JP7273590B2 - 天井構造 - Google Patents

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Description

本発明は、天井下地に固定される天井材を具備する天井構造の技術に関する。
従来、天井下地に固定される天井材を具備する天井構造の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の天井構造は、メインバー及びクロスバーによって格子状に形成される天井構造枠(天井下地)と、天井構造枠に取り付けられる天井パネル(天井板)と、を具備する。天井構造枠は、取付金具を介して吊りボルトに吊り下げられる。天井パネルは、天井構造枠に形成されたフランジ部に載置された状態で、当該天井構造枠に取り付けられる。
特許第6254792号公報
特許文献1において、天井パネルは、石膏ボードやコンパネ等の板材によって構成される。しかしながら、このような天井パネルを、例えば、1枚の石膏ボードによって構成した場合、耐火性や遮音性を向上させることが困難であった。
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、耐火性及び遮音性を効果的に向上させることが可能な天井構造を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、天井下地に固定される天井材と、前記天井材の上方に配置される断熱材と、を具備する天井構造であって、前記天井材は、厚みが9mm以上の強化石膏ボードを複数積層することで形成されると共に、複数の前記強化石膏ボードの厚みの合計が35mm以下となるように形成され、前記天井下地は、梁を挟んで分割されており、前記断熱材は、前記梁を挟んで分割される第一断熱材と、前記梁の下方において、分割された前記天井下地に亘るように設けられる第二断熱材と、を具備し、前記天井構造は、前記天井材の上方かつ前記梁の下方において、分割された前記天井下地を接続することにより当該梁の下方の空間を塞ぐと共に、前記第二断熱材が敷設される接続部材をさらに具備するものである。
前記複数の強化石膏ボードには、互いに同じ仕様のものが用いられることとしてもよい。
このような構成により、コストを低減することができる。
前記複数の強化石膏ボードには、それぞれガラス繊維網入りのものが用いられることとしてもよい。
このような構成により、耐火性をより向上させることができる。
前記複数の強化石膏ボードの厚みの合計は、30mm以下となるように形成されることとしてもよい。
このような構成により、天井材を施工し易くすることができる。
前記複数の強化石膏ボードの厚みは、それぞれ15mm以上となるように形成されることとしてもよい。
このような構成により、強化石膏ボードの耐火性及び遮音性を向上させることができる。
前記接続部材は、鋼板により形成されることとしてもよい。
このような構成により、接続部材に敷設された第二断熱材の脱落を抑制することができる。
耐火性及び遮音性を効果的に向上させることができる。
建物を示す概略図。 壁際を示す断面図。 最上階における壁際を示す断面図。 (a)第一実施形態に係る天井構造を示す背面断面図。(b)同じく、側面断面図。 (a)天井材を示す斜視図。(b)同じく断面図。 (a)第二実施形態に係る天井構造を示す背面断面図。(b)同じく、側面断面図。 (a)変形例に係る天井構造を示す背面断面図。(b)同じく、側面断面図。
以下の説明においては、図中に記した矢印に従って、上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義する。
以下では、第一実施形態に係る天井構造10について説明する。まず、天井構造10が適用された建物1について簡単に説明する。
図1に示す建物1は、2階建ての集合住宅である。建物1は、外壁部2、屋根3、隔壁4及び天井構造10等を具備する。
図1及び図2に示す外壁部2は、建物1の外壁を成す部材である。外壁部2は、最も屋外側に配置される外装面材2a、最も屋内側に配置される内装面材2b、並びに、当該外装面材2aと内装面材2bとの間に設けられる断熱材2c及びファイヤーストップ材2d等によって構成される。
図1及び図3に示す屋根3は、外壁部2の上部に設けられる。隔壁4は、建物1内に複数設けられ、当該建物1内を複数の部屋に区画する。天井構造10は、建物1の各階において、天井を構成するためのものである。当該天井は、梁5によって支持される。梁5は、ウェブと、当該ウェブの端部に形成される上フランジ及び下フランジと、を具備するH形鋼やC形鋼によって構成される。梁5は、水平方向において互いに直交する2方向(第一実施形態では前後方向及び左右方向)に延びるように形成される大梁5a及び小梁5bを具備する(図4参照)。
以下では、図4を参照して、第一実施形態に係る天井構造10の構成について説明する。
天井構造10は、吊り金具20、天井下地30、断熱材40、防湿シート50及び天井材60を具備する。
吊り金具20は、後述する天井下地30を吊り下げて支持するためのものである。吊り金具20は、大梁5a又は小梁5bに間隔をあけて複数設けられる。
天井下地30は、後述する天井材60を固定するためのものである。天井下地30は、平面視略格子状に形成される。天井下地30は、後述する断熱材40を梁5の下方に敷設可能となるように、梁5よりも低い位置に配置される。天井下地30は、第一フレーム31及び第二フレーム32を具備する。
第一フレーム31は、長手方向を水平方向の一方向(第一実施形態では前後方向)に向けた長尺状の部材である。第一フレーム31は、左右一側が開口する断面視略C字状に形成される。第一フレーム31は、大梁5aの下方において、開口部が対向するように2つ配置される。当該2つの第一フレーム31は、吊り金具20を介して大梁5a又は小梁5bに固定される。
第二フレーム32は、長手方向を左右方向(第一フレーム31の長手方向に対して平面視で直交する方向)に向けた長尺状の部材である。第二フレーム32は、上部が開口する断面視略U字状に形成される。第二フレーム32の上下方向幅は、第一フレーム31の上下方向幅よりも小さくなるように形成される。第二フレーム32は、小梁5bの下方において、前後に並んで配置される。当該前後の第二フレーム32は、それぞれ第一フレーム31に固定される。
断熱材40は、天井下地30に載置される。断熱材40は、天井下地30と梁5との間に敷設され、当該梁5を跨ぐように設けられる。こうして、断熱材40は、天井の全域に亘って敷設される。
防湿シート50は、防湿効果を有する(水分を透過し難い)シート状の部材である。防湿シート50は、可撓性を有するように形成される。防湿シート50は、天井下地30(第一フレーム31及び第二フレーム32)の下面に設けられる。
天井材60は、天井面を成す略板状の部材である。天井材60は、板面を上下方向に向けて配置される。天井材60は、ビスAを介して天井下地30に固定される。天井材60は、水平方向に並ぶように複数設けられる。
第一実施形態においては、天井材60を1枚の石膏ボードで構成するのではなく、複数枚の石膏ボードを積層することで、耐火性及び遮音性を向上させている。以下では、図4及び図5を参照して、天井材60の構成について詳細に説明する。
第一実施形態に係る天井材60は、2枚の石膏ボードを上下に積層することで構成される。図5に示すように、天井材60は、第一ボード61及び第二ボード62を具備する。
第一ボード61は、上下に積層された2枚の石膏ボードのうち、上側の石膏ボードである。第一ボード61は、芯材部分に無機繊維を入れて耐火性が向上された強化石膏ボードによって構成される。このような第一ボード61の厚みD61は、9mm以上となるように形成される。なお、第一実施形態に係る第一ボード61の厚みD61は、15mmとなっている。また、第一実施形態に係る第一ボード61には、前記無機繊維として、ガラス繊維網を入れた強化石膏ボードが用いられている。
第二ボード62は、上下に積層された2枚の石膏ボードのうち、下側の石膏ボードである。第二ボード62は、第一ボード61と同様に、厚みD62が9mm以上の強化石膏ボードによって構成される。第一実施形態に係る第二ボード62には、第一ボード61と同じ仕様の強化石膏ボードが用いられる。具体的には、第一実施形態に係る第二ボード62には、第一ボード61と同一種類の(芯材部分に第一ボード61と同じくガラス繊維網を入れ、第一ボード61と同じ組成のものからなる)強化石膏ボードが用いられる。また、第二ボード62の厚みD62は、第一ボード61の厚みD61(15mm)と同一の厚みとなるように形成される。また、第二ボード62の幅及び奥行き(左右方向幅及び前後方向幅)は、第一ボード61の幅及び奥行きと同一の寸法となるように形成される。
このように構成される天井材60の第一ボード61は、図4に示すように、ビスAを介して天井下地30に下方から固定される。また、第二ボード62は、ビスAを介して第一ボード61及び天井下地30に下方から固定される。これによって、第一ボード61及び第二ボード62が上下に積層されて天井に設けられることとなる。
第一実施形態では、比較的厚みD61・D62の厚い(15mmの)第一ボード61及び第二ボード62によって天井材60を構成し、当該天井材60の厚みD60(厚みD61・D62の合計、図5参照)を確保(30mmに)している。これにより、耐火性及び遮音性を向上させることができる。また、耐火性に優れた強化石膏ボードを複数枚(2枚)積層することで、耐火性及び遮音性を効果的に向上させることができる。
ここで、耐火性及び遮音性を向上させるという観点では、天井材60の厚みD60は、厚い方が望ましい。一方、天井材60の施工性(施工のし易さ)、具体的には、第一ボード61及び第二ボード62の重量及び持ち易さやビスAの自由度(例えば、使用可能なビスAの種類を増やせる)等という観点では、天井材60の厚みD60は、厚くし過ぎないのが望ましい。また、天井材60の強度面及び建物1の構造面で負荷をかけないようにするという観点でも、天井材60の厚みD60は、厚くし過ぎないのが望ましい。
第一実施形態においては、これらを考慮して、天井材60の厚みD60が30mmとなるように形成している。これにより、天井材60の厚みD60が過剰に厚くならないようにすることができる。これによって、耐火性及び遮音性を向上させつつ、第一ボード61及び第二ボード62の重量を軽くして持ち易くし、さらには、ビスAの自由度を向上させて施工性も向上させることができる。また、天井材60の強度面及び建物1の構造面で負荷をかけないようにすることもできる。
以上の如く、本実施形態に係る天井構造10は、天井下地30に固定される天井材60を具備する天井構造10であって、前記天井材60は、厚みD61・D62が9mm以上の強化石膏ボード(第一ボード61及び第二ボード62)を複数積層することで形成されると共に、複数の前記強化石膏ボードの厚みD61・D62の合計D60が35mm以下となるように形成されるものである。
このように構成することにより、耐火性及び遮音性に優れた複数の強化石膏ボードを用いて、天井材60を形成することができる。また、天井材60の厚みD60を確保することもできる。これによって、耐火性及び遮音性を効果的に向上させることができる。
また、前記複数の強化石膏ボードには、互いに同じ仕様のものが用いられるものである。
このように構成することにより、同じ製品(強化石膏ボード)を準備すれば済むため、天井材60のコストを低減することができる。また、強化石膏ボードの取付順序を考慮しなくて済むため、施工の手間を省くことができる。
また、前記複数の強化石膏ボードには、それぞれガラス繊維網入りのものが用いられるものである。
このように構成することにより、耐火性をより向上させることができる。
また、前記複数の強化石膏ボードの厚みD60の合計は、30mm以下となるように形成されるものである。
このように構成することにより、天井材60を施工し易くすることができる。
また、前記複数の強化石膏ボードの厚みD61・D62は、それぞれ15mm以上となるように形成されるものである。
このように構成することにより、強化石膏ボードの耐火性及び遮音性を向上させることができる。
また、前記天井材60の上方に配置される断熱材40をさらに具備するものである。
このように構成することにより、断熱性及び遮音性を向上させることができる。
次に、第二実施形態に係る天井構造110について説明する。
なお、以下において、第一実施形態に係る天井構造10と同様に構成される部材については、第一実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第二実施形態に係る天井構造110は、図6に示すように、天井下地130が梁5を挟んで分割される点で、第一実施形態に係る天井構造10と大きく相違する。以下では、この相違点を中心に説明する。
第二実施形態に係る天井構造110は、吊り金具120、天井下地130、第一断熱材140、防湿シート50、天井材60、第二断熱材170及び鋼板180を具備する。
吊り金具120は、正面視略Z字状の取付金具121、及び当該取付金具121に天井下地130を固定するボルト122等を具備する。取付金具121は、下部が大梁5a又は小梁5bの下面に固定され、当該大梁5a又は小梁5bから外側へ突出するように設けられる。取付金具121の上部は、大梁5a又は小梁5bのウェブの外側方に配置され、ボルト122が挿通される。
天井下地130は、大梁5aの左方及び右方にそれぞれ第一フレーム131が配置される。また、天井下地130は、小梁5bの前方及び後方にそれぞれ第二フレーム132が配置される。このように、第二実施形態においては、左右の第一フレーム131及び前後の第二フレーム132が隣接して配置されておらず、当該フレーム131・132間に梁5が介在するように配置されている。こうして、天井下地130は、梁5を介して分割される。
このような天井下地130の第一フレーム131は、大梁5aの左右外側方、かつ、吊り金具120のボルト122の下方に配置される。第一フレーム131は、ボルト122を介して吊り金具120の取付金具121に固定される。当該第一フレーム131は、小梁5bの下端部と正面視で重複する(上端が小梁5bの下端よりも上方に位置する)ように配置される。第二フレーム132は、下面が当該第一フレーム131の下面と面一となるように、第一フレーム131に固定される。こうして、天井下地130は、梁5の下方に配置された第一実施形態に係る天井下地30よりも高い位置に配置される。
第一断熱材140は、天井下地130に載置される。第一断熱材140は、第一実施形態に係る断熱材40とは異なり、梁5の下方には敷設されておらず、梁5を挟んで複数設けられる。
第二断熱材170は、梁5の下方の空間を断熱及び遮音するためのものである。第二断熱材170は、梁5の下方に敷設可能となるように、厚み(上下方向幅)が第一断熱材140の厚みよりも薄くなるように形成される。第二断熱材170は、梁5の下方に敷設される。具体的には、第二断熱材170は、大梁5aの下方において、吊り金具120の取付金具121と後述する鋼板180との間に配置される。また、第二断熱材170は、小梁5bの下方において、当該小梁5bと鋼板180との間に配置される。
鋼板180は、梁5の下方に設けられる薄い板状の部材である。鋼板180は、防湿シート50の下面と天井材60の上面との間に配置される。当該鋼板180は、分割された天井下地130に亘るように配置される。具体的には、鋼板180は、大梁5aの左方及び右方に配置される第一フレーム131に亘るように配置される(図6(a)参照)と共に、小梁5bの前方及び後方に配置される第二フレーム132に亘るように配置される(図6(b)参照)。これにより、鋼板180は、分割された天井下地130を接続し、梁5の下方の空間を塞ぐことができる。
このように構成される第二実施形態に係る天井構造110は、分割して梁5と重複するまで高さ位置を高くした天井下地130に天井材60を固定することで、天井面(天井材60の下面)を第一実施形態に係る天井面よりも高くしている。これによって、階高(隣接する2つの階の床面間の距離)が比較的低い場合でも、天井の高さ(天井面と床面との距離)を確保することができる。これにより、建物1の居住者に開放感を与えることができる。
ここで、梁5を挟んで天井下地130を分割すると、当該梁5の下方に第一フレーム131及び第二フレーム132が配置されなくなって、当該梁5の下方の耐火性及び断熱性が局所的に低下する可能性があるところ、第二実施形態では、当該箇所に鋼板180を配置している。これによって、天井面を高くすることができると共に、耐火性及び断熱性の局所的な低下を抑制することができる。また、第一断熱材140を敷設不能な梁5の下方に適宜のサイズの第二断熱材170を敷設することで、梁5の下方の空間を断熱及び遮音することができる。これにより、断熱性及び遮音性を効果的に向上させることができる。
以上の如く、第二実施形態に係る天井構造110において、前記天井下地130は、梁5を挟んで分割されており、前記天井構造110は、前記梁5の下方において、分割された前記天井下地130を接続する鋼板180(接続部材)をさらに具備するものである。
このように構成することにより、分割された天井下地130を補強することができる。また、第二実施形態のように天井下地130を梁5と重複するように配置することで、天井面を高くすることができると共に、分割された天井下地130を補強することができる。
なお、第二実施形態に係る鋼板180は、接続部材の実施の一形態である。
以上、天井構造の実施形態を説明したが、天井構造の構成は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、第一実施形態及び第二実施形態に係る天井構造10・110は、集合住宅に適用されるものとしたが、天井構造10・110が適用される建物1は、集合住宅に限定されるものではなく、例えば、戸建て住宅等であってもよい。また、建物1は、必ずしも2階建ての建物である必要はなく、平屋や3階以上の建物であってもよい。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る天井材60は、強化石膏ボードが複数積層されていればよく、その積層枚数は限定されるものではない。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る第一ボード61及び第二ボード62は、互いに同じ仕様のものが用いられるものとしたが、これに限定されるものではなく、互いに異なる仕様のものであってもよい。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る第一ボード61及び第二ボード62の厚みD61・D62は、それぞれ15mmであるものとしたが、9mm以上であれば、これに限定されるものではない。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る天井材60の厚みD60(第一ボード61及び第二ボード62の厚みD1・D2の合計)は、30mmであるものとしたが、35mm以下であれば、これに限定されるものではない。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る第一ボード61及び第二ボード62は、ガラス繊維網入りの強化石膏ボードであるものとしたが、芯材に入れるものはガラス繊維網に限定されるものではなく、他の材料を入れていてもよい。
また、第一実施形態及び第二実施形態に係る天井構造10・110は、防湿シート50、断熱材40・140・170を具備するものとしたが、これに限定されるものではなく、防湿シート50、断熱材40・140・170を具備していなくてもよい。これによって、部品点数を削減してコストを低減することができる。
また、天井下地30・130と梁5との高さの関係は、第一実施形態及び第二実施形態に限定されるものではなく、任意の関係とすることができる。天井下地30・130と梁5との高さの関係は、例えば、階高や天井面の高さ(天井面と床面との距離)等に応じて、適宜構成を変更してもよい。具体的には、図7に示す変形例に係る天井構造210のような構成とすることもできる。
変形例に係る天井構造210は、吊り金具20、天井下地230、第一断熱材240、防湿シート50、天井材60及び第二断熱材270を具備する。天井下地230は、梁5の下方、かつ、第一断熱材240が梁5の下方に敷設できない程度に高い位置に配置される。こうして、天井下地230は、第一実施形態に係る天井下地30よりも高く、かつ、第二実施形態に係る天井下地130よりも低くなるように形成される。変形例において、第一断熱材240は、天井下地230に載置され、梁5を挟んで複数設けられる。第二断熱材270は、小梁5bの下方(小梁5bの下面と防湿シート50の上面との間)に設けられる。変形例に係る天井構造210によれば、天井下地230を分割しなくても、天井の高さを高くすることができる。
10 天井構造
60 天井材
61 第一ボード(強化石膏ボード)
62 第二ボード(強化石膏ボード)
D61 第一ボードの厚み(強化石膏ボードの厚み)
D62 第二ボードの厚み(強化石膏ボードの厚み)
D60 天井材の厚み(強化石膏ボードの厚みの合計)

Claims (6)

  1. 天井下地に固定される天井材と、
    前記天井材の上方に配置される断熱材と、
    具備する天井構造であって、
    前記天井材は、
    厚みが9mm以上の強化石膏ボードを複数積層することで形成されると共に、複数の前記強化石膏ボードの厚みの合計が35mm以下となるように形成され、
    前記天井下地は、
    梁を挟んで分割されており、
    前記断熱材は、
    前記梁を挟んで分割される第一断熱材と、
    前記梁の下方において、分割された前記天井下地に亘るように設けられる第二断熱材と、
    を具備し、
    前記天井構造は、
    前記天井材の上方かつ前記梁の下方において、分割された前記天井下地を接続することにより当該梁の下方の空間を塞ぐと共に、前記第二断熱材が敷設される接続部材をさらに具備する、
    天井構造。
  2. 前記複数の強化石膏ボードには、
    互いに同じ仕様のものが用いられる、
    請求項1に記載の天井構造。
  3. 前記複数の強化石膏ボードには、
    それぞれガラス繊維網入りのものが用いられる、
    請求項1又は請求項2に記載の天井構造。
  4. 前記複数の強化石膏ボードの厚みの合計は、
    30mm以下となるように形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の天井構造。
  5. 前記複数の強化石膏ボードの厚みは、
    それぞれ15mm以上となるように形成される、
    請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の天井構造。
  6. 前記接続部材は、鋼板により形成される、
    請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の天井構造。
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