JP7151063B2 - 細胞培養装置 - Google Patents

細胞培養装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7151063B2
JP7151063B2 JP2017125273A JP2017125273A JP7151063B2 JP 7151063 B2 JP7151063 B2 JP 7151063B2 JP 2017125273 A JP2017125273 A JP 2017125273A JP 2017125273 A JP2017125273 A JP 2017125273A JP 7151063 B2 JP7151063 B2 JP 7151063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell culture
light
light source
petri dish
source element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017125273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019004813A (ja
Inventor
智彦 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2017125273A priority Critical patent/JP7151063B2/ja
Publication of JP2019004813A publication Critical patent/JP2019004813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7151063B2 publication Critical patent/JP7151063B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Description

本発明は、細胞培養装置に関する。
近年、医薬品の生産や、遺伝子治療、再生医療、免疫療法等の分野において、細胞や組織などを人工的な環境下で効率良く大量に培養することが求められている。
シャーレで細胞を培養する場合、細胞の出来具合がシャーレごとに異なるため、顕微鏡などで細胞の状態を確認する工程が必要となる。この確認作業に手間がかかるため、効率のよい確認方法が望まれている。
例えば、複数のサンプルをインキュベータ(温度を一定に保つ装置)に入れ、ある時間間隔ごとにシャーレを取り出し、光学顕微鏡でシャーレを観察し、細胞が増殖する状態を確認する。その際、固体ばらつきを確認しながらある飽和状態になるまで、細胞の状態を複数回確認してから次の工程に進むというプロセスが存在する。
しかしながら、顕微鏡観察では、リアルタイムで細胞を観察できないため、最良な継代のタイミングを逃すこともある。最良な継代のタイミングを得るために、顕微鏡で細胞を観察する回数を増やすと、観察の手間がかかるとともに、ウイルスや菌へ感染、及びコンタミネーションのリスクが高まってしまう。
近年では、工程数削減及びコンタミネーションなどを防ぐために、タイムラプス機能を搭載したカメラで細胞を撮影する手法も存在する。カメラ撮影された画像を観察することで、観察工程の効率を向上できる。しかしながら、カメラ撮影では、観察できる細胞数(シャーレの数)に限界がある。また、カメラ撮影には、カメラとシャーレとの間にある程度の距離が必要である。よって、できるだけ同時に多くのシャーレを観察するには、装置が大型化してしまう。また、シャーレを可動する機構を追加すると、装置の構造が複雑化してしまう。これにより、装置のコストが高くなってしまう。
特開2000-166536号公報 特開2009-162708号公報
本発明は、細胞の状態を効率よく確認できる、かつコンタミネーションを抑制できる細胞培養装置を提供する。
本発明の一態様に係る細胞培養装置は、第1細胞培養素子と、前記第1細胞培養素子の上方に配置された第2細胞培養素子とを具備する。前記第1及び第2細胞培養素子の各々は、面状の平行光を下側に向けて出射する光源素子と、前記光源素子の上方に配置され、細胞培養用のシャーレが載置され、前記シャーレを透過した光の強度を検知する複数の検知素子を備えるセンサ基板と、前記光源素子と前記センサ基板との間に配置され、前記光源素子及び前記センサ基板に電気的に接続され、前記光源素子を駆動する第1駆動回路と、前記センサ基板を駆動する第2駆動回路とを備える回路基板とを具備する。前記第1細胞培養素子のセンサ基板は、前記第2細胞培養素子の光源素子から出射された光を受ける。
本発明の一態様に係る細胞培養装置は、面状の平行光を上側に向けて出射する光源素子と、前記光源素子の上方に配置され、細胞培養用のシャーレが載置され、前記光源素子からの光を透過し、前記シャーレ内の細胞によって反射された光の強度を検知する複数の検知素子を備えるセンサ基板と、前記光源素子の下方に配置され、前記光源素子及び前記センサ基板に電気的に接続され、前記光源素子を駆動する第1駆動回路と、前記センサ基板を駆動する第2駆動回路とを備える回路基板とを具備する。
本発明によれば、細胞の状態を効率よく確認できる、かつコンタミネーションを抑制できる細胞培養装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る細胞培養装置の概略図。 本発明の第1実施形態に係る細胞培養装置の概略図。 図2に示した棚の平面図。 細胞培養素子の概略図。 細胞培養素子の平面図及びブロック図。 図5のA-A´線に沿った細胞培養素子の断面図。 光センサ基板の回路図。 図7に示した光検知素子の断面図。 細胞培養の状態を確認するためのシステムの一例を示す概略図。 細胞培養装置の動作を説明するフローチャート。 細胞培養時における細胞培養素子の様子を説明する概略図。 測定時における細胞培養素子の様子を説明する概略図。 光センサ基板の測定動作を説明するタイミングチャート。 光センサ基板の光蓄積動作を説明する模式図。 光センサ基板の読み出し動作を説明する模式図。 本発明の第2実施形態に係る細胞培養素子の概略図。 細胞培養素子の平面図及びブロック図。 図17のA-A´線に沿った細胞培養素子の断面図。 光センサ基板による光検知動作を説明する概略図。 本発明の第3実施形態に係る細胞培養素子の断面図。 本発明の第4実施形態に係る細胞培養素子の平面図及びブロック図。 図21のA-A´線に沿った細胞培養素子の断面図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率等は必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、図面の相互間で同じ部分を表す場合においても、互いの寸法の関係や比率が異なって表される場合もある。特に、以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置等によって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[第1実施形態]
[1] 細胞培養装置の構成
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る細胞培養装置10の概略図である。細胞培養装置10は、インキュベータ、又はCOインキュベータとも呼ばれる。細胞培養装置10は、機器を収める筐体11、扉12、透明な小扉13、表示部14、複数のスライドレール(ブラケット)15、複数の棚16、及び加湿トレイ17などを備える。
扉12は、筐体11の内部を密封する。扉12及び筐体11にはそれぞれ、密封性を向上するために、互いの接触部分にパッキンが設けられる。
小扉13は、扉12の内側に配置される。小扉13は、アクリルなどの透明材料から構成される。小扉13は、扉12の開閉時に、庫内環境が急激に変化するのを抑制する機能を有する。ユーザは、小扉13を閉じた状態でも、庫内を観察することができる。
各棚16には、細胞を培養するためのシャーレ(ペトリディッシュ)などが載置される。スライドレール15は、1つの棚16に対して2個ずつ設けられ、2個のスライドレールは、棚16を両側から支える。
表示部14は、庫内の情報を表示する。表示部14に表示される情報としては、温度、CO濃度、及び湿度などが挙げられる。加湿トレイ17には、加湿用水が入れられる。
細胞培養装置10は、細胞培養に好適な温度(例えば、37度)に維持されるように温度調整されるとともに、所定の二酸化炭素濃度(例えば、5%)を維持するようにガス濃度調整される。筐体11の上部には、温度、CO濃度、及び湿度などを制御するための機器、センサ、及び制御回路(図示せず)などが設けられる。
図3は、図2に示した棚16の平面図である。棚16は、外枠16A、網16B、及び複数の内枠16Cから構成される。棚16(外枠16A、網16B、及び複数の内枠16C)は、抗菌作用を有する金属、又は抗菌処理された金属から構成される。
外枠16Aは、その外形が庫内の幅及び奥行きに合わせて設定される。
複数の内枠16Cはそれぞれ、開口部16Dを有する。内枠16C上には、後述する細胞培養素子20が載置される。内枠16Cの外形は、細胞培養素子20のサイズより若干小さく設定される。図3では、簡略化のために、4個の内枠16C(4個の開口部16D)を例示しているが、開口部16Dの数は任意に設定可能である。開口部16Dの数は、1つの棚16に載せることが可能な細胞培養素子20の数に対応する。
網16Bは、外枠16Aと複数の内枠16Cとを物理的に接続する。外枠16A及び内枠16Cの厚さは、網16Bの厚さより厚い。棚16の主要部を網16Bで構成することで、庫内の空気が循環しやすくなり、庫内環境を均一にできる。
[2] 細胞培養素子20の構成
次に、細胞培養素子20の構成について説明する。図4は、細胞培養素子20の概略図である。
細胞培養素子20は、図3に示した棚16に載置される。細胞培養素子20は、細胞培養に使用される光を供給するための光源素子21を備える。光源素子21は、細胞培養素子20の最下層に配置され、下に向けて光を出射する。棚16に設けられた開口部16Dは、第1細胞培養素子の光源素子21から出射された光を、第1細胞培養素子の下方に配置された第2細胞培養素子に供給するために設けられる。
図5は、細胞培養素子20の平面図及びブロック図である。図6は、図5のA-A´線に沿った細胞培養素子20の断面図である。細胞培養素子20は、光源素子21、回路基板22、光センサ基板23、配線部24、25、下側ケース26、上側ケース27、固定部材28-1、28-2、28-3、及びバネ29を備える。
光源素子21は、平面ライトで構成される。光源素子21は、面光源として機能し、所定の領域に面状の平行光を照射することが可能である。光源素子21は、例えば白色光を発生する。光源素子21は、複数の白色LEDを備える。白色LEDは、例えば、赤(R)、緑(G)、及び青(B)のLEDを組み合わせて構成される。なお、白色光以外の色の光を用いることも可能である。本実施形態では、赤(R)、緑(G)、又は青(B)の光を使用してもよい。色の選択は、細胞の状態を確認するのに最適になるように行われる。
光センサ基板23上には、細胞(細胞塊)が入れられたシャーレ30が載置される。光センサ基板23は、複数の光検知素子を駆動するドライバ23Aを備える。光センサ基板23の具体的な構成については後述する。
下側ケース26及び上側ケース27は、光センサ基板23を収容する。下側ケース26及び上側ケース27の外形は、四角形である。下側ケース26及び上側ケース27は、それらの側部に、配線部25を通すための開口部を有する。上側ケース27は、下側ケース26に被せられ、上側ケース27と下側ケース26とは着脱可能なように互いに固定される。上側ケース27は、ドライバ23Aを覆うように構成され、ドライバ23Aを遮光する機能も有する。上側ケース27は、その上部に、シャーレ30を差し込むための開口部を有する。下側ケース26及び上側ケース27は、例えばステンレスなどの金属から構成される。
固定部材28-1、28-2、28-3は、上側ケース27上に接着される。固定部材28-1、28-2、28-3は、上側ケース27と一体で構成してもよい。固定部材28-1、28-2は、シャーレ30を固定する。固定部材28-1、28-2は、全体として四角形を有する。固定部材28-1は、U字形状を有する。固定部材28-2は、ライン形状を有し、固定部材28-1を一方から塞ぐように配置される。固定部材28-2は、可動式であり、シャーレ30を一方向から押す機能を有する。このために、固定部材28-2には、バネ29が取り付けられる。バネ29の他端は、固定部材28-3に固定される。固定部材28-1、28-2、28-3は、抗菌作用を有する金属、又は抗菌処理された金属から構成される。
回路基板22は、コネクタ22A、センサ駆動回路22B、ライト駆動回路22C、信号転送回路22D、電源回路22E、制御回路22F、及び記憶部22Gを備える。コネクタ22Aは、配線部25に接続される。
センサ駆動回路22Bは、光センサ基板23の動作を制御する。ライト駆動回路22Cは、光源素子21の動作を制御する。
信号転送回路22Dは、センサ駆動回路22Bによって読み出された信号(データ)を外部の情報処理装置へ転送する。信号転送回路22Dは、例えば、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)で構成される。
電源回路22Eは、外部電源を受け、この外部電源を用いて、複数種類の電圧を生成する。電源回路22Eは、回路基板22内の各モジュールに所望の電圧を供給する。
制御回路22Fは、センサ駆動回路22B、ライト駆動回路22C、及び信号転送回路22Dの動作を制御する。記憶部22Gは、制御回路22Fの動作に必要な各種データを格納する。記憶部22Gは、揮発メモリ、及び不揮発性メモリを備える。
光源素子21と回路基板22とは、配線部24により電気的に接続される。光センサ基板23と回路基板22とは、配線部25により電気的に接続される。配線部25は、例えばフレキシブルプリント基板(FPC:flexible printed circuit)から構成される。なお、図5は、光源素子21、回路基板22、及び光センサ基板23を引き延ばして示している。実際には、光源素子21と回路基板22とは、配線部24を介して折り畳まれ、回路基板22と光センサ基板23とは、配線部25を介して折り畳まれる。
光源素子21と回路基板22とは、例えば透明な接着材で接着される。回路基板22と下側ケース26とは、例えば透明な接着材で接着される。
[3] 光センサ基板23の構成
次に、光センサ基板23の構成について説明する。図7は、光センサ基板23の回路図である。光センサ基板23は、光検知素子アレイ40、複数のキャパシタ42、複数のトップゲート線TGL、複数のボトムゲート線BGL、複数の信号線DL、及び複数の信号線SL、ボトムゲートドライバ43、トップゲートドライバ44、スイッチング素子46、パラレル/シリアル変換回路47、バッファ48、及び端子49を備える。
光検知素子アレイ40は、マトリクス状に配置された複数の光検知素子41を備える。なお、図7には、4行4列の光検知素子41を例示しているが、実際には、より多くの光検知素子41が配置される。
光検知素子41は、ダブルゲート構造(トップゲート電極及びボトムゲート電極)を有するTFT(Thin Film Transistor)である。光検知素子41のボトムゲート電極は、1本のボトムゲート線BGLに接続され、そのトップゲート電極は、1本のトップゲート線TGLに接続され、そのドレイン電極は、1本の信号線DLに接続され、そのソース電極は、1本の信号線SLに接続される。全ての信号線SLには、接地電圧Vssが印加される。
1つのキャパシタ42は、一列の光検知素子41に対応して設けられる。キャパシタ42の第1電極は、信号線DLに接続され、その第2電極には、接地電圧Vssが印加される。キャパシタ42は、信号線DLの配線容量(寄生容量)で構成してもよい。
ボトムゲートドライバ43は、複数のボトムゲート線BGLに接続される。ボトムゲートドライバ43は、複数のボトムゲート線BGLに電圧を印加する。
トップゲートドライバ44は、複数のトップゲート線TGLに接続される。トップゲートドライバ44は、複数のトップゲート線TGLに電圧を印加する。
パラレル/シリアル変換回路47は、複数の信号線DLに接続される。パラレル/シリアル変換回路47は、複数の信号線DLから受けたパラレル信号をシリアル信号に変換する。
スイッチング素子46の一端は、電圧源45に接続され、その他端は、パラレル/シリアル変換回路47に接続される。電圧源45は、プリチャージ電圧Vpgを発生する。電圧源45は、電源回路22Eに含まれる。
バッファ48の一端は、パラレル/シリアル変換回路47に接続され、その他端は、端子49に接続される。端子49は、信号Voutを出力する。
次に、光検知素子41の構造について説明する。図8は、図7に示した光検知素子41の断面図である。透明基板50は、ガラス基板などから構成される。透明基板50上には、ボトムゲート電極51が設けられる。ボトムゲート電極51は、ボトムゲート線BGLに電気的に接続される。
透明基板50及びボトムゲート電極51上には、絶縁層52が設けられる。絶縁層52上には、半導体層53が設けられる。半導体層53としては、例えばアモルファスシリコンが用いられる。
半導体層53上には、ブロッキング層54が設けられる。ブロッキング層54は、半導体層53を保護する機能を有し、ドレイン電極及びソース電極を加工する際のエッチングストッパーとして用いられる。
半導体層53上には、ブロッキング層54を介して互いに離間したn型半導体層55、56が設けられる。n型半導体層55、56は、高濃度のn型不純物が注入された半導体層である。n型半導体層55、56上にはそれぞれ、ドレイン電極57及びソース電極58が設けられる。ドレイン電極57は、信号線DLに電気的に接続される。ソース電極58は、信号線SLに電気的に接続される。
絶縁層52、ブロッキング層54、ドレイン電極57、及びソース電極58上には、絶縁層59が設けられる。
絶縁層59上には、トップゲート電極60が設けられる。トップゲート電極60は、トップゲート線TGLに電気的に接続される。絶縁層59及びトップゲート電極60上には、絶縁層61が設けられる。
絶縁層61上には、表面アース電極62が設けられる。表面アース電極62は、接地される。表面アース電極62は、光センサ基板23の表面に発生又は印加された静電気などを放電させる機能を有する。
ボトムゲート電極51、ドレイン電極57、及びソース電極58としては、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、及びタングステン(W)のいずれか、又はこれらの1種類以上を含む合金が用いられる。トップゲート電極60及び表面アース電極62は、透明電極から構成され、例えばITO(インジウム錫酸化物)が用いられる。絶縁層52、59、61、及びブロッキング層54は、透明な絶縁材料から構成され、例えばシリコン窒化物(SiN)が用いられる。
[4] 細胞培養装置10の動作
次に、細胞培養装置10の動作について説明する。
本実施形態の細胞培養装置10は、シャーレ30を目視で確認することなく、シャーレ30内の細胞の状態を確認できる。すなわち、細胞培養装置10の扉12を開閉することなく、シャーレ30内の細胞の状態を確認することができる。
図9は、細胞培養の状態を確認するためのシステムの一例を示す概略図である。細胞培養装置10は、配線部70を介して情報処理装置71に接続される。情報処理装置71は、例えばパーソナルコンピュータから構成される。細胞培養装置10の信号転送回路22Dから出力されるデータは、パーソナルコンピュータ71に送信される。パーソナルコンピュータ71は、細胞培養装置10から送信されたデータを処理し、処理結果をディスプレイ72に画像73として表示させる。画像73は、シャーレ30内の細胞の様子と同様の内容である。ユーザは、ディスプレイ72に表示された画像、すなわち細胞培養の状態が認識できる画像をリアルタイムで視認できる。
図10は、細胞培養装置10の動作を説明するフローチャートである。
ユーザは、パーソナルコンピュータ71に、最大時間TMAXとして所定時間、例えば1000時間(hr)を入力する。これに応答して、制御回路22Fは、記憶部22Gに“TMAX=1000hr”を記憶させる(ステップS100)。
続いて、ユーザは、パーソナルコンピュータ71に、時間間隔ΔTとして所定時間、例えば10hrを入力する。これに応答して、制御回路22Fは、記憶部22Gに“ΔT==10hr”を記憶させる(ステップS101)。
続いて、制御回路22Fは、時間T=0hrに設定する(ステップS102)。続いて、制御回路22Fは、パラメータn=0に設定する(ステップS103)。続いて、制御回路22Fは、“n=n+1”を演算する(ステップS104)。
続いて、ライト駆動回路22Cは、光源素子(ライト)21をオフする(ステップS105)。続いて、センサ駆動回路22Bは、光センサ基板(センサ)23をオフする(ステップS106)。
その後、細胞の培養が進行する。図11は、細胞培養時における細胞培養素子20の様子を説明する概略図である。図11では、垂直方向に並んだ2個の細胞培養素子20を抽出して示している。細胞培養時、光源素子21がオフ、光センサ基板23がオフである。
続いて、制御回路22Fは、時間T=n・ΔTが経過したか否かを判定する(ステップS107)。制御回路22Fは、時間計測用のタイマーを備えている。時間T=n・ΔTが経過した場合、制御回路22Fは、光源素子21をオンし(ステップS108)、光センサ基板23をオンする(ステップS109)。
図12は、測定時における細胞培養素子20の様子を説明する概略図である。図12では、垂直方向に並んだ2個の細胞培養素子20を抽出して示している。測定時、光源素子21がオン、光センサ基板23がオンである。図12に示すように、本実施形態では、垂直方向に並んだ2個の細胞培養素子20のうち、上側の細胞培養素子20に含まれる光源素子21が、下側の細胞培養素子20に載置されたシャーレ30に光を照射する。測定時、光センサ基板23は、光源素子21からシャーレ30を透過した光の強度を測定する。光センサ基板23の測定動作の詳細については後述する。
続いて、信号転送回路22Dは、光センサ基板23により測定されたデータをパーソナルコンピュータ71に転送する(ステップS110)。
続いて、制御回路22Fは、時間Tが最大時間TMAXを超えたか否かを判定する(ステップS109)。時間Tが最大時間TMAXを超えていない場合、ステップS104に戻り、細胞培養と測定動作とを繰り返す。
ステップS111において、時間Tが最大時間TMAXを超えた場合、制御回路22Fは、光源素子21をオフし(ステップS112)、光センサ基板23をオフする(ステップS113)。以上により、最大時間TMAX内において、シャーレの観察が複数回行われる。
(光センサ基板23の測定動作)
次に、光センサ基板23の測定動作について説明する。図13は、光センサ基板23の測定動作を説明するタイミングチャートである。
まず、リセット動作が行われる。時刻t0において、トップゲートドライバ44は、トップゲート電極60に正電圧、例えば+15Vを印加する。これにより、半導体層53とブロッキング層54との界面付近に蓄積された正孔が、トップゲート電極60と反対方向に移動する。
続いて、光蓄積動作が行われる。図14は、光センサ基板23の光蓄積動作を説明する模式図である。図14では、1つの光検知素子41の動作を示しており、パラレル/シリアル変換回路47及びバッファ48の図示を省略している。
トップゲートドライバ44は、トップゲート電極(TG)60に負電圧、例えば-15Vを印加する。半導体層53に光が入射すると、半導体層53内に電子-正孔対が発生する。この時、負電圧が印加されたトップゲート電極60により、正孔が半導体層53とブロッキング層54との界面付近に引き寄せられる。光強度に応じて、半導体層53とブロッキング層54との界面付近に引き寄せられる正孔の数が変化する。期間t1~t2は、光蓄積期間である。
続いて、プリチャージ動作が行われる。時刻t2において、センサ駆動回路22Bは、スイッチング素子46をオンする。電圧源45は、プリチャージ電圧Vpgを発生する。プリチャージ電圧Vpgは、例えば+5Vである。これにより、電圧源45からキャパシタ42が充電され、キャパシタ42は、概略+5Vを保持する。続いて、時刻t3において、センサ駆動回路22Bは、スイッチング素子46をオフする。
続いて、読み出し動作が行われる。図15は、光センサ基板23の読み出し動作を説明する模式図である。時刻t4において、ボトムゲートドライバ43は、ボトムゲート電極(BG)51に正電圧、例えば+15Vを印加する。半導体層53内の電子は、ボトムゲート電極51側に引き寄せられる。光強度に応じて、ボトムゲート電極51側に引き寄せられる電子の数が変化する。
例えば、図15に示すように、半導体層53に入射する光の強度が大きい場合、半導体層53の界面には、多くの電子が引き寄せられる。これにより、ドレイン電極57とソース電極58との間を流れる電流が大きくなり、キャパシタ42に蓄積された電荷は放電される。これにより、端子49の電圧Voutは、概略0Vになる。
一方、半導体層53に入射する光の強度が小さい場合、半導体層53の界面に引き寄せられる電子は少ない。これにより、キャパシタ42に蓄積された電荷はあまり放電されず、端子49の電圧Voutは、+5Vからそれ程低下しない。
続いて、時刻t5において、ボトムゲートドライバ43は、ボトムゲート電極(BG)51に0Vを印加する。
このように、光検知素子41は、自身に入射する光の強度を判定できる。上記説明では、1つの光検知素子41の動作を説明したが、1つの行を単位として読み出し動作が行われる。期間t0~t5が1行を読み出すためのシーケンス(1行シーケンス)である。また、複数の行に対して順番に読み出し動作が行われ、最終的には、光検知素子アレイ40のデータが読み出される。すなわち、シャーレ30全体を走査することができるため、シャーレ30の細胞の様子を画像73として取得できる。
[5] 第1実施形態の効果
以上詳述したように第1実施形態では、細胞培養装置10は、第1細胞培養素子20-1と、第1細胞培養素子20-1の上方に配置された第2細胞培養素子20-2とを備える。第1及び第2細胞培養素子20-1、20-2の各々は、光源素子21と、光源素子21の上方に設けられた回路基板22と、回路基板22の上方に設けられた光センサ基板23とを備える。光源素子21は、面状の平行光を下側に向けて出射する。光センサ基板23には、細胞培養用のシャーレ30が載置され、光センサ基板23は、シャーレ30を透過した光の強度を検知する複数の検知素子を備える。回路基板22は、光源素子21及び光センサ基板23に電気的に接続され、光源素子21を駆動するライト駆動回路22Cと、光センサ基板23を駆動するセンサ駆動回路22Bとを備える。また、第1細胞培養素子20-1の光センサ基板23は、第2細胞培養素子20-2の光源素子21から出射された光を受ける。
従って第1実施形態によれば、光源素子21から出射される光と、シャーレ30を透過した光を検知する光センサ基板23とによって、細胞の状態を確認できる。また、多くのシャーレを省スペースで確認できる。これにより、細胞の状態を効率よく確認できるとともに、細胞の確認工程を簡略化できる。また、細胞培養装置10が大型化するのを抑制できる。
また、細胞培養装置10の扉12を空けることなく、細胞の状態を確認できる。これにより、細胞がウイルスや菌へ感染すること、及びコンタミネーションを抑制できる。
また、細胞の画像を得るために、カメラを必要としない。これにより、細胞培養装置10のコストを低減できる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、光源素子21を光センサ基板23の下に配置し、シャーレ30に下から光を照射するようにしている。
図16は、本発明の第2実施形態に係る細胞培養素子20の概略図である。細胞培養素子20は、図3に示した棚16に載置される。光源素子21は、光センサ基板23の下に配置され、上に向けて光を出射する。回路基板22は、光源素子21の下に配置される。第2実施形態では、棚16は、開口部を有する必要はなく、全体が網で構成される。
図17は、細胞培養素子20の平面図及びブロック図である。図18は、図17のA-A´線に沿った細胞培養素子20の断面図である。
下側ケース26及び上側ケース27は、光源素子21、及び光センサ基板23を収容する。回路基板22は、下側ケース26の下に配置される。回路基板22と下側ケース26とは、例えば透明な接着材で接着される。光源素子21と回路基板22とは、配線部24よって電気的に接続される。光センサ基板23と回路基板22とは、配線部25よって電気的に接続される。
図19は、光センサ基板23による光検知動作を説明する概略図である。光源素子21は、光センサ基板23側に向けて面状の光を出射する。
光センサ基板23は、透明基板50を用いて構成されている。よって、光源素子21から出射された光は、シャーレ30まで到達する。細胞が存在する領域では、シャーレ30に入射した光が細胞で反射又は散乱し、この反射光又は散乱光が光センサ基板23に入射する。一方、細胞が存在しない領域では、光源素子21から出射された光は、シャーレ30を透過する。光センサ基板23は、細胞で反射又は散乱した光を検知するとともに、領域に応じた光強度を測定する。なお、半導体層53の下方から光センサ基板23に入射する光は、金属からなるボトムゲート電極51で遮光され、半導体層53に入射しない。よって、光検知素子41は、細胞で反射又は散乱した光を検出することができる。
第2実施形態によれば、光源素子21及び光センサ基板23をセットで構成でき、このセットを下側ケース26及び上側ケース27内に収容することができる。また、細胞培養素子20は、自身に含まれる光源素子21の光を用いて、細胞の状態を確認できる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、光センサ基板23とシャーレ30との間に光学レンズを配置し、シャーレ30を透過した光を屈折させて光センサ基板23に入射させるようにしている。
図20は、本発明の第3実施形態に係る細胞培養素子20の断面図である。光センサ基板23上には、光学レンズ80が設けられる。光センサ基板23上と光学レンズ80とは、例えば透明な接着材で接着される。光学レンズ80上には、シャーレ30が載置される。
光学レンズ80は、シャーレ30を透過した光を透過するとともに、光センサ基板23に向けて、光を拡散、すなわち光が広がるように屈折させる。光学レンズ80は、例えば、フレネルレンズ、又は平面レンズから構成される。また、光学レンズ80は、複数のマイクロレンズからなるマイクロレンズアレイで構成してもよい。光学レンズ80としてフレネルレンズを用いた場合、フレネルレンズの溝がある面(凸面)がシャーレ30に向き合うように配置される。光学レンズ80としてマイクロレンズを用いた場合は、マイクロレンズの凸面がシャーレ30に向き合うように配置される。
第3実施形態によれば、シャーレ30を透過した光を拡散させることができる。結果的に、得られる画像の倍率を上げることができる。
なお、第3実施形態では、光学レンズ80がシャーレ30を透過した光を拡散させている。しかし、用途に応じて、光学レンズ80がシャーレ30を透過した光を集光するようにしてもよい。
[第4実施形態]
第4実施形態は、光センサ基板23上で直接に細胞を培養するための構成例である。図21は、本発明の第4実施形態に係る細胞培養素子20の平面図及びブロック図である。図22は、図21のA-A´線に沿った細胞培養素子20の断面図である。
下側ケース26及び上側ケース27は、光センサ基板23を収容する。上側ケース27は、上部に開口部27Aを有する。光センサ基板23は、開口部27Aから露出される。細胞は、光センサ基板23上で培養される。
第4実施形態によれば、光検知素子41と細胞との距離をより近づけることができる。これにより、光検出の感度を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、1つの実施形態に開示される複数の構成要素の適宜な組み合わせ、若しくは異なる実施形態に開示される構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、これらの構成要素が削除された実施形態が発明として抽出されうる。
10…細胞培養装置、11…筐体、12…扉、13…小扉、14…表示部、15…スライドレール、16…棚、17…加湿トレイ、20…細胞培養素子、21…光源素子、22…回路基板、23…光センサ基板、24,25…配線部、26…下側ケース、27…上側ケース、28-1~28-3…固定部材、29…バネ、30…シャーレ、40…光検知素子アレイ、41…光検知素子、42…キャパシタ、43…ボトムゲートドライバ、44…トップゲートドライバ、45…電圧源、46…スイッチング素子、47…パラレル/シリアル変換回路、48…バッファ、49…端子、50…透明基板、51…ボトムゲート電極、52,59,61…絶縁層、53…半導体層、54…ブロッキング層、55,56…n型半導体層、57…ドレイン電極、58…ソース電極、60…トップゲート電極、62…表面アース電極、70…配線部、71…情報処理装置、72…ディスプレイ、73…画像、80…光学レンズ

Claims (4)

  1. 第1細胞培養素子と、
    前記第1細胞培養素子の上方に配置された第2細胞培養素子と
    を具備し、
    前記第1及び第2細胞培養素子の各々は、
    面状の平行光を下側に向けて出射する光源素子と、
    前記光源素子の上方に配置され、細胞培養用のシャーレが載置され、前記シャーレを透過した光の強度を検知する複数の検知素子を備えるセンサ基板と、
    前記光源素子と前記センサ基板との間に配置され、前記光源素子及び前記センサ基板に電気的に接続され、前記光源素子を駆動する第1駆動回路と、前記センサ基板を駆動する第2駆動回路とを備える回路基板と
    を具備し、
    前記第1細胞培養素子のセンサ基板は、前記第2細胞培養素子の光源素子から出射された光を受ける
    細胞培養装置。
  2. 前記センサ基板上に設けられた光学レンズをさらに具備する
    請求項1に記載の細胞培養装置。
  3. 前記第2駆動回路は、前記複数の検知素子からデータを読み出し、
    前記回路基板は、前記データを外部に転送する転送回路を含む
    請求項1又は2に記載の細胞培養装置。
  4. 前記シャーレを固定する固定部材をさらに具備し、
    前記固定部材は、前記シャーレの一側面に接し、バネにより可動する可動部分を含む
    請求項1乃至のいずれかに記載の細胞培養装置。
JP2017125273A 2017-06-27 2017-06-27 細胞培養装置 Active JP7151063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125273A JP7151063B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 細胞培養装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125273A JP7151063B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 細胞培養装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019004813A JP2019004813A (ja) 2019-01-17
JP7151063B2 true JP7151063B2 (ja) 2022-10-12

Family

ID=65025580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017125273A Active JP7151063B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 細胞培養装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7151063B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024176866A1 (ja) * 2023-02-21 2024-08-29 京セラ株式会社 観察装置及び試料の観察方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030162A (ja) 2004-06-18 2006-02-02 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、生体高分子分析チップ及び分析支援装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009093585A1 (ja) * 2008-01-21 2011-05-26 株式会社ニコン 培養装置
JP4903252B2 (ja) * 2009-11-30 2012-03-28 株式会社日立製作所 細胞培養装置
JP6580474B2 (ja) * 2015-12-04 2019-09-25 株式会社東海ヒット 顕微鏡観察用培養装置の容器用アタッチメント、当該容器用アタッチメントを備えた顕微鏡観察用培養装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006030162A (ja) 2004-06-18 2006-02-02 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、生体高分子分析チップ及び分析支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019004813A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130342514A1 (en) Detection apparatus, detection system, and detection apparatus drive method
CN105930827A (zh) 一种阵列基板、显示装置及其驱动方法
US20090294679A1 (en) Radiation imaging apparatus, its control method, and recording medium storing program for executing the control method
US20100276604A1 (en) Image detecting device
CN102810547B (zh) 检测器件制造方法、检测器件和检测系统
EP3275176B1 (en) Apparatus and method using a dual gate tft structure
CN102315236A (zh) 固态成像装置和成像系统
KR101928115B1 (ko) 고체 촬상 소자의 제어 방법
US20090084938A1 (en) Sensor panel and image detecting device
CN103858235A (zh) 固态图像传感器和电子设备
CN110034137A (zh) 用于柔性数字x射线探测器的面板及其制造方法
CN102419815A (zh) 光传感器
CN105359273A (zh) 固态成像元件、固态成像元件的制造方法以及成像装置
JP7151063B2 (ja) 細胞培養装置
US20110121189A1 (en) Radiation detector
KR20150005593A (ko) X선 평판검출기의 제조방법 및 x선 평판검출기용 tft 어레이 기판
JP2012129425A (ja) マトリクス基板、検出装置、検出システム、及び、検出装置の駆動方法
US10302484B2 (en) Optical sensor module
CN106412464B (zh) 一种图像传感器的驱动方法
CN117826468A (zh) 显示面板、遮挡物识别方法及显示装置
CN103259983B (zh) 一种平板图像传感器
WO2011040079A1 (ja) 放射線撮影装置
US10136075B2 (en) Compensation circuit for an x-ray detector
US9436866B2 (en) High sensitivity flat panel microbiology detection and enumeration system
CN111607513A (zh) 一种新型贴壁细胞培养装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190425

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220527

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220527

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220614

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7151063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150