JP7206801B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7206801B2
JP7206801B2 JP2018200017A JP2018200017A JP7206801B2 JP 7206801 B2 JP7206801 B2 JP 7206801B2 JP 2018200017 A JP2018200017 A JP 2018200017A JP 2018200017 A JP2018200017 A JP 2018200017A JP 7206801 B2 JP7206801 B2 JP 7206801B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
image forming
path
transport path
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018200017A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020067553A (ja
Inventor
昭典 松野
卓哉 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2018200017A priority Critical patent/JP7206801B2/ja
Publication of JP2020067553A publication Critical patent/JP2020067553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7206801B2 publication Critical patent/JP7206801B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、電子写真方式の画像形成装置では、トナー像を形成して像担持体に担持させる作像部と、像担持体に担持されたトナー像を用紙に転写させる転写部と、用紙に転写されたトナー像を加熱及び加圧して該用紙に定着させる定着部とを備えている(例えば、特許文献1参照)。像担持体は、直接転写方式の場合には感光体ドラムにより構成され、中間転写方式の場合には中間転写ベルトにより構成される。
定着部は、定着ローラーを加熱するヒーターを有している。定着ローラーは、印字動作時には該ヒ-ターによって目標温度に加熱される。ヒーターは、印字動作の停止中(例えば、ジョブ待ちの待機状態等)であっても定着ローラーの加熱を持続する。これにより、定着ローラーを常温から目標温度に加熱するまでの準備時間を短縮できる。
特開2017-129718号公報
従来の定着部の構成では、ヒーターからの発熱により定着部全体が高温になる。定着部からの熱が作像部に伝わると様々な不具合が生じる。この不具体として、中間転写ベルト(像担持体の一例)を駆動する駆動ローラーの表面にトナーが融着したり、像担持体の表面の残トナーを回収する廃トナー部内のトナーが融着したりする場合がある。前者の場合には、駆動ローラーの表面に融着したトナーによって中間転写ベルトの裏面が削られてトナーの転写性能が低下する。後者の場合には、廃トナー部内にて融着したトナーによってトナー搬送スクリューが破損する虞がある。
この問題を回避するべく、送風ファンを用いて定着部及び作像部の温度上昇を抑制することが考えられる。しかしこの場合、送風ファンを別途設ける必要があるのでコスト増加を招くという問題がある。また、送風ファンの作動時の騒音によってユーザーに不快感を与えるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、定着部からの発熱による作像部の温度上昇を抑制可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、用紙搬送路を内部に収容する筐体と、該用紙搬送路を形成する搬送ガイドと、トナー像を形成して像担持体に担持させる作像部と、該像担持体に担持されたトナー像を用紙に転写させる転写部と、該転写部よりも搬送下流側に設けられ、トナー像を加熱及び加圧して用紙に定着させる定着部と、上記用紙搬送路の一部を構成して用紙を上記筐体外に排出させる用紙排出路とを備えている。
そして、上記定着部及び上記作像部間を遮断するとともに上記用紙排出路に連通する遮断空間を備え、上記定着部よりも下方の空気が上記遮断空間に向けて流入するように上記搬送ガイドには少なくとも一つの開口部が形成されている。
本発明によれば、定着部からの発熱による作像部の温度上昇を抑制可能な画像形成装置が提供される。
図1は、実施形態における画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、廃トナー部を含むクリーニング装置の周辺を拡大して示す拡大図である。 図3は、定着ユニットを示す外観斜視図である。 図4は、画像形成装置の右側カバーを取外した状態を示す外観斜視図である。 図5は、図1のV部の拡大図であって画像形成装置内の自然対流風路を説明するための説明図である。 図6は、図5のVI部を拡大して拡大図である。 図7は、図5のVII部を拡大して示す拡大図である。 図8は、図5のVIII部を拡大して示す拡大図である。 図9は実施形態2を示す図1相当図である。 図10は、図9のX部を拡大して示す拡大図であって画像形成装置内の自然対流風路を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図を示す。以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側、後側(図1の紙面垂直方向の手前側、奥側)を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。
上記画像形成装置1は、タンデム方式のカラープリンターであって、箱形の筐体2内に作像部3を備えている。この作像部3は、ネットワーク接続等がされたコンピューター等の外部機器から伝送されてくる画像データーに基づき画像を用紙Pに転写形成する。
作像部3の下側には、レーザー光を照射する露光装置4が配置され、作像部3の上側には、中間転写ベルト5(像担持体)が配置されている。中間転写ベルト5は、左右方向に間隔を空けて並ぶ駆動ローラー18と従動ローラー19とに掛け回されている。駆動ローラー18は後述する二次転写ローラー16に対向するように配置されている。
露光装置4の下側には、用紙Pを貯留する用紙貯留部6が配置され、用紙貯留部6の左側には、開閉式の手差し給紙部7が配置されている。中間転写ベルト5の右側且つ上側には、用紙Pに転写形成された画像に定着処理を施す定着ユニット8が配置されている。符号9は、筐体2上部に配置され、定着ユニット8(定着部)で定着処理が施された用紙Pを排出する用紙排出部である。
作像部3は、中間転写ベルト5に沿って一列に配置された4つの画像形成ユニット10を備えている。これら画像形成ユニット10は、感光体ドラム11を有している。各感光体ドラム11の直下には、帯電器12が配置され、各感光体ドラム11の左側には、現像装置13が配置され、各感光体ドラム11の直上には、一次転写ローラー14が配置され、各感光体ドラム11の右側には、感光体ドラム11の周面をクリーニングするクリーニング部15が配置されている。
各感光体ドラム11は、帯電器12によって周面が一定に帯電され、当該帯電後の感光体ドラム11の周面に対して、上記コンピューター等から入力された画像データーに基づく各色に対応したレーザー光が露光装置4から照射され、各感光体ドラム11の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置13から現像剤が供給されて、各感光体ドラム11の周面にイエロー、マゼンタ、シアン、又はブラックのトナー像が形成される。これらトナー像は、一次転写ローラー14に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト5にそれぞれ重ねて転写される。
符号16は、定着ユニット8の下側に中間転写ベルト5と当接した状態で配置された二次転写ローラーであり、用紙貯留部6又は手差し給紙部7から搬送される用紙Pを二次転写ローラー16と中間転写ベルト5とで挟持し、二次転写ローラー16に印加された転写バイアスにより中間転写ベルト5上のトナー像を用紙Pに転写するようになっている。そうして、二次転写ローラー16と中間転写ベルト5とが転写部20を構成している。
中間転写ベルト5の上側にはクリーニング装置30が設けられている。クリーニング装置30は、中間転写ベルト5の表面に付着した残トナー(用紙Pに転写されずにベルト表面に残ったトナー)を除去する。
定着ユニット8は、定着ローラー81と加圧ローラー82とを備えてユニット化されている。加圧ローラー82は定着ローラー81に圧接されている。これら定着ローラー81と加圧ローラー82とにより用紙Pを挟持して加圧しながら加熱し、用紙Pに転写されたトナー像を用紙Pに定着させるようになっている。定着処理後の用紙Pは、用紙排出部9に排出される。
[クリーニング装置30の構成]
図2は、クリーニング装置30の拡大断面図である。クリーニング装置30は、中間転写ベルト5の上側における二次転写ローラー16側の端部に設けられている。
クリーニング装置30はクリーニング部材31と廃トナー部32とを有している。クリーニング部材31は、先端部が中間転写ベルト5の上面に当接するブレードで構成されている。クリーニング部材31は、中間転写ベルト5の幅方向(画像形成装置1の前後方向)の全体に亘って延設されている。クリーニング部材31は、中間転写ベルト5の上面に付着した残トナーを掻き取って除去する。尚、クリーニング部材31は、ブレードに限ったものではなく、例えば中間転写ベルト5の上面に摺接する摺接ローラー等であってもよい。
廃トナー部32は、クリーニング部材31の上側に隣接して設けられている。廃トナー部32は、前後方向に延びる搬送スクリュー34を収容する樹脂製のハウジング33を有している。上記クリーニング部材31は、ブラケット35を介してハウジング33に取付けられている。そして、クリーニング部材31により掻き取られたトナーは、廃トナー部32内に導入された後、搬送スクリュー34により不図示の廃トナータンクに排出される。
[定着ユニット及び本体ステーの構成]
図3に示すように、定着ユニット8は、定着ローラー81及び加圧ローラー82を内部に収容するハウジング83を有している。ハウジング83は、前後方向に長い矩形箱状に形成されている。ハウジング83は、その長手方向(前後方向)が略水平になる状態で本体ステー23に装着される。ハウジング83の長手方向の両端部からはそれぞれ位置決め片84が突出している。この位置決め片84は、定着ローラー81の両端を支持する各支持板金(図示省略)に形成されている。
図4及び図5に示すように、画像形成装置1の筐体2内には、定着ユニット8を固定するための本体ステー23が設けられている。本体ステー23は、樹脂等に比べて熱伝導率が高い高熱伝導性部材であり且つ放射率が低い低放射率部材であることが好ましく、本実施形態では本体ステー23は例えばアルミ材料により構成されている。
本体ステー23は前後方向(定着ユニット8の長手方向と同方向)に延設された矩形状の板金部材からなる。本体ステー23の前後方向の両端部はそれぞれ、不図示のフレーム部材に連結固定されている。
本体ステー23は、上下方向に延びる鉛直板部23aと、鉛直板部23aの上端縁から水平に突出する上側水平部23bと、鉛直板部23aの下端縁に接続された下側L字部23cとを有している。
本体ステー23の鉛直板部23aには、定着ユニット8の各位置決め片84に係合する一対の係合孔23d,23eが形成されている。一対の係合孔23d,23eは、本体ステー23の前後方向の両端部に形成されている。後側の係合孔23dの幅は、位置決め片84の厚さ(前後方向の厚さ)と同程度に設定されている。前側の係合孔23eの幅は、位置決め片84の前後方向の厚さよりもやや大きめに設定されている。そうして、前側の係合孔23eで定着ユニット8の温度上昇による前後方向の伸びを吸収しつつ、後側の係合孔23dで定着ユニット8の前後方向位置を規制している。一対の係合孔23d,23eは、定着ユニット8の位置決めを行う位置決め部に相当する。
定着ユニット8からの熱が、例えば本体ステー23を通じて作像部3に伝わると機器の故障等により印刷不良等を引き起こす虞がある。この問題を回避するべく、画像形成装置1内に自然対流風路Wを確保するようにしている。自然対流風路Wの詳細は後述する。
[用紙搬送路の構成]
自然対流風路Wは、用紙搬送路を形成するガイド板に孔を形成することで確保されている。ここでは、先ず、筐体2内の用紙搬送路及びガイド板の構成について説明する。
図1を参照して、筐体2内の用紙搬送路は、大別して、主搬送路Aと反転搬送路Bと手差し搬送路Cとの三つにより構成されている。図1では、各搬送路A~Cを太破線で示している。
主搬送路Aは、用紙貯留部6から上方に延びて上記転写部20及び定着ユニット8を通過した後に用紙排出部9に至る搬送路である。主搬送路Aにおける転写部20の上流側(下側)にはレジストローラー対40が設けられている。レジストローラー対40は、転写部20に向けて用紙Pを適切なタイミングで供給する。
主搬送路Aにおける定着ユニット8の搬送下流側(上側)には、第一排出ローラー対41及び第二排出ローラー対42(図1では図示省略、図5にのみ示す)が設けられている。第二排出ローラー対42は、第一排出ローラー対41よりも搬送下流側であって筐体2の上部の排紙口2a付近に設けられている。
反転搬送路Bは、両面印刷時に定着ユニット8から排出された用紙Pを反転させるための搬送路である。反転搬送路Bは、主搬送路Aにおける定着ユニット8の搬送下流側(上側)から分岐して下方に延びた後、主搬送路Aのレジストローラー対40の搬送上流側(下側)に接続されている。反転搬送路Bにおける主搬送路Aからの分岐部には、スイッチバックローラー対43(図1では図示省略、図5にのみ示す)が設けられている。第二排出ローラー対42は、片面の印刷が終了した用紙Pの後端が第一排出ローラー対41を通過すると、逆方向に回転して用紙Pの後端部をスイッバックローラー対43に向けて搬送する。スイッチバックローラー対43は、片面の印刷が終了した用紙Pの後端部を挟持してスイッチバックさせ、当該用紙Pを反転搬送路Bに向けて供給する。スイッチバックローラー対43の駆動ローラーは、第一排出ローラー対41の駆動ローラーと共用されている。
手差し搬送路Cは、手差し給紙部7から給紙される用紙Pを主搬送路Aに供給するための搬送路である。手差し搬送路Cは、手差し給紙部7から右側に向かって略水平に延びた後、主搬送路Aにおけるレジストローラー対40の上流側近傍(下側近傍)に接続されている。
図5に示すように、上記主搬送路Aと反転搬送路Bとは上下方向に長い閉ループ状のループ搬送路Lを形成している。ループ搬送路Lは、内側ガイド板50と外側ガイド板51とよって形成されている。内側ガイド板50及び外側ガイド板51は用紙搬送ガイドの一部を構成している。内側ガイド板50及び外側ガイド板51は共に、ループ搬送路Lに沿って延びている。内側ガイド板50及び外側ガイド板51の互いの内側面(対向面)は用紙Pをガイドするガイド面を形成している。
内側ガイド板50は、ループ搬送路Lの略全周に沿って延設されている。外側ガイド板51は、内側ガイド板50と同様にループ搬送路Lに沿って延設されているが、二次転写ローラー16付近から第一排出ローラー対41までの区間では欠損している。
内側ガイド板50には、筐体2内に自然対流風路Wを確保するための三つの開口部50a~50cが形成されている。第一開口部50a及び第二開口部50bは、内側ガイド板50の下端部に左右に並んで形成されている。第三開口部50cは、内側ガイド板50における転写部20(二次転写ローラー16)に隣接する部分に形成されている。各開口部50a~50cは、内側ガイド板50の幅方向(前後方向であって図5の紙面垂直方向)の略全体に亘って形成されている。第一開口部50a及び第二開口部50bが下側開口部に相当し、第三開口部50cが上側開口部に相当する。
[自然対流風路Wの説明]
図5の太実線は、筐体2内に確保される自然対流風路Wの一例を示している。図6、図7及び図8はそれぞれ、図5のVI部、VII部及びVIII部の拡大図である。
この自然対流風路Wは、大別して、第一風路w1、第二風路w2及び第三風路w3からなる。
第一風路w1は、定着ユニット8及び作像部3間を遮断する遮断空間S内を通る風路である。この遮断空間Sは、図7に示すように、三角柱状空間s1と偏平状空間s2とからなる。三角柱状空間s1は、二次転写ローラー16に巻き回された中間転写ベルト5の上面と、本体ステー23の下端部(下側L字部23c)と、定着ユニット8の外壁面とに囲まれた空間である。偏平状空間s2は、本体ステー23の鉛直板部23aと定着ユニット8の外壁面とに挟まれた空間である。偏平状空間s2は、前側から見て上下方向に直線状に延びている。
第二風路w2は、ループ搬送路Lの径方向内側の空間を通る風路である。第二風路w2は、内側ガイド板50の下端部に形成された第一開口部50a及び第二開口部50bから第三開口部50cに至る逆Y字状を呈している(図8参照)。第二風路w2は、第三開口部50cを通じて第一風路w1に繋がる。
第三風路w3は、主搬送路Aの下流側端部の用紙排出路53内を通る風路である。用紙排出路53の下面は排出ガイド52(図6参照)によって規定されている。排出ガイド52には、幅方向(前後方向)の全体に亘って延びる第四開口部52aが形成されている。第三風路w3は、第四開口部52aから用紙排出路53内を通って排紙口2aに繋がっている。第三風路w3は、第四開口部52aを介して第一風路w1の上端に繋がっている。
[作用効果]
以上のように構成された画像形成装置1では、定着ユニット8からの発熱により定着ユニット8の側方の遮断空間S内の空気が加熱される。この結果、遮断空間S内の空気が自然対流により上昇して排出ガイド52に形成された開口部52a(図6参照)及び排紙口2aを通って外部に排出される。遮断空間S内の空気が外部に排出されると、これを補うべく遮断空間Sに向けて空気が流入する。ここで、従来の画像形成装置では遮断空間S内に流入する空気量を十分に確保することができなかった。
これに対して本実施形態では、ループ搬送路Lの内側ガイド板50の下端部に第一開口部50a及び第二開口部50bを形成し、内側ガイド板50の遮断空間Sに隣接する箇所に第三開口部50cを形成するようにしたので、筐体2内の下方の比較的冷たい空気が各開口部50a~50cを通って遮断空間S内に流入する。この遮断空間Sは、定着ユニット8と作像部3とを遮断する空間であるため、遮断空間S内に冷たい空気が流入することで、定着ユニット8から作像部3への熱伝達を遮断することができる。よって、冷却ファン等の強制対流手段を用いることなく自然対流により作像部3の温度上昇を抑止することができる。延いては、作像部3(例えば駆動ローラー18やクリーニング装置30の温度上昇)の温度上昇に起因するトナーの融着等の問題を回避することができる。
また、第一開口部50a及び第二開口部50bは、内側ガイド板50の下端部に形成されている。
したがって、筐体2内の下方の冷たい空気を各開口部50a,50bから遮断空間Sに供給することができる。
また、内側ガイド板50の上下方向の中間部に形成された第三開口部50cは、転写部20(二次転写ローラー16)の近傍に位置している。したがって、第三開口部50cから遮断空間Sに流入する空気流によって二次転写ローラー16及び駆動ローラー18を効率良く冷却することができる。よって、二次転写ローラー16及び駆動ローラー18の表面に付着した飛散トナーの融着を防止することができる。
また、遮断空間Sは、定着ユニット8が位置決め固定される本体ステー23と定着ユニット8の外壁面との間に形成されている。したがって、遮断空間S内を流通する空気流(風路w1内の空気流)によって本体ステー23を効率良く冷却することができる。よって、定着ユニット8から本体ステー23を介して作像部3に伝わる熱量を低減することができる。
《実施形態2》
図9は、実施形態2の画像形成装置1を示す全体概略図である。この画像形成装置1は、モノクロのレーザープリンターであって、主に作像部3の構成及び用紙搬送路の構成が上記実施形態1とは異なっている。
上記画像形成装置1は、箱形の筐体102内に作像部103を備えている。作像部103の上側には、レーザー光を照射する露光装置104が配置され、作像部103の下側には、印刷用の用紙Pを貯留する用紙貯留部106が配置され、作像部103の左側には、開閉式の手差し給紙部107が配置され、作像部103の右側には、定着ユニット108が配置されている。符号109は、筐体2上部に配置され、定着ユニット8(定着部)で定着処理が施された用紙Pを排出する用紙排出部である。
作像部103は、感光体ドラム111(像担持体)を有している。感光体ドラム111の直上には、帯電器112が配置され、感光体ドラム11の左側には、現像装置113が配置され、感光体ドラム111の直下には、転写ローラー114が配置され、感光体ドラム111の右側には、感光体ドラム111の周面をクリーニングするクリーニング部115が配置されている。
感光体ドラム111は、帯電器112によって周面が一定に帯電され、当該帯電後の感光体ドラム11の周面に対して、上記コンピューター等から入力された画像データーに基づく各色に対応したレーザー光が露光装置104から照射され、感光体ドラム111の周面に静電潜像が形成される。かかる静電潜像に現像装置113から現像剤が供給されて、感光体ドラム111の周面にトナー像が形成される。このトナー像は、転写ローラー114に印加された転写バイアスにより用紙Pに転写される。転写ローラー114は転写部として機能する。
定着ユニット108は、定着ローラー181と加圧ローラー182とを備えている。定着ローラー181及び加圧ローラー182はハウジング183内に収容されてユニット化されている。加圧ローラー182は定着ローラー181に圧接されている。定着ローラー181と加圧ローラー182とにより用紙Pを挟持して加圧しながら加熱し、トナー像を用紙Pに定着させるようになっている。定着処理後の用紙Pは、用紙排出部109に排出される。
[用紙搬送路の構成]
図9に示すように、筐体2内の用紙搬送路は、大別して、主搬送路Aと反転搬送路Bと手差し搬送路Cとの三つにより構成されている。図9では、各搬送路A~Cを太破線で示している。
主搬送路Aは、全体視で略S字状をなしている。具体的には、主搬送路Aは、用紙貯留部106の給紙部139から左斜め上側に延びた後、右側に向かって略水平に延びて、その後、上側に延びた後に用紙排出部109に到達するように配置されている。
主搬送路Aにおける転写ローラー114の搬送上流側(左側)にはレジストローラー対140が設けられている。レジストローラー対140は、転写ローラー114に向けて用紙Pを適切なタイミングで供給する。
主搬送路Aにおける定着ユニット108の搬送下流側(上側)には、第一排出ローラー141及び第二排出ローラー142が設けられている。
第二排出ローラー142は、第一排出ローラー141よりも搬送下流側に位置していて筐体102の上部の排紙口102a付近に設けられている。
反転搬送路Bは、両面印刷時に定着ユニット108から排出された用紙Pを反転させるための搬送路である。反転搬送路Bは、主搬送路Aにおける定着ユニット108の搬送下流側(右側)から分岐して左斜め下方に延びた後、用紙貯留部106の上側を水平に延び、その後左斜め上方に延びて、主搬送路Aにおけるレジストローラー対140の搬送上流側(左側)に接続されている。反転搬送路Bにおける主搬送路Aからの分岐部にはスイッチバックローラー143が設けられている。第一排出ローラー対141と第二排出ローラー対142は、片面の印刷が終了した用紙Pの後端が第一排出ローラー対141を通過すると、逆方向に回転して用紙Pの後端部をスイッバックローラー対143に向けて搬送する。スイッチバックローラー143は、片面の印刷が終了した用紙Pの後端部をスイッチバックさせ、当該用紙Pを反転搬送路Bに向けて搬送する。
手差し搬送路Cは、手差し給紙部107から給紙される用紙Pを主搬送路Aに供給するための搬送路である。手差し搬送路Cは、手差し給紙部7から右側に向かって略水平に延びた後、主搬送路Aにおけるレジストローラー対140の搬送上流側(左側)に接続されている。
上記主搬送路Aと反転搬送路Bとは、左右方向に長い閉ループ状のループ搬送路Lを形成している。ループ搬送路Lは、内側ガイド板150と外側ガイド板151とよって形成されている。内側ガイド板150及び外側ガイド板151は用紙搬送ガイドの一部を構成している。内側ガイド板150及び外側ガイド板151は共に、ループ搬送路Lに沿って延びている。内側ガイド板150及び外側ガイド板151の互いの内側面(対向面)は用紙Pをガイドするガイド面を形成している。
内側ガイド板150は、ループ搬送路Lの略全周に沿って延設されている。外側ガイド板151は、内側ガイド板150と同様にループ搬送路Lに沿って延設されているが、感光体ドラム111付近から定着ユニット108までの区間では欠損している。
内側ガイド板150には、筐体102内に自然対流風路Wを確保するべく二つの開口部150a,150bが形成されている。第一開口部150aは、内側ガイド板150の下辺部(下端部)の左右方向の中間部に形成されている。第二開口部150bは、内側ガイド板150の上辺部に形成されている。第二開口部150bは第一開口部150aの直上に位置している。各開口部150a,150bは、内側ガイド板150の幅方向(前後方向であって図9の紙面垂直方向)の略全体に亘って形成されている。
定着ユニット108と作像部103との間には、両者を遮断する遮断空間Sが設けられている。この遮断空間Sは、横方向に延びる水平空間s3と鉛直方向に延びる鉛直空間s4とからなる。水平空間s3は、上記第二開口部150bを介してループ搬送路Lの径方向内側の空間に連通している。鉛直空間s4は、水平方向に延びる連通空間Tを介して用紙排出路152(主搬送路Aの一部)に連通している。
[自然対流風路の説明]
図10の太実線は、筐体102内に確保される自然対流風路Wの一例を示している。この自然対流風路Wは、遮断空間S内を通る第一風路w1と、内側ガイド板150の第一開口部150aから第二開口部150bに至る第二風路w2と、連通空間Tから用紙排出路152を通って排紙口102aに至る第三風路w3とからなる。
[作用効果]
以上のように構成された画像形成装置1では、定着ユニット108からの発熱により定着ユニット108の側方の遮断空間S内の空気が加熱される。この結果、遮断空間S内の空気が自然対流により上昇して、上記連通空間T及び用紙排出路152及び排紙口102aを通って外部に排出される。遮断空間S内の空気が外部に排出されると、これを補うために遮断空間S内に向けて空気が流入する。ここで、従来の画像形成装置では遮断空間S内に流入する空気量を十分に確保することができなかった。しかし本実施形態では、ループ搬送路Lの内側ガイド板150における遮断空間Sの下側に位置する部分に第一開口部150a及び第二開口部150bを形成するようにしたので、筐体2内の下方の比較的冷たい空気が各開口部150a,150bを通って遮断空間S内に流入する。よって、実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
ここで、下方の空気を取り込むための第二開口部150bは内側ガイド板150にのみ形成されており、外側ガイド板151には形成されていない。
この構成によれば、飛散トナーが外側ガイド板151の下側に配置された用紙貯留部106に到達するのを防止することができる。よって、用紙貯留部106内の用紙Pに飛散トナーが付着するのを防止することができる。
《他の実施形態》
上記各実施形態では、用紙搬送ガイドに複数の開口部50a~50c(又は開口部150a,150b)を形成するようにしているが、開口部は一つであってもよい。
上記 各実施形態において、画像形成装置1は、冷却用の空気を筐体2内に取り込む送風ファンを備えていてもよい。この場合、印字動作の停止中(例えば、ジョブ待ちの待機状態等)であっても定着ユニット8,108の加熱状態を維持することが好ましい。これにより、定着ローラー81,181を常温から目標温度に加熱するまでの準備時間を短縮できる。一方、印刷動作の停止中に送風ファンを作動させるとファンの騒音によりユーザーが不快に感じる虞がある。しかし本発明によれば、送風ファンを停止させたとしても自然対流風路Wを通過する空気流によって作像部3,103の温度上昇を抑制することができる。よって、印刷動作の停止中に送風ファンを作動させる必要がないので上記騒音問題を回避することができる。
以上説明したように、本発明は画像形成装置について有用である。
A :主搬送路
B :反転搬送路
L :ループ搬送路
P :用紙
S :遮断空間
1 :画像形成装置
2 :筐体
2a :排紙口
3 :作像部
5 :中間転写ベルト(像担持体)
6 :用紙貯留部
8 :定着ユニット(定着部)
11 :感光体ドラム
20 :転写部
23 :本体ステー
23d :係合孔(位置決め部)
23e :係合孔(位置決め部)
50 :内側ガイド板(用紙搬送ガイド)
50a :第一開口部
50b :第二開口部
50c :第三開口部
51 :外側ガイド板(用紙搬送ガイド)
52 :排出ガイド(用紙搬送ガイド)
52a :第四開口部
53 :用紙排出路
102 :筐体
102a :排紙口
103 :作像部
106 :用紙貯留部
108 :定着ユニット(定着ユニット)
111 :感光体ドラム
114 :転写ローラー(転写部)
150 :内側ガイド板(用紙搬送ガイド)
150a :第一開口部
150b :第二開口部
151 :外側ガイド板(用紙搬送ガイド)
152 :用紙排出路


Claims (6)

  1. 用紙搬送路を内部に収容する筐体と、該用紙搬送路を形成する搬送ガイドと、トナー像を形成して像担持体に担持させる作像部と、該像担持体に担持されたトナー像を用紙に転写させる転写部と、該転写部よりも搬送下流側に設けられ、トナー像を加熱及び加圧して用紙に定着させる定着部と、上記用紙搬送路の一部を構成して用紙を上記筐体外に排出させる用紙排出路とを備えた画像形成装置であって、
    上記定着部及び上記作像部間を遮断するとともに上記用紙排出路に連通する遮断空間を備え、
    上記定着部よりも下方の空気が上記遮断空間に流入するように上記搬送ガイドには少なくとも一つの開口部が形成され
    上記定着部はユニット化されて定着ユニットを構成しており、
    上記筐体内に設けられ、上記定着ユニットを位置決めする位置決め部を有する本体ステーをさらに備え、
    上記遮断空間は、上記本体ステーと上記定着ユニットの外壁との間を通る空間である、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    印刷用の用紙を貯留する用紙貯留部をさらに備え、
    上記用紙搬送路は、上記用紙貯留部から上記転写部及び上記定着部を通って上記用紙排出路に至る主搬送路と、上記主搬送路における上記定着部の搬送下流側から分岐して上記転写部の搬送上流側に接続され、該主搬送路と共にループ状のループ搬送路を形成する反転搬送路とを備え、
    上記開口部は複数、設けられ、
    上記複数の開口部は、上記搬送ガイドにおける上記ループ搬送路の下端部に対応する部分に設けられた下側開口部と、上記下側開口部よりも上側に位置し、上記搬送ガイドにおける上記遮断空間に隣接する部分に設けられた上側開口部とを含み、
    上記遮断空間は、上記上側開口部を通じて上記ループ搬送路の径方向内側の空間に連通している、画像形成装置。
  3. 用紙搬送路を内部に収容する筐体と、該用紙搬送路を形成する搬送ガイドと、トナー像を形成して像担持体に担持させる作像部と、該像担持体に担持されたトナー像を用紙に転写させる転写部と、該転写部よりも搬送下流側に設けられ、トナー像を加熱及び加圧して用紙に定着させる定着部と、上記用紙搬送路の一部を構成して用紙を上記筐体外に排出させる用紙排出路とを備えた画像形成装置であって、
    上記定着部及び上記作像部間を遮断するとともに上記用紙排出路に連通する遮断空間を備え、
    上記定着部よりも下方の空気が上記遮断空間に流入するように上記搬送ガイドには少なくとも一つの開口部が形成され、
    印刷用の用紙を貯留する用紙貯留部をさらに備え、
    上記用紙搬送路は、上記用紙貯留部から上記転写部及び上記定着部を通って上記用紙排出路に至る主搬送路と、上記主搬送路における上記定着部の搬送下流側から分岐して上記転写部の搬送上流側に接続され、該主搬送路と共にループ状のループ搬送路を形成する反転搬送路とを備え、
    上記開口部は複数、設けられ、
    上記複数の開口部は、上記搬送ガイドにおける上記ループ搬送路の下端部に対応する部分に設けられた下側開口部と、上記下側開口部よりも上側に位置し、上記搬送ガイドにおける上記遮断空間に隣接する部分に設けられた上側開口部とを含み、
    上記遮断空間は、上記上側開口部を通じて上記ループ搬送路の径方向内側の空間に連通している、画像形成装置。
  4. 請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
    上記上側開口部は、上記搬送ガイドにおける上記転写部に隣接する部分に形成されている、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記搬送ガイドは、上記用紙排出路を通過する用紙をガイドする排出ガイドを備え、
    上記排出ガイドには、上記遮断空間と上記用紙排出路とを連通させる開口部が形成されている、画像形成装置。
  6. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記用紙貯留部は上記ループ搬送路よりも下側に配置されており、
    上記搬送ガイドは、上記ループ搬送路の内側に沿って延びる内側ガイド板と外側ガイド板とを含み、
    上記下側開口部は、上記ループ搬送路の下端部の内側ガイド板にのみ形成されていて外側ガイド板には形成されていない、画像形成装置。
JP2018200017A 2018-10-24 2018-10-24 画像形成装置 Active JP7206801B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018200017A JP7206801B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018200017A JP7206801B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020067553A JP2020067553A (ja) 2020-04-30
JP7206801B2 true JP7206801B2 (ja) 2023-01-18

Family

ID=70390243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018200017A Active JP7206801B2 (ja) 2018-10-24 2018-10-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7206801B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202765A (ja) 2002-01-09 2003-07-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2012014102A (ja) 2010-07-05 2012-01-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014115368A (ja) 2012-12-07 2014-06-26 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2017049288A (ja) 2015-08-31 2017-03-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、および、画像形成装置の制御方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09230774A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Konica Corp 電子写真記録装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003202765A (ja) 2002-01-09 2003-07-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2012014102A (ja) 2010-07-05 2012-01-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014115368A (ja) 2012-12-07 2014-06-26 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2017049288A (ja) 2015-08-31 2017-03-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、および、画像形成装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020067553A (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4897313B2 (ja) 画像形成装置
JP6938127B2 (ja) 画像形成装置
JP5137452B2 (ja) 画像形成装置
JP2015028563A (ja) 画像形成装置
JP5424539B2 (ja) 画像形成装置
US10838338B2 (en) Image forming apparatus including a chipped part to block the transmission of heat
JP5645799B2 (ja) 画像形成装置
JP3503919B2 (ja) 画像形成装置
US10859975B2 (en) Developing device and image forming apparatus including the same
JP7206801B2 (ja) 画像形成装置
JP2013257592A (ja) 記録媒体搬送装置
JP6156721B2 (ja) 画像形成装置
JP5104087B2 (ja) 画像形成装置およびイメージングユニット
JP7087344B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられる遮熱部品
JP6216135B2 (ja) 画像形成装置
JP5144184B2 (ja) 画像形成装置
JP2006139066A (ja) 画像形成装置
JP2021059439A (ja) 画像形成装置およびシート冷却装置
JP5899293B2 (ja) 画像形成装置
US11693359B2 (en) Image forming apparatus having a suction port and a blowing port arranged at different positions
JP5828277B2 (ja) 画像形成装置
JP2013047840A (ja) 画像形成装置
JP2020060744A (ja) 画像形成装置
JPH1195644A (ja) 画像形成装置
JP2014026196A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20221011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221020

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20221020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7206801

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150