JP7194580B2 - 分光計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象物からの反射光に基づき分光計測を行う分光計測装置に関するものである。
橋梁やトンネル等の構造物は、脚部や壁面等に大量のコンクリートが用いられている。コンクリートは、大気中の塩分等により経年劣化する為、保守作業として定期的にコンクリート中の塩分濃度を計測し、コンクリートの劣化度合いを判断する必要がある。
非接触でコンクリート中の塩分濃度を測定する装置として、分光計測装置がある。分光計測装置は、コンクリートに近赤外光を照射し、コンクリートからの反射光を分析することで、コンクリート中の塩分濃度を測定可能となっており、塩分濃度に基づきコンクリートの劣化具合を判断している。
分光計測装置に用いられる光源としては、例えばハロゲンランプ、ハロゲンヒータ等が挙げられる。ハロゲンランプ、ハロゲンヒータの場合、発光する光の波長が0.8μm~2.5μm程度の近赤外光を含むものであり、温度変化等に対して安定性がある。更に、ハロゲンランプ、ハロゲンヒータは、光源から測定対象物迄の距離が10m程度あっても計測が可能な光量が得られる為、分光計測装置の光源として適している。
ハロゲンランプ、ハロゲンヒータを用いた分光計測装置として、特許文献1に示されるものがある。然し乍ら、特許文献1の分光計測装置の場合、光源から測定対象物迄の距離が長くなる程、レンズを大型化する必要がある。例えば、測定対象物迄の距離を10mとした場合、f=800mm、対物有効径φ450mmのレンズが必要となる。又、この時のレンズの重量は約16kgにもなる。
従って、トンネルの天井や橋脚の裏側等、離れた位置にある測定対象物を計測する為には、大型のレンズを用いる必要があり、分光計測装置の大型化、高コスト化を避けることができなかった。
特開2017-72463号公報 特開2018-96780号公報
本発明は、光源から距離のある測定対象物の計測を可能にしつつ、小型化、軽量化を図る分光計測装置を提供するものである。
本発明は、光源から発せられる照射光を照射する投光光学系と、測定対象物からの反射光を受光し、受光部へと導く受光光学系と、前記受光部で受光された前記反射光に基づき前記測定対象物の状態を検出する分光器を具備し、前記投光光学系は、前記測定対象物に所定のスポット径で前記照射光が照射される様該照射光を反射する曲面鏡を有する分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記曲面鏡は放物面鏡であり、該放物面鏡は平行光束又は略平行光束となる様前記照射光を反射する分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記曲面鏡は楕円鏡であり、該楕円鏡は前記測定対象物に向って前記照射光が集光される様焦点距離が設定された分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記受光光学系は、自由曲面又は軸外し放物面の反射面を有する受光系反射ミラーを有し、該受光系反射ミラーにより前記反射光を前記受光部へと導く様構成された分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記投光光学系は、前記照射光の通過及び遮断が可能な遮光板を更に有する分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記遮光板は、回転可能な複数の遮光羽根と、各遮光羽根を一体に回転させるリンク機構とを有し、回転時に隣接する各遮光羽根が所定範囲でオーバラップする様、前記遮光羽根の幅と隣接する該遮光羽根間の間隔が設定される分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記遮光板は、前記投光光学系の光軸と直交する方向に連結された複数の遮光パネルと、該遮光パネルを巻取り及び送出しが可能な巻取軸とを有する分光計測装置に係るものである。
又本発明は、前記遮光板は、支点を中心に回転可能であり、中心方向に向って付勢された複数の遮光シャッタを有し、該遮光シャッタに長孔と、該長孔内を摺動するピンとが設けられ、該ピンの摺動により前記遮光シャッタが回転する様構成された分光計測装置に係るものである。
更に又本発明は、前記受光光学系は、前記測定対象物からの前記反射光の一部を反射させる反射部材を有し、該反射部材は前記反射光の光路内の任意の位置に配置された分光計測装置に係るものである。
本発明によれば、光源から発せられる照射光を照射する投光光学系と、測定対象物からの反射光を受光し、受光部へと導く受光光学系と、前記受光部で受光された前記反射光に基づき前記測定対象物の状態を検出する分光器を具備し、前記投光光学系は、前記測定対象物に所定のスポット径で前記照射光が照射される様該照射光を反射する曲面鏡を有するので、前記測定対象物迄の距離に応じて大きくなるレンズを用いる必要がなく、前記投光光学系を小型化、軽量化できると共に、コストの低減を図ることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の第1の実施例に係る分光計測装置の光学系を示す構成図である。 本発明の第2の実施例に係る分光計測装置の光学系を示す構成図である。 (A)(B)は、遮光板の第1の具体例を示す概略説明図である。 遮光板の第2の具体例を示す概略説明図である。 (A)(B)は、遮光板の第3の具体例を示す概略説明図である。 本発明の第3の実施例に係る分光計測装置の光学系を示す構成図である。 本発明の第4の実施例に係る分光計測装置の光学系を示す構成図である。 (A)~(C)は、反射部材の変形例を示す要部拡大図である。 本発明の実施例に係る分光計測装置の装置構成の一例を示す概略斜視図である。 (A)は、近距離に於ける測定を説明する概略側面図であり、(B)は(A)のA矢視図を示している。 遠距離に於ける測定を説明する概略側面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1に於いて、第1の実施例について説明する。
図1中、1は分光計測装置を示している。該分光計測装置1は、近赤外光を含む照射光2を投光光軸3上に照射する投光光学系4、測定対象物(図示せず)からの反射光5を受光する受光光学系6を有している。
前記投光光学系4は前記投光光軸3を有し、該投光光軸3上には照射側から順に放物面鏡7が設けられている。又、前記投光光軸3上には光源9と窓ガラス11が設けられている。前記光源9から照射された前記照射光2が、直接及び前記放物面鏡7に反射された後、前記窓ガラス11を透して前記投光光学系4により測定対象物に照射される様になっている。
又、前記受光光学系6は、受光光軸12を有し、該受光光軸12上に反射部材である直角プリズム13、受光系レンズ群14が設けられている。又、該受光系レンズ群14の焦点位置には受光部である受光ファイバ15の端面が設けられている。更に、該受光ファイバ15の他端には、分光器16が接続されている。
前記受光光軸12は前記投光光軸3と交差する。前記直角プリズム13は、前記投光光軸3と前記受光光軸12との交差位置に配設され、前記窓ガラス11に耐熱接着剤等で接着されている。又、前記直角プリズム13は、前記反射光5の少なくとも一部を前記受光光軸12上へと反射させる様になっている。
前記投光光学系4、前記受光光学系6、前記光源9、前記受光ファイバ15、前記分光器16等は、防塵の為密閉されたケーシング17内に収納されている。
前記放物面鏡7は、反射面が放物面となっている(放物線が回転して形成される曲面)鏡であり、前記光源9を囲繞する様に配置されている。前記放物面鏡7は、前記光源9から発光された前記照射光2を反射し、略平行光束として前記投光光軸3上に照射する様になっている。即ち、前記放物面鏡7は、測定対象物に対して所定のスポット径で照射される様前記照射光2を反射する曲面鏡となる。尚、前記放物面鏡7は、例えば対物有効径φが300mmであり、この時の前記放物面鏡7の重量は約0.8kgとなる。又、前記直角プリズム13の大きさは、一辺が25mm程度であり、前記放物面鏡7の有効径に対して0.9%程度となっている。
ここで、放物線とは、円錐を母線と平行に切断した際の曲線であり、以下の式に於いて、k(コーニック定数)=-1として表すことができる。
z=(h2 /r)/[1+√{1-(1+k)h2 /r2 }]+Ah4 +Bh6 +Ch8 +…
尚、上記式に於いて、zはレンズのサグ量、hはレンズ中心からの距離、rは曲率半径、A,B,Cは非球面係数を示している。
前記光源9は、例えば近赤外光を含む前記照射光2を発光するハロゲンランプであり、前記放物面鏡7の焦点位置に配置される。前記光源9は、フィラメント18に通電することで、例えば0.8μm~2.5μm程度の波長帯域の近赤外光を含む前記照射光2を発光する。
尚、前記照射光2は面光源である前記フィラメント18から放出される為、前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は厳密には平行光束とはならず、僅かに広がり角を有する光束となる。
又、前記ハロゲンランプに代えて、ハロゲンヒータを用いてもよい。該ハロゲンヒータは、前記フィラメント18から生じる輻射熱を放出するものであるが、輻射熱の放出に伴い近赤外光を含む光が発光されるので、発光された光を光源とすることができる。
前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は、前記窓ガラス11を透過して測定対象物に照射される。尚、前記窓ガラス11は、前記光源9から発生される前記照射光2に含まれる近赤外光、即ち0.8μm~2.5μm程度の近赤外光に対する透過率が高い材質とするのが望ましい。
前記直角プリズム13は、測定対象物からの前記反射光5の少なくとも一部を前記受光光軸12上に反射する。又、前記直角プリズム13により反射された前記反射光5は、前記受光系レンズ群14に入射される様になっている。
該受光系レンズ群14は、例えばレンズ径が20mm程度の受光系凸レンズ19と受光系凹レンズ21から構成され、前記分光計測装置1の光学系に生じる色収差が補正される。
前記受光系凸レンズ19と前記受光系凹レンズ21には、短焦点距離の低NAレンズが用いられる。前記受光ファイバ15の受光端面は前記受光系レンズ群14の焦点位置に配設され、前記受光系レンズ群14に集光された前記反射光5は、前記受光ファイバ15の受光端面に入射する様になっている。
該受光ファイバ15は、例えば光ファイバであり、ファイバ径は0.6mm以下程度となっている。前記受光ファイバ15に入射した前記反射光5は、前記受光ファイバ15を通って前記分光器16に入力される。該分光器16は、前記受光ファイバ15を介して受光した前記反射光5を分光解析する。具体的には、該反射光5から得られたスペクトル情報と、事前に取得した基準試料に対する近赤外光スペクトル情報とを比較し、測定対象物の状態、例えば材質や組成についての情報を取得する。
尚、前記分光器16としては、回折格子、プリズム、LVF(リニア・バリアブル・フィルタ)で前記反射光5を分光する形式、光学フィルタで複数の波長帯域を得る形式等が利用可能となっている。又、前記分光器16で用いられる光検出素子として、APD(アバランシェ・フォトダイオード)やラインセンサ等、各種検出素子が利用可能となっている。
又、前記分光計測装置1では、前記受光系レンズ群14のレンズ径が例えば20mmであり、前記放物面鏡7で反射される前記照射光2の光束径に対して小さくなっている。これは、前記分光器16に於ける波長分解能を確保する為には前記受光系レンズ群14のNAは小さい程よいこと、前記分光計測装置1を小型化する為には前記受光系レンズ群14の焦点距離は短い程よいこと、前記受光系レンズ群14のNAが一定の場合はレンズ径を大きくしても受光量が殆ど変化しないこと等が理由となっている。更に、前記直角プリズム13の大きさは、前記受光系レンズ群14のレンズ径に対応するので、該受光系レンズ群14の小型化に伴い、前記直角プリズム13も小型化される。該直角プリズム13の小型化により、前記照射光2がカットされる光量も低減する。
次に、前記分光計測装置1の動作について説明する。
前記フィラメント18に通電されると、前記光源9から前記照射光2が発光される。該照射光2は、前記放物面鏡7で反射され、略平行光束とされる。
前記照射光2は、前記放物面鏡7により所定のスポット径となる様略平行光束とされ、前記窓ガラス11を介して測定対象物へと照射される。例えば、測定対象物迄の距離を10m程度とすると、測定対象物に照射された前記照射光2のスポット径は、300mm~600mm程度となる。
尚、前記直角プリズム13は、前記照射光2の光路上に設けられており、該照射光2は前記直角プリズム13により一部が遮断される。然し乍ら、前記照射光2は僅かに広がり角を有することから、前記直角プリズム13の周囲を通過した前記照射光2により、前記直角プリズム13で遮られた箇所を補完することができる。尚、前記直角プリズム13は、図示では前記投光光軸3上に設けられているが、該投光光軸3から外れた位置に設けてもよい。
測定対象物で反射された前記反射光5は、その一部が前記窓ガラス11を透過して前記直角プリズム13に入射する。尚、該直角プリズム13に入射する前記反射光5の光束径は、例えば20mm程度となる。
前記反射光5は、前記直角プリズム13で反射されて前記受光光軸12上に偏向され、前記受光系レンズ群14で集光されて前記受光ファイバ15に入射する。即ち、該受光ファイバ15に入射する前記反射光5は、全反射光のうち、前記直角プリズム13に入射する前記反射光5のみである。従って、前記分光計測装置1に於ける計測範囲は、測定対象物に照射される前記照射光2のスポット径ではなく、前記受光光学系6の視界と一致する。
該受光ファイバ15に受光された前記反射光5は、前記分光器16へと導かれる。該分光器16で前記反射光5の分光解析が行われ、測定対象物の組成や材質の解析等が行われる。例えば、コンクリート中の塩分濃度が変化すると、前記反射光5のスペクトル情報が変化する。従って、事前に測定した基準試料のスペクトル情報と、前記反射光5のスペクトル情報に基づきコンクリート中の塩分濃度を測定し、測定結果に基づきコンクリートの劣化度合いを判断することができる。
ここで、前記光源9を点灯させた際の受光信号(受光結果)は、背景光(外乱光)を含む測定結果となる。一方で、前記光源9を消灯させた際は、背景光のみを受光し、背景光のみの受光信号(受光結果)となる。従って、前記光源9を点灯させた際の受光結果と、前記光源9を消灯させた際の受光結果との差分を演算することで、背景光が除去された受光信号が得られ、前記照射光2の前記反射光5のみの分光計測ができ、測定対象物の正確な測定結果を得ることができる。
上述の様に、第1の実施例では、前記照射光2を平行光束とする手段として、レンズ光学系ではなく、前記放物面鏡7を用いている。
従って、測定対象物迄の距離に応じて大きくなる投光レンズ(即ち、焦点距離が長く、NAの大きい投光レンズ)を用いる必要がない。この為、遠距離の測定対象物を測定する場合でも、前記放物面鏡7の大きさは変化しないので、前記投光光学系4を大型化する必要がない。従って、前記分光計測装置1を小型化、軽量化できると共に、コストの低減を図ることができる。例えば、10m程度の測定対象物を測定する場合には、前記投光光学系4の重量を、投光レンズを用いた従来型の装置に比べ、約1/20程度迄軽量化することができる。
従って、離れた位置にある測定対象物を非接触で測定可能であるので、トンネルや橋梁等、大型の構造物を測定する際にも足場を組む必要がなく、作業性を向上させることができる。
又、前記投光光学系4として、前記照射光2を一度集光、拡散させた後に平行光束とするレンズ光学系を用いていない。従って、前記投光光学系4の光路長を短くすることができ、前記分光計測装置1を更に小型化することができる。
又、前記直角プリズム13が前記放物面鏡7よりも充分小さくなっている。従って、該放物面鏡7で略平行光束とされた前記照射光2が前記直角プリズム13に遮られた場合であっても、遮られる光量は前記照射光2の0.9%以下であり、充分な光量の前記照射光2を照射することができるので、分光計測に充分な光量の前記反射光5を得ることができる。
又、前記直角プリズム13を前記投光光軸3と前記受光光軸12との交差位置に配置することで、光学系の簡略化及び小型化を図ることができる。
又、前記フィラメント18は面光源であり、前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は僅かに広がり角を有する略平行光束となるので、前記直角プリズム13で遮られる部分の前記反射光5も受光することができる。従って、20cm~30cm程度の極近距離の測定対象物を測定する場合であっても、充分な光量の前記反射光5が確保でき、極近距離での分光計測も可能となる。
更に、前記受光系レンズ群14として、前記受光系凸レンズ19と前記受光系凹レンズ21とを組合わせているので、前記受光系レンズ群14により色収差が補正され、高精度な分光計測を行うことができる。
次に、図2に於いて、本発明の第2の実施例について説明する。尚、図2中、図1中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施例では、放物面鏡7と直角プリズム13との間に、照射光2の光路の開放及び閉塞が可能な投光光学系4としての遮光板8を設けている。
以下、図3~図5を参照して、前記照射光2の通過及び遮断が可能な遮光板の具体例について説明する。
図3(A)、図3(B)は、前記照射光2の光路を閉塞可能な前記遮光板8の第1の具体例(以下、遮光板25と称す)を示している。
該遮光板25は、複数の遮光羽根26と、該遮光羽根26を一体に駆動させるリンク機構(図示せず)から構成されている。
前記遮光羽根26は、紙面に対して垂直な方向に延出する短冊状の板材であり、紙面に対して垂直な回転軸を介して紙面に対して平行な方向に回転可能となっている。又、前記遮光羽根26を回転させた際に、隣接する該遮光羽根26と所定範囲がオーバラップする様、前記遮光羽根26の幅と該遮光羽根26間の間隔が設定される。更に、該遮光羽根26は、前記照射光2を遮断可能となっている。
前記遮光板25で前記照射光2の光路を開放する際には、図3(A)に示される様に、前記遮光羽根26の幅方向が前記投光光軸3と平行となる様、リンク機構を介して前記遮光羽根26を回転させる。この時、放物面鏡7で反射された前記照射光2は、白色光として全波長を含む光として測定対象物に照射される。測定対象物で反射された前記反射光5を受光した場合、該反射光5には測定対象物からの背景光(自然光)が含まれる。この背景光は、前記反射光5を検出する際の外乱光(バックグラウンドノイズ)となり、S/N比を低下させ、測定精度を劣化させる。
又、前記遮光板25で前記照射光2の光路を閉塞する際には、図3(B)に示される様に、前記遮光羽根26の幅方向が前記投光光軸3と略平行となる様、リンク機構を介して前記遮光羽根26を回転させる。この時、隣接する該遮光羽根26がそれぞれオーバラップし、前記照射光2の光路が閉塞され、該照射光2が遮断されるので、該照射光2はカットされた状態となる。
又、前記受光光学系6に入射する光には、前記照射光2の反射光が含まれず、背景光(自然光)のみとなる。この背景光は前記照射光2の反射光に含まれることで外乱となる。
従って、前記遮光板25が全開の時の受光信号から、該遮光板25が全閉の時の受光信号を減じれば、外乱光に起因する信号成分を除去できる。この為、前記分光器16に前記照射光2のみの受光信号を受光させることができ、S/N比が増大し、測定精度を向上させることができる。
又、前記遮光板25は、リンク機構を介して各遮光羽根26を略90°回転させるだけで開閉可能であるので、前記照射光2の光路を高速で開閉することができる。
図4は、前記照射光2の光路から挿脱可能な前記遮光板8の第2の具体例(以下、遮光板27と称す)を示している。
該遮光板27は、紙面に対して垂直な方向に延出する複数の遮光パネル28が前記投光光軸3と直交する方向に連結された構成であり、巻取軸29に巻取可能に巻設されている。該巻取軸29を回転させることで、前記遮光板27が前記巻取軸29に巻取られ、或は該巻取軸29から送出される。尚、前記遮光パネル28も、前記遮光羽根26と同様、前記照射光2を遮断可能となっている。
前記遮光板27を前記照射光2の光路内に挿入する際には、前記巻取軸29を回転させ(図4中反時計方向)、前記遮光板27を前記照射光2の光路内に送出す。この時、前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は、前記遮光板27によって遮断される。
又、遮光板27を前記照射光2の光路内から取除く際には、前記巻取軸29を逆方向に回転させ、前記遮光板27を前記巻取軸29に巻取る。前記遮光板27が前記照射光2の光路から取除かれた状態では、前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は、全波長を含む白色光として測定対象物に照射される。
挿脱可能な前記遮光板27を用いた場合も、前記遮光板27を挿入した時の受光信号から、該遮光板27を退去させた時の受光信号を減じれば、外乱光に起因する信号成分を除去できる。従って、外乱光を除去した分光計測を行うことができる。
前記遮光板27は、連結された複数枚の前記遮光パネル28と、該遮光パネル28が巻設された前記巻取軸29により構成されるので、小型化が可能であり、空きスペースが少ない場合であっても設置することができる。
又、図5(A)、図5(B)は、前記照射光2の光路を閉塞可能な前記遮光板8の第3の具体例(以下、遮光板30と称す)を示している。
該遮光板30は、同一円周上に等間隔で配置された複数枚の遮光シャッタ31(図5中では6枚)から構成されている。該遮光シャッタ31は、支点32を中心に回転可能であり、中心方向に向って回転する様付勢されている。又、前記遮光シャッタ31には長孔33が形成されると共に、該長孔33内を摺動可能なピン34が設けられている。尚、前記遮光シャッタ31も、前記遮光羽根26、前記遮光パネル28と同様、前記照射光2を遮断可能となっている。本実施例の場合、前記直角プリズム13の外形形状は正面から見て正方形となっている。
図5(A)に示される様に、前記ピン34が前記長孔33の先端側に位置する場合には、前記遮光シャッタ31が広がり、前記遮光板30が開となる。この時、該遮光板30の中心に形成される円形の孔35は、前記照射光2の光束径(前記放物面鏡7の径)と同等か、大きくなっている。
又、図5(B)に示される様に、前記ピン34が前記長孔33の基端側に位置する場合には、前記遮光シャッタ31が前記支点32を中心に中心方向へと回転し、前記遮光板30が閉となる。この時、該遮光板30の中心には小さな孔35が形成され、該孔35の径は前記直角プリズム13の内接円と同等か、僅かに小さくなっている。尚、前記遮光板30が閉となった際に、前記孔35が全閉される様にしてもよい。
前記遮光板30を開とした場合には、前記照射光2の光路上に前記遮光シャッタ31が存在しないので、前記放物面鏡7で反射された前記照射光2は、全波長を含む白色光として全て測定対象物に照射される。
又、前記遮光板30を閉とした場合には、前記照射光2の光路の前記直角プリズム13の有効光束径を除く部分は前記遮光シャッタ31により遮断され、前記孔35を通過する光路部分の前記照射光2は前記直角プリズム13によって遮断され、前記照射光2は殆ど照射されない。この場合、入射するのは背景光(即ち、外乱光)であるので、前記遮光板30を開とした際の入射光から、該遮光板30を閉とした際の入射光を減じれば、前記照射光2の反射光のみの分光計測を行うことができる。
前記遮光板30は、前記ピン34を長孔33内で摺動させるだけで開閉可能であるので、前記照射光2の光路を高速で開閉することができる。
尚、前記遮光板30は、閉状態でも、前記直角プリズム13の内接円と同径又は略同径の前記孔35が形成される構成となっている。即ち、前記遮光板30は、開閉状態に拘わらず、受光光学系6の光路を遮らない構成となっている。従って、前記遮光板30は、前記放物面鏡7と前記直角プリズム13の間ではなく、前記窓ガラス11の外側に設けてもよい。
第2の実施例では、前記遮光板8により前記照射光2の光路を開閉可能であるので、背景光を除去する為に前記光源9を点灯、消灯させる必要がなく、作業性を向上させることができる。
次に、図6に於いて、本発明の第3の実施例について説明する。尚、図6中、図1中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第3の実施例の分光計測装置1では、第2の実施例に於ける受光系レンズ群14(図2参照)に代えて、受光系反射ミラー22を設けている。
該受光系反射ミラー22は凹面鏡であり、自由曲面、又は軸外し放物面である反射面を有している。前記受光系反射ミラー22は、受光光軸12を受光光軸12′に偏向すると共に、略平行光束である反射光5が、受光ファイバ15の受光端面に結像する様反射する。
光源9から発光された照射光2は、放物面鏡7で略平行光束となる様反射される。前記照射光2は、前記放物面鏡7で反射された後、窓ガラス11を透過して測定対象物へと照射される。
測定対象物で反射された反射光5は、前記窓ガラス11を透過して直角プリズム13に入射する。該直角プリズム13で反射された前記反射光5は、前記受光系反射ミラー22で更に反射され、前記受光ファイバ15の受光端面に入射する。
該受光ファイバ15に入射した前記反射光5は、分光器16に導かれる。前記反射光5が前記分光器16で分光解析されることで、測定対象物の組成や材質等が解析される。
第3の実施例では、前記受光系反射ミラー22を用い、レンズを用いない光学系となっている。従って、光学系に色収差が生じず、高精度な分光計測を行うことができる。
又、色収差の影響を補正する為の光学系や処理が不要になるので、装置構成が簡略化されると共に、作業時間が短縮され、作業性を向上させることができる。
又、第3の実施例では、前記受光系反射ミラー22を用い、レンズを使用しないので、光学系を小型化でき、前記分光計測装置1の小型化、軽量化を図ることができる。
次に、図7に於いて、本発明の第4の実施例について説明する。尚、図7中、図1中と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第4の実施例の分光計測装置1では、第2の実施例に於ける放物面鏡7(図2参照)に代えて、楕円鏡23を設けている。
該楕円鏡23は、フィラメント18の近傍に一方の焦点を有し、他方の焦点を測定対象物の位置に合わせた楕円鏡、例えば他方の焦点距離が10mに設定された楕円鏡となっている。或は、前記放物面鏡7に代えて、前記楕円鏡23と類似した非球面鏡を用いてもよい。
尚、図7中では、照射光2が測定対象物側の1点に集中している。然し乍ら、前記フィラメント18は面光源である為、完全に集光することはなく、測定対象物に照射される前記照射光2のスポット径は、前記放物面鏡7を用いた場合と同程度となる。即ち、前記楕円鏡23は、測定対象物に対して所定のスポット径で前記照射光2が照射される様該照射光2を反射する曲面鏡となる。
従って、第4の実施例に於いても、第2の実施例と同様、遠距離に位置する測定対象物を測定する場合でも、投光光学系4を大型化する必要がないので、前記分光計測装置1を小型化、軽量化できると共に、コストの低減を図ることができる。
又、離れた位置にある測定対象物を非接触で測定可能であるの、トンネルや橋梁等、大型の構造物を測定する際にも足場を組む必要がなく、作業性を向上させることができる。
尚、第4の実施例と第3の実施例とを組合わせ、第4の実施例の受光系レンズ群14を第3の実施例の受光系反射ミラー22(図6参照)としてもよいのは言う迄もない。
又、第1の実施例~第4の実施例では、投光光軸3と受光光軸12との交差位置に直角プリズム13が設けられているが、図8(A)に示される様に、該直角プリズム13に代えて、反射部材としてミラー24を用いてもよい。この時、該ミラー24は、ケーシング17内で吊られた状態で保持される。
又、前記直角プリズム13を前記投光光軸3と前記受光光軸12の交差位置以外に設けてもよい。例えば、図8(B)に示される様に、前記直角プリズム13を前記窓ガラス11の下部に設けてもよい。
尚、前記直角プリズム13は、前記窓ガラス11の上部等、他の箇所、或は前記照射光2の光路から外れた位置に設けてもよい。或は、前記直角プリズム13を、前記窓ガラス11に対して摺動可能な構成としてもよい。前記直角プリズム13を摺動可能とすることで、前記照射光2の測定対象物に対するスポット径内で、任意の位置の分光計測を行うことができる。
又、図8(C)に示される様に、前記放物面鏡7の外側(前記照射光2の光路から外れた位置)で、光軸が前記投光光軸3と平行となる様前記受光系レンズ群14を配置してもよい。上記した様に、前記光源9は面光源であり、前記平行光束は僅かに広がり角を有する光束である為、前記反射光5の光束径は前記放物面鏡7の直径よりも大きくなっており、前記放物面鏡7よりも外側であっても前記反射光5を受光することができる。この場合、前記直角プリズム13を省略することができ、装置構成を簡略化することができる。
尚、第1の実施例~第4の実施例では、前記分光計測装置1によりコンクリートの劣化度合いを判断する場合について説明したが、測定対象物はコンクリートに限定されるものではなく、木材、植物、食品、セラミックス、金属、各種建材等、状態に応じてスペクトル情報が変化するものであれば他の材質を測定対象とすることができる。
又、前記光源9は、前記フィラメント18を有するハロゲンランプやハロゲンヒータに限られるものではない。例えば、前記照射光2に赤外光、近赤外光を含む光源であれば他の光源を用いてもよい。
更に、分光計測に利用される光の周波数は、0.8μm~2.5μmに限定されるものではなく、測定対象物、用途に応じて適宜設定すればよい。
図9は、本発明の分光計測装置1の装置構成の一例を示している。
前記ケーシング17に水平な軸心を有する一対の回転軸36が設けられ、該回転軸36は一対の脚部37に回転自在に支持されている。
該脚部37には、前記回転軸36の軸心を中心として、所定角度間隔で、例えば0°から180°迄45°間隔で目盛り38が設けられている。又、前記ケーシング17の側面には、前記回転軸36の軸心から垂直に延出する基準目盛り39が形成されている。前記ケーシング17を回転させた際の、前記目盛り38と前記基準目盛り39との位置関係に基づき、前記照射光2の鉛直方向の概略照射角度を把握できる様になっている。
前記ケーシング17の上面には、レーザポインタ41が設けられている。又、前記投光光軸3と前記レーザポインタ41の光軸とは平行であり、且つ両者の位置関係(距離)は既知となっている。該レーザポインタ41から照射されるレーザポインタ光は、前記照射光2の中心の近傍に照射される様になっており、レーザポインタ光で測定対象物を照射することで、前記照射光2の概略の照射位置が判断できる様になっている。これにより、例えば日中の屋外での測定を行う場合等、照射される前記照射光2の視認が困難な場合でも、容易に測定位置を視認することができる。
尚、前記ケーシング17を回転させる為のモータを設け、該ケーシングが自動で回転する様にしてもよい。又、前記回転軸36にエンコーダを設け、前記ケーシングの正確な回転角を検出できる様にしてもよい。或は、前記ケーシング17に距離計を別途設け、測定対象物との距離が離れている場合でも測定対象物に対する前記分光計測装置1の位置を把握できる様にしてもよい。
次に、前記分光計測装置1を移動させて測定を行う場合について説明する。図10(A)、図10(B)は、例えば建築物の壁面等、例えば最短1m程度の近距離に位置する測定対象物42を測定する場合について示している。図10(A)、図10(B)に示される様に、前記分光計測装置1は例えば台車43に載置されている。前記分光計測装置1の光軸は、前記台車43の進行方向に対して直交し、且つ水平に設定される。前記分光計測装置1は作業者によって手動で前記測定対象物42迄移動させる。この場合、簡易型のレーザ距離計を設け、レーザ距離計の光軸を進行方向と平行とし、レーザ距離計により基準位置からの移動量を測定し、測定位置を特定する様にしてもよい。
又、図11は、例えばトンネルの壁面や高架橋の裏側等、例えば10m程度の遠距離に位置する前記測定対象物42を測定する場合について示している。この場合、前記分光計測装置1の光軸は鉛直に設定される。図11に示される様に、前記分光計測装置1は例えばトラック44等に搭載され、前記分光計測装置1は前記トラック44等により前記測定対象物42迄移動させる。この場合、レーザ距離計を設け、基準位置からの前記分光計測装置1の距離、該分光計測装置1の移動量を測定する様にしてもよい。
尚、近距離での移動手段は前記台車43に限られるものではなく、遠距離での移動手段も前記トラック44に限られるものではない。前記分光計測装置1を搭載した状態で移動可能であり、前記測定対象物42に対して垂直又は略垂直に前記照射光2を照射できる移動可能な手段であれは他の手段を用いてもよい。
例えば、橋梁の下面に平行に単一軌条を設け、トロリーを走行可能とし、トロリーに前記分光計測装置1を搭載する様にしてもよい。
1 分光計測装置
2 照射光
4 投光光学系
5 反射光
6 受光光学系
7 放物面鏡
8 遮光板
9 光源
13 直角プリズム
15 受光ファイバ
16 分光器
22 受光系反射ミラー
23 楕円鏡
25 遮光板
26 遮光羽根
27 遮光板
28 遮光パネル
30 遮光板
31 遮光シャッタ

Claims (7)

  1. 投光光軸上に設けられた曲面鏡と光源と窓ガラスと、前記投光光軸と交差する受光光軸上に配設された直角プリズム及び受光系レンズ群と、該受光系レンズ群の焦点位置に設けられた受光ファイバと、該受光ファイバに接続された分光器とを具備し、前記直角プリズムは前記投光光軸と前記受光光軸の交差位置で前記窓ガラスに接着され、前記光源から発せられる照射光は測定対象物に所定のスポット径で前記投光光軸上に照射される様前記曲面鏡で反射され、前記測定対象物からの反射光の一部が前記直角プリズムで前記受光光軸上に反射され、前記受光系レンズ群で集光されて前記受光ファイバに受光され、前記分光器に導かれ、該分光器は前記反射光に基づき前記測定対象物の状態を検出する様構成された分光計測装置。
  2. 前記曲面鏡は放物面鏡であり、該放物面鏡は平行光束又は略平行光束となる様前記照射光を反射する請求項1に記載の分光計測装置。
  3. 前記曲面鏡は楕円鏡であり、該楕円鏡は前記測定対象物に向って前記照射光が集光される様焦点距離が設定された請求項1に記載の分光計測装置。
  4. 記照射光の光路の開放及び閉塞が可能な遮光板を更に有する請求項2又は請求項3に記載の分光計測装置。
  5. 前記遮光板は、回転可能な複数の遮光羽根と、各遮光羽根を一体に回転させるリンク機構とを有し、回転時に隣接する各遮光羽根が所定範囲でオーバラップする様、前記遮光羽根の幅と隣接する該遮光羽根間の間隔が設定される請求項4に記載の分光計測装置。
  6. 前記遮光板は、前記投光光軸と直交する方向に連結された複数の遮光パネルと、該遮光パネルを巻取り及び送出しが可能な巻取軸とを有する請求項4に記載の分光計測装置。
  7. 前記遮光板は、支点を中心に回転可能であり、中心方向に向って付勢された複数の遮光シャッタを有し、該遮光シャッタに長孔と、該長孔内を摺動するピンとが設けられ、該ピンの摺動により前記遮光シャッタが回転する様構成された請求項4に記載の分光計測装置。
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