JP7235950B2 - 折り畳み容器 - Google Patents
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Description
好ましくは、前記当接壁の少なくとも一部分の発泡倍率が、前記外面壁の発泡倍率より高くなるよう構成される。
好ましくは、前記当接壁は、その当接面のうち60%以上の領域に対応する部分の発泡倍率が、前記外面壁の発泡倍率より高くなるよう構成される。
好ましくは、前記底壁及び前記側壁の各々において、前記当接壁の前記少なくとも一部分と前記内面壁とが一体的に成形されている。
好ましくは、前記当接壁の前記少なくとも一部分と前記内面壁とは発泡成形体により形成されている。
好ましくは、前記外面壁は非発泡成形体により形成されている。
好ましくは、前記当接壁の当接面はそれぞれ段差を有しており、当接する他の当接壁の当接面と嵌り合うよう構成される。
好ましくは、前記側壁は、その内面壁と外面壁との中心の主面よりも容器内側の回転軸を中心に回動して前記底壁に対し起立転倒するよう構成される。
好ましくは、前記底壁及び前記側壁の少なくとも一方は、前記内面壁と前記外面壁の間に断熱材を備え、前記当接壁は、前記断熱材によって構成される。
・上記実施形態においては、図9に示すように、底板30の内面壁131と側板当接壁134、前後側板60の内面壁161と底側当接壁164は、それぞれ同じ厚みで一体成型されていたが、図15に示すように、底板30の内面壁131及び前後側板60の内面壁161の厚みh1に対し、底板30の側板当接壁134及び前後側板60の底側当接壁164の嵌合する部分の厚みh2を厚く成形することも好適である。この場合、厚く成形した部分発泡成形体であることから、この部分が押しつぶされることで、密閉性をより向上させることが可能となる。また、本変形例では、当接壁134,164を発泡成形体としていることと厚みh2を厚く成形していることが相まって、より熱が伝わりにくい構造となっている。
・上記実施形態においては、図9に示すように、前後側板60の底側当接壁164の当接面164c及び底板30の側板当接壁134の当接面134cは、段差164c1及び段差134c1を係合させてオーバーラップ部を設けることで、空気の流通を抑制していたが、図16Aに示すように、当接面をフラットに形成することも可能である。この場合も、当接面164c,134cにおける空気の流通を抑制することが可能である。また、図16Bに示すように、当接面164c,134cを波上に形成することも可能である。これにより、当接面164cと134cの接触面積が増加し、より空気の流通を抑制することが可能となる。
・上記実施形態では、持ち手80はベルト90を介して折り畳み容器1に取り付けられる構成であったが、左右側板50の外面壁152等に直接溶着することも可能である。
・上記実施形態では、折り畳み容器1は直方体形状のものであったが、円柱形等、他の形状とすることもできる。
・左右側板50及び前後側板60の外面壁152,162に、持ち手以外の構造物を取り付けることも可能である。
・上記実施形態においては、前後側板60の底側当接壁164の当接面164cは、その全領域が発泡成形体であったが、成形する金型221,231のパーティングラインを変更することで、当接面164cの一部の領域を、非発泡成形体や発泡倍率の低い成形体により外面壁162と一体的に成形することも可能である。ただし、密閉性を確保するためには、当接面164cの全ての領域のうち、60%以上の領域に対応する部分の発泡倍率を、外面壁162の発泡倍率より高くなるよう構成することが好ましい。また、80%以上の領域に対応する部分の発泡倍率を外面壁162の発泡倍率より高くなるよう構成することがより好ましい。なお、このことは、前後側板60の底側当接壁164の当接面164cだけでなく、全ての当接面について言えるものである。
・上記実施形態においては、蓋10、底板30、左右側板50及び前後側板60の内面壁111,131,151,161は発泡成形体であったが、全ての部材を非発泡成形体とすることも可能である。この場合であっても、各当接壁に段差を設けることと、側壁の回転軸を内面壁よりも容器内側に配置することで、部材間の当接面積を増加させ、密閉性を向上させることが可能となっている。
Claims (5)
- 底壁及び側壁を備え、前記底壁に対し前記側壁が起立転倒自在に連結される折り畳み容器であって、
前記底壁及び前記側壁はそれぞれ、容器内面を形成する内面壁と、容器外面を形成する外面壁と、前記底壁又は前記側壁と当接する当接面を形成する当接壁とを備え、
前記当接壁の少なくとも一部分の熱伝導性が、前記外面壁の熱伝導性より低くなるよう構成され、
前記当接壁の前記少なくとも一部分と前記内面壁は、一体的に成形されており、かつ発泡成形体で形成され、
前記外面壁は、発泡成形体又は非発泡成形体で形成され、
前記当接壁の前記少なくとも一部分と前記内面壁の発泡倍率は、何れも、前記外面壁の発泡倍率よりも高い、折り畳み容器。 - 前記当接壁は、その当接面のうち60%以上の領域に対応する部分の発泡倍率が、前記外面壁の発泡倍率より高くなるよう構成される、請求項1に記載の折り畳み容器。
- 前記外面壁は、非発泡成形体により形成されている、請求項1又は請求項2に記載の折り畳み容器。
- 前記当接壁の当接面はそれぞれ段差を有しており、当接する他の当接壁の当接面と嵌り合うよう構成される、請求項1~請求項3の何れかに記載の折り畳み容器。
- 前記側壁は、その内面壁と外面壁との中心よりも容器内側の回転軸を中心に回動して前記底壁に対し起立転倒するよう構成される、請求項1~請求項4の何れかに記載の折り畳み容器。
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- 2018-10-10 JP JP2018191558A patent/JP7235950B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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