JP7187143B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明はコイル部品に関し、特に、スパイラル状の平面導体を有するコイル部品に関する。
各種電子機器に用いられるコイル部品としては、磁性コアにワイヤ(被覆導線)を巻回したタイプのコイル部品の他、絶縁基板の表面にスパイラル状の平面導体を複数ターンに亘って形成したタイプのコイル部品が知られている。例えば、特許文献1には、絶縁基板の表面にスパイラル状の平面導体を形成し、この平面導体をスパイラル状のスリットによって径方向に3分割した構成が開示されている。このように、平面導体をスパイラル状のスリットによって径方向に分割すれば、電流密度の偏りが低減されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。しかしながら、特許文献1の平面導体は、内周側に位置する導体部分と外周側に位置する導体部分の電気長に大きな差が生じることから、これによって交流抵抗が増大するという問題があった。
これに対し、平面導体を用いたものではないが、特許文献2の図8には平面的に巻回された4本の導電線の径方向位置を適宜入れ替える構成が開示されている。このような入れ替えを行えば、内外周差がキャンセルされるため、各導電線の電気長を揃えることが可能となる。
特開平8-203739号公報 特許第4752879号公報
しかしながら、絶縁基板の表裏にスパイラル状の平面導体を形成するタイプのコイル部品では、平面導体を2層しか用いることができないため、特許文献2の図8に記載されたレイアウトを実現することはできない。例えば、特許文献2の図8に記載された入れ替え位置45において導電線41と導電線44の径方向位置が入れ替えられているが、入れ替え位置45においては、導電線41と導電線44が交差するため、平面導体を用いた場合、この交差部分に残りの導電線42,43を通過させることは不可能である。
したがって、本発明は、絶縁基板の表裏にスパイラル状の平面導体が形成されてなるコイル部品において、平面導体をスパイラル状のスリットによって径方向に3以上に分割した場合であっても、内周側に位置する導体部分と外周側に位置する導体部分の電気長の差を低減することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、絶縁基板と、絶縁基板の一方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第1のコイル部と、絶縁基板の他方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第2のコイル部とを備え、第1のコイル部の少なくとも最内周ターンは、スパイラル状のスリットによって径方向に分離された3以上の導体部分を含み、第2のコイル部の少なくとも最内周ターンは、スパイラル状のスリットによって径方向に分離された3以上の導体部分を含み、第1のコイル部の3以上の導体部分のうち最も内周側に位置する導体部分から最も外周側に位置する導体部分のそれぞれの内周端は、第2のコイル部の3以上の導体部分のうち最も外周側に位置する導体部分から最も内周側に位置する導体部分のそれぞれの内周端に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁基板の表裏に形成された第1及び第2のコイル部の内周端同士を接続するとともに、接続部において各導体部分の径方向位置を入れ替えていることから、内周側に位置する導体部分と外周側に位置する導体部分の電気長の差を低減することが可能となる。
本発明において、第1のコイル部の3以上の導体部分のうち最も内周側に位置する第1の導体部分は、第2のコイル部の3以上の導体部分のうち最も外周側に位置する第2の導体部分に接続され、第1のコイル部の3以上の導体部分のうち最も外周側に位置する第3の導体部分は、第2のコイル部の3以上の導体部分のうち最も内周側に位置する第4の導体部分に接続され、第1の導体部分と第4の導体部分、或いは、第2の導体部分と第3の導体部分は平面視で互いに重なり合い、これにより、平面視で第1の導体部分と第3の導体部分と第2又は第4の導体部分とによって囲まれる第1の領域が定義されるとともに、平面視で第2の導体部分と第4の導体部分と第1又は第3の導体部分とによって囲まれる第2の領域が定義され、第1のコイル部の3以上の導体部分のうち第1及び第3の導体部分以外の導体部分は、平面視で第1及び第2の領域とは異なる第3の領域において、第2のコイル部の3以上の導体部分のうち第2及び第4の導体部分以外の導体部分に接続されていても構わない。このように、第1のコイル部を構成する3以上の導体部分のうち第1及び第3の導体部分以外の導体部分と、第2のコイル部を構成する3以上の導体部分のうち第2及び第4の導体部分以外の導体部分を、第3の領域で互いに接続すれば、第1及び第2のコイル部の分割数にかかわらず、絶縁基板の表裏を用いて各導体部分の径方向位置を入れ替えることができる。
本発明において、第1のコイル部の最内周ターンは、第1の導体部分、第3の導体部分及び第5の導体部分からなる3つの導体部分に分離され、第2のコイル部の最内周ターンは、第2の導体部分、第4の導体部分及び第6の導体部分からなる3つの導体部分に分離され、第5の導体部分と第6の導体部分は、第3の領域において互いに接続されていても構わない。これによれば、第1及び第2のコイルを径方向に3分割した構成において、各導体部分の電気長の差を低減することが可能となる。
本発明において、第1のコイル部の最内周ターンは、第5の導体部分と、第3の導体部分と第5の導体部分の間に位置する第7の導体部分を有し、第2のコイル部の最内周ターンは、第6の導体部分と、第4の導体部分と第6の導体部分の間に位置する第8の導体部分を有し、第5の導体部分と第6の導体部分は第3の領域において互いに接続され、第7の導体部分と第8の導体部分は第3の領域において互いに接続されても構わない。これによれば、第1及び第2のコイルを径方向に4以上に分割した構成において、各導体部分の電気長の差を低減することが可能となる。
本発明において、第1のコイル部の少なくとも最内周ターンは、第5の導体部分と第7の導体部分の間に位置する第9の導体部分を有し、第2のコイル部の少なくとも最内周ターンは、第6の導体部分と第8の導体部分の間に位置する第10の導体部分を有し、第5の導体部分と第8の導体部分、或いは、第6の導体部分と第7の導体部分は平面視で互いに重なり合い、これにより、平面視で第5の導体部分と第7の導体部分と第6又は第8の導体部分とによって囲まれる第4の領域が定義されるとともに、平面視で第6の導体部分と第8の導体部分と第5又は第7の導体部分とによって囲まれる第5の領域が定義され、第9導体部分は、平面視で第1、第2、第4及び第5の領域とは異なる第6の領域において、第10の導体部分に接続されていても構わない。これによれば、第1及び第2のコイルを径方向に5以上に分割した構成において、各導体部分の電気長の差を低減することが可能となる。
本発明において、第1のコイル部の最内周ターンを含む各ターンは、スリットによって少なくとも第1、第3、第5及び第7の導体部分に分離され、第2のコイル部の最内周ターンを含む各ターンは、スリットによって少なくとも第2、第4、第6及び第8の導体部分に分離されていても構わない。これによれば、電流密度の偏りがより低減されることから、直流抵抗や交流抵抗をより低減することが可能となる。
本発明において、第3及び第7の導体部分は第1及び第5の導体部分よりも1ターン多く、第2及び第6の導体部分は第4及び第8の導体部分よりも1ターン多くても構わない。これによれば、合計ターン数を奇数ターンとすることが可能となる。
本発明において、第1及び第2のコイル部は、径方向における位置が変化しない円周領域と、径方向における位置が遷移する遷移領域を有していても構わない。これによれば、導体パターンの径方向位置が徐々に変化する渦巻形状とする場合に比べ、パターン設計やパターン変更が容易となる。
本発明において、第1のコイル部の円周領域と第2のコイル部の円周領域は、平面位置が互いに一致していても構わない。これによれば、絶縁基板が透明又は半透明である場合に、外観検査が容易となる。
このように、本発明によれば、本発明は、絶縁基板の表裏にスパイラル状の平面導体が形成されてなるコイル部品において、平面導体をスパイラル状のスリットによって径方向に3以上に分割した場合であっても、内周側に位置する導体部分と外周側に位置する導体部分の電気長の差を低減することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品の構成を示す断面図である。 図2は、第1のコイル部100のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の一方の表面11a側から見た状態を示している。 図3は、第2のコイル部200のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の他方の表面11b側から見た状態を示している。 図4は、第1及び第2のコイル部100,200の略斜視図である。 図5は、接続部TH1~TH4のレイアウトを説明するための拡大透視図である。 図6は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品の等価回路図である。 図7は、変形例による導体部分151~154,251~254の拡大透視図である。 図8は、分割数を3に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法を説明するための模式図である。 図9は、分割数が3又は4である場合におけるレイアウトを一般化して説明するための模式図である。 図10は、分割数を5に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法の一例を説明するための模式図である。 図11は、分割数が5以上である場合におけるレイアウトを一般化して説明するための模式図である。 図12は、分割数を5に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法の他の例を説明するための図である。 図13は、第1のコイル部100Aのパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の一方の表面11a側から見た状態を示している。 図14は、第2のコイル部200Aのパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の他方の表面11b側から見た状態を示している。 図15は、導体部分153,154,161,162,253,254,261,262の拡大透視図である。 図16は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品の等価回路図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品の構成を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態によるコイル部品は、絶縁基板11と、絶縁基板11の一方の表面11aに形成された第1のコイル部100と、絶縁基板11の他方の表面11bに形成された第2のコイル部200とを備えている。詳細については後述するが、第1のコイル部100の内周端と第2のコイル部200の内周端は、絶縁基板11を貫通して設けられた複数の接続部THを介して互いに接続されている。
絶縁基板11の材料については特に限定されないが、PET樹脂などの透明又は半透明なフレキシブル材料を用いることができる。また、絶縁基板11は、ガラスクロスにエポキシ系樹脂が含浸されたフレキシブル基板であっても構わない。絶縁基板11が透明又は半透明である場合、平面視で第1のコイル部100と第2のコイル部200が重なって見えることから、これらの重なり方によっては検査装置を用いた外観検査が困難となる。詳細については後述するが、本実施形態によるコイル部品は、検査装置を用いた外観検査を正しく実行できるよう、第1のコイル部100と第2のコイル部200の大部分が平面視で重なる位置に配置されている。
図2は、第1のコイル部100のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の一方の表面11a側から見た状態を示している。
図2に示すように、第1のコイル部100は、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された平面導体によって構成される。図2に示す例では、第1のコイル部100がターン110~ターン150からなる5ターン構成であり、ターン110が最外周に位置し、ターン150が最内周に位置する。また、各ターン110~150は、スパイラル状の3本のスリットによって径方向に4分割されている。これにより、ターン110~150は、最も外周側に位置する導体部分111~151と、2番目に外周側に位置する導体部分112~152と、2番目に内周側に位置する導体部分113~153と、最も内周側に位置する導体部分115~154に分離される。
最外周に位置するターン110の導体部分111~114は、端子電極E1に共通に接続される。一方、最内周に位置するターン150の導体部分151~154は、それぞれ接続部TH1~TH4に接続される。第1のコイル部100を構成する各ターン110~150は、径方向における位置が変化しない円周領域A1と、径方向における位置が遷移する遷移領域B1を有しており、この遷移領域B1を境界としてターン110~ターン150からなる5ターンが定義される。
図3は、第2のコイル部200のパターン形状を説明するための平面図であり、絶縁基板11の他方の表面11b側から見た状態を示している。
図3に示すように、第2のコイル部200は、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された平面導体によって構成される。図3に示す例では、第2のコイル部200がターン210~ターン250からなる5ターン構成であり、ターン210が最外周に位置し、ターン250が最内周に位置する。また、各ターン210~250は、スパイラル状の3本のスリットによって径方向に4分割されている。これにより、ターン210~250は、最も外周側に位置する導体部分211~251と、2番目に外周側に位置する導体部分212~252と、2番目に内周側に位置する導体部分213~253と、最も内周側に位置する導体部分214~254に分離される。
最外周に位置するターン210の導体部分211~214は、端子電極E2に共通に接続される。一方、最内周に位置するターン250の導体部分251~254は、それぞれ接続部TH4~TH1に接続される。第2のコイル部200を構成する各ターン210~250は、径方向における位置が変化しない円周領域A2と、径方向における位置が遷移する遷移領域B2を有しており、この遷移領域B2を境界としてターン210~ターン250からなる5ターンが定義される。
図4は第1及び第2のコイル部100,200の略斜視図であり、図5は接続部TH1~TH4のレイアウトを説明するための拡大透視図である。
図4に示すように、第1のコイル部100と第2のコイル部200は、円周領域A1と円周領域A2の平面位置がほぼ一致するようにレイアウトされる。具体的には、第1のコイル部100を構成するターン110~150の円周領域A1は、第2のコイル部200を構成するターン210~250の円周領域A2とそれぞれ重なるようにレイアウトされる。
そして、図5に示すように、第1のコイル部100のターン150を構成する導体部分151,152,153,154の内周端は、それぞれ接続部TH1,TH2,TH3,TH4を介して、第2のコイル部200のターン250を構成する導体部分254,253,252,251の内周端に接続される。つまり、最も外周側に位置する導体部分151が最も内周側に位置する導体部分254に接続され、2番目に外周側に位置する導体部分152が2番目に内周側に位置する導体部分253に接続され、2番目に内周側に位置する導体部分153が2番目に外周側に位置する導体部分252に接続され、最も内周側に位置する導体部分154が最も外周側に位置する導体部分251に接続される。その結果、第1のコイル部100の導体部分111~151が第2のコイル部200の導体部分214~254に接続され、第1のコイル部100の導体部分112~152が第2のコイル部200の導体部分213~253に接続され、第1のコイル部100の導体部分113~153が第2のコイル部200の導体部分212~252に接続され、第1のコイル部100の導体部分114~154が第2のコイル部200の導体部分211~251に接続されることになる。
これにより、第1のコイル部100と第2のコイル部200は図6に示すように直列接続され、合計で10ターンのスパイラルコイルが構成されることになる。
このように、本実施形態によるコイル部品は、各ターンがスパイラル状のスリットによって径方向に4分割されていることから、このようなスリットを設けない場合と比べて、電流密度の偏りが低減される。その結果、直流抵抗や交流抵抗を低減することができる。しかも、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で導体部分の径方向位置が完全に入れ替えられていることから、内外周差が相殺される。これにより、電流密度分布が均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗を低減することが可能となる。
しかも、遷移領域B1,B2を除き、第1のコイル部100と第2のコイル部200の大部分が平面視で重なることから、絶縁基板11が透明又は半透明である場合であっても、第1のコイル部100と第2のコイル部200の視覚的な干渉を最小限に抑えることができる。つまり、第1のコイル部100を外観検査する際に第2のコイル部200が視覚的な障害とならず、逆に、第2のコイル部200を外観検査する際に第1のコイル部200が視覚的な障害とならない。これにより、検査装置を用いた外観検査を正しく実行することが可能となる。
図5に示すレイアウトでは、交差領域C1,C2,C3において導体部分154と導体部分254,253,252がそれぞれ交差し、交差領域C4,C5において導体部分153と導体部分254,253がそれぞれ交差し、交差領域C6において導体部分152と導体部分254が交差している。但し、交差領域C1,C5については、対応する2本の導体部分が所定の角度をもって交差する必要はなく、図7に示す変形例のように、互いに重なり合うよう周方向に延在するレイアウトとしても構わない。図7に示す例では、交差領域C1において導体部分154と254が重なり合うよう周方向に延在し、交差領域C5において導体部分153と253が重なり合うよう周方向に延在している。
本実施形態においては、第1及び第2のコイル部100,200を構成する全てのターン110~150,210~250を径方向に4分割しているが、本発明において全てのターンを径方向に分割することは必須でなく、少なくとも最内周に位置するターン150,250の内周端部分を径方向に分割すれば足りる。したがって、一部のターンについては径方向に分割されていなくても構わない。但し、本実施形態のように、第1及び第2のコイル部100,200を構成する全てのターン110~150,210~250を径方向に分割することにより、電流密度分布がより均一化されることから、直流抵抗や交流抵抗をよりいっそう低減することが可能となる。
また、本実施形態においては、第1及び第2のコイル部100,200を構成する各ターンを径方向に4分割しているが、分割数については3以上であれば特に限定されない。これは、分割数が大きくなるほど電流密度分布が均一化するためである。但し、分割数が多くなると、その分、スリットの専有面積が増大するため、1ターン当たりの導体面積が減少し、直流抵抗が増大する傾向がある。この点を考慮すれば、分割数を4~8に設定することが好ましい。実際の分割数は、当該コイル部品に流れる電流の周波数によって決定すればよく、周波数帯が低いほど分割数を小さくし、周波数帯が高いほど分割数を大きくすることが好ましい。特に、本発明によるコイル部品をワイヤレス電力伝送システムの受電コイルとして使用する場合、受信する交流電力の周波数は30~150kHzであり、この場合、分割数は4が最適である。
図8は、分割数を3に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法を説明するための模式図である。
図8に示す例では、第1及び第2のコイル部100,200を構成する各ターンが3分割され、これにより、最内周に位置するターン150は導体部分151~153に3分割され、最内周に位置するターン250は導体部分251~253に3分割されている。この場合、ターン150のうち最も外周側に位置する導体部分151の内周端とターン250のうち最も内周側に位置する導体部分253の内周端が接続部TH11によって接続され、ターン150のうち径方向位置が中間である導体部分152の内周端とターン250のうち径方向位置が中間である導体部分252の内周端が接続部TH12によって接続され、ターン150のうち最も内周側に位置する導体部分153の内周端とターン250のうち最も外周側に位置する導体部分251の内周端が接続部TH13によって接続される。これにより、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で導体部分の径方向位置を完全に入れ替えることができる。
図9は、分割数が3又は4である場合におけるレイアウトを一般化して説明するための模式図である。
図9において、導体部分IN1及びOUT1は、一方のコイル部(例えば第1のコイル部100)の最内周ターンを構成する3本又は4本の導体部分のうち、それぞれ最も内周側に位置する導体部分(例えば導体部分154)及び最も外周側に位置する導体部分(例えば導体部分151)である。また、導体部分MID1は、一方のコイル部の最内周ターンを構成する3本又は4本の導体部分のうち、最も内周側に位置する導体部分及び最も外周側に位置する導体部分以外の導体部分(例えば導体部分152,153)である。同様に、導体部分IN2及びOUT2は、他方のコイル部(例えば第2のコイル部200)の最内周ターンを構成する3本又は4本の導体部分のうち、それぞれ最も内周側に位置する導体部分(例えば導体部分254)及び最も外周側に位置する導体部分(例えば導体部分251)である。また、導体部分MID2は、他方のコイル部の最内周ターンを構成する3本又は4本の導体部分のうち、最も内周側に位置する導体部分及び最も外周側に位置する導体部分以外の導体部分(例えば導体部分252,253)である。
導体部分IN1と導体部分OUT2は導体部分21を介して接続され、導体部分OUT1と導体部分IN2は導体部分22を介して接続される。ここで、導体部分21は導体部分IN1及び導体部分OUT2のいずれか一方からなり、導体部分22は導体部分OUT1及び導体部分IN2のいずれか一方からなる。導体部分21と導体部分22は交差するため、互いに絶縁基板の表裏に位置する必要がある。したがって、導体部分21が導体部分IN1からなる場合には、導体部分22は導体部分IN2からなり、導体部分21が導体部分OUT2からなる場合には、導体部分22は導体部分OUT1からなる。
このようなレイアウトにおいては、導体部分IN1,OUT1及び導体部分21,22によって囲まれる領域S1が定義され、導体部分IN2,OUT2及び導体部分21,22によって囲まれる領域S2が定義される。そして、導体部分MID1と導体部分MID2は、平面視で領域S1,S2と重なる位置においては互いに接続することができないため、平面視で領域S1,S2とは異なる領域S3にて接続する必要がある。つまり、導体部分MID1に接続された導体部分23と導体部分MID2に接続された導体部分24は、領域S3に配置された接続部THを介して互いに接続される。導体部分23は、導体部分21と同じ層に位置し、導体部分22とは異なる層に位置する。導体部分24は、導体部分22と同じ層に位置し、導体部分21とは異なる層に位置する。
領域S3は、導体部分21,22の交差点から見て内周側と外周側に形成されるが、図9に示す例のように、接続部THを導体部分21,22の交差点から見て内周側に配置する場合には、隣接するターンに含まれる最も内周側の導体部分20との干渉を避けるために、導体部分20よりも内周側に接続部THを配置する必要がある。
このように、各ターンの分割数が3又は4である場合、接続部THを領域S3に配置することにより、導体部分IN1,OUT1,IN2,OUT2,21,22と干渉することなく、導体部分23,24によって導体部分MID1と導体部分MID2を互いに接続することが可能となる。
図10は、分割数を5に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法の一例を説明するための模式図である。
図10に示す例では、第1及び第2のコイル部100,200を構成する各ターンが5分割され、これにより、最内周に位置するターン150は導体部分151~155に5分割され、最内周に位置するターン250は導体部分251~255に5分割されている。この場合、ターン150のうち最も外周側に位置する導体部分151の内周端とターン250のうち最も内周側に位置する導体部分255の内周端が接続部TH21によって接続され、ターン150のうち2番目に外周側に位置する導体部分152の内周端とターン250のうち2番目に内周側に位置する導体部分254の内周端が接続部TH22によって接続され、ターン150のうち径方向位置が中間である導体部分153の内周端とターン250のうち径方向位置が中間である導体部分253の内周端が接続部TH23によって接続され、ターン150のうち2番目に内周側に位置する導体部分154の内周端とターン250のうち2番目に外周側に位置する導体部分252の内周端が接続部TH24によって接続され、ターン150のうち最も内周側に位置する導体部分155の内周端とターン250のうち最も外周側に位置する導体部分251の内周端が接続部TH25によって接続される。これにより、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で導体部分の径方向位置を完全に入れ替えることができる。
図11は、分割数が5以上である場合におけるレイアウトを一般化して説明するための模式図である。
図11において、導体部分IN11及びOUT11は、一方のコイル部(例えば第1のコイル部100)の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、それぞれ最も内周側に位置する導体部分(例えば導体部分155)及び最も外周側に位置する導体部分(例えば導体部分151)である。導体部分IN12及びOUT12は、一方のコイル部の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、それぞれ2番目に内周側に位置する導体部分(例えば導体部分154)及び2番目に外周側に位置する導体部分(例えば導体部分152)である。また、導体部分MID1は、一方のコイル部の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、上記以外の導体部分(例えば導体部分153)である。同様に、導体部分IN21及びOUT21は、他方のコイル部(例えば第2のコイル部200)の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、それぞれ最も内周側に位置する導体部分(例えば導体部分255)及び最も外周側に位置する導体部分(例えば導体部分251)である。導体部分IN22及びOUT22は、他方のコイル部の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、それぞれ2番目に内周側に位置する導体部分(例えば導体部分254)及び2番目に外周側に位置する導体部分(例えば導体部分252)である。また、導体部分MID2は、他方のコイル部の最内周ターンを構成する5本以上の導体部分のうち、上記以外の導体部分(例えば導体部分253)である。
導体部分IN11と導体部分OUT21は導体部分31を介して接続され、導体部分OUT11と導体部分IN21は導体部分32を介して接続される。ここで、導体部分31は導体部分IN11及び導体部分OUT21のいずれか一方からなり、導体部分32は導体部分OUT11及び導体部分IN21のいずれか一方からなる。導体部分31と導体部分32は交差するため、互いに絶縁基板の表裏に位置する必要がある。したがって、導体部分31が導体部分IN11からなる場合には、導体部分32は導体部分IN21からなり、導体部分31が導体部分OUT21からなる場合には、導体部分32は導体部分OUT11からなる。
導体部分IN12と導体部分OUT22は導体部分33を介して接続され、導体部分OUT12と導体部分IN22は導体部分34を介して接続される。ここで、導体部分33は導体部分IN12及び導体部分OUT22のいずれか一方からなり、導体部分34は導体部分OUT12及び導体部分IN22のいずれか一方からなる。導体部分33と導体部分34は交差するため、互いに絶縁基板の表裏に位置する必要がある。しかも、導体部分31,32との干渉も避けなければならない。このため、導体部分31,32がそれぞれ導体部分IN11,IN21からなる場合には、導体部分33,34がそれぞれ導体部分IN12,IN22からなり、導体部分31,32がそれぞれ導体部分OUT21,OUT11からなる場合には、導体部分33,34がそれぞれ導体部分OUT22,OUT21からなる。
このようなレイアウトにおいては、導体部分IN11,OUT11及び導体部分31,32によって囲まれる領域S1が定義され、導体部分IN21,OUT21及び導体部分31,32によって囲まれる領域S2が定義される。さらに、導体部分IN12,OUT12及び導体部分33,34によって囲まれる領域S4が定義され、導体部分IN22,OUT22及び導体部分33,34によって囲まれる領域S5が定義される。そして、導体部分MID1と導体部分MID2は、平面視で領域S1,S2,S4,S5と重なる位置においては互いに接続することができないため、平面視で領域S1,S2,S4,S5とは異なる領域S6にて接続する必要がある。つまり、導体部分MID1に接続された導体部分35と導体部分MID2に接続された導体部分36は、領域S6に配置された接続部THを介して互いに接続される。導体部分35は、導体部分31,33と同じ層に位置し、導体部分32,34とは異なる層に位置する。導体部分36は、導体部分32,34と同じ層に位置し、導体部分31,33とは異なる層に位置する。
領域S6は、導体部分31,32の交差点から見て内周側と外周側に形成されるが、図11に示す例のように、接続部THを導体部分31,32の交差点から見て内周側に配置する場合には、隣接するターンに含まれる最も内周側の導体部分30との干渉を避けるために、導体部分30よりも内周側に接続部THを配置する必要がある。
このように、各ターンの分割数が5以上である場合、接続部THを領域S6に配置することにより、導体部分IN11,OUT11,IN12,OUT12,IN21,OUT21,IN22,OUT22,31~34と干渉することなく、導体部分35,36によって導体部分MID1と導体部分MID2を互いに接続することが可能となる。
図12は、分割数を5に設定した場合におけるターン150とターン250の接続方法の他の例を説明するための図である。
図12に示す例では、導体部分153a,253aが追加されている。そして、導体部分153と導体部分153aが接続部TH31を介して接続され、導体部分253と導体部分253aが接続部TH32を介して接続され、導体部分153aと導体部分253aが接続部TH33を介して接続される。ここで、導体部分151~155,253aは絶縁基板の一方の表面に形成され、導体部分251~255,153aは絶縁基板の他方の表面に形成される。このようなレイアウトにおいても、第1のコイル部100と第2のコイル部200との間で導体部分の径方向位置を完全に入れ替えることができる。図10に示すレイアウトと図12に示すレイアウトを比べると、図10に示すレイアウトにおいては必要な接続部の数が5個であり、接続部の数を最小限にできるという利点を有する。一方、図12に示すレイアウトは、導体部分155と導体部分255の交差点から見て、接続部TH33を接続部TH22,TH24の反対側に配置することができるため、複数の接続部をより分散して配置することが可能となる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態によるコイル部品について説明する。第2の実施形態によるコイル部品は、第1のコイル部100が図13に示す第1のコイル部100Aに置き換えられ、第2のコイル部200が図14に示す第2のコイル部200Aに置き換えられている点において、第1の実施形態によるコイル部品と相違している。
図13に示すように、第1のコイル部100Aは、内周部に導体部分161,162からなるターン160が追加されている点において、図2に示した第1のコイル部100と相違している。ここで、導体部分161は、ターン150を構成する導体部分151をさらに1ターン延長した導体部分である。また、導体部分162は、ターン150を構成する導体部分152をさらに1ターン延長した導体部分である。
図14に示すように、第2のコイル部200Aは、内周部に導体部分261,262からなるターン260が追加されている点において、図3に示した第2のコイル部200と相違している。ここで、導体部分261は、ターン250を構成する導体部分251をさらに1ターン延長した導体部分である。また、導体部分262は、ターン250を構成する導体部分252をさらに1ターン延長した導体部分である。
そして、図15に示すように、第1のコイル部100の導体部分153,154,161,162の内周端は、それぞれ接続部TH41,TH42,TH43,TH44を介して、第2のコイル部200の導体部分262,261,254,253の内周端にそれぞれ接続される。これにより、第1のコイル部100Aと第2のコイル部200Bは図16に示すように直列接続され、合計で11ターンのスパイラルコイルが構成されることになる。
このように、本実施形態によるコイル部品は、各ターンをスパイラル状のスリットによって径方向に4分割するとともに、2本の導体部分を1ターン延長していることから、合計で奇数ターンのスパイラルコイルを構成することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
11 絶縁基板
11a 絶縁基板の一方の表面
11b 絶縁基板の他方の表面
20~24,30~36 導体部分
100,100A,200,200A コイル部
110~160,210~260 ターン
111~114,121~124,131~134,141~144,151~154,153a,161,162,211~214,221~224,231~234,241~244,251~254,253a,261,262 導体部分
A1,A2 円周領域
B1,B2 遷移領域
C1~C6 交差領域
E1,E2 端子電極
IN1,OUT1,IN2,OUT2,IN11,OUT11,IN12,OUT12,IN21,OUT21,IN22,OUT22,MID1,MID2 導体部分
S1~S6 領域
TH,TH1~TH4,TH11~TH13,TH21~TH25,TH31~TH33,TH41~TH44 接続部

Claims (5)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の一方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第1のコイル部と、
    前記絶縁基板の他方の表面に形成され、複数ターンに亘ってスパイラル状に巻回された第2のコイル部と、を備え、
    前記第1のコイル部は、スパイラル状のスリットによって径方向に分離され外周側からこの順に配置された第1、第2、第3及び第4の導体部分を含み、
    前記第2のコイル部は、スパイラル状のスリットによって径方向に分離され外周側からこの順に配置された第5、第6、第7及び第8の導体部分を含み、
    前記第1及び第2の導体部分のターン数は、前記第3及び第4の導体部分のターン数よりも1ターン多く、
    前記第5及び第6の導体部分のターン数は、前記第7及び第8の導体部分のターン数よりも1ターン多く、
    前記第3及び第4の導体部分のターン数は、前記第7及び第8の導体部分のターン数と同じであり、
    前記第1の導体部分の内周端は、前記第8の導体部分の内周端に接続され、
    前記第2の導体部分の内周端は、前記第7の導体部分の内周端に接続され、
    前記第3の導体部分の内周端は、前記第6の導体部分の内周端に接続され、
    前記第4の導体部分の内周端は、前記第5の導体部分の内周端に接続されていることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1及び第2のコイル部は、径方向における位置が変化しない円周領域と、径方向における位置が遷移する遷移領域を有していることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1のコイル部の前記円周領域と、前記第2のコイル部の前記円周領域は、平面位置が互いに一致していることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
  4. 前記絶縁基板は、透明又は半透明であることを特徴とする請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記絶縁基板は、PET樹脂からなることを特徴とする請求項4に記載のコイル部品。
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