JP7158968B2 - フィラメント3次元結合体およびその製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベッドマットレス、リクライニングシート用クッション、あるいはソファー用クッション等に使用できるフィラメント3次元結合体、およびそれを製造する製造装置に関する。
熱可塑性樹脂からなるフィラメントを3次元的に融着結合させて得られるフィラメント3次元結合体(立体網状構造体)をマットレスとして用いた高反発マットレスが、近年注目されてきている。フィラメント3次元結合体を用いたマットレスは、反発力が高いことから寝返りがしやすい上、90%以上の空隙率が得られることから通気性と体圧分散性に優れ、蒸れにくく柔らかな感触の寝心地が得られる。
このようなフィラメント3次元結合体の製造方法として、例えば特許文献1には、鉛直方向下向きに配置された複数のノズルから排出させた直径1mm前後の複数の溶融フィラメント(溶融状態の熱可塑性樹脂)を冷却水の中に落下させ、水の浮力で溶融フィラメントのループを形成させると同時に、ループ化時の撓みによって生じる溶融フィラメントどうしの接触点を融着結合させてフィラメント3次元結合体(立体網状構造体)を形成させる方法が知られている。
また、フィラメント3次元結合体の内部の湿気を取り除く方法として、特許文献2には、複数のU字型導風路(断面がU字型の導風路)を設けたマットレス部材が開示されている。また、フィラメント3次元結合体の内部に空気を送る方法として、特許文献3には、多孔質のマットの下に通風可能な内部空間を有する下部フレームを設け、送風機からの風を下部フレームからマットに送るエアマットレスが記載されている。
特開2010-154965号公報 特開2000-23799号公報 特開2018-47234号公報
しかしながら、特許文献3のエアマットレスによれば、送風機からの風を均一にマットに送るために下部フレームを設けると、マットレスが厚くなって、設置やクリーニングが煩わしくなるといった課題があった。
一方、特許文献2のマットレス部材のようにU字型導風路を設ける場合には、比較的小さな荷重であってもU字型導風路が変形しやすくなる。そのため、凹凸感が生じ易くなったり、通風性が悪くなったりするといった課題があった。この点について、図14を参照をしてより具体的に説明する。
図14は、特許文献2のマットレス部材300の上面の2箇所(U字型導風路301に対応した位置と対応していない位置)それぞれに、下向きの荷重Mを加える様子の概念図である。図14(a)は荷重Mを加えていない状態を示し、図14(b)は荷重Mを加えた状態を示している。図14(b)に示すように、U字型導風路301の上部において下向きの荷重Mが加わると、U字型導風路301が比較的大きく変形する。その結果、U字型導風路301の断面積が減少して通風性が悪くなったり、U字型導風路301に対応する位置の上面が大きく沈み込んで凹凸感が生じ易くなったりする。
本発明は上記課題に鑑み、導風路が変形しにくく通風性に優れたマットレスやクッション等に利用可能となるフィラメント3次元結合体、およびそれを製造する製造装置の提供を目的とする。
本発明に係るフィラメント3次元結合体は、底面に溝を設けた板状体であるフィラメント3次元結合体であって、前記溝に面する壁の断面形状は、少なくとも底面寄りの両側において、底面へ近づくほど外側へ向かうように傾斜した略直線状となっており、前記壁近傍のフィラメント密度を、前記板状体の厚み方向中央部のフィラメント密度より大きくした構成とする。
本構成によれば、導風路が変形しにくく通風性に優れたマットレスやクッション等に利用可能となる。なお本願において、溝あるいは溝に面する壁についての「断面形状」は、溝の伸びる方向に直交した断面での断面形状とする。また、フィラメント3次元結合体(または板状体)の「厚み方向中央部のフィラメント密度」とは、厚み方向中央の部分のうち溝が形成される箇所およびその近傍を除く部分でのフィラメント密度のことである。
上記構成としてより具体的には、前記溝をV字溝とした構成としてもよい。本構成によれば、溝に面する壁の断面形状を、両側の全体において底面へ近づくほど外側へ向かうように傾斜した直線状とすることができ、極力変形し難くすることが可能となる。
また上記構成においては、前記V字溝の深さは、前記板状体の厚みに対して20%以上かつ60%以下であり、前記V字溝の幅は、当該V字溝の深さに対して50%以上かつ200%以下である構成とすることが好ましい。また、平面視略矩形状に形成された上記構成のフィラメント3次元結合体において、前記溝は、前記矩形状の一辺からこれと対向する他辺に至るまで、当該一辺と直交する方向へ伸びている構成としてもよい。
また本発明に係る製造装置は、上記構成のフィラメント3次元結合体を製造する製造装置であって、溶融フィラメント群を鉛直方向下方へ排出する溶融フィラメント供給部と、前記溶融フィラメント群を冷却して融着結合させ、前記フィラメント3次元結合体を形成する融着結合形成部と、を有し、前記融着結合形成部は、前記排出された溶融フィラメント群の経路に介在することにより、当該溶融フィラメントの進む方向に伸びた前記溝が形成されるようにする溝形成部を有する構成とする。
また上記構成としてより具体的には、前記融着結合形成部は、前記排出された溶融フィラメント群の厚み方向の両端部を中央側へ導くことによって、当該溶融フィラメント群の厚みを規制する受け板を有し、前記溝形成部は、前記受け板に設けた突起である構成としてもよい。
また上記構成としてより具体的には、前記溶融フィラメント供給部は、前記溶融フィラメント群を排出する複数の開口部が形成されたノズル部を備え、前記壁近傍に対応する前記ノズル部の開口面積率を、前記板状体の厚み方向中央部に対応する前記開口面積率よりも大きくした構成としてもよい。また当該構成としてより具体的には、前記ノズル部は、前記溝に対応する領域において前記開口部の形成が省略された構成としてもよい。
また本発明に係るフィラメント3次元結合体の製造装置は、溶融フィラメント群を鉛直方向下方へ排出する溶融フィラメント供給部と、前記溶融フィラメント群を冷却して融着結合させ、前記フィラメント3次元結合体を形成する融着結合形成部と、を有し、前記融着結合形成部は、前記排出された溶融フィラメント群の厚み方向の両端部を中央側へ導くことによって、当該溶融フィラメント群の厚みを規制する受け板を有し、前記排出された溶融フィラメント群を幅方向へ離間させることによってV字溝を形成する突起を、前記受け板に設けた構成とする。
本発明に係るフィラメント3次元結合体によれば、導風路が変形しにくく通風性に優れたマットレスやクッション等に利用可能となる。また本発明に係る製造装置は、本発明に係るフィラメント3次元結合体の製造に好適である。
本実施形態に係るフィラメント3次元結合体製造装置の概念図である。 図1に示すA-A’断面の矢視図である。 本実施形態に係る受け板の概略的な平面図である 当該受け板の概略的な斜視図である。 本実施形態に係るノズル部の底面図である。 図3に示すB-B’断面の矢視図である。 図3に示すC-C’断面の矢視図である。 本実施形態に係るフィラメント3次元結合体の斜視図である。 当該フィラメント3次元結合体の底面を上にした斜視図である。 当該フィラメント3次元結合体に荷重を加える様子の説明図である。 本実施形態に係る送風機能付きベッドの一例を示す斜視図である。 他の実施形態に係るフィラメント3次元結合体の斜視図である。 当該フィラメント3次元結合体をユニットごとに分割して示した斜視図である。 従来例に係るマットレス部材に荷重を加える様子の説明図である。
本発明の実施形態について、まずフィラメント3次元結合体を製造するための製造装置について説明し、後にフィラメント3次元結合体について説明する。なお以下の説明における上下、左右、および前後の各方向(互いに直交する方向)は、各図に示すとおりである。これらの各方向は、鉛直方向が上下方向となり、後述する一対の受け板30同士の対向する向きが前後方向となるように、便宜的に定めたものに過ぎない。
1.製造装置について
図1は、本実施形態に係るフィラメント3次元結合体の製造装置1の概念図である。また図2は、図1に示すA-A’断面の矢視図である。なお製造装置1の説明における上下、左右、および前後の各方向(互いに直交する方向)は、図1および図2等に示すとおりである。これらの各方向は、鉛直方向が上下方向となり、後述する一対の受け板30同士の対向する向きが前後方向となるように、便宜的に定めたものに過ぎない。
フィラメント3次元結合体の製造装置1は、直径が0.5mm~3mmの複数の溶融フィラメントからなる溶融フィラメント群MFを鉛直方向下向きへ排出する溶融フィラメント供給部10と、溶融フィラメント群MFを3次元的に絡め合わせて接触点を融着結合させた後、冷却固化させてフィラメント3次元結合体3DFを形成する融着結合形成部20を備える。
溶融フィラメント供給部10は、加圧溶融部11(押出機)とフィラメント排出部12(ダイ)を含む。加圧溶融部11は、材料投入部13(ホッパー)、スクリュー14、スクリュー14を駆動するスクリューモーター15、スクリューヒータ16、および不図示の複数の温度センサを含む。加圧溶融部11の内部には、材料投入部13から供給された熱可塑性樹脂をスクリューヒータ16により加熱溶融しながら搬送するためのシリンダー11aが形成されている。
シリンダー11a内には、スクリュー14が回転可能に収容されている。シリンダー11aの下流側端部には、熱可塑性樹脂をフィラメント排出部12に向けて排出するためのシリンダー排出口11bが形成されている。スクリューヒータ16の加熱温度は、例えば溶融フィラメント供給部10に設けた温度センサの検知信号に基づいて制御される。
フィラメント排出部12は、ノズル部17、ダイヒータ18、および図示しない複数の温度センサを含み、内部にはシリンダー排出口11bから排出された溶融熱可塑性樹脂をノズル部17に導く導流路12aが形成されている。
ノズル部17は、複数の開口部が形成された略直方体の金属製の厚板であり、導流路12aの最下流部にあたるフィラメント排出部12の下部に設けられている。なお、ノズル部17に形成される複数の開口部については、後ほど図5を用いて説明する。
ダイヒータ18は、左右方向に複数個(図2に示す例では6個)が設けられており、フィラメント排出部12を加熱する。ダイヒータ18の加熱温度は、例えばフィラメント排出部12に設けた温度センサの検知信号に基づいて制御される。
フィラメント3次元結合体の材料として用いることのできる熱可塑性樹脂として、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ナイロン66などのポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂およびポリスチレン樹脂等や、スチレン系エラストマー、塩ビ系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ニトリル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、フッ素系エラストマー等の熱可塑性エラストマーなどを用いることができる。
材料投入部13から供給された熱可塑性樹脂は、シリンダー11a内で加熱溶融され、例えばスクリュー14により押し出されるようにして、溶融熱可塑性樹脂としてシリンダー排出口11bからフィラメント排出部12の導流路12aに供給される。その後、ノズル部17の複数のノズルそれぞれから下方へ並進するように、複数の溶融フィラメントからなる溶融フィラメント群MFが排出される。
融着結合形成部20は、冷却水槽23、一対のコンベア24、複数の搬送ローラ25a~25h、および、平面形成用受け板31とV字溝形成用受け板32(以下、これらの受け板それぞれを「受け板30」と総称することがある。)を含む。平面形成用受け板31(前側の受け板30)とV字溝形成用受け板32(後側の受け板30)は前後一対の受け板30として設けられており、フィラメント3次元結合体3DFの厚みを規制すると同時に、これにV字溝を形成する役割を果たす。
冷却水槽23は、冷却水Wを溜めておくための水槽である。冷却水槽23の内部には、一対のコンベア24と、複数の搬送ローラ25a~25hが配設されている。一対のコンベア24a、24bおよび複数の搬送ローラ25a~25hは、不図示の駆動モーターにより駆動される。
図3は、受け板30の概略的な平面図である。また図4は、受け板30の概略的な斜視図である。なお、受け板30には冷却水供給装置35(図6および図7を参照)が設けられるが、ここでの説明を容易とするため、図3および図4においては冷却水供給装置35の図示を省略している。冷却水供給装置35については、後ほど図6および図7を用いて説明する。
前後一対の受け板30は、ノズル部17の下方において、前後方向に所定の間隙を開けて設置されている。本実施形態では、平面形成用受け板31がV字溝形成用受け板32の前側に設けられているが、平面形成用受け板31をV字溝形成用受け板32の後側に設ける(すなわち、V字溝が形成される側を前後で逆にする)ようにしてもよい。
平面形成用受け板31は、後方に向けて下り傾斜となる平板状の傾斜面31aと、当該傾斜面31aの下端から鉛直方向下向きに延びる平板状の鉛直面31bを含む屈曲部を有する金属板である。V字溝形成用受け板32は、前方に向けて下り傾斜となる平板状の傾斜面32aと、当該傾斜面32aの下端から鉛直方向下向きに延びる平板状の鉛直面32bを含む屈曲部を有する金属板である。これらの鉛直面31b,32bは互いに平行であり、前後方向に対向している。
V字溝形成用受け板32の鉛直面32bには、左右方向に所定の間隔を開けて、二つのV字突起33が設けられている。V字突起33は、ノズル部17から排出された溶融フィラメント群MFの経路に介在し、当該溶融フィラメント群を幅方向へ離間させることにより、溶融フィラメントMFの進む方向に伸びたV字溝がフィラメント3次元結合体3DFに形成されるようにする。
本実施形態では、左右のV字突起33それぞれは形状および寸法が同等であり、いずれも上方視による外縁はV字形状(第1構成部33aの断面形状と同等)となっている。なお、V字突起33の形状は、下向きの底面を有するとともに一側面が鉛直面32bと共通である三角柱状の第1構成部33aの上側に、一辺が稜線33b1である四面体状の第2構成部33bが連接した形状となっている。
稜線33b1は、第1構成部33aの上面の頂点から斜め後上方へ伸びて鉛直面32bまで至る線分であり、上方視によりV字突起33を左右に二等分するように設けられている。第2構成部33bは、稜線33b1から第1構成部33aの左側側面の上辺へ繋がる平面と、稜線33b1から第1構成部33aの右側側面の上辺へ繋がる平面を有している。
受け板30は、前後二つの傾斜面31a,32aによって溶融フィラメント群MFの厚み方向の端部を中央部側へ導くことにより、溶融フィラメント群MFの前後方向寸法を前後二つの鉛直面31b,32bの間隔にまで縮小させる。またこれと同時に、受け板30は、二つのV字突起33によって溶融フィラメント群MFの一方の面(後側の面)にV字溝を形成する。
より詳しく説明すると、二つのV字突起33はノズル部17から排出されて鉛直下方へ進む溶融フィラメント群MFの経路に介在するため、溶融フィラメント群MFにおけるV字突起33と干渉する箇所にはV字突起33の上方視形状に応じた溝、すなわち、V字溝が形成されることになる。なお、V字突起33は稜線33b1を有するため、上側からV字突起33へ向けて進む溶融フィラメントMFを、稜線33b1で分断して左右方向(溶融フィラメントMFの幅方向)へ円滑に離間させることができる。
図5は、ノズル部17の底面図である。本図に示す左右方向位置P1およびP2それぞれは、二つのV字突起33それぞれの左右方向位置に一致する。ノズル部17には、溶融フィラメント群を排出する複数の開口部(ノズル群19)が形成されている。本実施形態においては、開口部の断面形状を内径1mmの円形とし、例外部分(各V字突起33の鉛直方向上方近傍の部分)を除いて、隣接するノズル間の距離(ピッチ)を10mmとしている。一方、各V字突起33の鉛直方向上方近傍の部分の少なくとも一部においては、隣接するノズル間の距離を5mmとしている。
より詳しく説明すると、図5に破線で囲まれた領域A1(溶融フィラメント群MFのV字溝の壁近傍に対応する部分)においては、隣接するノズル間の距離を5mmとしている。このように本実施形態では、V字溝の壁近傍に対応するノズル部17の開口面積率(開口した部分の面積と全体の面積との比)を、厚み方向(前後方向)中央部に対応する開口面積率よりも大きくしている。これにより、V字溝を形成する壁近傍のフィラメント密度(フィラメントの疎密の度合)を、厚み方向中央部のフィラメント密度より大きくすることが容易となっている。
また、略V字型である領域A1の内側の領域A2においては、ノズルの形成が省略されている。これにより、溶融フィラメントが不要であるV字溝の位置に対して、溶融フィラメントの供給を省略することが可能である。なお、ノズルの形状、ノズルの内径、ノズルの間隔、およびノズルの配置は、製造するフィラメント3次元結合体の仕様等に応じて適宜調整することができる。
図6は、図3に示すB-B’断面の矢視図であり、図7は、図3に示すC-C’断面の矢視図である。これらの図に示すように、前後一対の受け板30それぞれには、冷却水供給装置35が設けられている。冷却水供給装置35は、冷却水排水パイプ35aと、冷却水吸水パイプ35bと、冷却水ポンプ35cを含む。
冷却水排水パイプ35aは、冷却水ポンプ35cに接続される金属製のパイプであり、その排水口は、受け板30の上面(傾斜面の上側寄り)にそれぞれ位置する。冷却水吸水パイプ35bは、冷却水ポンプ35cに接続される金属製のパイプであり、その給水口は冷却水槽23内に位置する。冷却水供給装置35は、冷却水ポンプ35cを用いて冷却水槽23内の冷却水Wを汲み上げて、受け板30の上面に供給する。なお、V字溝形成用受け板32におけるV字突起33が設けられた位置においては、図7に示すように、V字突起33の上部に冷却水を供給するための冷却水排水パイプ35dも設けられている。これにより、V字突起33にも適切に冷却水を供給することが可能である。
冷却水供給装置35は、受け板30に溶融フィラメントが融着しないように、冷却水を用いて水膜を形成する役割を果たす。受け板30の形態については、水膜が形成され易くなるように配慮されていることが好ましい。例えば、受け板30の表面に凹凸を設けること、受け板30の表面に親水性材料をコーティングすること、あるいは受け板30を多孔質金属により形成すること等が好ましい。
フィラメント排出部12のノズル部17から排出された溶融フィラメント群MFは、受け板30によって厚み(前後方向寸法)が整えられると同時にV字溝が形成されながら、冷却水槽23内の冷却水Wの浮力作用によって撓み、ランダムなループを形成する。ランダムなループは隣接するランダムなループと3次元的に溶融状態で絡み合い、接触点が融着結合してV字溝を有する厚み方向両端部が平滑な3次元的なフィラメントの結合体が形成される。
その後、コンベア24と複数の搬送ローラ25a~25hによって、冷却水槽23内の冷却水Wで冷却されながら搬送されることによって、当該結合体はフィラメント3次元結合体3DFとして冷却水槽23外へ排出される。このようにして、一方の面にV字溝が形成されたフィラメント3次元結合体3DFを得ることができる。
2.フィラメント3次元結合体について
次に、ベッドマットレス用クッション、リクライニングシート用クッション、あるいはソファー用クッション等に使用できるフィラメント3次元結合体について説明する。図8は本実施形態に係るフィラメント3次元結合体100の斜視図である。また図9は、図8に示すフィラメント3次元結合体100の底面を上にした斜視図である。フィラメント3次元結合体100は、先述した製造装置1によって形成されるフィラメント3次元結合体3DFを、適切な長さに切断して得ることが可能である。
フィラメント3次元結合体100は、上面100aと底面100bを有する板状体となっており、上面100aは平坦な形態であり、底面100bは、平面に2本のV字溝101が長手方向へ伸びるように形成された形態となっている。フィラメント3次元結合体100は平面視矩形状に形成されており、略直方体の形状であるとも言える。2本のV字溝101は、当該矩形状の一辺からこれと対向する他辺に至るまで、当該一辺と直交する長手方向へ伸びている。2本のV字溝101は、フィラメント3次元結合体3DFの製造時にV字突起33(図4等を参照)によって設けられたものであり、2本のV字溝101の形状、寸法、および位置は、二つのV字突起33の形状、寸法、および位置によって決まる。V字溝101は、主に、通気性を良くするための導風路として利用される。
また、フィラメント3次元結合体100において、V字溝101に面する壁101a(V字溝101との境界部分)の近傍のフィラメント密度は、V字溝101が形成されていない厚み方向中央部のフィラメント密度より大きくなっており、その分、強度が高くなっている。以上のように、フィラメント3次元結合体100に形成されたV字溝101は、溝の伸びる方向に見た形状が「V」の字となっており、更に、壁101aの近傍の強度が比較的高くなっていることから、フィラメント3次元結合体100の上面100aに下向きの荷重が加わった場合でも、V字溝101の過度な変形は極力抑えられる。
図10は、フィラメント3次元結合体100の上面100aの2箇所(V字溝101に対応した位置と対応していない位置)それぞれに、下向きの荷重Mを加える様子の概念図である。図10(a)は荷重Mを加えていない状態を示し、図10(b)は荷重Mを加えた状態を示している。V字溝101に面する壁101aは、両側とも底面100bへ近づくほど外側へ向かうように傾斜した直線状であるとともに強度が比較的高くなっていることから、V字溝101の上側に加わった荷重Mを支える柱として良好に機能する。
そのため図10(b)に示すように、V字溝101の過度な変形が抑えられており、V字溝101に対応した位置と対応していない位置において、荷重Mによって上面100aが沈み込む度合に大きな差はない。この結果、V字溝101の断面積が減少して通風性が悪くなることは極力抑えられ、V字溝101に対応する位置の上面100aが沈み込んで凹凸感が生じることも極力抑えられる。
フィラメント3次元結合体100が各種のクッションやマットレスに用いられる場合、その上に使用者が座ったり横たわったりすることが多く、その度に、上面100aに下向きの荷重が加わることになる。V字溝101はこのような荷重が加わっても変形し難く、フィラメント3次元結合体100の通風性が極力損なわれないようになっている。
なおV字溝の断面形状は、変形を抑える観点から、本実施形態のようにほぼ完全に「V」の字(三角形)となっていることが好ましいが、これに準じた形状を採用しても良い。例えば、溝の奥の角を平らにして、断面形状が台形となるようにしても良い。この場合、溝の奥に対応する底辺の長さは10mm以下であることが望ましい。また、溝の奥に対応する底辺を円弧状にしても良い。この場合、円弧の曲率半径は5mm以下であることが望ましい。溝に面する壁の断面形状を、少なくとも底面寄りの両側(図10を見た場合における左右の両側)において底面へ近づくほど外側へ向かうように傾斜した略直線状とすれば、当該略直線状の部分を上記の柱として良好に機能させることが可能である。
なお、V字溝101の深さα1が、フィラメント3次元結合体100の厚みα0の20%未満であると、荷重時に通風性が損なわれやすく、当該深さα1が当該厚みα0の60%を超えると、荷重時にV字溝の頂点が凸部となって凹凸感が生じやすくなる。そのためV字溝101の深さα1は、フィラメント3次元結合体100の厚みα0に対して20%以上かつ60%以下とすることが好ましい。本実施形態におけるV字溝101の深さα1は、フィラメント3次元結合体100の厚みα0の50%としている。
一方、V字溝101の幅βがV字溝101の深さα1の50%未満であると、荷重時に通風性が損なわれやすく、当該幅βが当該深さα1の200%を超えると、荷重時にV字溝の頂点が落ち込むことによって凹みやすくなり、その結果凹凸感が生じやすくなる。そのためV字溝101の幅βは、V字溝101の深さα1に対して50%以上かつ200%以下とすることが好ましい。本実施形態におけるV字溝101の幅βは、V字溝101の深さα1と同じ(当該深さα1の100%)としている。
フィラメント3次元結合体100は、マットレス用のクッション部材等としてそのまま使用することもできるが、送風機を用いて積極的に換気を行う形態で使用してもよい。図11は、本実施形態のフィラメント3次元結合体を用いた送風機能付きベッドの一例を示す斜視図である。当該送風機能付きベッド150は、寝台160と、マットレス170と、送風部180を備える。送風機能付きベッド150が使用される際、使用者は通常、長手方向の一端(送風部180が設置された側)に足を向け、かつ他端に頭を向けるようにしてマットレス170の上に横たわる。
マットレス170は、クッション部材として機能するフィラメント3次元結合体100を、マットレスカバー171で覆うことにより形成されている。送風部180は、空気を取入れる吸入孔181と、マットレス170に向けて空気を送る2本の排気管182を有するとともに、図示しないファンを内部に備える。
2本の排気管182それぞれは、フィラメント3次元結合体100の2本のV字溝101それぞれの端部に接続されている。送風部180はファンを回転させることにより、吸入孔181から空気を取り入れ(図11の矢印A1を参照)、各排気管182を介して2本のV字溝101それぞれに向けて当該空気を送出する。このようにしてマットレス170内部に供給された空気は、フィラメント3次元結合体100の各V字溝101を通って進み(図11の矢印A2を参照)、マットレスカバー171から外部に排気される(図11の矢印A3を参照)。
なお上記の送風機能付きベッド150について、発熱や発汗が多くなると見込まれる使用者の上半身に向けてより多くの風を送るために、マットレスカバー171の通気度を、使用者の上半身に接する領域で高くするのが好ましい。また、複数の排気孔が形成されたフレキシブルな2本の送風チューブ各々を2本の排気管182それぞれに接続させ、2本のV字溝101それぞれに配設してもよい。この場合において、発熱や発汗が多くなると見込まれる使用者の上半身へ優先的に風を送るために、送風チューブの複数の排気孔の開口面積率を、使用者の上半身に接する領域で高くするのが好ましい。
マットレス170内部の温湿度を計測するために、V字溝101に電気配線とともに温度センサや湿度センサを設けてもよい。また、マットレス170上の使用者の寝返りを検知するため、V字溝101に電気配線とともに体動検知センサ(加速度センサ)を配設してもよい。更に送風部180として、マットレス170内部の温湿度を調整する空調機等の温湿度調整機能を付加したり、フィルターや活性炭、あるいはマイナスイオン発生器等の空気清浄機能を付加してもよい。
図12は、他の実施形態に係るフィラメント3次元結合体200の斜視図である。また図13は、フィラメント3次元結合体200をユニットごとに分割して示した斜視図である。フィラメント3次元結合体200は、第1クッションユニット210と、第2クッションユニット220と、第3クッションユニット230を含み、これらは長手方向へ順に並べて使用される。またフィラメント3次元結合体200は、各ユニットに分割可能に構成されている。
第1クッションユニット210は、平坦な上面210aと平坦な底面210bを有する略直方体のユニットであり、頭部から肩部を支えるユニットとして利用できる。第2クッションユニット220は、平坦な上面220aと底面220bを有する略直方体のユニットであり、底面220bには2本のV字溝221が所定方向(フィラメント3次元結合体200における長手方向)へ伸びるように形成されている。第3クッションユニット230は、平坦な上面230aと底面230bを有する略直方体のユニットであり、底面230bには2本のV字溝231が所定方向(フィラメント3次元結合体200における長手方向)へ伸びるように形成されている。
図12に示す状態において、第2クッションユニット220の一方のV字溝221の一端は、第3クッションユニット230の一方のV字溝231の一端に繋がり、これらのV字溝は一体化されている。また、第2クッションユニット220の他方のV字溝221の一端は、第3クッションユニット230の他方のV字溝231の一端に繋がり、これらのV字溝も一体化されている。フィラメント3次元結合体200は、使用者が横たわることの出来るマットレス等のクッション体として用いることが可能であり、先述した送風機能付きベッド150に用いられるフィラメント3次元結合体としても利用可能である。
フィラメント3次元結合体200を3分割可能とすることで、水洗い作業や乾燥作業、並びに持ち運びが容易になる。また、V字溝を第1クッションユニット210に設けず、第2クッションユニット220と第3クッションユニット230のみに設けたことにより、第2クッションユニット220と第3クッションユニット230の境界(発汗量が多くなると見込まれる使用者の上半身)に向けて、集中的に風を送ることが可能である。なお、このように集中的に風を送る観点からは、第2および第3クッションユニットのV字溝221,231に面する壁のフィラメントの密度を高くするなどの手法により、当該壁の通風性が小さくなるようにするのが好ましい。
3.その他
以上に説明したとおり本実施形態に係るフィラメント3次元結合体100は、底面にV字溝101を設けた板状体であり、V字溝101に面する壁の断面形状は、両側において底面へ近づくほど外側へ向かうように傾斜した直線状となっている。また更に、当該壁近傍のフィラメント密度は、当該板状体の厚み方向中央部のフィラメント密度より大きくされている。そのため、導風路が変形しにくく通風性に優れたマットレスやクッション等に使用できるフィラメント3次元結合体となっている。
また本実施形態に係るフィラメント3次元結合体の製造装置1は、溶融フィラメント群MFを鉛直方向下方へ排出する溶融フィラメント供給部10と、溶融フィラメント群MFを冷却して融着結合させ、フィラメント3次元結合体3DFを形成する融着結合形成部20と、を有する。また更に、融着結合形成部20は、前記排出された溶融フィラメント群MFの経路に介在することにより、溶融フィラメントMFの進む方向に伸びたV字溝が形成されるようにする溝形成部を有する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成は上記実施形態に限られず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、フィラメント3次元結合体およびこれを製造する製造装置に利用できる。
1 フィラメント3次元結合体の製造装置
10 溶融フィラメント供給部
11 加圧溶融部
11a シリンダー
11b シリンダー排出口
12 フィラメント排出部
12a 導流路
13 材料投入部
14 スクリュー
15 スクリューモーター
16 スクリューヒータ
17 ノズル部
18 ダイヒータ
20 融着結合形成部
22 冷却水供給装置
22a 冷却水排水パイプ
22b 冷却水吸水パイプ
22c 冷却水ポンプ
23 冷却水槽
24 コンベア
25a~25h 搬送ローラ
30 受け板
31 平面形成用受け板
32 V字溝形成用受け板
35 冷却水供給装置
35a、35d 冷却水排水パイプ
35b 冷却水吸水パイプ
35c 冷却水ポンプ
100、200、3DF フィラメント3次元結合体
100a フィラメント3次元結合体の上面
100b フィラメント3次元結合体の底面
101、221、231 V字溝
210 第1クッションユニット
220 第2クッションユニット
230 第3クッションユニット
MF 溶融フィラメント群
W 冷却水

Claims (7)

  1. 底面にV字溝を設けた板状体であるフィラメント3次元結合体であって、
    前記V字溝に面する壁のフィラメント密度を、前記板状体の厚み方向中央部のフィラメント密度より大きくしたことを特徴とするフィラメント3次元結合体。
  2. 前記V字溝の深さは、前記板状体の厚みに対して20%以上かつ60%以下であり、
    前記V字溝の幅は、当該V字溝の深さに対して50%以上かつ200%以下であることを特徴とする請求項1に記載のフィラメント3次元結合体。
  3. 平面視略矩形状に形成された請求項1または請求項2に記載のフィラメント3次元結合体であって、
    前記溝は、前記矩形状の一辺からこれと対向する他辺に至るまで、当該一辺と直交する方向へ伸びていることを特徴とするフィラメント3次元結合体。
  4. 請求項3に記載のフィラメント3次元結合体を製造する製造装置であって、
    溶融フィラメント群を鉛直方向下方へ排出する溶融フィラメント供給部と、
    前記溶融フィラメント群を冷却して融着結合させ、前記フィラメント3次元結合体を形成する融着結合形成部と、を有し、
    前記融着結合形成部は、
    前記排出された溶融フィラメント群の厚み方向の両端部を中央側へ導くことによって、当該溶融フィラメント群の厚みを規制する受け板を有し、
    前記受け板には、前記排出された溶融フィラメント群の経路に介在することにより、当該溶融フィラメントの進む方向に伸びた前記溝が形成されるようにする突起が設けられ、
    前記溶融フィラメント供給部は、
    前記溶融フィラメント群を排出する複数の開口部が形成されたノズル部を備え、
    前記壁に対応する前記ノズル部の開口面積率を、前記板状体の厚み方向中央部に対応する前記開口面積率よりも大きくしたことを特徴とする製造装置。
  5. 前記ノズル部は、前記溝に対応する領域において前記開口部の形成が省略されたことを特徴とする請求項4に記載の製造装置。
  6. 溶融フィラメント群を鉛直方向下方へ排出する溶融フィラメント供給部と、
    前記溶融フィラメント群を冷却して融着結合させ、フィラメント3次元結合体を形成する融着結合形成部と、を有し、
    前記融着結合形成部は、
    前記排出された溶融フィラメント群の厚み方向の両端部を中央側へ導くことによって、当該溶融フィラメント群の厚みを規制する受け板を有し、
    前記受け板には、前記排出された溶融フィラメント群を幅方向へ離間させることによってV字溝を形成する突起が設けられ、
    前記溶融フィラメント供給部は、
    前記溶融フィラメント群を排出する複数の開口部が形成されたノズル部を備え、
    前記壁に対応する前記ノズル部の開口面積率を、前記板状体の厚み方向中央部に対応する前記開口面積率よりも大きくしたことを特徴とするフィラメント3次元結合体の製造装置。
  7. 請求項6に記載の製造装置を用いて前記フィラメント3次元結合体を製造することを特徴とするフィラメント3次元結合体の製造方法。
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