JP7142189B1 - 吸音材、及び吸音材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、スパンレース法により第1繊維層となるスパンレース不織布を形成する工程、及び少なくとも前記第1繊維層と第2繊維層とを積層し、ニードルパンチ法により一体化して積層構造体を形成する工程を含む、通気度(G)が1.5cm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であり、前記第1繊維層が音源側に配置される積層構造体である吸音材の製造方法によれば、1000~4000Hzというような、低周波数域から高周波数域において広く優れた吸音性能を発揮する吸音材を製造できることを見出し、本発明を完成した。
なお、音源側とは吸音材において音源に近い側、つまり音が入射する側のことを示す。
[1] 第1繊維層と第2繊維層とを含む積層構造体であって、
前記第1繊維層における平均細孔径(D)(μm)と前記積層構造体における通気度(G)(cm3/cm2・sec)の関係が、1.0≦D/G≦10を満たし、
前記積層構造体における通気度(G)(cm3/cm2・sec)と前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)の関係が、5.0≦G/B≦25を満たし、且つ
前記第1繊維層が音源側に配置されることを特徴とする吸音材。
[2] 前記第1繊維層と前記第2繊維層とが、ニードルパンチ法で絡合され一体化していることを特徴とする[1]に記載の吸音材。
[3] 前記第1繊維層の厚さが0.6mm以上1.5mm以下であり、目付が100g/m2以上250g/m2以下であることを特徴とする[1]又は[2]に記載の吸音材。
[4] 前記第1繊維層がスパンレース不織布であることを特徴とする[1]~[3]のいずれかに記載の吸音材。
[5] 前記スパンレース不織布が分割繊維を含むことを特徴とする[4]に記載の吸音材。
[6] 前記第2繊維層の厚さが6.0mm以上30mm以下であり、嵩密度が20.0kg/m3以上60.0kg/m3以下であることを特徴とする[1]~[5]のいずれかに記載の吸音材。
[7] 前記第2繊維層が平均繊度が10dtex以上17dtex以下であるポリエステル短繊維を含むニードルパンチ不織布であることを特徴とする[1]~[6]のいずれかに記載の吸音材。
[8] 前記第1繊維層における平均細孔径(D)が7.5μm以上14.5μm以下であり、
前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)が0.50以上0.80以下であり、
前記積層構造体における通気度(G)が1.5cm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする[1]~[7]のいずれかに記載の吸音材。
[9] 厚さが7.0mm以上20.0mm以下である[1]~[8]のいずれかに記載の吸音材。
[10] JIS A 1405-2の試験方法に準じて測定した垂直入射吸音率が、周波数1000Hzにおいて0.20以上であり、周波数2000Hzにおいて0.75以上であり、周波数4000Hzにおいて0.75以上であることを特徴とする[1]~[9]のいずれかに記載の吸音材。
[11] スパンレース法により第1繊維層を形成する工程、
少なくとも前記第1繊維層と第2繊維層とを積層し、ニードルパンチ法により一体化して積層構造体を形成する工程を含む、
通気度(G)が1.5cm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であり、
前記第1繊維層が音源側に配置される前記積層構造体である吸音材の製造方法。
[12] 針密度5本/cm2以上70本/cm2以下で前記ニードルパンチ法による一体化をする[11]に記載の製造方法。
[13] 水圧を300kg/cm2以上800kg/cm2以下の範囲内で調整して前記スパンレース法により第1繊維層を形成する[11]又は[12]に記載の製造方法。
[14] 前記第1繊維層の厚さが0.6mm以上1.5mm以下であり、目付が100g/m2以上250g/m2以下である[11]~[13]のいずれかに記載の製造方法。
[15] 前記第1繊維層が分割繊維を含む[11]~[14]のいずれかに記載の製造方法。
[16] 前記第2繊維層の厚さが6.0mm以上30mm以下であり、嵩密度が20.0kg/m3以上60.0kg/m3以下である[11]~[15]のいずれかに記載の製造方法。
[17] 前記第2繊維層をニードルパンチ法により形成する工程を含み、
前記第2繊維層は、平均繊度が10dtex以上17dtex以下であるポリエステル短繊維を含む不織布である[11]~[16]のいずれかに記載の製造方法。
[18] 前記第1繊維層における平均細孔径(D)(μm)と前記吸音材における通気度(G)(cm3/cm2・sec)の関係が、1.0≦D/G≦10を満たし、
前記吸音材における通気度(G)(cm3/cm2・sec)と前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)の関係が、5.0≦G/B≦25を満たす[11]~[17]のいずれかに記載の製造方法。
[19] 前記第1繊維層における平均細孔径(D)が7.5μm以上14.5μm以下であり、
前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)が0.50以上0.80以下である[11]~[18]のいずれかに記載の製造方法。
[20] 前記吸音材の厚さが7.0mm以上20.0mm以下である[11]~[19]のいずれかに記載の製造方法。
[21] 前記吸音材のJIS A 1405-2の試験方法に準じて測定した垂直入射吸音率が、周波数1000Hzにおいて0.20以上であり、周波数2000Hzにおいて0.75以上であり、周波数4000Hzにおいて0.75以上である[11]~[20]のいずれかに記載の製造方法。
吸音材3において、第1繊維層1が音源側に配置されずに、第2繊維層2が音源側に配置される場合には、低周波数域から高周波数域において広く優れた吸音性能を発揮することはできない。
なお、細孔とは繊維層を構成する繊維が形成する間隙のことであり、細孔径の変動係数(B)とは細孔径の標準偏差と平均細孔径(D)とから下記式より算出される値である。
変動係数(B)=細孔径の標準偏差/平均細孔径(D)
つまり、変動係数(B)が小さければ細孔径分布が狭いことを意味し、変動係数(B)が大きければ細孔径分布が広いことを意味する。
第1繊維層は、吸音材において音源側に配置される層である。第1繊維層の平均細孔径(D)及び細孔径の変動係数(B)が、積層構造体(吸音材)の通気度(G)と特定の関係を有すれば、低周波数域から高周波数域において広く優れた吸音性能を有する吸音材を得ることができる。
第2繊維層は、吸音材において支持体の役割をする層であることが好ましく、第2繊維層が支持体の役割をする層であれば、吸音材を嵩高くし、機械的強度を有させることが可能である。また、第2繊維層は、吸音材の吸音効果に寄与する。
吸音材は、音源側に配置される層である第1繊維層と、第1繊維層とは別の第2繊維層とを含む積層構造体であり、少なくとも第1繊維層と第2繊維層とを積層することにより得られる。前記積層構造体は、本発明の効果を損なわない限り、第1繊維層及び第2繊維層以外の繊維集合体、シート、発泡体等からなる層を有していてもよく、軽量化と省スペース化の観点からは、第1繊維層と第2繊維層とからなる積層構造体であることが好ましい。なお、積層構造体が第1繊維層及び第2繊維層以外の繊維集合体、シート、発泡体等からなる層を有する場合、該層は、第1繊維層及び/又は第2繊維層と接着されていてもよく、接着されていなくてもよい。
吸音材3の製造方法としては、スパンレース法により第1繊維層1を形成する工程(以下、第1繊維層形成工程とも称する)、及び少なくとも前記第1繊維層1と第2繊維層2とを積層し、ニードルパンチ法により一体化して積層構造体3を形成する工程(以下、積層構造体形成工程とも称する)を含み、通気度(G)が1.5ccm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であり、前記第1繊維層1が音源側に配置される前記積層構造体3である吸音材3を得る方法が好ましい。
第1繊維層形成工程においては、スパンレース法によりスパンレース不織布である第1繊維層を形成するのが好ましい。スパンレース法とは、繊維ウエブに高圧水流を連続的に打ち付けるウォーターパンチ加工により繊維を交絡させて不織布を形成する方法である。繊維ウエブは、カード法、エアレイ法等の乾式法で形成することが好ましく、カード法で形成することがより好ましい。繊維ウエブ形成時の繊維供給量、繊維ウエブの搬送速度、また繊維の交絡具合を適宜調整することにより、所望の厚さや目付を有する第1繊維層を形成できるが、スパンレース法によれば、細孔径の変動係数(B)が大きく、平均細孔径(D)が過大とならない不織布を簡便に形成できる。
変動係数(B)が大きい、つまり第1繊維層の細孔径分布が広ければ、幅広い周波数域において吸音性能を有する吸音材を得られるため好ましい。また、平均細孔径(D)が過大とならなければ、積層構造体(吸音材)の通気度(G)を所望の範囲に調整し易いため好ましい。
積層構造体形成工程においては、少なくとも前記第1繊維層と第2繊維層とを積層し、ニードルパンチ法による絡合で接着し、一体化して積層構造体(吸音材)を形成することが好ましい。
(1)目付;JIS L1913 6.2に準じて測定した。
(2)厚さ;ノギスを用いて任意の5点を測定し、その平均値を見掛け厚さとして算出した。
(3)通気度;JIS L-1096の8.26.1(A法:フラジール形法)に準じて測定した。装置はTEXTEST社製のFX3300を使用した。ただし積層構造体(吸音材)における通気度(G)については、測定時の試験片側面からのエアー漏れが多いため、試験片側面からのエアー漏れ量(サイドエアー量)を、試験片上部にゴムプレートを被せることにより測定し、試験片での実測値とサイドエアー量との差分を通気度(G)として算出した。
(4)平均細孔径(D);Porous Material社製の多孔質材料自動細孔径分布測定システムを使用して細孔径分布を測定した。測定結果のporplot4のグラフをもとに計算されたヒストグラムシート3を用いて、階級値は階級幅の平均値とし、度数を相対度数に変換した後、以下の式により平均細孔径(D)を算出した。
平均細孔径(D)=階級値×相対度数の総和
(5)細孔径の変動係数(B);Porous Material社製の多孔質材料自動細孔径分布測定システムを使用して細孔径分布を測定した。測定結果のporplot4のグラフをもとに計算されたヒストグラムシート3を用いて、前記平均細孔径(D)を前述の通り算出し、平均細孔径(D)と階級値の差をその階級値の偏差とし、該偏差の2乗と平均細孔径(D)の算出に用いた相対度数を掛けた値の総和を分散度とし、該分散度の平方根を標準偏差とし、該標準偏差を先に求めた平均細孔径(D)で除した値を細孔径の変動係数(B)として算出した。
(6)吸音性能;JIS A 1405-2(垂直入射吸音率)に準じて測定した。周波数1000Hzでの吸音率が0.20以上、周波数2000Hzでの吸音率が0.75以上、周波数4000Hzでの吸音率が0.75以上の吸音材を合格と判定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布1を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布1の特性は表1に示す通りであった。
繊度6.6dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維55%重量と、繊度17dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維45%重量とをそれぞれ計量、混綿、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、平均針深さ14mm、針密度35本/cm2でニードルパンチ加工を行い、ニードルパンチ不織布1を第2繊維層として得た。ニードルパンチ不織布1の特性は、表1に示す通りであった。
スパンレース不織布1とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材1を得た。吸音材1の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布2を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布2の特性は表1に示す通りであった。
スパンレース不織布2とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材2を得た。吸音材2の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布3を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布3の特性は表1に示す通りであった。
スパンレース不織布3とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材3を得た。吸音材3の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布を得た。そして、リン系繊維用難燃剤を水に溶かして7%濃度溶液とし、得られたスパンレース不織布に含浸させて、スパンレース不織布への難燃剤の付着量が5g/m2となるように難燃加工を行い、難燃加工が施されたスパンレース不織布4を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布4の特性は表1に示す通りであった。
繊度6.6dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維55%重量と、繊度17dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維45%重量とをそれぞれ計量、混綿、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、平均針深さ14mm、針密度35本/cm2でニードルパンチ加工を行い、ニードルパンチ不織布2を第2繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、ニードルパンチ不織布2の特性は表1に示す通りであった。
スパンレース不織布4とニードルパンチ不織布2を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布2側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材4を得た。吸音材4の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
繊度6.6dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維55%重量と、繊度17dtex、繊維長64mmのポリエステル繊維45%重量とをそれぞれ計量、混綿、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、平均針深さ14mm、針密度35本/cm2でニードルパンチ加工を行い、ニードルパンチ不織布3を第2繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、ニードルパンチ不織布3の特性は表1に示す通りであった。
スパンレース不織布4とニードルパンチ不織布3を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布3側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材5を得た。吸音材5の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
スパンレース不織布1とニードルパンチ不織布1とを、熱接着シート(商品名「ダイナック」、呉羽テック社製)を介して積層し、130℃に加熱した熱処理機で1秒間の熱処理を行い一体化し、積層構造体である吸音材6を得た。吸音材6の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
スパンレース不織布2とニードルパンチ不織布1とを、熱接着シート(商品名「ダイナック」、呉羽テック社製)を介して積層し、130℃に加熱した熱処理機で1秒間の熱処理を行い一体化し、積層構造体である吸音材7を得た。吸音材7の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
スパンレース不織布3とニードルパンチ不織布1とを、熱接着シート(商品名「ダイナック」、呉羽テック社製)を介して積層し、130℃に加熱した熱処理機で1秒間の熱処理を行い一体化し、積層構造体である吸音材8を得た。吸音材8の特性は、表1に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を100~500kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、厚さが均一なスパンレース不織布4を第1繊維層として得た。スパンレース不織布4の特性は、表2に示す通りであった。
スパンレース不織布4とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材9を得た。吸音材9の特性は、表2に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
繊度1.6dtex、繊維長51mmのポリエステル繊維を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を100~500kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、厚さが均一なスパンレース不織布5を第1繊維層として得た。スパンレース不織布5の特性は、表2に示す通りであった。
スパンレース不織布5とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材10を得た。吸音材10の特性は、表2に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
繊度1.6dtex、繊維長51mmのポリエステル繊維50重量%と、繊度1.7dtex、繊維長40mmのレーヨン繊維50重量%とをそれぞれ計量、混綿、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を100~500kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、厚さが均一なスパンレース不織布6を第1繊維層として得た。スパンレース不織布6の特性は、表2に示す通りであった。
スパンレース不織布6とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材11を得た。吸音材11の特性は、表2に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布7を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布7の特性は表2に示す通りであった。
スパンレース不織布7とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材12を得た。吸音材12の特性は、表2に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
分割前繊度3.8dtex、繊維長51mmのポリエステル/ナイロン複合繊維(重量比33/67)を、カーディング及びクロス積層してウエブを形成し、水圧を300~800kg/cm2の範囲で調整しながらウォーターパンチ加工を行い、分割繊維から構成される厚さが均一なスパンレース不織布8を第1繊維層として得た。ウエブ形成時の繊維供給量、ウエブ搬送速度を調整することにより、スパンレース不織布8の特性は、表2に示す通りであった。
スパンレース不織布8とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材13を得た。吸音材13の特性は、表2に示す通りであった。
なお、吸音性能の測定は、第1繊維層を音源側として測定した。
実施例1で形成したスパンレース不織布1とニードルパンチ不織布1を、接着することなく積層し、吸音材14を得た。吸音材14の特性は、表2に示す通りであり、第2繊維層を音源側として吸音性能を測定した。
実施例1で形成したスパンレース不織布1とニードルパンチ不織布1を積層し、平均針深さ14mm、針密度10本/cm2でニードルパンチ不織布1側からニードルパンチ加工を施して一体化し、積層構造体である吸音材15を得た。吸音材15の特性は、表2に示す通りであった。なお、吸音性能の測定は、第2繊維層を音源側として測定した。
2 第2繊維層
3 吸音材(積層構造体)
Claims (21)
- 第1繊維層と第2繊維層とを含む積層構造体であって、
前記第1繊維層における平均細孔径(D)(μm)と前記積層構造体における通気度(G)(cm3/cm2・sec)の関係が、1.0≦D/G≦10を満たし、
前記積層構造体における通気度(G)(cm3/cm2・sec)と前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)の関係が、5.0≦G/B≦25を満たし、且つ
前記第1繊維層が音源側に配置されることを特徴とする吸音材。 - 前記第1繊維層と前記第2繊維層とが、ニードルパンチ法で絡合され一体化していることを特徴とする請求項1に記載の吸音材。
- 前記第1繊維層の厚さが0.6mm以上1.5mm以下であり、目付が100g/m2以上250g/m2以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸音材。
- 前記第1繊維層がスパンレース不織布であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の吸音材。
- 前記スパンレース不織布が分割繊維を含むことを特徴とする請求項4に記載の吸音材。
- 前記第2繊維層の厚さが6.0mm以上30mm以下であり、嵩密度が20.0kg/m3以上60.0kg/m3以下であることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の吸音材。
- 前記第2繊維層が平均繊度が10dtex以上17dtex以下であるポリエステル短繊維を含むニードルパンチ不織布であることを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の吸音材。
- 前記第1繊維層における平均細孔径(D)が7.5μm以上14.5μm以下であり、
前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)が0.50以上0.80以下であり、
前記積層構造体における通気度(G)が1.5cm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の吸音材。 - 厚さが7.0mm以上20.0mm以下である請求項1~8のいずれかに記載の吸音材。
- JIS A 1405-2の試験方法に準じて測定した垂直入射吸音率が、周波数1000Hzにおいて0.20以上であり、周波数2000Hzにおいて0.75以上であり、周波数4000Hzにおいて0.75以上であることを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載の吸音材。
- スパンレース法により第1繊維層を形成する工程、
少なくとも前記第1繊維層と第2繊維層とを積層し、ニードルパンチ法により一体化して積層構造体を形成する工程を含む、
通気度(G)が1.5cm3/cm2・sec以上18.0cm3/cm2・sec以下であり、
前記第1繊維層が音源側に配置される前記積層構造体である吸音材の製造方法。 - 針密度5本/cm2以上70本/cm2以下で前記ニードルパンチ法による一体化をする請求項11に記載の製造方法。
- 水圧を300kg/cm2以上800kg/cm2以下の範囲内で調整して前記スパンレース法により第1繊維層を形成する請求項11又は12に記載の製造方法。
- 前記第1繊維層の厚さが0.6mm以上1.5mm以下であり、目付が100g/m2以上250g/m2以下である請求項11~13のいずれかに記載の製造方法。
- 前記第1繊維層が分割繊維を含む請求項11~14のいずれかに記載の製造方法。
- 前記第2繊維層の厚さが6.0mm以上30mm以下であり、嵩密度が20.0kg/m3以上60.0kg/m3以下である請求項11~15のいずれかに記載の製造方法。
- 前記第2繊維層をニードルパンチ法により形成する工程を含み、
前記第2繊維層は、平均繊度が10dtex以上17dtex以下であるポリエステル短繊維を含む不織布である請求項11~16のいずれかに記載の製造方法。 - 前記第1繊維層における平均細孔径(D)(μm)と前記吸音材における通気度(G)(cm3/cm2・sec)の関係が、1.0≦D/G≦10を満たし、
前記吸音材における通気度(G)(cm3/cm2・sec)と前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)の関係が、5.0≦G/B≦25を満たす請求項11~17のいずれかに記載の製造方法。 - 前記第1繊維層における平均細孔径(D)が7.5μm以上14.5μm以下であり、
前記第1繊維層における細孔径の変動係数(B)が0.50以上0.80以下である請求項11~18のいずれかに記載の製造方法。 - 前記吸音材の厚さが7.0mm以上20.0mm以下である請求項11~19のいずれかに記載の製造方法。
- 前記吸音材のJIS A 1405-2の試験方法に準じて測定した垂直入射吸音率が、周波数1000Hzにおいて0.20以上であり、周波数2000Hzにおいて0.75以上であり、周波数4000Hzにおいて0.75以上である請求項11~20のいずれかに記載の製造方法。
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