JP7156679B2 - 歯科治療椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、歯科治療椅子に関し、詳細には、コンターシートと、コンターシートの前方に設けられたレッグレストと、レッグレストの前方に設けられ、レッグレストの一方の側端に対して回動するステップと、を備えた歯科治療椅子に関する。
高齢者や車椅子を利用する患者は、歯科治療椅子に乗る際に足を上げられないことがある。例えば、特許文献1には、レッグレストの前方にステップを搭載した歯科治療椅子の構造が開示されている。ステップはレッグレストに対して水平方向に回動可能に構成されており、ステップをレッグレストから離間させることにより、患者は摺り足で後ずさりしながらコンターシートに着座できる。また、車椅子の前輪がステップに接触しなくて済むので、車椅子を利用する患者の移乗も容易になる。
なお、ステップを設けない歯科治療椅子も存在するが、ステップをレッグレストの前方に設けておけば、うがいの際に前傾姿勢になってもステップで足を支えることができるので、歯科治療椅子から落下しにくいという利点がある。
特開2005-334299号公報
ステップは歯科治療椅子の下方に位置するので、ステップをレッグレストから離す、ステップをレッグレストに連結するような操作は、グローブをした手ではなく、足で操作できることが望ましい。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、術者が操作しやすく、かつ、患者の乗降が容易な歯科治療椅子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、コンターシートと、該コンターシートの前方に設けられたレッグレストと、該レッグレストの前方に設けられ、該レッグレストの一方の側端に対して回動するステップと、を備えた歯科治療椅子であって、前記レッグレストと前記ステップとの間に設けられ、該ステップを回動自在に支持するステップガイドと、前記レッグレストの他方の側端近傍に設けられ、前記ステップを前記ステップガイドに固定することにより前記ステップをロック状態にするロック機構と、前記ステップのロック状態が解除された際に、該ステップを前記ステップガイドから離間させるステップ離間機構と、を備え、前記ロック機構が、前記ステップに設けられた鉤状部材と、該鉤状部材を受容可能なカバー部材と、該カバー部材を前記ステップガイドに対して回動させるカバー回動軸と、該カバー回動軸の前方で前記カバー部材に設けられ、前記鉤状部材に係合可能な係合軸と、前記カバー回動軸の後方で前記カバー部材に設けられたレバーと、を有し、該レバーを前記ステップガイドに向けて押した場合に、前記カバー部材が前記カバー回動軸回りに回動して前記ステップのロック状態が解除されることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ステップガイドは、前記ステップのロック状態で該ステップに対向配置される対向面と、該対向面の下側に設けられ、前記ステップのロック状態で該ステップの下面を支持する支持面と、を有し、前記ステップの下面には、前記ステップのロック状態が解除された場合に、該ステップを下方から支持する転動部材が設けられることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記ステップ離間機構が、前記ステップガイドの対向面に対向配置される前記ステップの後端面に設けられており、先端が前記ステップの後端面から突出して、前記ステップのロック状態で前記ステップガイドに接触するピンと、該ピンを前記ステップガイドの対向面に向けて付勢するバネと、を有することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1から3の発明において、前記係合軸には、前記鉤状部材と接触して回転するスペーサが設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、カバー部材には、ステップのロック状態を足で解除可能なレバーが設けられており、ステップのロック状態を手で解除しなくて済むので、術者が操作しやすくなる。術者の手の清潔性を確保することができる。また、ステップ離間機構によって、ロック状態が解除されたステップはステップガイドから速やかに離間する。よって、術者が操作しやすく、かつ、患者の乗降が容易な歯科治療椅子を提供することができる。
本発明の一実施形態の歯科治療椅子を搭載した歯科治療ユニットを説明する斜視図である。 歯科治療椅子の正面図である。 歯科治療椅子の斜視図である。 ステップ離間機構を説明する図である。 ロック機構を説明する図である。 ステップのロック解除状態への移行を説明する図である。 ステップのロック状態への移行を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の歯科治療椅子について説明する。図1は、本発明の一実施形態の歯科治療椅子を搭載した歯科治療ユニットを説明する斜視図であり、図2は、歯科治療椅子の正面図、図3は、歯科治療椅子の斜視図である。
図1に示すように、歯科治療ユニットは歯科治療椅子1を有し、歯科治療椅子1の側方には、歯科用スピットン2が配置されている。なお、図示は省略するが、歯科治療ユニットは、歯科治療椅子1の周辺に、無影灯や、種々の歯科用インスツルメントがホルダを保持するワークテーブル、フットスイッチ等を備えている。
歯科治療椅子1は、昇降部4によって上下動や傾斜動が可能に構成されている。昇降部4は、基台3上に例えば回転可能に設置され、コンターシート7の下側に連結されている。
コンターシート7の後方には、バックレスト6やヘッドレスト(安頭台)5が設けられている。バックレスト6の側方には、アームレスト8が設けられる。コンターシート7の前方には、レッグレスト9が設けられている。
レッグレスト9の前方には、ステップ10が設けられており、患者は、ステップ10の上に乗った後、コンターシート7に腰掛けることができる。このように、本実施形態の歯科治療椅子1は、前方からの乗り降りが容易である。
ステップ10は平面視で略半円形状に形成され、図2に示すように、例えば所定厚みの板状に構成されており、患者の足を乗せる上面11と、床面Gに対向する下面12とを有する。
ステップ10の下面12には、床面G上を転動可能なコロ17が、ステップ10の中央に対してステップ10の左側面14寄りに1台設置されており、コロ17は足を乗せたステップ10を下方から支持できる。なお、コロ17が本発明の転動部材に相当する。
図2に示したレッグレスト9の下端とステップ10の後端(図3に示す後端面15)との間には、ステップガイド30が設けられる。
歯科治療椅子1に向かってステップガイド30の右端とステップ10の右側面13とは、ステップ回動軸34を介して連結され、ステップガイド30はステップ10を回動自在に支持する。これにより、ステップ10は、ステップ回動軸34を回動中心として、図3に矢印で示すように、水平方向に回動することができる。一方、ステップ10の左側面14には、鉤状部材16が設置され、ステップ10とともに回動する。
ステップガイド30は、図3に示すように、ステップ10の後端面15に対向する対向面31と、対向面31の下側に形成されて、ステップ10の下面12の一部(下面12のうち後端面15の周辺部分)を支持可能な支持面32とを有する。
ステップ10がステップガイド30に固定された状態(ステップ10のロック状態という)では、ステップガイド30の支持面32がステップ10を下方から支持し、ステップ10が回動してステップガイド30から離れた状態(ステップ10のロック解除状態という)では、コロ17がステップ10を下方から支持しており、ステップ回動軸34への負荷を軽減している。よって、ステップ10の耐久性が向上する。
また、ステップ10の下面12にコロ17を設ければ、術者が、ステップ10を足で押してステップガイド30から離したり、足でステップガイド30に戻したりするように操作できる。あるいは、足をステップ10に乗せた患者がその足でステップガイド30に向けて容易に引き寄せることもできる。
図4は、ステップ離間機構を説明する図である。本実施例のステップ離間機構は、例えばステップ10に設けられる。詳しくは、ステップ10の後端面15には、ピン収容部18が形成されている。ピン20は、大径の鍔部22と、小径の軸部23とからなり、鍔部22は軸部23の後端付近に設けられている。ピン収容部18の開口はネジ19で塞がれている。ネジ19の中央には、軸部23を通すが鍔部22を通さない大きさの穴が形成されている。このため、軸部23の先端21がピン収容部18から突出し、鍔部22がピン収容部18内に配置される。また、ピン収容部18内には、鍔部22をネジ19に向けて付勢する圧縮バネ24が設けられている。圧縮バネ24が本発明のバネに相当する。
ステップ10のロック状態では、ピン20の先端21がステップガイド30の対向面31に接触するので、ピン20は、圧縮バネ24の付勢力に抗してピン収容部18内に向けて後退し、先端21が後端面15から少しだけ突出する。
これに対し、ステップ10のロック状態が解除されると、ピン20は、圧縮バネ24の付勢力によってステップガイド30に向けて前進し、先端21が対向面31を押す。これにより、ピン25がピン受容穴35から出て、ステップ10は、ステップ回動軸34回りでステップガイド30の左端から離間する。ステップ10がステップガイド30から離れる距離は、圧縮バネ24の付勢力で調整される。
このように、ピン20がステップ10に設けられており、ステップガイド30に設けられていないので、乗降時に足がピン20に引っかからない。
また、ステップ10のロック状態が解除された時には、ピン20が圧縮バネ24の付勢力によってステップガイド30から離れる。よって、モータなどを利用しない簡単な構造で、ステップ10をステップガイド30から速やかに離すことができる。
なお、図4に示すように、ステップ10は、上記ピン20のほか、上面11からの耐荷重用のピン25も有する。ピン25は例えばピン20よりも大径に形成されており、ピン25の先端が後端面15から突出し、ピン25の後端がステップ10内に固定されている。一方、ステップガイド30の対向面31には、ピン25に対応する位置に、ピン受容穴35が形成されている。
ステップ10のロック状態では、ピン25がピン受容穴35に嵌まるので、ステップガイド30と連結したステップ10の上面11に乗ったりされた場合、ピン25は、上面11からの全荷重を受けることができる。この点もステップ回動軸34への負荷軽減に貢献する。また、ピン25もステップ10に設けられているため、乗降時に足がピン25に引っかからない。
図5は、ロック機構を説明する図である。本実施例のロック機構は、ステップ10およびステップガイド30に設けられる。詳しくは、歯科治療椅子1に向かってステップガイド30の左端(本発明のレッグレストの他方の側端近傍に相当する)には、平面視で略L字状に形成されたカバー支持部42がネジ留めされている。カバー支持部42の近傍には、断面視でコ字状のカバー部材40が設けられており、コ字状の開口部分をステップガイド30の左端に向けて配置している。
カバー支持部42とカバー部材40とは、カバー回動軸41を介して連結され、カバー支持部42はカバー部材40を回動自在に支持する。このため、カバー部材40は、カバー回動軸41を回動中心として、図5に矢印で示すように、水平方向に回動することができる。
カバー部材40は、カバー回動軸41の前方に、鉤状部材16に係合可能な係合軸43を有する。係合軸43には、例えば、鉤状部材16と接触して回転するスペーサ46が設けられる。スペーサ46を設ければ、係合軸43や鉤状部材16の耐久性が向上する。
図5に示すように、係合軸43の中央位置には、引張りバネ44の一端が取り付けられている。引張りバネ44の他端は、カバー支持部42の後端に取り付けられる。これにより、係合軸43はステップガイド30の左端に向かうように付勢される。
カバー部材40は、カバー回動軸41の後方に、レバー45を有する。レバー45が、ステップガイド30に向けて押された場合には、係合軸43が、カバー部材40とともにカバー回動軸41回りに回動し、引張りバネ44の付勢力に抗してステップガイド30の左端から離れる。
一方、ステップ10の左側面14には断面視でコ字状の鉤状部材16が設置されている。鉤状部材16は、外方に湾曲したフック先端16aと、内方に延びたフック後端16bとを有する。鉤状部材16は、コ字状の底部分が左側面14にネジ留めされ、コ字状の開口部分がカバー部材40のコ字状の底部分に向くように配置されており、カバー部材40に受容される。
図6は、ステップのロック解除状態への移行を説明する図であり、図7は、ステップのロック状態への移行を説明する図である。なお、図6,7では、係合軸43(スペーサ46)と鉤状部材16との位置関係を明確にするために、カバー部材40は、上側の壁面(引張りバネ44よりも上方に位置する壁面)の記載を省略した断面図で示している。
ステップ10のロック状態では、図6(A)に示すように、鉤状部材16がカバー部材40内で係合軸43に係合しており、フック後端16bがスペーサ46に接触している。
ステップ10のロック状態において、レバー45をステップガイド30に向けて足の例えばつま先で押せば、図6(B)に矢印で示すように、カバー部材40やスペーサ46が引張りバネ44の付勢力に抗してカバー回動軸41回りに回動し、スペーサ46とフック後端16bとの接触が解かれる。
ステップ10には、図4で説明した圧縮バネ24の付勢力によってステップガイド30から離れる方向に力が生じているので、ステップ10と一体の鉤状部材16は、カバー部材40から離れる方向(図6の右方向)に引っ張られている。
このため、カバー部材40やスペーサ46がさらに回動し、スペーサ46がフック後端16bとフック先端16aとの境界位置を越えると、鉤状部材16と係合軸43との係合が解除される。これにより、図4で説明したピン20が圧縮バネ24の付勢力によってステップガイド30から離れ、図6(C)に示すように、鉤状部材16がカバー部材40の外に移動する(ステップ10のロック解除状態)。
このように、カバー部材40には、ステップ10のロック状態をつま先で解除可能なレバー45が設けられており、ステップ10のロック状態を手で解除しなくて済むので、術者が操作しやすくなるとともに、術者の、グローブをした手の清潔性を確保することができる。
そして、ロック状態が解除されたステップ10はステップガイド30から速やかに離間できる。よって、術者が操作しやすく、かつ、患者の乗降が容易な歯科治療椅子1を提供することができる。
一方、レバー45からつま先を離せば、カバー部材40やスペーサ46は、引張りバネ44の付勢力によって図6(B)に矢印で示した方向とは反対方向に回動し、図7(A)に示した元の姿勢に戻る。
ステップ10のロック解除状態において、ステップ10をステップガイド30に引き寄せると、図7(A)に示すように、鉤状部材16がカバー部材40に向けて移動する。次いで、図7(B)に示すように、鉤状部材16がカバー部材40内に少し入って、フック先端16aがスペーサ46に接触する。
鉤状部材16がカバー部材40内にさらに入り、スペーサ46が引張りバネ44の付勢力に抗してフック先端16aに沿って移動すると、カバー部材40もカバー回動軸41回りに回動する。
その後、カバー部材40やスペーサ46がさらに回動し、図7(C)に示すように、スペーサ46がフック先端16aとフック後端16bとの境界位置を越えると、スペーサ46とフック後端16bとが接触するので、鉤状部材16が係合軸43に係合する。これにより、図6(A)に示すように、鉤状部材16がカバー部材40に受容される(ステップ10のロック状態)。
ところで、上記実施例では、レッグレスト9の一方の側端をステップガイド30の右端に、レッグレスト9の他方の側端をステップガイド30の左端に想定し、ステップガイド30の右端にステップ回動軸34を設け、ステップガイド30の左端にカバー部材40を設けた例を挙げて説明した。しかし、ステップガイド30の左端にステップ回動軸34を設け、ステップガイド30の右端にカバー部材40を設けることも可能である。
また、上記実施例の板状のステップ10の例で説明した。しかし、本発明は必ずしもこの例に限定されない。例えば、ステップ10の下面12をリブ構造にしてもよい。この場合、ステップ10の剛性を確保するとともに、軽量化を図ることができる。
さらに、上記実施例では、ピン20を備えたステップ離間機構の例で説明したが、本発明のステップ離間機構は、圧縮バネだけで構成し、ピン20を省略して部品点数を減らすことができる。具体的には、この圧縮バネは、例えば円錐状に形成され、自然長でピン収容部18よりも長く形成されている。円錐状の頂上(細い方)をピン収容部18内に向けて配置し、ピン収容部18の底にネジで固定される。この場合、ステップ10のロック状態では、圧縮バネの先端(円錐状の太い方)がステップガイド30の対向面31に接触するので、圧縮バネはピン収容部18内に向けて後退し、圧縮バネの先端が後端面15から少しだけ突出する。一方、ステップ10のロック状態が解除されると、圧縮バネの先端が対向面31を押すので、ステップ10は、ステップ回動軸34回りでステップガイド30の左端から離間する。
1…歯科治療椅子、2…歯科用スピットン、3…基台、4…昇降部、5…ヘッドレスト、6…バックレスト、7…コンターシート、8…アームレスト、9…レッグレスト、10…ステップ、11…上面、12…下面、13…右側面、14…左側面、15…後端面、16…鉤状部材、16a…フック先端、16b…フック後端、17…コロ、18…ピン収容部、19…ネジ、20…ピン、21…先端、22…鍔部、23…軸部、24…圧縮バネ、25…ピン、30…ステップガイド、31…対向面、32…支持面、34…ステップ回動軸、35…ピン受容穴、40…カバー部材、41…カバー回動軸、42…カバー支持部、43…係合軸、44…引張りバネ、45…レバー、46…スペーサ。

Claims (4)

  1. コンターシートと、該コンターシートの前方に設けられたレッグレストと、該レッグレストの前方に設けられ、該レッグレストの一方の側端に対して回動するステップと、を備えた歯科治療椅子であって、
    前記レッグレストと前記ステップとの間に設けられ、該ステップを回動自在に支持するステップガイドと、前記レッグレストの他方の側端近傍に設けられ、前記ステップを前記ステップガイドに固定することにより前記ステップをロック状態にするロック機構と、前記ステップのロック状態が解除された際に、該ステップを前記ステップガイドから離間させるステップ離間機構と、を備え、
    前記ロック機構が、前記ステップに設けられた鉤状部材と、該鉤状部材を受容可能なカバー部材と、該カバー部材を前記ステップガイドに対して回動させるカバー回動軸と、該カバー回動軸の前方で前記カバー部材に設けられ、前記鉤状部材に係合可能な係合軸と、前記カバー回動軸の後方で前記カバー部材に設けられたレバーと、を有し、
    該レバーを前記ステップガイドに向けて押した場合に、前記カバー部材が前記カバー回動軸回りに回動して前記ステップのロック状態が解除されることを特徴とする歯科治療椅子。
  2. 前記ステップガイドは、前記ステップのロック状態で該ステップに対向配置される対向面と、該対向面の下側に設けられ、前記ステップのロック状態で該ステップの下面を支持する支持面と、を有し、
    前記ステップの下面には、前記ステップのロック状態が解除された場合に、該ステップを下方から支持する転動部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療椅子。
  3. 前記ステップ離間機構が、前記ステップガイドの対向面に対向配置される前記ステップの後端面に設けられており、先端が前記ステップの後端面から突出して、前記ステップのロック状態で前記ステップガイドに接触するピンと、該ピンを前記ステップガイドの対向面に向けて付勢するバネと、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の歯科治療椅子。
  4. 前記係合軸には、前記鉤状部材と接触して回転するスペーサが設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の歯科治療椅子。
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