JP7230534B2 - 車両の制動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転者の制動操作に応じて制動力を調整する車両の制動装置に関する。
特許文献1には、車両の運転者のペダル踏力と、ブレーキペダルのストローク量とを基に、目標制動力を設定する車両の制動制御装置の一例が記載されている。ペダル踏力は踏力センサからの検出信号に基づいたセンサ値であり、ストローク量はストロークセンサからの検出信号に基づいたセンサ値である。
特許文献1に記載の装置では、ペダル踏力が高いほど値が大きくなるように第1目標制動力が導出され、ストローク量が多いほど値が大きくなるように第2目標制動力が導出される。そして、第1目標制動力及び第2目標制動力を基に、最終の目標制動力が導出される。最終の目標制動力に制動力を接近させるべく制動アクチュエータが制御される。なお、特許文献1に記載の装置では、最終の目標制動力は、所定の制御サイクル毎に更新される。
特開2012-86674号公報
運転者がブレーキペダルなどの制動操作部材を操作する場合、制動操作部材のストローク量が多くなっているにも拘わらず、センサ値であるペダル踏力に相当する操作力が減少する事象が発生することがある。こうした事象は、運転者が急制動を要求している際に発生しやすい。操作力に基づいて目標制動力を設定する装置では、上記事象が発生した場合、車両の制動力の減少を運転者が要求していないにも拘わらず、目標制動力が小さくなることがある。そして、目標制動力の減少に合わせて車両の制動力が減少してしまうと、運転者が不快に感じるおそれがある。
上記課題を解決するための車両の制動装置は、車両の制動操作部材の操作に関する値である操作値を、制御サイクル毎に取得する取得部と、前記制動操作部材の操作が開始されたときに、前記操作値の増大態様を基に、前記制動操作部材の操作開始から前記制御サイクルよりも長い所定時間が経過した時点での制動力の目標である最終目標制動力を導出する目標導出部と、車両の制動力を前記最終目標制動力に向けて増大させる制動制御部と、を備える。
上記構成によれば、制動操作部材の操作が開始されると、当該操作が開始されたときの操作値の増大態様を基に、制動操作部材の操作開始から所定時間が経過した時点での制動力の目標である最終目標制動力が導出される。すると、所定時間内では最終目標制動力に向けて車両の制動力が増大される。そのため、制動操作部材の操作開始から所定時間が経過した時点までの期間内では、車両の制動力の減少を運転者が要求していないにも拘わらず、操作値が小さくなる事象が発生したとしても、運転者の意図に反して車両の制動力が減少されることが抑制される。したがって、上記構成によれば、制動操作が行われているときに、運転者の意図に反した車両の制動力の減少を抑制し、運転者に不快感を与えてしまうことを抑制できるようになる。
実施形態の車両の制動装置の概略を示す構成図。 同制動装置の制動制御装置の機能構成を示すブロック図。 同制動制御装置で実行される処理ルーチンを説明するフローチャート。 同制動制御装置で実行される処理ルーチンを説明するフローチャート。 制動操作の開始時点から所定時間が経過するまでの目標制動力の変更プロファイルの一例を示すグラフ。 制動操作の開始時点から所定時間が経過するまでの目標制動力の変更プロファイルの一例を示すグラフ。 (a)~(c)は、制動操作が行われた際におけるタイミングチャート。
以下、車両の制動装置の一実施形態を図1~図7に従って説明する。
図1には、本実施形態の制動装置20を備える車両が図示されている。車両の車輪11には、制動機構12の作動によって制動力が付与される。制動機構12は、ホイールシリンダ121内の液圧であるWC圧PWCが高いほど、車輪11と一体回転する回転体122に摩擦材123を押し付ける力が大きくなるように構成されている。すなわち、制動機構12は、WC圧PWCが高いほど大きな制動力を車輪11に付与することができる。
制動装置20は、液圧発生装置21と、制動アクチュエータ26と、制動制御装置30とを備えている。液圧発生装置21は、制動操作部材の一例であるブレーキペダル22と、車両の運転者によるブレーキペダル22の操作に応じた液圧が発生するマスタシリンダ23とを有している。制動アクチュエータ26は、ホイールシリンダ121内のWC圧PWCの調整を通じて車両の制動力BPを制御する。車両の制動力BPとは、複数の車輪11に付与される制動力の総和である。
制動制御装置30は、制動アクチュエータ26の作動を制御する。制動制御装置30には、各種のセンサからの検出信号が入力される。こうしたセンサとしては、例えば、操作力センサ101及びストロークセンサ102を挙げることができる。操作力センサ101は、ブレーキペダル22に入力される操作力PFを検出し、検出した操作力PFに応じた検出信号を出力する。操作力PFは、例えば、ブレーキペダル22に入力される踏力である。ストロークセンサ102は、制動操作部材の操作量の一例として、ブレーキペダル22のストローク量SSを検出し、検出したストローク量SSに応じた検出信号を出力する。操作力PF及びストローク量SSは、制動操作部材の操作に関する値である操作値の一例である。つまり、操作力センサ101及びストロークセンサ102は、操作値を検出する「操作値センサ」の一例である。また、ストローク量SSは操作量でもあるため、ストロークセンサ102は、操作量を検出する「操作量センサ」の一例でもある。
制動制御装置30は、操作力PF及びストローク量SSを基に、車両の制動力の目標である目標制動力BPTrを設定する。そして、制動制御装置30は、設定した目標制動力BPTrを基に制動アクチュエータ26を制御する。
図2に示すように、制動制御装置30は、機能部として、第1取得部31、第1増大速度算出部32、第1基準目標導出部33、第2取得部34、第2増大速度算出部35、第2基準目標導出部36、係数導出部37、目標導出部38及び制動制御部39を有している。本実施形態では、第1取得部31及び第2取得部34により、操作値を規定の制御サイクル毎に取得する「取得部30A」が構成される。
第1取得部31は、操作力センサ101からの検出信号を基に算出された操作力PFを取得する。第1取得部31によって取得される操作力PFは、センサ値である。第1取得部31は、規定の制御サイクル毎に操作力PFを取得する。
第1増大速度算出部32は、運転者の制動操作が開始されたときに、操作力PFの増大速度である操作力増大速度VPFを算出する。例えば、第1増大速度算出部32は、制動操作が開始されたときの操作力PFを時間微分することで、操作力増大速度VPFを導出する。
第1基準目標導出部33は、制動操作が開始されたときに、操作力PFの増大態様を基に、第1目標制動力BPTr1及び第1目標増大速度VBP1を導出する。本実施形態では、第1基準目標導出部33は、操作力PFの増大態様として操作力PFと操作力増大速度VPFとの積を求め、当該積に基づいて第1目標制動力BPTr1及び第1目標増大速度VBP1を導出する。以降では、操作力PFと操作力増大速度VPFとの積のことを「第1積PR1」ということもある。つまり、第1積PR1は、「操作値の増大態様」の一例である。
第1基準目標導出部33は、第1積PR1が大きいほど値が大きくなるように、第1目標制動力BPTr1を導出する。また、第1基準目標導出部33は、第1積PR1が大きいほど値が大きくなるように、第1目標増大速度VBP1を導出する。
第2取得部34は、ストロークセンサ102からの検出信号を基に算出されたストローク量SSを取得する。第2取得部34によって取得されるストローク量SSは、センサ値である。第2取得部34は、上記の制御サイクル毎にストローク量SSを取得する。
第2増大速度算出部35は、運転者の制動操作が開始されたときに、ストローク量SSの増大速度であるストローク量増大速度VSSを算出する。例えば、第2増大速度算出部35は、制動操作が開始されたときのストローク量SSを時間微分することで、ストローク量増大速度VSSを導出する。
第2基準目標導出部36は、制動操作が開始されたときに、ストローク量SSの増大態様を基に、第2目標制動力BPTr2及び第2目標増大速度VBP2を導出する。本実施形態では、第2基準目標導出部36は、ストローク量SSの増大態様としてストローク量SSとストローク量増大速度VSSとの積を求め、当該積を基に第2目標制動力BPTr2及び第2目標増大速度VBP2を導出する。以降では、ストローク量SSとストローク量増大速度VSSとの積のことを「第2積PR2」ということもある。
第2基準目標導出部36は、第2積PR2が大きいほど値が大きくなるように、第2目標制動力BPTr2を導出する。また、第2基準目標導出部36は、第2積PR2が大きいほど値が大きくなるように、第2目標増大速度VBP2を導出する。
係数導出部37は、制動操作が開始されたときに、操作力PFの増大態様を基に係数KAを導出する。すなわち、係数導出部37は、制動操作が開始されたときの操作力PFと操作力増大速度VPFとの積である上記第1積PR1を操作力PFの増大態様として算出する。係数導出部37は、第1積PR1が第11値A11未満である場合には係数KAを「1」とし、第1積PR1が第12値A12以上である場合には係数KAを「0」とする。第12値A12は、第11A11よりも大きい。係数導出部37は、第1積PR1が第11値A11以上であって且つ第12値A12未満であるときには、第1積PR1が大きいほど係数KAを小さくする。
目標導出部38は、制動操作が開始されたときの操作力PFの増大態様及びストローク量SSの増大態様を基に、所定時間TMAと、制動操作の開始から所定時間TMAが経過した時点での目標制動力である最終目標制動力BPTrFとを導出する。所定時間TMAとは、操作力PF及びストローク量SSの取得サイクルである上記制御サイクルよりも長い時間である。目標導出部38は、最終目標算出部381と、変更処理部382と、算出器383と、目標設定部384とを含んでいる。
最終目標算出部381は、制動操作が開始されたときに、最終目標制動力BPTrFを導出する。すなわち、最終目標算出部381は、以下の関係式(式1)を用いて最終目標制動力BPTrFを算出する。これによれば、制動操作が開始されたときの上記第1積PR1が大きいほど、最終目標制動力BPTrFが大きくなる。また、制動操作が開始されたときの第2積PR2が大きいほど、最終目標制動力BPTrFが大きくなる。
BPTrF=KA・BPTr2+(1-KA)・BPTr1 ・・・(式1)
また、最終目標算出部381は、制動操作が開始されたときに、以下の関係式(式2)及び(式3)を用いて所定時間TMAを算出する。関係式(式2)及び(式3)において、「VBP」は、制動力BPの増大速度の目標である目標増大速度である。これによれば、制動操作が開始されたときの第1積PR1が大きいほど、目標増大速度VBPが大きくなる。また、制動操作が開始されたときの第2積PR2が大きいほど、目標増大速度VBPが大きくなる。そして、所定時間TMAは、最終目標制動力BPTrFを目標増大速度VBPで除することにより導出することができる。すなわち、所定時間TMAは、制動操作が開始されたときの第1積PR1が大きいほど短くなる。また、所定時間TMAは、制動操作が開始されたときの第2積PR2が大きいほど短くなる。
VBP=KA・VBP2+(1-KA)・VBP1 ・・・(式2)
TMA=BPTrF/VBP ・・・(式3)
変更処理部382は、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに向けて増大している場合、第2取得部34によって取得されたストローク量SSを基に目標補正量ΔBPTrを導出する。目標補正量ΔBPTrは、所定目標制動力BPTrを補正するための補正量である。目標補正量ΔBPTrの具体的な導出処理については後述する。
また、変更処理部382は、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達した以降では、第1取得部31によって取得された操作力PFを基に、目標制動力BPTrを調整する。目標制動力BPTrの具体的な調整処理については後述する。
算出器383は、最終目標算出部381によって算出された最終目標制動力BPTrFから変更処理部382によって導出された目標補正量ΔBPTrを引いた値を最終目標制動力BPTrFとして算出する。
目標設定部384は、最終目標算出部381によって算出された所定時間TMAと、算出器383によって算出された最終目標制動力BPTrFとを基に、目標制動力BPTrを設定する。なお、所定時間TMAと最終目標制動力BPTrFとに基づいた目標制動力BPTrの設定については後述する。
制動制御部39は、目標導出部38の目標設定部384や変更処理部382によって導出された目標制動力BPTrを基に、制動アクチュエータ26の作動を制御する。すなわち、車両の制動力BPが、目標制動力BPTrを基に制御される。これにより、目標制動力BPTrの変動に応じて車両の制動力BPを変化させることができる。
次に、図3を参照し、目標補正量ΔBPTrを導出するために変更処理部382によって実行される処理ルーチンについて説明する。本処理ルーチンは、運転者の制動操作時には繰り返し実行される。
本処理ルーチンにおいて、変更処理部382は、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達しているか否かを判定する(S11)。ここでいう最終目標制動力BPTrFとは、算出器383によって算出された最終目標制動力BPTrFのことである。車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達していると判定している場合(S11:YES)、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。一方、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達していると判定していない場合(S11:NO)、変更処理部382は、ストローク量SSが増大しているか否かを判定する(S12)。ストローク量SSが増大していると判定している場合(S12:YES)、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。すなわち、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに未だ達していない状況下でストローク量SSが増大している場合には、最終目標算出部381によって算出された最終目標制動力BPTrFが減少されない。この場合、目標補正量ΔBPTrが「0」となる。
その一方で、ストローク量SSが増大していると判定していない場合(S12:NO)、変更処理部382は、目標補正量ΔBPTrを「0」よりも大きい値にする(S13)。具体的には、変更処理部382は、ストローク量SSが保持されているときには、現時点の車両の制動力BPと最終目標制動力BPTrFとの差分が大きいほど値が大きくなるように目標補正量ΔBPTrを算出する。また、変更処理部382は、ストローク量SSが減少しているときには、ストローク量SSが保持されているときよりも値が大きくなるように目標補正量ΔBPTrを算出する。このように目標補正量ΔBPTrを算出すると、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。
目標補正量ΔBPTrが「0」よりも大きい値である場合、最終目標算出部381によって算出された最終目標制動力BPTrFは、算出器383によって減少されて目標設定部384に入力される。つまり、本実施形態では、目標導出部38は、最終目標制動力BPTrFに向けて車両の制動力BPが増大している最中にストローク量SSが保持又は減少されるときには、最終目標制動力BPTrFを減少させる減少処理を実行するということもできる。
次に、図4を参照し、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達した以降で目標制動力BPTrを調整するために変更処理部382によって実行される処理ルーチンについて説明する。
本処理ルーチンにおいて、変更処理部382は、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達しているか否かを判定する(S21)。ここでいう最終目標制動力BPTrFとは、算出器383によって算出された最終目標制動力BPTrFのことである。車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達していると判定していない場合(S21:NO)、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。この場合、変更処理部382によって目標制動力BPTrが変更されることはない。
一方、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達していると判定している場合(S21:YES)、変更処理部382は、操作力PFが変化しているか否かを判定する(S22)。操作力PFが変化していない場合、すなわち操作力PFが保持されている場合、車両の制動力BPの更なる増大や制動力BPの減少を運転者が望んでいないと判断できる。一方、操作力PFが増大している場合、車両の制動力BPを最終目標制動力BPTrFよりも大きくすることを運転者が要求していると判断できる。操作力PFが減少している場合、車両の制動力BPの減少を運転者が要求していると判断できる。
ステップS22において、操作力PFが変化していると判定していない場合(NO)、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。この場合、変更処理部382によって目標制動力BPTrが変更されることはない。一方、操作力PFが変化していると判定している場合(S22:YES)、変更処理部382は、目標制動力BPTrを変更する変更処理を実行する(S23)。変更処理部382は、変更処理では、操作力PFが増大しているときには目標制動力BPTrを増大させる。一方、変更処理部382は、変更処理では、操作力PFが減少しているときには目標制動力BPTrを減少させる。このように変更処理を実行すると、変更処理部382は、本処理ルーチンを一旦終了する。
図4に示した処理ルーチンの実行は、所定時間TMAよりも短い周期で繰り返し実行される。そのため、ステップS23が実行されるような場合にあっては、変更処理部382によって、目標制動力BPTrが、所定時間TMAよりも短い時間毎に設定される。なお、ステップS23が実行されるような場合、当該処理ルーチンの実行の開始周期、すなわち目標制動力BPTrの設定周期は、所定時間TMAよりも短いのであれば、上記制御サイクルと同じ時間であってもよいし、制御サイクルよりも長くてもよい。当該処理ルーチンの実行の開始周期、すなわち目標制動力BPTrの設定周期は、操作力PFが変化しているか否かの判定が行われる回数が増えるにつれて短くなってもよい。
次に、図5を参照し、所定時間TMAと最終目標制動力BPTrFとに基づいて目標制動力BPTrを設定するために目標設定部384によって実行される処理について説明する。
運転者によって制動操作が開始され、最終目標算出部381によって所定時間TMAが導出され、且つ算出器383によって最終目標制動力BPTrFが導出されると、目標設定部384は、制動操作の開始から所定時間TMAが経過する時点までの目標制動力BPTrの変更プロファイルBPPrを作成する。変更プロファイルBPPrは、所定時間TMAよりも短い時間毎の目標制動力BPTrの推移である。例えば変更プロファイルBPPrは、上記制御サイクル毎の目標制動力BPTrの推移である。
図5には、変更プロファイルBPPrの一例が図示されている。この変更プロファイルBPPrによれば、制動操作の開始時点T11の目標制動力BPTrが「0」とされる。開始時点T11から所定時間TMAの経過時点である規定時点T13の目標制動力BPTrが最終目標制動力BPTrFと同じ値とされる。そして、開始時点T11から規定時点T13までの間では、開始時点T11からの経過時間が長くなるにつれて値が大きくなるように目標制動力BPTrが設定される。例えば、開始時点T11から規定時点T13までの間では、目標制動力BPTrが一定速度で増大される。つまり、目標制動力BPTrは、所定時間TMAよりも短い時間毎に値が大きくなるように導出される。
そして、目標設定部384は、制動操作の開始からの経過時間に応じた目標制動力BPTrを変更プロファイルBPPrから取得し、取得した目標制動力BPTrを制動制御部39に出力する。
上述したように開始時点T11から規定時点T13までの間でストローク量SSが保持又は減少されることがある。この場合、最終目標制動力BPTrFが減少されるため、制動制御部39は、変更プロファイルBPPrを再作成する。図6には、再作成前の変更プロファイルBPPr1が破線で図示され、再作成後の変更プロファイルBPPr2が実線で図示されている。
図6に示すように、規定時点T13の目標制動力BPTrは、減少後の最終目標制動力BPTrFと同じ値とされる。そして、ストローク量SSの保持又は減少が検知された時点を再作成時点T12とした場合、再作成時点T12から規定時点T13までの間では、再作成時点T12からの経過時間が長くなるにつれて値が大きくなるように目標制動力BPTrが設定される。図6に示す例では、再作成時点T12以降での目標制動力BPTrの増大速度は再作成時点T12以前での目標制動力BPTrの増大速度よりも小さい。
次に、図7を参照し、本実施形態の作用及び効果について説明する。なお、図7(c)には、操作力PFを基に目標制動力BPTrAを設定する比較例での目標制動力BPTrAの推移が破線で示されている。比較例では、操作力PFが大きいほど値が大きくなるように目標制動力BPTrAが設定される。
図7(a),(b),(c)に示すように、タイミングT21で運転者の制動操作が開始されると、操作力PF及びストローク量SSの双方が増大し始める。すると、制動操作の開始時点での操作力PFの増大態様及びストローク量SSの増大態様を基に、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFが導出される。すなわち、制動操作の開始時点での操作力PFと操作力増大速度VPFとの積である第1積PR1と、制動操作の開始時点でのストローク量SSとストローク量増大速度VSSとの積である第2積PR2とを基に、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFが導出される。
ここで、制動操作中にストローク量SSが増大しているにも拘わらず、操作力PFが減少すると、比較例の場合では、目標制動力BPTrAが減少する。その結果、目標制動力BPTrAを基に制動アクチュエータ26を作動させると、ストローク量SSが増大しているにも拘わらず、車両の制動力BPが減少することになる。
この点、本実施形態では、タイミングT21で所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFが導出されると、タイミングT21からタイミングT22までの間では、最終目標制動力BPTrFに向けて車両の制動力BPが増大される。そのため、タイミングT21からタイミングT22までの期間内では、車両の制動力BPの減少を運転者が要求していないにも拘わらず、操作力PFが小さくなる事象が発生したとしても、運転者の意図に反して車両の制動力BPが減少されることが抑制される。したがって、制動操作が行われているときに、運転者の意図に反した車両の制動力BPの減少を抑制し、運転者に不快感を与えてしまうことを抑制できる。
なお、本実施形態では、以下に示す効果をさらに得ることができる。
(1)本実施形態では、急制動を運転者が要求する場合、操作力増大速度VPF及びストローク量増大速度VSSが大きいため、第1積PR1及び第2積PR2が大きくなる分、車両の制動力BPを最終目標制動力BPTrFまで速やかに増大させることができる。したがって、運転者の意図に従って車両の減速度の変化を調整することができる。
(2)車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに向けて増大している最中に、ストローク量SSが増大されなくなることがある。この場合、その時点からの制動力BPの増大を運転者が望んでいないと推測できる。そこで、本実施形態では、制動操作の開始から所定時間TMAが経過する時点よりも以前にストローク量SSが保持又は減少されるようになった場合、最終目標制動力BPTrFが減少される。このように最終目標制動力BPTrFが減少されると、減少後の最終目標制動力BPTrFに接近するように車両の制動力BPが調整されるようになる。その結果、運転者の意図に従って車両の減速度を調整することができる。
(3)また、本実施形態では、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達した以降でも操作力PFの増大が継続しているときには、車両の減速度をさらに大きくすることを運転者が要求していると推測できる。そのため、このような場合には、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFよりも増大される。その結果、運転者の意図に従って車両の減速度を調整することができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、制動操作の開始時点での操作力PFの増大態様、及び開始時点でのストローク量SSの増大態様の双方に基づいて所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFを導出するようにしている。しかし、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFを、制動操作の開始時点での操作力PFの増大態様に基づいて導出するのであれば、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFの導出に際し、開始時点でのストローク量SSの増大態様を考慮しなくてもよい。
反対に、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFを、制動操作の開始時点でのストローク量SSの増大態様に基づいて導出するのであれば、所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFの導出に際し、開始時点での操作力PFの増大態様を考慮しなくてもよい。
・第1基準目標導出部33では、制動操作の開始時点の操作力PFを考慮して第1目標制動力BPTr1を導出するのであれば、第1目標制動力BPTr1の導出に際して開始時点の操作力増大速度VPFを考慮しなくてもよい。この場合、制動操作の開始時点の操作力PFが、「操作力の増大態様」に相当する。反対に、第1基準目標導出部33では、制動操作の開始時点の操作力増大速度VPFを考慮して第1目標制動力BPTr1を導出するのであれば、第1目標制動力BPTr1の導出に際して開始時点の操作力PFを考慮しなくてもよい。この場合、制動操作の開始時点の操作力増大速度VPFが、「操作力の増大態様」に相当する。
・第2基準目標導出部36では、制動操作の開始時点のストローク量SSを考慮して第2目標制動力BPTr2を導出するのであれば、第2目標制動力BPTr2の導出に際して開始時点のストローク量増大速度VSSを考慮しなくてもよい。この場合、制動操作の開始時点のストローク量SSが、「ストローク量の増大態様」に相当する。反対に、第2基準目標導出部36では、制動操作の開始時点のストローク量増大速度VSSを考慮して第2目標制動力BPTr2を導出するのであれば、第2目標制動力BPTr2の導出に際して開始時点のストローク量SSを考慮しなくてもよい。この場合、制動操作の開始時点のストローク量増大速度VSSが、「ストローク量の増大態様」に相当する。
・所定時間TMAは、予め設定されている値で固定させてもよい。この場合、所定時間TMAとして、例えば、制動操作部材の操作値を取得する制御サイクルの2倍以上の時間であってもよい。
・操作値センサは、操作力PF及びストローク量SS以外の制動操作部材の操作に関連する値を検出するセンサであってもよい。例えば、操作値センサは、制動操作に応じてマスタシリンダ23内で発生する圧力を検出するセンサであってもよい。この場合、マスタシリンダ23内で発生する圧力の増大態様が「操作値の増大態様」に該当するため、圧力の増大態様を基に所定時間TMA及び最終目標制動力BPTrFが導出されることとなる。この場合、制動操作部材の操作に応じてマスタシリンダ23内で発生する圧力が、制動操作部材に入力される操作力の相関値に相当する。
・上記実施形態では、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達している状態で操作力PFが変化した際には、操作力PFの変化に応じて目標制動力BPTrを変更するようにしている。しかし、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達している状態での目標制動力BPTrの変更は、操作力PF以外の制動に関するパラメータを用いるようにしてもよい。例えば、車両の制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達している状態でストローク量SSが変化した際に、ストローク量SSの変化に応じて目標制動力BPTrを変更するようにしてもよい。
・図5に示した例では、目標制動力BPTrを最終目標制動力BPTrFまで一定速度で増大させるようにしている。しかし、目標制動力BPTrが最終目標制動力BPTrFに向けて増大するのであれば、目標制動力BPTrの増大速度が途中で変わるように目標制動力BPTrを増大させるようにしてもよい。また、変更プロファイルBPPrは、所定時間TMAより短い時間毎の目標制動力BPTrの推移を示すものであればよい。例えば変更プロファイルBPPrは、各々の時間の長さが異なる複数の時間毎の目標制動力BPTrの推移を示すものでもよい。また、変更プロファイルBPPrに相当する複数のマップが未図示の記憶部に予め記憶されていてもよい。この場合、制動制御装置30は、ブレーキペダル22の操作値の増大態様に応じて複数のマップから適したマップを選択することとなる。
・操作値センサは、操作力PFの相関値を制動操作に関するパラメータとして検出するセンサであってもよい。
・制動操作部材は、運転者によって操作することができるものであれば、ブレーキペダル22以外の部材であってもよい。例えば、ブレーキペダル22以外の制動操作部材としては、ブレーキレバーやスイッチなどを挙げることができる。例えば、ブレーキレバーは固定位置を支点に可動するよう構成されているため、ブレーキレバーを可動させるために入力された力が操作値に相当する。また、ブレーキレバーが可動された量が操作量にも相当する。また、スイッチは押圧動作で作動するよう構成されているため、スイッチに入力された押圧力が操作値に相当する。
・上記実施形態では、制動操作の開始から所定時間TMAが経過する前にストローク量SSが保持又は減少されるようになった場合、最終目標制動力BPTrFを減少させる減少制御が実行されている。減少制御が実行されるか否かは、ストローク量がどの程度減少したかに基づいて判定されるようにしてもよい。例えば、制動力BPが最終目標制動力BPTrFに達する前に、ストローク量SSの減少量が所定の減少量に達した場合に減少制御を実行させるようにしてもよい。この場合、ストローク量SSが減少しても、その減少量が所定の減少量未満である場合、減少制御は実行されないことになる。また、ストローク量SSが減少し続ける期間である減少継続期間の長さが、予め設定された長さに達した場合に、減少制御を実行するようにしてもよい。例えば、複数の制御サイクルに対応する期間継続してストローク量が減少された場合に、減少制御を実行するようにしてもよい。また、減少量が所定の減少量以上であり且つ減少継続期間の長さが予め設定された長さに達した場合に、減少制御を実行するようにしてもよい。
20…制動装置、22…制動操作部材の一例であるブレーキペダル、30…制動制御装置、30A…取得部、38…目標導出部、39…制動制御部。

Claims (3)

  1. 車両の制動操作部材の操作に関する値である操作値として、前記制動操作部材に入力される操作力又はその相関値、及び、前記制動操作部材の操作量を、制御サイクル毎に取得する取得部と、
    前記制動操作部材の操作が開始されたときに、前記操作力又は前記相関値と、前記操作力又は前記相関値の単位時間あたりの増大量との積である第1積、及び、前記操作量と、前記操作量の単位時間あたりの増大量との積である第2積を基に、前記制動操作部材の操作開始から前記制御サイクルよりも長い所定時間が経過した時点での制動力の目標である最終目標制動力を導出すること、及び、前記制動操作部材の操作が開始されたときに、前記第1積と前記第2積と前記最終目標制動力とを基に、前記所定時間よりも短い時間毎に値が大きくなるように目標制動力を導出することを実行する目標導出部と、
    車両の制動力を前記最終目標制動力に向けて増大させるように前記目標制動力を基に車両の制動力を制御する制動制御部と、を備える
    車両の制動装置。
  2. 記目標導出部は、前記最終目標制動力に向けて車両の制動力が増大している最中に前記操作量が保持又は減少されるときには、当該最終目標制動力を減少させる減少処理を実行し、
    前記制動制御部は、前記減少処理によって前記最終目標制動力が減少されたときには、車両の制動力を減少後の前記最終目標制動力に向けて変化させる
    請求項1に記載の車両の制動装置。
  3. 前記目標導出部は、車両の制動力が前記最終目標制動力に達しても前記操作力又は前記相関値が増大しているときには、前記操作力又は前記相関値、及び、前記操作量の何れか一方を基に、前記所定時間よりも短い時間毎に値が大きくなるように前記目標制動力を導出し、
    前記制動制御部は、前記目標制動力を基に車両の制動力を制御する
    請求項1又は請求項2に記載の車両の制動装置。
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