JP7142608B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、画像解析により検知した空席数に応じて、クーポンによる割合率が異なるクーポンを提供する技術が知られている。また、クーポンの提供を受けた客が来店するまでの時間に応じて、クーポンによる割引率が異なるクーポンを提供する技術が知られている。
国際公開第2018/116387号
しかしながら、上述した従来技術では、画像解析により検知された空席数を検出の対象として、空席が検出された席数に応じて割引率が異なるクーポンを決定する技術に過ぎず、店舗などの対象に関連する全体的な状況に応じて対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、キャパシティに制限がある対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記対象関連情報に基づいて、前記対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供するインセンティブである提供インセンティブを決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、キャパシティに制限がある対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る事業者装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係るクーポン一覧記憶部の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る対象関連情報記憶部の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係るモデル記憶部の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る結果情報記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.情報処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1では、実施形態に係る情報処理が情報処理装置100により実行される例を示す。なお、図1の例では、店舗(店)を、キャパシティに制限がある対象の一例として説明するが、対象は、キャパシティに制限があるものであれば、どのような対象であってもよい。例えば、対象は、タクシや自家用車などの所定の移動体であってもよい。例えば、対象は、電車やバスなどの公共交通機関であってもよい。例えば、対象は、イベントやアクティビティや講習会等が開催される会議室やイベント会場等の所定の空間(スペース)であってもよい。例えば、対象は、フリーアドレスのオフィス、インターネットカフェ、カプセルホテル、ホテル等の所定の空間であってもよい。キャパシティは、空間的な制限に限らず、参加人数などの人数的な制限であってもよい。また、キャパシティは、人数的な制限に限らず、椅子の数や座席数などの空間容量的な制限であってもよい。また、キャパシティに制限がある対象への収容物については、人に限らず、物などであってもよい。例えば、対象は、トラックの荷台などの物流に関する移動体の収容スペースであってもよい。また、ここでいう対象は、空き家、空き部屋、空き倉庫、スーツケース、かばん、コインロッカー、コインランドリー、マッサージチェア等、人や物が収容物となる種々の対象であてもよい。なお、上記は一例であり、キャパシティに制限があり、下記情報処理が適用可能な種々の対象について、後述する処理を行ってもよい。
図1では、情報処理装置100が、キャパシティに制限がある店舗を対象とする対象に関する情報(以下、適宜、「対象関連情報」と呼ぶ)を取得する場合を示す。また、図1では、情報処理装置100が、送客のターゲットとなるユーザ(消費者)(以下、適宜、「ターゲットユーザ」と呼ぶ)へ提供するインセンティブを決定し、インセンティブを提案する情報を、店舗の事業者に提供する場合を示す。ここで、ターゲットユーザへ提供するインセンティブを、適宜、「提供インセンティブ」と呼ぶ。図1では、インセンティブの一例であるクーポンを用いて説明する。なお、事業者は、店舗を運営(経営)する事業者である。以下、店舗を事業者、又は、事業者を店舗と読み替える場合がある。例えば、店舗SP1を事業者CM1、又は、事業者CM1を店舗SP1と読み替える場合がある。以下、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例を説明する。
情報処理装置100は、ターゲットユーザへ提供する候補となるクーポン(以下、適宜「候補クーポン」と呼ぶ)を決定する(ステップS101)。情報処理装置100は、複数のクーポンを含むクーポン一覧から候補クーポンを決定する。情報処理装置100は、対象関連情報に基づいて、候補クーポンを決定する。例えば、情報処理装置100は、クーポン一覧と対象関連情報とに基づいて、候補クーポンを決定する。例えば、情報処理装置100は、クーポン一覧と対象関連情報とに基づいて、クーポン一覧から候補クーポンを選択する。図1では、情報処理装置100は、対象関連情報SL1とクーポン一覧CL1とに基づいて、候補クーポンを決定する。具体的には、情報処理装置100は、対象関連情報SL1に含まれる情報が、クーポン一覧CL1に含まれる条件情報を満たすクーポンを候補クーポンに決定する。具体的な処理の例を挙げると、情報処理装置100は、クーポン一覧CL1に含まれる複数のクーポンの各々に対して、複数のクーポンの各々に対応する条件情報と、対象関連情報SL1に含まれる店舗の情報とを比較して、複数のクーポンのうち、対象関連情報SL1に含まれる店舗の情報が、対応する条件情報を満たすクーポンを候補クーポンに決定する。例えば、クーポンCP1により識別されるクーポンには条件がないため、情報処理装置100は、クーポンCP1により識別されるクーポンを店舗SP1への送客に関する候補クーポンに決定する。例えば、情報処理装置100は、クーポンCP2により識別されるクーポンの条件が平均単価500円以上であり、店舗SP1の平均単価1500円が500円以上であるため、クーポンCP2により識別されるクーポンを候補クーポンに決定する。例えば、情報処理装置100は、クーポンCP3により識別されるクーポンの条件が飲食店であり、店舗SP1が飲食店であるため、クーポンCP3により識別されるクーポンを候補クーポンに決定する。このように、情報処理装置100は、クーポンCP1乃至CP3等を候補クーポンに決定する。
クーポン一覧は、所定の記憶部から取得されてもよいし、外部サーバから取得されてもよい。例えば、情報処理装置100は、クーポン一覧記憶部121に格納されたクーポン一覧を取得して、候補クーポンを決定してもよい。また、対象関連情報は、所定の記憶部から取得されてもよいし、外部サーバから取得されてもよい。例えば、情報処理装置100は、対象関連情報記憶部122に格納された対象関連情報を取得して、候補クーポンを決定してもよい。
対象関連情報には、対象である店舗に関する情報であれば、どのような情報が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗の満空に関する状況が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗のカテゴリや平均単価に関する情報が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗の周辺情報が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗の位置から所定の範囲内の周辺情報が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗が位置するエリアに対応する周辺情報が含まれてもよい。例えば、対象関連情報には、店舗が位置するエリアの混雑状況を示す周辺情報が含まれてもよい。
情報処理装置100は、情報提供装置50から送信された周辺情報を取得する(ステップS102)。図1では、情報処理装置100は、店舗SP1の周辺情報である周辺情報EINF1を取得する。なお、ステップS101の処理の前にステップS102の処理を実行してもよい。すなわち、情報処理装置100は、周辺情報を含む対象関連情報に基づいて、候補クーポンを決定してもよい。
情報処理装置100は、送客に関する所定のモデル(以下、適宜、「モデルM1」と呼ぶ)を生成する。情報処理装置100は、送客に関する指標を示すスコアを出力するモデルM1を生成する。情報処理装置100は、対象関連情報と一の候補クーポンの入力に応じて、送客に関する指標を示すスコアを出力するモデルM1を生成する。図1に示すモデルM1は、以下の式(1)に対応する。
Figure 0007142608000001
式(1)に示すx1、x2、・・・、xnは、スコアを算出するための要素である。式(1)に示す要素は、対象関連情報である。例えば、x1は店舗の満空に関する状況を示し、x2は店舗の位置から所定の範囲内の周辺情報を示し、x3は店舗が位置するエリアに対応する周辺情報を示し、x4は店舗が位置するエリアの混雑状況を示す周辺情報を示すものとしてもよい。
情報処理装置100は、生成したモデルM1を所定の記憶部に格納してもよい。例えば、情報処理装置100は、モデル記憶部123に格納してもよい。
情報処理装置100は、送客に関するスコアを算出する。情報処理装置100は、生成したモデルM1を用いて、送客に関するスコアを算出する。具体的には、情報処理装置100は、候補クーポンの各々と対象関連情報との各組み合わせをモデルM1に入力することにより、各組み合わせに対応する各スコアを算出する。図1では、情報処理装置100は、クーポンCP1と対象関連情報との組み合わせをモデルM1に入力することにより、0.6のスコアを算出する(ステップS103-1)。また、情報処理装置100は、クーポンCP2と対象関連情報との組み合わせをモデルM1に入力することにより、0.8のスコアを算出する(ステップS103-2)。また、情報処理装置100は、クーポンCP3と対象関連情報との組み合わせをモデルM1に入力することにより、0.25のスコアを算出する(ステップS103-3)。
情報処理装置100は、モデルM1により出力された各組み合わせに対応する各スコアのランキングを示すランキングRK1を生成する(ステップS104)。情報処理装置100は、スコアの高い順に候補クーポンを順位付け(ソート)したランキングRK1を生成する。
情報処理装置100は、モデルM1により出力された各組み合わせに対応する各スコアを用いて、ターゲットユーザへ提供(配信)するクーポンである提供インセンティブを決定する(ステップS105)。例えば、情報処理装置100は、複数の候補クーポンのうち、スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定する。情報処理装置100は、各クーポンのスコアを比較することにより、スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定する。図1に示す例では、情報処理装置100は、クーポンCP2により識別されるクーポンを提供インセンティブに決定する。このように、情報処理装置100は、ターゲットユーザが利用する端末装置へ配信するクーポンを決定する。
情報処理装置100は、決定したクーポンを提案する提案情報を、店舗を運営する事業者に提供する(ステップS106)。図1に示す例では、情報処理装置100は、クーポンCP2により識別されるクーポンを提案する提案情報を、事業者CM1が利用する事業者装置20に送信する。
情報処理装置100は、対応する事業者の許可を示す許可情報を取得する(ステップS107)。情報処理装置100は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供に対する許可情報を取得する。情報処理装置100は、事業者が利用する事業者装置20から送信された許可情報を取得する。図1に示す例では、情報処理装置100は、クーポンCP2により識別されるクーポンに対する許可情報を、事業者CM1が利用する事業者装置20から取得する。
情報処理装置100は、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ提供インセンティブに関する情報を配信する(ステップS108)。情報処理装置100は、提供インセンティブに対応するクーポンを配信する。具体的には、情報処理装置100は、対応する事業者の許可情報が取得された場合に提供インセンティブを示す情報を配信する。図1に示す例では、情報処理装置100は、クーポンCP2により識別されるクーポンを配信する。
〔2.処理のバリエーション〕
(2-1.送客に関する報酬)
図1に示す例では、情報処理装置100が、クーポンに掛かる負担(損失)を事業者に要求することを前提として、クーポンを配信する場合を示した。例えば、情報処理装置100が、200円引きのクーポンを配信した場合には、クーポン代である200円を事業者が負担する場合を示した。ここで、情報処理装置100は、送客に関する報酬(リワード)を事業者に課金してもよい。例えば、情報処理装置100は、送客に関する所定の条件を満たした場合に、送客に関する報酬を事業者に課金してもよい。具体的には、情報処理装置100は、ターゲットユーザが店舗への送客に関して貢献する行動を行った場合に、送客に関する報酬を事業者に課金してもよい。例えば、情報処理装置100は、情報処理装置100を管理する管理者の利益が最大となるように、送客に関する報酬を事業者に課金してもよい。この場合、情報処理装置100は、図1に示すステップS101乃至S108と同様の処理を行ってもよい。また、情報処理装置100は、提供インセンティブを提案する提案情報を店舗の事業者に提供することなく、ターゲットユーザにクーポンを配信してもよい。そして、情報処理装置100は、クーポンの配信後、ターゲットユーザが送客に関する所定の条件を満たした場合に、送客に関する報酬を店舗に課金してもよい。すなわち、情報処理装置100は、送客に関する所定の条件を満たした場合の成功報酬として、送客に関する報酬を店舗に課金してもよい。例えば、情報処理装置100は、送客が成功した場合、成功報酬を店舗に課金してもよい。
(2-2.粗利)
図1に示す例では、情報処理装置100が、モデルM1により出力された各スコアを用いて、ターゲットユーザへ配信するクーポン(提供インセンティブ)を決定する場合を示した。ここで、情報処理装置100は、モデルM1により出力された各スコアと、対応する粗利とに基づいて、提供インセンティブを決定してもよい。言い替えると、情報処理装置100は、送客に関する確率と粗利とに基づいて、提供インセンティブを決定してもよい。具体的には、情報処理装置100は、送客に関する確率と粗利とに基づいて、送客に関する第2のスコア(以下、適宜、「第2スコア」と呼ぶ)を算出してもよい。例えば、情報処理装置100は、以下の式(2)を用いて、各候補クーポンに対応する第2スコアを算出してもよい。
Figure 0007142608000002
情報処理装置100は、複数の候補クーポンのうち、第2スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。このように、情報処理装置100は、店舗の満空の予測とともに店舗の利益が最大になるように最適化されたクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、ランチを14時にしてくれたら10%引きといった割引率による満空の予測とともに店舗の利益が最大となるように最適化されたクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。これにより、情報処理装置100は、店舗にとって混雑時の取りこぼしや空いている時の無駄を減らして空席状況を平準化することができる。また、情報処理装置100は、急いでいないターゲットユーザが来店する時間がずれるようなクーポンを提供インセンティブに決定することにより、店舗にとって混雑時の取りこぼしや空いている時の無駄を減らして空席状況を平準化することができる。また、情報処理装置100は、店舗が位置するエリアの混雑状況を示す周辺情報から、対応するタイミングでの最適割引率やコミュニケーションタイミングを算出することにより、店舗の利益が最大になるように最適化されたクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。
(2-3.他のインセンティブ)
図1に示す例では、情報処理装置100が、クーポンCP1により識別される割引率を示すクーポン(10%割引)や、クーポンCP2により識別される割引価格を示すクーポン(200円引き)や、クーポンCP3により識別される特定の特典を示すクーポン(1品プレゼント)を候補クーポンに決定する場合を示した。ここで、情報処理装置100は、図1に示す例に限らず、どのような内容のクーポンを候補クーポンに決定してもよい。また、図1では、インセンティブの一例としてクーポンを用いて説明したが、インセンティブはクーポンに限らず、どのようなものであってもよい。例えば、インセンティブは、電子マネーや購入の際に利用可能なポイントなどの特典であってもよい。
(2-4.特定のユーザにクーポンを配信する)
図1に示す例では、情報処理装置100が、送客のターゲットとなるユーザをターゲットユーザとして処理を行う場合を示したが、情報処理装置100は、出てほしいユーザをターゲットユーザとして処理を行ってもよい。例えば、情報処理装置100は、次の客の来店が予測できる場合や、店舗に行列ができている場合に、出てほしいユーザをターゲットユーザとして処理を行ってもよい。具体的な処理の例を挙げると、情報処理装置100は、店舗に設置されたセンサや、店舗が位置するエリアの混雑状況を示す周辺情報を取得することにより、次の客の来店や来店のタイミングを予測してもよいし、店舗の行列を判断してもよい。また、情報処理装置100は、出てほしいタイミングで利用できるクーポンを配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、今出れば10%OFFといったクーポンに関する情報を配信してもよい。この場合、情報処理装置100は、ターゲットユーザが貢献する行動を行った場合には、10%OFFのクーポンを配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、今出れば10%OFFといった条件を有するクーポンを配信してもよい。
(2-5.許可の省略)
図1に示す例では、情報処理装置100が、事業者の許可情報を取得してクーポンを配信する場合を示したが、情報処理装置100は、ステップS107の処理を省略してもよい。この場合、情報処理装置100は、ステップS106の処理も省略してもよい。すなわち、情報処理装置100は、決定したクーポンを無条件でユーザへ配信してもよい。また、情報処理装置100は、ステップS107の処理を省略する場合、予め定められた予算の上限や、予め定められた配信回数の上限などの情報に基づいて、クーポンを配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、予め定められた予算の上限を満たすまで、決定したクーポンを無条件でユーザへ配信してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、予算の上限が10万円である場合には10万円分に相当する内容を満たすまで、10%割引や200円引きや1品プレゼントなどのクーポンを無条件で配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、予め定められた配信回数の上限を満たすまで、決定したクーポンを無条件で配信してもよい。具体的な例を挙げると、情報処理装置100は、配信回数の上限が1万回である場合には1万回に達するまで、10%割引や200円引きや1品プレゼントなどのクーポンを無条件で配信してもよい。なお、予算の上限や配信回数の上限は、店舗の事業者により予め定められてもよいし、情報処理装置100の管理者により予め定められてもよい。また、情報処理装置100は、事業者の許可情報を予め取得することにより、決定したクーポンを無条件で配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、ステップS105の処理の前に事業者の許可情報を予め取得することにより、決定したクーポンを無条件で配信してもよい。
(2-6.複数クーポン)
図1に示す例では、情報処理装置100が、スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定する場合を示したが、情報処理装置100は、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。この場合、情報処理装置100は、複数のクーポンをユーザへ配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、重複排除や多様性も配慮しつつ、スコア上位のものから適宜組み合わせた複数のクーポンを選択し、ユーザへ配信してもよい。例えば、情報処理装置100は、類似するクーポンの重複を排除し、多様なクーポンが配信されるように、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、スコアの高い順に候補クーポンを順位付け、スコアが上位のものから適宜組み合わせることにより、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、クーポンをカテゴリ毎に分類(クラスタリング)したクラスタに基づいて、クラスタ毎にスコアが最大のクーポンを組み合わせることにより、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。なお、クーポンの分類は、カテゴリに限らず、クーポンを分類することができる基準であれば、どのような基準に基づいて行われてもよい。例えば、情報処理装置100は、クーポンの類似度や、クーポンの条件の類似度に基づいて分類したクラスタに基づいて、クラスタ毎にスコアが最大のクーポンを組み合わせることにより、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。また、情報処理装置100は、クラスタ毎にスコアが最大のクーポンに限らず、スコアが上位のものから適宜組み合わせることにより、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。例えば、情報処理装置100は、第1のクラスタのスコアが最大のクーポンと、第2のクラスタのスコアが最大のクーポンとの類似度が所定の閾値以上である場合、第2のクラスタのスコアが最大のクーポンを組み合わせに含めなくてもよい。この場合、情報処理装置100は、第1のクラスタのスコアが最大のクーポンと、第2のクラスタのスコアが2番目に最大のクーポンとの類似度が所定の閾値以上でない場合、第2のクラスタのスコアが2番目に最大のクーポンを組み合わせに含めてもよい。また、情報処理装置100は、第2のクラスタのクーポンを含めずに、他のクラスタのクーポンを組み合わせることにより、複数のクーポンを提供インセンティブに決定してもよい。なお、類似度は、クーポンに含まれる情報に基づいて算出されるものとする。例えば、類似度は、クーポンに含まれる文字情報に基づいて算出されてもよい。例えば、類似度は、クーポンの内容や条件に含まれる文字情報に基づいて算出されてもよい。これにより、情報処理装置100は、類似する複数のクーポンを重複して配信することなく、訴求性の高い複数のクーポンを効率的に配信することができる。このように、情報処理装置100は、クーポンに関する多様性を配慮しつつ、多角的に複数のクーポンを配信することができる。
〔3.情報処理システムの構成〕
図2に示す情報処理システム1について説明する。図2に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と、事業者装置20と、情報提供装置50と、情報処理装置100とが含まれる。端末装置10と、事業者装置20と、情報提供装置50と、情報処理装置100とは所定の通信網(ネットワークN)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。なお、図2に示した情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の事業者装置20や、複数台の情報提供装置50や、複数台の情報処理装置100が含まれてもよい。
端末装置10は、ユーザ(ターゲットユーザ)によって利用される情報処理装置である。端末装置10は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、端末装置10は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示す。
事業者装置20は、店舗の事業者によって利用される情報処理装置である。事業者装置20は、実施形態における処理を実現可能であれば、どのような装置であってもよい。また、事業者装置20は、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等の装置であってもよい。図1に示す例においては、事業者装置20がノート型PCである場合を示す。
情報提供装置50は、周辺情報を情報処理装置100に提供するサーバ装置である。情報提供装置50は、店舗に関する周辺情報を情報処理装置100に提供する。なお、情報提供装置50は、路線や道路などの公共交通機関の混雑状況や、天気状況などに関連する種々の情報を提供してもよい。
情報処理装置100は、ターゲットユーザへ提供する提供インセンティブを提案する提案情報を、店舗を運営する事業者に提供するために用いられる。情報処理装置100は、例えば、PC、WS(Work Station)等の情報処理装置であり、情報提供装置50等からネットワークNを介して送信されてきた情報に基づいて処理を行う。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、制御部14とを有する。
(通信部11)
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(入力部12)
入力部12は、ターゲットユーザからの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、ユーザU1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部12は、タッチパネル機能により表示面を介してターゲットユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部12は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部13)
出力部13は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部13は、情報処理装置100から送信された情報を出力する。例えば、出力部13は、情報処理装置100から配信されたクーポンを出力する。
(制御部14)
制御部14は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、端末装置10にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、情報処理装置100から配信されたクーポンを表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部14は、受信部141を有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(受信部141)
受信部141は、各種情報を受信する。受信部141は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部141は、情報処理装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部141は、提供インセンティブに関する情報を受信する。例えば、受信部141は、提供インセンティブに対応するクーポンを受信する。例えば、受信部141は、提供インセンティブを示す情報を受信する。
〔5.事業者装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る事業者装置20の構成について説明する。図4は、実施形態に係る事業者装置20の構成例を示す図である。図4に示すように、事業者装置20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、制御部24とを有する。
(通信部21)
通信部21は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部21は、所定のネットワークNと有線又は無線で接続され、所定のネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(入力部22)
入力部22は、事業者からの各種操作を受け付ける。図1に示す例では、事業者CM1からの各種操作を受け付ける。例えば、入力部22は、タッチパネル機能により表示面を介して事業者からの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部22は、事業者装置20に設けられたボタンや、事業者装置20に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
(出力部23)
出力部23は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等によって実現されるタブレット端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。また、出力部23は、情報処理装置100から送信された情報を出力する。例えば、出力部23は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供を提案する提案情報を出力する。
(制御部24)
制御部24は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、事業者装置20内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、事業者装置20にインストールされたアプリケーションのプログラムが含まれる。例えば、この各種プログラムには、情報処理装置100から提供された提案情報を表示するアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部24は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部24は、送信部241と、受信部242とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。
(送信部241)
送信部241は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部241は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部241は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部241は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供に対する事業者の許可を示す許可情報を送信する。
(受信部242)
受信部242は、各種情報を受信する。受信部242は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。受信部242は、情報処理装置100等の他の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部242は、提供インセンティブを提案する提案情報を受信する。例えば、受信部242は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供を提案する提案情報を受信する。
〔6.情報提供装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る情報提供装置50の構成について説明する。図5は、実施形態に係る情報提供装置50の構成例を示す図である。図5に示すように、情報提供装置50は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを有する。なお、情報提供装置50は、情報提供装置50の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部51)
通信部51は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部51は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報処理装置100等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部52)
記憶部52は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部52は、周辺情報を記憶する。例えば、記憶部52は、エリア毎の周辺情報を記憶する。
(制御部53)
制御部53は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報提供装置50内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部53は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部53は、送信部531を有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部53の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(送信部531)
送信部531は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。送信部531は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。例えば、送信部531は、情報処理装置100等の他の情報処理装置へ各種情報を送信する。
送信部531は、周辺情報を送信する。送信部531は、店舗に関する周辺情報を送信する。例えば、送信部531は、店舗の位置から所定の範囲内の周辺情報を送信する。例えば、送信部531は、店舗が位置するエリアに対応する周辺情報を送信する。
〔7.情報処理装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、事業者装置20等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、クーポン一覧記憶部121と、対象関連情報記憶部122と、モデル記憶部123と、結果情報記憶部124とを有する。
クーポン一覧記憶部121は、クーポン一覧に含まれる複数のクーポンに関する情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係るクーポン一覧記憶部121の一例を示す。図7に示すように、クーポン一覧記憶部121は、「クーポンID」、「クーポン」、「条件情報」といった項目を有する。
「クーポンID」は、クーポン一覧に含まれる複数のクーポンの各々を識別するための識別情報を示す。「クーポン」は、クーポン一覧に含まれる複数のクーポンの各々を示す。「条件情報」は、複数のクーポンの各々に対応する条件に関する情報を示す。図7に示す例では、「条件情報」に「条件#1」や「条件#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、店舗のカテゴリや平均単価を限定する情報などが格納される。例えば、「条件情報」には、「飲食店」や「平均単価500円以上」といった情報などが格納される。
対象関連情報記憶部122は、対象関連情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る対象関連情報記憶部122の一例を示す。図8に示すように、対象関連情報記憶部122は、「店舗ID」、「対象関連情報」といった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「対象関連情報」は、店舗に関する情報を示す。「対象関連情報」は、「店舗情報」、「周辺情報」といった項目を更に有する。「店舗情報」は、店舗の属性や店舗の満空などに関する情報を示す。「店舗情報」は、「エリア」、「カテゴリ」、「平均単価」、「満空」といった項目を更に有する。「エリア」は、店舗が位置するエリアを示す。「カテゴリ」は、店舗が専門とするカテゴリを示す。「平均単価」は、店舗で取引される商品の平均単価を示す。「満空」は、店舗の満空に関する状況を示す。図8に示す例では、「満空」に「満空#1」や「満空#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、空席数や空席率などの情報が格納される。「周辺情報」は、店舗の周辺に関する情報を示す。図8に示す例では、「周辺情報」に「周辺#1」や「周辺#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、店舗が位置するエリアの混雑状況を示す混雑率などの情報が格納される。
モデル記憶部123は、所定のモデルに関する情報を記憶する。モデル記憶部123は、生成された所定のモデルに関する情報を記憶する。図9は、モデル記憶部123の一例を示す。図9に示すように、モデル記憶部123は、「モデルID」、「モデル(算出式)」といった項目を有する。
「モデルID」は、所定のモデルを識別するための識別情報を示す。「モデル(算出式)」は、所定のモデルの算出式を示す。図9に示す例では、「モデル(算出式)」に「モデル#1」や「モデル#2」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、関数のデータが格納される。例えば、「モデル(算出式)」に式(1)の関数が格納される。
結果情報記憶部124は、ランキング結果に関する情報を記憶する。結果情報記憶部124は、所定のモデルにより出力された各スコアに応じて順位付けしたランキング結果に関する情報を記憶する。ここで、図10に、実施形態に係る結果情報記憶部124の一例を示す。図10に示すように、結果情報記憶部124は、「店舗ID」、「順位」、「クーポンID」、「対象関連情報」、「スコア」といった項目を有する。
「店舗ID」は、店舗を識別するための識別情報を示す。「順位」は、店舗の順位を示す。「クーポンID」は、クーポンの各々を識別するための識別情報を示す。「対象関連情報」は、対象関連情報を示す。図10に示す例では、「対象関連情報」に「対象関連#1」といった概念的な情報が格納される例を示したが、実際には、対象関連情報記憶部122の「対象関連情報」と同様の情報が格納される。「スコア」は、クーポンの各々と対象関連情報との各組み合わせに対応する各スコアを示す。「スコア」は、クーポンの各々と対象関連情報との各組み合わせを所定のモデルに入力することにより出力された各スコアを示す。
(制御部130)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部130は、取得部131と、決定部132と、生成部133と、算出部134と、提供部135と、配信部136とを有し、以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。取得部131は、外部の情報処理装置から各種情報を取得する。取得部131は、情報提供装置50等の他の情報処理装置から各種情報を取得する。
取得部131は、記憶部120から各種情報を取得する。取得部131は、クーポン一覧記憶部121や対象関連情報記憶部122やモデル記憶部123や結果情報記憶部124から各種情報を取得する。
取得部131は、取得した各種情報を記憶部120に格納する。取得部131は、クーポン一覧記憶部121や対象関連情報記憶部122やモデル記憶部123や結果情報記憶部124に各種情報を格納する。
取得部131は、他の機能構成により決定、生成、算出された各種情報を取得する。
取得部131は、周辺情報を取得する。取得部131は、対象の周辺に関する周辺情報を取得する。図1では、取得部131は、情報提供装置50から送信された周辺情報を取得する。
取得部131は、対象関連情報を取得する。取得部131は、キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する。例えば、取得部131は、店舗に関連する対象関連情報を取得する。
取得部131は、対象の満空に関する状況を含む対象関連情報を取得する。取得部131は、対象の位置から所定の範囲内の周辺情報を含む対象関連情報を取得する。取得部131は、対象が位置するエリアに対応する周辺情報を含む対象関連情報を取得する。取得部131は、対象が位置するエリアの混雑状況を示す周辺情報を含む対象関連情報を取得する。
取得部131は、クーポン一覧を取得する。取得部131は、複数のクーポンを含むクーポン一覧を取得する。
取得部131は、送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルを取得する。取得部131は、対象関連情報と一のクーポンとを入力として、送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルを取得する。
取得部131は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供に対する事業者の許可を示す許可情報を取得する。
(決定部132)
決定部132は、各種情報を決定する。決定部132は、記憶部120から各種情報を決定する。例えば、決定部132は、結果情報記憶部124から各種情報を決定する。
決定部132は、他の機能構成により取得、生成、算出された各種情報を決定する。
決定部132は、対象関連情報に基づいて提供インセンティブを決定する。決定部132は、複数のクーポンを含むクーポン一覧と、対象関連情報とに基づいて、提供インセンティブを決定する。決定部132は、複数のクーポンを含むクーポン一覧から提供インセンティブを決定する。また、決定部132は、提供インセンティブの候補を決定する。図1では、決定部132は、候補クーポンを決定する。
決定部132は、クーポン一覧の複数のクーポンの各々と、対象関連情報との各組み合わせを所定のモデルに入力することにより、提供インセンティブを決定する。決定部132は、所定のモデルにより出力された各組み合わせに対応する各スコアを用いて提供インセンティブを決定する。決定部132は、算出部134により算出された各スコアを用いて提供インセンティブを決定する。決定部132は、複数のクーポンのうち、スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定する。図1では、決定部132は、スコアに応じて順位付けしたランキング結果に関する情報に基づいて提供インセンティブを決定する。
(生成部133)
生成部133は、各種情報を生成する。生成部133は、生成した各種情報を記憶部120に格納する。例えば、生成部133は、モデル記憶部123に各種情報を格納する。
生成部133は、他の機能構成により取得、決定、算出された各種情報に基づいて、各種情報を生成する。
生成部133は、所定のモデルを生成する。生成部133は、スコアを出力するよう、コンピュータを機能させるための所定のモデルを生成する。生成部133は、送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルを生成する。生成部133は、対象関連情報と一のクーポンとの入力に応じて、送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルを生成する。
(算出部134)
算出部134は、各種情報を算出する。算出部134は、記憶部120から各種情報を算出する。例えば、算出部134は、モデル記憶部123から各種情報を算出する。
算出部134は、他の機能構成により取得、決定、生成された各種情報を算出する。
算出部134は、送客に関する指標を示すスコアを算出する。算出部134は、所定のモデルを用いて送客に関する指標を示すスコアを算出する。算出部134は、生成部133により生成された所定のモデルを用いて送客に関する指標を示すスコアを算出する。算出部134は、対象関連情報と一のクーポンとの組み合わせを所定のモデルに入力することにより、送客に関する指標を示すスコアを算出する。
(提供部135)
提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。提供部135は、外部の情報処理装置へ各種情報を配信する。例えば、提供部135は、事業者装置20等の他の情報処理装置へ各種情報を提供する。
提供部135は、記憶部120から各種情報を提供する。提供部135は、結果情報記憶部124から各種情報を提供する。
提供部135は、他の機能構成により取得、決定、生成、算出された各種情報を提供する。
提供部135は、提供インセンティブを提案する提案情報を提供する。提供部135は、ターゲットユーザへ提供する提供インセンティブを提案する提案情報を提供する。提供部135は、対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供する提供インセンティブを提案する提案情報を提供する。提供部135は、提供インセンティブを提案する提案情報を、対象を運営する事業者に提供する。提供部135は、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ配信するクーポンによりターゲットユーザに提供される提供インセンティブの提案情報を事業者に提供する。提供部135は、決定部132により決定された提供インセンティブの提案情報を事業者に提供する。
(配信部136)
配信部136は、外部の情報処理装置へ各種情報を配信する。配信部136は、外部の情報処理装置へ各種情報を送信する。配信部136は、外部の情報処理装置へ各種情報を通知する。配信部136は、外部の情報処理装置へ各種情報を提供する。例えば、配信部136は、端末装置10等の他の情報処理装置へ各種情報を配信する。
配信部136は、記憶部120から各種情報を配信する。配信部136は、結果情報記憶部124から各種情報を配信する。
配信部136は、他の機能構成により取得、決定、生成、算出された各種情報を配信する。
配信部136は、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ提供インセンティブに関する情報を配信する。配信部136は、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ提供インセンティブに対応するクーポンを配信する。配信部136は、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ提供インセンティブを示す情報を配信する。配信部136は、取得部131により事業者の許可を示す許可情報が取得された場合、ターゲットユーザが利用する端末装置10へ提供インセンティブを示す情報を配信する。
〔8.情報処理のフロー〕
次に、図11及び図12を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順について説明する。図11及び図12は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、情報処理装置100は、対象に関連する対象関連情報を取得する(ステップS201)。情報処理装置100は、取得した対象関連情報と、クーポン一覧の複数のクーポンの各々との組み合わせを所定のモデルに入力する(ステップS202)。情報処理装置100は、入力した各組み合わせに対応する送客に関する指標を示す各スコアを算出する(ステップS203)。情報処理装置100は、算出した各スコアに対応する複数のクーポンのうち、スコアが最大のクーポンを提供インセンティブに決定する(ステップS204)。情報処理装置100は、決定した提供インセンティブを提案する提案情報を、対象を運営する事業者に提供する(ステップS205)。
図12に示すように、情報処理装置100は、事業者の許可情報を取得したかを判定する。情報処理装置100は、ターゲットユーザへの提供インセンティブの提供に対する事業者の許可情報を取得したかを判定する。情報処理装置100は、事業者の許可情報を取得しない場合(ステップS301;NO)、情報処理を終了する。一方、情報処理装置100は、事業者の許可情報を取得した場合(ステップS301;YES)、提供インセンティブを示す情報をターゲットユーザに配信する(ステップS302)。
〔9.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部132とを有する。取得部131は、キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する。決定部132は、取得部131により取得された対象関連情報に基づいて、対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供するインセンティブである提供インセンティブを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、キャパシティに制限がある対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。また、情報処理装置100は、店舗などのキャパシティに制限がある対象にとって魅力的な集客活動を展開することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、決定部132により決定された提供インセンティブを提案する提案情報を、対象を運営する事業者に提供する提供部135を有する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、キャパシティに制限がある対象を運営する事業者に、適切なインセンティブを提案する情報を提供することができる。
また、提供部135は、ユーザが利用する端末装置へ配信するクーポンによりユーザに提供される提供インセンティブの提案情報を、事業者に提供する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、適切なクーポンを提案する情報を提供することができる。
また、取得部131は、対象の満空に関する状況を含む対象関連情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象の満空に関する情報に応じて、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、取得部131は、対象の位置から所定の範囲内の周辺情報を含む対象関連情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象の周辺情報に応じて、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、取得部131は、対象が位置するエリアに対応する周辺情報を含む対象関連情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象の周辺情報に応じて、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、取得部131は、エリアの混雑状況を示す周辺情報を含む対象関連情報を取得する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象の周辺情報に応じて、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、決定部132は、複数のインセンティブを含むインセンティブ一覧と、対象関連情報とに基づいて、提供インセンティブを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、インセンティブ一覧を用いて、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、取得部131は、インセンティブ一覧を取得する。また、決定部132は、インセンティブ一覧から提供インセンティブを選択する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、インセンティブ一覧の中から、対象への送客に関するインセンティブを適切に決定することができる。
また、取得部131は、対象関連情報と一のインセンティブとを入力として、送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルを取得する。また、決定部132は、インセンティブ一覧の複数のインセンティブの各々と、対象関連情報との各組合せを、所定のモデルに入力することより、提供インセンティブを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象への送客に関するインセンティブを客観的に決定することができる。
また、決定部132は、所定のモデルにより出力された各組合せに対応する各スコアを用いて、提供インセンティブを決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象への送客に関するインセンティブを客観的に決定することができる。
また、決定部132は、複数のインセンティブのうち、スコアが最大のインセンティブを提供インセンティブに決定する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、対象への送客に関するインセンティブを客観的に決定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザが利用する端末装置へ提供インセンティブに関する情報を配信する配信部136を有する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、適切なインセンティブに関する情報をユーザに配信することができる。
また、配信部136は、ユーザが利用する端末装置へ提供インセンティブに対応するクーポンを配信する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、適切なクーポンに関する情報をユーザに配信することができる。
また、取得部131は、ユーザへの提供インセンティブの提供に対する、対象を運営する事業者の許可を示す許可情報を取得する。また、配信部136は、取得部131により対象を運営する事業者の許可情報が取得された場合、ユーザが利用する端末装置へ提供インセンティブを示す情報を配信する。
これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、インセンティブに関する情報を適切に配信することができる。
〔10.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置10、事業者装置20、情報提供装置50および情報処理装置100は、例えば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、端末装置10、事業者装置20、情報提供装置50および情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、所定の通信網を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを所定の通信網を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る端末装置10、事業者装置20、情報提供装置50および情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部14、24、53および130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔11.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
20 事業者装置
50 情報提供装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 クーポン一覧記憶部
122 対象関連情報記憶部
123 モデル記憶部
124 結果情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 生成部
134 算出部
135 提供部
136 配信部
N ネットワーク

Claims (14)

  1. キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記対象関連情報に基づいて、前記対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供するインセンティブである提供インセンティブを決定する決定部と、
    を備え
    前記取得部は、
    複数のインセンティブを含むインセンティブ一覧と、前記対象関連情報と一のインセンティブとを入力として、前記送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルとを取得し、
    前記決定部は、
    前記インセンティブ一覧の複数のインセンティブの各々と、前記対象関連情報との各組合せを、前記所定のモデルに入力することより、前記所定のモデルにより出力された前記各組合せに対応する各スコアを用いて、前記提供インセンティブを決定す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定部により決定された前記提供インセンティブを提案する提案情報を、前記対象を運営する事業者に提供する提供部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、
    前記ユーザが利用する端末装置へ配信するクーポンにより前記ユーザに提供される前記提供インセンティブの前記提案情報を、前記事業者に提供する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部は、
    前記対象の満空に関する状況を含む前記対象関連情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部は、
    前記対象の位置から所定の範囲内の周辺情報を含む前記対象関連情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、
    前記対象が位置するエリアに対応する周辺情報を含む前記対象関連情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、
    前記エリアの混雑状況を示す前記周辺情報を含む前記対象関連情報を取得する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、
    前記インセンティブ一覧を取得し、
    前記決定部は、
    前記インセンティブ一覧から前記提供インセンティブを選択する
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部は、
    前記複数のインセンティブのうち、スコアが最大のインセンティブを前記提供インセンティブに決定する
    ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザが利用する端末装置へ前記提供インセンティブに関する情報を配信する配信部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記配信部は、
    前記ユーザが利用する前記端末装置へ前記提供インセンティブに対応するクーポンを配信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得部は、
    前記ユーザへの前記提供インセンティブの提供に対する、前記対象を運営する事業者の許可を示す許可情報を取得し、
    前記配信部は、
    前記取得部により前記対象を運営する事業者の前記許可情報が取得された場合、前記ユーザが利用する前記端末装置へ前記提供インセンティブを示す情報を配信する
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の情報処理装置。
  13. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記対象関連情報に基づいて、前記対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供するインセンティブである提供インセンティブを決定する決定工程と、
    を含み、
    前記取得工程は、
    複数のインセンティブを含むインセンティブ一覧と、前記対象関連情報と一のインセンティブとを入力として、前記送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルとを取得し、
    前記決定工程は、
    前記インセンティブ一覧の複数のインセンティブの各々と、前記対象関連情報との各組合せを、前記所定のモデルに入力することより、前記所定のモデルにより出力された前記各組合せに対応する各スコアを用いて、前記提供インセンティブを決定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. キャパシティに制限がある対象に関連する対象関連情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記対象関連情報に基づいて、前記対象への送客のターゲットとなるユーザへ提供するインセンティブである提供インセンティブを決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させ
    前記取得手順は、
    複数のインセンティブを含むインセンティブ一覧と、前記対象関連情報と一のインセンティブとを入力として、前記送客に関する指標を示すスコアを出力する所定のモデルとを取得し、
    前記決定手順は、
    前記インセンティブ一覧の複数のインセンティブの各々と、前記対象関連情報との各組合せを、前記所定のモデルに入力することより、前記所定のモデルにより出力された前記各組合せに対応する各スコアを用いて、前記提供インセンティブを決定す
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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