JP7205266B2 - 光書き込み装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、画像形成装置に利用される光書き込み装置に関し、特に、1つの画素を複数の発光素子を利用して形成する光書き込み装置およびそのような光書き込み装置を備える画像形成装置に関する。
従来のMFP(Multi-Functional Peripheral)等の画像形成装置において、複数の発光素子を用いて1画素の画像を形成する技術が種々提案されている。たとえば、特開平11-147326号公報(特許文献1)は、複数の発光点が、副走査方向において傾斜するように配列された光書き込み装置を備える画像形成装置を開示している。
特開平11-147326号公報
近年、画像形成装置が利用される環境(温度、湿度、等)は、多種多様に及んでいる。このような状況下では、画像形成装置が利用される環境が変化しても、画像形成装置によって形成される画像の品質を一定にするための技術が必要とされている。
本開示は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、光書き込み装置および画像形成装置において、利用される環境が変化した場合でも形成される画像の品質を一定にするための技術を提供することである。
本開示のある局面に従うと、レンズと、レンズを介して感光体に1画素を形成するように構成された複数の発光素子と、複数の発光素子のそれぞれの発光状態を制御するドライバーとを備え、ドライバーは、複数の発光素子の雰囲気温度に従って、複数の発光素子のそれぞれの発光状態を制御するように構成されている、光書き込み装置が提供される。
複数の発光素子の発光状態は、点灯/消灯の状態、および、光量を含んでいてもよい。
ドライバーは、複数の発光素子の雰囲気温度と予め定められた閾値との比較の結果に従って、複数の発光素子のそれぞれの発光状態を制御するように構成されていてもよい。
本開示の他の局面に従うと、上記の光書き込み装置と、感光体と、複数の発光素子の雰囲気温度を検出する温度センサーと、ドライバーに、複数の発光素子の発光状態の制御を指示する制御部と、を備える、画像形成装置が提供される。
画像形成装置は、記憶装置を備えていてもよい。制御部は、複数の発光素子の雰囲気温度と、複数の発光素子による感光体上の結像態様を表す情報とを、調整用データベースとして記憶装置に格納し、調整用データベースに格納された情報と温度センサーによって検出される温度とに基づいて、複数の発光素子の発光状態の制御を指示するための情報を生成するように構成されていてもよい。
温度センサーは、感光体の主走査方向において互いに異なる位置に配置された複数の温度センサー素子を含んでいてもよい。制御部は、複数の温度センサー素子のそれぞれが検出した値が合成されることによって導出された値を、複数の発光素子の雰囲気温度として利用してもよい。
光書き込み装置は、感光体の表面からの距離が互いに異なる、複数の発光素子のグループを複数含んでいてもよい。制御部は、ドライバーに、グループごとに、複数の発光素子のそれぞれの発光状態の制御を指示するように構成されていてもよい。
本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 光書き込み装置100(図2(a))および発光基板200(図2(b))の構成を模式的に示す図である。 TFT回路214の構成を模式的に示す図である。 TFT回路214の回路構成を説明するための図である。 ドライバーIC212の構成を示す図である。 発光素子マトリクス320の構成を示す図である。 TFT回路214の各発光素子マトリクス320における発光素子600の配置を説明するための図である。 発光素子マトリクス320の配線パターンを示す図である。 発光素子マトリクス320における発光素子の配列と発光素子マトリクス320を利用して画像形成された画像との関係を説明するための図である。 マイクロレンズアレイ201の構成を説明するための図である。 画像形成装置1のハードウェア構成を示す図である。 発光素子の環境温度と感光体ドラム上に形成されるビーム形状との関係の一例を模式的に示す図である。 発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のそれぞれの、ON/OFFの態様の具体例を示す図である。 本実施の形態に従った制御の概要を説明するための図である。 光書き込み装置100を、図13に示された3つの状態(状態ST-1~状態ST-3)のそれぞれに設定するために利用されるデータの一例を示す図である。 雰囲気温度に従って発光素子マトリクス320の各発光素子600の点灯状態を制御するための処理のフローチャートである。 製造時に生成される調整用データベースの一例を模式的に示す図である。 複数の発光素子マトリクス320のそれぞれが感光体ドラム101表面から互いに異なる距離に配置された画像形成装置1の構成を模式的に示す図である。
以下に、図面を参照しつつ、光書き込み装置及び当該光書き込み装置を備える画像形成装置の一実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[1]画像形成装置の構成
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。本実施の形態に係る画像形成装置は、複数の発光素子を格子状に配列した発光素子マトリクスを用いて各画素の静電潜像を形成する。以下、その構成を説明する。
図1に示すように、画像形成装置1は、所謂タンデム方式のカラープリンターであって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)各色のトナー像を形成する画像形成ステーション110Y、110M、110C及び110Kを備えている。画像形成ステーション110Y、110M、110C及び110Kは、矢印A方向に回転する感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kを有している。
感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kの周囲には外周面に沿って順に帯電装置102Y、102M、102C及び102K、光書き込み装置100Y、100M、100C及び100K、現像装置103Y、103M、103C及び103K、1次転写チャージャー104Y、104M、104C及び104K及びクリーニング装置105Y、105M、105C及び105Kが配設されている。
帯電装置102Y、102M、102C及び102Kは感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kの外周面を一様に帯電させる。光書き込み装置100Y、100M、100C及び100Kは、感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kの外周面を露光して静電潜像を形成する。
現像装置103Y、103M、103C及び103KはYMCK各色のトナーを供給して静電潜像を現像し、YMCK各色のトナー像を形成する。1次転写チャージャー104Y、104M、104C及び104Kは感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kが担持するトナー像を中間転写ベルト106へ静電転写する(1次転写)。
クリーニング装置105Y、105M、105C及び105Kは、1次転写後に感光体ドラム101Y、101M、101C及び101Kの外周面上に残留する電荷を除電すると共に残留トナーを除去する。なお、以下において、画像形成ステーション110Y、110M、110C及び110Kに共通する構成について説明する際にはYMCKの文字を省略する。
中間転写ベルト106は、無端状のベルトであって、2次転写ローラー対107及び従動ローラー108,109に張架されており、矢印B方向に回転走行する。この回転走行に合わせて1次転写することによって、YMCK各色のトナー像が互いに重ね合わされカラートナー像が形成される。中間転写ベルト106はカラートナー像を担持した状態で回転走行することによって、カラートナー像を2次転写ローラー対107の2次転写ニップまで搬送する。
2次転写ローラー対107を構成する2つのローラーは互いに圧接されることによって2次転写ニップを形成する。これらのローラー間には2次転写電圧が印加されている。中間転写ベルト106によるカラートナー像の搬送にタイミングを合わせて給紙トレイ120から記録シートSが供給されると、2次転写ニップにおいてカラートナー像が記録シートSに静電転写される(2次転写)。
記録シートSは、カラートナー像を担持した状態で定着装置130まで搬送され、カラートナー像を熱定着された後、排紙トレイ140上へ排出される。インラインセンサー160は、CCD(Charge Coupled Device)カメラであって、定着装置130から排出口161に至る記録シートSの搬送経路上に配設されており、記録シートSに定着されたトナー像を撮像して、画像データを生成する。
画像形成装置1は、更に制御部150を備えている。制御部150は、PC(Personal Computer)等の外部装置から印刷ジョブを受け付けると、画像形成装置1の動作を制御して画像形成を実行させる。画像形成の際には、インラインセンサー160が生成した画像データを参照することによって、濃度むらを抑制する。
[2]光書き込み装置の構成
図2は、光書き込み装置100(図2(a))および発光基板200(図2(b))の構成を模式的に示す図である。まず、図2(a)を参照して、光書き込み装置100の構成について説明する。
図2(a)に示すように、光書き込み装置100は、発光基板200とマイクロレンズアレイ201とを保持部材202で保持する構成になっており、発光基板200の出射光Lをマイクロレンズアレイ201によって感光体ドラム101の外周面上に集光する。なお、光書き込み装置100と画像形成装置1の他の装置とを接続するためのケーブル等については図示を省略した。
図2(b)は、光書き込み装置100の発光基板200の構成を模式的に示す図である。図2(b)に示すように、発光基板200は、ガラス基板210、封止板211及びドライバーIC(Integrated Circuit)212等を備えている。ガラス基板210上にはTFT(Thin Film Transistor)回路214が形成されている。TFT回路214上には、15,000個の発光素子マトリクス(図示省略)が主走査方向に沿って21.2μmピッチ(1200dpi)で対応するマイクロレンズ毎に千鳥配列されている。1つのマイクロレンズに対応して配置される発光素子の上記の数(15,000)は単なる例示であり、当該数は、画像形成装置の性能などに応じて適宜変更され得る。
ガラス基板210の発光素子マトリクスが配設された基板面は封止領域となっており、スペーサー枠体213を挟んで封止板211が取着されている。これによって、封止領域が、外気に触れないように乾燥窒素等を封入した状態で、封止される。吸湿のため、封止領域内に吸湿剤を併せて封入しても良い。封止板211は、例えば、封止ガラスであっても良いし、ガラス以外の材料からなっていても良い。
ガラス基板210の封止領域外にはドライバーIC212が実装されている。制御部150のASIC(Application Specific Integrated Circuit)220はフレキシブルワイヤー221を経由してドライバーIC212にデジタル輝度信号を入力する。ドライバーIC212はデジタル輝度信号をアナログ輝度信号(以下、単に「輝度信号」という。)に変換して発光素子マトリクス毎の駆動回路に入力する。駆動回路は輝度信号に応じて発光素子マトリクスの駆動電流を生成する。なお、本実施の形態において、輝度信号は電圧信号である。
[3]TFT回路214
図3は、TFT回路214の構成を模式的に示す図である。図3を参照して、TFT回路214の構成について説明する。
図3に示すように、TFT回路214においては、15,000個の発光素子マトリクス320が100個ずつ、150個の発光ブロック302に組分けられている。本実施の形態においては、1個の発光素子マトリクス320は100個の発光素子を含み、各発光素子がOLED(Organic Light Emitting Diode)である場合を例にとって説明するが、発光素子は半導体LED(Light Emitting Diode)であってもよい。
ドライバーIC212には150個の電流DAC(Digital to Analogue Converter)300が内蔵されている。電流DAC300はデジタル制御可能な可変電流源であって、それぞれ発光ブロック302と1対1に対応している。発光ブロック302は主走査方向に配列されている。マイクロレンズアレイ201を構成するマイクロレンズと発光素子マトリクス320とは1対1に対応しており、1つの発光素子マトリクス320に含まれる発光素子の出射光は何れも1つのマイクロレンズによって感光体ドラム101の外周面上に集光される。
電流DAC300から発光ブロック302に向かう各回路上には選択回路301が配設されている。更に、ドライバーIC212から選択回路301へ向かう回路上にはリセット回路303が接続されている。各電流DAC300は、配下の100個の発光素子マトリクス320に対して、所謂ローリング駆動によって順次、輝度信号を出力する。1個の電流DAC300は、1対1に対応する発光ブロック302に含まれる100個の発光素子マトリクス320によって時間共有されている。
図4は、TFT回路214の回路構成を説明するための図である。図4に示すように、TFT回路214では、発光ブロック302は100個の発光画素回路を含み、各発光画素回路は、キャパシター321、駆動TFT322及び発光素子マトリクス320を1つずつ有している。また、選択回路301はシフトレジスター311と100個の選択TFT312とを備えており、リセット回路303は、リセットTFT340を備えている。
シフトレジスター311は、100個の選択TFT312それぞれのゲート端子に接続されており、主走査期間ごとに選択TFT312を順次オンする。選択TFT312のソース端子は、書き込み配線330を介して、電流DAC300に接続されており、ドレイン端子はキャパシター321の第1の端子並びに駆動TFT322のゲート端子に接続されている。
シフトレジスター311が選択TFT312をオンすると、電流DAC300の出力電流がキャパシター321の第1の端子へ流れて、キャパシター321に電荷が蓄積される。キャパシター321に蓄積された電荷は、リセット回路303によってリセットされるまで保持される。
キャパシター321の第1の端子は、駆動TFT322のゲート端子にも接続されており、キャパシター321の第2の端子は駆動TFT322のソース端子並びに電源配線331に接続されている。駆動TFT322のドレイン端子にはスイッチ401の一方の端子が接続されており、スイッチ401の他方の端子は発光素子マトリクス320のアノード側端子が接続され、発光素子マトリクス320のカソード側端子は接地配線332に接続されている。接地配線332は接地端子GNDに接続されており、電源配線331は定電圧源Vpwrに接続されている。
定電圧源Vpwrは、発光素子マトリクス320に供給される駆動電流の供給源となっており、駆動TFT322は、キャパシター321の第1、第2の端子間に保持される輝度信号(電圧信号)をゲート-ソース電圧Vgsとして印加されることによって、輝度信号に応じた電流量の駆動電流を発光素子マトリクス320に供給する。
例えば、キャパシター321にHに相当する輝度信号が書き込まれると、駆動TFT322がオンして、発光素子マトリクス320が発光する。また、キャパシター321にLに相当する輝度信号が書き込まれると、駆動TFT322はオフして、発光素子マトリクス320は発光しない。キャパシター321に書き込まれた輝度信号は、次の輝度信号が書き込まれるか、またはリセットTFT340がオンされるまで保持される。
リセットTFT340をオンすると電流DAC300からキャパシター321に至る配線がリセット電位にリセットされる。リセット電位は、Vdd電位であっても接地電位であってもよく、適切な電位を選択すればよい。また、本実施の形態においては、リセット状態で発光素子マトリクス320が発光しない場合について説明するが、リセット状態で発光素子マトリクス320が発光する構成としても良い。
なお、本実施の形態においては、駆動TFT322がpチャンネルである場合を例にとって説明しているが、nチャンネルの駆動TFT322を用いても良いことは言うまでも無い。
また、本実施の形態においては、リセット回路303をドライバーIC212とは別途設けて、ドライバーIC212の制御下におく構成としたが、これに代えて、リセット回路303をドライバーIC212に内蔵してもよい。また、リセット時と書込時で電流DACが出力する電流の極性を変えることによってリセット回路303の機能を実現してもよい。また、リセットTFT340に代えて、TFT以外のスイッチング素子を用いても良い。
[4]ドライバーIC212
図5は、ドライバーIC212の構成を示す図である。図5を参照して、ドライバーIC212の構成を説明する。
図5に示すように、ドライバーIC212は、点灯制御部510及び点灯制御テーブル520を備えており、点灯制御テーブル520は(150個の発光素子マトリクス320を構成する)15,000個の発光素子のそれぞれに対応する点灯制御データを記録している。点灯制御部510は、発光素子マトリクス320毎に点灯制御テーブル520に記録されている点灯制御データを参照して、発光させるべき発光素子を指示する。
[5]発光素子マトリクス320
図6は、発光素子マトリクス320の構成を示す図である。図6を参照して、発光素子マトリクス320について説明する。
図6に示すように、発光素子マトリクス320は、10行10列に配列された100個の発光素子600と、100個のスイッチ602を備えている。スイッチ602のそれぞれは、選択部601の制御の下、発光素子600ごとに通電の有無を切り替える。
発光素子マトリクス320は、アノード端子Aから列毎の10本のアノード配線603が分枝しており、各アノード配線603にはそれぞれ10個のスイッチ602の一方の端子が接続されている。また、各アノード配線603のアノード端子Aとは反対側の端部は隣り合う列のアノード配線603の端部に接続されている。
列ごとの10個のスイッチ602の他方の端子はそれぞれ発光素子600のアノード端子に接続されている。発光素子600のカソード端子はカソード配線604に接続されている。各スイッチ602は、制御配線605を経由して制御信号を受け付けて、選択部601にオンオフ制御されることによって、発光素子600が点灯制御される。点灯時には、発光素子600は、アノード端子Aに供給される駆動電流量に応じた発光量で発光する。
また、発光素子マトリクス320全体としては、ドライバーIC212が画像データ(ビデオ信号)に応じてスイッチ401をオンオフ制御することによって点灯制御される。
図7は、TFT回路214の各発光素子マトリクス320における発光素子600の配置を説明するための図である。図7に示すように、発光素子マトリクス320は、TFT回路214上で千鳥状に配列されている。1つの発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600は、当該発光素子マトリクス320に対応するマイクロレンズと同じ大きさの円形領域701内に収まるように、10行10列の格子状に配列されている。
カソード配線604は、アノード配線603と同様に、列ごとに設けられており、カソード端子Cから分枝している。各カソード配線604のカソード端子Cとは反対側の端部は隣り合う列のカソード配線604の端部に接続されている。
なお、カソード配線604を共通のカソード端子Cに接続するのに代えて、カソード配線604毎に個別にカソード端子Cを設けてもよい。また、アノード配線603にスイッチ602を接続し、発光素子600をカソード配線604に接続するのに代えて、アノード配線603に発光素子600を接続し、スイッチ602をカソード配線604に接続してもよい。
図7に示されるように、発光基板200のTFT回路214上には、温度センサー170が設けられている。図7に示された例では、温度センサー170は、主走査方向に沿って、複数配置されている。なお、温度センサー170は、発光素子600が配置されている領域の雰囲気温度を検出するために設けられる。温度センサー170を構成する温度センサー素子の数および配置は、図7に示されたものに限定されない。
図8は、発光素子マトリクス320の配線パターンを示す図である。図8(a)には、発光素子マトリクス320の配線パターンの平面図が示され、図8(b)には、発光素子マトリクス320の配線パターンのD-D線における断面図が示される。図9は、発光素子マトリクス320における発光素子の配列と発光素子マトリクス320を利用して画像形成された画像との関係を説明するための図である。図9(a)には、発光素子マトリクス320の列方向が副走査方向に平行である場合に画像に現れる白スジが示される。図9(b)には、発光素子マトリクス320の列方向が副走査方向に斜交する場合に形成される画像が示される。
図8(a)に示すように、発光素子マトリクス320の配線パターンは、平面視において、アノード電極801に被覆された発光素子600の行方向と列方向とが何れも主走査方向に対して傾斜したパターンになっている。行方向が副走査方向に直交し、列方向が主走査方向に直交している場合には、形成される画像900において、発光素子600の行間や列間が白スジとして視認される恐れがある(図9(a))。一方、行方向が副走査方向に斜交し、列方向が主走査方向に斜交していれば、形成される画像901において白スジが低減され得る(図9(b))。図8(a)の例では、傾斜角度が45度になっているが、45度以外であってもよい。
図8(b)に示すように、図8(a)のD-D線における断面を見ると、ガラス基板210上にTFT回路214が形成されている。TFT回路214のうち、アノード配線603は遮光性のアルミニウム配線である。アノード配線603上には絶縁膜811と発光素子600とが形成されており、発光素子600上にはアノード電極801が形成されている。
アノード電極801は透光性のITO(Indium Tin Oxide)膜からなっており、発光素子600の出射光はアノード電極801を透過して、マイクロレンズアレイ201へ向かう。アノード電極801はアノード配線603を経由して駆動電流を受け付ける。
[6]マイクロレンズアレイ201
図10は、マイクロレンズアレイ201の構成を説明するための図である。図10(a)には、光書き込み装置100の断面図が示され、図10(b)には、G1レンズ1010の平面図が示され、図10(c)には、絞り1020の平面図が示される。図10を参照して、マイクロレンズアレイ201の構成について説明する。
本実施の形態において、マイクロレンズアレイ201は保持部材202よりも線膨張係数の大きな材料からなっており、環境温度が上昇または下降すると、マイクロレンズアレイ201と保持部材202との間で線膨張差が発生する。マイクロレンズアレイ201と保持部材202とは主走査方向において長尺になっているので、線膨張差も主走査方向において特に大きくなる。
また、マイクロレンズアレイ201よりも保持部材202の方が肉厚になっており剛性が高く変形し難い。このため、保持部材202よりもマイクロレンズアレイ201の方が、線膨張差の発生によって変形し易くなっている。
図2(a)に示すように、マイクロレンズアレイ201の発光基板200側は保持部材202に固定されているので熱膨張が抑制されるのに対して、感光体ドラム101側は保持部材に固定されていないので熱膨張が抑制されない。このため、マイクロレンズアレイ201は、熱膨張によって感光体ドラム101側へ湾出するように歪むことになる。
図10(a)に示すように、マイクロレンズアレイ201は所謂テレセントリック光学系になっており、発光基板200に近い方から順にG1レンズ1010、絞り1020及びG2レンズ1030が配設されている。G1レンズ1010及びG2レンズ1030は樹脂材料またはガラス材料からなる透明な部材である。
G1レンズ1010は平板状部材1012の両主面に平凸レンズを固着したものであり、G2レンズ1030は平板状部材1032の発光基板200側の主面に平凸レンズを固着したものである。平凸レンズは球面状であってもよいし、非球面状であってもよい。
図10(b)に示すように、G1レンズ1010においては、15,000個のマイクロレンズ1011が3行×5,000列の千鳥状に配列されている。各マイクロレンズ1011は、2枚の平凸レンズを組み合わせることによって両凸レンズとして機能し、光軸方向から見て重なる位置にある発光素子マトリクス320からの出射光を屈折させる。
G2レンズ1030においても、G1レンズ1010と同様に、15,000個のマイクロレンズ1031が3行×5,000列の千鳥状に配列されており、各マイクロレンズ1031は光軸方向から見て重なる位置にある発光素子マトリクス320からの出射光を屈折させる。ただし、G2レンズ1030を構成するマイクロレンズ1031は平凸レンズである。
G1レンズ1010は主走査方向におけるマイクロレンズ1011が設けられている箇所が肉厚になっており、マイクロレンズ1011が設けられていない箇所は相対的に肉薄になっている。このため、マイクロレンズ1011が設けられている箇所よりも設けられていない箇所の方が、剛性が低く変形し易い。
G2レンズ1030についてもG1レンズ1010と同様に、主走査方向におけるマイクロレンズ1031が設けられている箇所が肉厚になっており、マイクロレンズ1031が設けられていない箇所は相対的に肉薄になっている。このため、マイクロレンズ1031が設けられている箇所よりも設けられていない箇所の方が、剛性が低く変形し易い。
図10(c)に示すように、絞り1020は、樹脂や金属などの遮光性を有する材料からなる平板状部材であって、各150個のマイクロレンズ1011,1031に1対1に対応する15,000個の貫通孔1021が設けられている。発光素子マトリクス320の出射光は、G1レンズ1010のマイクロレンズ1011を通過した後、絞り1020によって貫通孔1021に入射した部分のみがG2レンズ1030のマイクロレンズ1031へ進み、他の部分は遮光される。
マイクロレンズアレイ201並びに発光基板200は、塵埃等が発光素子マトリクス320の出射光を遮らないようにするために、不図示のカバーによって覆われている。
[7]制御部150の構成
図11は、画像形成装置1のハードウェア構成を示す図である。
制御部150は、CPU(Central Processing Unit)1101、ROM(Read Only Memory)1102、RAM(Random Access Memory)1103等を備えており、画像形成装置1に電源が投入されると、CPU1101はROM1102からブートプログラムを読み出して起動し、RAM1103を作業用記憶領域として、HDD(Hard Disk Drive)1104から読み出したOS(Operating System)や制御プログラムを実行する。
NIC(Network Interface Card)1105は、LAN(Local Area Network)等の通信網を経由してPC(Personal Computer)等の外部装置と通信するために用いられる。制御部150は、外部装置から印刷ジョブを受け付けると画像形成装置1の各部を制御して印刷ジョブに応じた画像形成処理を実行する。
この場合において、制御部150は、感光体ドラム駆動モーター1111を制御して、感光体ドラム101を回転駆動しながら、感光体ドラム101の外周面を帯電装置102によって一様に帯電させ、光書き込み装置100によって露光し、現像装置103によって現像する。なお、制御部150はASIC220を内蔵しており、ASIC220を介して光書き込み装置100の動作を制御する。
制御部150は、電流DAC300が出力する輝度信号値を指定することによって、発光素子マトリクス320ごとの発光量を制御することができる。輝度信号値もまたASIC220を介して光書き込み装置100に指示される。このため、制御部150は発光素子マトリクス320ごとに電流DAC300が出力すべき輝度信号値をHDD1104に記憶している。
更に、制御部150は、感光体ドラム101の回転駆動に合わせて、2次転写ローラー対駆動モーター1112を制御し、2次転写ローラー対107を回転駆動する。これによって、中間転写ベルト106が回転走行する。制御部150は1次転写チャージャー104に1次転写電圧を印加して、感光体ドラム101の外周面上から中間転写ベルト106の外周面上へトナー像を静電転写する。
制御部150は、定着ローラー駆動モーター1113を制御して、定着装置130の定着ローラー131を回転駆動しながら、定着ヒーター132を昇温させることによって、記録シートSにカラートナー像を熱定着する。
制御部150は、インラインセンサー160にて記録シートSの先頭を検出すると、記録シートに熱定着されたトナー像を読み取る。これによって、デジタル画像データが生成され、HDD1104に記録される。
制御部150は、温度センサー170によって検出された温度に従って、光書き込み装置100を制御する。当該制御の態様は、図16等を参照して後述される。
[8]雰囲気温度に従った発光素子マトリクス320の制御
(感光体ドラム上のビーム形状)
図12は、発光素子の環境温度と感光体ドラム上に形成されるビーム形状との関係の一例を模式的に示す図である。図12の上部には、発光素子近傍の雰囲気温度が25℃であるときの、発光基板200上の発光素子マトリクス320と、マイクロレンズアレイ201(G1レンズ1010およびG2レンズ1030)と、感光体ドラム101とが示される。図12の下部には、発光素子近傍の雰囲気温度が50℃であるときの、同じ要素が示される。図12において、光束F1,F2のそれぞれは、雰囲気温度25℃,50℃のそれぞれにおける、発光素子マトリクス320から出力された光束を模式的に表す。
図12の上部に示されるように、光書き込み装置100では、雰囲気温度が25℃である場合、発光素子マトリクス320から出力され、G1レンズ1010およびG2レンズ1030を通過した光は、感光体ドラム101の表面で結像する。
一方、G1レンズ1010およびG2レンズ1030の形状が温度に応じて比較的大きな影響を受ける場合、雰囲気温度が上昇すると、結像位置が感光体ドラム101の表面からずれるときがある。たとえば、図12の下部に示されるように、雰囲気温度が50℃まで上昇すると、G1レンズ1010およびG2レンズ1030の少なくとも一方の膨張により、発光素子マトリクス320から出力された光が結像する距離は、雰囲気温度が25℃の状態において結像する距離よりも長くなり得る。このような場合の一例は、G1レンズ1010およびG2レンズ1030の少なくとも一方の材料が、樹脂(たとえば、ポリメチルメタクリレート樹脂)である場合である。
結像する距離が長くなることにより、発光素子マトリクス320から出力された光の、感光体ドラム101表面の像の形状が変化する。より具体的には、雰囲気温度が50℃であるときの像1202は、雰囲気温度が25℃であるときの像1201よりも、大きな径を有する。
(発光素子マトリクスにおける100個の発光素子の複数の点灯状態)
図13は、発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のそれぞれの、ON/OFFの態様の具体例を示す図である。図13(A)、図13(B)、および図13(C)のそれぞれには、縦10個×横10個のマトリクス状に配列された100個の発光素子600が、縦10個×横10個のマス目として表される。図13(A)、図13(B)、および図13(C)のそれぞれは、3つの状態(ST-1,ST-2,およびST-3)を表す。
図13に示された3つの状態のそれぞれは、発光素子マトリクス320に対応する画素の階調が、当該発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のすべての光を照射すべきときの、当該100個の発光素子600の実際の点灯のON/OFFの態様を表す。白で塗りつぶされたマス目は、点灯している発光素子600を表す。グレーで塗りつぶされたマス目は、消灯している発光素子600を表す。
より具体的には、状態ST-1では、100個の発光素子600のすべてが点灯している。状態ST-2では、100個の発光素子600のうち、最も外側の列に配置された36個の発光素子600が消灯し、内側に配置された64個の発光素子600が点灯している。状態ST-3では、100個の発光素子600のうち、外側の2列に配置された64個の発光素子600が消灯し、内側に配置された36個の発光素子600が点灯している。
(雰囲気温度に従った制御の概要)
図14は、本実施の形態に従った制御の概要を説明するための図である。
図14の中央には、線L1として、画像形成装置1における画像形成の継続に伴う発光基板200の温度変化が示される。線L1を含むグラフでは、横軸は時間を表し、縦軸は温度を表す。画像形成が継続されると、発光基板200の温度が上昇する。発光基板200の温度は、たとえば、温度センサー170によって検出される。温度センサー170の検出温度は、発光素子600が設置されている領域の雰囲気温度の一例である。
図14のグラフの下方には、「ビーム形状」として、発光素子マトリクス320から出力される光(ビーム)の、感光体ドラム101表面上の像が模式的に示される。図14のグラフの左端では、発光素子600の雰囲気温度が十分に低く、これにより、ビーム形状も正常である。しかしながら、雰囲気温度が上昇すると、図12を参照して説明されたように、結像に要する距離が長くなる。これにより、感光体ドラム101表面上のビームの像は、大きくなる。
画像形成装置1では、発光素子600の雰囲気温度が第1の閾値(図14の温度T1)を超えると、発光素子マトリクス320において光を出力する部分の面積が狭められる。一例では、発光素子マトリクス320の状態が、図13の状態ST-1から状態ST-2へと変更される。図14では、発光素子マトリクス320において光を出力する部分の面積の変更は、「補正タイミング」として、矢印で示される。
図14の例では、時刻Taにおいて雰囲気温度が温度T1に到達し、これに応じて、発光素子マトリクス320の状態が状態ST-1から状態ST-2へと変更される。これにより、感光体ドラム101表面上のビームの像は、小さくなる。これにより、ビームの像の大きさは、雰囲気温度が温度T1より低いとき(たとえば、画像形成装置1が画像形成を開始したとき)と同程度まで戻る。
しかしながら、さらに画像形成が継続されると、発光素子600の雰囲気温度がさらに上昇し、感光体ドラム101表面上のビームの像は再び大きくなる。画像形成装置1では、発光素子600の雰囲気温度が第2の閾値(図14の温度T2)を超えると、発光素子マトリクス320において光を出力する部分の面積がさらに狭められる。一例では、発光素子マトリクス320の状態が、図13の状態ST-2から状態ST-3へと変更される。
図14の例では、時刻Taから時刻Tbに近づくにつれて、発光素子600の雰囲気温度が上昇し、感光体ドラム101表面上のビームの像が徐々に大きくなる。時刻Tbにおいて雰囲気温度が温度T2に到達し、これに応じて、発光素子マトリクス320の状態が状態ST-2から状態ST-3へと変更される。これにより、感光体ドラム101表面上のビームの像は、再度小さくなる。これにより、ビームの像の大きさは、雰囲気温度が温度T1より低いとき(たとえば、画像形成装置1が画像形成を開始したとき)と同程度まで戻る。
(制御用のデータ)
図15は、光書き込み装置100を、図13に示された3つの状態(状態ST-1~状態ST-3)のそれぞれに設定するために利用されるデータの一例を示す図である。図15には、3つの状態のそれぞれについて、各発光素子600の光量とON/OFFの設定が示される。
図15の「光量」は、各発光素子600の単位時間当たりの光量の設定値である。状態ST-1、状態ST-2、および状態ST-3のそれぞれについて、光量A-1、光量A-2、および光量A-3が設定されている。
一例では、光量A-1と光量A-2の比は、状態ST-1と状態ST-2において点灯される発光素子600の数の比の逆数である。すなわち、状態ST-1と状態ST-2では、点灯される発光素子600の数の比は、100:64である。したがって、光量A-1と光量A-2の比は、64:100である。これにより、発光素子マトリクス320において、点灯する発光素子600の数の減少が、各発光素子600の光量の上昇によって補填される。すなわち、発光素子マトリクス320全体としての光量が維持される。
一例では、光量A-1と光量A-3の比は、状態ST-1と状態ST-3において点灯される発光素子600の数の比の逆数である。すなわち、状態ST-1と状態ST-3では、点灯される発光素子600の数の比は、100:36である。したがって、光量A-1と光量A-3の比は、36:100である。
各発光素子600の光量の制御の一例は、各発光素子600に供給される電流値の制御によって実現される。すなわち、光量の増加(減少)は、供給される電流値の増加(減少)によって実現され得る。他の例は、各発光素子600への単位時間(たとえば、1秒間)当たりの通電時間によって実現される。すなわち、光量の増加(減少)は、単位時間当たりの通電時間の増加(減少)によって実現され得る。
図15の「各発光素子のON/OFF」は、各発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のそれぞれについての点灯状態を表す。より具体的には、「各発光素子のON/OFF」は、対応する画素に対して発光素子マトリクス320が点灯する必要がある場合に、当該発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のそれぞれの点灯状態を、図13を参照して説明されたように雰囲気温度に応じて制御するために利用される情報である。「各発光素子のON/OFF」は、3つの状態(状態ST-1、状態ST-2、状態ST-3)のそれぞれに対して、100個の発光素子600のそれぞれの点灯/消灯(ON/OFF)を規定する。
(処理の流れ)
図16は、雰囲気温度に従って発光素子マトリクス320の各発光素子600の点灯状態を制御するための処理のフローチャートである。図16の処理は、たとえば、制御部150のCPU1101が所与のプログラムを実行することによって実現される。各発光素子600の点灯状態は、CPU1101からの指示に従って、ドライバーIC212が各発光素子600への通電状態を変更することによって制御される。一実施の形態では、制御部150は、逐次的に(たとえば、所与の時間ごとに)温度センサー170の検出温度を読み出し、図16の処理に利用する。温度センサー170の検出温度は、発光素子600の雰囲気温度の一例である。図16の処理では、雰囲気温度の変化に従って、発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600の点灯状態(以下、「発光素子マトリクス320の点灯状態」という)が制御される。一実施の形態では、初期状態における点灯状態は、状態ST-1である。
図16を参照して、ステップS10にて、CPU1101は、温度センサー170の検出温度(以下、単に「検出温度」という)が第1閾値T1を超えているか否かを判断する。検出温度が第1閾値T1を超えていると判断すると(ステップS10にてYES)、ステップS12へ制御を進め、そうでなければ(ステップS10にてNO)、ステップS10に制御を留める。
ステップS12にて、CPU1101は、発光素子マトリクス320の点灯状態を状態ST-2に制御する。より具体的には、CPU1101は、各発光素子マトリクス320の100個の発光素子600のON/OFFを、「図15の各発光素子のON/OFF」の状態ST-2に従って制御する。これにより、図13(B)に示された状態ST-2として示されるように、各発光素子マトリクス320の100個の発光素子600のON/OFF状態が制御される。
ステップS14にて、CPU1101は、検出温度が第2閾値T2を超えているか否かを判断する。検出温度が第2閾値T2を超えていると判断すると(ステップS14にてYES)、ステップS16へ制御を進め、そうでなければ(ステップS14にてNO)、ステップS20へ制御を進める。
ステップS16にて、CPU1101は、発光素子マトリクス320の点灯状態を状態ST-3に制御する。
ステップS18にて、CPU1101は、検出温度が第2閾値T2以下になったか否かを判断する。検出温度が第2閾値T2以下であると判断すると(ステップS18にてYES)、ステップS12へ制御を戻し、そうでなければ(ステップS18にてNO)、ステップS18に制御を留める。
ステップS20にて、CPU1101は、検出温度が第1閾値T1以下となったか否かを判断する。検出温度が第1閾値T1以下となったと判断すると(ステップS20にてYES)、ステップS22へ制御を進め、そうでなければ(ステップS20にてNO)、ステップS14へ制御を戻す。
ステップS22にて、CPU1101は、発光素子マトリクス320の点灯状態を状態ST-1に制御する。その後、CPU1101は、制御をステップS10へ戻す。
以上説明された図16の処理によれば、発光素子600の雰囲気温度に従って発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600の点灯状態が制御される。より具体的には、発光素子マトリクス320は、10個×10個で配列された100個の発光素子600を含む。「点灯」の画素に対応する発光素子マトリクス320に対し、3つの状態ST-1,状態ST-2,状態ST-3(図13)が定義される。初期状態は、状態ST-1である。発光素子600の雰囲気温度が閾値T1を超えると、発光素子マトリクス320の状態は、状態ST-2に制御される。発光素子600の雰囲気温度が閾値T2を超えると、発光素子マトリクス320の状態は、状態ST-3に制御される。
上記制御は、画像形成装置1の印字中にも実施可能である。これにより、温度に従った発光素子マトリクス320の点灯状態の逐次的な制御が実現され得る。
CPU1101は、点灯状態の制御とともに、図15に示された各状態の「光量」に従って、各発光素子600の光量を調整してもよい。
CPU1101は、図16の処理において温度センサー170の検出温度を利用する。図7に示されたように温度センサー170として複数の温度センサー素子が設けられた場合、図16の処理では、当該複数の温度センサー素子の検出温度が合成されることによって導出された値が利用され得る。たとえば、それぞれによって検出された温度の平均値が利用される。
[9]画像形成装置ごとの調整
図16の処理において利用される閾値温度と制御されるべき状態との関係は、画一的に設定されていてもよいし、画像形成装置ごとに設定されていてもよい。より具体的には、画像形成装置ごとに、製造時に調整用データを生成し、当該データを利用して、各発光素子マトリクス320の点灯状態が制御されてもよい。
図17は、製造時に生成される調整用データベースの一例を模式的に示す図である。調整用データベースは、たとえばHDD1104に格納される。図17の調整用データベースには、「温度」「発光点形状」および「結像状態」が示される。「温度」は、発光素子600の雰囲気温度を表す。「発光点形状」は、感光体ドラム101表面上の像の半径を表す。「結像状態」は、感光体ドラム101表面上の像の単位面積当たりの光量を表す。
制御部150は、調整用データベースを参照しながら、発光素子マトリクス320の点灯状態を制御してもよい。
一実施の形態では、制御部150は、所与の時間ごとに発光素子600の雰囲気温度を検出し、調整用データベースにおいて当該温度に対応する発光点形状を取得し、取得された発光点形状に基づいて、発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600のうち点灯させる発光素子600の数を決定する。
より具体的には、発光素子600の雰囲気温度が50℃であったとする。制御部150は、調整用データベースから、50℃に対応する発光点形状(像の半径)と、基準温度(たとえば、25℃)に対応する発光点形状(像の半径)とを取得し、これらの比を算出する。たとえば25℃に対応する半径に対する50℃に対応する半径の比が125%であれば、制御部150は、像の半径が基準時の80%({100/125}×100%)になるように、発光素子マトリクス320の点灯状態(点灯する発光素子600の数(および配置))を調整する。
一実施の形態では、制御部150は、所与の時間ごとに発光素子600の雰囲気温度を検出し、調整用データベースにおいて当該温度に対応する結像状態を取得し、取得された結像状態に基づいて、各発光素子600の光量を決定する。
より具体的には、発光素子600の雰囲気温度が50℃であったとする。制御部150は、調整用データベースから、50℃に対応する結像状態(単位面積当たりの光量)と、基準温度(たとえば、25℃)に対応する結像状態(単位面積当たりの光量)とを取得し、これらの比を算出する。たとえば25℃に対応する光量に対する50℃に対応する光量の比が80%であれば、制御部150は、各発光素子600の光量が基準時の125%({100/80}×100%)になるように、発光素子マトリクス320の点灯状態を調整する。
調整用データベースに格納されるデータの種類は、図17に示されたものに限定されない。より具体的には、像の半径は、「発光点形状」の単なる一例である。他の例は、ビームウェスト位置(発光素子600から結像位置までの距離)、または、感光体ドラム101表面上の像の単位面積当たりの光量などの、G1レンズ1010および/またはG2レンズ1030の雰囲気温度による形状の変化による結像位置の変化に追従する値であればよい。
また、感光体ドラム101表面上の像の単位面積当たりの光量は、「結像状態」の単なる一例である。他の例は、ビームウェスト位置または感光体ドラム101表面上の像の半径などの、G1レンズ1010および/またはG2レンズ1030の雰囲気温度による形状の変化による結像位置の変化に追従する値であればよい。
調整用データベースは、「発光点形状」と「結像状態」のいずれか一方の情報のみを格納してもよい。雰囲気温度が変化したときに、制御部150は、当該情報に基づいて、発光素子マトリクス320を構成する100個の発光素子600の中でどの発光素子600を点灯させるか、および、各発光素子600の光量を制御してもよい。「発光点形状」および「結像状態」は、いずれも、発光素子マトリクス320(複数の発光素子600)の結像態様を表す情報の一例である。
[10]各発光素子マトリクス320の感光体ドラム101からの距離に応じた制御
図18は、複数の発光素子マトリクス320のそれぞれが感光体ドラム101表面から互いに異なる距離に配置された画像形成装置1の構成を模式的に示す図である。
画像形成装置1では、発光基板200A,200B,200Cのそれぞれに、発光素子マトリクス320A,320B,320Cのそれぞれが配置されている。図18の構成によれば、1枚の発光基板に実装されることを必要とする制御回路および配線の数が低減される。また、図18の構成によれば、複数枚の発光基板が違いに重ね合わされて配置されることにより、画像形成装置1(光書き込み装置100)の小型化が可能になる。
図18では、発光素子マトリクス320A,320B,320CのそれぞれからG1レンズ1010までの距離が、距離LA,LB,LCとして示され、これらの距離は互いに異なる。図18の構成では、発光素子マトリクス320A,320B,320Cのそれぞれから感光体ドラム101表面までの距離は、互いに異なる。
画像形成装置1が図18に示されたような構成を有する場合、制御部150は、発光素子マトリクスごとに、発光状態の制御を実施することが好ましい。これにより、発光素子の雰囲気温度が変化した場合であっても、発光素子マトリクス320A,320B,320Cのそれぞれから感光体ドラム101表面上に画像形成される像の形状の変化をより確実に抑えることができる。
今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
1 画像形成装置、100,100Y 光書き込み装置、101,101Y 感光体ドラム、102,102Y 帯電装置、103,103Y 現像装置、104,104Y 次転写チャージャー、105Y クリーニング装置、106 中間転写ベルト、107 次転写ローラー対、108,109 従動ローラー、110Y 画像形成ステーション、120 給紙トレイ、130 定着装置、131 定着ローラー、132 定着ヒーター、140 排紙トレイ、150 制御部、160 インラインセンサー、161 排出口、170 温度センサー、200,200A,200B,200C 発光基板、201 マイクロレンズアレイ、202 保持部材、210 ガラス基板、211 封止板、212 ドライバーIC、213 スペーサー枠体、221 フレキシブルワイヤー、301 選択回路、302 発光ブロック、303 リセット回路、311 シフトレジスター、320,320A,320B,320C 発光素子マトリクス、321 キャパシター、330 書き込み配線、331 電源配線、332 接地配線、401,602 スイッチ、510 点灯制御部、520 点灯制御テーブル、601 選択部、603 アノード配線、604 カソード配線、605 制御配線、801 アノード電極、810 カソード電極、811 絶縁膜、900,901 画像、1011,1031 マイクロレンズ、1012,1032 平板状部材、1021 貫通孔、1101 CPU、1102 ROM、1103 RAM、1104 HDD、1010 G1レンズ、1030 G2レンズ、1111 感光体ドラム駆動モーター、1112 次転写ローラー対駆動モーター、1113 定着ローラー駆動モーター、1201,1202 像。

Claims (7)

  1. レンズと、
    前記レンズを介して感光体に1画素を形成するように構成された複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子のそれぞれの発光状態を制御するドライバーとを備え、
    前記複数の発光素子のそれぞれの発光状態を制御することは、
    前記複数の発光素子の雰囲気温度が高いほど、前記複数の発光素子のうち点灯する発光素子の数を減らすことと、前記複数の発光素子のうち点灯する発光素子のそれぞれの光量を上昇させることとを含む、光書き込み装置。
  2. 第1の雰囲気温度において点灯する発光素子の数の、前記第1の雰囲気温度より高い第2の雰囲気温度において点灯する発光素子の数に対する比は、前記第1の雰囲気温度における各発光素子の光量の、前記第2の雰囲気温度における各発光素子の光量に対する比の逆数である、請求項1に記載の光書き込み装置。
  3. 前記ドライバーは、前記複数の発光素子の雰囲気温度と予め定められた閾値との比較の結果に従って、前記複数の発光素子のうち点灯する発光素子の数と、点灯する発光素子のそれぞれの光量とを制御するように構成されている、請求項1または請求項2に記載の光書き込み装置。
  4. 請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の光書き込み装置と、
    前記感光体と、
    前記複数の発光素子の雰囲気温度を検出する温度センサーと、
    前記ドライバーに、前記複数の発光素子の発光状態の制御を指示する制御部と、を備える、画像形成装置。
  5. 記憶装置を備え、
    前記制御部は、
    前記複数の発光素子の雰囲気温度と、前記複数の発光素子による前記感光体上の結像態様を表す情報とを、調整用データベースとして前記記憶装置に格納し、
    前記調整用データベースに格納された情報と前記温度センサーによって検出される温度とに基づいて、前記複数の発光素子の発光状態の制御を指示するための情報を生成するように構成されている、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記温度センサーは、前記感光体の主走査方向において互いに異なる位置に配置された複数の温度センサー素子を含み、
    前記制御部は、前記複数の温度センサー素子のそれぞれが検出した値が合成されることによって導出された値を、前記複数の発光素子の雰囲気温度として利用するように構成されている、請求項4または請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記光書き込み装置は、前記感光体の表面からの距離が互いに異なる、複数の発光素子のグループを複数含み、
    前記制御部は、前記ドライバーに、前記グループごとに、前記複数の発光素子のそれぞれの発光状態の制御を指示するように構成されている、請求項4~請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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