JP7188938B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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Description

本開示は、車両に搭載されるドライブレコーダに関する。
特許文献1には、所定の強さ以上の加速度が測定されたことをデータセンタに通知し、データセンタから送信される送信要求を受信すると、ドライブレコーダに記憶された撮像映像をデータセンタに取得させるドライブレコーダが記載されている。
特開2016-207006号公報
特許文献1に記載の方法では、データセンタを操作する操作者は、ドライブレコーダに撮像映像を要求するか否かを判断しなければならない。
しかし、ドライブレコーダから送られる通知のみでは、所定の強さ以上の加速度が測定された状況を把握することができない。また、当該通知と共に所定の強さ以上の加速度が測定された時刻において撮像された静止画を送信したとしても、加速度が測定された時点前後の状況が静止画ではわからないため、加速度が測定された状況が把握しにくい。このように加速度が測定された状況を適確に把握することができない。そのため、状況を適確に把握するために撮像映像の送信を要求することとなり、結果として撮像映像の送信が不要なものについてまで撮像映像の送信を要求することとなる。その結果、ドライブレコーダからデータセンタへと撮像映像を送信するための通信量が増大するという課題が発明者の詳細な検討の結果、見出された。
本開示の1つの局面は、加速度が測定された状況を適確に判断できることにより不要な撮像映像が要求されることを抑制し、撮像映像の送信によって通信量が増大することを抑制することにある。
本開示の一態様は、車両に搭載されるドライブレコーダ(14)であって、映像取得部(S110)と、通常記憶部(S120)と、圧縮記憶部(S130、S140)と、圧縮送信部(S160、S170)と、を備える。映像取得部は、撮像装置(11)により撮像された映像を取得するように構成される。通常記憶部は、映像取得部により取得された映像を通常映像として記憶するように構成される。圧縮記憶部は、通常記憶部に記憶された通常映像のデータ量を圧縮した映像である圧縮映像を記憶するように構成される。圧縮送信部は、圧縮記憶部に記憶された圧縮映像をあらかじめ決められた条件である送信条件が成立したと判定した場合に、当該送信条件が成立した時点を含む時間における圧縮映像を送信圧縮映像として、当該送信圧縮映像をあらかじめ決められた送信先に送信する処理である圧縮送信処理を行うように構成される。
このような構成によれば、当該送信条件が成立した時点を含む時間における圧縮映像を送信圧縮映像として、当該送信圧縮映像をあらかじめ決められた送信先に送信し、送信圧縮映像を取得させる。
このため、取得した送信圧縮映像を閲覧することにより、通知のみの場合や通知と共に静止画が送信される場合に比べ、車両が所定の強さ以上の加速度が測定された時点の状況をより適確に把握することができる。
これにより、ドライブレコーダに対して不要な撮像映像の送信が要求されることが抑制され、撮像映像の送信によって通信量が増大することを抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
ドライブレコードシステムの構成を表す図である。 車載システムの構成を表す図である。 自車におけるドライブレコーダの設置イメージを表す図である。 データセンタの構成を表す図である。 制御端末の構成を表す図である。 記録送信処理を表すフローチャートである。 要求応答処理を表すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1に示すドライブレコードシステム1は、複数の車載システム10a~10d、データセンタ20及び制御端末30を備える。複数の車載システム10a~10d及びデータセンタ20、データセンタ20及び制御端末30は、互いに無線通信により通信を行う。
なお、複数の車載システム10a~10dは、車載システム10ごとにあらかじめ割り当てられた識別情報により区別される。
また、図1では、4つの車載システム10a~10dを記載しているが、車載システムの数は4つ未満であっても、5つ以上であってもよい。以下では、車載システム10a~10dは、識別情報が異なる以外はいずれも同様の構成を有するため、車載システム10として説明する。
<車載システム>
図2に示すように、車載システム10は、車両ごとに搭載され、カメラモジュール11、制御センサ群12、状態センサ群13及びドライブレコーダ14を備える。以下では、車載システム10が搭載された当該車両を自車ともいう。
カメラモジュール11は、上部モジュール111a、下部モジュール111b及び車内モジュール112を備える。カメラモジュール11は車載システム10の電源がオンの間、撮像を継続する。
上部モジュール111a、下部モジュール111b及び車内モジュール112は、例えば、カラー画像を出力するCCDカメラのカメラモジュールである。
図3に示すように、上部モジュール111a及び下部モジュール111bは、フロントガラスを介して自車の前方を撮像できるように設置される。上部モジュール111a及び下部モジュール111bの撮像範囲は、自車の前方の異なる範囲を撮像するようにそれぞれ設置される。上部モジュール111aは、例えば、車室内の天井付近の範囲U内の位置に設置される。下部モジュール111bは、例えば車室内のダッシュボード上の範囲D内の位置に設置される。
車内モジュール112は、例えば、自車のドライバなどの自車の内部を撮像するように車室内の天井付近の範囲U内の位置に設置される。
カメラモジュール11は、撮像している間、上部モジュール111a、下部モジュール111b及び車内モジュール112により撮像された同時刻の映像を1つの撮像映像として、常時出力する。
図2に示すように、制御センサ群12は、アクセルセンサ121と、ブレーキセンサ122と、ステアリングセンサ123とを備え、自車のドライバによる運転操作の操作量を測定する。
アクセルセンサ121は、自車のドライバによるアクセルペダルの操作量を測定するセンサである。
ブレーキセンサ122は、自車のドライバによるブレーキペダルの操作量を測定するセンサである。
ステアリングセンサ123は、自車のドライバによるステアリングホイールの操作量を測定するセンサである。
状態センサ群13は、6軸センサユニット131及び速度センサ132を備える。自車の状態を測定する。状態センサ群13は、良好な測定結果が得られるように自車の中央付近、例えば、車室内に設置されたシフトレバーとサイドブレーキとの間のスペースなどに配置される。
6軸センサユニット131は、互いに直交する3軸の各軸に沿った方向の3つの加速度と、当該3軸の各軸を中心とする3つの回転の角速度を測定する。なお、3軸のうちの一つは自車の進行方向と一致する方向となるように配置される。なお、車両の進行方向にかかる加速度を以下では加速度Axとする。
6軸センサユニット131は測定したデータを加速度データとして出力する。
速度センサ132は、自車の進行方向の速度を測定するセンサである。
ドライブレコーダ14は、レコーダ映像メモリ141、レコーダセンサメモリ142、レコーダ通信モジュール143、レコーダCPU144及びレコーダ処理メモリ145を備える。
レコーダ映像メモリ141は、映像データを記憶するメモリであり、レコーダ通常領域141a及びレコーダ圧縮領域141bを備える。
レコーダ通常領域141aは、カメラモジュール11により出力された撮像映像を通常映像として、当該通常映像が撮像された時刻である取得時刻と対応付けて、当該通常映像を記憶する。
レコーダ圧縮領域141bは、カメラモジュール11により出力された撮像映像を圧縮した映像を圧縮映像として、当該圧縮映像の元となった撮像映像が撮像された取得時刻と対応付けて、当該圧縮映像を記憶する。ここで、圧縮映像は、撮像映像の画質を粗くした映像又は、撮像映像のフレームレートを低下させた映像である。また、圧縮映像は、撮像映像の画質を粗くした上で、さらに撮像映像のフレームレートを低下させた映像であってもよい。
レコーダ通常領域141a及びレコーダ圧縮領域141bに記憶できるデータの容量の大きさは、同じ時間分だけ通常映像と圧縮映像とが記憶できるように設定される。例えば、レコーダ通常領域141a及びレコーダ圧縮領域141bのデータ容量の大きさの比は、通常映像と圧縮映像との圧縮比に応じてあらかじめ決められる。すなわち、通常映像が通常映像と同じ時間だけ撮像した圧縮映像の3倍のデータ量になる場合、レコーダ通常領域141aに記憶できる容量の大きさはレコーダ圧縮領域141bに記憶できる容量の大きさの3倍に設定される。
レコーダセンサメモリ142は、制御センサ群12及び状態センサ群13により測定されたセンサの値を表すセンサ情報を、測定された時刻と対応付けて記憶する。
レコーダ通信モジュール143は、データセンタ20との通信を行う通信モジュールである。レコーダ通信モジュール143は、データセンタ20と通信を行う際に、車載システム10ごとに割り当てられた識別情報を併せて送信する。
ドライブレコーダ14は、レコーダCPU144と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、レコーダ処理メモリ145)と、を有するマイクロコンピュータを備える。ドライブレコーダ14の各機能は、レコーダCPU144が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、レコーダ処理メモリ145が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
レコーダCPU144は後述する記録送信処理によりレコーダ通信モジュール143を用いて圧縮映像の一部を送信する処理を実行する。また、レコーダCPU144は、後述する要求応答処理によりレコーダ通信モジュール143を用いて指定時間に撮像された通常映像をデータセンタ20に送信する処理を実行する。
なお、ドライブレコーダ14は、カメラモジュール11を構成する上部モジュール111a、下部モジュール111b又は車内モジュール112と一体となって構成されてもよい。
カメラモジュール11が撮像装置に相当し、6軸センサユニット131が加速度センサに相当する。
<データセンタ>
図4に示すように、データセンタ20はセンタ映像メモリ21、センタセンサメモリ22、センタ通信モジュール23、センタCPU24及びセンタ処理メモリ25を備える。
センタ映像メモリ21及びセンタセンサメモリ22は、データセンタ20と通信する車載システム10ごとに記憶する領域が用意される。記憶する領域の区別は、車載システム10から送信される識別情報を元に区別される。
センタ映像メモリ21は、映像データを記憶するメモリである。
センタ映像メモリ21は、センタ通常領域21a及びセンタ圧縮領域21bを備え、センタ通常領域21aには通常映像が、センタ圧縮領域21bには送信圧縮映像がそれぞれ記憶される。
センタセンサメモリ22は、制御センサ群12及び状態センサ群13により測定されたセンサの値を表すセンサ情報を測定された時刻である測定時刻と対応付けて記憶する。
センタ通信モジュール23は、車載システム10との通信を行うための通信モジュールである。
データセンタ20は、センタCPU24と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、センタ処理メモリ25)と、を有するマイクロコンピュータを備える。データセンタ20の各機能は、センタCPU24が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、センタ処理メモリ25が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
センタCPU24は、送信要求処理、転送処理、記憶処理、通知処理を行う。
送信要求処理は、センタ通信モジュール23を用いて車載システム10に対して送信要求を行う処理である。ここでいう送信要求とは、通常映像を送信することを要求することをいう。また、転送処理は、制御端末30からの要求に応じてセンタ映像メモリ21に記憶された映像データを制御装置30に送信する処理をいう。さらに、記憶処理は、車載システム10により送信された映像データをセンタ映像メモリ21に記憶する処理をいう。また、通知処理は、車載システム10から送信圧縮映像を取得した場合に、制御装置30にセンタ通信モジュール23を用いて、当該送信圧縮映像を取得したことを通知する処理をいう。
<制御端末>
図5に示すように、制御端末30は、表示画面31、端末操作装置32、端末通信モジュール33、端末CPU34及び端末メモリ35を備える。
表示画面31は、通常映像や送信圧縮映像などの映像を表示する画面である。
端末操作装置32は、制御端末30に対して制御端末30の操作者が制御端末30に入力操作を行うための装置であり、例えば、マウスやキーボードなどである。
端末通信モジュール33は、データセンタ20との通信を行うための通信モジュールである。
制御端末30は、端末CPU34と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、端末メモリ35)と、を有するマイクロコンピュータを備える。制御端末30の各機能は、端末CPU34が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、端末メモリ35が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
端末CPU34は、制御要求処理と、取得処理と、表示処理とを実行する。
なお、制御要求処理は、データセンタ20に送信要求処理を実行させる処理である。また、制御要求処理には、送信要求処理において指定される時間である指定時間を設定し、設定された指定時間の情報を送信する処理が含まれる。指定時間の設定は、例えば、センタ映像メモリ21に記憶された送信圧縮映像を指定することにより、その送信圧縮映像が撮像されている時間が指定時間として設定されてもよい。または、指定時間の設定は、例えば開始時刻と終了時刻とを定めることにより、その定められた開始時刻と終了時刻との間の時間が指定時間として設定されてもよい。
また、取得処理とは、データセンタ20に記憶された通常映像及び送信圧縮映像を取得する処理をいう。表示処理とは、データセンタ20から取得した送信圧縮映像又は通常映像を表示画面31に映し出す処理をいう。
[2.処理]
<記録送信処理>
次にレコーダCPU144が実行する記録送信処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
記録送信処理は、ドライブレコーダ14の電源がオンである間、繰り返し実行される処理である。
S110で、レコーダCPU144はカメラモジュール11から撮像映像を取得する。
S120で、レコーダCPU144は、S110で取得された撮像映像を通常映像として、当該撮像映像の取得時刻と対応付けてレコーダ映像メモリ141のレコーダ通常領域141aに当該通常映像を記憶させる。なお、レコーダ通常領域141aのメモリ容量が通常映像で一杯になった場合には、例えば、レコーダ通常領域141aに記憶されている通常映像を古い順に、新しく記憶される通常映像で上書きしてもよい。
S130で、レコーダCPU144は、S110で取得した撮像映像を元に圧縮映像を作成する。圧縮映像の作成は、撮像映像の画質を粗くすることにより作成されてもよく、撮像映像のフレームレートを低下させることにより作成されてもよい。また、圧縮映像は、撮像映像の画質を粗くした上で、さらに撮像映像のフレームレートを低下させることにより作成されてもよい。
S140で、レコーダCPU144は、S130で作成された圧縮映像の元となった撮像映像の取得時刻と対応付けて、レコーダ映像メモリ141のレコーダ圧縮領域141bに当該圧縮映像を記憶させる。なお、レコーダ圧縮領域141bのメモリ容量が圧縮映像で一杯になった場合には、例えば、レコーダ圧縮領域141bに記憶されている圧縮映像を古い順に、新しく記憶される圧縮映像で上書きしてもよい。
S150で、レコーダCPU144は、6軸センサユニット131により測定された加速度データが表す自車の進行方向に対する加速度Axを取得する。
S160で、レコーダCPU144は、S150で取得した自車の進行方向に対する加速度Axが加速度閾値以上であるか否かを判定する。ここで、加速度閾値とは、例えば自車が他の車両などと衝突した際に自車が受ける進行方向に対する加速度Axの大きさが設定される。
レコーダCPU144は、S150で取得した加速度Axが加速度閾値未満であると判定した場合には、記録送信処理を終了する。
一方、レコーダCPU144は、S150で取得した加速度Axが加速度閾値以上であると判定した場合には、S170に処理を移行する。
S170で、レコーダCPU144は、レコーダ映像メモリ141のレコーダ圧縮領域141bに記憶された圧縮映像のうち、あらかじめ決められた時間幅を有する衝撃時間の圧縮映像を送信圧縮映像としてデータセンタ20に送信する。ここで、衝撃時間は、衝撃時刻の1秒~10秒前である開始時刻から衝撃時刻までの時間が設定される。また、衝撃時刻とは、加速度閾値以上の加速度Axが取得された時点をいう。なお、衝撃時間の開始時刻は、衝撃時刻の1秒~10秒前などの時刻に限定されるものではなく、衝撃時間内の自車の周辺の状況が分かる程度の長さとなるように衝撃時間が設定されればよい。
送信圧縮映像が送信される際には、送信圧縮映像の元となった撮像映像が撮像された時刻を付加して送信する。
S120が通常記憶部としての処理に相当し、S130及びS140が圧縮記憶部としての処理に相当し、S150が加速度取得部としての処理に相当し、S160及びS170が圧縮送信部としての処理に相当する。なお、S150で加速度閾値以上の加速度が取得されることが、送信条件に相当する。
<要求応答処理>
次にレコーダCPU144が実行する要求応答処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
要求応答処理は、レコーダCPU144がレコーダ通信モジュール143を用いて、送信要求の送信元であるデータセンタ20から送信要求を受信した際に実行する。
S210で、レコーダCPU144は、送信要求に含まれる指定時間を取得する。
S220で、レコーダCPU144は、S210で取得した指定時間に対応する時間における通常映像をレコーダ映像メモリ141のレコーダ通常領域141aから読み出し、レコーダ通信モジュール143を用いてデータセンタ20に送信する。
S230で、レコーダCPU144は、センサ情報のうちS220で送信される通常映像に対応した時刻のセンサ情報を、レコーダセンサメモリ142から読み出し、データセンタ20に送信する。
なお、要求応答処理の開始条件となる送信要求を受信する処理が通常要求受信部としての処理に相当する。また、S220が通常送信部としての処理に相当する。
[3.動作例]
車載システム10は、記録送信処理において、測定された加速度があらかじめ決められた加速度閾値以上であると判定すると、加速度閾値以上の加速度を測定した時点を衝撃時刻として、当該衝撃時刻に基づいて設定された衝撃時間における圧縮映像を送信圧縮映像としてデータセンタ20に送信する。
データセンタ20は、車載システム10から送信された送信圧縮映像を記憶する。
制御端末30は、データセンタ20から送信圧縮映像を取得した通知を受けた制御装置30の操作者が、データセンタ20に記憶された送信圧縮映像を表示する操作を行い、送信圧縮映像を閲覧することにより、送信圧縮映像が撮像された状況を確認できる。
送信圧縮映像が閲覧され、通常映像が必要であると判断された場合には、制御端末30は指定時間が設定され、制御要求処理が制御端末30により実行される。ここで、指定時間とは、送信圧縮映像が撮像された時間など幅をもった時間が設定される。
データセンタ20は、制御端末30により制御要求処理が行われることにより、車載システム10に指定時間内の映像を含む通常映像を要求する送信要求処理が行われる。
また、データセンタ20により送信要求処理が実行されるとデータセンタ20から車載システム10に送信要求が送信され、送信要求を受信した車載システム10は要求応答処理を実行する。
車載システム10は、要求応答処理を行うことにより、要求された通常映像をデータセンタ20に取得させる。制御端末30はデータセンタ20が取得した通常映像を確認することで、通常映像が撮像された状況の詳細を把握することができる。
[4.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)上記実施形態によれば、加速度閾値以上の加速度を車両が受けた際に、送信圧縮映像をデータセンタ20に送信し、データセンタ20が当該送信圧縮映像を取得する。制御装置30を用いて送信圧縮映像を閲覧することにより、通知のみの場合や、通知と共に静止画が送信される場合に比べ、車両が所定の強さ以上の加速度が測定された時点の状況をより適確に把握することができ、必要に応じて通常映像を要求する。
そのため、不要な通常映像が要求されることを抑制し、通常映像の送信によって通信量が増大することを抑制することができる。
(2)また、上記実施形態によれば、車両が加速度閾値以上の閾値を受けた場合、車載システム10からデータセンタ20に送信されるのは、映像であるため、静止画像が送信される場合に比べ、映像が撮像された状況、すなわち、加速度閾値以上の加速度を自車が受けた状況を適確に把握することがより容易になる。
(3)上記実施形態によれば、送信要求を受信した車載システム10は、送信要求に応じて圧縮していない映像である通常映像をデータセンタ20に送信し、データセンタ20は送信された通常映像を記憶する。これにより、制御装置30は、データセンタ20に記憶された通常映像を閲覧することにより圧縮映像の場合に比べてより詳細に状況を把握することができる。
(4)上記実施形態によれば、要求応答処理において、S220で通常映像が送信されると共に、S230でセンサ情報が送信されるため、通常映像を閲覧する際にセンサ情報を参照することにより、車両の状態及びドライバによる操作などの状況把握をより容易にすることができる。
(5)上記実施形態によれば、通常映像は、送信記録処理でレコーダ通常領域141aに記録される。送信記録処理は、ドライブレコーダ14の電源がオンである間、繰り返し実行されるので、ドライブレコーダ14の電源がオンである間、通常映像は繰り返し記録される。そのため、加速度閾値以上の加速度を検出した以外の時点においても、通常映像が記録され、要求応答処理により、データセンタ20に通常映像を送信することができる。
(6)上記実施形態によれば、通常映像を記憶するレコーダ通常領域141aと圧縮映像を記憶するレコーダ圧縮領域141bとの容量の大きさは、通常映像と圧縮映像との圧縮比に応じてあらかじめ決められる。これにより、レコーダ映像メモリ141に記憶される際に、時刻の経過に従って、レコーダ通常領域141aとレコーダ圧縮領域141bとで同じ割合でデータの容量が埋まっていくため、同時刻における通常映像及び圧縮映像のいずれか一方のみがデータの上書きによって、レコーダ映像メモリ141に記憶されたままとなることを抑制することができる。したがって、ドライブレコーダ14が圧縮映像に対応した通常映像を送信する送信要求を受信した際に、当該圧縮映像の元となった通常映像時間が別の通常映像に上書きされることにより送信要求を受けている通常映像を送信できないことを抑制することができる。
[5.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記実施形態では、センサ情報が要求応答処理で送信されるが、センサ情報が送信される処理は要求応答処理に限定されるものではない。例えば、記録送信処理において、S170で送信圧縮映像を送信すると共に、送信圧縮映像に対応する映像データが撮像された時間に対応するセンサ情報が送信されてもよい。このような場合、送信圧縮映像を閲覧する際にセンサ情報を参照することにより、車両の状態及びドライバによる操作などの状況把握をより容易にすることができる。
(2)上記実施形態では、記録送信処理において、レコーダCPU144は、自車の進行方向に対する加速度である加速度Axが加速度閾値以上であるか否かを基準に送信圧縮映像を送信するか否かを判定する。しかし、自車の進行方向であるX軸に沿った方向の加速度Axを用いて判定されるものに限られない。例えば、X軸と直交するY軸又はZ軸に沿った方向の加速度Ay又はAzを用いて判定してもよい。また、判定に用いられる物理量は、加速度の限定されるものでもなくX軸を中心とする角速度Wx、Y軸を中心とする角速度Wy又はZ軸を中心とする角速度Wzを用いてもよい。
(3)さらに、自車のドライバによるブレーキペダルの操作量を用いて、ブレーキペダルの操作量が一定以上だった場合に、送信圧縮映像を送信すると判定してもよい。
(4)また、自車の加速度、角速度及びブレーキペダルの操作量に基づいて導出される数値を衝撃度として、当該衝撃度があらかじめ決められた閾値以上だった場合に送信圧縮映像を送信すると判定してもよい。
なお、基準となる閾値の大きさは、事故が起きることが想定される数値の大きさ又は危険な運転がなされた場合に測定される程度の数値の大きさが設定されてもよい。
(5)上記実施形態では、センサ情報は、制御センサ群12及び状態センサ群13により測定されたセンサの値である。しかし、センサ情報は、レコーダセンサメモリ142に記憶されない構成であってもよい。また、車載システム10からデータセンタ20に送信されない構成であってもよい。さらに、センサ情報には、制御センサ群12により測定された値及び状態センサ群13により測定された値の一方のみであってもよい。また、制御センサ群12を備えない構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、上部モジュール111a及び下部モジュール111bの撮像範囲は、自車の前方の異なる範囲を撮像するようにそれぞれ設置される。しかし、上部モジュール111a及び下部モジュール111bの撮像範囲は自車の前方の同じ範囲を撮像するものであってもよい。当該撮像範囲が同じ範囲である場合、例えば、一方のカメラモジュールが故障などにより撮像できていなかったとしても、他方のカメラモジュールで撮像できていれば、当該撮像範囲を撮像した映像を記憶することができる。
(7)また、上記実施形態では、上部モジュール111a及び下部モジュール111bはそれぞれ、車室内の天井付近の範囲U内の位置、車室内のダッシュボード上の範囲D内の位置に設置される。しかし、上部モジュール111a及び下部モジュール111bが設置される位置は、これらの範囲内に設置されるものに限定されるものではなく、自車の前方を撮像する位置に配置されていればよい。また、上部モジュール111a及び下部モジュール111bの少なくとも一方が、自車の側方や自車の後方など、自車の前方以外の自車の周囲を撮像する位置に配置されてもよい。
(8)さらに、上記実施形態では、カメラモジュール11のうち、車両の周囲を撮像するカメラモジュールは上部モジュール111a及び下部モジュール111bの二つであるが、車両の周囲を撮像するカメラモジュールの数は一つであっても三つ以上であってもよい。
(9)上記実施形態では、通常映像を記憶するレコーダ通常領域141aと圧縮映像を記憶するレコーダ圧縮領域141bとの容量の大きさは、通常映像と圧縮映像との圧縮比に応じてあらかじめ決められる。しかしレコーダ通常領域141a及びレコーダ圧縮領域141bの容量の大きさはこのように定められるものに限られない。例えば、圧縮比にかかわらず、あらかじめレコーダ通常領域141aの容量をレコーダ圧縮領域141bの容量より大きくなるように設定されていてもよい。
(10)上記実施形態では、衝撃時間は、衝撃時刻から数秒前から衝撃時刻までの時間が設定される。しかしながら、衝撃時間は、当該時間に限定されるものではない。例えば、衝撃時刻の数秒前から、衝撃時刻の数秒後までの時間が衝撃時間として設定されてもよい。
(11)上記実施形態では、ドライブレコーダ14、データセンタ20及び制御端末30はそれぞれマイクロコンピュータを備えるが、ドライブレコーダ14、データセンタ20及び制御端末30は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
ドライブレコーダ14、データセンタ20及び制御端末30に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
(12)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(13)上述したドライブレコーダ14の他、当該ドライブレコーダ14を構成要素とするシステム、当該ドライブレコーダ14としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、ドライブレコーダ14が行う処理に相当する運転状況の記録方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…ドライブレコードシステム、10,10a~10d…車載システム、11…カメラモジュール、12…制御センサ群、13…状態センサ群、14…ドライブレコーダ、20…データセンタ、21…センタ映像メモリ、22…センタセンサメモリ、23…センタ通信モジュール、24…センタCPU、25…センタ処理メモリ、30…制御端末、111a…上部モジュール、111b…下部モジュール、112…車内モジュール、121…アクセルセンサ、122…ブレーキセンサ、123…ステアリングセンサ、131…6軸センサユニット、132…速度センサ、141…レコーダ映像メモリ、141a…レコーダ通常領域、141b…レコーダ圧縮領域、142…レコーダセンサメモリ、143…レコーダ通信モジュール、144…レコーダCPU、145…レコーダ処理メモリ、D,U…範囲。

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるドライブレコーダ(14)であって、
    撮像装置(11)により撮像された映像を取得するように構成された映像取得部(S110)と、
    前記映像取得部により取得された映像を通常映像として記憶するように構成された通常記憶部(S120)と、
    前記通常記憶部に記憶された前記通常映像のデータ量を圧縮した映像である圧縮映像を記憶するように構成された圧縮記憶部(S130、S140)と、
    前記圧縮記憶部に記憶された前記圧縮映像をあらかじめ決められた条件である送信条件が成立したと判定した場合に、当該送信条件が成立した時点を含む時間における圧縮映像を送信圧縮映像として、当該送信圧縮映像をあらかじめ決められた送信先に送信する処理である圧縮送信処理を行うように構成された圧縮送信部(S160、S170)と、
    前記通常記憶部には前記通常映像を取得された時間である取得時刻が対応付けて記憶され、
    あらかじめ決められた送信元から指定時間を含む送信要求を受信するように構成された通常要求受信部と、
    前記通常要求受信部により前記送信要求が受信された場合、前記通常記憶部に記憶され、前記指定時間と対応する前記取得時刻における前記通常映像を送信するように構成された通常送信部(S220)と、
    を備える、ドライブレコーダ。
  2. 請求項1に記載のドライブレコーダであって、
    前記車両に加えられる加速度を測定する加速度センサ(131)から加速度データを取得する加速度取得部(S150)を更に備え、
    前記圧縮送信部は、前記加速度取得部により取得された加速度データがあらかじめ決められた閾値以上である場合に前記送信条件が成立したと判断するように構成された、ドライブレコーダ。
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