JP7181132B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、種々の需要を予測する技術が提供されている。例えば、POSシステムにより収集された店舗内情報と各種の情報とを組み合わせて、商品の需要を予測する技術が知られている。
特開2009-265747号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザに対して予測される行動態様からどのような需要があるかを幅広く予測することができるとは限らない。
例えば、上記の従来技術では、POSシステムにより収集された店舗内情報に基づき需要予測値を生成し、アンケート回答情報に基づき予測補正値を生成し、需要予測値と予測補正値とを用いて、推奨発注数を生成している。このように、上記の従来技術では、商品の需要を予測することに特化しているため、ユーザに対して予測される行動態様からどのような需要があるかを幅広く予測することができるとは限らない。
本願にかかる情報処理装置は、購入された商品を示す商品情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された商品情報に基づいて、前記商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する推定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ユーザに対して予測される行動態様からどのような需要があるかを幅広く予測することができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる第1の情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる第2の情報処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる事業者情報記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる推定結果記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。 図8は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.第1の情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる第1の情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる第1の情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる第1の情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。第1の情報処理は、後述する第2の情報処理と比較してモデルを用いない情報処理である。
図1の説明に先立って、図3を用いて、実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図3は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる情報処理システム1は、図3に示すように、端末装置10と、事業者装置20と、情報処理装置100とを含む。端末装置10、事業者装置20、情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図3に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の事業者装置20や、複数台の情報処理装置100が含まれてよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。例えば、端末装置10は、ユーザの行動(例えば、購買行動)に応じて、行動に伴う結果(例えば、検索結果)を表示画面に表示する。例えば、第1の情報処理、および、第2の情報処理のいずれにおいても、ユーザは、端末装置10を用いて所定のショッピングサービス(ショッピングサイト)を介して、商品を購入するものとする。したがって、端末装置10は、ユーザ操作に応じて、所定のショッピングサービスで取り扱われている商品に関する情報を表示したり、商品の検索が行われた場合には検索結果を表示したりする。
なお、以下の実施形態では、所定のショッピングサービスは、情報処理装置100を管理する事業者Tにより運営されるサービス(「ショッピングY」とする)であるものとする。ショッピングYには、インターネット上の仮想店舗、および、実店舗に拘わらず多数の店舗が商品を出品している。したがって、ショッピングYは、いわゆる電子モール等とも呼ばれる。また、本実施形態では、ユーザはこのショッピングYで適宜商品を購入するものとして説明するが、購入先はこのようなインターネット上に限定されるわけではなくい。例えば、例えば、ユーザが購入した商品に関する情報を取得可能なのであれば、購入先が実店舗であっても、第1および第2の情報処理は動作可能である。
また、図1の例では(以下の図2の例でも同様)、情報処理システム1には、端末装置10の一例として、ユーザU1の端末装置10-1、ユーザU2の端末装置10-2、ユーザU3の端末装置10-3、ユーザU4の端末装置10-4が含まれる。このように、図1の例では(以下の図2の例でも同様)、ユーザ毎に端末装置10を識別して表記しているが、これらを区別する必要がない場合には、単に、端末装置10と表記する。また、情報処理システム1に含まれる端末装置10の数は、図1の例のように4台である必要はなく、数に制限は無い。
事業者装置20は、旅行会社、バス会社、鉄道会社、宿泊施設(例えば、ホテル業者)といった各社によって利用される情報処理装置である。例えば、これらの事業者は、実施形態にかかる情報処理装置100を管理する「事業者T」と関連する関連会社であったり、何らかの契約を交わしている会社である。後述するが、情報処理装置100によって予測された需要に対応する事業者の事業者装置20には、情報処理装置100から需要に応じた情報提供がなされる。
ここで、実施形態にかかる情報処理が行われるにあたっての前提について説明する。例えば、日常生活の中での一般的な買い物以外にも、何らかのイベントや行動に向けてそれに応じた商品を購入する場合がある。例えば、「近々、沖縄旅行に行く予定があるため水着を購入する」等である。つまり、ユーザに購入される購入商品には、ユーザの将来の行動態様が反映される場合がある。言い換えれば、購入商品からユーザの将来の行動態様を推定できると考えられ、そうすると、推定結果からどのような需要があるかを適切に予測することができるようになる。
例えば、上記の通り、POSシステムにより収集された店舗内情報と、アンケート回答情報とに基づき商品の需要を予測するような従来技術が存在するが、商品周辺の情報を用いて商品に対する需要を予測するといったように、あくまで商品に閉じた需要予測である。一方で、本実施形態では、ユーザに購入される購入商品には、ユーザの将来の行動態様が反映される点に着目し、商品に限定されずより幅広く需要を予測するものである。
以上のような前提を踏まえて、実施形態にかかる情報処理装置100は、実施形態にかかる情報処理を行う。具体的には、情報処理装置100は、購入された商品を示す商品情報(何を購入したか)を取得し、取得した商品情報に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。一例としては、情報処理装置100は、購入された商品の種別を示す商品情報を取得し、取得した商品情報に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。より詳細には、情報処理装置100は、購入された商品を示す商品情報として、購入された物品、または、利用されたサービスを示す商品情報を取得する。また、例えば、情報処理装置100は、商品情報と、商品が購入された日時を示す日付情報とに基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。また、例えば、情報処理装置100は、ユーザが所定の期間内に購入した商品毎に商品情報を取得し、各商品情報が示す種別に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。
また、情報処理装置100は、商品の購入態様を示す購入態様情報をさらに取得することにより、商品情報と、購入態様情報とに基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。例えば、情報処理装置100は、購入態様情報として、商品に対してユーザが指定した配送種別を示す配送情報を取得する。
また、情報処理装置100は、商品を購入したユーザの将来の行動態様として、ユーザの行き先に関する情報を推定する。例えば、情報処理装置100は、行き先に関する情報として、ユーザの行き先と、当該行き先へと移動する出発時期と、当該行く先での目的を推定する。あるいは、情報処理装置100は、行き先に関する情報として、ユーザの行き先へと移動する出発時期、もしくは、当該行き先での目的のいずれかをさらに推定する。
そして、情報処理装置100は、上記のように推定した推定結果に基づいて、どのような需要があるか需要を予測し、予測した予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を行う。以下では、実施形態にかかる第1の情報処理の一例について説明する。具体的には、図1を用いて、実施形態にかかる第1の情報処理の一例を手順を追って説明する。また、情報処理装置100が有する記憶部についても適宜説明する。
図1の例では、商品を形ある物品として説明するが、実施形態にかかる情報処理で対象とされる商品は、形ある物品に限らず、例えば、引越サービスあるいは保険サービスといった無定形の商品であってもよい。また、図1の例では、商品情報が取得されるユーザとして、ユーザU1、ユーザU2、ユーザU3およびユーザU4(以下、「ユーザU1~U4」と表記する場合がある)を例に挙げる。かかる場合、例えば、ユーザU1を識別する識別情報(ユーザID)は、「U1」となる。他ユーザのユーザIDについても同様の規則に従う。また、図1の例では、ユーザU1は、端末装置10-1を所持している。また、図1の例では、ユーザU2は、端末装置10-2を所持している。また、図1の例では、ユーザU3は、端末装置10-3を所持している。また、図1の例では、ユーザU4は、端末装置10-4を所持している。
ユーザU1~U4は、ショッピングYにて商品を購入するため商品情報は、例えば、図示しない外部装置(例えば、ショッピングYを提供するサーバ装置であって、事業者Tに属するサーバ装置)に適宜蓄積される。したがって、情報処理装置100は、かかる外部装置に定期的にアクセスすることで商品情報を取得(受信)し、取得した商品情報を履歴として商品情報記憶部121に格納してゆく(ステップS11)。なお、情報処理装置100がこの外部装置の役割を兼ねている場合には、情報処理装置100は、ユーザU1~U4の端末装置10から直接商品情報も取得することができる。
また、情報処理装置100は、各ユーザの位置情報(現在位置情報)も適宜取得し、商品情報記憶部121に格納しておいてもよい。位置情報が蓄積されることにより、情報処理装置100は、ユーザの居住地(住所)や、普段の行動範囲を推定することができる。
ここで、商品情報記憶部121について説明する。商品情報記憶部121は、各ユーザから取得された行動情報に関する情報を記憶する。図1の例では、商品情報記憶部121は、「ユーザID」、「購入日時」、「商品ID」、「商品名」、「配送種別」といった項目を有する。図1の例では、不図示であるが、商品情報記憶部121には、商品が属するカテゴリを示す項目「カテゴリ」も含まれてよい。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザの端末装置10を識別する識別情報を示す。日付情報の一例である「購入日時」は、対応する商品が購入された日時(日付)を示す。「商品ID」は、購入された商品を識別する識別情報を示す。「商品ID」は、例えば、商品に設定される個体識別番号等である。「商品名」は、購入された商品の名称を示す。「商品ID」や「商品名」は、特に、購入された商品の種別を示す商品情報の一例である。購買態様情報(配送情報)の一例である「配送種別」は、購入(注文)された商品を配送先までどのような配送形態で配送させるかを示す。「配送種別」には、例えば、翌日配送を指定する「お急ぎ便」、あるいは、通常の早さでの配送を指定する「通常配送」がある。もちろんこれら以外の配送種別(例えば、速達、メール便等)が含まれてもよい。
すなわち、図1に示す商品情報記憶部121の例では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザ(ユーザU1)が、購入日時「DT11」において、商品ID「PD1」によって識別される商品であって、商品名「NM1」の商品(商品PD1)を購入(注文)した例を示す。また、図1に示す商品情報記憶部121の例では、ユーザU1が配送種別「お急ぎ便」にて商品PD1を配送するよう指定した例を示す。図1の例では、説明を簡単にするために、購入日時や商品名に概念的な記号を用いているが、実際には実在の情報が入力される。ユーザU2~U4については説明を省略する。
このような状態において、情報処理装置100は、ユーザ毎に、当該ユーザの商品情報に基づいて、当該ユーザの行動態様を推定する(ステップS12)。例えば、情報処理装置100は、ユーザ毎に、当該ユーザの商品情報に基づいて、当該ユーザの行動態様として、当該ユーザの行き先と、行き先へと移動する出発時期と、行き先での目的(何をしに行くのか)を推定する。
ユーザU1を例に挙げて説明する。例えば、ユーザU1に対応する商品情報が、「2018年7月30において、スーツケースおよびスキーウェアをお急ぎ便で購入」を示すものとする。また、現在日時も「2018年7月30日」であるものとする。かかる場合、情報処理装置00は、例えば、現在日時も考慮して、「ユーザU1は、この先1週間以内にスキー旅行のためニュージーランドに行く」と推定する。ここで、出発時期として、「1週間以内」といった現在から比較的近い時期が推定されているのは、配送種別が「お急ぎ便」であったことから、ユーザU1は近いうちに出発予定であるため、急ぎで商品を必要としている、との予測に基づいている。したがって、例えば、配送種別が「通常配送」である場合には、情報処理装置100は、出発時期として、「この先一ヶ月以内」といったようにより幅を持たせた出発時期を推定する場合がある。
ここで、例えば、「ユーザU1は、この先1週間以内にスキー旅行のためニュージーランドに行く」といった推定結果を示す情報である推定結果情報を推定結果情報ER1とすると、情報処理装置100は、推定結果情報ER1を推定結果記憶部124に格納する。
図6を用いて、推定結果記憶部124について説明する。図6は、実施形態にかかる推定結果記憶部124の一例を示す図である。推定結果記憶部124は、各ユーザについて推定された行動態様に関する情報を記憶する。図6の例では、推定結果記憶部124は、「ユーザID」、「推定結果情報」、「スコア情報」といった項目を有する。なお、「推定結果情報」には、「行き先」(ユーザU1の例では、ニュージーランド)、出発時期(ユーザU1の例では、2018年7月30日以降1週間以内)、「目的」(ユーザU1の例では、スキー旅行)といった項目が含まれてもよい。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザの端末装置10を識別する識別情報を示す。「推定結果情報」は、商品情報に基づき推定された行動態様であって、商品を購入したユーザの将来の行動態様を示す情報である。「スコア情報」は、「推定結果情報」が示す行動態様でユーザが行動するスコア(例えば、確率)を示す。「スコア情報」は、実施形態にかかる第2の情報処理にて詳細に説明する。
次に、情報処理装置100は、ステップS12での推定結果(推定結果記憶部124に格納される推定結果情報)に基づいて、どのような需要があるかといった需要を予測する(ステップS13)。例えば、情報処理装置100は、推定結果記憶部124を参照し、推定結果が同一のユーザの人数を集計する。そして、情報処理装置100は、集計結果が所定数(例えば、500)以上を示した推定結果に基づいて、どのような需要があるかといった需要を予測する。上記例では、推定結果情報ER1で示される推定結果が得られたユーザがユーザU1以外にも多数存在し、この人数が500人以上であったとする。かかる場合、情報処理装置100は、例えば、2018年7月下旬から8月上旬にかけて、ニュージーランドへのスキー旅行者が増えると予測する。そして、情報処理装置100は、、2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測する。
次に、情報処理装置100は、予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を外部に対して行う(ステップS14)。2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測した場合には、情報処理装置100は、事業者情報記憶部123を参照し、例えば、旅行会社として旅行会社EP1を特定する。そして、情報処理装置100は、旅行会社EP1に対して需要に関する情報を提供する。例えば、情報処理装置100は、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えるため、ニュージーランド旅行者向けの新商品開発を提案する。例えば、情報処理装置100は、旅行会社EP1の事業者装置20に上記のような需要に関する情報を送信する。
また、他の一例として、情報処理装置100は、ステップS13において、2018年7月下旬から8月上旬にかけてスキー目的で海外に出かける旅行者が増えると予測する。そして、情報処理装置100は、2018年7月下旬から8月上旬にかけてスポーツショップでのスキー用品の需要が増えると予測する。このように予測した結果、情報処理装置100は、例えば、ステップS14では、所定のスポーツショップに対して、需要に関する情報を提供する。例えば、情報処理装置100は、スキー用品の特集やセールを行ったり、スキー用品に関する広告配布を提案する。
また、情報処理装置100は、事業者に対して需要に関する情報提供を行うだけでなく、ユーザに対しても行ってよい。例えば、情報処理装置100は、需要に関する情報提供を行った事業者に関する広告コンテンツをユーザに配信することができる。上記例では、情報処理装置100は、ユーザU1に対して、旅行会社EP1の商品であって、ニュージーランド旅行向け商品に関する広告コンテンツを配信する。
〔2.第2の情報処理の一例〕
さて、これまで第1の情報処理について説明してきた。以下では、実施形態にかかる第2の情報処理について説明する。第2の情報処理は、情報処理装置100が任意の機械学習を用いてモデルを生成し生成したモデルに基づいて、いつごろ、どこに、何をしに行くのか、といった行動態様が起こるスコア(確率)を算出するものである。
具体的には、情報処理装置100は、商品情報と、商品情報が示す商品を購入した後におけるユーザの行動態様との関係性を学習したモデルを用いて、ユーザが購入した商品から、当該ユーザの将来の行動態様を推定する。例えば、情報処理装置100は、モデルとして、商品を購入したユーザの商品情報が入力されると、前商品を購入したユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを用いて、商品を購入したユーザの行き先に関する情報を推定する。
以下では、実施形態にかかる第2の情報処理の一例について説明する。具体的には、図2を用いて、実施形態にかかる第2の情報処理の一例を手順を追って説明する。図2は、実施形態にかかる第2の情報処理の一例を示す図である。なお、図2では、図1と同様の例を適宜用いているため、重複する内容については説明を簡略化、または、省略する。また、実施形態にかかる第2の情報処理も上述の前提を基に行われるものである。
また、図1では、商品情報が取得されたユーザ(例えば、ユーザU1~U4)について、そのユーザの商品情報から行動態様を推定する例を示した。しかし、図2では、ユーザU1~U4の商品情報や、ユーザU1~U4の宿泊予約情報を履歴(実績)として用いて、任意の対象ユーザ(ユーザU1~U4以外のユーザ)の行動態様を推定する例を挙げる。
まず、情報処理装置100は、ステップS11と同様に、外部装置に定期的にアクセスすることで商品情報を取得(受信)し、取得した商品情報を履歴として商品情報記憶部121に格納してゆく(ステップS21)。また、ステップS21では、情報処理装置100は、ユーザU1~U4それぞれの宿泊予約情報も取得し、取得した宿泊予約情報をサービス利用情報記憶部122に格納する。情報処理装置100は、ユーザが、いつ、どこへ行ったかを予測(特定)可能な情報であればどのような情報も取得することができるが、本実施形態では、情報処理装置100は、所定の宿泊予約サービスを提供する外部装置から、ユーザがどのような宿泊予約を行ったかを示す宿泊予約情報を取得する。
なお、宿泊予約サービス以外には、例えば、路線検索サービスがある。路線検索サービスを利用する場合、情報処理装置100は、例えば、路線検索サービス内に入力された「日時」、「出発地」、「目的地」等を含む路線検索情報を取得することができる。また、情報処理装置100は、第2の情報処理では、宿泊予約情報および路線検索情報といったように、複数の異なるサービスから取得したユーザ情報を適宜組み合わせることができる。図2の例では、宿泊予約サービスに限定して説明する。
ここで、サービス利用情報記憶部122について説明する。サービス利用情報記憶部122は、サービスに対するユーザの利用状況を示す情報を記憶する。例えば、サービス利用情報記憶部122は、宿泊予約サービスに対するユーザの利用状況を示す情報である宿泊予約情報を記憶する。図2の例では、サービス利用情報記憶部122は、「ユーザID」、「宿泊予約情報」といった項目を有する。また、「宿泊予約情報」には、「目的地」、「宿泊日時」、「宿泊先情報」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザまたはユーザの端末装置10を識別する識別情報を示す。「目的地」は、ユーザの目的地(例えば、国名、県名、市名、施設名等)を示す。また、「目的地」は、「宿泊先」の所在地であってもよい。「宿泊日時」は、ユーザが「宿泊先」に宿泊する日時(日付)を示す。「宿泊先情報」は、ユーザが宿泊する施設(例えば、ホテルや旅館)や、かかる施設におけるどのプランを指定したかを示す。
すなわち、図2に示すサービス利用情報記憶部122の例では、ユーザID「U1」によって識別されるユーザ(ユーザU1)が、目的地を「ニュージーランド」として、宿泊日時「DT12」において宿泊先情報「HL1」に示されるホテルに宿泊した例を示す。図1の例では、説明を簡単にするために、宿泊日時や宿泊先情報に概念的な記号を用いているが、実際には実在の情報が入力される。ユーザU2~U4については説明を省略する。
このような状態において、情報処理装置100は、商品情報記憶部121に記憶される商品情報と、サービス利用情報記憶部122に記憶される宿泊予約情報(行き先に関する情報)との関係性を学習し、学習した関係性に基づいて、関係性が反映されたモデルを生成する(ステップS22)。例えば、情報処理装置100は、任意の対象ユーザの商品情報が入力されると、この商品情報が示す商品を購入したユーザ、すなわち任意の対象ユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを生成する。
一例を示すと、情報処理装置100は、7月~8月にかけてスーツケースとスキーウェアをお急ぎ便で購入したユーザのうち8割以上のユーザが、購入後1週間以内にスキー目的でニュージーランドに行く傾向にあるとの関係性を学習したとする。かかる場合、情報処理装置100は、購入日時「7月~8月」、購入商品「スーツケース、スキーウェア」、配送種別「お急ぎ便」を示す商品情報を取得できた任意の対象ユーザについて、購入後1週間以内にニュージーランドへスキー旅行に行く確率80%(スコアの一例)を出力するようなモデルを生成する。図2の例では、情報処理装置100は、このようなモデルとして、モデルMを生成したとする。
また、情報処理装置100は、図4に示すいずれかの記憶部にモデルMを格納してもよいし、モデルMを記憶する不図示の記憶部を有してもよい。例えば、情報処理装置100は、スコアを算出対象の任意の対象ユーザが存在する場合には、かかる記憶部からモデルMを取得して利用する。
情報処理装置100は、外部装置から適宜商品情報を取得しているため、例えば、新たに商品情報を取得できたユーザが居れば、かかるユーザを任意の対象ユーザとする。そして、情報処理装置100は、任意の対象ユーザの商品情報をモデルMに適用することで、任意の対象ユーザの行き先に関する情報を推定する(ステップS23)。例えば、情報処理装置100は、任意の対象ユーザの商品情報をモデルMに適用することで、任意の対象ユーザの行き先と、行き先へと移動する出発時期と、行き先での目的(何をしに行くのか)を推定する。例えば、情報処理装置100は、この先1週間以内にニュージーランドへスキー旅行に行く確率80%を示すスコアが出力された場合には、このような行動対象が確かに行われる可能性が高いとの推定結果を得る。
また、かかる推定結果を示す情報である推定結果情報を推定結果情報ER1とすると、情報処理装置100は、推定結果情報ER1とともに、スコア「80%」を示す値SC1を推定結果記憶部124に格納する。図6の例は、このときの状況を示す。
次に、情報処理装置100は、ステップS23での推定結果(推定結果記憶部124に格納される推定結果情報)に基づいて、どのような需要があるかといった需要を予測する(ステップS24)。例えば、情報処理装置100は、推定結果記憶部124を参照し、スコア「80%」以上が算出されている推定結果の中で、推定結果が同一のユーザの人数を推定結果毎に集計する。そして、情報処理装置100は、集計結果が所定数(例えば、500)以上を示した推定結果に基づいて、どのような需要があるかといった需要を予測する。
例えば、推定結果情報ER1で示されるスコア「80%」以上の推定結果が得られた任意の対象ユーザが多数存在し、この人数が500人以上であったとする。かかる場合、情報処理装置100は、例えば、2018年7月下旬から8月上旬にかけて、ニュージーランドへのスキー旅行者が増えると予測する。そして、情報処理装置100は、、2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測する。
次に、情報処理装置100は、予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を外部に対して行う(ステップS25)。2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測した場合には、情報処理装置100は、事業者情報記憶部123を参照し、例えば、旅行会社として旅行会社EP1を特定する。そして、情報処理装置100は、旅行会社EP1に対して需要に関する情報を提供する。例えば、情報処理装置100は、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えるため、ニュージーランド旅行者向けの新商品開発を提案する。例えば、情報処理装置100は、旅行会社EP1の事業者装置20に上記のような需要に関する情報を送信する。
また、他の一例として、情報処理装置100は、ステップS24において、2018年7月下旬から8月上旬にかけてスキー目的で海外に出かける旅行者が増えると予測する。そして、情報処理装置100は、2018年7月下旬から8月上旬にかけてスポーツショップでのスキー用品の需要が増えると予測する。このように予測した結果、情報処理装置100は、例えば、ステップS25では、所定のスポーツショップに対して、需要に関する情報を提供する。例えば、情報処理装置100は、スキー用品の特集やセールを行ったり、スキー用品に関する広告配布を提案する。
なお、情報処理装置100は、このような需要が予測された場合には、このような情報提供を行うといった内容が記憶される記憶部を有しておくことで、かかる記憶部を参照し、どのような情報提供を行うかを判断してもよい。
また、情報処理装置100は、事業者に対して需要に関する情報提供を行うだけでなく、ユーザに対しても行ってよい。例えば、情報処理装置100は、需要に関する情報提供を行った事業者に関する広告コンテンツをユーザに配信することができる。上記例では、情報処理装置100は、任意の対象ユーザに対して、旅行会社EP1の商品であって、ニュージーランド旅行向け商品に関する広告コンテンツを配信する。
また、情報処理装置100は、任意の対象ユーザの所在地の分布を見て、例えば、ある特定のエリア(例えば、市区町村)において、任意の対象ユーザが集中していることがわかれば、このエリアにて事業を行っている事業者に対して情報提供を行ってもよい。例えば、ニュージーランド旅行しようとしている任意の対象ユーザのうちの大半が青森県在住であれば、情報処理装置100は、青森県に存在する旅行会社に情報提案を行ってもよい。また、情報処理装置100は、かかる処理を第1の実施形態でも行うことができる。
さて、これまで説明してきたように、実施形態にかかる情報処理装置100は、購入された商品に関する商品情報を取得し、取得した商品情報に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。そして、情報処理装置100は、推定結果に基づいて、どのような需要があるか需要を予測し、予測した予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を行う。このように、情報処理装置100は、商品を購入するといった一範囲内での行動から、ユーザの将来の行動態様の推定といったように、より広い範囲での行動の推定へとつなげることができるため、どのような需要があるかを幅広く予測することができる。
また、情報処理装置100は、例えば、商品販売元に情報提供を行うのではなく、需要に応じた多方面の事業者に情報提供を行うため、様々な事業の活性化に貢献することができる。例えば、情報処理装置100は、上記例のようにエリアに特化した情報提案を行うことにより地域活性化に貢献することができることができると考えられる。
また、情報処理装置100は、幅広い需要予測を精度よく行うことで、実施形態にかかる情報よりシステム1へと参入しようとする事業者を新規獲得することもできる。
〔3.情報処理装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図4は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、情報処理装置100は、図1および図2で説明した情報処理を行うサーバ装置である。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、商品情報記憶部121と、サービス利用情報記憶部122と、事業者情報記憶部123と、推定結果記憶部124とを有する。商品情報記憶部121と、サービス利用情報記憶部122と、推定結果記憶部124については、図1、図2および図6で説明した通りであるため、ここでの詳細な説明を省略する。
(事業者情報記憶部123について)
事業者情報記憶部123は、需要に基づく情報提供を受ける事業者に関する情報を記憶する。ここで、図5に実施形態にかかる事業者情報記憶部123の一例を示す。図5の例では、事業者情報記憶部123は、「事業者ID」、「業種」、「所在地」といった項目を有する。
「事業者ID」は、需要に基づく情報提供を受ける事業者、または、事業者の事業者装置20を識別する識別情報を示す。「業種」は、「事業者ID」によって識別される事業者の業種を示す。「所在地」は、「事業者ID」によって識別される事業者の所在地を示す。例えば、「所在地」は、「事業者ID」によって識別される事業者の本社の所在地であってもよいし、かかる事業者がサービスを展開されている地(例えば、ホテル業者であれば、ホテルの所在地)であってもよい。
すなわち、図5の例では、事業者ID「EP1」によって識別される事業者は、旅客サービス業を営んでおり、所在地が「LC11」である例を示す。
(制御部130について)
図4に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部130は、取得部131と、推定部132と、生成部133と、予測部134と、提供部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131について)
取得部131は、購入された商品の種別を示す商品情報を取得する。また、取得部131は、商品が購入された日時を示す日付情報を取得する。例えば、取得部131は、購入された商品の種別を示す商品情報として、この日付情報を含むような商品情報を取得する。また、取得部131は、ユーザが所定の期間内に購入した商品毎に前記\\商品情報を取得する。また、取得部131は、商品の購入態様を示す購入態様情報をさらに取得する。例えば、取得部131は、購入態様情報として、商品に対してユーザが指定した配送種別を示す配送情報を取得する。例えば、取得部131は、購入された商品の種別を示す商品情報として、この配送情報を含むような商品情報を取得する。
例えば、取得部131は、所定の外部装置(例えば、情報処理装置100と協働する外部装置)から商品情報等の各種情報を取得することができる。また、取得部131は、取得した商品情報を商品情報記憶部121に格納する。
また、取得部131は、実施形態にかかる情報処理が行われる所定のタイミングで、適宜、商品情報記憶部121から商品情報を取得し、対応する処理部へと出力する。例えば、取得部131は、推定部132によって行動態様の推定が行われる際には、商品情報記憶部121から商品情報を取得し、取得した商品情報を推定部132に出力する。
(推定部132について)
推定部132は、取得部131により取得された商品情報に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。また、推定部132は、商品情報と、商品が購入された日時を示す日付情報とに基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。また、推定部132は、取得部131によりユーザが所定の期間内に購入した商品毎の商品情報を取得された場合には、各商品情報が示す種別に基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。また、推定部132は、取得部131により商品の購入態様を示す購入態様情報(例えば、商品に対してユーザが指定した配送種別を示す配送情報)が取得された場合には、商品情報と、購入態様情報とに基づいて、商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する。
例えば、推定部132は、商品を購入したユーザの将来の行動態様として、ユーザの行き先に関する情報を推定する。一例としては、推定部132は、ユーザの行き先に関する情報として、ユーザの行き先と、行き先へと移動する出発時期と、当該行き先での目的を推定する。あるいは、推定部132は、行き先に関する情報として、ユーザの行き先へと移動する出発時期、もしくは、当該行き先での目的のいずれかを推定する。
このようなことから、推定部132は、図1のステップS12に示される処理を行う。また、推定部132は、推定した推定結果を推定結果記憶部124に格納する。例えば、推定部132は、ユーザ毎(ユーザID毎)に、当該ユーザについて推定した推定結果(推定結果情報)をを推定結果記憶部124に格納する。例えば、推定部132は、「ユーザID」と、「推定結果情報」とを対応付けて推定結果記憶部124に格納する。
(生成部133について)
生成部133は、購入された商品の種別を示す商品情報と、商品情報が示す商品を購入した後におけるユーザの行動態様との関係性を学習したモデルを生成する。例えば、生成部133は、モデルとして、商品を購入したユーザの商品情報が入力されると、商品を購入したユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを生成する。このようなことから、生成部133は、図2のステップS22に示される処理を行う。
すなわち、推定部132は、購入された商品の種別を示す商品情報と、商品情報が示す商品を購入した後におけるユーザの行動態様との関係性を学習したモデルを用いて、ユーザが購入した商品から、当該ユーザの将来の行動態様を推定する。例えば、推定部132は、モデルとして、商品を購入したユーザの商品情報が入力されると、商品を購入したユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを用いて、商品を購入したユーザの行き先に関する情報を推定する。このようなことから、推定部132は、図2のステップS23に示される処理を行う。
(予測部134について)
予測部134は、推定部132による推定結果に基づいて、どのような需要があるか需要を予測する。例えば、予測部134は、推定結果記憶部124を参照し、推定結果が同一のユーザの人数を集計する。そして、予測部134は、集計結果が所定数(例えば、500)以上を示した推定結果情報に基づいて、どのような需要があるかといった需要を予測する。例えば、推定結果情報ER1で示される推定結果が得られたユーザがユーザU1以外にも多数存在し、この人数が500人以上であったとする。かかる場合、予測部134は、例えば、2018年7月下旬から8月上旬にかけて、ニュージーランドへのスキー旅行者が増えると予測する。そして、予測部134は、2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測する。なお、情報処理装置100は、予測された需要に応じて情報提供される事業者が示された記憶部をさらに有してもよい。つまり、情報処理装置100は、このような需要が予測された場合にはこの事業者に情報提供を行えばよいといった内容が指定された記憶部をさらに有してもよい。
(提供部135について)
提供部135は、予測部134により予測された予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を行う。例えば、2018年7月下旬から8月上旬にかけて旅行会社に対する、ニュージーランド目的のユーザの需要が増えると予測された場合には、提供部135は、事業者情報記憶部123を参照し、適切な旅行会社を特定する。そして、提供部135は、特定した旅行会社に対して需要に関する情報を提供する。例えば、提供部135は、ユーザの端末装置10から取得した位置情報、あるいは、ユーザの登録情報等に基づき、2018年7月下旬から8月上旬にかけてニュージーランドへ行こうとするユーザ500人のうち、所定数以上が特定のエリア(例えば、青森県M市といったように行政区画(市区町村)で仕切られるエリア、あるいは、都道府県単位のエリア)に在住していることが判明した場合には、この特定のエリアで事業を行っている事業者(例えば、旅行会社)に対して、需要に関する情報を提供することができる。このようなことから、提供部135は、図1のステップS14に示される処理を行う。
〔4.処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態にかかる情報処理の手順について説明する。図7の例では、図2で説明した第2の情報処理の手順について説明する。図7は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、取得部131は、購入された商品の種別を示す商品情報を取得する(ステップS101)。また、かかる商品情報には、商品が購入された日時を示す日付情報や、商品に対してユーザが指定した配送種別を示す配送情報も含まれる。例えば、取得部131は、ユーザが所定の期間内に購入した商品毎に商品情報を取得する。また、取得部131は、取得した商品情報を商品情報記憶部121に格納する。
また、取得部131は、サービス利用情報も取得する(ステップS102)。例えば、取得部131は、サービス利用情報として、宿泊予約サービスに対してユーザが行った宿泊予約に関する情報である宿泊予約情報も取得する。また、取得部131は、取得した宿泊予約情報をサービス利用情報記憶部122に格納する。なお、情報処理装置100は、ステップS101およびS102を同時に行ってもよいし、逆の順で行ってもよい。
次に、生成部133は、購入された商品の種別を示す商品情報と、商品情報が示す商品を購入した後におけるユーザの行動態様との関係性を学習したモデルを生成する(ステップS103)。例えば、生成部133は、商品を購入したユーザの商品情報が入力されると、商品を購入したユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを生成する。
次に、推定部132は、商品を購入したユーザ(任意の対象ユーザ)の商品情報をモデルに適用することにより、商品を購入したユーザの行動態様(行き先に関する情報)を推定する(ステップS104)。そして、予測部134は、推定部132による推定結果に基づいて、どのような需要があるか需要を予測する(ステップS105)。次に、提供部135は、予測部134により予測された予測結果に基づいて、需要に関する情報提供を行う。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
20 事業者装置
100 情報処理装置
120 記憶部
121 商品情報記憶部
122 サービス利用情報記憶部
123 事業者情報記憶部
124 推定結果記憶部
130 制御部
131 取得部
132 推定部
133 生成部
134 予測部
135 提供部

Claims (8)

  1. ユーザにより購入された商品を示す商品情報と、前記商品が購入された日時を示す日時情報とを取得する取得部と、
    前記商品情報と前記日時情報とに基づいて、前記商品を購入したユーザの将来の行動態様として、前記ユーザの行き先と、前記行き先への出発時期と、前記行き先での目的とを推定する推定部と、
    前記推定部により前記ユーザごとに推定された推定結果に基づいて、需要の内容と、当該内容の需要が発生する時期と、当該内容の需要が発生する場所とを予測する予測部と、
    前記予測部により予測された予測結果に基づいて、前記需要に関する情報提供を行う提供部と、
    を有し、
    前記提供部は、前記ユーザのうち、前記行き先と前記出発時期と前記目的が共通するユーザである共通ユーザの人数と、前記共通ユーザの所在地とに基づいて、前記共通ユーザのうち所定数以上のユーザの所在地が同一のエリアに含まれていると判定された場合には、取引先の事業者のうち、前記エリアで事業を行っている事業者に対して、前記共通ユーザに対応する需要に関する情報を提供する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記商品情報として、購入された物品、または、利用されたサービスを示す商品情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記商品の購入態様を示す購入態様情報をさらに取得し、
    前記推定部は、前記商品情報と、前記日時情報と、前記購入態様情報とに基づいて、前記商品を購入したユーザの将来の行動態様を推定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、前記購入態様情報として、前記商品に対して前記ユーザが指定した配送種別を示す配送情報を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部は、前記商品情報および前記日時情報と、前記商品情報が示す商品を購入した後におけるユーザの行動態様との関係性を学習したモデルと、推定対象のユーザの商品情報および日時情報とに基づいて、前記推定対象のユーザの将来の行動態様を推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記推定部は、前記モデルとして、前記推定対象のユーザの商品情報および日時情報が入力されると、前記推定対象のユーザの行き先に関する情報を示すスコアを出力するモデルを用いて、前記推定対象のユーザの行き先に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザにより購入された商品を示す商品情報と、前記商品が購入された日時を示す日時情報とを取得する取得工程と、
    前記商品情報と前記日時情報とに基づいて、前記商品を購入したユーザの将来の行動態様として、前記ユーザの行き先と、前記行き先への出発時期と、前記行き先での目的とを推定する推定工程と、
    前記推定工程により前記ユーザごとに推定された推定結果に基づいて、需要の内容と、当該内容の需要が発生する時期と、当該内容の需要が発生する場所とを予測する予測工程と、
    前記予測工程により予測された予測結果に基づいて、前記需要に関する情報提供を行う提供工程と、
    を含み、
    前記提供工程は、前記ユーザのうち、前記行き先と前記出発時期と前記目的が共通するユーザである共通ユーザの人数と、前記共通ユーザの所在地とに基づいて、前記共通ユーザのうち所定数以上のユーザの所在地が同一のエリアに含まれていると判定された場合には、取引先の事業者のうち、前記エリアで事業を行っている事業者に対して、前記共通ユーザに対応する需要に関する情報を提供する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. ユーザにより購入された商品を示す商品情報と、前記商品が購入された日時を示す日時情報とを取得する取得手順と、
    前記商品情報と前記日時情報とに基づいて、前記商品を購入したユーザの将来の行動態様として、前記ユーザの行き先と、前記行き先への出発時期と、前記行き先での目的とを推定する推定手順と、
    前記推定手順により前記ユーザごとに推定された推定結果に基づいて、需要の内容と、当該内容の需要が発生する時期と、当該内容の需要が発生する場所とを予測する予測手順と、
    前記予測手順により予測された予測結果に基づいて、前記需要に関する情報提供を行う提供手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記提供手順は、前記ユーザのうち、前記行き先と前記出発時期と前記目的が共通するユーザである共通ユーザの人数と、前記共通ユーザの所在地とに基づいて、前記共通ユーザのうち所定数以上のユーザの所在地が同一のエリアに含まれていると判定された場合には、取引先の事業者のうち、前記エリアで事業を行っている事業者に対して、前記共通ユーザに対応する需要に関する情報を提供する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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