JP7240180B2 - 設備環境出力システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、設備環境出力システムおよびプログラムに関する。
例えば特許文献1には、ネットワークを介してサーバに接続されたクライアントで3次元空間の設計を行うシステムであって、空間の間取りを設計するための設計ソフトウェアと、間取りの設計に利用する部品を検索・抽出できるように格納した部品データベースと、間取り設計された空間を3次元表示するための3次元表示ソフトウェアのすべてがサーバ側にあり、クライアントではネットワークを介してサーバ側のソフトウェアおよびデータベースを利用できる環境を有することが開示されている。
例えば特許文献2には、観察環境の変化や建築素材の向きの変化に応じた建築素材の質感を表現するために、仮想空間画像処理装置が備えるモニタに表示される仮想空間にて、住宅購入希望者は、表示された仮想空間を使用して、質感を確認したい素材を指定でき、仮想空間画像処理装置を用いた仮想空間内で、そのパーツの質感を確認したり、別の素材の質感を確認することが開示されている。
特開2002-163308号公報 特開2017-33317号公報
例えば、仮想空間に設備を配置して3次元表示させるシステムがある。
ここで、例えば、熱発生設備から発生する熱や空調設備から発生する風などのユーザが視認可能でない環境をユーザに疑似的に体感させることができれば、ユーザは、熱発生設備や空調設備などの設備が配置された空間における環境を想像しやすくなる。
本発明は、熱発生設備や空調設備などの設備が配置された空間における環境を、ユーザに疑似的に体感させることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、設備が配置される空間に関する空間情報を取得する空間情報取得手段と、前記空間に配置される設備の形状情報と、当該空間に配置される当該設備の設備位置情報と、を含む設備情報を取得する設備情報取得手段と、前記設備情報を取得した設備が熱発生設備である場合には発生する熱に関する熱情報が含まれ、当該設備が空調設備である場合には当該空調設備の機能および設定の少なくとも一方に関する空調情報が含まれる当該設備の環境情報を取得する環境情報取得手段と、前記空間内を移動するユーザの位置に関するユーザ位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、取得した前記空間情報を用いて、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備情報とを基に3次元の仮想空間に当該設備を3次元表示させるとともに、当該設備の前記環境情報を用いて情報を出力させる出力手段と、を有し、前記出力手段は、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備位置情報とに応じて、当該設備に対応付けられた情報であって前記ユーザの触覚、聴覚および嗅覚の少なくとも一の感覚に訴える情報を出力させることを特徴とする設備環境出力システムである。
請求項2に記載の発明は、ユーザが把持可能な把持部材の前記空間における位置に関する把持部材位置情報を取得する部材位置情報取得手段をさらに有し、前記出力手段は、取得した前記把持部材位置情報を基に前記仮想空間における前記把持部材の位置に応じた領域に予め定められた画像を表示させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システムである。
請求項3に記載の発明は、前記仮想空間は、前記空間における領域の大きさに対して第1の倍率の大きさにより表示され、前記仮想空間に配置される前記設備は、前記空間に配置される当該設備の寸法に対して前記第1の倍率の寸法により表示され、前記出力手段は、ユーザにより前記把持部材が動かされた場合に、前記画像を、当該把持部材が動かされた距離に対して前記第1の倍率の距離動かすことを特徴とする請求項2記載の設備環境出力システムである。
請求項4に記載の発明は、前記出力手段は、ユーザにより前記把持部材が動かされたが、前記画像の移動が途中で制限される場合に、前記仮想空間に3次元表示している前記設備に接触していることを通知する情報を出力することを特徴とする請求項3記載の設備環境出力システムである。
請求項に記載の発明は、前記環境情報取得手段は、前記熱発生設備および/または前記空調設備が前記空間に二台以上配置される場合に、配置される当該熱発生設備および/または当該空調設備の各々に係る前記環境情報を取得し、前記出力手段は、前記仮想空間に3次元表示している前記熱発生設備および/または前記空調設備の各々に係る前記環境情報に基づいて算出された気温および/または温度に関する情報を出力することを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システムである。
請求項に記載の発明は、前記出力手段は、前記仮想空間に3次元表示している前記設備の前記環境情報を用いて情報を出力させるとともに、前記仮想空間に配置され3次元表示していない前記設備の前記環境情報を用いて情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システムである。
請求項に記載の発明は、取得した前記環境情報に基づいて、前記空間において予め定められた時間の環境状況に関する状況情報を算出する算出手段をさらに有し、前記出力手段は、前記空間における時間に応じた前記状況情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システムである。
請求項に記載の発明は、コンピュータに、設備が配置される空間に関する空間情報を取得する機能と、前記空間に配置される設備の形状情報と、当該空間に配置される当該設備の設備位置情報と、を含む設備情報を取得する機能と、前記設備情報を取得した設備が熱発生設備である場合には発生する熱に関する熱情報が含まれ、当該設備が空調設備である場合には当該空調設備の機能および設定の少なくとも一方に関する空調情報が含まれる当該設備の環境情報を取得する機能と、前記空間内を移動するユーザの位置に関するユーザ位置情報を取得する機能と、取得した前記空間情報を用いて、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備情報とを基に3次元の仮想空間に当該設備を3次元表示させるとともに、当該設備の前記環境情報を用いて情報を出力させる機能と、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備位置情報とに応じて、当該設備に対応付けられた情報であって前記ユーザの触覚、聴覚および嗅覚の少なくとも一の感覚に訴える情報を出力させる機能と、を実現させるための、プログラムである。
本発明によれば、熱発生設備や空調設備などの設備が配置された空間における環境について、ユーザの位置に応じた音や熱、匂いなどを、ユーザの触覚、聴覚、嗅覚等の感覚に訴えることができる。
設備環境出力システムの全体構成例を示す図である。 サーバおよび端末のハードウェア構成例を示す図である。 サーバの機能構成例を示した図である。 空間情報入力画面の一例を示した図である。 備え付け設備配置画面の一例を示した図である。 設備情報設定画面の一例を示した図である。 熱発生設備等配置画面の一例を示した図である。 (a)は、関係画面を示した図であり、(b)は、3次元画面を示した図である。 (a)は、関係画面を示した図であり、(b)は、3次元画面を示した図である。 (a)は、空間を示した図であり、(b)は、3次元画面を示した図である。 (a)は、空間を示した図であり、(b)は、3次元画面を示した図である。 (a)は、関係画面を示した図であり、(b)は、3次元画面を示した図である。 空間を示した図である。 (a)は、3次元画面を示した図であり、(b)は、空間を示した図である。 サーバによる処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<設備環境出力システムの構成>
図1は、本実施形態に係る設備環境出力システム1の全体構成例を示す図である。
本実施形態に係る設備環境出力システム1は、熱を発生する熱発生設備や空調設備が空間に配置された際の環境に関する情報を出力することで、熱発生設備や空調設備が空間に配置された際の環境を、ユーザに疑似的に体感させるシステムである。空間としては、例えば、住宅、厨房、工場等における空間が挙げられる。もっとも、上記の施設とは異なる空間であってもよい。
設備環境出力システム1は、サーバ10と、端末30と、ヘッドマウントディスプレイ40と、把持部材50と、ユーザ位置検知センサ60と、熱発生装置70と、匂い発生装置80とを備える。サーバ10と、端末30、ヘッドマウントディスプレイ40、把持部材50、ユーザ位置検知センサ60、熱発生装置70、および匂い発生装置80とは、ネットワークを介して接続されている。
サーバ10は、設備が空間100に配置されたと仮定した場合において、設備が空間100に配置された際の環境をユーザに疑似的に体感させる。
サーバ10は、設備が配置される空間に関する情報である空間情報、空間に配置される設備の形状等に関する情報である形状情報、および、空間に配置される設備の位置に関する情報である設備位置情報を取得する。そして、取得した空間情報を用いて、形状情報と設備位置情報とを基に仮想空間に設備を3次元表示させる。また、サーバ10は、熱発生設備から発生する熱に関する情報である熱情報や、空調設備の機能および設定の少なくとも一方に関する情報である空調情報を取得する。そして、取得した熱情報や空調情報を用いて、熱発生設備や空調設備が空間に配置された際の環境に関する情報を仮想空間に3次元表示させる。熱情報と空調情報とをまとめて称する場合、以下では、環境情報と称する。また、単に「設備」と称する場合、この「設備」には、熱発生設備、空調設備、および後述する備え付け設備が含まれる。
また、サーバ10は、取得した環境情報を用いて、熱発生設備や空調設備が配置された際の環境に関する音、熱、および匂いを出力させる。
なお、仮想空間とは、実際の空間としては存在しないが、ヘッドマウントディスプレイ40に表示される仮想的な空間である。本実施形態では、ヘッドマウントディスプレイに、3次元の仮想空間が表示される。
サーバ10は、例えば、コンピュータにより実現される。サーバ10は、単一のコンピュータにより構成しても良いし、複数のコンピュータによる分散処理により実現しても良い。
端末30は、情報を表示する表示部31を備える。
端末30は、例えば、コンピュータ、タブレット型情報端末、その他の情報処理装置により実現される。
ヘッドマウントディスプレイ40は、ユーザの頭部に装着可能な表示装置である。ヘッドマウントディスプレイ40は、表示部41と、スピーカ42と、方向検知センサ43とを備える。
表示部41は、情報を3次元表示する。
スピーカ42は、音を出力する。
方向検知センサ43は、ヘッドマウントディスプレイ40を装着したユーザが向く方向を検知する。方向検知センサ43としては、例えば、ジャイロセンサや加速度センサ等を用いることができる。ヘッドマウントディスプレイ40は、ユーザの方向が方向検知センサ43に検知されると、検知されたユーザの方向に関する情報である方向情報を、サーバ10に送信する。
把持部材50は、ユーザが把持可能に設けられている。把持部材50には、空間100における把持部材50の位置や向きを検知する把持部材検知センサ51が設けられている。把持部材検知センサ51としては、例えば、ジャイロセンサや加速度センサ等を用いることができる。把持部材50は、把持部材50の位置や向きが把持部材検知センサ51に検知されると、検知された把持部材50の位置や向きに関する情報である把持部材位置情報を、サーバ10に送信する。
ユーザ位置検知センサ60は、空間100におけるユーザの位置を検知する。本実施形態では、二つのユーザ位置検知センサ60が、空間100の天井側の対角上に設けられている。ユーザ位置検知センサ60としては、例えば、赤外線センサ等を用いることができる。ユーザ位置検知センサ60は、ユーザの位置を検知すると、検知したユーザの位置に関する情報であるユーザ位置情報を、サーバ10に送信する。
熱発生装置70は、空間100内に熱を発生させる。熱発生装置70としては、例えば、ヒーター等を用いることができる。
匂い発生装置80は、空間100内に匂いを発生させる。匂い発生装置80としては、例えば、匂いを発生させる既存の器具を用いることができる。
サーバ10と、端末30、ヘッドマウントディスプレイ40、把持部材50、ユーザ位置検知センサ60、熱発生装置70、および匂い発生装置80との接続に用いられるネットワークは、データの送受信が可能であれば、その種類は特に限定されず、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等として良い。データ通信に用いられる通信回線は、有線であっても無線であっても良い。また、複数のネットワークや通信回線を介して各装置を接続する構成としても良い。
<ハードウェア構成例>
図2は、サーバ10および端末30のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、サーバ10および端末30は、CPU(Central Processing Unit)300aと、メモリ300cとを備える。また、各装置は、外部デバイスとして、磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)300g、ネットワークインターフェイス300f、表示機構300d、音声機構300h、キーボードやマウス等の入力デバイス300i等を備える。
メモリ300cおよび表示機構300dは、システムコントローラ300bを介してCPU300aに接続されている。また、ネットワークインターフェイス300f、磁気ディスク装置300g、音声機構300hおよび入力デバイス300iは、I/Oコントローラ300eを介してシステムコントローラ300bと接続されている。各構成要素は、システムバスや入出力バスなどの各種のバスによって接続される。
磁気ディスク装置300gには、各機能を実現するためのプログラムが格納されている。そして、このプログラムがメモリ300cにロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU300aにより実行されることで、各種の機能が実現される。
<サーバの機能構成>
次に、サーバ10の機能構成について説明する。
図3は、サーバ10の機能構成例を示した図である。
サーバ10は、送受信部11と、記憶部12と、空間情報管理部13と、設備情報管理部14と、ユーザ位置情報管理部15と、把持部材位置情報管理部16と、算出部17と、画像作成部18と、表示制御部19と、音制御部20と、熱制御部21と、匂い制御部22とを備える。
送受信部11は、ネットワークを介して端末30、ヘッドマウントディスプレイ40、把持部材50、ユーザ位置検知センサ60、熱発生装置70、および匂い発生装置80と接続するためのネットワーク・インターフェイスである。これにより、サーバ10は、端末30、ヘッドマウントディスプレイ40、把持部材50、ユーザ位置検知センサ60、熱発生装置70、および匂い発生装置80とデータ交換を行う。
記憶部12は、形状情報、熱情報、および空調情報を記憶する。
記憶部12に記憶される形状情報としては、例えば、設備の形状、設備の寸法等に関する情報が挙げられる。
記憶部12に記憶される熱情報としては、例えば、熱発生設備の稼働状態において熱発生設備から発生する音に関する情報である音情報、熱発生設備を用いることにより発生する匂いに関する情報である匂い情報、熱発生設備の稼働状態における発熱量等に関する情報が挙げられる。また、熱発生設備の出力強度が複数段階ある場合、「熱発生設備の稼働状態」には、各段階の稼働状態が含まれる。
記憶部12に記憶される空調情報としては、例えば、空調設備の稼働状態における機能、空調設備の設定等に関する情報が挙げられる。なお、「空調設備の稼働状態」には、空調設備の設定ごとの稼働状態が含まれる。
熱情報および空調情報(環境情報)、および形状情報は、例えば、ユーザが、環境情報、および形状情報を端末30に入力することで生成される。生成された各情報は、送受信部11を介して記憶部12に送信される。記憶部12は、取得した各情報を、設備を識別する識別情報と関連付けて記憶する。
識別情報としては、例えば、設備の型番や、ユーザが設備ごとに設定した値等に関する情報を用いることができる。識別情報は、例えば、ユーザが端末30に識別情報を入力することで生成される。生成された識別情報は、送受信部11を介して記憶部12に送信される。
空間情報取得手段の一例としての空間情報管理部13は、空間情報を管理する。
空間情報管理部13に管理される空間情報としては、例えば、空間における領域の大きさ等に関する情報が挙げられる。また、空間情報には、空間に備え付けられる備え付け設備に関する情報である備え付け設備情報が含まれる。また、空間情報には、設備が配置される空間の外の気温である外気温度に関する情報が含まれる。また、空間情報には、設備の断熱性に関する情報が含まれる。
備え付け設備としては、例えば、照明、窓、棚、カウンターやテーブルなどの台、出入口等が挙げられる。
備え付け設備情報としては、例えば、照明の明るさ、窓の大きさ、棚や台の寸法、出入口の広さ等の情報が挙げられる。また、備え付け設備情報には、空間における備え付け設備の位置や向きに関する情報が含まれる。
空間情報は、例えば、ユーザが端末30に空間情報を入力することで生成される。生成された空間情報は、送受信部11を介して空間情報管理部13に取得される。
設備情報取得手段の一例としての設備情報管理部14は、仮想空間に表示させる設備に係る環境情報や形状情報を管理する。
設備情報管理部14は、例えば、ユーザの端末30に対する操作に基づいて設定された環境情報や形状情報を、送受信部11を介して端末30から取得する。
また、設備情報管理部14は、熱発生設備や空調設備の稼働時間の設定に関する情報である時間情報を管理する。
また、設備情報管理部14は、空間における熱発生設備や空調設備の位置および向きに関する情報である設備位置情報を管理する。
時間情報や設備位置情報は、例えば、ユーザが端末30に時間情報や設備位置情報を入力することで生成される。生成された時間情報や設備位置情報は、送受信部11を介して設備情報管理部14に取得される。
なお、以下では、形状情報、環境情報、時間情報、および設備位置情報をまとめて称する場合には、設備情報と称する。また、設備情報管理部14は、環境情報を取得する環境情報取得手段としても捉えられる。
ユーザ位置情報取得手段の一例としてのユーザ位置情報管理部15は、ユーザ位置情報を管理する。ユーザ位置情報管理部15は、送受信部11を介してユーザ位置検知センサ60からユーザ位置情報を取得する。また、ユーザ位置情報管理部15は、送受信部11を介してヘッドマウントディスプレイ40から方向情報を取得する。
部材位置情報取得手段の一例としての把持部材位置情報管理部16は、把持部材位置情報を管理する。把持部材位置情報管理部16は、送受信部11を介して、把持部材50から把持部材位置情報を取得する。
算出部17は、熱発生設備や空調設備が空間に配置された際の環境状況に関する情報である状況情報を算出する。状況情報としては、例えば、空間の気温、設備の温度、熱発生設備から発生する熱の温度や熱が伝わる方向、空調設備から発生する風の向き、空調設備から発生する空気の温度等に関する情報が挙げられる。
算出部17は、空間情報管理部13に管理されている空間情報、設備情報管理部14に管理されている設備情報、ユーザ位置情報管理部15に管理されているユーザ位置情報、および、把持部材位置情報管理部16に管理されている把持部材位置情報に基づいて、状況情報を算出する。
算出部17が状況情報を算出する手法の一例を説明する。
算出部17は、熱発生設備の稼働状態における発熱量に関する情報に基づいて、空間における熱流束分布や温度分布等のパラメータを算出する。また、算出部17は、空調設備の稼働状態における機能に関する情報に基づいて、空間における温度分布や気流分布等のパラメータを算出する。これらのパラメータの算出は、空間に配置される設備の形状、寸法、位置、向き、断熱性、および外気温度に関する情報等を考慮して行われる。そして、算出部17は、算出したパラメータを用いて、状況情報を算出する。熱発生設備および/または空調設備が空間に二台以上配置される場合、算出部17は、配置される熱発生設備および/または空調設備の各々に係る設備情報を用いて、状況情報を算出する。
また、算出部17は、時間情報に基づいて、予め定められた時間(例えば1秒)ごとの状況情報を算出する。
算出部17に算出された状況情報は、記憶部12に記憶される。
画像作成部18は、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させる画像を作成する。画像作成部18は、空間情報管理部13に管理されている空間情報および設備情報管理部14に管理されている形状情報に基づいて、設備が配置された仮想空間の画像を作成する。この画像は、空間100においてユーザが取り得る位置および向きに応じて、それぞれ作成される。
画像作成部18は、空間に配置される設備の寸法と同じ倍率の寸法となるように設備の画像を作成する。また、画像作成部18は、設備が配置された空間における領域の大きさと同じ倍率の大きさとなるように仮想空間の画像を作成する。
また、画像作成部18は、記憶部12に記憶されている状況情報に基づいて、空間の気温に関する画像、設備の温度に関する画像、熱発生設備から発生する熱に関する画像、空調設備から発生する風に関する画像等を作成する。これらの画像は、空間においてユーザや把持部材50が取り得る位置および向きに応じて、それぞれ作成される。
また、画像作成部18は、把持部材50の画像を作成する。画像作成部18は、把持部材50の寸法と同じ倍率の寸法となるように把持部材50の画像を作成する。把持部材50の画像は、空間において把持部材50が取り得る位置および向きに応じて、それぞれ作成される。
画像作成部18により作成された画像は、記憶部12に記憶される。
表示制御部19は、画像作成部18により作成された画像を、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させる。表示制御部19は、ユーザ位置情報管理部15に管理されているユーザ位置情報および方向情報から、空間100におけるユーザの位置および向きを特定する。また、把持部材位置情報管理部16に管理されている把持部材位置情報から、空間100における把持部材50の位置および向きを特定する。そして、特定したユーザの位置および向きに対応付けられて記憶部12に記憶されている画像を、ヘッドマウントディスプレイ40の表示部41に表示させる。また、特定した把持部材50の位置および向きに対応付けられて記憶部12に記憶されている画像を、ヘッドマウントディスプレイ40の表示部41に表示させる。
音制御部20は、ヘッドマウントディスプレイ40のスピーカ42における音の出力制御を行う。音制御部20は、熱発生設備について予め定められた音出力条件が満たされた場合に、対象の熱発生設備に対応付けられて記憶部12に記憶されている音情報を、ヘッドマウントディスプレイ40のスピーカ42に出力させる。なお、音出力条件については、後述する。
熱制御部21は、熱発生装置70における熱の出力制御を行う。熱制御部21は、熱発生設備について予め定められた熱発生条件が満たされた場合に、熱発生装置70から熱を発生させる。なお、熱発生条件については、後述する。
匂い制御部22は、匂い発生装置80における匂いの出力制御を行う。匂い制御部22は、熱発生設備について予め定められた匂い発生条件が満たされた場合に、対象の熱発生設備に対応付けられて記憶部12に記憶されている匂い情報に係る匂いを、匂い発生装置80から発生させる。なお、匂い発生条件については、後述する。
また、表示制御部19、音制御部20、熱制御部21、および匂い制御部22は、それぞれ、環境情報を用いて情報を出力させる出力手段として捉えられる。
<空間情報の入力例>
続いて、空間情報の入力例について説明する。
図4は、空間情報入力画面101の一例を示した図である。
図4に示す空間情報入力画面101は、ユーザが空間情報を入力するための画面である。空間情報入力画面101は、端末30の表示部31に表示される。
空間情報入力画面101には、空間領域入力部102と、照明情報入力部103と、窓情報入力部104と、棚情報入力部105と、台情報入力部106と、出入口情報入力部107と、断熱性情報入力部109と、外気温度情報入力部112とが表示されている。
空間領域入力部102は、空間における領域の大きさを入力可能に設けられている。図示の例では、空間領域入力部102において、空間の「幅」、空間の「奥行き」、および空間の「高さ」が入力可能になっている。
なお、例えば、ユーザがCAD図を編集することで空間における領域の大きさを設定可能であってもよい。
照明情報入力部103は、照明の「明るさ」を入力可能に設けられている。また、「+」ボタンを選択すると、照明情報入力部103が追加で表示される。
窓情報入力部104は、窓の大きさを入力可能に設けられている。図示の例では、窓情報入力部104において、窓の「縦」の長さ、および窓の「横」の長さが入力可能になっている。また、「+」ボタンを選択すると、窓情報入力部104が追加で表示される。
棚情報入力部105は、棚の寸法を入力可能に設けられている。図示の例では、棚情報入力部105において、棚の「縦」の長さ、棚の「横」の長さ、および棚の「高さ」が入力可能になっている。また、「+」ボタンを選択すると、棚情報入力部105が追加で表示される。
台情報入力部106は、台の寸法を入力可能に設けられている。図示の例では、台情報入力部106において、台の「縦」の長さ、台の「横」の長さ、および台の「高さ」が入力可能になっている。また、「+」ボタンを選択すると、台情報入力部106が追加で表示される。
出入口情報入力部107は、出入口の広さを入力可能に設けられている。図示の例では、出入口情報入力部107において、出入口の「幅」の長さ、および出入口の「高さ」が入力可能になっている。また、「+」ボタンを選択すると、出入口情報入力部107が追加で表示される。
断熱性情報入力部109は、壁の断熱性を入力可能に設けられている。図示の例では、断熱性情報入力部109において、壁の「厚さ」、および壁の「熱伝導率」が入力可能になっている。
外気温度情報入力部112は、外気温度を入力可能に設けられている。図示の例では、外気温度情報入力部112において「外気温度」が入力可能になっている。
なお、予め定められた時間帯毎の外気温度が入力可能であってもよい。予め定められた時間帯毎としては、例えば、1時間毎等が挙げられる。また、例えば、特定の時間帯における外気温度が入力可能であってもよい。特定の時間帯としては、例えば、「19:00~21:00」等が挙げられる。
ユーザがOKボタン108を選択すると、端末30の表示部31には、図5に示すように、備え付け設備配置画面110が表示される。
図5に示す備え付け設備配置画面110は、空間における備え付け設備の配置を設定するための画面である。設備配置画面110には、空間情報入力画面101にて入力された空間情報に係る備え付け設備の画像が表示される。
備え付け設備配置画面110では、例えば、ユーザが、備え付け設備配置画面110に表示されている備え付け設備の画像に対して、マウス(不図示)などによるドラッグ移動操作を行うことで、備え付け設備の位置および向きを設定可能になっている。
ユーザがOKボタン111を選択すると、空間情報入力画面101および備え付け設備配置画面110にて設定された空間情報が、送受信部11を介して空間情報管理部13に送信される。
なお、空間に複数の壁が配置されている場合に、壁毎に断熱性に関する情報が入力可能に設けられてもよい。例えば、ユーザが、備え付け設備配置画面110における壁を選択し、選択した壁の厚さや熱伝導率を入力可能であってもよい。
<設備情報の設定例>
続いて、設備情報の設定例について説明する。
図6は、設備情報設定画面120の一例を示した図である。
図6に示す設備情報設定画面120は、設備情報を設定するための画面である。設備情報設定画面120は、端末30の表示部31に表示される。
設備情報設定画面120には、熱発生設備設定部121と、空調設備設定部122とが表示されている。
熱発生設備設定部121は、熱発生設備の商品の「型番」を入力可能に設けられている。ユーザが「型番」を入力すると、入力された「型番」に対応付けられて記憶部12に記憶されている熱情報および形状情報が表示される。具体的には、熱発生設備の「縦」の長さ、熱発生設備の「横」の長さ、熱発生設備の「高さ」、および熱発生設備の「最大発熱量」が表示される。
また、ユーザは、熱発生設備の「稼働時間」、および熱発生設備を稼働させる場合における「出力強度」を入力可能になっている。ここで、「コンロ」の「稼働時間」として、「16:00~18:59」が入力されている。また、「+」ボタンを選択すると、熱発生設備設定部121が追加で表示される。
空調設備設定部122は、空調設備の商品の「型番」を入力可能に設けられている。ユーザが「型番」を入力すると、入力された「型番」に対応付けられて記憶部12に記憶されている空調情報および形状情報が表示される。具体的には、空調設備の「縦」の長さ、空調設備の「横」の長さ、空調設備の「高さ」、および空調設備の「能力」、が表示される。
また、ユーザは、「稼働時間」、および空調設備を稼働させる場合における「出力強度」を入力可能になっている。図示の例では、「出力強度」として、空調設備の「設定温度」を入力可能になっている。また、「+」ボタンを選択すると、空調設備設定部122が追加で表示される。
ユーザがOKボタン123を選択すると、端末30の表示部31には、図7に示すように、熱発生設備等配置画面125が表示される。
図7に示す熱発生設備等配置画面125は、空間における熱発生設備および空調設備の配置を設定するための画面である。熱発生設備等配置画面125には、設備情報設定画面120にて入力された設備情報に係る熱発生設備の画像および空調設備の画像が表示される。
熱発生設備等配置画面125では、例えば、ユーザが、熱発生設備等配置画面125に表示されている熱発生設備の画像や空調設備の画像に対して、マウスなどによるドラッグ移動操作を行うことで、熱発生設備や空調設備の位置および向きを設定可能になっている。また、空調設備から発生する風の向きも設定可能になっている。
ユーザがOKボタン126を選択すると、設備情報設定画面120および熱発生設備等配置画面125にて設定された設備情報が、送受信部11を介して設備情報管理部14に送信される。
なお、備え付け設備配置画面110において配置が設定された設備、および熱発生設備等配置画面125において配置が設定された設備を、以下では、設定設備と称する。
<ユーザの位置と表示画像の関係>
続いて、空間100におけるユーザの位置と、ヘッドマウントディスプレイ40における表示画像との関係について説明する。
本実施形態の設備環境出力システム1は、図4乃至図7に示した画面にて設定された条件により、設定設備が空間100(図1参照)に配置されたと仮定し、空間100におけるユーザの位置および向きに応じて、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させる画像を切り替える。これにより、設定設備が空間に配置された際の環境を、ユーザに疑似的に体感させる。
図8(a)は、関係画面130を示した図である。関係画面130は、仮想空間に配置された設定設備と、仮想空間におけるユーザとの位置関係を示した図である。関係画面130は、端末30の表示部31に表示される。
また、図8(b)は、ヘッドマウントディスプレイ40の表示部41に表示される3次元画面200を示した図である。
図8(a)に示した関係画面130には、設定設備が配置された仮想空間が平面図として表示されている。
また、関係画面130には、ユーザを示したユーザ画像131が表示されている。ユーザ画像131は、関係画面130のうち、空間100におけるユーザの位置に応じた領域に表示される。また、ユーザ画像131から延びている矢印は、ユーザの向きを示している。
図8(b)に示した3次元画面200には、設定設備が配置された仮想空間が3次元表示されている。3次元画面200には、空間100におけるユーザの位置および向きに応じた画像が表示されている。具体的には、設定設備が空間100に配置されたと仮定した場合において、ユーザの視線に映る設定設備の画像が表示される。言い換えると、3次元画面200には、空間100におけるユーザの位置および向きに基づいて仮想空間にユーザを反映した場合において、仮想空間におけるユーザの目に映る設定設備の画像が表示される。
図示の例では、3次元画面200には、第1エアコン画像201、台画像202、棚画像203、ゆで麺機画像204、天井画像220、床画像221、および壁画像222が表示されている。
また、3次元画面200には、第1エアコン風画像230が表示されている。この第1エアコン風画像230は、第1エアコンから発生する風を示した画像である。第1エアコン風画像230は、予め定められた時間(例えば2秒)ごとに、第1エアコン画像201の付近にて表示される。表示された第1エアコン風画像230は、この第1エアコン風画像230における矢印が指す方向に沿って台画像202に向かって移動する。そして、第1エアコン風画像230は、台画像202に接触すると、移動方向を変えて、図中右側に向かって移動する。
第1エアコン風画像230が移動する向きは、第1エアコンから発生する風の向きとして算出部17に算出された向きである。
また、3次元画面200には、把持部材画像210と、気温画像211と、指標画像212が表示されている。
把持部材画像210は、把持部材50を示した画像である。把持部材画像210は、3次元画面200のうち、空間100における把持部材50の位置に応じた領域に表示される。このように、本実施形態では、把持部材位置情報を仮想空間に反映させて出力させる。
気温画像211には、「17.3℃」という気温が表示されている。この気温は、設定設備が空間100に配置されたと仮定した場合において、空間100内の把持部材50の位置における気温として算出部17に算出された値である。
指標画像212は、空間の気温や設備の温度の指標を示した画像である。指標画像212には、指標部213が表示されている。指標部213には、気温や温度が20℃以下であることを示すマーク、気温や温度が20℃よりも高く40℃未満であることを示すマーク、および、気温や温度が40℃以上であることを示すマークが描かれている。
以下では、気温や温度が20℃以下であることを示すマーク、気温や温度が20℃よりも高く40℃未満であることを示すマーク、気温や温度が40℃以上であることを示すマークを、それぞれ、「20℃以下マーク」、「20℃超40℃未満マーク」、「40℃以上マーク」と称する。
ここで、例えば、第1エアコン風画像230には、20℃以下マークが描かれている。また、床画像221のうちの、台画像202や棚画像203が設けられている領域にも、20℃以下マークが描かれている。
また、床画像221のうちの、ゆで麺機画像204が設けられている領域には、20℃超40℃未満マークが描かれている。また、天井画像220には、20℃超40℃未満マークが描かれている。
また、ゆで麺機画像204には、40℃以上マークが描かれている。
第1エアコン風画像230に示されている温度は、設定設備が空間100に配置されたと仮定した場合において、空間100内の第1エアコンから発生した空気の温度として算出部17に算出された値である。
また、設定設備の画像に示されている温度は、設定設備が空間100に配置されたと仮定した場合におけるこの設定設備の温度として算出部17に算出された値である。
また、3次元画面200には、時刻を示した時刻画像240が表示されている。時刻画像240には、「2018年9月10日18時50分」という時刻が表示されている。時刻画像240に表示されている時刻は、空間100における仮定の時刻として設定された時刻である。設定設備の稼働の有無は、この仮定の時刻に基づいて管理される。この仮定の時刻は、例えば、ユーザが端末30に時刻を入力することで設定される。
ここで、ユーザが空間100内を移動すると、図9(a)に示すように、関係画面130におけるユーザ画像131の表示位置も移動する。また、図9(b)に示すように、3次元画面200の表示内容も変わる。
図9(b)に示す3次元画面200には、ユーザの移動前には表示されていなかったフライヤー画像205が表示されている。一方、ユーザの移動前に表示されていた第1エアコン画像201は表示されていない。
また、気温画像211には、「19.7℃」という気温が表示されており、ユーザの移動前に比べて、気温画像211に表示されている気温が高くなっている。このように、本実施形態では、ユーザ位置情報に応じた空間の位置における状況情報を出力させる。
また、時刻画像240には、「2018年9月10日18時55分」という時刻が表示されている。
ここで、図10(a)に示すように、ユーザが空間100において把持部材50を図中右側に動かすと、図10(b)に示すように、3次元画面200に表示されている把持部材画像210も移動する。この場合に、3次元画面200において把持部材画像210が移動した距離は、空間100において把持部材50が移動した距離と等しい。また、この場合において、把持部材画像210は、台画像202に接触していない。
このように、本実施形態では、把持部材50が移動した距離と、把持部材画像210が移動した距離との比が、設備が配置される空間における領域の大きさと、仮想空間における領域の大きさとの比になるようにしている。また、把持部材50が移動した距離と、把持部材画像210が移動した距離との比が、空間に配置される設備の寸法と、仮想空間に配置される設備の寸法との比になるようにしている。この場合、ユーザは、仮想空間における把持部材画像210の動きを、空間における把持部材50の動きと同じように感じることができる。
続いて、図11(a)に示すように、ユーザが空間100において把持部材50を図中右側にさらに動かすと、図11(b)に示すように、3次元画面200に表示されている把持部材画像210が台画像202に接触し、把持部材画像210の移動が途中で制限される。そして、3次元画面200に通知画面250が表示される。通知画面250は、把持部材画像210が仮想空間に配置されている設備に接触していることを通知するための画面である。通知画面250には、把持部材画像210が接触している設備の名称が表示される。図示の例では、通知画面250には、「※台に当たっているため移動できません。」というメッセージが表示される。
続いて、ユーザが空間100内をさらに移動すると、図12(a)に示すように、関係画面130において、ユーザ画像131は、フライヤーおよびコンロと、台との間に表示されるようになる。このとき、図12(b)に示すように、3次元画面200には、コンロ画像206が表示される。コンロ画像206には、フライパンの画像が表示されている。
また、3次元画面200には、フライヤー熱画像231が表示されている。フライヤー熱画像231は、フライヤーから発生する熱を示した画像である。フライヤー熱画像231は、予め定められた時間(例えば2秒)ごとに、フライヤー画像205の付近にて表示される。表示されたフライヤー熱画像231は、このフライヤー熱画像231における矢印が指す方向に沿って図中上側へ移動する。また、一部のフライヤー熱画像231は、図中右上方向へ移動する。フライヤー熱画像231には、40℃以上マークが描かれている。
また、3次元画面200には、コンロ熱画像232が表示されている。コンロ熱画像232は、コンロから発生する熱を示した画像である。コンロ熱画像232は、予め定められた時間(例えば2秒)ごとに、コンロ画像206の付近にて表示される。表示されたコンロ熱画像232は、このコンロ熱画像232における矢印が指す方向に沿って図中上側へ移動する。コンロ熱画像232には、40℃以上マークが描かれている。
また、3次元画面200には、第2エアコン風画像233が表示されている。第2エアコン風画像233は、第2エアコンから発生する風を示した画像である。第2エアコン風画像233は、予め定められた時間(例えば2秒)ごとに、3次元画面200における図中右側端部にて表示される。表示された第2エアコン風画像233は、この第2エアコン風画像233における矢印が指す方向に沿って図中左側へ移動する。第2エアコン風画像233には、20℃以下マークが描かれている。
なお、設定設備が空間100に配置されたと仮定した場合において、空間100に配置された第2エアコンは、ユーザの視界に入っていない。そのため、3次元画面200には、第2エアコンの画像は表示されていない。このように、本実施形態では、仮想空間に配置され3次元表示されていない設備の環境情報を用いて情報を出力させる。
コンロ画像206には、40℃以上マークが描かれている。また、壁画像222には、40℃以上マークが描かれている。
また、気温画像211には、「41.0℃」という気温が表示されており、ユーザの移動前に比べて、気温画像211に表示されている気温が高くなっている。また、時刻画像240には、「2018年9月10日18時59分」という時刻が表示されている。
また、このとき、空間100におけるユーザの位置に基づいて仮想空間に反映されるユーザは、コンロ画像206から、音出力条件として定められた範囲(例えば、半径3m以内)に位置する。また、仮想空間に反映されるユーザは、匂い発生条件として定められた範囲(例えば、半径2m以内)に位置する。さらに、仮想空間に反映されるユーザは、熱発生条件として定められた範囲(例えば、半径1m以内)に位置する。
この場合、図13に示すように、スピーカ42から、食べ物が焼かれる場合に発生する音が出力される。また、熱発生装置70から、熱が発生する。この場合において、熱制御部21は、ユーザの位置における気温に応じた熱が発生するように熱発生装置70を制御してもよい。ユーザの位置における気温とは、仮想空間上でユーザが位置する場所における気温として算出部17に算出された値である。また、匂い発生装置80から、コンロにより食べ物が焼かれる場合に食べ物から発生する匂いが発生する。このように、本実施形態では、ユーザ位置情報に応じて、ユーザの触覚、聴覚、嗅覚等に訴える情報を出力する。
なお、コンロの稼働中において、仮想空間に反映されるユーザがコンロ画像206から音出力条件として定められた範囲に位置することは、音出力条件を満たすことの一例として捉えられる。また、コンロの稼働中において、仮想空間に反映されるユーザがコンロ画像206から匂い発生条件として定められた範囲に位置することは、匂い発生条件を満たすことの一例として捉えられる。さらに、コンロの稼働中において、仮想空間に反映されるユーザがコンロ画像206から熱発生条件として定められた範囲に位置することは、熱発生条件を満たすことの一例として捉えられる。
続いて、ユーザが空間100内を移動しないまま時間が経過すると、図14(a)に示すように、時刻画像240には、「2018年9月10日19時03分」という時刻が表示される。ここで、コンロの稼働時間である16時00分~18時59分(図6参照)を過ぎている。このとき、コンロ画像206において、フライパンの画像が非表示になっている。一方、3次元画面200には、コンロ熱画像232が表示されている。このコンロ熱画像232は、コンロから発生する余熱を示した画像である。このとき表示されているコンロ熱画像232の数は、空間100においてコンロが稼働していると仮定されていたときに表示されているコンロ熱画像232の数よりも少ない。このように、本実施形態では、空間における時間に応じた状況情報を出力させる。
また、このとき、気温画像211には、「35.7℃」という気温が表示されている。また、コンロ画像206には、20℃超40℃以下マークが描かれている。また、壁画像222のうちコンロ画像206の上側の領域には、20℃超40℃以下マークが描かれている。一方、壁画像222のうちフライヤー熱画像231の上側の領域には、40℃以上マークが描かれている。
また、このとき、図14(b)に示すように、スピーカ42からは、食べ物が焼かれる場合に発生する音が出力されていない。
また、このとき、熱発生装置70からは熱が発生していない。
また、このとき、匂い発生装置80からは、食べ物が焼かれる場合に食べ物から発生する匂いが発生していない。
<サーバ10の処理例>
続いて、サーバ10による処理の流れについて説明する。図15は、サーバ10による処理の流れを示したフローチャートである。
サーバ10の空間情報管理部13は、送受信部11を介して、端末30から空間情報を取得する(S101)。
サーバ10の設備情報管理部14は、送受信部11を介して、端末30から、設備情報(S102)。
サーバ10の算出部17は、空間情報および設備情報に基づいて、状況情報を算出する(S103)。
サーバ10の画像作成部18は、空間情報、形状情報、設備情報、および状況情報に基づいて、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させる画像を作成する(S104)
表示制御部19は、画像作成部18に作成された画像を、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させる(S105)。
なお、本実施形態では、空間100における把持部材50の位置に応じて3次元画面200に把持部材画像210が表示されることを説明したが、これに限定されない。
例えば、包丁の画像など、設備が配置された空間において用いられる用具の画像が表示されてもよい。すなわち、空間100における把持部材50の位置に応じて3次元画面200に表示される画像は、予め定められた画像であればよい。
また、例えば、食べ物ごとに匂い情報が記憶部12に記憶されてもよい。さらに、設備情報設定画面120(図6参照)の熱発生設備設定部121において、熱発生設備にて用いられる食べ物が設定可能であってもよい。そして、匂い発生条件が満たされた場合に、設定された食べ物に対応付けられて記憶部12に記憶されている匂い情報に係る匂いを、匂い発生装置80から発生させてもよい。この場合において、例えば、食べ物の匂いごとに対応する匂い発生装置80がそれぞれ空間100に配置されてもよい。
また、例えば、空間100に、風を発生させる風発生装置が設けられてもよい。風発生装置としては、例えば、温冷風機等を用いることができる。
そして、例えば、第1エアコンが冷房として稼働していると仮定する場合において、空間100におけるユーザの位置に基づいて3次元画面200に反映されるユーザの位置が、第1エアコン画像201から予め定められた範囲(例えば半径3m以内)である場合、風発生装置から冷風が発生するようにしてもよい。
また、例えば、第1エアコンが暖房として稼働していると仮定する場合において、空間100におけるユーザの位置に基づいて3次元画面200に反映されるユーザの位置が、第1エアコン画像201から予め定められた範囲(例えば半径3m以内)である場合、風発生装置から温風が発生するようにしてもよい。
サーバ10のうち風発生装置の出力制御を行う機能部は、出力手段として捉えられる。
また、出力される状況情報としては、上記した例に限定されない。
例えば、照明等の光源から発生する光に関する情報が出力されてもよい。光に関する情報としては、例えば、光の明るさに関する情報等が挙げられる。この場合に、算出部17は、光源からの配光分布のパラメータを算出する。このパラメータの算出は、空間に配置される設備の形状、寸法、位置、および向きの情報や、空間に入り込む太陽の光に関する情報を考慮して行われる。そして、算出部17は、算出したパラメータを用いて、光に関する情報を算出する。さらに、画像作成部18は、算出された光に関する情報に基づいて、例えば、光の明るさに関する画像を作成する。そして、表示制御部19は、作成された光の明るさに関する画像を、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させてもよい。
また、例えば、状況情報として空間の湿度に関する情報が出力されてもよい。例えば、設備情報設定画面120(図6参照)の熱発生設備設定部121にて、熱発生設備において単位時間あたりに発生する最大の蒸発量が入力可能に設けられてもよい。また、例えば、設備情報設定画面120の空調設備設定部122にて、空調設備による除湿能力が入力可能に設けられてもよい。除湿能力としては、例えば、1日あたりに除湿できる水量が挙げられる。そして、算出部17は、設備情報設定画面120にて入力された蒸発量の情報や除湿能力の情報に基づいて、空間における湿度分布のパラメータを算出する。このパラメータの算出は、空間に配置される設備の形状、寸法、位置、向きに関する情報等を考慮して行われる。そして、算出部17は、算出したパラメータを用いて、空間の湿度に関する情報を算出する。さらに、画像作成部18は、算出された空間の湿度に関する情報に基づいて、例えば、空間の湿度に関する画像を作成する。空間の湿度に関する画像としては、例えば、空間の湿度の値を示す画像が挙げられる。そして、表示制御部19は、作成された空間の湿度に関する画像を、ヘッドマウントディスプレイ40に表示させてもよい。また、蒸気を発生させる蒸気発生装置を空間100に配置し、サーバ10は、算出部17により算出された空間の湿度に関する情報に応じて、蒸気発生装置から蒸気を発生させるように制御してもよい。
また、本発明の実施形態を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて提供することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。上記の実施形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…設備環境出力システム、10…サーバ、11…送受信部、12…記憶部、13…空間情報管理部、14…設備情報管理部、15…ユーザ位置情報管理部、16…把持部材位置情報管理部、17…算出部、18…画像作成部、19…表示制御部、20…音制御部、21…熱制御部、22…匂い制御部、30…端末、40…ヘッドマウントディスプレイ、50…把持部材、60…ユーザ位置検知センサ、70…熱発生装置、80…匂い発生装置

Claims (8)

  1. 設備が配置される空間に関する空間情報を取得する空間情報取得手段と、
    前記空間に配置される設備の形状情報と、当該空間に配置される当該設備の設備位置情報と、を含む設備情報を取得する設備情報取得手段と、
    前記設備情報を取得した設備が熱発生設備である場合には発生する熱に関する熱情報が含まれ、当該設備が空調設備である場合には当該空調設備の機能および設定の少なくとも一方に関する空調情報が含まれる当該設備の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    前記空間内を移動するユーザの位置に関するユーザ位置情報を取得するユーザ位置情報取得手段と、
    取得した前記空間情報を用いて、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備情報とを基に3次元の仮想空間に当該設備を3次元表示させるとともに、当該設備の前記環境情報を用いて情報を出力させる出力手段と、
    を有し、
    前記出力手段は、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備位置情報とに応じて、当該設備に対応付けられた情報であって前記ユーザの触覚、聴覚および嗅覚の少なくとも一の感覚に訴える情報を出力させることを特徴とする設備環境出力システム。
  2. ユーザが把持可能な把持部材の前記空間における位置に関する把持部材位置情報を取得する部材位置情報取得手段をさらに有し、
    前記出力手段は、取得した前記把持部材位置情報を基に前記仮想空間における前記把持部材の位置に応じた領域に予め定められた画像を表示させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システム。
  3. 前記仮想空間は、前記空間における領域の大きさに対して第1の倍率の大きさにより表示され、
    前記仮想空間に配置される前記設備は、前記空間に配置される当該設備の寸法に対して前記第1の倍率の寸法により表示され、
    前記出力手段は、ユーザにより前記把持部材が動かされた場合に、前記画像を、当該把持部材が動かされた距離に対して前記第1の倍率の距離動かすことを特徴とする請求項2記載の設備環境出力システム。
  4. 前記出力手段は、ユーザにより前記把持部材が動かされたが、前記画像の移動が途中で制限される場合に、前記仮想空間に3次元表示している前記設備に接触していることを通知する情報を出力することを特徴とする請求項3記載の設備環境出力システム。
  5. 前記環境情報取得手段は、前記熱発生設備および/または前記空調設備が前記空間に二台以上配置される場合に、配置される当該熱発生設備および/または当該空調設備の各々に係る前記環境情報を取得し、
    前記出力手段は、前記仮想空間に3次元表示している前記熱発生設備および/または前記空調設備の各々に係る前記環境情報に基づいて算出された気温および/または温度に関する情報を出力することを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システム。
  6. 前記出力手段は、前記仮想空間に3次元表示している前記設備の前記環境情報を用いて情報を出力させるとともに、前記仮想空間に配置され3次元表示していない前記設備の前記環境情報を用いて情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システム。
  7. 取得した前記環境情報に基づいて、前記空間において予め定められた時間の環境状況に関する状況情報を算出する算出手段をさらに有し、
    前記出力手段は、前記空間における時間に応じた前記状況情報を出力させることを特徴とする請求項1記載の設備環境出力システム。
  8. コンピュータに、
    設備が配置される空間に関する空間情報を取得する機能と、
    前記空間に配置される設備の形状情報と、当該空間に配置される当該設備の設備位置情報と、を含む設備情報を取得する機能と、
    前記設備情報を取得した設備が熱発生設備である場合には発生する熱に関する熱情報が含まれ、当該設備が空調設備である場合には当該空調設備の機能および設定の少なくとも一方に関する空調情報が含まれる当該設備の環境情報を取得する機能と、
    前記空間内を移動するユーザの位置に関するユーザ位置情報を取得する機能と、
    取得した前記空間情報を用いて、前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備情報とを基に3次元の仮想空間に当該設備を3次元表示させるとともに、当該設備の前記環境情報を用いて情報を出力させる機能と、
    前記ユーザ位置情報と前記設備の前記設備位置情報とに応じて、当該設備に対応付けられた情報であって前記ユーザの触覚、聴覚および嗅覚の少なくとも一の感覚に訴える情報を出力させる機能と、
    を実現させるための、プログラム。
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