JP7147126B1 - 建築物内の空間を結露を少なく断熱調温できる空調構造と空調機を使用しない遮熱建物及びそれらに用いる複合遮熱材 - Google Patents

建築物内の空間を結露を少なく断熱調温できる空調構造と空調機を使用しない遮熱建物及びそれらに用いる複合遮熱材 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数枚の金属製の屋根部材・外周壁部材を使用して屋根・外周壁を構築する建物において、太陽光・外気温の影響を受け易い金属製の表側の屋根・外周壁からの夏季の高い温度による熱流の室内への移動を断熱材と遮熱シートを使用して効果的に抑止して、室内温度が夏季において高温になるのを抑止し、又空調機による室温調整を確実にできるようにする。【解決手段】 金属製屋根部材12の室内側の裏面に独立気泡の4~5mm厚みの軟質発泡体13を接着し、又不燃材15の上下面に腐食防止コーティング剤を塗布した金属シート16,17を接着した構造の遮熱シート14を前記軟質発泡体の裏面に接着した複合遮熱材Xを使用する。この室内に冷暖房可能な空調機ACを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の屋根・外周壁又は床の外壁に多数個の板状の所要断面形状の金属部材を外壁材として使用した建築物において、建築物の外気と接触して太陽光を受ける金属部材部分の高温又は低温の温度と建築物内空間の室内温度と空調機の吹出温度との間の熱量移動を制御して、室内側に結露を発生させずに建築物の内部空間を人間の活動に適した温度に空調し易くするための金属屋根・金属外周壁の建築物の空調構造及び空調機を使用しないで温度を適切に制御できる遮熱建物と、それらに用いる複合遮熱材に関する。
特許文献1には、表面板と裏面板に囲まれた内部を中空体とした金属製屋根材において、その中空部に現場発泡の断熱材を充填する構造の断熱パネルが開示されているが、金属製屋根材でパネル端部に嵌合連結用溝と嵌合連結用突条が設けられ、しかも複数の金属製屋根材の上記溝と突条とを嵌合させて屋根材を広く連続的に面状に構築する技術が開示されている。これでは、断熱材が封止しているため損傷することはないが、室内の温度調整は難しいものである。
即ち、この屋根材は外気に露出する金属製の表面板と室内側にある裏面板とが直接溝と突起の嵌合で金属製の屋根材で連結されるので、夏の太陽・外気によって高熱となる表面板の熱は直接室内側の裏面材に伝熱するので裏面板は高温となり、室内側の天井部空間に放熱されて天井部の空気を高温にする。即ち、屋根材の中空の発泡の断熱材があっても熱量は外側の金属製裏面材へバイパスして伝熱されるので、上記断熱材に断熱の効果が認められないものである。この例では、裏面板の温度は高温となる表面板に近い温度となる。よって、その結果建築物の室内の空調機による温度調整はきわめて難しくなる。20℃以下の冷気を吹出しないかぎり、室内温度を平均温度25℃前後にできない。この場合、吹出冷気は下方に降りるため、室内下方では20℃以下と冷し過ぎることとなる。送風機で室内を撹拌して均一にするにしても、空調機の消費電力の20℃以下の低温での冷気吹出となり、空調機の消費電力を多く必要となり、空調機による室内温度の調整は難しいものとなるという問題点がある。
これと別に、金属製屋根材の外気側表面板の高温を室内に伝熱させないため、屋根材の裏面に発泡樹脂フォーム等の断熱材を厚く介在させることが広くなされている。
しかし、屋根材の室内側面(裏面)に前記断熱材を介在させただけでは、夏に40~70℃の高温となる屋根材の上面温度の場合では、断熱材の室内側の下面温度は39~42℃程とかなり高くなり、室内の空調機の吹出温度を20℃以下のかなり低温にしないと室内の平均温度を25℃程にできない。その場合、室下方空間は20℃より低い温度となり、人間の居住空間の温度として冷し過ぎとなる。
このように、室の床に近い高さから人間の活動する室内高さでの室内の平均温度を生活の適温とされる25℃前後とすることが室内空調機の吹出温度の調整では難しいものであった。
即ち、夏場において空調機の吹出温度を25℃程とすると、夏の室の天井空間の温度は屋根材裏面に厚い断熱材を付着させても裏面温度は未だ35~42℃程であり、屋根材から熱量が室内に流れてその結果扇風機で撹拌された室の空間の平均温度は30℃近くなって暑過ぎる環境である。特に、金属屋根を使用した2階建の家屋の夏季における2階の室はこの状態であって、空調機で連続の低温空気吹出ができなければ脱水状態・熱中症になる恐れがある。
又、金属製屋根材の表面板の裏面に発泡材フォームの断熱材を厚く設けるだけでは遮熱力が弱く、夏日において天井付近の温度がまだ高いため、空調機なしでは平均室温を25℃前後にすることが難しいものである。
又、従来の連続気泡の発泡材の断熱材が金属製部材の裏面に付着されると、室内の低温に触れて断熱材下面が水に濡れるという問題があり、更に断熱材が他の物品・人間との接触により損傷し、長年の耐性に問題があった。
このように、従来の屋根材下方の断熱構造では断熱材があっても金属製屋根部材の室内側の下端部がある天井部の温度はまだ高いため、この金属製屋根部材の直下に天井上空間と室内居住空間とを区画する水平の天井壁面を設けることで、屋根部材からの熱の室下方の居住空間への移動を遮断して室の居住空間の温度を25℃程に空調機で制御し易くし、又空調機の出力を低くできるようにすることがなされていた。
しかし、これでは床から金属製屋根部材裏面までの吹抜けの広い室空間が利用できず、しかも水平に架設される天井壁面の工事費が必要となるという問題があった。
公開実用昭和57-196705号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来の家屋の空調機でもって室内温度を25℃程前後に容易に保持できるようになり、しかも屋根材の下方に水平の天井壁を設けることなく屋根直下の天井空間と室内居住空間とが連通する広い(吹抜けのような天井面が高い)空間がそのまま利用でき、しかも従来の空調機の能力で室全体の温度制御が行えるようにし、しかも結露を少なく断熱でき且つ室内空間の温度制御を容易とする複合遮熱材と建築物の遮熱空調構造と空調機を使用せずに温度調整を行い易い遮熱建物を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 平板状又は所定断面形状に成型された所定厚みの金属製部材の裏面に、独立気泡の発泡樹脂フォームの軟質発泡体を層状に接着し、不燃材シートの上下面それぞれに熱伝導率が高く且つ輻射熱を高い反射率で反射する金属素材の薄い金属シートを付着し、同金属シートの表面に腐食防止コーティングを施した構造の遮熱シートを、
前記金属製部材の裏面に層状に接着した前記軟質発泡体の下面に接着してなる、複合遮熱材
2) 前記不燃材シートがガラス繊維織布である、前記1)記載の複合遮熱材
3) 前記金属シートの素材がアルミ・銅又はベリリウムのいずれかである、前記1)又は2)記載の複合遮熱材
4) 前記金属製部材が複数枚連接して建築物の金属製屋根を構築する金属製屋根部材である、前記1)~3)いずれか記載の金属屋根構築用複合遮熱材
5) 前記金属製部材が複数枚連接して建築物の金属製外壁を構築する金属製外周側壁部材である、前記1)~3)いずれか記載の金属側壁構築用複合遮熱材
6) 前記4)の前記金属屋根構築用複合遮熱材を複数枚使用して、建築物の屋根を構成した建築物の室内に、前記複合遮熱材で構築された建築物の屋根の室内側裏面に向けて冷気を吹付ける空調装置を設けた、前記4)記載の金属屋根の建築物の空調構造
7) 建物の屋根が前記金属屋根構築用複合遮熱材を多数連接して構成することで、夏季において屋根からの高温の熱量が建物の室内に流入することを低減して室内温度の高温化を抑止できる、前記4)記載の遮熱建物
8) 建物の外周壁が前記金属側壁構築用複合遮熱材を多数連接して構成することで、夏季において外周壁からの高温の熱量が建物の室内に流入することを低減して室内温度の高温化を抑止できる、前記5)記載の遮熱建物
9) 前記遮熱建物が工場建屋・農業用倉庫・植物育成ハウス・畜産舎屋又は物流倉庫である、前記7)又は8)記載の遮熱建物
にある。
本発明によれば、外気温度・太陽光を直接受ける建物の屋根材・外周壁材として平板状又は所定断面形状の金属製部材の裏面に独立気泡の発泡樹脂フォームの軟質発泡体を層状に接着し、更に熱伝導率がよく且つ熱線を高い反射率で反射するアルミ・銅・ベリリウム等の薄い金属箔の表面に腐食防止コーティング剤を塗布した金属シートをガラス繊維織布シート等の不燃材シートの上下面に接着して構成される遮熱シートを作製し、同遮熱シートを前記軟質発泡体の下面に接着させる。この金属製部材と軟質発泡体と前記遮熱シートの3層の積層体を成型機で所定の断面形状に成型したもの又は平板状のものを本発明の複合遮熱材としている。
本発明では、この複合遮熱材を複数個連接して建物の面状の屋根・外周壁を構成すれば、太陽からの光熱及び高い外気温度を受ける外気側の金属部材から遮熱シートの上面の金属シートに向けて熱伝達による熱量の移動は断熱材である前記軟質発泡体によって大きく制限される。一方、この遮熱シートの下面の金属シートはその下方(内側)の室の大きな室空間の空気温度・対流する空気温度と接触し、下面の金属シートを低温度の室内の空気温度に近づけるように作用する。
即ち、遮熱シートの上面の金属シートにはその外気に露出した金属部材の大気温度と太陽光によって加熱された高温(夏)の熱量が主に伝熱で室内方向に移動するが、軟質発泡体の断熱材で大きく遮熱されて上面の金属シートへ流れ込む。
他方、遮熱シートの下面の金属シートは、この下面の金属シートの下方の室の広い容積の室温空気・室内で対流している対流空気温度又は空調機からの低温(夏)の吹出空気温度に接触することで、下面の金属シートの温度は室内側の空気温度で支配された温度となる。低温の強制の吹出温度にさらされる場合はその吹出温度に近くなり、下面の金属シートの下方の室内の空気温度は上面の金属シートの高温(夏)の温度が作用し、下面の金属シートの空気温度は上面と下面の金属シートの温度の中間値(平均値)近くとなる。
しかも、上面の金属シートと下面の金属シートとの間には不燃材が介在しているので、上面と下面の二つの金属シート間の熱移動は制限的となっている。結果、下面の金属シートの温度は上面の金属シートの高温の温度と下面の金属シートの室内空気の低い温度近くになって、その低温と相殺した中間値の温度に近い温度となる傾向がある。特に、室内側から冷気が積極的に送られる(吹付けられる)と下面の金属シートの温度はかなり低目となり、室に適した25℃程にすることができるようになる。このように、下面の金属シートの室内側周辺空気が25℃程になるように空調機で吹付温度を低く設定すれば、室内の平均温度を25℃程にできる。
実施例1の金属シートを付着した複合遮熱材Xの本発明の場合と複合遮熱材Xから遮熱シートを除去した複合遮熱材Yの場合及び遮熱シート並びに軟質発泡体を外した金属製部材のみの対照例Zの場合の3試料に対して、450Wのカーボンヒーターの電気ヒーターで複合遮熱材X,Y,対照例Zの表側の金属製部材に向けて5分間加熱して各材の表面側の温度を60℃とした場合の各材の裏面の温度を計測した。その比較試験を下記表1に示す。室温21~26℃の夏の想定で、複合遮熱材X,Y及び対照例Zの金属製部材の表側温度(大気側温度)が60℃程の状態であったが、軟質発泡体のみで遮熱シートがない複合遮熱材Yの場合の軟質発泡体の裏面(下面)の温度は42℃程となり、軟質発泡体の裏面に更に遮熱シートを接着した本発明の実施例の複合遮熱材Xの場合は軟質発泡体によって制限された伝熱された熱量は不燃材を介して下面の金属シート及びこれが接する室内天井部の空気に拡散放熱され、下面の金属シートの表面温度は29℃程まで低下した。
従って、複合遮熱材Xの場合では室に空調機があれば低温空気吹出のクーラー状態、例えば遮熱シートに向けて22℃程の冷気を吹出すことで平均室温を25℃程に保つことができることとなる。
しかも、図1,10に示すように、金属製屋根の金属製部材と軟質発泡体と遮熱シートの複合遮熱材Xの下面の金属シートは家屋等の建築物の室天井面に露出され、天井部空間とその下方の室空間との室全体を人間の居住空間温度にでき、吹抜けの建物空間の如く屋根材の直下に水平の天井壁面を設けることなく使用でき、天井の高い屋根材が露出した広い室空間として使用できるものになっている。しかも、金属シートは軟質発泡体の損傷・劣化を防いでいる。
この発明では、複数の複合遮熱材を連結して面状にすることで、建築物の屋根を構築すること、又は家屋等の建築物の外周壁を構築することができる。この場合は、夏において太陽光と外気温度にさらされる金属製部材からの又は金属製部材への熱量の移動を軟質発泡体でよく抑制し、しかも遮熱シートの下面の金属シートを室内側空間に露出させて効果的に放熱(又は吸熱)又は冷気吹付させることで室の平均温度を25℃程に容易にでき、複合遮熱材の厚み即ち金属部材の屋根材としての厚みの天井空間は室内空間と連続させることができ、これらの室内側に水平な天井壁面・垂直な外周壁面を構築せずに露出状態で空調できる室内空間として使用でき、室内空間を広く使用できる利点がある。更に、外側にある遮熱シートが軟質発泡体の人・物との接触による損傷と空気との接触による劣化を防ぐ。
図1は、実施例1の家屋の遮熱構造を示す説明図である。 図2は、図1のX-X断面図であり、実施例1で使用した複合遮熱材の拡大断面図である。 図3は、実施例1に使用した複合遮熱材の製造工程図である。 図4は、実施例1,2の0.4mm厚みの遮熱シートの内部構造を示す一部切欠平面図である。 図5は、実施例1,2の遮熱シートの拡大断面図である。 図6は、実施例1に使用した複合遮熱材Xと,これから遮熱シートを取り除いた複合遮熱材Yと,軟質発泡体と遮熱シートを取り外した金属製部材のみの対照例Zに対して、電気ヒーターで表側の金属製部材を加熱した場合の複合遮熱材X,Y及び対照例Zにおける裏面の温度の比較試験を示す説明図である。 図7は、家屋の外周壁に波形に加工された複合遮熱材を使用した実施例2を示す説明図である。 図8は、図7のY-Y断面図である。 図9は、実施例2に使用した複合遮熱材の拡大断面図である。 図10は、空調機の冷気を冷気送風ダクトと送気ファンとによって家屋の金属製屋根の内側の頂部で吹出して屋根の複合遮熱材を冷却させる構造例を示す他の実施例3を示す説明図である。 図11は、実施例1と同じ構造の金属製屋根を使用した2階建の2階における他の空調構造を示す説明図である。 図12は、実施例4であって、複合遮熱材を使用して屋根を構成した空調機のない倉庫の構造と温度状態を示す説明図である。
本発明の金属製部材としては、ガルバリウム鋼板(登録商標),ステンレス鋼板,亜鉛鉄板,アルミ合金板,銅板等が使用できる。又、独立気泡の発泡樹脂フォームとしては、ポリウレタン樹脂の独立気泡の軟質発泡体が代表例であるが、他の独立気泡の発泡樹脂フォームでも可能である。尚、発泡フォームでも硬質発泡体は実用的でない。
又、本発明の遮熱シートの金属シートの金属素材としては、良熱伝導率且つ高い反射率の金属のアルミニウム,銅,ベリリウム等の素材のものが使用できる。又、不燃材としてはガラス繊維織布が適している。実施例1,2の遮熱シートの厚みは0.4mm以下であり、金属シートは金属箔レベルの肉厚が薄いものであり、素材としては純度99%のアルミシート(アルミ箔)が好ましく、銅シートでも可能である。
本発明の図1~6に示す実施例1は、家屋Hの屋根RFを断面ハット状に折曲したガルバリウム鋼板(登録商標)の金属製部材12を複数個連接して家屋Hの防水防風の金属製の屋根RFを構築した家屋Hで、本発明の複合遮熱材1として上記金属製部材12にポリウレタン樹脂の独立気泡の軟質発泡体13を4~5mmの厚みに層状に接着する。同軟質発泡体13の裏面に腐食防止コーティング剤(クリアコート)を塗布したアルミ純度99%以上のアルミシート(アルミ箔)を用いた0.1mm以下の薄い上面・下面の金属シート16,17をガラス繊維織布を使用した不燃材15の上面と下面とに接着した0.4mm程の遮熱シート14(24)を作製し、その遮熱シート14(24)を前記の金属製部材12(22)の裏面に接着した独立気泡の軟質発泡体13(23)の下面に接着させた複合遮熱材1を使用する。この複合遮熱材1の製造方法は図3に示すように各部材を3層に接着した後、成型機でもって同時に成型して作製する。
実施例1は、家屋Hのこの複合遮熱材1を複数枚連接させて屋根RFを構成している。屋根裏の空間は下方の室内空間と連続した吹き抜けの空間となっている。
この実施例1の複合遮熱材1(X),同複合遮熱材1(X)から遮熱シート14を取り除いた複合遮熱材Yと金属製部材のみの対照例Zの比較試験(図6参照)との比較結果の表1から分るように、対照例Zの金属製部材12の裏面温度は60℃であり、遮熱シート14がない複合遮熱材Yの裏面(軟質発泡体下面)の温度は42℃程であるのに対し、遮熱シート14がある実施例1の複合遮熱材Xの裏面の表面温度は28℃程であり、遮熱シート14がない複合遮熱材Yの42℃程に比べて、屋根材の室内側の裏面温度が14℃低くできた。これによって、実施例1で室内平均温度を25℃にするには、空調機ACの吹出温度は23℃程でよく、室内は平均約25℃に保持できる。しかも、天井部の水平な天井壁がなく、屋根材の位置までの吹き抜けの広い室として使用できる。しかも、屋根材の結露は独立気泡の軟質発泡体であるので、ほとんど生じない。
次に、図7~9に示す実施例2は、家屋Hの外周壁面を構成する部材を波形断面の金属製部材22の裏面に、4~5mm厚みの軟質発泡体23と、腐食防止コーティング剤を表面に塗布したアルミ純度99%以上のアルミシートを用いた金属シート26,27を不燃材25のガラス繊維織布の上下面に接着した遮熱シート24とを積層させた複合遮熱材2を複数個連接して家屋Hの外周壁20として使用した結露を少なく断熱できる遮熱構造の例である。この実施例2でも室内の断熱効果が大きく、空調機ACで室温調整を容易としている。尚、この実施例2の屋根構造に実施例1の複合遮熱材を使用すれば、更に遮熱性を高める。
図12に示す実施例4は、実施例1の複合遮熱材Xを複数枚面状に連接して屋根を構成した倉庫の例であって、床はコンクリート床面で室内に空調機を使用しない倉庫の例であり、倉庫内温度は夏季における外気温が36℃の想定時の温度例を示す。空調機がなくても屋根の外側温度が53℃であっても、倉庫内温度を33℃程で抑えることができる例である。
(実施例1,2,3の用語と符号の説明)
実施例1,2,3の図面・明細書にて使用する用語と符号について説明する。
は実施例1の家屋内空間を結露を少なく断熱できる遮熱構造を示す。Gは実施例2の家屋Hの遮熱構造を示す。G,Gは本発明の他の実施例を示す。Hは実施例1,2,3,4の平屋の家屋、RFは同家屋の金属製の屋根、Fは家屋Hの床である。1は同家屋Hの屋根RFを構成する実施例1の複合遮熱材(X)、HRは室空間、12は同複合遮熱材1の0.5~0.8mm厚みの素材ガルバリウム鋼板(登録商標)製の金属製部材、13は同金属製部材12の裏面に接合する独立気泡のポリウレタン樹脂フォームの4~5mm厚みの軟質発泡体、14は0.4mm程の厚みの遮熱シート、15は遮熱シート14のガラス繊維織布を使用した不燃材、16は同不燃材15の上面に接着する純度99%のアルミの箔状金属シート、17は同不燃材15の下面に接着する純度99%のアルミの箔状金属シート、18,28は金属シート16,17の外側に施されて形成される腐食防止コーティング、2は実施例2の波状の複合遮熱材、20は家屋Hの断熱された外周壁である。
KG1,KG2は前記金属製部材12,22に軟質発泡体13,23を接着し、その室内側に遮熱シート14,24を接着した3層の積層体をハット状又は波状に成型する金属成型機の上金型と下金型である。
(実施例1,2,3,4に使用する複合遮熱材1,2の製造について/図3参照)
実施例1,4の屋根材として使用するハット状に折曲された複合遮熱材1,実施例2の家屋の外周壁20として使用する波状に折曲した複合遮熱材2の製造について説明する。
広い巾と屋根の流れ方向の長さの広い面積の平板のガルバリウム鋼板(登録商標)の金属製部材12,22を用意する。その裏面全面に独立気泡のポリウレタン樹脂フォームの軟質発泡体13,23を4~5mm厚みで付着させる(図3(イ),(ロ)参照)。
次に、前記ガルバリウム鋼板(登録商標)の広さの面積でガラス繊維織布の不燃材15(25)の上面・下面に、純度99%以上のアルミシートの金属シート16,26を用意して同金属シートに腐食防止コーティング剤(クリアコート)を塗布して、前記不燃材15の上下面に接着してクリアコーティングされた遮熱シート14,24を作製する。
その後、この腐食防止コーティング剤を塗布してクリアコーティングされた遮熱シート14,24を接着剤でガルバリウム鋼板(登録商標)の裏面に接着した軟質発泡体13,23の室内側面に接着する。このように、広い面積の0.5~0.8mm厚みのガルバリウム鋼板(登録商標)と4~5mm程の軟質発泡体13,23と0.4mm厚みの遮熱シート14,24を積層した三層の積層ガルバリウム鋼板(登録商標)をまず製造する(図3(ハ)参照)。
その後、この広い面積の積層ガルバリウム鋼板(登録商標)の下面に軟質発泡体13,23と遮熱シート14,24の三層の平面状の積層体を所定折曲形状の上金型KG1と下金型KG2を使って金属成型機によってハット断面形状又は波形形状又はV字状に成型する。成型された平板状の複合遮熱材を適当な寸法に切断して金属屋根材・金属外周壁材として使用する。
(実施例1/複合遮熱材1で家屋の屋根構成した例/図1~6参照)
金属製屋根材をふいた家屋Hにおいて、屋根板として前記の製造の複合遮熱材1を多数個使用して屋根ふきを行う。その複合遮熱材1を用いた屋根RFの断面図を図2に示している。ガルバリウム鋼板(登録商標)を用いた金属製部材12の室内天井空間に露出した裏面全面には独立気泡の軟質発泡体13が接着されている。更に、軟質発泡体13の下面の全面に腐食防止コーティング18,28を施した純度99%以上のアルミの金属シート16,17を不燃材のガラス繊維織布の上下面に接着した遮熱シート14が接着されている。屋根RFを構成する複数の複合遮熱材1の金属製部材12の表面温度が夏場に50~70℃の高温になっても、複合遮熱材1の軟質発泡体13によって大巾に断熱され、伝熱された熱量は接着された遮熱シート14の上面の金属シート16の表面から下面の金属シート17を介して周囲の室空気へ放熱され、又は冷気の吹付けによって下面の金属シート17の温度は室内温度25℃前に近い温度となる。
この実施例1の複合遮熱材1をそのまま使用して構成した複合遮熱材Xと、実施例1の複合遮熱材Xから遮熱シート14を取り外して金属製部材12に軟質発泡体13を付着した対照例の複合遮熱材Y及び軟質発泡体13並びに遮熱シート14ともに外した金属製部材12のみとした対照例Zに対して、カーボンヒーターの450Wを用いた電気ヒーターEHで複合遮熱材X,Y,対照例Zの外気側の表面に5分間加熱して表面温度を60℃とした場合の各複合遮熱材X,Y,対照例Zの露出した裏面の遮熱シート14の表面温度と、軟質発泡体13の表面温度と、金属製部材12の裏面温度を比較する試験を行った。室温は22~26℃程であった。
Figure 0007147126000002
上記試験結果の表1に示すように、実施例1では本発明の複合遮熱材1を屋根材として使用すれば、太陽に面する金属製部材12の上面の表面温度が60.4℃であっても、複合遮熱材1の室内側の下面の金属シート17の下面(室内側裏面)の温度は28.7℃であり、空調機の吹出温度を23℃程とすれば、室の平均温度は25~26℃前後にできる。空調機を使用しない場合は28℃程となる。
一方、遮熱シート14がない複合遮熱材Yを使用すると室天井に露出する軟質発泡体13の裏面の天井部の温度はまだ41.7℃の高温であるから、空調機の吹出空気温度を20℃以下に低くしないと、室平均温度が30℃程とならず、空調機の吹出冷気は室内の下方に降りるため、室の床近い下方の温度が22℃程で低くなり過ぎるものとなる。
更に、金属製部材12のみの屋根の場合、下方の露出する金属製部材12の表面温度は60.4℃の高温度になるため、空調機の吹出温度は10℃より下方温度にしないと平均室温を25℃にできない。この場合、室下位の温度は15℃前後になり、生活適正温度とはならない。図11に示す金属製屋根の2階建家屋の2階の温度は上記のようになる。
このように、本発明の複合遮熱材を使用した屋根構造とすれば、夏場において空調機に大きな負荷をかけずに室内を平均温度25℃前後の温度にすることが容易である。
しかも、屋根は金属製部材の裏面に合計4~5mm厚み程の軟質発泡体13と0.2~0.4mm程の遮熱シート14を付着した構造であり、下方に何ら室天井部を区画する水平な天井壁面を構築せずに天井工事費用を不要にできる。しかも、天井部付近の温度を室温に近い温度にでき且つ室空間と屋根とが連通した吹抜け空間とすることとなり、室の空間を広くできる。
尚、天井が高く、空調機による冷気の吹出しが屋根の天井裏までの送りが難しい場合は、図10の如く空調機の冷気の噴出を冷気送風ダクトAC3を用い、内部に送気ファンAC4を設けて、天井裏の頂部で吹出管AC5を用いて金属製屋根裏面に冷気を吹付けることが好ましい。又、室内の温度を均一にするため、空気押下ファンWFを天井裏に設けることが好ましい。
(実施例2/図7~9参照)
実施例2は、本発明の波形に成型された複合遮熱材2を家屋Hの外周壁20として多数個連接して面状に構築した遮熱構造の例である。
実施例2の複合遮熱材2のガルバリウム鋼板(登録商標)の金属製部材22の外気側が夏季に50℃近くまで表面が上昇しても、室内側となっている遮熱シート24の金属シート26,27の温度は28.7℃程の温度であるので人が接触しても火傷することなく、又空調機ACの吹出空気温度を23℃程にして室平均温度を26℃程にできる。
この実施例2も空調機ACの吹出空気温度を23℃程とすることで、室内平均温度を26℃前後にできる。冬季においては、複合遮熱材2の軟質発泡体23によって外気の冷気による室内側の遮熱シート24の下面の金属シート27からの熱の外方向への熱移動は大きく制限され、金属シート27は室温の温度近くなって、室内の空調機ACの吹出の暖気熱量を家屋H外へ放出することが少なく、家外周の断熱性もよく、空調機ACの機能を充分に働かせることができる。
(複合遮熱材の製造方法)
本発明の複合遮熱材1,2は、図3に示すように広い面積の平板状のガルバリウム鋼板(登録商標)の金属製部材12,22の裏面にその平面積の広さの4~6mm程の厚みの独立気泡の軟質発泡体13,23を層状に接着する。次に、同じ形状広さのアルミ純度99%以上の箔状の金属シート16,17,26,27に腐食防止コーティング剤(クリアコート)を塗布して、上記軟質発泡体13,23の裏面に接着剤によって接合し、平板状の金属製部材12,22と,軟質発泡体13,23と,遮熱シート14,24とを三層に積層させた広い面積の平面状積層体を作製し、次にこれを金属成型機によって所定のハット状折曲形状・波状又はV字状の形状に成型するとともに、屋根材・外周壁材の所要の巾寸法で切断する。
図12に示す実施例4は、屋根を実施例1の複合遮熱材Xをもって構築して外周壁には断熱壁を使用した倉庫の例であり、床は倉庫荷重に耐えるコンクリート床である。α,β,γ点は夏季外気温度36℃における推定温度であり、α点は倉庫の南側の外周壁から100cm,天井屋根から30cm下方の地点の温度、β点は北壁の外周壁から100cm,コンクリート床から150cmの地点の温度、γ点は屋根の天井裏面の温度及びコンクリート床面の推定温度を示す。
Figure 0007147126000003
上記表2の計測(推定)温度から本実施例4の南壁の天井に近いα点の温度は45℃から37℃に、北壁の床に近いβ点の温度は36℃から33.5℃に、更に屋根裏面温度は53℃から41℃になり、室内の温度はガルバリウム鋼板(登録商標)を屋根材として使用した室内温度に比べ3~12℃程低い温度になっていると推定できた。外気より1~2℃程低い温度となり、金属屋根の場合に比べて大略5℃程低くできる。この結果は、空調機を使用しないで工業製品の保管倉庫として使用できるものである。
本発明は、工業製品の倉庫,農業用ハウス,畜産飼育ハウス,農業製品・機械の倉庫として使用可能である。特に、外気の風通し・送気ファンを組み合せれば、更に良い温度調整を可能とし、倉庫・ハウス内を適切な温度管理できるものと推定される。
本発明は、人間の住居のための家屋,建物の他に、種々の倉庫・農業ハウス・家畜小屋・食品倉庫等にも有用である。又は、本発明の複合遮熱材は温度変動を抑えた電気部品・食品等を格納する装置のケーシングの壁面材として使用可能であり、温度管理が必要なものは空調機・空気ファン・通気窓との併用で好ましい倉庫ハウスにできる。
実施例1の複合遮熱材を屋根に使用した家屋の室内を結露少なく断熱できる建築物の空調構造
実施例2の家屋の外周壁に複合遮熱材を使用した家屋の室内を結露少なく断熱できる建築物の空調構造
実施例3の空調構造
AC 空調機
AC1 室内機
AC2 室外機
AC3 冷気送風ダクト
AC4 送気ファン
AC5 吹出管
H 家屋
KG1 上金型
KG2 下金型
HR 室空間
RF 屋根
WF 空気押下ファン
F 床
EH 電気ヒーター
TS 温度センサー
1 ハット状に折曲された複合遮熱材
2 波形に折曲された複合遮熱材
12,22 金属製部材
13,23 独立気泡の軟質発泡体
14,24 遮熱シート
15,25 不燃材
16,26 上面の金属シート
17,27 下面の金属シート
18,28 腐食防止コーティング
20 断熱された外周壁

Claims (9)

  1. 平板状又は所定断面形状に成型された所定厚みの金属製部材の裏面に、独立気泡の発泡樹脂フォームの軟質発泡体を層状に接着し、不燃材シートの上下面それぞれに熱伝導率が高く且つ輻射熱を高い反射率で反射する金属素材の薄い金属シートを付着し、同金属シートの表面に腐食防止コーティングを施した構造の遮熱シートを、
    前記金属製部材の裏面に層状に接着した前記軟質発泡体の下面に接着してなる、複合遮熱材。
  2. 前記不燃材シートがガラス繊維織布である、請求項1記載の複合遮熱材。
  3. 前記金属シートの素材がアルミ・銅又はベリリウムのいずれかである、請求項1又は2記載の複合遮熱材。
  4. 前記金属製部材が複数枚連接して建築物の金属製屋根を構築する金属製屋根部材である、請求項1~3いずれか記載の金属屋根構築用複合遮熱材。
  5. 前記金属製部材が複数枚連接して建築物の金属製外壁を構築する金属製外周側壁部材である、請求項1~3いずれか記載の金属側壁構築用複合遮熱材。
  6. 請求項4の前記金属屋根構築用複合遮熱材を複数枚使用して、建築物の屋根を構成した建築物の室内に、前記複合遮熱材で構築された建築物の屋根の室内側裏面に向けて冷気を吹付ける空調装置を設けた、請求項4記載の金属屋根の建築物の空調構造。
  7. 建物の屋根が前記金属屋根構築用複合遮熱材を多数連接して構成することで、夏季において屋根からの高温の熱量が建物の室内に流入することを低減して室内温度の高温化を抑止できる、請求項4記載の遮熱建物。
  8. 建物の外周壁が前記金属側壁構築用複合遮熱材を多数連接して構成することで、夏季において外周壁からの高温の熱量が建物の室内に流入することを低減して室内温度の高温化を抑止できる、請求項5記載の遮熱建物。
  9. 前記遮熱建物が工場建屋・農業用倉庫・植物育成ハウス・畜産舎屋又は物流倉庫である、請求項7又は8記載の遮熱建物。
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