JP7132237B2 - κオピオイド受容体アンタゴニストならびにそれに関連する産物および方法 - Google Patents
κオピオイド受容体アンタゴニストならびにそれに関連する産物および方法 Download PDFInfo
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Description
本発明は、κオピオイド受容体(KOR)アンタゴニストおよびそれを含む産物、ならびにその使用および調製の方法に関する。
κオピオイド受容体(KOR)は、OPRK1遺伝子によりコードされるものであり、また、オピオイドペプチドダイノルフィンに主要内因性リガンドとして結合するオピオイド受容体ファミリーのメンバーである。KORは、脳、脊髄、および末梢組織中、特に報酬、認知機能、およびストレス応答性に関与する脳領域中に、広範だが明瞭な分布を示す。エビデンスは、ダイノルフィンが疼痛条件およびストレス条件下で上昇すること、ならびにKOR破壊が抗ストレス効果を生成することを示している。これらの発見により、うつ病性障害、不安障害、嗜癖性障害、および、ストレスに関連する他の精神状態の処置用のKORアンタゴニストの開発がもたらされた。KORアンタゴニストの開発はUrbano et al., Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, 24:2021-2032, 2014の"Antagonists of the Kappa Opioid Receptor"(非特許文献1)と題する論文に要約されている。
式中、X、Y、R1、R2、R4、R5、R6、R7、R8、およびR11は下記定義の通りである。
[本発明1001]
式(I)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
式中、
YがNである場合、XはOであり、あるいは、YがOである場合、XはNであり;
R 1 はHまたはFであり;
R 2 はHまたは低級アルキルであり;
R 4 およびR 8 はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり;
R 5 およびR 7 はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり;
ここで
R 5 およびR 7 のうち少なくとも一方はHであり、
R 2 がHである場合、R 4 およびR 8 のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R 2 、R 4 、およびR 8 がHである場合、R 7 はHではなく;
R 6 は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノであり、ここで、R 8 が低級アルキルである場合、R 6 は低級アルキルではなく;
R 11 は-(CH 2 ) 0~1 R 12 であり、ここでR 12 は
であり;
nは1~5の整数である。
[本発明1002]
R 4 がHまたは低級アルキルであり;
R 5 およびR 7 がそれぞれ独立してHまたはFであり;
R 8 が低級アルキル、ハロ、またはシアノであり;
nが1または2である、
本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1003]
式(II)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1004]
式(III)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1005]
式(IV)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1006]
式(V)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1007]
式(VI)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1008]
式(VII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1009]
式(VIII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1010]
式(IX)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1011]
式(X)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1012]
式(XI)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1013]
式(XII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1014]
式(XIII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1015]
式(XIV)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1016]
式(XV)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1017]
式(XVI)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1018]
式(XVII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1019]
式(XVIII)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1020]
式(XIX)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1021]
式(XX)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1022]
nが1または2である、本発明1001~1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1023]
式(II)または(X)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
式中、
R 1 はHまたはFであり;
R 2 はHまたは低級アルキルであり;
R 4 はH、CH 3 、Cl、またはCNであり;
R 5 はHまたはFであり;
R 6 はCl、Br、F、CN、CH 3 、CF 3 、CH 2 CH 3 、CHFCH 3 、CF 2 CH 3 、CH 2 CH 2 F、CH 2 CF 3 、CH(CH 3 ) 2 、C≡CCH 3 、シクロプロピル、シクロブチル、OCH 3 、OCF 3 、OCH 2 CH 3 、またはOCH(CH 3 ) 2 であり;
R 7 はHまたはFであり;
R 8 はH、F、Cl、またはCNであり;
R 11 は-(CH 2 ) 0~1 R 12 であり、ここでR 12 は
であり;
ここで
R 5 およびR 7 のうち少なくとも一方はHであり;
R 2 がHである場合、R 4 およびR 8 のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R 2 、R 4 、およびR 8 がHである場合、R 7 はHではなく;
R 8 が低級アルキルである場合、R 6 は低級アルキルではない。
[本発明1024]
式(II)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
式中、
R 1 はHまたはFであり;
R 2 はHまたは低級アルキルであり;
R 4 はH、CH 3 、Cl、またはCNであり;
R 5 はHまたはFであり;
R 6 はCl、Br、F、CN、CH 3 、CF 3 、CH 2 CH 3 、CHFCH 3 、CF 2 CH 3 、CH 2 CH 2 F、CH 2 CF 3 、CH(CH 3 ) 2 、C≡CCH 3 、シクロプロピル、シクロブチル、OCH 3 、OCF 3 、OCH 2 CH 3 、またはOCH(CH 3 ) 2 であり;
R 7 はHまたはFであり;
R 8 はH、F、Cl、またはCNであり;
R 11 は-(CH 2 ) 0~1 R 12 であり、ここでR 12 は
であり;
ここで
R 5 およびR 7 のうち少なくとも一方はHであり;
R 2 がHである場合、R 4 およびR 8 のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R 2 、R 4 、およびR 8 がHである場合、R 7 はHではなく;
R 8 が低級アルキルである場合、R 6 は低級アルキルではない。
[本発明1025]
式(X)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
式中、
R 1 はHまたはFであり;
R 2 はHまたは低級アルキルであり;
R 4 はH、CH 3 、Cl、またはCNであり;
R 5 はHまたはFであり;
R 6 はCl、Br、F、CN、CH 3 、CF 3 、CH 2 CH 3 、CHFCH 3 、CF 2 CH 3 、CH 2 CH 2 F、CH 2 CF 3 、CH(CH 3 ) 2 、C≡CCH 3 、シクロプロピル、シクロブチル、OCH 3 、OCF 3 、OCH 2 CH 3 、またはOCH(CH 3 ) 2 であり;
R 7 はHまたはFであり;
R 8 はH、F、Cl、またはCNであり;
R 11 は-(CH 2 ) 0~1 R 12 であり、ここでR 12 は
であり;
ここで
R 5 およびR 7 のうち少なくとも一方はHであり;
R 2 がHである場合、R 4 およびR 8 のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R 2 、R 4 、およびR 8 がHである場合、R 7 はHではなく;
R 8 が低級アルキルである場合、R 6 は低級アルキルではない。
[本発明1026]
式(R,R)-(XVIII-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1027]
式(S,R)-(XVIII-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1028]
式(R,S)-(XVIII-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1029]
式(S,S)-(XVIII-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1030]
式(R,R)-(XIX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1031]
式(S,R)-(XIX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1032]
式(R,S)-(XIX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1033]
式(S,S)-(XIX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1034]
式(R,R)-(XX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1035]
式(S,R)-(XX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1036]
式(R,S)-(XX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1037]
式(S,S)-(XX-A)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1038]
式(R,R)-(XVIII-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1039]
式(S,R)-(XVIII-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1040]
式(R,S)-(XVIII-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1041]
式(S,S)-(XVIII-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1042]
式(R,R)-(XIX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1043]
式(S,R)-(XIX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1044]
式(R,S)-(XIX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1045]
式(S,S)-(XIX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1046]
式(R,R)-(XX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1047]
式(S,R)-(XX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1048]
式(R,S)-(XX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1049]
式(S,S)-(XX-B)の構造を有する本発明1001の化合物、あるいはその薬学的に許容される水和物もしくは溶媒和物、同位体、または塩:
。
[本発明1050]
R 1 がHである、本発明1001~1049のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1051]
R 1 がFである、本発明1001~1049のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1052]
R 2 がHである、本発明1001~1051のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1053]
R 2 が低級アルキルである、本発明1001~1051のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1054]
R 2 がメチルである、本発明1053の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1055]
R 4 が低級アルキル、ハロ、またはシアノであり、R 8 がHである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1056]
R 4 が低級アルキルであり、R 8 がHである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1057]
R 4 がメチルであり、R 8 がHである、本発明1056の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1058]
R 4 がハロであり、R 8 がHである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1059]
R 4 がFまたはClであり、R 8 がHである、本発明1058の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1060]
R 4 がシアノであり、R 8 がHである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1061]
R 4 がHであり、R 8 が低級アルキル、ハロ、またはシアノである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1062]
R 4 がHであり、R 8 が低級アルキルである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1063]
R 4 がHであり、R 8 がメチルである、本発明1062の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1064]
R 4 がHであり、R 8 がハロである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1065]
R 4 がHであり、R 8 がFまたはClである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1066]
R 4 がHであり、R 8 がシアノである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1067]
R 4 およびR 8 がそれぞれ独立して低級アルキル、ハロ、またはシアノである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1068]
R 4 およびR 8 がそれぞれ独立してメチル、F、Cl、またはシアノである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1069]
R 4 がメチルであり、R 8 がF、Cl、またはシアノである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1070]
R 4 がF、Cl、またはシアノであり、R 8 がメチルである、本発明1001~1054のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1071]
R 5 およびR 7 がいずれもHである、本発明1001~1070のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1072]
R 5 がHであり、R 7 がハロまたはシアノである、本発明1001~1070のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1073]
R 5 がHであり、R 7 がFまたはシアノである、本発明1072のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1074]
R 5 がハロまたはシアノであり、R 7 がHである、本発明1001~1070のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1075]
R 5 がFまたはシアノであり、R 7 がHである、本発明1074の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1076]
R 6 が低級アルキルである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1077]
R 6 がメチル、エチル、またはイソプロピルである、本発明1076の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1078]
R 6 が低級ハロアルキルである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1079]
R 6 が-CF 3 、-CH 2 CF 3 、-CHFCH 3 、または-CF 2 CH 3 である、本発明1078の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1080]
R 6 が低級アルコキシである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1081]
R 6 がメトキシまたはエトキシである、本発明1080の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1082]
R 6 が低級ハロアルコキシである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1083]
R 6 が-OCF 3 である、本発明1082の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1084]
R 6 がシクロアルキルである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1085]
R 6 がシクロプロピルまたはシクロブチルである、本発明1084の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1086]
R 6 がアルキニルである、本発明1001~1075のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1087]
R 6 が-C≡CCH 3 である、本発明1086の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1088]
R 11 が
である、本発明1001~1087のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1089]
R 11 が
である、本発明1088の化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1090]
R 2 がHまたはメチルであり;
R 4 がHであり;
R 5 がHであり;
R 6 がメチルまたはエチルであり;
R 7 がHであり;
R 8 がFまたはClである、
本発明1001~1089のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1091]
R 2 がHまたはメチルであり;
R 4 がメチルであり;
R 5 がHであり;
R 6 がメチルまたはエチルであり;
R 7 がHであり;
R 8 がFまたはClである、
本発明1001~1089のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1092]
R 2 がHまたはメチルであり;
R 4 がメチルであり;
R 5 がHであり;
R 6 がメチルまたはエチルであり;
R 7 がHであり;
R 8 がシアノである、
本発明1001~1089のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1093]
R 2 がHまたはメチルであり;
R 4 がシアノであり;
R 5 がHであり;
R 6 がメチルまたはエチルであり;
R 7 がHであり;
R 8 がHまたはハロである、
本発明1001~1089のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1094]
表1の化合物の構造を有する化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩。
[本発明1095]
式(XI)の構造を有する化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩:
式中、
R 1 はH、F、または低級アルキルであり;
R 2 はHまたは低級アルキルであり;
R 4 およびR 8 はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり;
R 5 およびR 7 はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり;
ここで
R 5 およびR 7 のうち少なくとも一方はHであり、
(i) R 2 がHである場合、R 4 およびR 8 のうち少なくとも一方は低級アルキル、ハロ、またはシアノであり、あるいは、(ii) R 2 、R 4 、およびR 8 がHである場合、R 7 はハロまたはシアノであり;
R 6 は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、シクロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノであり、ここで、R 8 が低級アルキルである場合、R 6 は低級アルキルではない。
[本発明1096]
R 5 およびR 7 がそれぞれHである、本発明1095の化合物。
[本発明1097]
R 1 がHである、本発明1095または1096の化合物。
[本発明1098]
R 2 がHである、本発明1095~1097のいずれかの化合物。
[本発明1099]
R 4 が低級アルキルである、本発明1095~1098のいずれかの化合物。
[本発明1100]
R 4 がメチルである、本発明1095~1099のいずれかの化合物。
[本発明1101]
R 6 が低級アルキルである、本発明1095~1100のいずれかの化合物。
[本発明1102]
R 6 がメチルまたはエチルである、本発明1095~1101のいずれかの化合物。
[本発明1103]
R 8 がハロである、本発明1095~1102のいずれかの化合物。
[本発明1104]
R 8 がフルオロである、本発明1095~1103のいずれかの化合物。
[本発明1105]
以下の構造を有する、本発明1095の化合物:
。
[本発明1106]
式(XIII-A)の構造を有する化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩:
式中、
R 1 はH、F、または低級アルキルであり;
R 4 およびR 8 はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり;
R 5 およびR 7 はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり;
ここで、R 4 およびR 8 がHである場合、R 7 はハロまたはシアノであり;
R 6 は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、シクロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノである。
[本発明1107]
R 5 およびR 7 がそれぞれHである、本発明1106の化合物。
[本発明1108]
R 1 がHである、本発明1106または1107の化合物。
[本発明1109]
R 4 が低級アルキルである、本発明1106~1108のいずれかの化合物。
[本発明1110]
R 4 がメチルである、本発明1106~1109のいずれかの化合物。
[本発明1111]
R 6 が低級アルコキシである、本発明1106~1110のいずれかの化合物。
[本発明1112]
R 6 がメトキシである、本発明1106~1111のいずれかの化合物。
[本発明1113]
R 8 がハロである、本発明1106~1112のいずれかの化合物。
[本発明1114]
R 8 がフルオロである、本発明1106~1113のいずれかの化合物。
[本発明1115]
以下の構造を有する、本発明1106の化合物:
。
[本発明1116]
式(XIII-B)の構造を有する化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩:
式中、
R 2 は低級アルキルであり;
R 4 およびR 8 はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり;
R 5 およびR 7 はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり;
R 6 は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、シクロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノである。
[本発明1117]
R 5 およびR 7 がそれぞれHである、本発明1116の化合物。
[本発明1118]
R 4 が低級アルキルである、本発明1116または1117の化合物。
[本発明1119]
R 4 がメチルである、本発明1116~1118のいずれかの化合物。
[本発明1120]
R 6 が低級アルキルである、本発明1116~1119のいずれかの化合物。
[本発明1121]
R 6 がメチルまたはエチルである、本発明1116~1120のいずれかの化合物。
[本発明1122]
R 8 がハロである、本発明1116~1121のいずれかの化合物。
[本発明1123]
R 8 がフルオロである、本発明1116~1122のいずれかの化合物。
[本発明1124]
以下の構造を有する、本発明1116の化合物:
。
[本発明1125]
本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩と、薬学的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤とを含む、組成物。
[本発明1126]
KORに拮抗するための方法であって、KORと、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む組成物とを接触させる段階を含む、方法。
[本発明1127]
血清プロラクチンレベルを減少させるための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1128]
血清プロラクチンの上昇を特徴とする、器質性であるか、ストレス誘発性であるか、または医原性であるかを問わない精神神経状態または行動状態を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1129]
物質乱用または嗜癖に関連する障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1130]
CNS関連障害を処置する方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1131]
不安障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1132]
不安障害が社会不安障害である、本発明1131の方法。
[本発明1133]
不安障害が恐怖症である、本発明1131の方法。
[本発明1134]
不安障害がストレス関連障害である、本発明1131の方法。
[本発明1135]
不安障害がPTSDである、本発明1131の方法。
[本発明1136]
不安障害がGADである、本発明1131の方法。
[本発明1137]
うつ病性障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1138]
うつ病性障害が大うつ病である、本発明1137の方法。
[本発明1139]
うつ病性障害がMDDである、本発明1137の方法。
[本発明1140]
気分障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1141]
気分障害が快感消失である、本発明1140の方法。
[本発明1142]
気分障害が大うつ病である、本発明1140の方法。
[本発明1143]
気分障害がMDDである、本発明1140の方法。
[本発明1144]
統合失調症または統合失調感情障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1145]
肥満または摂食障害を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1146]
偏頭痛を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
[本発明1147]
偏頭痛を処置するための方法が偏頭痛予防のための方法である、本発明1146の方法。
[本発明1148]
産後うつ病を処置するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の本発明1001~1124のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩、あるいはそれを含む薬学的組成物を、有益な効果を該対象に与えるために十分な頻度および期間で投与する段階を含む、方法。
先に言及したように、本発明は、κオピオイド受容体(KOR)に拮抗する化合物(本明細書ではKORアンタゴニストとも呼ぶ)、それを含む産物、ならびにその使用および合成のための方法に関する。
式中、
YがNである場合、XはOであり、あるいは、YがOである場合、XはNであり;
R1はH、低級アルキル、またはハロであり;
R2はHまたは低級アルキルであり;
R4およびR8はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR4およびR8のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R4およびR8の両方がHである場合、R7はHではなく;
R5およびR7はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり、ここでR5およびR7のうち少なくとも一方はHであり;
R6は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、シクロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR8が低級アルキルである場合、R6は低級アルキルではなく;
R11は-(CH2)0~1R12であり、ここでR12は
であり;
nは1~5の整数である。
YがNである場合、XはOであり、あるいは、YがOである場合、XはNであり;
R1はHまたはFであり;
R4およびR8はそれぞれ独立して水素、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR4およびR8のうち少なくとも一方は水素ではなく、あるいは、R4およびR8の両方が水素である場合、R7は水素ではなく;
R5およびR7はそれぞれ独立して水素、ハロ、またはシアノであり、ここでR5およびR7のうち少なくとも一方はHであり;
R6は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR8が低級アルキルである場合、R6は低級アルキルではなく;
R11は-(CH2)0~1R12であり、ここでR12は
であり;
nは1~5の整数である。
YがNである場合、XはOであり、あるいは、YがOである場合、XはNであり;
R1はHまたはFであり;
R2はHまたは低級アルキルであり;
R4およびR8はそれぞれ独立してH、低級アルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR4およびR8のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R4およびR8の両方がHである場合、R7はHではなく;
R5およびR7はそれぞれ独立してH、ハロ、またはシアノであり、ここでR5およびR7のうち少なくとも一方はHであり;
R6は低級アルキル、低級ハロアルキル、低級アルコキシ、低級ハロアルコキシ、低級アルキニル、シクロアルキル、ハロ、またはシアノであり、ここでR8が低級アルキルである場合、R6は低級アルキルではなく;
R11は-(CH2)0~1R12であり、ここでR12は
であり;
nは1~5の整数である。
であり、より具体的には、R11が
である、式(I)~(XX)、式(I-A)~(XX-A)、式(I-B)~(XX-B)のうちいずれか1つの構造を有する化合物、またはその薬学的に許容される異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩が提供される。
R4はHであり;
R5はHであり;
R6は低級アルキル、より具体的にはメチルまたはエチルであり;
R7はHであり;
R8はハロ、より具体的にはFまたはClである。
R4は低級アルキル、より具体的にはメチルであり;
R5はHであり;
R6は低級アルキル、より具体的にはメチルまたはエチルであり;
R7はHであり;
R8はハロ、より具体的にはFまたはClである。
R4は低級アルキル、より具体的にはメチルであり;
R5はHであり;
R6は低級アルキル、より具体的にはメチルまたはエチルであり;
R7はHであり;
R8はシアノである。
R4はシアノであり;
R5はHであり;
R6は低級アルキル、より具体的にはメチルまたはエチルであり;
R7はHであり;
R8はHまたはハロである。
式中、
R1はHまたはFであり;
R2はHまたは低級アルキルであり;
R4はH、CH3、Cl、またはCNであり;
R5はHまたはFであり;
R6はCl、Br、F、CN、CH3、CF3、CH2CH3、CHFCH3、CF2CH3、CH2CH2F、CH2CF3、CH(CH3)2、C≡CCH3、シクロプロピル、シクロブチル、OCH3、OCF3、OCH2CH3、またはOCH(CH3)2であり;
R7はHまたはFであり;
R8はH、F、Cl、またはCNであり;
R11は-(CH2)0~1R12であり、ここでR12は
であり;
ここで
R5およびR7のうち少なくとも一方はHであり;
R2がHである場合、R4およびR8のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R2、R4、およびR8がHである場合、R7はHではなく;
R8が低級アルキルである場合、R6は低級アルキルではない。
式中、
R1はHまたはFであり;
R2はHまたは低級アルキルであり;
R4はH、CH3、Cl、またはCNであり;
R5はHまたはFであり;
R6はCl、Br、F、CN、CH3、CF3、CH2CH3、CHFCH3、CF2CH3、CH2CH2F、CH2CF3、CH(CH3)2、C≡CCH3、シクロプロピル、シクロブチル、OCH3、OCF3、OCH2CH3、またはOCH(CH3)2であり;
R7はHまたはFであり;
R8はH、F、Cl、またはCNであり;
R11は-(CH2)0~1R12であり、ここでR12は
であり;
ここで
R5およびR7のうち少なくとも一方はHであり;
R2がHである場合、R4およびR8のうち少なくとも一方はHではなく、あるいは、R2、R4、およびR8がHである場合、R7はHではなく;
R8が低級アルキルである場合、R6は低級アルキルではない。
試薬および条件: i) A(1.0当量)、B(1.2当量)、POCl3、110℃、1時間; ii) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、EtOH、120℃、18時間、33%(2工程で); iii) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、定量的収率; iv) アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン(DCE)、室温(RT)、18時間、収率93%。
試薬および条件: i) DMF(2.5当量)、POCl3(7.0当量)、0~75℃、48時間、36~39%; ii) NaH2PO4(5.0当量)、NaClO2(3.0当量)、Na2SO3(4.0当量)、CH3CN、94~98%; iii) a) 15(1.0当量)、SOCl2(3.0当量)、CH2Cl2、DMF(触媒)、50℃、2時間、b) アセトアミドオキシム(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、ジオキサン、100℃、4時間、48~54%; iv) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、125℃、終夜、70~73%; v) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、73~78%; vi) アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜。
分析用高速液体クロマトグラフィー質量分析(HPLC-MS)を、Shimadzu LC-2030C HPLCシステムとShimadzu LC-2020質量検出器(エレクトロスプレーイオン化、ESI)との組み合わせを利用して行った。RP-HPLCカラムはShimadzu C18(3um、50x4.6mm)とした。HPLC方法1: 移動相として水(0.1%ギ酸)中50~100%アセトニトリル、流量1.0mL/分、および実行時間5分。HPLC方法2: 移動相として水(0.1%ギ酸)中10~100%アセトニトリル、流量1.0mL/分、および実行時間10分。
化合物Int-1-1cの合成
アニリンInt-1-1a(1.52g、6.5mmol)、オキサジアゾール酸Int-1-1b(1.12g、7.9mmol)、およびPOCl3(10mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリンInt-1-1cを濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。粗生成物Int-1-1cをさらに精製せずに次の反応に使用した。
化合物Int-1-1dの合成
粗製クロロキノリンInt-1-1c(2.33g、6.5mmol)およびDIPEA(1.4mL、7.9mmol)のEtOH(33mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.0mL、7.9mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してキノリンInt-1-1dを濃褐色固体(1.0g、2工程で収率33%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 463、465。
化合物Int-1-1eの合成
化合物Int-1-1d(0.85g、1.83mmol)、Pd(OAc)2(41mg、0.09mmol)、およびP(tBu)3・HBF4(32mg、0.11mmol)のTHF(10mL)懸濁液に1M ZnBr2 THF溶液(0.55mL)を室温で加えた。混合物に2M iPrMgCl THF溶液(3.3mL、6.6mmol)を室温で30分かけて加え、得られた混合物を周囲温度で終夜攪拌した。混合物を氷に注ぎ、EtOAc(50mL)と1% HCl水溶液(50mL)との間で分配した。有機層をブライン(50mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2中1~10% EtOAc)、次に分取TLCで精製して6-イソプロピルキノリンInt-1-1eを黄色油状物(0.37g、収率47%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 427。
化合物Int-1-1fの合成
Int-1-1e(0.23g、0.55mmol)のTHF(2.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(5mL)を室温で加えた。次に混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x20mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。ケトンInt-1-1f(黄色油状物)をさらに精製せずに次の反応に使用した。(210mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 383。
化合物1の合成
Int-1-1f(10.5mg、0.027mmol)、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(0.054mmol)、およびDIPEA(10μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(17.4mg、0.081mmol)およびAcOH(5μL、0.081mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 96:4)で精製して化合物1(収率93%)を得た。LCMS: (M+1) m/z = 468。
工程5のテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミンで置き換えて化合物2、LCMS: (M+1) m/z = 468を得て; (S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミンで置き換えて化合物3、LCMS: (M+1) m/z = 468を得て; (R)-テトラヒドロフラン-3-アミンで置き換えて化合物4、LCMS: (M+1) m/z = 454を得て; (S)-テトラヒドロフラン-3-アミンで置き換えて化合物5、LCMS: (M+1) m/z = 454を得て; シクロプロピルメタンアミンで置き換えて化合物6、LCMS: (M+1) m/z = 438を得て; シクロブチルメタンアミンで置き換えて化合物7、LCMS: (M+1) m/z = 452を得た以外は、実施例1の手順を使用して化合物2~7を生成した。
Int-1-1dおよびInt-1-1fの合成に使用した一般的方法に類似の条件を使用して、
Int-11-42および1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカンから2工程でInt-8-5を調製した。
Int-8-5(11mg、0.029mmol)、シクロブチルメタンアミン塩酸塩(7.0mg、0.058mmol)、およびDIPEA(10μL、0.058mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(12mg、0.058mmol)およびAcOH(3.3μL、0.058mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物9を黄色固体(9.0mg、0.020mmol)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 450、451。
Int-8-5(11mg、0.029mmol)、(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(7.9mg、0.058mmol)、およびDIPEA(10μL、0.058mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(12mg、0.058mmol)およびAcOH(3.3μL、0.058mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物10を黄色固体(9.7mg、0.021mmol)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 466、467。
臭化物Int-11-1(1.0当量)、シクロプロピルトリフルオロホウ酸カリウム(3.0当量)、K3PO4(3.3当量)、およびPd(PPh3)4(0.02当量)のトルエン:H2O(3:1)中混合物を100℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をヘキサン/CH2Cl2(9:1)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を淡黄色固体として収率39~41%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 194。
Int-11-40(1.0当量)およびInt-11-41(1.0当量)のPOCl3中混合物を80℃で1時間加熱した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣を氷で反応停止させ、混合物を15分間攪拌した。淡褐色生成物を濾取し、さらに精製せずに次の工程に使用した(収率53~55%)。LCMS: (M+1) m/z = 318。
Int-11-42(1.0当量)、Int-11-44(2.0当量)、およびDIPEA(4.0当量)のエタノール中混合物を130℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物11を淡黄色油状物として収率62~64%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 466。
Int-11-42(1.0当量)、Int-11-43(2.0当量)、およびDIPEA(2.0当量)のエタノール中混合物を130℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物12を淡黄色個体として収率67~69%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 466。
化合物11および化合物12の手順に従って、適切な中間体を使用して、化合物13および化合物14を得た。化合物13を淡黄色固体として収率69%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 452。化合物14を淡黄色固体として収率73%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 452。
Int-1-1d(227mg、0.49mmol)、シクロブチルトリフルオロホウ酸カリウム(159mg、0.98mmol)、Cs2CO3(479mg、1.47mmol)、CataCXium(18mg、0.049mmol)、およびPd(OAc)2(11mg、0.049mmol)の混合物にトルエン(1.8mL)およびH2O(0.16mL)を加えた。反応混合物を減圧脱気し、窒素で掃流した後、100℃で終夜加熱した。反応混合物を室温に冷却し、濾過し(Whatmanシリンジフィルター、孔径0.2μM)、シリカゲル上に乾式添加し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-15-2を黄色固体(86mg、収率39%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 439。
Int-15-2(68mg、0.15mmol)のTHF(0.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(1.1mL)を室温で加えた。次に混合物を45℃で4時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x10mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。ケトンInt-15-3をさらに精製せずに次の工程に使用した(56mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 395。
Int-15-3(10mg、0.025mmol)、(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(7mg、0.051mmol)、およびDIPEA(9μL、0.051mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(11mg、0.051mmol)およびAcOH(3μL、0.051mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物15を黄色固体(10.2mg、収率84%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 480、481。
Int-15-3(10mg、0.025mmol)および(S)-テトラヒドロフラン-3-アミン(4.4mg、0.051mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(11mg、0.051mmol)およびAcOH(3μL、0.051mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物16を黄色固体(10mg、収率84%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 466、467。
1-(6-シクロブチル-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-15-3、12mg、0.03mmol)およびテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(6.2mg、0.061mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)溶液に酢酸(3.7mg、0.061mmol)、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(13mg、0.061mmol)を加え、反応混合物を25℃で6時間攪拌した。反応液をメタノールおよび炭酸ナトリウム水溶液で反応停止させてpH約10にした。次に混合物を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を一緒にし、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、最後に蒸発乾固させた。残渣を分取HPLCで精製して化合物17(8.0mg、収率55%)を白色固体として得た。LCMS: (M+1) m/z = 480; 保持時間: 2.79分(方法1)。
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)に置き換えて、1-(6-シクロブチル-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物17)と同様にして化合物18の調製を行った。LCMS: (M+1) m/z = 480; 保持時間: 3.10分(方法1)。
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを(R)-テトラヒドロフラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)に置き換えて、1-(6-シクロブチル-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物17)と同様にして化合物19の調製を行った。LCMS: (M+1) m/z = 466; 保持時間: 2.67分(方法1)。
試薬および条件: i) DMF(2.5当量)、POCl3(7.0当量)、0~75℃、48時間、36~39%; ii) NaH2PO4(5.0当量)、NaClO2(3.0当量)、Na2SO3(4.0当量)、CH3CN、94~98%; iii) a) 15(1.0当量)、SOCl2(3.0当量)、CH2Cl2、50℃、2時間、b) アセトアミドオキシム(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、ジオキサン、100℃、4時間、48~54%; iv) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、125℃、終夜、70~73%; v) 16(1.0当量)、Et3B(2.0当量)、Cs2CO3(2.0当量)、Pd(dppf)Cl2.CH2Cl2(1/20当量)、THF、70℃、1.5時間、27~29%; vi) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、73~78%; vii) アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜; viii) cPrMgBr(3.2当量)、Pd(OAc)2(0.2当量)、P(tBu)3・BF4(0.1当量)、1M ZnBr2 THF溶液(0.3当量)、THF、室温、25~28%。
DMF(2.5当量)をPOCl3(7.0当量)に0℃でゆっくりと加え、混合物を室温でさらに30分間攪拌した後、アミドInt-20-13を1回で加えた。混合物を室温で30分間、次に75℃で48時間攪拌した。混合物を氷水で反応停止させ、30分間攪拌した。固体Int-20-14を収集し、さらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 287、289。
アルデヒドInt-20-14(1.0当量)のCH3CN中懸濁混合物にNaH2PO4水溶液(5.0当量)をゆっくりと加えた後、NaClO2(3.0当量)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をNa2SO3で反応停止させ、室温で30分間攪拌した後、2M HClで酸性化した(pH 1~2)。生成物をEtOAcで4回抽出し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物Int-20-15をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M-1) m/z = 301、303。
酸Int-20-15(1.0当量)およびSOCl2(3.0当量)のCH2Cl2中混合物にDMF 1滴を加え、反応液を50℃で2時間加熱した。混合物を減圧濃縮した。粗生成物を無水ジオキサンに溶解させ、アセトアミドオキシム(1.2当量)およびDIPEA(1.2当量)のジオキサン溶液に0℃でゆっくりと加えた。混合物を室温で30分間、100℃で4時間攪拌した。混合物を水で希釈し、固体を収集し、さらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 441、443。
Int-20-16(1.0当量)、Cs2CO3(2.0当量)、およびPd(dppf)Cl2・CH2Cl2(1/20当量)のTHF懸濁液にEt3B(2.0当量)のTHF中1M溶液を加え、反応液を70℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-20-17を淡黄色固体として得た。LCMS: (M+1) m/z = 399。
ケタールInt-20-17(1.0当量)のTHFおよび10% H2SO4水溶液中溶液を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和NaOH水溶液で中和し、EtOAcで抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮してケトンInt-20-18を淡帯黄色固体(収率90~95%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 355。
ケトンInt-20-18(1.0当量)、アミン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、HPLCで精製して所望の生成物を得た。化合物20を淡黄色固体として収率92~94%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。化合物21を淡黄色固体として収率78~80%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。化合物22を淡黄色固体として収率79~80%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。化合物23を淡褐色固体として収率82~83%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。化合物24を淡黄色固体として収率86~87%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
化合物Int-20-16(1.0当量)、Pd(OAc)2(0.2当量)、およびP(tBu)3・HBF4(0.1当量)の無水THF懸濁液に1M ZnBr2 THF溶液(0.3当量)を室温で加えた。混合物にcPrMgBrのTHF中1M溶液(3.2当量)を室温で30分かけて加え、得られた混合物を終夜攪拌した。混合物を氷/NH4Cl溶液で反応停止させ、EtOAcで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残留臭化物Int-20-16(約30%)と生成物Int-20-19との間でRfの差が観察されなかったことから、粗生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 411。
上記混合物のTHF/10% H2SO4水溶液中溶液を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和NaOH水溶液で中和し、EtOAcで抽出し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製してケトンInt-20-20を淡黄色固体(収率20~25%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 367。
ケトンInt-20-20(1.0当量)、適切なアミン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、HPLCで精製して標記化合物を得た。化合物25を淡黄色固体として収率87~88%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 452。化合物26を淡黄色固体として収率68~69%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 452。化合物27を淡黄色固体として収率72~73%で得た。LCMS: (M+1) m/z =452。化合物28を淡黄色固体として収率69~70%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 438。化合物29を淡黄色固体として収率75~76%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 438。
8-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン(Int-1-1d、258mg、0.56mmol)のテトラヒドロフラン(3mL)溶液に硫酸溶液(10%水溶液、3mL)を加え、反応液を45℃で3時間攪拌した。混合物を炭酸ナトリウム溶液でpH 10に中和し、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を一緒にし、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮して1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-30-11f)を褐色固体(248mg)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS (ESI): m/z 419 (M+H); 保持時間: 2.93分(方法1)。
1-(6-シクロブチル-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オンを1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-30-11f)で置き換えて、1-(6-シクロブチル-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物17)と同様にして化合物30の調製を行った。LCMS (ESI): m/z 504 (M+H); 保持時間: 2.34分(方法1)。
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)に置き換えて、実施例30の工程2と同様にして化合物31の調製を行った。LCMS (ESI): m/z 504 (M+H); 保持時間: 2.48分(方法1)。
テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンを(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(2.0当量)に置き換えて、実施例30の工程2と同様にして化合物32を作製するための手順を行った。LCMS (ESI): m/z 504 (M+H); 保持時間: 2.45分(方法1)。
2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロ安息香酸Int-33-14bの合成
2-アミノ-3-フルオロ安息香酸Int-33-14a(15.36g、99mmol)のCH2Cl2(247.5mL)懸濁液にN-ブロモスクシンイミド(17.62g、99mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。生成物を減圧濾取して2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロ安息香酸Int-33-14bを帯黄白色固体(20.81g、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 232、234。
Int-33-14b(13.38g、57.17mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(10g、102.9mmol)、DIPEA(19.9mL)、EDCI(13.15g、68.8mmol)、およびHOBt(9.27g、68.6mmol)のDMF(142mL)中混合物を室温で4時間攪拌した。次に反応液をEtOAc 100mLで希釈し、1M NaOH、1M HCl、およびブラインで順次洗浄してInt-33-14cを褐色油状物(8.6g、収率85%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 277、279。
2-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)酢酸Int-33-14g(72mg、0.50mmol)のPOCl3(1.5mL)溶液を50℃で5分間攪拌した後、ケトンInt-33-14f(92mg、0.50mmol)を加えた。混合物を110℃に1時間加熱した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣に飽和NaHCO3水溶液を加え、生成物をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製して2-クロロキノリンInt-33-14hを黄色固体(69mg、収率45%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 357。
Int-33-14h(56mg、0.182mmol)のEtOH(0.4mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(29mg、0.200mmol)およびDIPEA(38μL、0.218mmol)を加えた。混合物をマイクロ波照射に110℃で45分間供した。混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-33-14iを黄色固体(60mg、収率80%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 464。
マイクロ波クリンプバイアルにInt-33-14i(1.08g、2.89mmol)、Pd2(dba)3(0.119g、0.130mmol)、tBuXPhos(0.116g、0.275mmol)、およびKB(OMe)4(1.51g、8.68mmol)を加え、雰囲気を窒素で3回入れ替えた後、DMF(3mL)を加えた。混合物を100℃に2時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してInt-33-14jを黄色固体(0.348g、収率37%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 415。
ケタールInt-33-14j(60mg、0.145mmol)のTHF(0.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(0.71mL)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAcで抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてケトンInt-33-14kを黄色油状物(224mg、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 371。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、3-(R)-アミノテトラヒドロピランHCl(5.6mg、0.040mmol)、DIPEA(4μL、0.030mmol)、およびAcOH(2μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物33を黄色固体(4.3mg、収率35%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
ケトンInt-33-14k(20mg、0.054mmol)、3-(R)-アミノテトラヒドロフラン(7.1mg、0.081mmol)、およびAcOH(5μL、0.11mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(22.9mg、0.108mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物34を黄色固体(10mg、収率42%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 442。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、3-オキセタンアミン(3.0mg、0.040mmol)、およびAcOH(2.0μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物35を黄色固体(2.5mg、収率22%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 428。
マイクロ波クリンプバイアルにInt-33-14d(1.08g、2.89mmol)、Pd2(dba)3(0.119g、0.130mmol)、tBuXPhos(0.116g、0.275mmol)、およびKB(OMe)4(1.51g、8.68mmol)を加え、雰囲気を窒素で3回入れ替えた後、DMF(3mL)を充填した。混合物を100℃に2時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-36-5を黄色固体(0.348g、収率27.9%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 325。
2-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)酢酸Int-33-14g(72mg、0.50mmol)のPOCl3(1.5mL)溶液を50℃で5分間攪拌した後、ケトンInt-36-7(92mg、0.50mmol)を加えた。混合物を110℃に1時間加熱した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣に飽和NaHCO3水溶液を加え、生成物をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製して2-クロロキノリンInt-36-14hを黄色固体(69mg、収率45%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 307、309。
Int-36-14h(56mg、0.18mmol)のEtOH(0.4mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(29mg、0.20mmol)およびDIPEA(38μL、0.22mmol)を加えた。混合物をマイクロ波照射に110℃で45分間供した。混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-33-14jを黄色油状物(60mg、収率80%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 415。
ケタールInt-33-14j(60mg、0.15mmol)のTHF(0.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(0.71mL)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAcで抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてケトンInt-33-14kを帯黄色油状物(224mg、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 371。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(4.1mg、0.040mmol)、およびAcOH(2.0μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物36を黄色固体(2.5mg、収率20%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、3-(S)-アミノテトラヒドロピランHCl(4.1mg、0.030mmol)、DIPEA(4μL、0.030mmol)、およびAcOH(2μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物37を黄色固体(2.3mg、収率18.7%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、3-(S)-アミノテトラヒドロフラン(3.5mg、0.040mmol)、およびAcOH(2μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物38を黄色固体(2.5mg、収率20%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 442。
ケトンInt-33-14k(10mg、0.027mmol)、シクロプロピルメタンアミン(2.9mg、0.040mmol)、およびAcOH(2μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(11.5mg、0.0540mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物39を黄色固体(2.5mg、収率20%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
tert-ブチル (3S,4R)-4-アミノ-3-フルオロピペリジン-1-カルボキシレート(300mg、1.38mmol)、(S)-テトラヒドロフラン-3-イル メタンスルホネート(344mg、2.07mmol)、およびK2CO3(286mg、2.07mmol)のDMF(1.5mL)中混合物を72~85℃で18時間攪拌した。溶媒の蒸発後、残渣をクロマトグラフィー(シリカゲル、0~10% MeOH/DCM)で精製してtert-ブチル (3S,4R)-3-フルオロ-4-(((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)ピペリジン-1-カルボキシレート(129mg、収率32%)を白色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 289 (M+H); 保持時間: 1.47分(方法1)。
上記生成物(65mg、0.22mmol)およびTFA(0.35mL、4.5mmol)のCH2Cl2(1mL)溶液を25℃で1時間攪拌した。溶液をCH2Cl2およびMeOHで希釈し、NaHCO3(飽和水溶液)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、最後に減圧濃縮した。残渣をさらに精製せずに使用した。LCMS (ESI): m/z 189 (M+H)。
本工程は化合物134の合成における最終工程と同様とし、溶媒をジオキサン、エタノール、アセトニトリル、および/またはDMFより選択し、温度を120℃~155℃で変動させた。RP-HPLC精製後に化合物40(20mg、収率23%)を黄色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 460 (M+H); 保持時間: 2.00分(方法1)。
化合物55の合成
RP-HPLC精製後に化合物55(1.3mg、収率7%)を黄色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 474 (M+H); 保持時間: 2.00分(方法1)。RP-HPLC精製後に化合物58(41mg、収率50%)を帯黄白色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 444 (M+H); 保持時間: 2.03分(方法1)。
適切な立体化学配置を有するアミンInt-60-3、およびその調製が実施例118に記載されている中間体Int-118-7を使用して、化合物40~59について記載の手順を使用して化合物60~61を得る。
以下の化合物156~158の調製について記載の中間体Int-156-28で出発して、化合物36~39について先に開示した様式で化合物72~76を得る。
化合物35について先に開示した様式で化合物77~82を得る。
Int-33-14h(1009mg、2.830mmol)のEtOH(0.4mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(449.8mg、3.141 mmol)およびDIPEA(0.59mL、3.4mmol)を加えた。混合物をマイクロ波照射に120℃で45分間供した。混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-83-2を黄色油状物(1198mg、収率91.4%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 463、465。
マイクロ波クランプバイアルに塩化アリルパラジウム二量体(2.0mg、0.0054mmol)、Cs2CO3(527.4mg、1.619mmol)、RockPhos(7.6mg、0.015mmol)、およびInt-83-2(500mg、1.07mmol)を加えた。雰囲気を窒素で3回入れ替えた後、イソプロピルアルコール(163uL、2.15mmol)およびトルエン(2mL)を加えた。混合物を90℃に終夜加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、EtOAcで希釈した。水を加え、層を分離した。水層をEtOAcで3回抽出した。有機層を一緒にし、ブラインで洗浄した後、Na2SO4で乾燥させた。溶媒を減圧除去し、粗生成物を逆相クロマトグラフィー(20~100% ACN:H2O)で精製してInt-83-3を黄色固体(52mg、収率15%)として得た。LCMS (M+1) m/z= 443。
ケタールInt-83-3(60mg、0.14mmol)のTHF(0.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(0.71mL)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAcで抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてケトンInt-83-4を帯黄色油状物(224mg、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 399。
ケトンInt-83-4(10mg、0.025mmol)、3-(R)-アミノテトラヒドロピランHCl(5.2mg、0.038mmol)、DIPEA(4.0μL、0.03mmol)、およびAcOH(2μL、0.050mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(10.6mg、0.0502mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物83を黄色固体(1.83mg、収率15.1%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 484。
ケトンInt-83-4(10mg、0.025mmol)、3-(R)-アミノテトラヒドロフラン(3.3mg、0.037mmol)、およびAcOH(2μL、0.050mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で15分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(10.6mg、0.050mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物84を黄色固体(2.8mg、収率20%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 470。
Int-85-38(1.0当量)のCH2Cl2溶液にNBS(1.05当量)を加え、混合物を室温で18時間攪拌した。混合物を濃縮し、CH2Cl2を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。LCMS: (M+1) m/z = 283、285。中間体アルデヒド(1.0当量)、Int-85-39(2.0当量)、およびNH4OAc(5.0当量)のジオキサン中混合物を90℃で18時間加熱した。混合物を濃縮し、粗生成物を水(3X)で希釈し、ヘキサン:EtOAc(9:1)(2X)で抽出した。有機溶液を減圧濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 332、334。
Int-85-40(1.0当量)およびPOCl3の混合物を120℃で18時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、氷水で反応停止させ、NaHCO3で塩基性化した。生成物をCH2Cl2(3X)で抽出し、有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。生成物(Int-85-41)をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 350、352。
Int-85-41(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、およびDIPEA(2.0当量)のiPrOH中混合物を110℃で18時間加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン)で精製して対応するケタールを得た。LCMS: (M+1) m/z = 458、460。
Int-85-42(1.0当量)、KI(1.0当量)、シアン化亜鉛(3.0当量)、Pd(OAc)2(0.2当量)、dppe(0.3当量)、Na2CO3(3.0当量)、およびTMEDA(1.0当量)のDMF中混合物を130℃で終夜加熱した。混合物をEtOAcで希釈し、ブライン(3X)で洗浄した。有機相を濃縮し、生成物を分取TLCで精製した。LCMS: (M+1) m/z = 462。
ケトンInt-85-43(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、HPLCで精製して化合物85を黄色固体として収率84~86%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 503。
ケトンInt-88-24および適切なアミンから出発して、化合物88について以下に開示する手順に従って、化合物86を淡黄色固体として収率49~51%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 470。
2-アミノ-3-クロロ安息香酸Int-87-1(4.57g、26.6mmol)のCH2Cl2(100mL)懸濁液にN-ブロモスクシンイミド(4.74g、26.6mmol)を加えた。混合物を室温で2.5時間攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させてInt-87-2を帯黄白色固体(5.67g、収率85%)として得た。LCMS: (M-1) m/z = 248、250。
Int-87-2(5.41g、21.6mmol)のTHF(50mL)溶液にBH3・THF錯体のTHF中1M溶液(108mL、108mmol)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で18時間攪拌した。MeOHを0℃でゆっくりと加えて反応液を反応停止させた。揮発物を減圧除去後、残渣をEtOAcとブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。桃色固体としての生成物Int-87-3をさらに精製せずに次の反応に使用した(定量的収率)。
Int-87-3(5.10g、21.6mmol)および活性MnO2(11.2g、129.4mmol)のCH2Cl2(100mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を濃縮した。残渣をショートシリカゲルカラムで精製してInt-87-4を黄色固体(5.06g、定量的収率)として得た。
アルデヒドInt-87-4(1.52g、6.48mmol)、オキサジアゾールエステルInt-87-5(1.10g、6.48mmol)、およびp-TSA(0.15g、10重量%)の混合物を150℃で1時間加熱した。室温に冷却後、CH2Cl2:MeOH(9:1、v/v、20 mL)およびヘキサン:EtOAc(8:2、v/v、20mL)を加え、得られた混合物を激しく攪拌した。溶媒の減圧蒸発中に所望の生成物が溶液から析出した。固体を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。褐色固体としての生成物6をさらに精製せずに次の反応に使用した(338mg、収率15%)。LCMS: (M+1) m/z = 340、342。
Int-87-6(0.50g、1.47mmol)およびPOCl3(5mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物を0℃で10分間攪拌した。析出固体を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させてInt-87-7を淡褐色固体として得て、これをさらに精製せずに次の反応に使用した(447mg、収率85%)。
Int-87-7(272mg、0.76mmol)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.20mL、1.52mmol)、およびDIPEA(0.26mL、1.52mmol)のEtOH(7.6mL)中混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-87-8を黄色油状物(287mg、収率82%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 465、467。
Int-87-8(287mg、0.62mmol)、K2CO3(170mg、1.24mmol)、およびPd(PPh3)4(71mg、0.062mmol)のTHF(12mL)中混合物に1M Et3B THF溶液(1.3mL、1.24mmol)を室温で加えた。次に混合物を70℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過した。濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-87-9を黄色油状物(70mg、収率27%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 415。
Int-87-9(70mg、0.17mmol)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液(2mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色固体である生成物Int-87-10をさらに精製せずに次の反応に使用した。(62mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 371。
ケトンInt-87-10(10.9mg、0.029mmol)、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(6.0mg、0.058mmol)、およびDIPEA(10μL、0.058mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.0mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(18.4mg、0.087mmol)およびAcOH(5μL、0.087mmol)を加えた。得られた混合物を室温で18時間攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を濃縮した。残渣を分取TLC(EtOAc:iPrOH = 9:1)で精製して化合物87を黄色油状物(12.0mg、収率91%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
試薬および条件: i) DMF(2.5当量)、POCl3(7.0当量)、0~75℃、48時間、36~39%; ii) NaH2PO4(5.0当量)、NaClO2(3.0当量)、Na2SO3(4.0当量)、CH3CN、94~98%; iii) a) Int-20-15(1.0当量)、SOCl2(3.0当量)、CH2Cl2、50℃、2時間、b) アセトアミドオキシム(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、ジオキサン、100℃、4時間、48~54%; iv) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、125℃、終夜、70~73%; v) Int-20-16(1.0当量)、Et3B(2.0当量)、Cs2CO3(2.0当量)、Pd(dppf)Cl2.CH2Cl2(1/20当量)、THF、70℃、1.5時間、27~29%; vi) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、73~78%; vii) アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜; viii) cPrMgBr(3.2当量)、Pd(OAc)2(0.2当量)、P(tBu)3・HBF4(0.1当量)、1M ZnBr2 THF溶液(0.3当量)、THF、室温、25~28%。
酸Int-88-14(1.0当量)およびNBS(1.0当量)のCH2Cl2懸濁液を室温で終夜攪拌した。生成物を濾取して酸Int-88-15を帯黄白色固体(収率84~86%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 247、249。
Int-88-15(1.0当量)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.8当量)、DIPEA(2.0当量)、EDCI(1.2当量)、およびHOBt(1.2当量)のDMF中混合物を室温で4時間攪拌した。反応液をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3水溶液およびブラインで順次洗浄し、減圧濃縮してInt-88-16を褐色油状物(収率84~86%)として得た。生成物をさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 292、294。
Int-88-16(1.0当量)およびTEA(1.2当量)のCH2Cl2溶液に無水トリフルオロ酢酸(1.3当量)を0℃で滴下した。反応液を室温で終夜攪拌した。混合物を飽和NaHCO3水溶液およびブライン(2X)で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮してInt-88-17を淡黄色固体(収率90~92%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 386、388。
Int-88-17(1.0当量)、Cs2CO3(3.0当量)、およびPd(dppf)Cl2(0.02当量)のTHF懸濁液に1M Et3B THF溶液(3.0当量)を加え、反応液を70℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-88-18を黄色固体(収率45~47%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 339。
Int-88-18(1.0当量)のTHF溶液にMeMgBrのTHF:トルエン中1.4M溶液(5.0当量)を0℃で加え、反応液を室温で2.5時間攪拌した。反応液を氷で反応停止させ、2M HClでpH 2に酸性化し、EtOAc(2X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮してInt-88-19を黄色固体(収率85~87%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 294。
Int-88-19(1.0当量)のMeOH溶液に2M NaOH水溶液(1.7当量)を加え、反応液を90℃で3時間加熱した。混合物を水で希釈し、固体を濾取してInt-88-20を黄色固体(収率80~82%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 198。
ケトンInt-88-20(1.0当量)、Int-88-8(2.0当量)、およびp-TsOH(触媒)の混合物を150℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、反応混合物をEtOAc:ヘキサン(8:2、v/v)(2X)および水で順次洗浄してキノロンInt-88-21を黄色固体(収率19~21%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 304。
Int-88-21のPOCl3懸濁液を110℃で2時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。粗生成物を飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、生成物をEtOAc(3X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製して2-クロロキノリンInt-88-22を淡黄色固体(収率97~98%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 322、324。
Int-88-22(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、およびDIPEA(2.0当量)のEtOH懸濁液を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-88-23を淡黄色固体(収率73~75%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 429。
ケタールInt-88-23のTHF溶液に10% H2SO4水溶液を加え、混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(3X)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮してケトンInt-88-24を黄色固体(収率83~85%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 385。
ケトンInt-88-24(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(1.5当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物88を黄色固体(収率89~90%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 470。
化合物91について以下に開示する手順に従って、化合物89を淡黄色固体として収率96%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 447。
2-アミノ-5-ブロモ安息香酸Int-90-8(10.80g、50.0mmol)のCH2Cl2(200mL)懸濁液にN-ヨードスクシンイミド(11.25g、50.0mmol)を加えた。混合物を室温で4時間攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させてヨード安息香酸Int-90-9を明褐色固体として得た。Int-90-9(13.51g、39.5mmol)のTHF(100mL)溶液にBH3・THF錯体溶液(THF中1M、200mL、200mmol)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で終夜攪拌した。反応液をMeOHで0℃にてゆっくりと反応停止させた。溶媒を除去して乾固させた後、粗製アルコールInt-90-10をCH2Cl2(200mL)に溶解させ、活性MnO2(20.60g、237mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。粗生成物をショートシリカゲルパスで精製してアルデヒドInt-90-11を黄色固体(10.3g、3工程で収率63%)として得た。LCMS: (M-1) m/z = 324、326。
アルデヒドInt-90-11(4.50g、13.8mmol)、オキサジアゾール酸Int-90-12(2.36g、16.6mmol)、およびPOCl3(14mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。この残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物を0℃で10分間攪拌した。粗製塩化物Int-90-13を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。Int-90-13のEtOH(70mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(3.5mL、27.6mmol)およびDIPEA(4.8mL、27.6mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してキノリンInt-90-14を黄色油状物(2.61g、2工程で収率34%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 557、559。
Int-90-14(2.35g、4.22mmol)、Zn(CN)2(0.50g、4.22mmol)、Zn末(30mg、0.42mmol)、およびPd(PPh3)4(0.50g、0.42mmol)のTHF/DMF(60mL、1:1(v/v))中混合物を80℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してシアノキノリンInt-90-15を黄色油状物(0.86g、収率45%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456、458。
Int-90-15(0.86g、1.88mmol)、K2CO3(0.52g、3.76mmol)、およびPd(PPh3)4(0.22g、0.19mmol)のDMF(20mL)中混合物に1M Et3B THF溶液(3.8mL、3.80mmol)を室温で加えた。次に混合物を70℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をブライン(30mL)とEtOAc(30mL)との間で分配した。水層をEtOAc(30mL)で抽出し、一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してエチルキノリン16を黄色油状物(0.23g、収率30%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 406。
Int-90-16(0.14g、0.35mmol)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液(5mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x20mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色固体としてのケトンInt-90-17をさらに精製せずに次の反応に使用した。(116mg、収率92%)。LCMS: (M+1) m/z = 362。
ケトンInt-90-17(14.4mg、0.04mmol)、(S)-3-アミノテトラヒドロピラン塩酸塩(11.0mg、0.08mmol)、およびDIPEA(14μL、0.08mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(25.4mg、0.12mmol)およびAcOH(7μL、0.12mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物90を黄色油状物(15.6mg、収率88%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 447。
試薬および条件: i) Int-91-18(1.0当量)、PyICl(1.0当量)、MeOH、還流、18時間、69%; ii) Int-91-19(1.0当量)、Int-91-12(1.2当量)、POCl3、110℃、1時間; iii) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、120℃、18時間、30%(2工程); iv) Zn(CN)2(1.0当量)、Zn(0.1当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、THF/DMF、80℃、18時間、86%; v) Et3B(2.0当量)、K2CO3(2.0当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、DMF、70℃、57%; vi) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、89%; vii) アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、18時間、93%。
2-アミノ-5-ブロモアセトフェノンInt-91-18(4.6g、21.5mmol)およびヨード塩化ピリジニウム(5.2g、21.5mmol)のMeOH(54mL)中混合物を終夜還流させた。室温に冷却後、混合物を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してヨードアセトフェノンInt-91-19を黄色固体(5.04g、収率69%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 340、342。
ケトンInt-91-19(5.02g、14.8mmol)、オキサジアゾール酸Int-91-12(2.52g、17.7mmol)、およびPOCl3(15mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。この残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物を0℃で10分間攪拌した。粗製塩化物Int-91-20を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。Int-91-20のEtOH(74mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(3.8mL、29.6mmol)およびDIPEA(5.2mL、29.6mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してキノリンInt-91-21を黄色油状物(2.54g、2工程で収率30%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 571、573。
Int-91-21(1.28g、2.24mmol)、Zn(CN)2(0.26g、2.24mmol)、Zn末(15mg、0.22mmol)、およびPd(PPh3)4(0.26g、0.22mmol)のTHF/DMF(22mL、1:1(v/v))中混合物を80℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してシアノキノリンInt-91-22を明緑色固体(0.90g、収率86%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 470、472。
Int-91-22(0.90g、1.91mmol)、K2CO3(0.53g、3.82mmol)、およびPd(PPh3)4(0.22g、0.19mmol)のDMF(20mL)中混合物に1M Et3B THF溶液(3.8mL、3.8mmol)を室温で加えた。次に混合物を70℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をブライン(30mL)とEtOAc(30mL)との間で分配した。水層をEtOAc(30mL)で抽出し、一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してエチルキノリンInt-91-23を黄色油状物(0.45g、収率57%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 420。
Int-91-23(0.45g、1.08mmol)のTHF(4mL)溶液に10% H2SO4水溶液(12mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x30mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。橙色固体としてのケトンInt-91-24をさらに精製せずに次の反応に使用した。(0.36g、収率89%)。LCMS: (M+1) m/z = 376。
ケトンInt-91-24(15.1mg、0.04mmol)、(R)-3-アミノテトラヒドロピラン塩酸塩(11.0mg、0.08mmol)、およびDIPEA(14μL、0.08mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(25.4mg、0.12mmol)およびAcOH(7μL、0.12mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(EtOAc:iPrOH = 9:1)で精製して化合物91を黄色固体(17.2mg、収率93%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
試薬および条件: i) Int-92-1(1.0当量)、Int-142-9(1.5当量)、NaH(1.0当量)、DMF、120℃、4時間; ii) POCl3、110℃、1.5時間、2工程で19%; iii) Int-92-4(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、1,4-ジオキサン、80℃、3時間、Int-92-5で11%(Int-92-6で48%); iv) 5(1.0当量)、Et3B(1.2当量)、K2CO3(2.0当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、THF/DMF、70℃、終夜、67%; v) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、80%; vi) Int-92-8(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、RT、終夜、62%; vii) 7(1.0当量)、KCN(2.0当量)、DMSO、110℃、終夜、30%; viii) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、1.5時間、定量的収率; ix) Int-92-11(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、18時間、61%。
NaH(油中60%、0.83g、20.7mmol)のDMF(60mL)懸濁液にオキサジアゾールエステルInt-92-2(5.30g、31.0mmol)を0℃で滴下した。混合物を0℃で10分間攪拌した後、無水5-ブロモイサト酸Int-92-1(5.00g、20.7mmol)を加えた。次に混合物を120℃で4時間加熱した。室温に冷却後、反応液をH2Oの添加により反応停止させ、濃HClで酸性化した(pH紙によりpH = 4~5)。混合物をCH2Cl2(x3)で抽出し、一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。濃褐色油状物である生成物Int-92-3をさらに精製せずに次の反応に使用した。
Int-92-3(6.67g、20.7mmol)およびPOCl3(5mL)の混合物を110℃で1.5時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物をCH2Cl2と飽和NaHCO3水溶液との間で分配した。水層を分離し、CH2Cl2(x2)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-92-4を黄色固体(1.41g、2工程で収率19%)として得た。
Int-92-4(4.29g、11.95mmol)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(3.0mL、23.90mmol)、およびPd(PPh3)4(1.38g、1.12mmol)の1,4-ジオキサン(80mL)中混合物を80℃で3時間加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過した。濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-92-5を淡黄色固体(0.59g、収率11%)として得て、4-アミノ化Int-92-6を淡黄色結晶(2.67g、収率48%)として得た。Int-92-6の構造をX線結晶構造解析により確認した。LCMS: (M+1) m/z = 465、467。
Int-92-5(590mg、1.27mmol)、K2CO3(350mg、2.54mmol)、およびPd(PPh3)4(146mg、0.127mmol)のTHF/DMF(1:1、v/v、12mL)中混合物に1M Et3B THF溶液(1.52mL、1.52mmol)を室温で加えた。次に混合物を70℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過した。濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-92-7を黄色油状物(352mg、収率67%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 415。
Int-92-7(125mg、0.30mmol)のTHF(3mL)溶液に10% H2SO4水溶液(5mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-92-8を黄色油状物(88.7mg、収率80%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 371。
ケトンInt-92-8(10.0mg、0.027mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(5.5mg、0.054mmol)、およびDIPEA(10μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(17.0mg、0.081mmol)およびAcOH(5μL、0.081mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 93:7)で精製して化合物92を黄色油状物(7.6mg、収率62%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
Int-92-7(334mg、0.805mmol)およびKCN(105mg、1.61mmol)のDMSO(10mL)中混合物を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をEtOAcとブラインとの間で分配した。水層を分離し、EtOAc(x3)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)、続いて分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 6:1)で精製してInt-92-10を黄色固体(97mg、収率30%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 406。
Int-92-10(23mg、0.057mmol)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液(1mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で1.5時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色油状物としての生成物Int-92-11をさらに精製せずに次の反応に使用した。(20.5mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 362。
ケトンInt-92-11(10.2mg、0.028mmol)、(R)-3-アミノテトラヒドロピラン(7.7mg、0.056mmol)、およびDIPEA(10μL、0.056mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(17.8mg、0.084mmol)およびAcOH(5μL、0.084mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物93を橙色油状物(7.7mg、収率61%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 447。
Int-33-14h(1.753g、4.92mmol)およびトリブチル-(1-エトキシビニル)スズ(2.33mL、6.89mmol)のトルエン(15mL)溶液を窒素で脱気した。ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(172.7mg、0.245mmol、5mol%)を加え、反応混合物を80℃で終夜加熱した。反応混合物を室温に冷却し、セライトパッド上で濾過した。濾液を蒸発させ、残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc = 90:1)で精製してInt-94-2を白色固体(537mg、収率31%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 348、350。
Int-94-2(537mg、1.54mmol)の1,4-ジオキサン(3mL)混合物に2M塩酸(3mL)を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌した。1,4-ジオキサンを減圧除去した。生成物を減圧濾取し、水およびヘキサンで順次すすいでInt-94-3を帯黄白色固体(480mg、収率97%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 320、322。
Int-94-3(100mg、0.31mmol)のジクロロメタン(1.5mL)中混合物に三フッ化ジエチルアミノ硫黄(0.25mL、1.88mmol)を0℃で加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した。追加の三フッ化ジエチルアミノ硫黄(0.21mL、1.58mmol)を0℃で加え、反応液を室温でさらに48時間攪拌し続けた。反応混合物を飽和NaHCO3水溶液にゆっくりと注いだ。有機層を分離し、水層をジクロロメタン(3x20mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、溶媒を減圧蒸発させた。残渣を分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 80:20)で精製してInt-94-4を白色固体(62.4mg、収率59%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 342、344。
Int-94-4(40mg、0.12mmol)のEtOH(0.5mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.030mL、0.24mmol)およびDIPEA(0.041mL、0.24mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波によって130℃で40分間加熱した。混合物を濃縮し、分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 80:20)で精製してInt-94-5を黄色固体(43mg、収率89%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 449。
Int-94-5(43mg、0.096mmol)のTHF(0.4mL)溶液に10% H2SO4水溶液(0.8mL)を室温で加えた。次に混合物を45℃で4時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x10mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。ケトンInt-94-6(38mg、98%; 黄色油状物)をさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 405。
Int-94-6(11mg、0.027mmol)、テトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミン(5.5mg、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(11.4mg、0.054mmol)およびAcOH(3μl、0.054mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物94を帯黄白色固体(6.0mg、収率45%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 490。
Int-94-6(11mg、0.027mmol)、(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(7.4mg、0.054mmol)、およびDIPEA(9.4μL、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(11.4mg、0.054mmol)およびAcOH(3μL、0.054mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物95を白色固体(6.0mg、収率45%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 490。
Int-94-6(11mg、0.027mmol)および(R)-テトラヒドロフラン-3-アミン(4.7mg、0.054mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.2mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(11.4mg、0.054mmol)およびAcOH(3μl、0.054mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物96を帯黄白色固体(2.0mg、収率16%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 476。
Int-97-1(1.37g、6.89mmol)およびテトラヒドロ-2H-ピラン-4-アミンInt-97-2(1.395g、13.79mmol)の1,2-ジクロロエタン(20mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(2.92g、3.79mmol)およびAcOH(0.78mL、13.79mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した。溶媒を減圧蒸発させ、残渣を飽和Na2CO3水溶液とEtOAcとの間で分配した。有機相を分離し、水層をEtOAc(2x40mL)で抽出した。一緒にした有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。生成物をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2:MeOH = 97:3)で精製してInt-97-3を黄色油状物(1.716g、収率88%)として得た。LC-MS: (M+1) m/z = 285。
Int-97-3(1.716g、6.03mmol)のCH2Cl2(10mL)溶液にトリフルオロ酢酸(9.2mL、120.67mmol)を滴下した。反応混合物を室温で1時間攪拌した後、溶媒および過剰のトリフルオロ酢酸を減圧蒸発させた。残渣を2M NaOH溶液とEtOAcとの間で分配した。有機相を分離し、水相をEtOAc(3x20mL)で逆抽出した。一緒にした有機相を水(2x5mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させてInt-97-4を黄色油状物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した(1.1g、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 185。
化合物94~96について先に記載の中間体Int-94-3の合成と同様。
ジクロロ(p-シメン)ルテニウム(II)二量体(0.38mg、0.6μmol)および(1R,2R)-(-)-N-p-トシル-1,2-ジフェニルエチレンジアミン(0.55mg、1.5μmol)を水(0.25mL)に懸濁させた。混合物を窒素で脱気した後、窒素下、70℃で90分間加熱した。得られた混合物を室温に冷却した。ケトンInt-97-5(40mg、0.125mg)、ギ酸ナトリウム(42.5mg、0.625mmol)、および無水THF(0.12mL)を加え、反応液を窒素で脱気した。反応混合物を40℃で2.5時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。水相をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。残渣を分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 70:30)で精製して標記化合物を白色固体(33.0mg、収率82%、ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 322、324。
DAST(43μL、0.328mmol)の乾燥CH2Cl2(0.2mL)溶液にN-(トリメチルシリル)モルホリン(60μL、0.336mmol)を-78℃で滴下した。得られた溶液を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物を-78℃で冷却し、(R)-1-(2-クロロ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-6-イル)エタン-1-オールInt-97-6(33mg、0.10mmol)の乾燥CH2Cl2(0.4mL)溶液を滴下した。反応混合物を室温で終夜攪拌した。次に反応混合物を飽和NaHCO3溶液10mLにゆっくりと注いだ。有機層を分離し、水相を追加のCH2Cl2(3x10mL)で抽出した。一緒にした有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。残渣を分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 80:20)で精製して所望の化合物を黄色油状物(14.6mg、収率45%、ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 324、326。
(S)-5-(2-クロロ-8-フルオロ-6-(1-フルオロエチル)-4-メチルキノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾールInt-97-7(13.8mg、0.0426mmol)、N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン4(9mg、0.047mmol)、およびDIPEA(8μL、0.047mmol)のDMF(0.2mL)中混合物を120℃で終夜加熱した。反応混合物をブラインおよびEtOAcで希釈した。有機相を分離し、ブライン(2x5mL)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 96:4)で精製して化合物97を黄色固体(5.0mg、収率25%、ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。
ジクロロ(p-シメン)ルテニウム(II)二量体(1.13mg、1.8μmol)および(1S,2S)-(+)-N-p-トシル-1,2-ジフェニルエチレンジアミン(1.63mg、4.4μmol)を水(0.74mL)に懸濁させた。混合物を窒素で脱気した後、窒素下、70℃で90分間加熱した。得られた混合物を室温に冷却した。ケトンInt-97-5(120mg、0.37mmol)、ギ酸ナトリウム(125.8mg、1.85mmol)、および無水THF(0.37mL)を加え、反応液を窒素で脱気した。反応混合物を40℃で2.5時間攪拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。水相をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc = 70:30)で精製して標記化合物を白色固体(109mg、収率91%、ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 322、324。
DAST(67μL、0.508mmol)の乾燥CH2Cl2(0.2mL)溶液にN-(トリメチルシリル)モルホリン(92μL、0.52mmol)を-78℃で滴下した。得られた溶液を室温で2.5時間攪拌した。反応混合物を-78℃で冷却し、(S)-1-(2-クロロ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-6-イル)エタン-1-オールInt-97-6(50mg、0.16mmol)の乾燥CH2Cl2(0.46mL)溶液を滴下した。反応混合物を室温で終夜攪拌した。次に反応混合物を飽和NaHCO3溶液10mLにゆっくりと注いだ。有機層を分離し、水相を追加のCH2Cl2(3x10mL)で抽出した。一緒にした有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。残渣を分取TLC(ヘキサン:EtOAc = 80:20)で精製して所望の化合物を黄色油状物(20.5mg、収率41%)(ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 324、326。
(R)-5-(2-クロロ-8-フルオロ-6-(1-フルオロエチル)-4-メチルキノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾールInt-97-7(8.0mg、0.024mmol)、N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミンInt-97-4(6.8mg、0.036mmol)、およびDIPEA(6μL、0.036mmol)のDMF(0.2mL)中混合物を120℃で終夜加熱した。反応混合物をブラインおよびEtOAcで希釈した。有機相を分離し、ブライン(2x5mL)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 96:4)で精製して化合物98を黄色固体(2.6mg、収率23%)(ee未確定)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。
試薬および条件: i) Int-99-21(1.0当量)、Int-99-22(1.1当量)、PPh3(0.06当量)、PdCl2(1/12当量)、Cs2CO3(3.0当量)、THF/H2O 85℃、24時間、69~72%; ii) Int-99-23(1.0当量)、BH3.Me2S(2.06当量)、H2O2、NaOH、THF、50℃、2時間、44~46%; iii) Int-99-24(1.0当量)、DAST(1.1当量)、CH2Cl2、0℃、2.5時間; iv) Int-99-25(1.0当量)、10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、54~57%(2工程); v) Int-99-26(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜。
Int-99-21(1.0当量)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(1.1当量)、PPh3(0.06当量)、PdCl2(1/12当量)、およびCs2CO3(3.0当量)のTHF/H2O(9/1)懸濁液を85℃で24時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過した。濾液をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、有機相を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-99-23を淡黄色固体として得た。LCMS: (M+1) m/z = 411。
BH3.Me2S(2M、2.06当量)のTHF溶液をInt-99-23(1.0当量)のTHF溶液に0℃でゆっくりと加えた。混合物を室温に昇温させ、1時間攪拌した。溶液を0℃に冷却し、30% H2O2水溶液(7当量)およびNaOH(1M、1.4当量)で反応停止させ、混合物を50℃で2時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製した。LCMS: (M+1) m/z = 429。
Int-99-24(1.0当量)の無水CH2Cl2溶液にDAST(1.1当量)のCH2Cl2溶液を0℃でゆっくりと加え、反応液を0~5℃で2.5時間攪拌した。混合物をEtOAcで希釈し、ブライン(2X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をさらに精製せずに使用した(Int-99-25およびInt-99-23の混合物)。LCMS: (M+1) m/z = 431。
Int-99-25およびInt-99-23のTHF/10% H2SO4水溶液中溶液を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和NaOH水溶液で中和し、生成物をEtOAcで抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製してケトンInt-99-26を淡帯黄色固体(2工程で収率54~57%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 387。
ケトンInt-99-26(1.0当量)、適切なアミン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、HPLCで精製して所望の化合物を得た。化合物99を帯黄白色固体として収率91~92%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。化合物100を淡黄色固体として収率62~64%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。化合物101を淡黄色固体として収率81~83%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 458。
試薬および条件: i) Int-102-1(1.0当量)、Br2(1.2当量)、Fe(15mol%)、NaHCO3(1.0当量)、CH2Cl2、50℃、終夜、88%; ii) Int-102-2(1.0当量)、nBuLi(2.2当量)、THF、-78℃、1時間、続いてDMF(2.0当量)、-78℃~0℃、2時間、11%; iii) Int-102-3(1.0当量)、シアノ酢酸エチル(2.0当量)、NH4OAc(5.0当量)、1,4-ジオキサン、95℃、終夜、90%; iv) 濃HCl、1,4-ジオキサン、100℃、2時間、83%; v) 5(1.0当量)、POCl3、110℃、2時間、続いてN-ヒドロキシアセトアミジン(1.2当量)、DIPEA(3.0当量)、1,4-ジオキサン、110℃、1.5時間、35%; vi) Int-102-6(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、iPrOH、110℃、終夜、62%; vii) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、90%; viii) Int-102-8(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、73%~83%。
アニリンInt-102-1(5.0g、27.9mmol)、鉄粉(0.23g、4.2mmol、15mol%)、およびNaHCO3(2.34g、27.9mmol)のCH2Cl2(100mL)懸濁液にBr2(1.73mL、33.5mmol)を滴下した。得られた混合物を50℃で終夜還流させた。混合物を2N NaOHとCH2Cl2との間で分配した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-102-2を黄色固体(6.35g、収率88%)として得た。
Int-102-2(6.35g、24.6mmol)のTHF(30mL)溶液に2.5M nBuLiヘキサン溶液を-78℃で滴下した。-78℃で1時間攪拌後、DMF(3.8mL、49.2mmol)を同温で加えた。温度を0℃に上昇させ、混合物を0℃で2時間攪拌した。次に混合物を減圧濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-102-3を黄色固体(0.56g、収率11%)として得た。
Int-102-3(560mg、2.68mmol)、シアノ酢酸エチル(605mg、5.36mmol)、およびNH4OAc(1.03g、13.4mmol)の1,4-ジオキサン(5mL)中混合物を攪拌し、95℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮した。残渣をH2OとEtOAcとの間で分配した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。淡黄色固体である生成物Int-102-4をさらに精製せずに次の反応に使用した(620mg、収率90%)。
化合物Int-102-4(620mg、2.41mmol)の濃HCl(5mL)および1,4-ジオキサン(5mL)懸濁液を100℃で2時間加熱した。室温に冷却後、H2O(20mL)を加えた。析出生成物を濾過し、乾燥させた。淡黄色粉末である生成物Int-102-5をさらに精製せずに次の反応に使用した(550mg、収率83%)。
酸Int-102-5(550mg、2.0mmol)およびPOCl3(5mL)の混合物を110℃で2時間加熱した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、N-ヒドロキシアセトアミジン(178mg、2.4mmol)およびDIPEA(1.04mL、6.0mmol)を加えた。得られた混合物を110℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮した。残渣をヘキサン中15% EtOAcを使用するショートシリカゲルパスで精製してInt-102-6を淡黄色固体(232mg、収率35%)として得た。
Int-102-6(184mg、0.55mmol)およびDIPEA(0.19mL、1.1mmol)のiPrOH(3mL)中溶液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.14mL、1.1mmol)を室温で加えた。次に混合物を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-102-7を黄色固体(150mg、収率62%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 439。
Int-102-7(150mg、0.34mmol)のTHF(2mL)溶液に10% H2SO4水溶液(4mL)を室温で加えた。次に混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-102-8を黄色油状物(128mg、収率90%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 395。
Int-102-8(9.0mg、0.023mmol)、(S)-3-アミノテトラヒドロピラン(6.3mg、0.046mmol)、およびDIPEA(8μL、0.046mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(14.5mg、0.069mmol)およびAcOH(4μL、0.069mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をHPLC(H2O中10~95% ACNを12分間)で精製して化合物102を淡黄色固体(8.0mg、収率73%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 480。
試薬および条件: i) Int-103-10(1.0当量)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミンHCl(1.8当量)、EDCI(1.2当量)、HOBt(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、DMF、室温、18時間、80%; ii) Int-103-11(1.0当量)、(CF3CO)2O(1.2当量)、TEA(1.2当量)、DCM、0℃~室温、5時間、93%; iii) 12(1.0当量)、MeMgBr(4.0当量)、THF、室温、6時間、76%; iv) Int-103-13(1.0当量)、2N NaOH(1.7当量)、Me0H、90℃、1.5時間、99%; v) Int-103-14(1.0当量)、PyICl(1.0当量)、MeOH、100℃、18時間、79%; vi) Int-103-15(1.0当量)、オキサジアゾール酸(1.2当量)、POCl3、110℃、1時間; vii) Int-103-16(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、EtOH、120℃、18時間、2工程で22%; viii) Int-103-17(1.0当量)、FO2SCF2CO2Me(5.0当量)、CuI(2.0当量)、DMF、8%; ix) 10% H2SO4水溶液、THF、50℃、1.5時間、定量的収率; x) Int-103-19(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、18時間、82%。
2-アミノ-3-フルオロ安息香酸10(10.3g、66.4mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン・HCl(11.7g、119.5mmol)、EDCI(15.3g、79.7mmol)、HOBt(12.2g、79.7mmol)、およびDIPEA(23mL、132.8mmol)のDMF(166mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をEtOAcで希釈し、1N NaOH、10% HCl水溶液、およびブラインで順次洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。褐色油状物としての生成物Int-103-11をさらに精製せずに次の反応に使用した(10.48g、収率80%)。
Int-103-11(10.48g、52.9mmol)およびTEA(8.8mL、63.4mmol)のCH2Cl2(200mL)溶液に(CF3CO)2O(8.8mL、63.4mmol)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で5時間攪拌した。次に混合物を飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。褐色固体としての生成物Int-103-12をさらに精製せずに次の反応に使用した(14.47g、収率93%)。LCMS: (M+1) m/z = 295。
Int-103-12(14.47g、49.2mmol)の無水THF(200mL)溶液に3M MeMgBrジエチルエーテル溶液(66mL、196.7mmol)を0℃で加えた。混合物を室温で6時間攪拌した。次に混合物を砕氷に注いで反応を停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を10% HCl水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。褐色油状物としての生成物Int-103-13をさらに精製せずに次の反応に使用した(9.36g、収率76%)。
Int-103-13(9.36g、37.5mmol)のMeOH(32mL)溶液に2N NaOHを室温で加えた。次に混合物を90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をブラインとCH2Cl2との間で分配した。水層をCH2Cl2で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。濃褐色油状物としての生成物Int-103-14をさらに精製せずに次の反応に使用した(5.70g、収率99%)。
Int-103-14(5.7g、37.2mmol)およびPyICl(9.0g、37.2mmol)のMeOH(125mL)中混合物を100℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-103-15を黄色固体(7.91g、収率76%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 280。
Int-103-15(2.20g、7.9mmol)、オキサジアゾール酸(1.34g、9.5mmol)、およびPOCl3(10mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣をH2OとCH2Cl2との間で分配した。有機層を分離し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣Int-103-16をさらに精製せずに次の反応に使用した。
粗生成物Int-103-16(2.70g、6.7mmol)およびDIPEA(1.4mL、8.0mmol)のEtOH(50mL)中スラリーに1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.0mL、8.0mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-103-17を褐色固体(0.75g、2工程で収率22%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 511。
17(200mg、0.39mmol)およびCuI(148mg、0.78mmol)のDMF(4mL)中スラリーにフルオロスルホニルジフルオロ酢酸メチル(0.24mL、1.95mmol)を室温で加えた。次に混合物を80℃で1時間加熱した。セライトを通じて濾過後、濾液を濃縮した。残渣をHPLC(H2O中50~95% ACNを15分間)で精製してInt-103-18を橙色固体(14.8mg、収率8%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 453。
Int-103-18(14.8g、0.033mmol)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液(2mL)を室温で加えた。次に混合物を50℃で1.5時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色固体としてのケトンInt-103-19をさらに精製せずに次の反応に使用した。(13.3mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 409。
Int-103-19(13.3mg、0.033mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(6.6mg、0.066mmol)、およびDIPEA(11μL、0.066mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(20.8mg、0.099mmol)およびAcOH(6μL、0.099mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をHPLC(H2O中10~95% ACNを12分間)で精製して化合物103を淡橙色固体(13.2mg、収率82%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 494。
化合物103について先に開示した手順に従って化合物104~107を得た。化合物104を淡黄色固体として定量的収率(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 494。化合物105を淡黄色固体として定量的収率(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 494。化合物106を淡黄色固体として収率97%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 480。化合物107を淡黄色固体として収率84%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 480。
試薬および条件: i) Int-36-4(1.0当量)、MeMgBr(4.0当量)、THF、0℃~室温、2.5時間、64~66%; ii) Int-108-25(1.0当量)、NaOH(1.7当量)、MeOH:H2O 1:1、90℃、3時間、90~93%; iii) Int-103-2(1.0当量)、BH3・THF(3.0当量)、THF、室温、18時間; iv) 27(1.0当量)、MnO2(6.0当量)、CH2Cl2、室温、終夜、2工程で69~71%; v) B2pin2(1.2当量)、Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(0.1当量)、KOAc(3.0当量)、ジオキサン、80℃、18時間、63~65%; vi) CF3CH2I(2.0当量)、Pd2(dba)3(0.1当量)、XantPhos(0.2当量)、Cs2CO3(4.0当量)、ジオキサン、H2O(1.8当量)、80℃、18時間; vii) 9(1.0当量)、POCl3、110℃、1.5時間; viii) 1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、110℃、終夜; ix) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間; x) 4-アミノテトラヒドロピラン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、18時間。
Int-36-4(1.0当量)のTHF(200mL)溶液にMeMgBr(4.0当量)のTHF:トルエン(1:3)中1.4M溶液を0℃で加え、得られた混合物を室温で2.5時間攪拌した。次に反応液を氷に注ぎ、2M HClでpH 2に酸性化し、EtOAc(2X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮して25を黄色油状物(収率64~66%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 325、327。Int-108-25(1.0当量)のMeOH溶液に2M NaOH水溶液(1.7当量)を加え、反応液を90℃で3時間加熱した。反応混合物を水で希釈し、固体を濾取してInt-108-26を黄色固体(収率90~93%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 231、233。
Int-108-2(1.0当量)のTHF(60mL)溶液にBH3・THF錯体溶液(3.0当量)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で18時間攪拌した。反応液をMeOHによって0℃で反応停止させ、濃縮し、EtOAcに再懸濁させ、飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮してアルコールInt-108-27を得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 219、221。27のCH2Cl2溶液に活性MnO2(6.0当量)をゆっくりと加え、混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、溶媒を減圧除去してアルデヒドInt-108-28を黄色固体(2工程で収率69~71%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+23) m/z = 239、241。
Int-108-28(1.0当量)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.2当量)、Pd(dppf)Cl2・CH2Cl2(0.1当量)、およびKOAc(3.0当量)のジオキサン中混合物を80℃で18時間加熱した。混合物を室温に冷却し、セライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してボロン酸エステルInt-108-30を帯黄白色固体(収率63~65%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 266。
密封バイアル中のPd2(dba)3(0.1当量)、XantPhos(0.2当量)、およびCs2CO3(4.0当量)のジオキサン懸濁液にボロン酸エステルInt-108-30(1.0当量)およびCF3CH2I(2.0当量)のジオキサン溶液を加えた。反応混合物を室温で1分間攪拌した後、H2O(1.8当量)を加えた。混合物を80℃で18時間攪拌した。冷却後、反応混合物をEtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してInt-108-32を橙色固体(収率95~97%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 222。
アルデヒドInt-108-32(1.0当量)、酸Int-108-9(1.0当量)、およびPOCl3の混合物を110℃で1.5時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣を飽和NaHCO3水溶液に再懸濁させ、EtOAc(2X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してキノリンInt-108-34を白色固体(収率15~17%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 346。
Int-108-34(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、およびDIPEA(2.0当量)の混合物を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタール36を黄色固体(収率61~64%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 453。
ケタールInt-108-36(1.0当量)のTHF溶液に10% H2SO4水溶液を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮し、分取TLC(ヘキサン:EtOAc 7:3)で精製してケトンInt-108-38を黄色固体(収率54~56%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 409。
ケトンInt-108-38(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で18時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(EtOAc:iPrOH、95:5)で精製して化合物108を黄色固体(収率19~21%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 494。
ケトンInt-108-37および対応するアミンから出発して、化合物109の手順に従って、化合物110を淡黄色固体として収率49~51%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 508。
試薬および条件: i) Int-111-1(1.0当量)、B2pin2(1.2当量)、Pd(dppf)Cl2-CH2Cl2(0.03当量)、KOAc(3.0当量)、1,4-ジオキサン、90℃、終夜、55%; ii) Int-111-2(1.0当量)、CF3CH2I(2.0当量)、Pd2(dba)2(0.1当量)、XantPhos(0.1当量)、Cs2CO3(4当量)、H2O(2.0当量)、1,4-ジオキサン、80℃、終夜、78%; iii) Int-111-3(1.0当量)、PyICl(1.05当量)、MeOH、90℃、終夜、67%; iv) 4(1.0当量)、オキサジアゾール酸(1.2当量)、POCl3、110℃、1時間; v) Int-111-5(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、120℃、終夜、26%(2工程で); vi) Int-111-6(1.0当量)、Zn(CN)2(1.0当量)、Zn(0.1当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、THF/DMF、80℃、終夜、84%; vii) 10% H2SO4水溶液、THF、50℃、2時間、定量的収率; viii) Int-111-8(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(3.0当量)、AcOH(3.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、89%~定量的収率。
Int-111-1(6.42g、30.0mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(9.14g、36.0mmol)、[1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・CH2Cl2(0.73g、0.9mmol)、およびKOAc(8.82g、90.0mmol)の1,4-ジオキサン(30mL)中混合物を90℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-111-2を淡黄色固体(4.31g、収率55%)として得た。
Int-111-2(1.70g、6.51mmol)、Pd2(dba)2(0.62g、0.65mmol)、XantPhos(0.38g、0.65mmol)、Cs2CO3(8.50g、26.04mmol)、およびCF3CH2I(1.3mL、13.02mmol)の1,4-ジオキサン(32mL)中混合物を室温で1分間攪拌した。これにH2O(0.23mL、13.02mmol)を加え、得られた混合物を密封容器中、80℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-111-3を黄色固体(1.11g、収率78%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 218。
Int-111-3(1.11g、5.11mmol)およびPyICl1(1.30g、5.36mmol)のMeOH(20mL)中混合物を90℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-111-4を黄色固体(1.17g、収率67%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 344。
Int-111-4(1.17g、3.41mmol)、オキサジアゾール酸(0.58g、4.09mmol)、およびPOCl3(7mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリン5を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。粗生成物Int-111-5をさらに精製せずに次の反応に使用した。
粗製クロロキノリンInt-111-5(1.59g、3.41mmol)およびDIPEA(1.2mL、6.82mmol)のEtOH懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(4.09mL、7.9mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-111-6を濃褐色泡状物(513mg、2工程で収率26%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 575。
Int-111-6(513mg、0.89mmol)、Zn(CN)2(105mg、0.89mmol)、Zn(6mg、0.09mmol)、およびPd(PPh3)4(103mg、0.09mmol)のTHF/DMF(12mL、1:1、v/v)中混合物を80℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物を濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-111-7を黄色固体(356mg、収率84%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 474。
Int-111-7(356mg、0.75mmol)のTHF(3mL)溶液に10% H2SO4水溶液(6mL)を室温で加えた。次に混合物を50℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色固体としてのケトンInt-111-8をさらに精製せずに次の反応に使用した。(322mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 430。
Int-111-8(11mg、0.026mmol)、適切なアミン(0.052mmol)、およびDIPEA(9μL、0.052mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(16.3mg、0.078mmol)およびAcOH(5μL、0.078mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をHPLC(H2O中10~95% ACNを12分間)で精製して以下の標記化合物を得た: 化合物111、11.8mg、黄色固体、収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 515; 化合物112、13.2mg、黄色固体、収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 515; 化合物113、13.2mg、黄色固体、収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 515; 化合物114、12.8mg、黄色固体、収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 501; および化合物115、12.8mg、黄色固体、収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 501。
化合物30(30mg、0.060mmol)およびトリブチル(プロパ-1-イン-1-イル)スタンナン(78mg、0.24mmol)の1,4-ジオキサン(1.5mL)溶液にビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(3.3mg、4.8μmol)を加え、反応液を窒素下、100℃で45分間マイクロ波処理した。反応混合物を濾過し、溶液を減圧濃縮した。残渣を分取HPLCで精製して化合物16(5.0mg、収率18%)を白色固体として得た。LCMS: (M+1) m/z = 464; 保持時間: 2.50分(方法1)。
1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン化合物30を(R)-1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3 メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンで置き換えたことを除けば、化合物116と同様にして化合物117の調製を行った。LCMS: (M+1) m/z = 464; 保持時間: 2.55分(方法1)。
試薬および条件: i) Int-118-14(1.0当量)、NBS(1.0当量)、CH2Cl2、室温、18時間、84~86%; ii) Int-118-15(1.0当量)、(MeO)NH(Me).HCl(1.8当量)、EDCI(1.2当量)、HOBt(1.2当量)、DIPEA(2.0当量)、DMF、室温、4時間、84~86%; iii) Int-118-16 (1.0当量)、(CF3CO)2O(1.3当量)、TEA(1.2当量)、CH2Cl2、0℃~室温、終夜、90~92%; iv) Int-118-17(1.0当量)、BEt3(3.0当量)、Cs2CO3(3.0当量)、Pd(dppf)Cl2(0.02当量)、THF、70℃、1.5時間、45~47%; v) Int-118-18(1.0当量)、MeMgBr(5.0当量)、THF、0℃~室温、2.5時間、85~87%; vi) Int-118-19(1.0当量)、NaOH(1.7当量)、MeOH:H2O 1:1、90℃、3時間、80~82%; vii) Int-118-20(1.0当量)、8(2.0当量)、p-TsOH(触媒)、150℃、2時間、19~21%; viii) 21、POCl3、110℃、2時間、97~98%; ix) Int-118-22(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、110℃、終夜、73~75%; x) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、83~85%; xi) Int-118-24(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(1.5当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、89~90%。
2-アミノ-3-フルオロ安息香酸Int-118-1(15.0g、96.7mmol)のCH2Cl2(250mL)懸濁液にN-ヨードスクシンイミド(17.2g、96.7mmol)を加え、混合物を室温で終夜攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させてInt-118-2を淡褐色固体(24.7g、収率91%)として得た。
Int-118-2(6.2g、22.06mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン・HCl(3.9g、39.71mmol)、EDCI(5.1g、26.47mmol)、HOBt(4.1g、26.47mmol)、およびDIPEA(7.7mL、44.12mmol)のDMF(110mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をEtOAcで希釈し、1N NaOH、10% HCl水溶液、およびブラインで順次洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。褐色油状物としての生成物Int-118-3をさらに精製せずに次の反応に使用した(6.9g、収率96%)。
Int-118-3(6.9g、21.3mmol)およびTEA(3.6mL、25.6mmol)のCH2Cl2(70mL)溶液に(CF3CO)2O(3.9mL、27.7mmol)を0℃で加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。次に混合物を飽和NaHCO3水溶液およびブラインで洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。濃褐色油状物としての生成物Int-118-4をさらに精製せずに次の反応に使用した(8.8g、収率98%)。LCMS: (M+1) m/z = 421。
Int-118-4(4.47g、10.6mmol)の無水THF(100mL)溶液に1.4M MeMgBrジエチルエーテル溶液(42mL、59.4mmol)を0℃で加えた。混合物を室温で18時間攪拌した。次に混合物を砕氷に注いで反応を停止させ、EtOAcで抽出した。有機層を10% HCl水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。濃橙色油状物としての生成物Int-118-5をさらに精製せずに次の反応に使用した(1.68g、収率60%)。
Int-118-5(1.22g、4.63mmol)のMeOH(7mL)溶液に2N NaOH(4mL)を室温で加えた。次に混合物を90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。水層をCH2Cl2で抽出した。一緒にした有機抽出物をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。黄色固体としての生成物Int-118-6をさらに精製せずに次の反応に使用した(0.73g、収率94%)。
Int-118-6(371mg、2.22mmol)、オキサジアゾール酸(380mg、2.67mmol)、およびPOCl3(4.5mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣をCH2Cl2とH2Oとの間で分配した。有機層を分離し、飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製して化合物Int-118-7を淡褐色固体(0.25g、収率39%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 292。
Int-118-7(30mg、0.103mmol)、アミン(127mg、0.309mmol)、および2,2,6,6-テトラメチルピペリジン(18μL、0.103mmol)のDMF(1mL)中混合物を150℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物118を淡黄色固体(23mg、収率51%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。
8-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン(Int-83-2、100mg、0.22mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(14mg、18umol)のジオキサン(5mL)懸濁液にジメチル亜鉛(ヘキサン中10重量%、0.50mL)を加え、反応液を60℃で1時間攪拌した。反応液をメタノールおよびクエン酸溶液(5%水溶液)で反応停止させ、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を一緒にし、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで精製して8-(8-フルオロ-4,6-ジメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン(Int-119-12)を黄色固体(42mg、収率49%)として得た。LCMS (ESI): m/z 399 (M+H); 保持時間: 3.05分(方法1)。
8-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン(Int-1-1d)を8-(8-フルオロ-4,6-ジメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン(Int-119-12)で置き換えて、1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-30-11f)について使用した一般的手順を使用してInt-119-13を合成した。LCMS (ESI): m/z 355 (M+H); 保持時間: 2.60分(方法1)。
1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-30-11f)を1-(8-フルオロ-4,6-ジメチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)ピペリジン-4-オン(Int-119-13)で置き換えて、(R)-1-(6-ブロモ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3 メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物31)と同じ手順を行って化合物119を得る。LCMS (ESI): m/z 440 (M+H); 保持時間: 2.41分(方法1)。
(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)を(S)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(2.0当量)で置き換えて、化合物119と同じ手順を行って化合物120を得る。LCMS (ESI): m/z 440 (M+H); 保持時間: 2.44分(方法1)。
適切な立体化学配置を有するアミン、および適切なケトンを利用して、化合物134~137について以下に開示する様式で化合物121~128を得る。
試薬および条件: i) Int-134-44(1.0当量)、Int-134-45(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜; ii) TFA(10当量)、CH2Cl2、室温、2時間; iii) Int-134-46(2.0当量)、Int-134-47(1.0当量)、DIPEA(4.0当量)、EtOH、110℃、終夜、65~68%(3工程)。
Int-134-44(1.0当量)、Int-134-45(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)のDCE中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を飽和NaHCO3水溶液で反応停止させ、生成物をCH2Cl2(3X)で抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 303。前記生成物およびTFA(10.0当量)のCH2Cl2中混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 203。
Int-134-46(2.0当量)、Int-134-47(1.0当量)、およびDIPEA(4.0当量)のEtOH中混合物を110℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 96:4)で精製して化合物134を収率65~68%(3工程)で得た。
出発原料Int-134-44を適切な立体異性体で置き換えて、化合物134と同様にして化合物135、化合物136、および化合物137を調製した。化合物135、淡灰色固体; 化合物136、淡黄色固体; 化合物137、淡灰色固体。
試薬および条件: i) Int-138-1(1.0当量)、NIS(1.0当量)、CH2Cl2、室温、6時間、76%; ii) Int-138-2(1.0当量)、BH3-THF(5.0当量)、THF、室温、6時間、定量的収率; iii) Int-138-3(1.0当量)、MnO2(6.0当量)、CH2Cl2、室温、終夜、定量的収率; iv) Int-138-4(1.0当量)、Zn(CN)2(1.0当量)、Zn(0.1当量)、Pd(PPh3)4(0.05当量)、DMF、80℃、終夜、42%; v) Int-138-5(1.0当量)、オキサジアゾール酸(1.2当量)、POCl3、110℃、1時間、92%; vi) Int-138-6(1.0当量)、アミン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、CH3CN、120℃、終夜、17%。
2-アミノ-3-クロロ安息香酸Int-138-1(17.16g、100mmol)のCH2Cl2(250mL)懸濁液にN-ヨードスクシンイミド(17.80g、100mmol)を加えた。混合物を室温で6時間攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させた。帯黄白色固体としての生成物Int-138-2をさらに精製せずに次の反応に使用した(22.61g、収率76%)。LCMS: (M-1) m/z = 296。
Int-138-2(22.61g、76.0mmol)のTHF(100mL)懸濁液にBH3・THF錯体溶液(THF中1M、380mL、380mmol)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で6時間攪拌した。MeOHを0℃でゆっくりと加えて反応液を反応停止させ、混合物を濃縮乾固させた。桃色固体としての生成物Int-138-3をさらに精製せずに次の反応に使用した(21.54g、定量的収率)。LCMS: (M-1) m/z = 282。
Int-138-3(21.54g、76.0mmol)および活性MnO2(40.0g、456.0mmol)のCH2Cl2(500mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。反応混合物をセライトを通じて濾過してInt-138-4を黄色固体(21.39g、定量的収率)として得た。
Int-138-4(9.95g、35.35mmol)、Zn(CN)2(4.15g、35.35mmol)、Zn末(0.23g、3.54mmol)、およびPd(PPh3)4(2.04g、1.77mmol)のDMF(70mL)中混合物を80℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-138-5を淡黄色固体(2.68g、収率42%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 181。
Int-138-5(180mg、1.00mmol)、オキサジアゾール酸(175mg、1.23mmol)、およびPOCl3(3mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物をEtOAcとブラインとの間で分配した。水層を分離し、EtOAc(x2)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。褐色固体としての生成物Int-138-6をさらに精製せずに次の反応に使用した(281mg、収率92%)。
Int-138-6(17mg、0.056mmol)、アミン(33mg、0.112mmol)、およびDIPEA(19μL、0.112mmol)のCH3CN(1mL)中混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5→90:10)で精製して化合物138を黄色油状物(4.3mg、収率17%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 453。
2-アミノ-3-フルオロ安息香酸25(15.0g、96.7mmol)のCH2Cl2(250mL)懸濁液にN-ヨードスクシンイミド(17.2g、96.7mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させてヨード安息香酸26を帯黄白色固体として得た。Int-139-Int-139-26(22.48g、80.0mmol)のTHF(200mL)溶液にBH3・THF錯体溶液(THF中1M、400mL、400mmol)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で終夜攪拌した。反応液をMeOHで0℃にてゆっくりと反応停止させた。溶媒を除去して乾固させた後、粗製アルコールInt-139-Int-139-27をCH2Cl2(500mL)に溶解させ、活性MnO2(41.7g、480mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。粗生成物をショートシリカゲルパス(ヘキサン:EtOAc、1:1)で精製してアルデヒドInt-139-Int-139-28を黄色固体(11.4g、3工程で収率45%)として得た。LCMS: (M-1) m/z = 264。
アルデヒドInt-139-Int-139-28(5.74g、21.6mmol)、オキサジアゾール酸Int-139-Int-139-12(3.69g、26.0mmol)、およびPOCl3(22mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。この残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。粗製塩化物29を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。29のEtOH(100mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(5.5mL、43.2 mmol)およびDIPEA(7.5mL、43.2mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してキノリンInt-139-Int-139-30を黄色油状物(2.50g、2工程で収率23%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 497。
Int-139-30(2.50g、5.04mmol)、Zn(CN)2(0.59g、5.04mmol)、Zn末(33mg、0.50mmol)、およびPd(PPh3)4(0.58g、0.50mmol)のTHF/DMF(50mL、1:1(v/v))中混合物を80℃で5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してシアノキノリンInt-139-31を黄色油状物(0.93g、収率47%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 396。
Int-139-31(0.47g、1.19mmol)のTHF(5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(12mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で4時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x40mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してケトンInt-139-Int-139-32を黄色固体(308mg、収率74%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 352。
ケトンInt-139-32(15.8mg、0.045mmol)、(S)-3-アミノテトラヒドロピラン塩酸塩(12.4mg、0.09mmol)、およびDIPEA(16μL、0.08mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(28.6mg、0.135mmol)およびAcOH(8μL、0.135mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物139を黄色油状物(18.1mg、収率92%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 437。
2-アミノ安息香酸33(6.6g、48.1mmol)のCH2Cl2(150mL)懸濁液にN-ヨードスクシンイミド(17.1g、96.2mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。生成物を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、減圧乾燥させてヨード安息香酸Int-140-34を帯黄白色固体として得た。Int-140-34(12.53g、32.2mmol)のTHF(100mL)溶液にBH3・THF錯体溶液(THF中1M、161mL、161mmol)を0℃で滴下した。次に混合物を室温で終夜攪拌した。反応液をMeOHで0℃にてゆっくりと反応停止させた。溶媒を除去して乾固させた後、粗製アルコールInt-140-35をCH2Cl2(200mL)に溶解させ、活性MnO2(16.8g、193.2mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。粗生成物をショートシリカゲルパスで精製してアルデヒドInt-140-36を黄色固体(5.83g、3工程で収率32%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 374。
アルデヒドInt-140-36(4.81g、12.9mmol)、オキサジアゾール酸12(3.69g、15.5mmol)、およびPOCl3(13mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。この残渣にH2Oを0℃で加えた。混合物を0℃で10分間攪拌した。粗製塩化物Int-140-37を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。Int-140-37のEtOH(65mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(3.3mL、25.8mmol)およびDIPEA(4.5mL、25.8mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してキノリンInt-140-38を黄色油状物(1.56g、2工程で収率20%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 605。
Int-140-38(1.56g、2.58mmol)、Zn(CN)2(0.61g、5.16mmol)、Zn末(34mg、0.52mmol)、およびPd(PPh3)4(0.60g、0.52mmol)のTHF/DMF(30mL、1:1(v/v))中混合物を80℃で5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してシアノキノリンInt-140-39を黄色油状物(0.62g、収率60%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 403。
Int-140-39(0.57g、1.42mmol)のTHF(5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(12mL、v/v)を加えた。混合物を45℃で4時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x40mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。橙色固体としてのケトンInt-140-40をさらに精製せずに次の反応に使用した。(513mg、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 359。
ケトンInt-140-40(13.0mg、0.036mmol)、(S)-3-アミノテトラヒドロピラン塩酸塩(10.0mg、0.072mmol)、およびDIPEA(13μL、0.072mmol)の1,2-ジクロロエタン(1.5mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(23.0mg、0.108mmol)およびAcOH(6μL、0.108mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物140を黄色油状物(14.1mg、収率88%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 444。
Int-141-1(2.04g、9.38mmol)のEtOH(14mL)溶液にマロン酸ジエチル(1.99mL、13.1mmol)および触媒量のピペリジンを加えた。反応混合物を24時間還流させた。反応混合物を室温に冷却し、得られた固体を減圧濾取し、EtOHですすいでInt-141-2を白色固体(2.6g、収率88%)として得た。LCMS: (M-1) m/z = 313。
Int-141-2(806mg、2.56mmol)およびオキシ塩化リン(V)(5mL)の混合物を110℃で1時間加熱した。オキシ塩化リン(V)を減圧除去した。水を残渣に加え、析出物を減圧濾取してInt-141-3を白色固体(850mg、定量的収率)として得た。
Int-141-3(720mg、2.16mmol)のTHF(3.5mL)溶液にNaOH(519mg、13.0mmol)および水(7mL)を加えた。反応液を室温で2時間攪拌した。溶媒を減圧蒸発させた後、樹脂Amberlite IRN77およびMeOH(15mL)を加えた。得られた混合物を室温で15分間攪拌した後、樹脂を濾去した。濾液を濃縮乾固させてInt-141-4を帯黄白色固体(660mg、定量的収率)として得た。LCMS: (M-1) m/z = 303。
Int-141-4(660mg、2.16mmol)のジクロロメタン(4mL)およびN,N-ジメチルホルムアミド(0.2mL)中混合物を塩化オキサリル(ジクロロメタン中2M、4mL)で処理した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を減圧蒸発させた。残渣をジクロロメタン(4mL)およびN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)に溶解させた後、N-ヒドロキシアセトアミド(160mg、2.16mmol)およびDIPEA(1.13mL、6.48mmol)で処理した。反応混合物を120℃で2時間加熱した後、室温に冷却した。ジクロロメタンを減圧除去した。EtOAcおよび水を残渣に加えた。有機相を分離し、ブライン(3x20mL)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた後、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc = 92:8)に供してInt-141-5を黄色固体(178mg、収率24%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 342、344。
Int-141-5(150mg、0.44mmol)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.11mL、0.88mmol)、およびDIPEA(0.15mL、0.8 mmol)のEtOH(3mL)中混合物をマイクロ波によって120℃で50分間加熱した。反応混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc = 92:8)で精製してInt-141-6を黄色固体(190mg、収率96%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 449、451。
Int-141-6(190mg、0.42mmol)、トリエチルボラン(THF中1M、0.85mL)、K2CO3(117mg、0.85mmol)、およびPd(dppf)Cl2・CH2Cl2(34mg、0.041mmol)のDMF(2mL)中混合物を窒素で脱気し、70℃で2時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、セライト上で濾過し、生成物をEtOAcと水との間で分配した。有機相をブライン(3x20mL)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。生成物をカラムクロマトグラフィーで精製してInt-141-7を黄色固体(45mg、収率27%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 399。
化合物Int-141-7(34mg、0.084mmol)に10% H2SO4水溶液(0.28mL)を室温で加えた。次に混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x10mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてInt-141-8を黄色固体(29mg、定量的収率)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 355。
Int-141-8(30mg、0.084mmol)、(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩(15mg、0.11mmol)、およびDIPEA(20μl、0.11mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.4mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(27mg、0.13mmol)およびAcOH(7μl、0.13mmol)を加えた。得られた混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物141を黄色固体(32mg、収率87%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。
N-ヒドロキシアセトアミジン(29g、0.39mol)およびDIPEA(102mL、0.58mol)の1,4-ジオキサン(200mL)懸濁液に塩化エチルマロニル(50mL、0.39mol)を0℃で滴下した。混合物を室温で20分間攪拌した後、100℃で3時間加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮した。残渣をブラインとエーテルとの間で分配した。有機層を飽和NaHCO3水溶液で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をヘキサン中20% EtOAcで溶離するショートシリカゲルパスで精製してInt-142-Aを明褐色液体(40.28g、収率61%)として得た。
オキサジアゾールエステルInt-142-A(10.0g、58.9mmol)のTHF(50mL)溶液に2M NaOH水溶液(59mL)を0℃で加えた。次に混合物を室温で1時間攪拌した。これにAmberlite IR 120 (H+)樹脂を加えてpHをpH 4に調整した。樹脂を濾去し、H2Oで洗浄した。濾液を減圧濃縮した。残渣をP2O5で減圧乾燥させてInt-142-9を得て、精製せずに次の工程に使用した。
2-アミノ-3-フルオロ安息香酸1(20.0g、129mmol)のCH2Cl2(300mL)懸濁液にN-ブロモスクシンイミド(22.9g、129mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。生成物を減圧濾取して2-アミノ-5-ブロモ-3-フルオロ安息香酸Int-142-2を帯黄白色固体(27g、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 232、234。
Int-142-2(8.5g、36.3mmol)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(6.4g、65.3mmol)、DIPEA(12.6mL)、EDCI(8.4g、43.6mmol)、およびHOBt(6.7g、43.6mmol)のDMF(90mL)中混合物を室温で4時間攪拌した。次に反応液をEtOAc 100mLで希釈し、1M NaOH、1M HCl、およびブラインで順次洗浄してInt-142-3を褐色油状物(8.6g、収率85%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 277、279。
Int-142-3(8.6g、31mmol)のCH2Cl2(100mL)溶液にTEA(5.2mL、37mmol)を0℃で加えた後、無水トリフルオロ酢酸(5.6mL、40mmol)を滴下した。反応液を室温で終夜攪拌した。次に飽和NaHCO3水溶液を加え、有機相を分離し、水で洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてInt-142-4を黄色固体(9.4g、収率80%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 373、375。
Int-142-4(4.3g、11.5mmol)、Cs2CO3(11.0g、34.6mmol)、およびPd(dppf)Cl2(170mg、0.23mmol)のTHF(25mL)懸濁液に1M BEt3 THF溶液(34.6mL、34.6mmol)を加え、反応液を70℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-142-5を黄色固体(2.5g、収率54%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 323。
Int-142-5(2.0g、6.2mmol)のTHF(40mL)溶液にMeMgBrのTHF:トルエン中1.4M溶液(22mL、31mmol)を0℃で加え、反応液を室温で2.5時間攪拌した。反応液を氷に注ぎ、2M HClでpH = 2に酸性化し、EtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてInt-142-6を黄色油状物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 276。
Int-142-6(2.0g、7.2mmol)のMeOH(6mL)溶液に2M NaOH水溶液(6mL)を加え、反応液を90℃で1.5時間加熱した。水を加え、固体を濾取してInt-142-7を黄色固体(1.2g、収率92%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 182。
ケトンInt-142-7(250mg、1.38mmol)、2-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)酢酸9(235mg、1.65mmol)、およびPOCl3(2.5mL)の混合物を110℃で1時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣に飽和NaHCO3水溶液を加え、生成物をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製して2-クロロキノリンInt-142-11を白色固体(176mg、収率42%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 306、308。
Int-142-11(220mg、0.72mmol)のEtOH(5mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(184μL、1.44mmol)およびDIPEA(250μL、1.44mmol)を加えた。混合物を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-142-12を黄色油状物(278mg、収率93%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 413。
ケタールInt-142-12(278mg、0.67mmol)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液(5mL)を加えた。混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAcで抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてケトンInt-142-13を帯黄色油状物(224mg、収率90%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 369。
ケトンInt-142-13(160mg、0.43mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(66mg、0.65mmol)、NaBH(OAc)3(182mg、0.86mmol)、およびAcOH(50μL、1.05mmol)の1,2-ジクロロエタン(5.0mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH、95:5)で精製して化合物142を黄色固体(178mg、収率91%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
中間体13および適切なアミンの還元的アミノ化によって、化合物142と同様にして化合物番号143~146の合成を行った。化合物143、淡黄色固体、最終工程(還元的アミノ化): 収率89%、LCMS: (M+1) m/z = 424; 化合物144、淡黄色固体、最終工程(還元的アミノ化): 収率59%、LCMS: (M+1) m/z = 454; 化合物145、淡黄色固体、最終工程(還元的アミノ化): 収率59%、LCMS: (M+1) m/z = 440; 化合物146、淡黄色固体、最終工程(還元的アミノ化): 収率75%、LCMS: (M+1) m/z = 440。
ケトンInt-147-7(1.0当量)、2-シアノ酢酸エチルInt-147-8(2.0当量)、およびNH4OAc(5.0当量)のジオキサン中混合物を90℃で8時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、固体を水およびEtOAc/ヘキサン(1:9)(2X)で順次洗浄した。淡黄色固体をさらに精製せずに使用した(収率83~85%)。LCMS: (M+1) m/z = 231。Int-147-10(1.0当量)のPOCl3懸濁液を110℃で1.5時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。粗生成物を氷で反応停止させ、混合物を室温で15分間攪拌した。粗生成物を濾取し、水(3X)で洗浄した。生成物Int-147-11を淡黄色固体として定量的収率で得た。LCMS: (M+1) m/z = 249。
Int-147-11(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.5当量)、およびDIPEA(1.5当量)のEtOH中混合物を110℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-147-12を淡褐色固体として97~98%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 356。
Int-147-12(1.0当量)、NH2OH.HCl(5.0当量)、およびNa2CO3(5.0当量)の無水イソプロパノール中混合物を100℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、濾過した。有機相を減圧濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 389。アミドキシム(1.0当量)、無水酢酸(1.2当量)、およびDIPEA(1.2当量)のジオキサン中混合物を室温で40分間攪拌した後、混合物を100℃で8時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製して淡褐色固体を収率64~66%(2工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 413。ケタールInt-147-13(1.0当量)のTHF(1mL)溶液に10% H2SO4水溶液を加え、混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(4X)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させて淡褐色のケトンInt-147-14を定量的収率で得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 369。
ケトンInt-147-14(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(1.5当量)、およびAcOH(1.5当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH、95:5)で精製して化合物147を帯黄白色固体として収率90~92%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
Int-148-1(500mg、2.53mmol)、(R)-テトラヒドロ-2H-ピラン-3-アミン塩酸塩2(384mg、2.79mmol)、およびDIPEA(0.485mL、2.78mmol)の1,2-ジクロロエタン(10mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(803mg、3.79mmol)およびAcOH(0.22mL、3.79mmol)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌した。溶媒を減圧蒸発させ、残渣を飽和Na2CO3水溶液とEtOAcとの間で分配した。有機相を分離し、水層をEtOAc(2x20mL)で抽出した。一緒にした有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧蒸発させた。生成物をカラムクロマトグラフィー(EtOAc:iPrOH = 80:20)で精製してInt-148-13を琥珀色油状物(705mg、収率98%)として得た。LC-MS: (M+1) m/z = 285。
Int-148-13(703mg、2.47mmol)のCH2Cl2(5mL)溶液にトリフルオロ酢酸(3.78mL、49mmol)を滴下した。反応混合物を室温で1時間攪拌した後、溶媒および過剰のトリフルオロ酢酸を減圧蒸発させてInt-148-14を黄色油状物として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した(1.01g、定量的収率)。LCMS: (M+1) m/z = 185。
Int-148-15(24.4mg、0.08mmol)のEtOH(0.4mL)および2-プロパノール(0.2mL)溶液にInt-148-14 (R)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンビストリフルオロ酢酸塩(33mg、0.08mmol)およびDIPEA(55μl、0.32mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波によって140℃で140分間加熱した後、室温に冷却し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 96:4)(2.6g、収率88%)で精製して化合物148を黄色固体(10.0mg、収率27%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
ケトンInt-147-14および対応するアミンから出発して、化合物147の手順に従って、化合物149~152を得た。化合物149を淡黄色固体として収率88~90%で得た。LCMS: (M+1) m/z =440。化合物150を淡褐色固体として収率89~90%で得た。LCMS: (M+1) m/z =440。化合物151を淡褐色固体として収率82~83%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。化合物152を淡黄色固体として収率71~75%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
試薬および条件: i) Int-153-15(1.0当量)、Int-153-8(2.0当量)、NH4OAc(5.0当量)、90℃、8時間、95~97%; ii) POCl3、110℃、1.5時間、定量; iii) Int-153-17(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.1当量)、DIPEA(1.1当量)、iPrOH、120℃、終夜、96~98%; iv) Int-153-18(1.0当量)、BEt3(2.0当量)、Cs2CO3(2.0当量)、Pd(dppf)Cl2.CH2Cl2(0.05当量)、THF、70℃、1.5時間、96~98%; v) Int-153-19(1.0当量)、NH2OH.HCl(5.0当量)、Na2CO3(5.0当量)、iPrOH、90℃、終夜; vi)(AcO)2O(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、ジオキサン、室温~90℃、8時間、2工程で28~30%; vii) 10% H2SO4水溶液、THF、45℃、2時間、52~54%; viii) 4-アミノテトラヒドロピラン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(1.5当量)、AcOH(1.5当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、78~80%。
アルデヒドInt-153-15(1.0当量)、2-シアノ酢酸エチルInt-153-8(2.0当量)、およびNH4OAc(5.0当量)のジオキサン中混合物を90℃で8時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、固体を水およびEtOAc/ヘキサン(1:9)(2X)で順次洗浄した。黄色固体Int-153-16をさらに精製せずに使用した(収率95~97%)。LCMS: (M+1) m/z = 266、268。
Int-153-16(1.0当量)のPOCl3懸濁液を110℃で1.5時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。粗生成物を氷で反応停止させ、混合物を室温で15分間攪拌した。粗生成物を濾取し、水(3X)で洗浄してInt-153-17を淡黄色固体として定量的収率で得た。LCMS: (M+1) m/z = 284、286。
17(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.1当量)、およびDIPEA(1.1当量)のiPrOH中混合物を120℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-153-18を淡褐色固体として96~98%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 392、394。
Int-153-18(1.0当量)、Cs2CO3(2.0当量)、およびPd(dppf)Cl2.CH2Cl2(0.05当量)のTHF懸濁液に1M BEt3 THF溶液(2.0当量)を加え、反応液を70℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-153-19を黄色固体(収率96~98%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 342。
Int-153-19(1.0当量)、NH2OH.HCl(5.0当量)、およびNa2CO3(5.0当量)の無水イソプロパノール中混合物を90℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、濾過した。有機相を減圧濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 375。アミドキシム(1.0当量)、無水酢酸(1.2当量)、およびDIPEA(1.2当量)のジオキサン中混合物を室温で40分間攪拌した後、混合物を90℃で8時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、生成物をヘキサン/EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製して淡黄色固体Int-153-20を収率28~30%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 399。
ケタールInt-153-20(1.0当量)のTHF溶液に10% H2SO4水溶液を加え、混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(4X)で抽出し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。生成物をヘキサン:EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製して淡黄色のケトンInt-153-21を収率52~54%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 355。
ケトンInt-153-21(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(1.5当量)、およびAcOH(1.5当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH、95:5)で精製して化合物153を帯黄白色固体として収率78~80%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。
ケトンInt-153-21から同様にして化合物154~155を調製した。化合物155を淡黄色油状物として収率85~86%で得た。LCMS: (M+1) m/z =426。化合物154を淡黄色油状物として収率89~90%で得た。LCMS: (M+1) m/z =426。
2-アミノ-3,4-ジフルオロ安息香酸27(1.0当量)のCH2Cl2懸濁液にN-ブロモスクシンイミド(1.01当量)を加え、混合物を室温で48時間攪拌した。生成物を濾取して酸Int-156-28を白色固体(収率92~95%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 251、253。
Int-156-28(1.0当量)、N,O-ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(1.2当量)、DIPEA(1.2当量)、EDCI(1.5当量)、およびHOBt(1.5当量)のDMF中混合物を室温で4時間攪拌した。反応混合物を水で希釈し、生成物を白色固体として濾取して、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 294、296。ワインレブアミド(1.0当量)およびTEA(1.2当量)のCH2Cl2溶液に無水トリフルオロ酢酸(1.2当量)を0℃で滴下した。反応液を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、粗生成物を水で希釈した。固体を濾取し、さらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 388、390。
Int-156-29(1.0当量)、Cs2CO3(3.0当量)、およびPd(dppf)Cl2(0.1当量)のTHF懸濁液にEt3B(3.0当量)のTHF中1M溶液を加え、反応液を50℃で終夜加熱した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製して適切な生成物を収率9~11%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 341。上記生成物(1.0当量)のTHF溶液にMeMgBr(1.4M)のTHF:トルエン溶液(4.0当量)を0℃で加え、反応液を室温で2.5時間攪拌した。反応液を氷に注ぎ、2M HClでpH 2に酸性化し、生成物をEtOAc(2X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮して対応するケトンを得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M-1) m/z = 294。ケトン(1.0当量)のMeOH溶液に2M NaOH水溶液(2.0当量)を加え、反応液を90℃で1.5時間加熱した。反応混合物を濃縮し、1M HClで酸性化した。生成物をEtOAc(3X)で抽出し、有機相を減圧濃縮した。粗生成物をヘキサン:EtOAcを使用するカラムクロマトグラフィーで精製してInt-156-30を淡黄色固体(収率50~54%、2工程)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 200。
ケトンInt-156-30(1.0当量)、2-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)酢酸2(1.0当量)、およびPOCl3(2.5mL)の混合物を80℃で1時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。氷水を残渣に加え、固体を濾取した。粗生成物をさらに精製せずに使用した。LCMS: (M+1) m/z = 324、326。
Int-156-31(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(1.2当量)、およびDIPEA(1.2当量)のiPrOH懸濁液を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してケタールInt-156-32を黄色固体(収率47~49%、2工程)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 431。
ケタールInt-156-32(1.0当量)の10% H2SO4水溶液中懸濁液を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物をNa2CO3で中和し、生成物をEtOAc(3X)で抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濃縮してケトンInt-156-33を帯黄色固体として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 387。
ケトンInt-156-33(1.0当量)、適切なアミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、HPLCで精製して標記化合物を得た。化合物156を淡褐色固体として収率96~97%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。化合物157を淡褐色固体として収率79~81%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 472。化合物158を淡黄色油状物として収率94~96%(最終工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 458。
Int-159-1(1.23g、5mmol)のTHF(25mL) 溶液にn-BuLi溶液(ヘキサン中2.5M、6mL、15mmol)を-78℃で加え、混合物を-78℃で1時間攪拌した。アセトアルデヒド(1.1mL、20mmol)を-78℃で加え、混合物を-78℃で0.5時間攪拌した。反応液を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、生成物をEtOAc(3X)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させてInt-159-2を黄色液体として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 290。
Int-159-2のCH2Cl2(30mL)溶液にDMP(3.18g、7.5mmol)およびNaHCO3(0.84g、10mmol)を室温で加え、混合物を2時間攪拌した。ヘキサン(30mL)を混合物に加え、一緒にした懸濁液をショートシリカゲルカラムを通じて濾過した。カラムをヘキサン/EtOAc(4:1、50mLx3)で洗浄した。一緒にした有機溶液を濃縮してInt-159-3を黄色固体(1.34g、2工程で収率93%)として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+23) m/z = 312。
Int-159-3(288mg、1mmol)のTHF(4mL)溶液にPd(OAc)2(6.7mg、0.03mmol)、XPhos(28.6mg、0.06mmol)、Et3B(THF中、1.0M、3mL、3mmol)、およびCs2CO3(975mg、3mmol)を加えた。反応混合物を80℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、粗生成物をセライトを通じて濾過し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc)で精製してInt-159-7を黄色液体(176mg、収率51%)として得た。LCMS: (M+23) m/z = 304。
Int-159-7(150mg、0.53mmol)およびTFA(1mL)のCH2Cl2(4mL)中混合物を室温で4時間攪拌した。反応液を飽和Na2CO3水溶液で反応停止させ、生成物をCH2Cl2で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮してInt-159-8を黄色液体として得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 182。
Int-159-8、2-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)酢酸(110mg、0.77mmol)、およびPOCl3(1.5mL)の混合物を110℃で終夜攪拌した。過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣に飽和NaHCO3水溶液を加え、生成物をEtOAcで抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮乾固させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してInt-159-9を黄色固体(60mg、2工程で収率39%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 306。
Int-159-9(50mg、0.16mmol)のEtOH(1.6mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(41μL、0.32mmol)およびDIPEA(56μL、0.32mmol)を加えた。混合物を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-159-10を黄色固体(60mg、収率91%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 413。
Int-159-10(1.0当量)のアセトン溶液に2M HCl水溶液を加え、混合物を室温で5時間攪拌した。反応液をEtOAcで希釈し、Na2CO3水溶液およびブラインで順次洗浄してInt-159-11を淡褐色固体として収率91~93%で得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 369。
ケトンInt-159-11(1.0当量)、4-アミノテトラヒドロピラン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(1.5当量)、およびAcOH(1.5当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、HPLCで精製して化合物159を帯黄白色固体として収率91~93%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
中間体ケトンInt-159-11および対応するアミンを使用して、化合物159と同様にして、化合物160を淡黄色油状物として収率81%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
アニリンInt-161-1(1.0当量)のCH2Cl2(100mL)懸濁液にNBS(1.05当量)を加え、反応混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を飽和NaHCO3水溶液とCH2Cl2との間で分配した。有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してInt-161-2を黄色固体(収率57~59%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 223、225。
Int-161-2(1.0当量)のTHF溶液にnBuLi(2.2当量)のヘキサン中2.0M溶液を-78℃で滴下した。-78℃で1時間攪拌後、DMF(1.4当量)を同温で加えた。温度を0℃に上昇させ、混合物を0℃で2時間攪拌した。混合物を飽和NH4Cl水溶液で反応停止させ、生成物をEtOAc(2X)で抽出した。有機相をブライン(3X)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-161-3を黄色固体(収率53~55%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 174。
Int-161-3(1.0当量)および4(1.2当量)のPOCl3中混合物を110℃で1.5時間攪拌した。過剰のPOCl3を減圧濃縮した。粗生成物を氷で反応停止させ、室温で15分間攪拌した。固体を減圧濾取し、水(2X)で洗浄した。固体をヘキサン/EtOAcを使用するショートシリカゲルパスで精製して化合物Int-161-5を黄色固体として収率17~19%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 397、399。
Int-161-5(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、およびDIPEA(2.0当量)のiPrOH溶液を110℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してInt-161-6を黄色固体(収率82~84%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 405。
Int-161-6(1.0当量)のTHF溶液に10% H2SO4水溶液を室温で加えた。次に混合物を45℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(x3)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc勾配)で精製してInt-161-7を淡黄色固体(収率63~65%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 361。
Int-161-7(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、およびAcOH(2.0当量)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。セライトを通じて濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOHを使用する分取TLCで精製した。化合物161を淡黄色固体として収率71~73%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 446。
ケトンInt-161-14および対応するアミンから出発して、化合物160の手順に従って、標記化合物を得た。化合物162を淡黄色固体として収率65~67%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 446。化合物163を淡黄色固体として収率66~68%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 446。化合物164を淡黄色固体として収率59~61%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 432。化合物165を淡黄色固体として収率72~74%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 432。
化合物33~35の合成について先に記載のケトンInt-33-14kを使用して化合物166を調製した。ケトンInt-33-14k(15mg、0.040mmol)、オキセタン-3-イルメタンアミン(5.3mg、0.060mmol)、およびAcOH(5μL、0.081mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.1mL)中混合物を室温で30分間攪拌した後、NaBH(OAc)3(17.2mg、0.081mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH、95:5)で精製して化合物166を黄色固体(2.3mg、収率12.9%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 442。
適切な立体化学配置を有する適切なアミン、および化合物36~39の調製について先に記載のInt-36-14hを使用して、化合物40~59および化合物134~137について先に開示したように、化合物167~169を得る。
化合物91の合成について先に記載のInt-91-22から出発して、化合物33~35の合成について先に記載のInt-33-14jについて開示したように、中間体Int-170-1aを得る。
化合物33~35の合成について先に記載のInt-33-14kについて開示したように、中間体Int-170-1bを得る。
Int-170-1bおよび適切なアミンから、化合物33~35の合成について先に開示したように、化合物170および化合物171を得る。
試薬および条件(Int-172-4およびInt-172-13を例として): i) Int-172-1(1.0当量)、アミン(Int-172-2、1.2当量)、NaBH(OAc)3(1.5当量)、AcOH(1.5当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、18時間、87~97%; ii) Int-172-3(1.0当量)、TFA(20当量)、CH2Cl2、室温、40分; iii) Int-172-1(1.0当量)、Int-172-11(2.0当量)、DIPEA(3.0当量)、CH3CN、95℃、48時間、68~95%。
アミンInt-172-1(40mg、0.187mmol)およびケトンInt-172-2(20.8μL、0.22mmol)のDCE(300μL)溶液にNaBH(OAc)3(59mg、0.28mmol)およびAcOH(15.5μL、0.28mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を1M NaOHで反応停止させ、EtOAc(4X)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2/MeOH勾配)で精製して化合物Int-172-3を淡灰色固体(54mg、収率97%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 299。
Int-172-3(54mg、0.18mmol)およびTFA(277μL、3.61mmol)のCH2Cl2(2mL)中混合物を室温で40分間攪拌した。混合物を減圧濃縮した。粗生成物をEtOAcに再溶解させ、濃NaOH水溶液数滴をゆっくりと加えた。H2Oを無水MgSO4の添加により除去し、固体を濾去し、EtOAc(3X)ですすいだ。濾液を濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した(定量的収率)。Int-172-4を淡黄色油状物として得た。LCMS: (M+1) m/z = 199。
アミンInt-172-5(40mg、0.187mmol)およびケトンInt-172-2(20.8μL、0.22mmol)のDCE(300μL)溶液にNaBH(OAc)3(59mg、0.28mmol)およびAcOH(15.5μL、0.28mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を1M NaOHで反応停止させ、EtOAc(4X)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(CH2Cl2/MeOH勾配)で精製して化合物Int-172-6を淡灰色固体(53mg、収率97%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 299。
Int-172-6(53mg、0.18mmol)およびTFA(277μL、3.61mmol)のCH2Cl2(2mL)中混合物を室温で40分間攪拌した。混合物を減圧濃縮した。粗生成物をEtOAcに再溶解させ、濃NaOH水溶液数滴をゆっくりと加えた。H2Oを無水MgSO4の添加により除去し、固体を濾去し、EtOAc(3X)ですすいだ。濾液を濃縮し、生成物をさらに精製せずに使用した(定量的収率)。Int-172-7を淡黄色油状物として得た。LCMS: (M+1) m/z = 199。
同様にして化合物(2S,4S)-2-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミンInt-172-10を収率94%(2工程)で合成し、淡黄色油状物として得た。LCMS: (M+1) m/z = 199。
Int-172-1(1.0g、4.6mmol)、Int-172-11(3.3g、14mmol)、およびDIPEA(2.44mL、14mmol)のアセトニトリル(10mL)中混合物を95℃で48時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOHを移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製して淡灰色固体1.0gを得た(収率76%)。LCMS: (M+1) m/z = 285。
Int-172-1(1.0g、4.6mmol)、Int-172-14(3.3g、14mmol)、およびDIPEA(2.44mL、14mmol)のアセトニトリル(10mL)中混合物を95℃で48時間加熱した。混合物を減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOHを移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。淡灰色固体1.26gを得た(収率95%)。LCMS: (M+1) m/z = 285。
同様にして化合物(2R,4S)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンInt-172-18を合成した。生成物を淡黄色油状物として収率46%(2工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 185。
同様にして化合物(2S,4S)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンInt-172-20を合成した。生成物を淡黄色油状物として収率33%(2工程)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 185。
試薬および条件(Int-172-26を例として): i) Int-172-21(1.0当量)、NIS(1.05当量)、AcOH、室温、67~74%; ii) Int-172-22(1.0当量)、Int-172-23(6.0当量)、K2CO3(1.2当量)、DPPP(0.05当量)、Pd(OAc)2(0.01当量)、トルエン/H2O(1:9)、90℃、24~40時間、10~37%; iii) Int-172-24(1.0当量)、Int-172-25(1.2当量)、POCl3、80℃、1時間、17~95%; iv) Int-172-42(1.0当量)、NBS(1.05当量)、CH2Cl2、室温、18時間、56%; v) Int-172-38(1.0当量)、ベンゾフェノンイミン(1.2当量)、Pd2(dba)3(0.025当量)、XantPhos(0.1当量)、NaOtBu(1.2当量)、1,4-ジオキサン、100℃、18時間; 続いてHCl(1M水溶液)、THF、室温、1時間、30%。
2-クロロ-6-ヨード-4-メチルアニリンInt-172-22の合成
Int-172-21(5.0g、35.3mmol)の酢酸(50mL)中混合物にNIS(8.34g、37.1mmol)を1回で加え、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物をEtOAc(500mL)で希釈し、ブライン(3X)および飽和NaHCO3水溶液(2X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を淡赤色固体として収率74%(7g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 267。
Int-172-22(7g、26.17mmol)、23(14.09mL、157mmol)、K2CO3(4.34g、31.4mmol)、DPPP(521mg、1.3mmol)、およびPd(OAc)2(59mg、0.26mmol)のH2O/トルエン(9:1)60mL中混合物を90℃で24時間加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(15mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、を淡黄色固体(1.3g)として収率27%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 184。
Int-172-24(1.3g、7.08mmol)および25(1.2g、8.5mmol)のPOCl3(5mL)中混合物を80℃で1時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、氷/H2Oで反応停止させた。混合物を室温で30分間攪拌し、生成物を濾過した。固体をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物を淡黄色固体として収率19%(430mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 308。
1-(2-アミノ-5-クロロ-3-フルオロフェニル)エタン-1-オンInt-172-28の合成
Int-172-27(5g、18.4mmol)、23(9.9mL、110.5mmol)、K2CO3(3.05g、22.1mmol)、DPPP(366mg、0.92mmol)、およびPd(OAc)2(41mg、0.18mmol)のH2O/トルエン(9:1)60mL中混合物を90℃で24時間加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(14mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、を淡褐色固体(1.3g)として収率37%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 188。
Int-172-28(1.25g、6.66mmol)および25(1.04g、7.33mmol)のPOCl3(5mL)中混合物を80℃で1時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、氷/H2Oで反応停止させた。混合物を室温で30分間攪拌し、生成物を濾過した。固体をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物を淡褐色固体として収率17%(350mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 312。
2-フルオロ-6-ヨード-4-(トリフルオロメトキシ)アニリンInt-172-31の合成
1-ブロモ-2-フルオロ-4-(トリフルオロメトキシ)ベンゼンInt-172-38(12.8g、49.4mmol)、ベンゾフェノンイミン(10mL、59.3mmol)、Pd2(dba)3(1.1g、1.23mmol)、XantPhos(2.8g、4.9mmol)、およびNaOtBu(5.7g、59.3mmol)の1,4-ジオキサン(100mL)中混合物を攪拌し、100℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮した。次に残渣をEtOAcとH2Oとの間で分配し、有機層を分離し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~5% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物をTHF(100mL)に溶解させ、1M HCl水溶液(50mL)を加えた。室温で1時間攪拌後、混合物をEtOAcとH2Oとの間で分配した。有機層を分離し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物30を淡褐色油状物として収率30%(5.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 196。
Int-172-31(340mg、1.06mmol)、Int-172-23(0.5mL、5.30mmol)、K2CO3(176mg、1.27mmol)、DPPP(22mg、0.053mmol)、およびPd(OAc)2(2.4mg、0.0106mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(2mL、9:1 v/v)中混合物を90℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(1mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を淡黄色固体(128mg)として収率51%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 238。
Int-172-32(128mg、0.54mmol)およびInt-172-25(92mg、0.65mmol)のPOCl3(2mL)中混合物を100℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリンInt-172-33を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。濃褐色固体としての残渣をさらに精製せずに使用した(185mg、収率95%)。LCMS: (M+1) m/z = 362。
2-アミノ-3-ヨード-5-メチルベンゾニトリルInt-172-35の合成
Int-172-34(5.0g、37.8mmol)の酢酸(50mL)中混合物にNIS(8.9g、39.7mmol)を1回で加え、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物をEtOAc(500mL)で希釈し、ブライン(3X)および飽和NaHCO3溶液(2X)で洗浄した。有機相をNa2CO3で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。35を淡褐色固体として収率71%(6.9g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 258。
Int-172-35(2g、7.75mmol)、Int-172-23(4.17mL、46.5mmol)、K2CO3(1.28g、9.3mmol)、DPPP(154mg、0.39mmol)、およびPd(OAc)2(17mg、0.08mmol)のH2O/トルエン(9:1)40mL中混合物を90℃で24時間加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(8mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。有機相を無水Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、を淡黄色固体(203mg)として収率15%で得た。LCMS: (M+1) m/z = 175。
Int-172-36(408mg、2.3mmol)およびInt-172-25(400mg、2.8mmol)のPOCl3(4mL)中混合物を80℃で1時間攪拌した。混合物を減圧濃縮し、氷/H2Oで反応停止させた。混合物を室温で30分間攪拌し、生成物を濾過した。固体をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~40% EtOAc)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製し、生成物を淡黄色固体として収率28%(190mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 299。
1-(2-アミノ-3,5-ジフルオロフェニル)エタノンInt-172-40の合成
Int-172-39(3.02g、11.84mmol)、23(5.3mL、59.20mmol)、K2CO3(2.0g、14.20mmol)、DPPP(0.24g、0.59mmol)、およびPd(OAc)2(27mg、0.12mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(25mL、9:1、v/v)中混合物を90℃で2日間加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(6mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を黄色固体として収率28%(0.56g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 172。
Int-172-40(0.56g、3.28mmol)およびInt-172-25(0.56g、3.94mmol)のPOCl3(10mL)中混合物を100℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリンInt-172-41を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。固体をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を淡褐色固体として収率25%(0.25g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 296。
2-ブロモ-6-フルオロ-4-(トリフルオロメチル)アニリンInt-172-43の合成
Int-172-42(8.5g、47.45mmol)のCH2Cl2(100mL)溶液にNBS(8.9g、49.83mmol)を1回で加え、混合物を室温で終夜攪拌した。減圧濃縮後、混合物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を赤色油状物として収率56%(6.8g)で得た。
Int-172-43(6.8g、26.35mmol)、Int-172-23(12mL、131.75mmol)、K2CO3(4.4g、31.62mmol)、DPPP(0.55g、1.32mmol)、およびPd(OAc)2(59mg、0.26mmol)の1,4-ジオキサン/H2O(60mL、9:1 v/v)中混合物を95℃で40時間加熱した。混合物を室温に冷却後、濃HCl(14mL)をゆっくりと加え、混合物を室温で1時間攪拌した。生成物をEtOAc(3X)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を黄色固体として収率10%(0.58g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 222。
Int-172-44(0.58g、2.64mmol)およびInt-172-25(0.45g、3.17mmol)のPOCl3(5mL)中混合物を100℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリンInt-172-45を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。固体をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を淡褐色固体として収率26%(0.24g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 346、348。
試薬および条件: i) Int-172-46(1.0当量)、アミン(1.5当量)、KF(2.5当量)、DMF、125℃、18時間、10~21%。
Int-172-46(10mg、0.033mmol)、7(9.7mg、0.049mmol)、およびKF(4.7mg、0.08mmol)のDMF(150μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物172を淡褐色油状物として収率21%(3.2mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 468。
Int-174-26(20mg、0.062mmol)、Int-174-4(19mg、0.097mmol)、およびKF(9.4mg、0.163mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で14時間加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物174を淡黄色油状物として収率17%(5.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 470。
Int-177-29(20mg、0.064mmol)、Int-177-4(25mg、0.127mmol)、およびKF(9.3mg、0.159mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物177を淡褐色油状物として収率14%(4.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 474。
Int-180-33(15mg、0.041mmol)、Int-180-13(11mg、0.062mmol)、KF(4.7mg、0.082mmol)、およびDIPEA(21μL、0.123mmol)のDMSO(1mL)中混合物を140℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、CH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をCH2Cl2/MeOH(96:4)、次にEtOAc:iPrOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物180を黄色固体として収率10%(2.0mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 510。
Int-181-37(20mg、0.066mmol)、Int-181-4(18.4mg、0.1mmol)、およびKF(9.6mg、0.165mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で14時間加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物181を淡黄色油状物として収率14%(4.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
Int-184-41(25mg、0.084mmol)、Int-184-16(23mg、0.126mmol)、KF(10mg、0.168mmol)、およびDIPEA(44μL、0.252mmol)のDMSO(1mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、CH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をEtOAc:iPrOH(97:3)、次にCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物184を淡黄色固体として収率6%(2.1mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 444。
Int-187-45(25mg、0.072mmol)、Int-187-16(20mg、0.108mmol)、KF(8.4mg、0.144mmol)、およびDIPEA(38μL、0.216mmol)のDMSO(1mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、CH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をEtOAc:iPrOH(98:2)、次にCH2Cl2/MeOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。化合物187を淡橙色固体として収率14%(4.8mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 494。
Int-190-47(20mg、0.062mmol)、Int-190-4(15mg、0.074mmol)、およびKF(9mg、0.155mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物190を淡橙色油状物として収率23%(7mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 484。
Int-193-48(10mg、0.031mmol)、Int-193-4(7.4mg、0.037mmol)、およびKF(4.5mg、0.078mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物193を淡橙色油状物として収率21%(3.2mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 480。
Int-195-46(15mg、0.049mmol)、Int-195-13(15.6mg、0.074mmol)、およびKF(7mg、0.123mmol)のDMSO(200μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(100mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物195を淡褐色油状物として収率22%(4.9mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
試薬および条件:
i) Int-198-49(1.0当量)、アミン(1.5当量)、KF(2.0当量)、DIPEA(3.0当量)、DMSO、125℃、18時間、50-56%;
ii) Int-198-50(1.0当量)、NaB(OCH3)4(4.0当量)、Pd2(dba)3(2.5当量%)、tBuXPhos(5.5当量%)、1,4-ジオキサン、125℃、2時間、6~10%。
Int-198-49(100mg、0.28mmol)、実施例195~197のアミンInt-195-13(77mg、0.42mmol)、KF(33mg、0.56mmol)、およびDIPEA(150μL、0.84mmol)のDMSO(1mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相を分離し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~50% EtOAc、次にCH2Cl2中0~10% MeOH)で精製した。生成物を緑色油状物として収率54%(77mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 504、506。
NaBH4(0.5g)のMeOH(25mL)溶液を30分間還流させた。室温に冷却後、混合物を減圧下で濃縮乾固させ、さらに精製せずに使用した。
Int-198-50(77mg、0.15mmol)、NaB(OMe)4(96mg、0.61mmol)、Pd2(dba)3(3.5mg、2.5mol%)、およびtBuXPhos(3.6mg、5.5mol%)の1,4-ジオキサン(1.5mL)中混合物を125℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。(2R,4R)-1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物198)を黄色固体として収率6%(4.2mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。副生成物(2R,4R)-1-(8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物201)を黄色油状物として3%(2.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
試薬および条件:
i) Int-204-49(1.0当量)、Int-172-18(1.0当量)、KF(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、DMSO、125℃、18時間、38%;
ii) Int-204-53(1.0当量)、NaB(OCH3)4(4.0当量)、Pd2(dba)3(2.5当量%)、tBuXPhos(5.5当量%)、1,4-ジオキサン、125℃、2時間、8%。
Int-204-49(45.2mg、0.127mmol)、実施例172のアミンInt-172-18(23.4mg、0.127mmol)、KF(15mg、0.254mmol)、およびDIPEA(44μL、0.254mmol)のDMSO(1mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相を分離し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~50% EtOAc)、次にCH2Cl2/MeOH(CH2Cl2中0~10% MeOH)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-204-53を緑色油状物として収率38%(24mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 505。
Int-204-53(24mg、0.047mmol)、NaB(OMe)4(30mg、0.19mmol)、Pd2(dba)3(1mg、2.5mol%)、およびtBuXPhos(1mg、5.5mol%)の1,4-ジオキサン(1mL)中混合物を125℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。化合物204を黄色固体として収率8%(1.7mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
試薬および条件: i) Int-205-49(1.0当量)、Int-172-20(1.0当量)、KF(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、DMSO、125℃、18時間、51%;
ii) Int-205-54(1.0当量)、NaB(OCH3)4(4.0当量)、Pd2(dba)3(2.5当量%)、tBuXPhos(5.5当量%)、1,4-ジオキサン、125℃、2時間、4%。
Int-205-49(33.2mg、0.093mmol)、実施例172のアミンInt-172-20(17.2mg、0.093mmol)、KF(11mg、0.186mmol)、およびDIPEA(32μL、0.186mmol)のDMSO(1mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相を分離し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(ヘキサン中0~50% EtOAc、次にCH2Cl2中0~10% MeOH)で精製した。生成物Int-205-54を緑色油状物として収率51%(24mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 504、506。
Int-205-54(24mg、0.047mmol)、NaB(OMe)4(30mg、0.19mmol)、Pd2(dba)3(1mg、2.5mol%)、およびtBuXPhos(1mg、5.5mol%)の1,4-ジオキサン(1mL)中混合物を125℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。化合物205を黄色固体として収率4%(0.9mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 456。
試薬および条件: i) Int-206-50(1.0当量)、NaB(OCD3)4(4.0当量)、Pd2(dba)3(2.5当量%)、tBuXPhos(5.5当量%)、1,4-ジオキサン、125℃、18時間、1~11%。
NaBH4(0.1g)のCD3OD(5mL)溶液を30分間還流させた。室温に冷却後、混合物を減圧下で濃縮乾固させ、精製せずに使用した。Int-206-50(70.5mg、0.14mmol)、NaB(OCD3)4(95mg、0.56mmol)、Pd2(dba)3(3.2mg、2.5mol%)、およびtBuXPhos(3.2mg、5.0mol%)の1,4-ジオキサン(1.5mL)中混合物を125℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。化合物206を黄色油状物として収率4%(2.7mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 459。
試薬および条件: i) Int-209-50(1.0当量)、iPrMgCl(3.0当量)、Pd(OAc)2(0.1当量)、P(tBu)3HBF4(0.12当量)、ZnBr2(0.5当量)、THF、25℃、2時間、8~13%。
Int-209-50(70.5mg、0.14mmol)、Pd(OAc)2(3.1mg、0.014mmol)、P(tBu)3 HBF4(4.9mg、0.017mmol)、ZnBr2(70μL、THF中1M)のTHF(1.5mL)懸濁液に2M iPrMgCl溶液(0.21mL、0.42mmol)を加え、混合物を室温で2時間攪拌した。次に混合物を氷水に注ぎ、生成物をEtOAc(3X)で抽出した。一緒にした有機層を1% HCl水溶液およびブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(97:3)およびCH2Cl2:MeOH(96:4)を使用する分取TLCで精製した。化合物209を黄色固体として収率8%(5.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 468。
試薬および条件: i) Int-212-55(1.0当量)、Int-172-16(1.5当量)、KF(2.0当量)、DIPEA(3.0当量)、DMSO、125℃、18時間、48%;
ii) Int-212-56(1.0当量)、Zn(CN)2(1.0当量)、Zn(0.1当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、THF/DMF(1:1、v/v)、80℃、18時間、2%(化合物212)および58%(Int-212-57);
iii) Int-21-57(1.0当量)、EtB(OH)2(1.4当量)、PCy3(0.1当量)、K3PO4(3.6当量)、Pd(OAc)2(5当量%)、トルエン、H2O、100℃、18時間、18%。
Int-212-55(150mg、0.32mmol)、実施例172のアミンInt-172-16(89mg、0.48mmol)、KF(37mg、0.64mmol)、およびDIPEA(0.17mL、0.96mmol)のDMSO(2mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相を分離し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~50% EtOAc)、次にCH2Cl2/MeOH(CH2Cl2中0~10% MeOH)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を濃緑色油状物として収率48%(94.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 612、614。
Int-212-56(94.3mg、0.154mmol)、Zn(CN)2(18.0mg、0.154mmol)、Zn末(1.0mg、0.0154mmol)、およびPd(PPh3)4(17.8mg、0.0154mmol)のTHF/DMF(2mL、1:1、v/v)中混合物を80℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(98:2)を使用する分取TLCで精製して化合物212を黄色固体(1.4mg、収率2%)として、57を黄色固体として58%(45.6mg)で生成した。LCMS: (M+1) m/z = 511、513。
Int-212-57(45.6mg、0.089mmol)、EtB(OH)2(9.2g、0.125mmol)、P(Cy)3(2.5mg、0.0089mmol)、Pd(OAc)2(1.0mg、0.0045mmol)、およびK3PO4(68mg、0.32mmol)のトルエン(2mL)およびH2O(40μL)中混合物を100℃で終夜攪拌および加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過した。濾液を減圧濃縮し、EtOAc:iPrOH(98:2)、次にCH2Cl2/MeOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物213を黄色固体として収率18%(7.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
試薬および条件: i) Int-214-58(1.0当量)、Et3B(1.5当量)、K2CO3(2.0当量)、Pd(PPh3)4(5当量%)、THF/DMF(1:1、v/v)、80℃、1.5時間、66%; ii) Int-214-59(1.0当量)、NIS(1.05当量)、AcOH、室温、1.5時間、88%; iii) Int-214-60(1.0当量)、POCl3、100℃、1時間、44%; iv) Int-214-61(1.0当量)、アミン(1.5当量)、KF(2.0当量)、DIPEA(3.0当量)、DMSO、125℃、18時間、32~41%; v) Int-214-62(1.0当量)、Zn(CN)2(1.5当量)、Zn(0.1当量)、Pd(PPh3)4(0.1当量)、DMF、80℃、18時間、13~17%。
Int-214-58(6.0g、28.0mmol)、K2CO3(7.7g、56.0mmol)、およびPd(PPh3)4(1.6g、1.4mmol)のTHF/DMF(60mL、1:1 v/v)中混合物に1M Et3B THF溶液(42mL、42.0mmol)を室温で加えた。次に混合物を80℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過した。濾液を減圧濃縮し、ヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-214-59を黄色固体として収率66%(3.0g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 164。
Int-214-59(2.5g、15.6mmol)の酢酸(50mL)中混合物にNIS(3.7g、16.4mmol)を1回で加え、混合物を室温で1.5時間攪拌した。混合物をEtOAc(500mL)で希釈し、ブライン(3X)および飽和NaHCO3溶液(2X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~30% EtOAc)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を赤色油状物として収率88%(4.0g)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 290。
Int-214-60(2.09g、7.23mmol)およびInt-214-25(1.13g、7.95mmol)のPOCl3(14mL)中混合物を100℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、過剰のPOCl3を減圧除去した。残渣にH2Oを0℃で加え、混合物を0℃で10分間攪拌した。析出した粗製クロロキノリンInt-214-61を濾過し、H2Oで洗浄し、減圧乾燥させた。固体を(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相とするカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を黄色固体として収率44%(1.33g)で得た。
Int-214-61(75mg、0.18mmol)、Int-214-13(50mg、0.27mmol)、KF(21mg、0.36mmol)、およびDIPEA(94μL、0.54mmol)のDMSO(2mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2で希釈し、ブラインで洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。粗生成物をヘキサン/EtOAc(ヘキサン中0~50% EtOAc)、次にCH2Cl2/MeOH(CH2Cl2中0~10% MeOH)を移動相として使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-214-62aを濃褐色油状物として収率41%(41.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 562。
Int-214-62(41.4mg、0.074mmol)、Zn(CN)2(13.0mg、0.111mmol)、Zn末(0.5mg、0.0074mmol)、およびPd(PPh3)4(8.6mg、0.0074mmol)のDMF(2mL)中混合物を80℃で終夜攪拌した。室温に冷却後、混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をEtOAc:iPrOH(98:2)、次にCH2Cl2/MeOH(97:3)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物214を黄色固体として収率17%(6.0mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
Int-216-66(30mg、0.104mmol)および7(23mg、0.125mmol)の2,2,6,6-テトラメチルピペリジン/DMSO(1.5mL、1:1 v/v)中混合物を150℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOH(96:4)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物216を褐色油状物として収率8%(3.7mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 450。
Int-217-66(30mg、0.104mmol)およびInt-217-4(23mg、0.125mmol)の2,2,6,6-テトラメチルピペリジン/DMSO(1.5mL、1:1 v/v)中混合物を150℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物をCH2Cl2とブラインとの間で分配した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOH(96:4)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物217を褐色油状物として収率6%(2.7mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 450。
Int-218-67(15mg、0.051mmol)、Int-172-4(12.3mg、0.062mmol)、KF(7.4mg、0.128mmol)、およびDIPEA(18μL、0.102mmol)のDMF(200μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(60mL)で希釈し、1M NaOH溶液(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をCH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物218を淡黄色油状物として収率13%(3.1mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 454。
試薬および条件: i) Int-221-29(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、iPrOH、120℃、終夜、23%; ii) Int-221-69(1.0当量)、H2SO4(10%水溶液)、THF、40℃、2時間、62%; iii) Int-221-70(1.0当量)、アミン(2.0当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、76~95%。
Int-221-29(210mg、0.669mmol)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(190mg、1.33mmol)、およびDIPEA(233μL、1.33mmol)のiPrOH(4mL)中懸濁液を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を減圧濃縮し、カラムクロマトグラフィー(ヘキサン/EtOAc)で精製してケタールInt-221-69を黄色固体として収率23%(65mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 419。
ケタールInt-221-69(60mg、0.143mmol)のTHF/10% H2SO4水溶液(1:1、1.5mL)中溶液を40℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和NaOH水溶液で中和し、EtOAc(2X)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮してケトンInt-221-70を黄色固体として収率62%(33mg)で得て、これをさらに精製せずに次の工程に使用した。LCMS: (M+1) m/z = 367。
ケトンInt-221-70(8mg、0.021mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(4.3mg、0.043mmol)、DIPEA(7.4μL、0.043mmol)、NaBH(OAc)3(9mg、0.043mmol)、およびAcOH(2.4μL、0.043mmol)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製して1-(6-クロロ-8-フルオロ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物221)を淡黄色固体として収率91%(8.9mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 460。
試薬および条件: i) Int-224-67(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、120℃、終夜、84%; ii) Int-224-71(1.0当量)、H2SO4(10%水溶液)、THF、50℃、2時間、87%; iii) Int-224-72(1.0当量)、アミン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、50~62%。
クロロキノリンInt-224-67(210mg、0.75mmol)およびDIPEA(0.26mL、1.50mmol)のEtOH(5mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.20mL、1.50mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相とするカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-224-71を淡黄色固体として収率84%(251mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 399。
Int-224-71(246mg、0.62mmol)のTHF(2.5mL)溶液に10% H2SO4水溶液(5mL)を室温で加えた。次に混合物を50℃で1時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x20mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物を(ヘキサン中0~66% EtOAc)を移動相とするカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-224-72を黄色固体として収率87%(189mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 355。
Int-224-72(10.0mg、0.028mmol)、(R)-3-アミノテトラヒドロフラン塩酸塩(4.2mg、0.034mmol)、およびDIPEA(10μL、0.056mmol)の1,2-ジクロロエタン(1mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(12.0 mg、0.056mmol)およびAcOH(3μL、0.056mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。次に混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOH(96:4)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物224を黄色固体として収率62%(7.4mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
試薬および条件: i) Int-226-33(1.0当量)、1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、EtOH、120℃、終夜、77%; ii) Int-226-73(1.0当量)、H2SO4(10%水溶液)、THF、50℃、2時間、59%; iii) Int-226-74(1.0当量)、アミン(1.2当量)、NaBH(OAc)3(2.0当量)、AcOH(2.0当量)、DIPEA(2.0当量)、1,2-ジクロロエタン、室温、終夜、67~79%。
クロロキノリンInt-226-33(170mg、0.47mmol)およびDIPEA(0.16mL、0.94mmol)のEtOH(5mL)懸濁液に1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4,5]デカン(0.12mL、0.94mmol)を室温で加えた。次に混合物を120℃で終夜加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、(ヘキサン中0~20% EtOAc)を移動相とするカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-226-73を赤色油状物として収率77%(170mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 469。
Int-226-73(170mg、0.36mmol)のTHF(2mL)溶液に10% H2SO4水溶液(3mL)を室温で加えた。次に混合物を50℃で2時間攪拌した。室温に冷却後、混合物を飽和Na2CO3水溶液で中和し、EtOAc(2x20mL)で抽出した。一緒にした有機層をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。生成物を(ヘキサン中0~66% EtOAc)を移動相とするカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物Int-226-74を赤色油状物として収率59%(91mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 425。
Int-226-74(15.0mg、0.035mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(4.2mg、0.042mmol)、およびDIPEA(12μL、0.070mmol)の1,2-ジクロロエタン(1mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(14.8mg、0.070mmol)およびAcOH(4μL、0.070mmol)を加えた。得られた混合物を室温で終夜攪拌した。次に混合物をセライトを通じて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOH(96:4)を使用する分取TLCで精製した。生成物である化合物226を褐色固体として収率67%(11.9mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 510。
工程1
Int-33-14jの調製に従って、KB(OCH3)4をKB(OCD3)4で置き換えて、シリカゲルクロマトグラフィー精製(0~60% EtOAc/ヘキサン)後にInt-228-1を白色固体として得た。LCMS: m/z 418 (M+H)。
化合物34について先に開示した手順に従って、対応する重水素置換中間体を使用して、化合物228を白色固体として得た。LCMS: m/z 445 (M+H); 保持時間: 3.55分(方法2)。
実施例195~197または236~237に開示の方法を使用して、適切な立体化学配置を有するアミンおよびアルキル化剤を使用して、化合物230~235を得た。
236aおよび236b:(2R,4S)-1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンおよび(2R,4S)-1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((R)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンの混合物、
ならびに
237aおよび237b:(2R,4S)-1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンおよび(2R,4S)-1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-2-メチル-N-((S)-テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミンの混合物。
試薬および条件: i) KB(OMe)4(3当量)、Pd2(dba)3(0.05当量), tBuXphos(0.1当量)、ジオキサン、100℃、2時間; ii) KF(2.5当量)、DMSO、130℃; iii) TFA、DCM; iv) DIPEA(4当量)、CH3CN、uW、120℃; iv) DIPEA(4当量)、CH3CN、uW、120℃。
マイクロ波バイアルに5-(2-クロロ-8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチルキノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール(Int-236-1)(0.143mg、0.45mmol)、ラセミ体tert-ブチル N-[(trans)-2-メチルピペリジン-4-イル]カルバメート(Int-236-2、0.199g、0.929mmol)、フッ化カリウム(67.5mg、1.16mmol)、無水DMSO(1.2mL)、およびジイソプロピルエチルアミン(0.21mL、1.16mmol)を加えた。混合物を窒素雰囲気下に置き、130℃で15時間加熱した。室温に冷却後、混合物を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム溶液との間で分配した。有機抽出物を炭酸水素ナトリウム溶液およびブライン溶液で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、300mgに濃縮した。粗生成物を、12gシリカゲルから0~40% EA/ヘキサン勾配で溶離するカラムクロマトグラフィーで精製して、所望の生成物を黄色油状物(140mg、収率61%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 486.1
tert-ブチル 1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-trans-2-メチルピペリジン-4-イル)カルバメート(Int-236-3、135mg、0.278mmol)のDCM 5mL中冷却0℃溶液にTFA 2.5mLを加えた。混合物を室温で1.5時間攪拌し、橙色泡状物に濃縮し、等量の半飽和Na2CO3溶液とEtOAcとの間で分配した。有機溶液をNa2CO3溶液で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮してInt-236-4を黄色固体(99mg、収率94%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 386.2
マイクロ波容器に1-(8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-trans-2-メチルピペリジン-4-アミン(Int-236-4、55mg、0.14mmol)、(3S)-オキソラン-3-イル 4-メチルベンゼン-1-スルホネート(Int-172-14、140mg、0.56mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(97μL、0.56mmol)、およびCH3CN(0.9mL)を加えた。混合物をマイクロ波反応器中、120℃で12時間加熱した。混合物をEtOAcとNa2CO3水溶液との間で分配し、有機画分を硫酸ナトリウムで乾燥させ、橙色油状物225mgに濃縮した。粗生成物を、シリカゲルから0~60% EtOAc/ヘキサン勾配、続いて0~10% MeOH/DCM勾配で溶離するカラムクロマトグラフィーで精製して、ジアステレオマー混合物を黄色固体(40mg、収率63%)として得た。混合物をPhenomenex Lux 5μ Cellulose-2カラム(250mmx4.6mm、ヘキサン:エタノール:DEA(80:20:1)、1mL/分、保持時間: 15.7分、17.5分)を使用して分離して個々のジアステレオマーを得た。LCMS: (M+1) m/z = 356.1。
マイクロ波容器に1-[8-フルオロ-6-メトキシ-4-メチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル]-trans-2-メチルピペリジン-4-アミン(Int-236-4、58mg、0.15mmol)、(3R)-オキソラン-3-イル 4-メチルベンゼン-1-スルホネート(Int-172-11、146mg、0.56mmol)、DIPEA(0.105mL、0.56mmol)、およびCH3CN(0.9mL)を加えた。混合物をマイクロ波反応器中、120℃で12時間加熱した。混合物をEtOAcとNa2CO3水溶液との間で分配し、有機画分を硫酸ナトリウムで乾燥させ、橙色油状物170mgに濃縮した。粗生成物を、0~60% EtOAc/ヘキサン勾配、続いて0~10% MeOH/DCM勾配で溶離するカラムクロマトグラフィーで精製して、ジアステレオマー混合物を黄色固体(38mg、収率56%)として得た。混合物をPhenomenex Lux 5μ Cellulose-4カラム(250mmx4.6mm、ヘキサン:エタノール:DEA(73:27:0.1)、1mL/分、保持時間: 7.2分、8.9分)を使用して分離して個々のジアステレオマーを得た。LCMS: (M+1) m/z = 356.1。
化合物228について先に開示した手順に従って、工程3で適切なアミンを適用して、化合物238および239を調製した。化合物238: 黄色固体; LCMS: m/z 459 (M+H); 保持時間: 3.71分(方法2)。化合物239: 白色固体; LCMS: m/z 429 (M+H); 保持時間: 3.90分(方法2)。
5-(6-ブロモ-2-クロロ-8-フルオロ-4-メチルキノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール(357mg、1.00mmol)およびビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド(68mg、88umol)のTHF(2mL)懸濁液にヨウ化(メチル-d3)亜鉛(II)懸濁液(7.0mL、ref: DOI: 10.1039/c7cc06106d)を加え、反応液を60℃で4時間攪拌した。反応液をクエン酸溶液(5%水溶液)で反応停止させ、酢酸エチルで2回抽出した。有機層を一緒にし、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(EtOAc/Hex)で精製して所望の生成物を白色固体(153mg、収率52%)として得た。LCMS (ESI): m/z 295 (M+H)。
化合物174と同様にして、5-(2,8-ジクロロ-4,6-ジメチルキノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾールを5-(2-クロロ-8-フルオロ-4-メチル-6-(メチル-d3)キノリン-3-イル)-3-メチル-1,2,4-オキサジアゾールで置き換えて、化合物240を白色固体として得た。LCMS: m/z 457 (M+H)。
化合物240の手順に従って、化合物241を白色固体として得た。LCMS: m/z 443 (M+H); 保持時間: 3.62分(方法2)。化合物242を白色固体として得た。LCMS: m/z 443 (M+H); 保持時間: 3.74分(方法2)。
Int-245-1(200mg、0.67mmol)、Int-245-2(172mg、0.804mmol)、およびKF(97mg、1.67mmol)のDMSO(2mL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を室温に冷却し、EtOAc(150mL)で希釈し、ブライン(3X)で洗浄した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、減圧濃縮し、生成物をヘキサン/EtOAc(7:3)を使用するカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物を黄色固体として収率56%(180mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 477。
Int-245-4(10mg、0.026mmol)、Int-245-6(13.3mg、0.052mmol)、およびDIPEA(9.1μL、0.052mmol)のアセトニトリル(150μL)中混合物を80℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物246を黄色油状物として収率53%(6.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
化合物247を同様にして合成し、黄色油状物として収率50%(6.0mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 461。
Int-245-1(20mg、0.067mmol)、Int-245-8(34.4mg、0.08mmol)、およびDIPEA(47μL、0.268mmol)のEtOH(250μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOH(95:5)を使用する分取TLCで精製した。化合物248を黄色固体として収率46%(14.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 465。
(R)-3-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-2-(4-((テトラヒドロ-2H-ピラン-3-イル)アミノ)ピペリジン-1-イル)-6-(トリフルオロメトキシ)キノリン-8-カルボニトリル(化合物249)の合成
ケトンInt-85-43(5mg、0.012mmol)、3-(R)-アミノテトラヒドロピランHCl(3.3mg、0.024mmol)、DIPEA(4.2μL、0.024mmol)、NaBH(OAc)3(5mg、0.024mmol)、およびAcOH(1.3μL、0.024mmol)の1,2-ジクロロエタン中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物をセライトを通じて濾過し、減圧濃縮し、分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で精製して化合物249(4.1mg、収率69%)を黄色固体として得た。LCMS: (M+1) m/z = 503。
1-(6-エチル-8-フルオロ-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物250)の合成
Int-141-8(8mg、0.022mmol)、4-アミノテトラヒドロピラン(3.4mg、0.034mmol)、NaBH(OAc)3(7.2mg、0.034mmol)、およびAcOH(1.9μl、0.13mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.4mL)中混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物250を黄色固体(8.1mg、収率82%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 440。
(R)-1-(6-エチル-8-フルオロ-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物251)の合成
Int-141-8(10mg、0.028mmol)、(R)-テトラヒドロフラン-3-アミン塩酸塩(4.2mg、0.034mmol)、およびDIPEA(5.9μl、0.11mmol)の1,2-ジクロロエタン(0.4mL)中混合物を室温で10分間攪拌した。混合物にNaBH(OAc)3(8.9mg、0.042mmol)およびAcOH(2.3μl、0.042mmol)を加えた。得られた混合物を室温で3時間攪拌した。反応混合物を分取TLC(CH2Cl2:MeOH = 95:5)で直接精製して化合物251を黄色固体(8.1mg、収率68%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
(S)-1-(6-エチル-8-フルオロ-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-(テトラヒドロフラン-3-イル)ピペリジン-4-アミン(化合物252)を化合物251と同様にして合成し、黄色固体として収率82%(9.8mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 426。
化合物254の合成
化合物170を合成するための手順に従って、6-ブロモ-4-メチル-3-(5-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-2-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)キノリン-8-カルボニトリルを6-ブロモ-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)-2-(1,4-ジオキサ-8-アザスピロ[4.5]デカン-8-イル)キノリン-8-カルボニトリルで置き換えて、化合物254(7.6mg、最終工程で収率40%)を白色固体として得た。LCMS (ESI): m/z 435 (M+H); 保持時間: 1.86分(方法1)。
(3S,4R)-3-メチル-N-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)ピペリジン-4-アミンInt-259-13の合成
Int-259-10(100mg、0.46mmol)、Int-259-11(86μL、0.93mmol)、NaBH(OAc)3(197mg、0.93mmol)、およびAcOH(51.6μL、0.93mmol)のDCE(2mL)中混合物を室温で終夜攪拌した。混合物を1M NaOHで反応停止させ、EtOAc(4X)で抽出した。有機層をNa2SO4で乾燥させ、濃縮した。残渣をCH2Cl2/MeOH勾配で溶離するカラムクロマトグラフィーで精製して化合物Int-259-12を白色固体(122mg、収率89%)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 299。
Int-259-16を、Int-259-13と同様にして、Int-259-10をInt-259-14で置き換えて合成し、白色固体(収率87%、2工程)として得た。LCMS: (M+1) m/z = 199。
Int-142-11(15mg、0.049mmol)、Int-259-13(31mg、0.074mmol)、およびDIPEA(42μL、0.245mmol)のiPrOH(250μL)中混合物を125℃で終夜加熱した。混合物を減圧濃縮し、CH2Cl2/MeOH(95:5)を溶離液として使用する分取TLCで精製した。化合物259を黄色固体として収率31%(7.1mg)で得た。(M+1) m/z = 468。
化合物260をInt-142-11およびInt-259-16から、化合物259について利用した条件と同じ条件を使用して合成し、黄色固体として収率36%(8.3mg)で得た。LCMS: (M+1) m/z = 468。
化合物33~39および198~203について詳述した一般的手順に従って、エーテル化工程においてKB(OMe)4を置き換えるためのシクロプロパノール、および所望の生成物を生成するために適したアミンを使用して、化合物261~265を得る。
インビトロ活性
以下の実験データにおいては、1-(6-エチル-3-(3-メチル-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)キノリン-2-イル)-N-((3-メチルオキセタン-3-イル)メチル)ピペリジン-4-アミン(化合物A)、PF-04455242、およびLY2456302を参照化合物として使用する。化合物Aは米国特許第9,682,966号に記載の合成手順により調製した。PF-04455242は、国際公開公報第2009/156889号に開示されている公知のKORアンタゴニストである。LY2456302は、国際公開公報第2009/094260号に開示されている公知のKORアンタゴニストである。
OPRK1アンタゴニストアッセイの細胞株は以下の配列を安定的に発現する。OPRK1受容体のカルボキシ末端は7アミノ酸リンカー、続いてTEVプロテアーゼ切断部位およびGAL4-VP16融合タンパク質を有する。また、細胞株は、b-アレスチン-2-TEVプロテアーゼ融合タンパク質を発現し、UAS応答配列およびb-ラクタマーゼ(bla)レポーター遺伝子からなるレポーター構築物を含む。受容体が活性化されると、g-タンパク質受容体キナーゼ(GRK)は特定の細胞内残基をリン酸化し、これによりB-アレスチン2-TEVプロテアーゼの動員が誘導される。TEVプロテアーゼはTEV部位を認識および切断することでGAL4-VP16融合タンパク質を放出し、次にこれが核に移動する。GAL4-V16はUAS配列に結合することでb-ラクタマーゼ遺伝子の発現を促進する。b-ラクタマーゼ発現は細胞膜透過性蛍光基質CCF4-AMによって検出される。この基質は、b-ラクタム環によってフルオレセインに繋留されたクマリンからなる。b-ラクタマーゼの非存在下では、405nm光による色素の励起によって、クマリンからフルオレセインへのFRET、および緑色(最大値525nm)光の発光が生じる。基質のb-ラクタマーゼ切断によりクマリンフルオロフォアがフルオレセインから分離され、405nm励起により青色(最大値460nm)発光が生じる。アッセイは青色/緑色発光比によりモニタリングされる。
OPRδアンタゴニストアッセイの細胞株は以下の配列を安定的に発現する。OPRδ受容体のカルボキシ末端は7アミノ酸リンカー、続いてTEVプロテアーゼ切断部位およびGAL4-VP16融合タンパク質を有する。また、細胞株は、b-アレスチン-2-TEVプロテアーゼ融合タンパク質を発現し、UAS応答配列およびb-ラクタマーゼ(bla)レポーター遺伝子からなるレポーター構築物を含む。受容体が活性化されると、g-タンパク質受容体キナーゼ(GRK)は特定の細胞内残基をリン酸化し、これによりB-アレスチン2-TEVプロテアーゼの動員が誘導される。TEVプロテアーゼはTEV部位を認識および切断することでGAL4-VP16融合タンパク質を放出し、次にこれが核に移動する。GAL4-V16はUAS配列に結合することでb-ラクタマーゼ遺伝子の発現を促進する。b-ラクタマーゼ発現は細胞膜透過性蛍光基質CCF4-AMによって検出される。この基質は、b-ラクタム環によってフルオレセインに繋留されたクマリンからなる。b-ラクタマーゼの非存在下では、405nm光による色素の励起によって、クマリンからフルオレセインへのFRET、および緑色(最大値525nm)光の発光が生じる。基質のb-ラクタマーゼ切断によりクマリンフルオロフォアがフルオレセインから分離され、405nm励起により青色(最大値460nm)発光が生じる。アッセイは青色/緑色発光比によりモニタリングされる。
本アッセイの目的は、OPRK1アンタゴニストとなるように合成された化合物の効力および選択性を確認することにある。本アッセイは、β-アレスチンの膜動員におけるOPRMu1活性化をモニタリングする。本アッセイは、β-ガラクトシダーゼ(β-gal)の低親和性断片相補性を使用してGPCR-β-アレスチン近接性をモニタリングする。相補β-gal断片(酵素受容体)に融合したOPRMu1を発現するU20S細胞を使用する。アンタゴニストとして作用するように設計された化合物は、受容体活性化を防止することでウェルの発光を減少させるであろう。化合物を、名目濃度10マイクロモルで出発する10点1:3希釈系列を使用して三つ組で試験した。
式中、
化合物ウェルは、試験化合物を含むウェルとして規定され;
EC80対照ウェルは、DAMGO負荷(最終値250nM)を含むウェル = 0%阻害として規定され;
0%応答ウェルは、DMSOを含むウェル = 100%阻害として規定される。
また、化合物142を、PathHunter(登録商標)β-アレスチンアッセイ(カリフォルニア州フレモント、DiscoverX)を使用して、OPRK1における偏向性シグナル伝達について評価した。本アッセイでは、細胞を化合物142(5.1μM)と共にプレインキュベートした後、EC80濃度でダイノルフィンA(0.0498μM)を使用するアゴニスト負荷を行った(五つ組で実行)。化合物142はβ-アレスチン経路のダイノルフィンA誘導活性化を遮断した(IC50 = 3.1nM)。このことは、バランスの取れたアンタゴニスト特性、およびダイノルフィンA誘導受容体内部移行に対する拮抗(IC50 = 6.1nM)を示唆している。図7。
化合物142は、[3H]ジプレノルフィン(600pM)(三つ組で試験、N=3)を使用する放射性リガンド結合アッセイにおいて、ヒトオピオイド受容体κ1(hOPRK1; Ki = 1.5nM)における強力な阻害を示し、ヒトオピオイド受容体μ1(hOPRM1; Ki = 0.45μM)に比べて300倍超の選択性を示した。平均値±SEM。図8。
インビボ活性
マウステールフリック試験
(-)-U-50,488誘導急性抗侵害受容作用を遮断する上での化合物142の全身投与の有効性を、ナイーブICRマウスにおいてテールフリック試験を使用して試験した。簡潔に言えば、50℃熱水浸漬に対するマウスのテールフリック潜時を確定するために、マウスをベースライン応答について試験した(組織損傷を防ぐためにカットオフ値を15秒とした)。OPRK1アゴニスト(-)-U-50,488(15mg/kg、腹腔内)の投与。試験化合物(1mg/kg、腹腔内)または媒体(10% DMSO/10% Tween 80/80%生理食塩水、5mL/kg、腹腔内)を注射し、1時間後または24時間後、(-)-U-50,488(15mg/kg、腹腔内)をすべてのマウスに投与した。別々の群のマウスを異なる前処置時点で処置した。(-)-U-50,488投与の30分後にテールフリック潜時を再度評価した。本試験では、(-)-U-50,488がナイーブマウスにおいて生じさせる強力な鎮痛が、(-)-U-50,488の24時間前ではなく1時間前に投与された化合物142により遮断された。化合物142は、(-)-U-50,488の非存在下で投与された際には効果を示さなかった。
κオピオイドアンタゴニストを水に濃度0.5mg/mLで可溶化した。8~10週齢雄C57BL/6Jマウスを10mpk κオピオイドアンタゴニストまたは媒体水で1時間腹腔内処置した。U-69593 κオピオイドアゴニスト(Sigma)を45% 2-ヒドロキシプロピル-シクロデキストリンに濃度10mg/mLで可溶化した。
化合物142をインビボアンタゴニスト特性についてOPRK1アゴニスト誘導プロラクチン負荷アプローチを使用して試験した。本試験では、化合物142(10および30mg/kg、経口; 水[媒体]; 1時間PTT)を雄Sprague-Dawleyラット(n=8~10)に投与した後、OPRK1アゴニストスピラドリン(0.32mg/kg、皮下; 5%シクロデキストラン[媒体]; 0.08時間PTT)を注射した。血液試料を経口投与の5分前(B1)、スピラドリン投与の5分前(B2)、次にスピラドリン投与の5分後、30分後、および60分後に尾静脈カニューレ挿入により採取した。これらの試験では、スピラドリンは血漿プロラクチン濃度を有意に増加させ、化合物142は5分および60分の時点でプロラクチンの増加をMED 110mg/kgで抑制した。比較対照薬としてOPRK1アンタゴニストLY-2345302(10mg/kg、経口; 1時間PTT)が含まれ、5分、30分、および60分の時点でプロラクチンのスピラドリン誘導性増加を抑制した。図10。
スマトリプタン誘発性潜在感作を伴うラットにおいて、全身投与後の化合物142の有効性を、強光ストレス(BLS)誘発性眼窩周囲および後肢アロディニアを遮断する能力について評価した。このモデルでは、ラットにスマトリプタン(0.6mg/kg/日、皮下)を浸透圧ミニポンプによって7日間注入した。スマトリプタン注入の20日(D)後および21日後に、毎日1時間のBLSセッションを連続2日間適用した。化合物142(1mg/kg、腹腔内)または媒体(10% DMSO/10% Tween 80/80%生理食塩水、5mL/kg、腹腔内)を各BLSセッションの30分前に投与した。2回目の化合物142の投与の21日前にベースライン眼窩周囲および後肢触覚閾値を評価した。2回目のストレス後、眼窩周囲および後肢触覚閾値を1時間ごとに5時間評価した。生データおよび時間効果曲線上面積(AOC、ベースラインおよび1時間ごとの触覚閾値から計算)を計算した。スマトリプタン前処置ラットにおいて、各BLSの30分前に投与された化合物142(1mg/kg、腹腔内)はアロディニアの発生を遮断した。スマトリプタン前処置ラットにおいて、化合物34(5mg/kg、経口)および化合物196(5mg/kg、経口)を同様に試験したところ、アロディニアの発生を遮断した。
ラットの線条体および頸静脈にカニューレ挿入し、試料を30分ごとに採取するという、インビボ微小透析手順を使用して、化合物142を脳浸透性について評価した。化合物142の線条体曝露量は、同じ動物中で採取された頸静脈試料から観察された曝露量よりも約4倍多かった。手術: 成体雄Sprague Dawleyラットを麻酔し、頸静脈(JV)MetaQuant(MQ)プローブ(3mm膜)を埋め込んだ。次に、動物を定位固定枠に入れ、第2のMQ微小透析プローブ(3mm膜)を線条体に挿入した: (AP) = 十字縫合から+0.9mm、外側(L) = 正中線から+3.0mm、腹側(V) = 硬膜から-6.5mm。手術の1日後に試験を行った。試料の採取および分析: プローブを人工CSF溶液によって流量0.15μl/分で灌流した。試料を30分ごとに収集し、LC/MSで分析した。実験はBrains On-Line, LLC(カリフォルニア州ブリスベン)において行った。図11。
ナイーブラットにおいて、KOR選択的アゴニストU69593は、Gタンパク質共役型内向き整流性K+チャネル(GIRK)の活性化によるシナプス後過分極を、腹側被蓋野ドパミン(VTA DA)ニューロンのサブセット中で引き起こすが、非DAニューロン中では引き起こさない。このU69593効果のEC50は42nMである。化合物142、化合物A、PF-04455242、およびLY2456302の効力、選択性、および可逆性を、雄Sprague-Dawleyラット由来のVTAを含む水平脳スライス(約150μm)を使用する天然組織中で評価した。図12。
また、内側前頭前野(mPFC)に投射するVTA DAニューロン中でU69593誘導性応答を特異的に遮断する化合物142の能力を測定した。逆行性トレーサーDiIをmPFCニューロンに注入した7日後、ホールセル記録をmPFCからVTAまでの逆行性標識ニューロン中で特に行った。これらの選択されたニューロン中での化合物142のIC50は2.2nMであり、これは選択されなかったニューロン間でのIC50の変動の範囲内であった。図15。
MORおよびDORとの比較でのKORに対する化合物142およびLY2456302の選択性を評価するために、VTAニューロン中でのこれら2種の受容体における選択的アゴニスト誘導性応答を遮断する能力を試験した。MOR選択的アゴニストDAMGOまたはDOR選択的アゴニストDPDPEをVTAニューロン上に加圧放出し、応答性ニューロン中で、10nMのいずれかのアンタゴニストを少なくとも4分間浴適用した後、アゴニストを再適用した。この用量の化合物142は、U69593によるKORへの応答を完全に遮断したが、DAMGOまたはDPDPEへの応答には影響を与えなかった。対照的に、10nM LY2456302は一貫してDAMGOへの応答を減少させた。図16。
NorBNIは最も広範に利用されている前臨床KORアンタゴニスト手段である。多くの実験パラダイムにおけるNorBNIの1つの主要な欠点は、測定不可能な量の関心対象の化合物の1回の投与後であっても生物活性が持続するというエビデンスである。短時間作用型(可逆的)で選択的なアンタゴニストは、臨床開発に有用であるだけでなく、リガンドが脳を数時間以内にクリアにすることを必要とする実験設計にも有用である。本試験では、KORアンタゴニストがVTA脳スライス中のKORから、ホールセル記録中にウォッシュアウトを観察できるほど速やかに解離されるか否かを試験した。
Claims (81)
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物1、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物12、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物30、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物36、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物54、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物55、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物56、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物57、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物80、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物88、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物94、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物97、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物98、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物99、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物109、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物111、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物116、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物118、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物121、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物122、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物127、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物128、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物134、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物135、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物136、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物137、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物142、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物172、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物173、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物174、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物177、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物181、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物186、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物189、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物190、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物193、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物197、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物200、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物208、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物211、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物215、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物218、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物221、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物226、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物229、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物232、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物235、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物240、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物243、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物244、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物248、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物256、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物259、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物260、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 式(XI)の構造を有する化合物が、化合物265、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩である、請求項2記載の化合物。
- 請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩と、薬学的に許容される担体、希釈剤、または賦形剤とを含む、組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、KORに拮抗するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における血清プロラクチンレベルを減少させるための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における血清プロラクチンの上昇を特徴とする、器質性であるか、ストレス誘発性であるか、または医原性であるかを問わない精神神経状態または行動状態を処置するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における物質乱用または嗜癖に関連する障害を処置するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象におけるCNS関連障害を処置するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における不安障害を処置するための薬学的組成物。
- 不安障害が社会不安障害である、請求項65記載の薬学的組成物。
- 不安障害が恐怖症である、請求項65記載の薬学的組成物。
- 不安障害がストレス関連障害である、請求項65記載の薬学的組成物。
- 不安障害がPTSDである、請求項65記載の薬学的組成物。
- 不安障害がGADである、請求項65記載の薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象におけるうつ病性障害を処置するための薬学的組成物。
- うつ病性障害が大うつ病である、請求項71記載の薬学的組成物。
- うつ病性障害がMDDである、請求項71記載の薬学的組成物。
- 請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における気分障害を処置するための薬学的組成物。
- 気分障害が快感消失である、請求項74記載の薬学的組成物。
- 気分障害が大うつ病である、請求項74記載の薬学的組成物。
- 気分障害がMDDである、請求項74記載の薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における統合失調症または統合失調感情障害を処置するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における肥満または摂食障害を処置するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における偏頭痛を処置または予防するための薬学的組成物。
- 有効量の請求項1~58のいずれか一項記載の化合物、またはその薬学的に許容される立体異性体、ラセミ体、水和物、溶媒和物、同位体、もしくは塩を含む、対象における産後うつ病を処置するための薬学的組成物。
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