図5では、光照射装置10の長手方向における構成を適宜に省略している。
照射器本体20は、図6に示すように、バー状光源32と、当該バー状光源32に対面配置されたバー状反射面34との複数(図示例では6個)の対(以下、「光源反射鏡ペア36」と言う)を有し、ライン状の光が延びる方向(以下、「ライン方向A」と言う)に直交する面である直交面P内(図5参照)において、これら光源反射鏡ペア36が並列かつ、光軸Kに対して線対称に配置されている。このとき、それぞれの光源反射鏡ペア36では、図6に示すように、直交面P内において、バー状反射面34がバー状光源32よりも光軸Kに近い側に配置される。
各光源反射鏡ペア36において、バー状光源32は、発光素子の一例である紫外線LEDが実装された複数のLED基板38を有し、各LED基板38がライン方向Aに直線状に並べられることで、当該ライン方向Aに延びたライン状に紫外線を放射する。バー状反射面34は、バー状光源32に対面配置され、バー状光源32のライン状の紫外線を反射して光軸K上の所定の位置(集光点、図示せず)に集光する棒状に延びた断面楕円反射面である。図6に示すように、上記直交面P内において、LED基板38は、バー状反射面34の基端部34T(集光点から遠い側の端部)に対面する位置に配置されることで、LED基板38が放射する紫外線がバー状反射面34に広範囲に入射し、効率良くかつ精度良く、上記所定の位置に集光される。
照射器本体20にあっては、光源反射鏡ペア36のそれぞれが並列に配置され、同じ所定の位置に紫外線をライン状に集光することで、当該所定の位置において、それぞれの紫外線がライン状に重なり合う。これにより、所定の位置において、照度ムラが抑えられ、なおかつ高い強度の照射光が得られることとなる。
ここで、本実施形態の照射器本体20は、図4、及び図5に示すように、光照射装置10の長手方向(ライン方向A)の両端部に配置された一対の端部支持フレーム40と、端部支持フレーム40の間に適宜の間隔で設けられた複数(本実施形態では2つ)の中間支持フレーム41と、を備える。これら端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41は、アルミニウム等の金属材を柱状に形成して成り、図4に示すように、筐体13の幅方向B(すなわち、ライン方向Aの直交方向)に延びる姿勢で設けられている。
各バー状光源32、及び各バー状反射面34は、一対の端部支持フレーム40に支持され、なおかつ、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41のそれぞれに固定されることで位置決めされる。
さらに本実施形態では、各バー状光源32は、図7に示すように、対面するバー状反射面34との距離を拡げる開方向Cに移動可能に設けられている。バー状光源32が開方向Cに移動することで、対面するバー状反射面34(特にバー状反射面34の基端部34T)との間に、ドライバーなどの工具を差し込み、対象のLED基板38の取り外し作業をするのに十分な作業スペースが作られる。
したがって、メンテナンス作業において、バー状光源32のLED基板38を交換する際には、作業者は、対象のLED基板38を備えるバー状光源32を開方向Cに移動させることで、バー状反射面34に邪魔されることなく、当該LED基板38を取り外し交換できる。これにより、従前のように、光源ユニットを取り外す必要がないので、メンテナンス作業が非常に容易となり、また、メンテナンス作業の際に、工具などの接触によりバー状反射面34が傷つけられることも防止できる。
次いで、各バー状光源32が開方向Cに移動可能な照射器本体20の構成について、より具体的に説明する。
照射器本体20は、図4及び図5に示すように、上述した一対の端部支持フレーム40、及び複数の中間支持フレーム41の他に、中央反射鏡バー50を備える。中央反射鏡バー50は、ライン方向Aに平行に延び、一対の端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41のそれぞれに、その上面50A(図6)が固定された部材である。これら中央反射鏡バー50、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41によって、照射器本体20の骨格が形成される。
照射器本体20は、上面視において、図4に示すように、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41の間が上部遮光板21で覆われており、筐体13の内部において、上方へのバー状光源32の紫外線の漏れが防止されている。図4、及び図5に示すように、中央反射鏡バー50の上方には、バー状光源32のLED基板38の配線37(図9)が結線される端子台82が配設されており、上部遮光板21によって紫外線が遮光されることで、端子台82に結線される配線37の劣化が防止される。
中央反射鏡バー50は、図6に示すように、上記直交面P内における両側のそれぞれに、複数本(本実施形態では2本)の光源担持反射鏡バー52と、1本の光源担持バー54と、を備え、これらが光軸Kに対して線対称に配置され、それぞれの両端部が一対の端部支持フレーム40によって支持されている。
端部支持フレーム40は、図6に示すように、筐体13の幅方向Bに延び、その両端部40A、40Aが筐体13の内面13Nに落下不能に係止される。さらに、本実施形態の端部支持フレーム40には、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54が引っ掛かり、回動自在に支持するJ字状のフック部60が設けられている。
中間支持フレーム41は、フック部60が設けられていない点を除き、端部支持フレーム40と概ね同一の構成を有する部材である。
中央反射鏡バー50は、例えばアルミニウム等の金属材を押出成形により棒状に形成され、直交面P内における左右両側にバー状反射面34が形成されている。より具体的には、中央反射鏡バー50は、断面略三角形状の柱状に成形されており、上記直交面P内における両側の面に高反射率を有する薄板が貼り付けられることで、上記バー状反射面34が形成されている。また中央反射鏡バー50は、内部が中空に形成されており、軽量化が図られるとともに、中空部50Hが、ライン方向Aに熱を流す排熱路としても機能する。中央反射鏡バー50の上面50Aには、適宜の間隔で貫通孔51が形成されており、中空部50Hを流れる熱が各貫通孔51から中央反射鏡バー50の上方にも排熱されるようになっている。
光源担持反射鏡バー52は、前掲図6に示すように、一組のバー状光源32、及びバー状反射面34を背中合わせに担持した棒状部材であり、アルミニウム等の金属材の押出成形によって形成されている。光源担持反射鏡バー52は、断面略三角形状を成し、上記直交面P内において対面する平らな2面の一方の光源担持面52Kにバー状光源32が設けられ、他方の反射面担持面52Rには、高反射率を有する薄板が貼り付けられることで、バー状反射面34が形成されている。
かかる光源担持反射鏡バー52は、筐体13の幅方向Bの内側(光軸Kに近い側)にバー状光源32を向けた姿勢で一対の端部支持フレーム40に支持され、なおかつ、位置決め用の平面である上面52U(図7)を端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41の平面部Ha(図7)のそれぞれに面接触させた状態でボルト70(図6)によって固定される。光源担持反射鏡バー52の位置決め用の上面52Uが、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41の平面部Haと面接触することで、光源担持反射鏡バー52(すなわち、一組のバー状光源32、及びバー状反射面34)が所定の位置に正確に位置決めされる。
光源担持バー54は、1本のバー状光源32を光源担持面54Kで担持した断面略矩形の棒状部材であり、上記直交面P内において、光源担持反射鏡バー52の外側に配置され、両端部が一対の端部支持フレーム40に支持されている。かかる光源担持バー54は、光源担持反射鏡バー52と同様に、筐体13の幅方向Bの内側(光軸Kに近い側)にバー状光源32を向けた姿勢で、その位置決め用の平面である上面54Uを端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41の平面部(図示せず)のそれぞれに面接触させた状態でボルト70によって固定される。これにより、光源担持バー54(すなわち、バー状光源32)が所定の位置に正確に位置決めされる。
これら光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54において、光源担持面52K、54Kには、ライン方向Aに延びる一条の凹部63が設けられており、この凹部63に、バー状光源32(LED基板58)が収められている。これにより、筐体13の幅方向B(上記直交面P内)において、バー状光源32と、それに対面するバー状反射面34との離間距離を狭めることなく、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の間が狭められるので、照射器本体20の幅方向Bの寸法を縮めることができる。
また光源担持反射鏡バー52の光源担持面52Kには、凹部63以外の部分に、そこに入射する光を反射する補助反射面52Hが設けられており、照射効率の向上が図られている。なお、光源担持バー54についても、光源担持反射鏡バー52の光源担持面52Kの補助反射面52Hと同様の作用を生じる補助的な反射板(図示せず)を取り付けてもよい。
照射器本体20において、図6に示すように、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の端部のそれぞれには回動軸59が設けられており、各回動軸59が端部支持フレーム40の対応する上記フック部60に引っ掛けられている。
したがって、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54を端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41に締結している上記ボルト70を外すことで、これら光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54が各フック部60に回動自在に支持された状態となる。そして、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54を開方向Cに回動させることで、バー状光源32がバー状反射面34との距離を拡げる開方向Cに移動し、作業スペースが確保されることとなる。
なお、この照射器本体20では、光源担持バー54は、その隣の光源担持反射鏡バー52が開方向Cに回動したときに接触する程に、当該光源担持反射鏡バー52に近付けて配置されている。そこで、当該接触を避けるために、光源担持バー54に対応したフック部60は、光源担持バー54が下方Dに移動し、光源担持反射鏡バー52の回動時の接触を避ける位置で引っ掛かるように形成されている。
さて、メンテナンス作業の終了時には、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54のそれぞれが、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41に上記ボルト70によって固定される。この固定の際、上述の通り、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の上面52U、54Uが、端部支持フレーム40、及び中間支持フレーム41の平面部Haに面接触することで、これら光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54が所定の位置に位置決めされる。
図8は、端部支持フレーム40と光源担持反射鏡バー52とのボルト70による締結構造を模式的に示す断面図である。
同図に示すように、ボルト70は、雄ネジが形成された軸部71と、頭部72とを有する。端部支持フレーム40には、かかるボルト70が頭部72まで挿入される貫通孔であるフレーム側ボルト挿入孔Faが形成されており、光源担持反射鏡バー52には、雌ネジが形成された螺子穴であるバー側ボルト締結穴Baが形成されている。そして、端部支持フレーム40にボルト70を挿入し、その軸部71をバー側ボルト締結穴Baに螺合させることで、これら端部支持フレーム40と、光源担持反射鏡バー52とが締結される。
かかる締結構造において、光源担持反射鏡バー52のバー側ボルト締結穴Baと、端部支持フレーム40のフレーム側ボルト挿入孔Faとの両者の芯Gがズレた状態でボルト70が締め込まれた場合、何ら対策を施さなければ、ボルト70が平面部Haに対して斜めに締まるため、位置決め用の上面52Uと平面部Haとの間に隙間が生じる等して面接触の状態が悪くなり、位置決め精度が低下する。
そこで、本実施形態では、バー側ボルト締結穴Baと、フレーム側ボルト挿入孔Faとの互いの芯Gのズレが解消されるようになっている。
具体的には、ボルト70は、頭部72よりも径が大きな円筒部73を有し、当該円筒部73の外周面の下端部には、深さ方向Lに向かって縮径するテーパー面73Aが設けられている。
一方、フレーム側ボルト挿入孔Faは、その入口部75の内周面に、ボルト70の円筒部73のテーパー面73Aと同様に、深さ方向Lに向かって縮径するテーパー面75Aが設けられている。
かかる構成において、バー側ボルト締結穴Baと、フレーム側ボルト挿入孔Faとの芯Gがズレた状態でボルト70がフレーム側ボルト挿入孔Faに挿入された場合でも、円筒部73のテーパー面73Aが、入口部75のテーパー面75Aに係合することで、円筒部73が芯Gに合う位置に案内され、ボルト70の軸部71とフレーム側ボルト挿入孔Faとの芯Gが合わせられる。この状態でボルト70が締め付けられることで、当該軸部71が螺合するバー側ボルト締結穴Baの芯Gもフレーム側ボルト挿入孔Faの芯Gに合わせられ、芯Gのズレが解消される。これにより、ボルト70による光源担持反射鏡バー52の固定時に、芯Gのズレによる位置ズレが抑制される。
なお、光源担持反射鏡バー52と中間支持フレーム41とのボルト70による締結構造、並びに、光源担持バー54と、端部支持フレーム40及び中間支持フレーム41とのボルト70による締結構造も、図8に示した締結構造と同様である。
次いで、光源担持反射鏡バー52の構成について、より詳細に説明する。
図9は、光源担持反射鏡バー52の構成を示す図である。
光源担持反射鏡バー52は、上述の通り、ライン方向Aに延びる棒状部材であり、光源担持面52Kには、ライン方向Aに延びる一条の上記凹部63と、当該凹部63以外の残余の部分に形成された補助反射面52Hと、が設けられている。凹部63には、複数のLED基板38が直線状に並べて収められ、ねじ止めされている。LED基板38は、ライン方向Aに長い矩形状の実装基板に、当該ライン方向Aに沿って紫外線LEDを直線状に配列して細長い発光部39を構成したものであり、配線37が端子台82に電気的に接続され、電源端子62に接続される不図示の電線を介して制御装置によって点灯制御される。
また、光源担持反射鏡バー52には、各LED基板38を区切る位置(すなわち、隣り合うLED基板38の間)に、補助反射板84を差込固定するスリット83が形成されている。かかるスリット83は、前掲図3に示すように、照射器本体20の中央反射鏡バー50にも設けられており、また、図示を省略するが、光源担持バー54にも同様に設けられている。
補助反射板84は、その両面が反射面に形成された板材であり、中央反射鏡バー50、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54(すなわち、すべての光源反射鏡ペア36)のそれぞれのスリット83に差し込まれ、板バネで固定されることで、これらが延びる方向(ライン方向A)に直交配置される。これにより、すべての光源反射鏡ペア36が、ライン方向Aにおいて、LED基板38の単位で補助反射板84によって仕切られることとなる。これにより、補助反射板84で仕切られたライン方向Aにおける各範囲において、並列配置された光源反射鏡ペア36の間の照度が補われるので、照射効率が高められる。
また照射器本体20には、補助反射板84で仕切られたライン方向Aにおける範囲ごとに、上記端子台82が設けられ、当該範囲に属する各LED基板38が、その範囲に対応する端子台82に結線される。これにより、照射器本体20が、各端子台82を通じて、補助反射板84で仕切られた範囲ごとに、各LED基板38の点灯制御を実行できる。したがって、照射器本体20は、ライン方向Aにおける照射範囲(ライン状の光の長さ)や照度分布を可変したり、またバー状光源32やバー状反射面34のライン方向Aにおける温度勾配に合わせて、各LED基板38に流す電流を制御することで温度差を抑え、当該温度差に起因した照度ムラの抑制を図ることができる。
光源担持反射鏡バー52は、図9に示すように、その凹部63にライン方向Aに沿って、バー状光源32を冷却するための冷却パイプ85が設けられている。この冷却パイプ85の一方の端部85T1は上記冷却媒体入口ポート19Aに接続され、他方の端部85T2は、光源担持反射鏡バー52の内部をライン方向Aに貫通した戻し管86を通じて上記冷却媒体出口ポート19Bに接続されており、その内部を一方の端部85T1から他方の端部85T2に向かって冷却媒体が流通している。このように、戻し管86が光源担持反射鏡バー52の内部を通ることで、冷却効果が高められ、また省スペース化が図られている。
なお、光源担持反射鏡バー52の回動軸59は、冷却パイプ85の両方の端部85T1、85T2、或いは、それぞれに設けたガイド(「カラー」とも呼ばれる)によって構成され、これら端部85T1、85T2、或いは、ガイドが上記フック部60に回動自在に引っ掛かるようになっている。
ここで、本実施形態では、冷却パイプ85は、光源担持反射鏡バー52の基材であるアルミニウムよりも熱伝導率が大きな銅材の押出成形により、前掲図6に示すように、断面四角形状に形成されており、その外側面の一面である接触面85Hを露出させた状態で凹部63に埋め込まれている。この凹部63は、その表面が平らな平面に形成されており、当該表面に、各LED基板38が冷却パイプ85の接触面85Hに面接触した状態で取り付けられている。かかる面接触、並びに、冷却パイプ85の高い熱伝導率によって、優れた冷却性能が実現されている。これに加え、冷却パイプ85が銅製であるため耐腐食性も向上させることができる。
また本実施形態の冷却パイプ85は、凹部63の平らな表面に形成された一条の取付溝63Mに遊嵌された状態で接着剤を用いて当該取付溝63Mに固定され、その後、凹部63の表面に対して切削、研磨などの表面加工を施すことで、凹部63の平らな表面と冷却パイプ85の接触面85Hとが面一に成されている。
このように、取付溝63Mと冷却パイプ85の間に多少の隙間を持たせることで、光源担持反射鏡バー52と冷却パイプ85の間に熱膨張率の差があっても、その差が隙間で吸収され、凹部63の表面と冷却パイプ85の接触面85Hとが面一に維持される。これにより、LED基板38と接触面85Hとの面接触状態が維持されるので、優れた冷却性能が阻害されることがない。
なお、冷却パイプ85の接触面85Hに熱伝導性グリス等の熱伝導材を塗布し、各LED基板38と接触面85Hとの熱伝導性を高めてもよいことは勿論である。
また、光源担持バー54にも、光源担持反射鏡バー52と同様の構成で、光源担持面54Kの凹部63に冷却パイプ85等が設けられている。
上述した実施形態によれば次の効果を奏する。
本実施形態の光照射装置10では、照射器本体20が備えるバー状光源32のそれぞれが、対面するバー状反射面34との距離を拡げる開方向Cに回動自在に設けられている。これにより、メンテナンス作業時には、作業者は、バー状光源32を開方向Cに回動させることで、対面するバー状反射面34との間に、ドライバーなどの工具を差し込み、対象のLED基板38の取り外し作業をするのに十分な作業スペースを作ることができ、メンテナンス性を高めることができる。
本実施形態の光照射装置10では、バー状光源32が設けられた光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54と、これら光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の各々の両端を支持する一対の端部支持フレーム40と、を有し、各端部支持フレーム40は、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54のそれぞれの端部が引っ掛かり、回動自在に支持するフック部60を備える。
これにより、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の端部をフック部60で引っ掛けるという簡単な構成で、バー状光源32の回動を実現でき、構成の簡略化、及び低コスト化を図ることができる。
本実施形態の光照射装置10では、光源担持反射鏡バー52と、光源担持バー54のそれぞれは、位置決め用の平面である上面52U、54Uを有し、端部支持フレーム40に形成された平面部Haに、上面52U、54Uが面接触状態で固定されることで所定位置に位置決めされる構成となっている。
さらに、これら光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54は、端部支持フレーム40のフレーム側ボルト挿入孔Faに挿入され、上面52U、54Uに形成されたバー側ボルト締結穴Baに螺合するボルト70によって端部支持フレーム40に締結される構成となっている。
加えて、ボルト70が備える円筒部73の外周面と、フレーム側ボルト挿入孔Faの内周面のそれぞれには、フレーム側ボルト挿入孔Faとバー側ボルト締結穴Baとの芯Gを合わせるテーパー面73A、75Aが設けられている。
これらの構成により、バー側ボルト締結穴Baと、フレーム側ボルト挿入孔Faとの芯Gがズレた状態でボルト70がフレーム側ボルト挿入孔Faに挿入された場合であっても、円筒部73と入口部75との両者のテーパー面73A、75Aが互いに係合することで、円筒部73が芯Gに合う位置に案内され、バー側ボルト締結穴Baの芯Gとフレーム側ボルト挿入孔Faの芯Gが合わせられ、芯Gのズレが解消される。これにより、ボルト70による光源担持反射鏡バー52の固定時に、芯Gのズレによる位置ズレを抑えることができる。
本実施形態の光照射装置10では、光源担持面52K、54K内の平らな表面(凹部63の表面)にバー状光源32と、冷却媒体が流れる冷却パイプ85とが設けられた複数の棒状部材である光源担持反射鏡バー52と、光源担持バー54と、を備える。そして、冷却パイプ85は、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の一端から他端にかけて、光源担持面52K、54Kの表面に面一に設けられている。
これにより、バー状光源32の各LED基板38と冷却パイプ85が良好に面接触し、冷却性能が高められる。
本実施形態の光照射装置10では、冷却パイプ85は、断面四角形状であり、外側面の一面である接触面85Hがバー状光源32の各LED基板38の裏面に面接触する。
これにより、冷却パイプ85と各LED基板38との接触面積が高められ、冷却性能がより高められる。
本実施形態の光照射装置10では、冷却パイプ85は、光源担持反射鏡バー52、及び光源担持バー54の材質であるアルミニウムと熱膨張係数が異なり、かつ、当該アルミニウムよりも熱伝導率が高い材質である銅材によって形成されており、光源担持面52K、54Kの表面に設けられた取付溝63Mに遊嵌され、当該取付溝63Mに接着剤で固定されている。
これにより、取付溝63Mと冷却パイプ85の間に多少の隙間が存在することで、光源担持反射鏡バー52と冷却パイプ85の間に熱膨張率の差があっても、その差が隙間で吸収され、凹部63の表面と冷却パイプ85の接触面85Hとの面一が維持される。これにより、LED基板38と接触面85Hとの面接触状態が維持されるので、優れた冷却性能を維持することができる。
本実施形態の光照射装置10では、隣り合うLED基板38の間に、光源反射鏡ペア36が延びる方向に直交した板状の補助反射板84が設けられている。
これにより、補助反射板84で仕切られたライン方向Aにおける各範囲において、並列配置された光源反射鏡ペア36の間の照度が補われるので、照射効率が高められる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様の例示であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態において、発光素子の一例として紫外線LEDを例示したが、これに限らず、他の波長の光を放射する適宜のLEDを発光素子に用いてもよい。
上述した実施形態において、光源担持反射鏡バー52の光源担持面52Kは、少なくともバー状光源32が接触する箇所(すなわち、凹部63の表面)が平らな平面であれば、その他の部位(例えば補助反射面52H)の表面の形状は平らな平面でなくてもよい。
また本発明の光照射装置10は、枚葉印刷機1における光硬化用の照明に限らず、任意の用途の照明に用いることができる。
上述した実施形態における水平、及び垂直等の方向や各種の数値、形状は、特段の断りがない限り、それら方向や数値、形状と同じ作用効果を奏する範囲(いわゆる均等の範囲)を含む。
10 光照射装置
20 照射器本体
32 バー状光源
34 バー状反射面
36 光源反射鏡ペア(バー状光源とバー状反射面の対)
38 LED基板(発光素子基板)
40 端部支持フレーム
41 中間支持フレーム
50 中央反射鏡バー
52 光源担持反射鏡バー(棒状部材)
52K、54K 光源担持面
52U、54U 上面(位置決め用の平面)
52H 補助反射面
54 光源担持バー(棒状部材)
59 回動軸
60 フック部
63 凹部
70 ボルト
73 円筒部
73A、75A テーパー面
82 端子台
84 補助反射板
85 冷却パイプ
85H 接触面
A ライン方向
Ba バー側ボルト締結穴(螺子穴)
Fa フレーム側ボルト挿入孔(貫通孔)
Ha 平面部
K 光軸

Claims (7)

  1. ライン状に光を照射する光照射装置において、
    直線状に並べられた複数の発光素子基板を有し、ライン状に光を放射するバー状光源と、前記バー状光源に対面配置され、前記バー状光源のライン状の光を所定箇所にライン状に集光するバー状反射面と、の複数の対が並列に配置され、
    前記バー状光源のそれぞれが、対面する前記バー状反射面との距離を拡げる方向に移動可能に設けられている
    ことを特徴とする光照射装置。
  2. 前記バー状光源が設けられた複数の棒状部材と、
    前記棒状部材の各々の両端を支持する一対の端部支持フレームを有し、
    前記端部支持フレームは、
    前記棒状部材の端部が引っ掛かり、回動自在に支持するフック部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
  3. 前記棒状部材のそれぞれは、
    位置決め用の平面を有し、
    前記端部支持フレームに形成された平面部に、前記平面が面接触状態で固定されることで所定位置に位置決めされ、
    前記端部支持フレームの貫通孔に挿入され、前記棒状部材の前記平面に形成された螺子穴に螺合するボルトによって前記端部支持フレームに締結され、
    前記ボルトの外周面と、及び前記貫通孔の内周面のそれぞれには、前記貫通孔と前記螺子穴との芯を合わせるテーパー面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光照射装置。
  4. 前記棒状部材は、
    光源担持面内の平らな表面に前記バー状光源と、冷却媒体が流れる冷却パイプとが設けられており、
    前記冷却パイプは、
    前記棒状部材の一端から他端にかけて、前記光源担持面内の平らな表面に面一に設けられている、ことを特徴とする請求項2または3に記載の光照射装置。
  5. 前記冷却パイプは、
    断面四角形状であり、外側面の一面が前記バー状光源の各発光素子基板に面接触する、ことを特徴とする請求項4に記載の光照射装置。
  6. 前記冷却パイプは、
    前記棒状部材と熱膨張係数が異なり、かつ前記棒状部材よりも熱伝導率が高い材質で形成され、
    前記光源担持面内の平らな表面に設けられた取付溝に遊嵌され、当該取付溝に接着剤で固定されている
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の光照射装置。
  7. 隣り合う前記発光素子基板の間に、それぞれの前記対が延びる方向に直交した板状の補助反射板が設けられている、ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光照射装置。
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