JP7233030B1 - 吸収式冷凍機の遠隔監視システム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献2は、冷房運転時に、COPを算出するとともに、この算出されたCOPと想定COPとからCOP増減率を算出し、1ヶ月間の平均COP増減率が、所定以下であると判断した場合、メンテナンス指示の予報発報を行う制御装置を備えた吸収式冷凍機を開示する。
発明者らが本開示に想到するに至った当時、吸収式冷凍機において、安定運転時に吸収液の濃度に基づいてCOPを判定したり、1ヶ月ごとにCOPの増減率を監視する技術があった。
しかしながら、このような吸収式冷凍機においては、COPの低下を常時監視するものではなく、また、COPが低下した場合に、COP低下の原因の分析やこの分析に基づくCOP向上制御などをシステム化することができないという課題を発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、COPの低下を常時監視し、COP低下の原因分析を行うことができる吸収式冷凍機の遠隔監視システムを提供する。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.吸収式冷凍機の構成]
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る吸収式冷凍機の概略構成図である。吸収式冷凍機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用している。
また、吸収式冷凍機100は、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱回収器17と、稀吸収液ポンプ45と、濃吸収液ポンプ47と、冷媒ポンプ48とを備え、これらの各機器が吸収液管21~25および冷媒管31~35などを介して配管接続されて循環経路が構成されている。
吸収器2および凝縮器7には、吸収器2および凝縮器7に順次冷却水を流通させるための冷却水管15が設けられており、この冷却水管15の一部に形成された各伝熱管15A、15Bがそれぞれ吸収器2および凝縮器7内に配置されている。
この分岐稀吸収液管21Aは冷媒ドレン熱回収器17を経由した後に、稀吸収液管21の低温熱交換器12の下流側で再び稀吸収液管21に合流する。この稀吸収液管21の他端は、高温熱交換器13を経由した後、高温再生器5内に形成された熱交換部5Aの上方に位置する気層部5Bに開口している。
稀吸収液管21は、低温熱交換器12の下流側で第2分岐管21Bに分岐され、第2分岐管21Bは低温再生器6内に開口している。
第2中間吸収液管23の他端は、低温再生器6と吸収器2とを繋ぐ濃吸収液管25に接続されている。また、第2中間吸収液管23の高温熱交換器13上流側と吸収器2とは開閉弁V1が介在する吸収液管24により接続されている。
低温再生器6の吸収液溜り6Aには、濃吸収液管25の一端が接続され、この濃吸収液管25の他端は、吸収器2の気層部2B上部に設けられる濃液散布器2Cに接続されている。濃吸収液管25には濃吸収液ポンプ47および低温熱交換器12が設けられている。この低温熱交換器12は、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した濃吸収液の温熱で稀吸収液管21を流れる稀吸収液を加熱するものである。
濃吸収液ポンプ47の運転が停止した場合には、低温再生器6の吸収液溜り6Aに溜った吸収液は、濃吸収液管25およびバイパス管27を通じて吸収器2内に供給される。
また、凝縮器7の冷媒液溜り7Aには、この冷媒液溜り7Aから流出した冷媒が流れる冷媒管34の一端が接続され、この冷媒管34の他端は、下方に湾曲したUシール部34Aを介して蒸発器1の気層部1Aに接続されている。
蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1Aの上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプ48が介在するに冷媒管35により接続されている。
冷水管14には、冷水管14を流れる冷水の入口側の温度を検出する冷水入口温度センサ38および冷水の出口側の温度を検出する冷水出口温度センサ39が設けられている。
そして、エジェクタポンプ74を駆動することにより、吸収液管75を介して稀吸収液管21の稀吸収液をタンク71に取り込む。吸収液管75により流れ込んだ稀吸収液により、タンク71の内部が負圧となり、これにより、吸収器2の上部に貯留されている不凝縮ガスのみならず冷媒蒸気、気化した吸収液などが抽気管72を通ってタンク51の上方に導かれる。
次に、本実施形態の制御構成について説明する。
図2は、本実施形態の制御構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の吸収式冷凍機100は、コントローラ50を備えており、コントローラ50は、冷凍機用制御部51を備えている。冷凍機用制御部51は、吸収式冷凍機100の各部を中枢的に制御するものであり、演算実行部としてのCPU、このCPUによって実行可能な基本制御プログラムや所定のデータ等を不揮発的に記憶するROM、RAMなどのメモリその他の周辺回路などを備えている。
また、冷凍機用制御部51には、冷却水入口温度センサ36、冷却水出口温度センサ37、冷水入口温度センサ38、冷水出口温度センサ39の検出信号がそれぞれ入力されるように構成されている。
クラウドアダプタ52は、アダプタ用制御部53を備えており、アダプタ用制御部53は、演算実行部としてのCPU、このCPUによって実行可能な基本制御プログラムや所定のデータ等を不揮発的に記憶するROM、RAMなどのメモリ、その他の周辺回路などを備えている。
ここで、冷凍機データとしては、例えば、冷水入口温度、冷水出口温度、高温再生器温度、凝縮温度、冷却水入口温度、冷却水出口温度、吸収液温度、吸収液濃度、冷媒温度、制御弁開度など各種データが含まれる。
クラウドアダプタ52は、クラウド55のクラウドサーバ56と通信を行うアダプタ用通信部54を備えている。
本実施の形態においては、サーバ用制御部57は、本開示の制御部としての機能する。
クラウドサーバ56は、クラウドアダプタ52と通信を行うサーバ用通信部58を備えている。
クラウドサーバ56のサーバ用制御部57は、サーバ用通信部58によりクラウドアダプタ52から送られる冷凍機データを取得し、この冷凍機データに基づいてCOP低下の判断、COP低下の原因分析、COPを向上させる対応などを行うように構成されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。
冷房などの冷却運転時においては、冷水管14を介して図示しない熱負荷にブライン(例えば、冷水)が循環供給される。冷凍機用制御部51は、ブラインの蒸発器1の出口側温度(冷水出口温度センサ39にて検出される温度)が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷凍機100に投入される熱量が制御される。
具体的には、冷凍機用制御部51は、全てのポンプ45,47,48を起動し、かつ、ガスバーナ4におけるガスの燃焼制御を行うことで、冷水出口温度センサ39が計測するブラインの温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。
高温再生器5に送られた吸収液は、この高温再生器5でガスバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、高温熱交換器13を経由して濃吸収液管25に送られ、低温再生器6を経由した吸収液と合流する。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するため、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷水管14から熱負荷に供給されて冷房などの冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2に入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプ45によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。
図3は、本実施の形態の動作を示すフローチャートである。
本実施形態においては、アダプタ用制御部53は、安定化した冷凍機データを取得し(ST1)、吸収式冷凍機100が冷房運転または暖房運転で運転している状態で、現在のCOPを算出する(ST2)。
現在のCOPは、COP=冷凍能力÷ガス燃焼熱量、で求められる。
冷凍能力は、(冷水入口温度-冷水出口温度)×冷水流量、で求められる。
冷水入口温度は、冷水入口温度センサ38により取得することができ、冷水出口温度は、冷水出口温度センサ39により取得することができる。
このグラフは、吸収式冷凍機100の設置時に、作業者が差圧センサを使用して計測することで、あらかじめ生成されるものである。
冷水流量出力は、冷水差圧センサを設けることで取得することもできるが、本実施の形態においては、図4に示すグラフを用い、冷水流量の出力を計測することで、冷水流量出力から冷水流量を算出する。
冷水流量出力は、例えば、吸収式冷凍機100の制御状態を監視することで、取得することが可能である。冷水流量出力は、冷凍機用制御部、アダプタ用制御部53またはサーバ用制御部57のいずれが取得するものであってもよい。
図5は、ガス流量とガス燃料弁の開度との関係を示すグラフである。
このグラフは、吸収式冷凍機100の設置時に、作業者がガス流量計を使用して計測することで、あらかじめ生成されるものである。
ガス燃料弁の開度は、例えば、吸収式冷凍機100の制御状態を監視することで、取得することが可能である。ガス燃料弁の開度は、冷凍機用制御部、アダプタ用制御部53またはサーバ用制御部57のいずれが取得するものであってもよい。
単位ガス発熱量は、あらかじめ決まった値である。そして、グラフからガス燃料弁の開度に基づいてガス流量を算出することで、ガス流量計を設けることなくガス燃焼熱量を算出することができる。なお、ガス流量計を設けてガス燃焼熱量を算出するようにしても構わない。
冷凍能力とガス燃焼熱量とを算出することができれば、現在のCOPを取得することができる。
クラウドサーバ56のサーバ用制御部57は、クラウドアダプタ52から送られた現在のCOPと基準となる想定COPとを比較して現在のCOPと想定COPとの偏差を求め(ST4)、COPが低下しているか否かを判定する(ST5)。
サーバ用制御部57は、現在のCOPと想定COPとの偏差が所定の閾値以内であれば、COPが正常であると判定する。一方、COPの偏差が所定の閾値より高い場合には、COPが低下していると判定する。
サーバ用制御部57は、吸収式冷凍機100の運転状態が安定した状態で、複数回(例えば、10回)の現在のCOPと想定COPとの偏差を求め、現在のCOPと想定COPとの偏差が、例えば、10%より高い場合には、COPが低下していると判断する。
サーバ用制御部57は、COPが低下していると判定した場合には、原因分析処理を行う(ST6)。
図6に示すように、サーバ用制御部57が行う原因分析処理としては、冷却水汚れ判定、真空度低下判定、冷水ハンチング傾向判定、高温再生機液面発停傾向判定、燃焼発停傾向判定、冷却水温度高判定、抽気性能点検、高温再生器温度上昇傾向判定が行われる。
なお、これらの原因分析処理の各処理の順番は、図6に示す順番に限定されるものではなく、任意の順番に行うようにしてもよいし、同時に行うようにしてもよい。
汚れ係数(ACOND)は、汚れ係数=(dTc-dTc0)×100÷dTc0、で算出することができる。
dTcおよびdTc0は、以下の式で算出することができる。
dTc=凝縮温度-(冷却水出口温度-冷却水中間温度)
dTc0=1.0021×(冷却水出口温度-冷却水中間温度)
そして、汚れ係数が90以上の場合、冷却水の汚れがあると判定される。
このような状況となった場合には、インヒビター(腐食抑制剤)が不足している傾向が確認される。
冷水ハンチング傾向判定は、冷水出口温度が、±0.2℃/分以上が60分間継続したか否かで判定される。
高温再生機液面発停傾向判定は、液面発停が、5回/時間以上が3時間継続したか否かで判定される。
燃焼発停傾向判定は、燃焼発停が、2回/時間以上で、かつ、冷凍能力比40%以上が3時間継続したか否かで判定される。
冷却水温度高判定は、冷却水温度高の予報発報が行われたか否かで判定される。
抽気性能点検は、抽気性能点検の発報が行われたか否かで判定される。
高温再生器温度上昇傾向判定は、高温再生器の温度が162℃以上となったか否かで判定される。
整備提案は、例えば、月初に前月の稼働状況のレポートをメールで、例えば、遠隔監視センターなどに送付することにより行われる。レポートには、該当すると判断したCOP低下原因を記載する。これにより、メンテナンス作業者は、COPの低下原因および整備の指標を得ることができる。
サーバ用制御部57は、COP低下原因分析を行った結果、いずれにも該当しておらず、COPが低下している原因を特定することができないと判定した場合は、COP向上対応制御を実施する(ST8)。
吸収液の現在の濃度は、高温再生器温度と低温再生器冷媒出口温度とを温度センサで取得し、取得した温度を所定の式に当てはめることで算出することができる。
サーバ用制御部57は、このように算出された吸収液の現在の濃度と想定濃度との偏差に基づいて、稀吸収液ポンプ45の駆動周波数を変更するように制御する。
効果確認は、サーバ用制御部57は、COP向上対応制御を行った後、COP向上対応制御後のCOP偏差を求め、COP向上対応制御前のCOP偏差と比較することにより行う。
サーバ用制御部57は、COP向上対応制御後のCOP偏差が、COP向上対応制御前のCOP偏差+2%より大きい場合、すなわち、COP向上対応制御を行ったにも関わらず、COPがより悪化したと判断した場合には、COP向上対応制御を中止し、稀吸収液ポンプ45の駆動周波数を元に戻す。
サーバ用制御部57は、その後、吸収式冷凍機100の停止までの間、COP向上対応制御は実施しない。
過剰制御時の安全対応は、吸収液の濃液濃度演算値が第1の閾値(例えば、64wt%)以上、または高温再生器の温度が第2の閾値(例えば、158℃)以上のいずれかの条件を満たす場合、運転停止されるまでCOP向上対応制御を中止し、稀吸収液ポンプ45の駆動周波数を元に戻す。
サーバ用制御部57は、その後、吸収式冷凍機100の停止までの間、COP向上対応制御は実施しない。
なお、上記で説明した第1の閾および第2の閾値は、吸収式冷凍機100を停止させる条件よりも小さい値に設定することとする。例えば、吸収式冷凍機100を停止させる条件を、吸収液の濃液濃度演算値が65.5wt%以上、または、高温再生器の温度が165℃以上として、第1の閾値として64wt%、第2の閾値として158℃とする。このように異常発生に備えた閾値を段階的に設定することで、吸収式冷凍機100は、異常発生時にまずCOP向上対応制御を中止し、それでも異常が解消しない場合に停止するという、段階的な対応を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態においては、高温再生器5、低温再生器6、蒸発器1、凝縮器7および吸収器3を備え、これらを配管接続して吸収液および冷媒の循環経路をそれぞれ形成してなる吸収式冷凍機100を備えている。サーバ用制御部57(制御部)を備え、サーバ用制御部57は、COPが低下しているか否かを判定し、COPが低下していると判定した場合、COPが低下している原因を分析処理し、COPが低下している原因を分析処理した結果、COPが低下している原因を特定できない場合、COPの向上対応制御を行う。
これによれば、サーバ用制御部57により、COPの低下を常時監視して、COP低下の原因分析を行うことができ、COPが低下している原因を特定できない場合に、COPの向上対応制御を行うことで、COPが低下した場合に、COPを向上させることができる。
これによれば、現在のCOPと想定COPとに基づいて、COPが低下しているか否かを判定することができる。
これによれば、COPの低下原因がある場合に、低下原因の整備提案を作成することで、メンテナンス作業者は、COPの低下原因および整備の指標を得ることができる。
これによれば、クラウドサーバ56のサーバ用制御部57またはクラウドアダプタ52のアダプタ用制御部53によりCOPの低下の有無、COPの低下原因の分析処理などを行うことができる。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
さらに、冷凍機用制御部にアダプタ用制御部53と同様の機能を持たせ、制御部として冷凍機用制御部を用いるようにしてもよい。
例えば、現在のCOPと想定COPとの偏差が所定の閾値以内である場合でも、現在のCOPが想定COPよりも少し低下していれば(例えば、2%)、整備提案で吸収式冷凍機100のメンテナンスを提案するようにしてもよい。このとき、COP低下原因分析処理やCOP向上対応制御は行わない。
2 吸収器
3 吸収器
4 ガスバーナ
5 高温再生器
6 低温再生器
7 凝縮器
12 低温熱交換器
13 高温熱交換器
14 冷水管
15 冷却水管
17 冷媒ドレン熱回収器
21 稀吸収液管
36 冷却水入口温度センサ
37 冷却水出口温度センサ
38 冷水入口温度センサ
39 冷水出口温度センサ
41 排ガス熱交換器
45 稀吸収液ポンプ
46 中間吸収液ポンプ
47 濃吸収液ポンプ
48 冷媒ポンプ
50 コントローラ
51 冷凍機用制御部
52 クラウドアダプタ
53 アダプタ用制御部
54 アダプタ用通信部
55 クラウド
56 クラウドサーバ
57 サーバ用制御部
58 サーバ用通信部
64 燃料制御弁
70 抽気装置
100 吸収式冷凍機
V1 開閉弁
V2 開閉弁
Claims (6)
- 高温再生器、低温再生器、蒸発器、凝縮器および吸収器を備え、これらを配管接続して吸収液および冷媒の循環経路をそれぞれ形成してなる吸収式冷凍機の遠隔監視システムであって、
前記吸収式冷凍機のCOPが低下しているか否かを判定する判定手段と、
前記吸収式冷凍機のCOPが低下していると前記判定手段によって判定された場合に、COPの低下原因を特定するための分析処理を行う第1の処理と、
前記分析処理の結果、COPの低下原因を特定できた場合、特定した低下原因に関する整備提案を行う第2の処理と、
前記分析処理の結果、COPの低下原因を特定できない場合に、COPを向上させるための向上対応制御を行う第3の処理と、を行う制御手段を備えている、
吸収式冷凍機の遠隔監視システム。 - 前記判定手段は、現在のCOPと想定COPとに基づいて、前記吸収式冷凍機のCOPが低下しているか否かを判定する、
請求項1に記載の吸収式冷凍機の遠隔監視システム。 - 前記判定手段は、現在のCOPと想定COPとの偏差を求め、現在のCOPと想定COPとの偏差が所定の閾値以上の場合に、COPが低下していると判定する、
請求項1に記載の吸収式冷凍機の遠隔監視システム。 - 前記向上対応制御は、前記吸収式冷凍機が備える稀吸収液ポンプの駆動周波数を変更する制御である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の吸収式冷凍機の遠隔監視システム。 - 前記稀吸収液ポンプの駆動周波数の変更量は、吸収液の現在の濃度と想定濃度とに基づいて決定される、
請求項4に記載の吸収式冷凍機の遠隔監視システム。 - 前記稀吸収液ポンプの駆動周波数の変更量は、吸収液の現在の濃度と想定濃度との偏差に基づいて決定される、
請求項4に記載の吸収式冷凍機の遠隔監視システム。
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