JP7176185B2 - 塗布具 - Google Patents
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Description
また、先軸の材質を弾性変形するもので構成している場合、折り曲げた先軸が弾性力によって元の状態に戻ろうとする不意な力が発生するので、塗布跡が思い通りにならない恐れがあった。
そして、前記塗布部材は、前記液吐出部から吐出された塗布液が、塗布部材と被塗布面の間に介在することで、被塗布面に塗布液を塗布することが出来る。
尚、本発明において、「前」とは液吐出部先端側を指し、「後」とはその反対側を指す。
前記塗布部材と前記塗布具本体とは、前記塗布部材と前記塗布具本体とに、凹部と凸部とを、両者の嵌め合いが塗布部材の回転拘束運動の回転軸を形成するように同軸中心を構成するよう形成し、凸部を回転軸、凹部を回転軸受とした蝶番状の軸受関節構造をなしている。この軸受関節構造により、塗布部材に対して塗布具本体が回転運動可能であることで、塗布部材に対する塗布具本体の傾きを変えることが出来るため、塗布部材に対する塗布具本体の動きを制御しやすく、思い通りの塗布幅の大きい塗布跡を得ることが出来る。なお、前記凸部は1つに限らず、直線上に延設されていれば、2つ以上形成してもよいし、前記塗布部材と前記塗布具本体とのいずれか一方に凸部と凹部とを形成し、他方にも形成した凹部と凸部が形成されるものとしてもよく、前記凸部を複数設ける場合は、前記凸部をそれぞれ内包する凹部を形成すればよい。
前記凸部の棒状の形状を円柱状とし、凸部を内包する凹部も同様に円柱状としても良く、互いに曲面同士とすることで、より円滑な回転運動をすることが出来るが、これに限らず、凸部を回転軸、凹部を回転軸受として回転運動可能であれば、凸部外面又は凹部内面のいずれか一方のみを円柱面にて形成しても良い。
前記凸部および凹部は、塗布部材や塗布具本体に一体に形成しても良いし、別体で形成しても良い。
前記塗布部材と前記塗布具本体は、前記塗布部材と前記塗布具本体のいずれか一方に、凸部を形成し、他方に、前記凸部を内包し、前記凸部の外面に案内されて回動する凹部を形成し、この凸部外面又は凹部内面の少なくとも一方を曲面にて形成することで、拘束運動が一方向に規定されない球面回転運動が可能なボールジョイント機構からなる軸受関節構造をなしている。この軸受関節構造により、球面回転運動の中心から後方の範囲内で、かつ、その中心から放射状のいかなる方向に対して塗布具本体の傾きを変えることが可能であり、かつ、傾けたままの状態で球面回転運動の中心を基点に、前記塗布具本体を円運動させることが出来るため、前記回転運動からなる軸受関節構造より動きの範囲が広く、かつ、塗布部材に対する塗布具本体の動きを制御しやすく、思い通りの塗布幅の大きい塗布跡を得ることが出来る。
なお、前記凸部と凹部の曲面は、球面回転運動することが出来れば、完全に連続した曲面でなくてもよい。
また、曲面を球面で形成することにより、よりスムーズな球面回転運動が可能となる。
前記凸部および凹部は、塗布部材や塗布具本体に一体に形成しても良いし、別体で形成しても良い。
塗布液を液吐出部へ供給する方法としては、塗布液の自重によって供給する方法や、塗布液収容部を可撓性のある材質で形成し、塗布液収容部を押圧して内部を圧縮することで、収容液を液吐出部へ送り出す方法や、塗布液収容部に圧縮気体を送り込むポンプ機構を設けることによって圧力で送り出す方法、塗布液収容部に予め加圧気体を封入しておき、圧力によって送り出すといった方法などがあるが、液吐出部に塗布液を供給することが出来れば、これに限らない。
前記塗布液収容部の材質は、塗布液による膨潤・溶解・分解等の変質や形状変化がなく、且つ、水蒸気透過性の低い材質であれば良く、成形性も良ければなお良い。例えば、塗布液を液吐出部へ送り出すために塗布液収容部の押圧が必要である場合には、可撓性のあるナイロンやポリプロピレン等の樹脂のブロー成形品が好ましく使用でき、また塗布液が自由落下によって塗布部に供給可能なものである等、塗布液収容部を押圧する必要がない場合には、可撓性のないステンレスや真鍮といった金属、ガラス等を使用しても良い。
また、塗布液収容部の内部に収容された塗布液が、その成分の一部が沈降したり、乾燥によって固まってしまう場合は、塗布液収容部の内部には、塗布液と共に攪拌体を収容してもよい。塗布具を使用する際に、塗布具を振ることで、前記攪拌体が塗布液収容部内で前後動し、塗布液が攪拌され、沈降した成分が再び混合され、流動性を取り戻すことができる。
また、塗布具本体内に収容された塗布液が外気に触れることで固まったり、揮発してしまうことなどを防止したり、誤って塗布液が液吐出部から漏れてしまうといった不具合を防止する目的で、前記液吐出部を塞ぐキャップを設けたり、液吐出部に弁機構を設けても良く、また、弁機構を設けた上で、塗布部材に付いて残っている塗布液で周りが汚れないようにするためのキャップを設けたりしても良い。
弁機構としては、先端の一部が吐出口から突出する芯体を配置し、その芯体の後方にスプリングや伸縮可能な材質からなる弾性部材を配置し、芯体を弾性部材で後方から押圧した状態とすることで、塗布具の不使用時には、芯体の先端から僅かに後方に形成された拡径部が、吐出口の内部に周状に当接して押し当てられた状態となり、芯体が吐出口の隙間を塞ぎ、塗布時は、前記吐出口から突出する芯体の突出部を被塗布面に押し当てて、芯体を後退させることで、芯体と吐出口との間に隙間が形成され、塗布液が吐出される機構や、一般的なボールペンのような、塗布部材としてのボールと、これを回転自在に抱持するボールホルダーとからなり、ボールの後方にスプリングや伸縮可能な材質からなる弾性部材を配置し、ボールを弾性部材で後方から押圧した状態とすることで、塗布具の不使用時には、ボールとボールホルダーの隙間を塞ぎ、使用時は、ボールが後方に押されることで、ボールとボールホルダーの間に隙間が形成され、塗布液が吐出される機構や、塗布具本体に設けた押圧部を押圧することで弁が開く機構とすることが出来る。
前記塗布部材の塗布面の外形は、例えば、円形、楕円形、多角形、正多角形、星形、三日月形など目的に応じた形状とすることが出来る。
前記液吐出部は、前記塗布面より後方、もしくは,面位置に配置してもよいし、前記塗布面より前方に位置するように配置してもよい。前記液吐出部の位置は、前記塗布面と被塗布面との間に塗布液を供給するように吐出することが出来る位置であれば良い。
また、塗布面より前方に液吐出部を配置した場合、その液吐出部が突起として作用してもよい。
酸化チタンは、紙面として最も多い白色を考慮し、また、修正液として下地を覆い隠すために最も隠蔽力の高い白色顔料であり、粒径はおおよそ0.15~0.5μmのものである。商品の具体例としては、TITONE SR-1(比重4.1、粒径0.30μm)、同R-650(比重4.1、粒径0.25μm)、同R-62N(比重3.9、粒径0.25μm)、同R-42(比重4.1、粒径0.29μm)、同R-7E(比重3.9、粒径0.23μm)、同R-21(比重4.0、粒径0.20μm(以上、堺化学工業(株)製)、タイピュアR-900(比重4.0、粒径0.22μm)、同R-902(比重4.0、粒径0.21μm)、同R-960(比重3.9、粒径0.21μm)(以上、デュポン・ジャパン・リミテッド製)、TITANIX JR-301(比重4.1、粒径0.30μm)、同JR-805(比重3.9、粒径0.29μm)、同JR-603(比重4.0、粒径0.28μm)、同JR800(比重3.9、粒径0.27μm)、同JR-403(比重4.0、粒径0.25μm)、JR701(比重4.1、粒径0.27μm)(以上、テイカ(株)製)などが挙げられる。酸化チタンの添加量はインキ全量に対し30~60重量%が好ましい。
以下アクリル系樹脂について説明する。使用可能なモノマーはアクリル酸エステルとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、ノルマルブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、メタクリル酸エステルとしては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n-ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、tert-ブチルメタクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、セチルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、オレイルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなどが挙げられる。カチオン性のモノマーとしては、N,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N-ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N-ジブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジイソプロピルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジ-tert-ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N-ジシクロヘキシルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,Nジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミドN,N-ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N-ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。これらのモノマー以外にも酢酸ビニル、スチレン、ビニルトルエン、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル酸-2-ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸-2-ヒドロキシプロピル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、N-メチロールアクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド、グリシジルメタクリレートなどの共重合可能なビニルモノマーを含有することもできる。
その添加量は1~20重量%が好ましい。
液媒体は、使用する着色成分などの配合物の溶解性や分散性を考慮して選択される。初筆カスレ性能や経時減量速度のコントロールや、インキ洩れ性能、書き味、ボテ等の性能も考慮される。
水性インキとしては、液媒体として、水の他に、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ベンジルアルコール等の水溶性有機溶剤が使用されるが、エマルションの油滴成分として有機液体成分が含有されることもある。
油性インキとしては、液媒体として主に有機溶剤が使用されるが、配合成分の溶解助剤として補助的な溶剤を用いる場合もある。特に好ましい有機溶剤は、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2-エチルヘキシルエーテル、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ2-エチルヘキシルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールターシャリブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル、3-メチル-3-メトキシ-1-ブチルアセテート等のグリコールエーテル類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、3-メチル-1,3ブタンジオール、1,3-プロパンジオール、1,3-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール等のグリコール類、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、3-メトキシ-1-ブタノール、3-メチル-3-メトキシ-1-ブタノール、3-メチル-3-メトキシペンタノール、ラウリルアルコール、トリデシルアルコール、イソデシルアルコール、イソトリデシルアルコール等のアルコール類、メチルイソプロピルエーテル、エチルエーテル、エチルプロピルエーテル、エチルブチルエーテル、イソプロピルエーテル、ブチルエーテル、ヘキシルエーテル、2-エチルヘキシルエーテル等のエーテル類、酢酸-2-エチルヘキシル、イソ酪酸イソブチル、乳酸エチル、乳酸ブチル等のエステル類、フェニルグリコール、フェニルジグリコール、ベンジルモノグリコール、ベンジルジグリコール、プロピレングリコールモノフェニルエーテルベンジルアルコール、β-フェニルエチルアルコール、α-メチルベンジルアルコールなどの芳香環を含む溶剤などがある。
染料の具体例を挙げると、ジャパノールファストブラックDコンク(C.I.ダイレクトブラック17)、同19、同22、ウォーターブラック100L(同19)、ウォーターブラックL-200(同19)、同ダイレクトファストブラックB(同22)、ダイレクトファストブラックAB(同32)、同38、同51、同71、ダイレクトディープブラックEX(同38)、ダイレクトファストブラックコンク(同51)、カヤラススプラグレイVGN(同71)、カヤラスダイレクトブリリアントエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、同26、同44、同50、ダイレクトファストエロー5GL(同26)、アイゼンプリムラエローGCLH(同44)、ダイレクトファストエローR(同50)、アイゼンダイレクトファストレッドFH(C.I.ダイレクトレッド1)、同4、同23、同31、同37、同39、同75、同80、同81、同226、同227、ニッポンファストスカーレットGSX(同4)、ダイレクトファストスカーレット4BS(同23)、アイゼンダイレクトローデュリンBH(同31)、ダイレクトスカーレットB(同37)、カヤクダイレクトスカーレット3B(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、スミライトレッドF3B(同80)、アイゼンプリムラレッド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL(同83)、カヤラスライトレッドF5G(同225)、カヤラスライトレッドF5B(同226)、カヤラスライトローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー6B(C.I.ダイレクトブルー1)、同15、同71、同86、同106、同199、ダイレクトスカイブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRRコンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルーS(同86)、ウォーターブルー#3(同86)、カヤラスターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラターコイズブルーFBL(同199)等の直接染料や、アシッドブルーブラック10B(C.I.アシッドブラック1)、同2、同24、同26、同31、同52、同107、同109、同110、同119、同154、ニグロシン(同2)、スミノールミリングブラック8BX(同24)、カヤノールミリングブラックVLG(同26)、スミノールファストブラックBRコンク(同31)、ミツイナイロンブラックGL(同52)、アイゼンオパールブラックWHエクストラコンク(同52)、スミランブラックWA(同52)、ラニルブラックBGエクストラコンク(同107)、カヤノールミリングブラックTLB(同109)、スミノールミリングブラックB(同109)、カヤノールミリングブラックTLR(同110)、アイゼンオパールブラックニューコンク(同119)、ウォーターブラック187-L(同154)、カヤクアシッドブリリアントフラビンFF(C.I.アシッドエロー7:1)、同17、同19、同23、同25、同29、同38、同42、同49、同72、同61、同78、同110、同141、同135、同127、同142、カヤシルエローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタートラジン(同23)、スミノールファストエローR(同25)、ダイアシッドライトエロー2GP(同29)、スミノールミリングエローO(同38)、スミノールミリングエローMR(同42)、ウォーターエロー#6(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノールミリングエロー3G(同72)、スミノールファストエローG(同61)、スミノールミリングエローG(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノールエローNG(同135)、カヤノールミリングエロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー6GW(同142)、スミトモファストスカーレットA(C.I.アシッドレッド8)、同9、同14、同18、同26、同27、同35、同37、同51、同52、同57、同82、同87、同92、同94、同111、同129、同131、同138、同186、同249、同254、同265、同276、カヤクシルクスカーレット(同9)、ソーラールビンエクストラ(同14)、ダイワニューコクシン(同18)、アイゼンボンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、スミノールレベリングブリリアントレッドS3B(同35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼンエリスロシン(同51)、カヤクアシッドローダミンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール3GP(同57)、ダイアシッドアリザリンルビノールF3G200%(同82)、アイゼンエオシンGH(同87)、ウォーターピンク#2(同92)、アイゼンアシッドフロキシンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノールミリングスカーレットFGW(同111)、カヤノールミリングルビン3BW(同129)、スミノオールミリングブリリアントレッド3BNコンク(同131)、スミノールミリングブリリアントレッドBS(同138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、スミノールミリングブリリアントレッドBコンク(同249)、カヤクアシッドブリリアントレッド3BL(同254)、カヤクアシッドブリリドブリリアントレッドBL(同265)、カヤノールミリングレッドGW(同276)、ミツイアシッドバイオレット6BN(C.I.アシッドバイオレット15)、同17、ミツイアシッドバイオレットBN(同17)、スミトモパテントピュアブルーVX(C.I.アシッドブルー1)、同7、同9、同15、同22、同23、同25、同40、同41、同43、同62、同78、同83、同90、同93、同103、同112、同113、同158、ウォーターブルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウォーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエントソルブルブルーOBC(同22)、スミノールレベリングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンファストブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサフィロールSE(同43)、スミノールレベリングスカイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイナイロンファストスカイブルーB(同78)、スミトモブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、サンドランシアニンN-6B350%(同90)、ウォーターブルー#115(同90)、オリエントソルブルブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブルー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカイSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシッドグリーン3)、同9、同16、同25、同27、アシッドブリリアントミリンググリーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミリンググリーンG(同27)等の酸性染料、アイゼンカチロンイエロー3GLH(C.I.ベーシックイエロー11)、同15、同19、同21、同28、同51、アイゼンカチロンブリリアントイエロー5GLH(同13)、スミアクリルイエローE-3RD(同15)、マキシロンイエロー2RL(同19)、アストラゾンイエロー7GLL(同21)、カヤクリルゴールデンイエローGL-ED(同28)、アストラゾンイエロー5GL(同51)、C.I.ベーシックオレンジ30、同12、同15、同18、同27、アイゼンカチロンオレンジGLH(C.I.ベーシックオレンジ21)、C.I.ベーシックオレンジ46、アイゼンカチロンブラウン3GLH(同30)、ローダミン6GCP(C.I.ベーシックレッド1)、アイゼンアストラフロキシン(同12)、スミアクリルブリリアントレッドE-2B(同15)、アストラゾンレッドGTL(同18)、アイゼンカチロンブリリアントピンクBGH(同27)、マキシロンレッドGRL(同46)、アイゼンメチルバイオレット(C.I.ベーシックバイオレット1)、C.I.ベーシックバイオレット3、アイゼンクリスタルバイオレット(同3)、アイゼンローダミンB(同10)、C.I.ベーシックバイオレット10、アストラゾンブルーG(C.I.ベーシックブルー1)、C.I.ベーシックブルー9、同54、アストラゾンブルーBG(同3)、メチレンブルー(同9)、マキシロンブルーGRL(同41)、アイゼンカチロンブルーBRLH(同54)、C.I.ベーシックブルー3、同41、アイゼンダイヤモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、C.I.ベーシックグリーン4、アイゼンマラカイトグリーン(同4)、ビスマルクブラウンG(C.I.ベーシックブラウン1)等の塩基性染料が挙げられる。油溶性の染料としては、ローダミンBベース(C.I.45170B)、ソルダンレッド3R(C.I.21260)、メチルバイオレット2Bベース(C.I.42535B)、ビクトリアブルーF4R(C.I.42563B)、ニグロシンベースLK(C.I.50415)、バリファーストイエロー#3104(C.I.13900A)、バリファーストイエロー#3105(C.I.18690)、オリエントスピリットブラックAB(C.I.50415)、バリファーストブラック#3804(C.I.12195)、バリファーストイエロー#1109、バリファーストオレンジ#2210、バリファーストレッド#1320、バリファーストブルー#1605、バリファーストバイオレット#1701、スピロンブラックGMHスペシャル、スピロンイエローC-2GH、スピロンレッドC-GH、スピロンレッドC-BH、スピロンブルーBPNH、スピロンブルーC-RH、スピロンバイオレットC-RH、S.P.T.オレンジ6、S.P.T.ブルー-111等が挙げられる。
更に、分散性を高めるために、顔料の表面を分散剤で表面処理するなど、顔料の機能性を高めるために加工した加工顔料も使用可能である。具体例を挙げると、RenolYellow GG-HW30、同HR-HW30、同OrangeRL-HW30、同Red HF2B-HW30、同FGR-HW30、同F5RK-HW30、同CarmineFBB-HW30、同Violet RL-HW30、同BlueB2G-HW30、同CF-HW30、同GreenGG-HW30、同BrownHFR-HW30、BlackR-HW30(以上、クラリアントジャパン株式会社製)、UTCO-001エロー、同012エロー、同021オレンジ、同031レッド、同032レッド、同042バイオレット、同051ブルー、同052ブルー、同061グリーン、同591ブラック、同592ブラック(以上、大日精化工業株式会社製)、MICROLITH Yellow 4G-A、同MX-A、同2R-A、Brown 5R-A、Scarlet R-A、Red2C-A、同3R-A、Magenta2B-A、VioletB-A、Blue4G-A、GreenG-A(以上チバスペシャリティケミカルズ株式会社製)等の加工顔料を使用しても良い。
金属蒸着フィルム破砕物として、例えば、「エルジーneo」シリーズ(尾池イメージング(株)製)のうち、SILVER、R-GOLD、B-GOLD、S-GOLD、RED、BLUE、GREEN、VIOLET、BLACK、COPPER、PINK、YELLOW等の各種色調であり、且つ、#35、#100(平均粒子径115μm)、#150(平均粒子径95μm)、#200(平均粒子径60μm)、#325(平均粒子径35μm)、#500(平均粒子径15μm)のものや、「ダイヤモンドピース」シリーズ(ダイヤ工業(株)製)のうち、LG Gold、DG Gold、Green、Blue、Red、Maroon、Ocean Green、Sky Blue、Emerald、Copper、Black、Pink、Violet、Lavender等の各種色調であり、且つ、No.55、H25(平均粒子径100μm)、H55(平均粒子径150μm)、CO-40UCの品番のものを用いることができる。
また、アルミニウムフレークとして、メタシャインMC1030RS(平均粒子径30μm)、同1030RY(平均粒子径30μm)、同1030RR(平均粒子径30μm)、同1030RB(平均粒子径30μm)、同1030RG(平均粒子径30μm)、同1040RS(平均粒子径40μm)、同1040RY(平均粒子径40μm)、同1040RR(平均粒子径40μm)、同1040RB(平均粒子径40μm)、同1040RG(平均粒子径40μm)、同1080RS(平均粒子径80μm)、同1080RY(平均粒子径80μm)、同1080RR(平均粒子径80μm)、同1080RB(平均粒子径80μm)、同1080RG(平均粒子径80μm)、同1080RS(平均粒子径80μm)、メタシャインMC1120RS(平均粒子径120μm)、同1120RY(平均粒子径120μm)、同1120RR(平均粒子径120μm)、同1120RB(平均粒子径120μm)、同1120RG(平均粒子径120μm)、メタシャインSC1018RS(平均粒子径18μm)、同1018RY(平均粒子径18μm)、同1018RR(平均粒子径18μm)、同1018RB(平均粒子径18μm)、同1018RG(平均粒子径18μm)、メタシャインMC1030TY(平均粒子径30μm)、同1030TZ(平均粒子径30μm)、同1030TP(平均粒子径30μm)、同1030TA(平均粒子径30μm)、同1080TY(平均粒子径80μm)、同1080TZ(平均粒子径80μm)、同1080TP(平均粒子径80μm)、同1080TA(平均粒子径80μm)、同1080KY(平均粒子径80μm)、同1080KR(平均粒子径80μm)、メタシャインMT1030GP(平均粒子径30μm)、同2080GP(平均粒子径80μm)(以上、日本板硝子(株)製)等がガラスフレークとして挙げられる。また、同D452BL(平均粒子径11μm)、同D462BL(平均粒子径14μm)、同D851BL(平均粒子径23μm)、同D451RE(平均粒子径11μm)、同D462RE(平均粒子径14μm)、同D111RE(平均粒子径23μm)、同D452YE(平均粒子径11μm)、同D462YE(平均粒子径14μm)、同D851YE(平均粒子径23μm)(以上、東洋アルミニウム(株)製)、Paliocrom Brilliant Orange L2850、Paliocrom Gold L2000、Paliocrom Gold L2020、Paliocrom Gold L2035、Paliocrom Orange L2800、Paliocrom Sparkling Red L3505、Paliocrom Copper L3101、Paliocrom Copper L3011、Paliocrom Sparkling Red L3505、Paliocrom Blue Silver L6000、Paliocrom Blue Silver L6001(以上、BASF(株)製)、等が着色アルミニウムフレークとして挙げられ、ペースト状のもの使用することができる。
図1~図2に示すように、塗布具1は、塗布具本体2と塗布部材3とから構成されている。
そして、前記塗布具本体2は、塗布液収容部4と液吐出部5から構成されている。
また、塗布液収容部4の後軸8は、ナイロン樹脂のブロー成形品で形成されており可撓性を有しているため、後軸8の側面を押圧することで、後軸8を内側に変形させることが可能となっている。これにより、塗布液収容部4内が圧縮され、その圧縮力により塗布液を前方へ押し出すことで、塗布液6が液吐出部5へ供給される。
なお、前記塗布部材の材質は、塗布液による溶解や分解などの変質がなく、膨潤や収縮などの形状変化が液吐出部との摺動性や塗布性能を著しく損なわないことに加え、被塗布面Pに対するすべり性、塗布部材に付着した塗布液の除去性等を考慮し、ポリオキシメチレンを使用している。
前記連通路18の内部には、前記液吐出部5が挿入されており、蝶番状の軸受関節構造によって、接続されている。
前記液吐出部5の外周面には、その外周面から液吐出部の軸芯に垂直な方向に突出する円柱状の凸部19aと凸部19bが形成されている。前記凸部19aと凸部19bは互いに対向する位置で、かつ、互いの軸芯が直線上になるように形成されている。(図3~4参照)
また、前記塗布部材3の連通路18の内面には、前記内面から外側に向かって凹み、前記凸部19aを内方する円柱状の凹部20aと、前記凸部19bを内包する円柱状の凹部20bが形成されている。前記凹部20aと凹部20bも、前記19aと19bと同様に、互いに対向する位置で、かつ、互いに軸芯が直線上になるように形成されている。(図5参照)
前記連通路18の内部に、前記液吐出部5が挿入され、前記19a、19bを前記20a、前記20bが内包することで、前記塗布部材3は、前記液吐出部5に係合するが、前記凹部20a、20bは、凸部19a、凸部19bより若干大きめとなっているため、前記前記凸部19a、凸部19bの外周面に、前記凹部20a、20bの内周面が接触しながら回転移動し、前記凸部が回転軸、前記凹部が回転軸受となる蝶番状の軸受関節構造をなしている。(図3参照)
この軸受関節構造により、図6~7のように、前記塗布部材3の塗布面17に対して、前記塗布具本体2を一定範囲内で自在に傾けることが可能なため、塗布部材に対する塗布具本体の動きを制御しやすく、思い通りの塗布跡を得ることが出来る。
なお、図6~7は、塗布時に、塗布部材3に対して塗布具本体2を傾けた状態を示しているため、芯体12の突出部16が被塗布面Pによって後方に押圧され、芯体12が後方に移動した状態となっている。
図8~9に示すように、塗布具21は、塗布具本体22と塗布部材23から構成されている。
そして、前記塗布具本体22は、塗布液収容部24と液吐出部25から構成されている。
また、塗布液収容部24の後軸28は、ナイロン樹脂のブロー成形品で形成されており可撓性を有しているため、後軸28の側面を押圧することで、後軸28を内側に変形させることが可能となっている。これにより、塗布液収容部24内が圧縮され、その圧縮力により塗布液26を前方へ押し出すことで、塗布液26が液吐出部25へ供給される。
前記連通路38の内部には、前記液吐出部25が挿入されており、軸受関節構造によって、接続されている。
なお、前記塗布部材23の材質は、塗布液26による溶解や分解などの変質がなく、膨潤や収縮などの形状変化が液吐出部25との摺動性や塗布性能を著しく損なわないことに加え、射出成形性や、被塗布面Pに対するすべり性、塗布部材23に付着した塗布液26の除去性等を考慮し、ポリオキシメチレンを使用している。
本実施例の軸受関節構造は、いわゆるボールジョイントからなる軸受関節構造である。
前記連通路38の内部に挿入されている前記液吐出部25の外周部39に、リング状の継手部材40が固定されている。具体的には、前記外周部39の前後には、径方向に拡径する段部41が形成されているため、液吐出部25の前方から挿入されたリング状の継手部材40の中心穴が、外周部39の前方に形成された段部41を乗り越えた後は、継手部材40の前端面42と後端面43が前記段部41に挟まれるため、前記継手部材40が液吐出部25から抜けることを防止している。(図10、図13~15参照)
前記継手部材40の外周面は外側に向かって膨らむ球面(継手部材側球面44)で形成されている(図10、図13~14参照)。対して、塗布部材23の連通路38の内面には、前記継手部材側球面44と同じ曲率で形成され、外側に向かって凹んだ球面(塗布部材側球面45)が形成されている(図10~12参照)。そして、前記塗布部材側球面45に前記継手部材側球面44を係合させることにより、互いの球面同士が接触し移動する、いわゆるボールジョイントからなる軸受関節構造となる。(図10参照)
この軸受関節構造により、図16~17のように、塗布部材23に形成された塗布面37に対して、前記塗布具本体22は、球面からなる球の中心を中心として、その中心から後方の範囲内で、かつ、その中心から放射状のいかなる方向に対して塗布具本体22の傾きを変えることが可能であり、かつ、傾けたままの状態で球の中心を基点に、前記塗布具本体22を円運動させることが出来るため、前記回転運動からなる軸受関節構造より動きの範囲が広く、かつ、塗布部材23に対する塗布具本体22の動きを制御しやすく、思い通りの塗布幅の大きい塗布跡を得ることが出来る。
なお、図16~17は、塗布時に、塗布部材23に対して塗布具本体22を傾けた状態を示しているため、芯体32の突出部36が被塗布面Pによって後方に押圧され、芯体32が後方に移動した状態となっている。
また、本実施例では、前記継手部材側球面44と前記塗布部材側球面45の球面を同じ曲率にしているが、球面と球面が摺動する際の動きに影響が無ければ、互いの球面の曲率が異なっていても構わない。
本実施例では、前記チップ31と前記継手部材40が別体で形成されているが、一部材で形成しても良い。
また、前記塗布面37には、塗布面37から前方に向かって突出する突起46を、放射状に等間隔に4つ設けている。その4つの突起の塗布面からの高さを同じにすることで、塗布時に塗布面と被塗布面Pの間に均一な隙間を形成し、塗布面と被塗布面Pの間に塗布液が介在しやすいようにしている。そのため、塗布時に前記液吐出部25の突出部36を押圧した際に、前記芯体32の拡径部34と前記液吐出部25の縮径部35の間にできる隙間から狙いの量の塗布液が吐出できる分だけ芯体32が後退できるように、前記突出部36の先端の位置が、前記4点の突起46の先端を通る平面より前方に位置するように設定されている。
(修正液の実施例1)
TITANIX JR800(酸化チタン、テイカ(株)製) 34.5重量部
ウイスカルA(針状炭酸カルシウム、丸尾カルシウム(株)製) 10.0重量部
メチルシクロヘキサン 7.0重量部
イソヘキサン 40.5重量部
ダイヤナールBR105(アクリル樹脂、三菱レイヨン(株)製) 7.0重量部
Disperbyk108(界面活性剤、BYK Chemie製、独国)1.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し、修正液を得た。
(修正液の実施例2)
TITONE R-7E(酸化チタン、堺化学(株)製) 39.5重量部
スーパー#1500(不定形炭酸カルシウム、丸尾カルシウム(株)製) 5.0重量部
シクロペンタン 7.0重量部
イソヘキサン 40.5重量部
ダイヤナールBR105(アクリル樹脂、三菱レイヨン(株)製) 7.0重量部
Disperbyk108(界面活性剤、BYK Chemie製、独国)1.0重量部
上記各成分をボールミルで24時間分散処理し、修正液を得た。
2 塗布具本体
3 塗布部材
4 塗布液収容部
5 液吐出部
6 塗布液
7 前軸
8 後軸
9 攪拌体
10 吐出口
11 チップ
12 芯体
13 コイルスプリング
14 拡径部
15 縮径部
16 突出部
17 塗布面
18 連通路
19a 凸部
19b 凸部
20a 凹部
20b 凹部
21 塗布具
22 塗布具本体
23 塗布部材
24 塗布液収容部
25 液吐出部
26 塗布液
27 前軸
28 後軸
29 攪拌体
30 吐出口
31 チップ
32 芯体
33 コイルスプリング
34 拡径部
35 縮径部
36 突出部
37 塗布面
38 連通路
39 外周部
40 継手部材
41 段部
42 前端面
43 後端面
44 継手部材側球面
44a 平面部
45 塗布部材側球面
46 突起
47 面取り部
P 被塗布面
Claims (3)
- 塗布液を収容する塗布具本体の液吐出部に、別体の塗布部材を軸受関節構造にて回動可能に接続し、前記塗布部材が、塗布液を塗り広げる平面からなる塗布面を有し、前記塗布面に、この塗布面と被塗布面との間に間隙部を形成する突起を形成した塗布具。
- 前記軸受関節構造が、液吐出部又は塗布部材の一方に凹部を他方に凸部を形成し、この凹部内面又は凸部外面の少なくとも一方を曲面にて形成したボールジョイント機構である請求項1に記載の塗布具。
- 前記突起が3点以上設けられ、前記塗布面からの各突起の高さが同じである請求項1又は請求項2に記載の塗布具。
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