JP7123548B2 - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7123548B2
JP7123548B2 JP2017223541A JP2017223541A JP7123548B2 JP 7123548 B2 JP7123548 B2 JP 7123548B2 JP 2017223541 A JP2017223541 A JP 2017223541A JP 2017223541 A JP2017223541 A JP 2017223541A JP 7123548 B2 JP7123548 B2 JP 7123548B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reagent
identification information
container
reagent container
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017223541A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019095254A (ja
Inventor
優作 相澤
貴文 藤原
直樹 大江
高志 吉村
健 金原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to JP2017223541A priority Critical patent/JP7123548B2/ja
Publication of JP2019095254A publication Critical patent/JP2019095254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7123548B2 publication Critical patent/JP7123548B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

本発明の実施形態は、被検体から採取された試料と試薬容器に収容された試薬とを分注してその試料に含まれる成分を分析する自動分析装置に関する。
自動分析装置は、生化学検査項目や免疫検査項目等を対象項目とし、被検体から採取された試料と各検査項目の分析に用いる試薬とを反応容器に分注し、反応容器内の試料と試薬の反応によって生ずる色調や濁りの変化を光学的に測定する。そして、自動分析装置は、測定結果に基づいて、試料に含まれる各検査項目成分の濃度や酵素の活性等で表される分析データを得ることができる。
自動分析装置は、試薬庫とリーダとを備えている。試薬庫は、試薬を収容しその試薬の検査項目名等の識別情報がバーコードで記された多数の試薬容器を移動可能に保持する。そして、自動分析装置は、各試薬容器の識別情報をリーダに読み取らせてから、各検査項目の試薬の分注を開始させる。
しかしながら、各試薬容器を所定の位置に一定時間停止させて、リーダに識別情報を読み取らせていたので、識別情報の取得に時間がかかる問題がある。
特開2015-21943号公報
本発明が解決しようとする課題は、試薬の識別情報を迅速に取得することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、実施形態の自動分析装置は、試薬を収容する前記試薬の識別情報が記された複数の試薬容器を所定の間隔で配列保持し、前記試薬容器の配列方向の長さが、隣り合う前記試薬容器の前記識別情報が記された面間の距離以下となる開口部を有する試薬庫と、前記試薬容器を配列方向に移動する駆動動作を行う駆動機構と、前記試薬庫の外側の前記開口部の近傍に配置され、前記駆動機構の駆動動作に応じて前記開口部を介して所定の位置の前記試薬容器に記された識別情報を読み取る読取部とを備える。
実施形態に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 実施形態に係る分析部の構成の一例を示す斜視図。 実施形態に係る第1試薬容器の構成の一例を示す図。 実施形態に係る第1試薬庫の構成を示す平面図。 図4のA-A線矢視断面図。 実施形態に係る第1試薬ラックの構成の一例を示す平面図。 図6のB矢視図。 図5のC矢視図。 実施形態に係る読取位置からずれた位置の第1試薬容器を示す図。 実施形態に係る第1駆動機構の構成を示す図。 実施形態に係る第1読取部の構成の一例を示すブロック図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、各検査項目に対応する標準試料及び試薬を分注して当該標準試料及び試薬の混合液の測定により標準データを生成し、被検試料及び各検査項目に対応する試薬を分注して当該被検試料及び試薬の混合液の測定により被検データを生成する分析部10を備えている。また、自動分析装置100は、分析部10の各試料の分注や各試薬の分注等を行う複数のユニットを駆動する駆動部40を備えている。
また、自動分析装置100は、分析部10及び駆動部40を制御する分析制御部45と、分析部10で用いられる各検査項目の試薬の情報を保存する試薬情報記憶部46とを備えている。また、自動分析装置100は、分析部10で生成された標準データに対して各検査項目の検量データを生成し、生成した各検査項目の検量データを用いて分析部10で生成された被検データに対する分析データを生成する演算部47を備えている。また、自動分析装置100は、演算部47で生成された各検査項目の検量データや分析データを保存するデータ記憶部48を備えている。
また、自動分析装置100は、演算部47で生成された検量データや分析データ等を表示する表示部80を備えている。また、自動分析装置100は、各検査項目の検量データや分析データを生成させる分析パラメータを設定する入力、各試料に対してこの試料を識別する試料IDや各検査項目を設定する入力等を行う入力部90を備えている。また、自動分析装置100は、分析制御部45、試薬情報記憶部46、演算部47、データ記憶部48及び表示部80を制御するシステム制御部91を備えている。
図2は、分析部10の構成の一例を示した斜視図である。この分析部10は、標準試料や被検試料などの各試料を収容する試料容器11と、試料容器11を保持する試料ラック12とを備えている。また、分析部10は、各試料に含まれる各検査項目の成分と反応する試薬である例えば1試薬系及び2試薬系の第1試薬を収容する第1試薬容器13を備えている。
図3は、第1試薬容器13の構成の一例を示した図である。この第1試薬容器13は四角柱状をなし、外面が上面と、底面と、外側面、内側面及び2つの中側面からなる側面とにより構成される。そして、第1試薬容器13の上面及び底面の形状は、上底より下底が長く、上底と下底間の距離が上底及び下底の長さよりも長い台形である。また、第1試薬容器13の外側面の形状は、上面及び底面を形成している台形の下底に当たる2つの平行な辺を2つの短辺とし、上面及び底面間を2つの長辺とする長方形である。また、第1試薬容器13の内側面の形状は、上面及び底面を形成している台形の上底に当たる平行な2つの辺を2つの短辺とし、上面及び底面間を2つの長辺とする長方形である。また、第1試薬容器13の2つの中側面の形状は、外側面を形成している長方形の長辺と、内側面を形成している長方形の長辺とを2つの長辺とする長方形である。
そして、第1試薬容器13は上面の外側面近傍に開口部を有し、外側面に第1試薬を識別する検査項目の名称や使用期限等の第1識別情報が長方形の枠の中に1次元のコード131で記されている。
図2に戻り、分析部10は、第1試薬容器13を格納する第1試薬庫14を備えている。第1試薬庫14は、複数の第1試薬容器13を個々に保持する複数の保持位置を有し、格納した複数の第1試薬容器13を移動可能に保持する複数の第1試薬ラック15を内部に備えている。
また、分析部10は、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する第2試薬容器16を備えている。なお、第2試薬容器16は、第1試薬容器13と同様に構成され、外側面には第2試薬を識別する検査項目の名称や使用期限等の第2識別情報が1次元のコードで記されている。
また、分析部10は、第2試薬容器16を格納する第2試薬庫17を備えている。第2試薬庫17は、複数の第2試薬容器16を個々に保持する複数の保持位置を有し、複数の第2試薬容器16を移動可能に保持する複数の第2試薬ラック18を備えている。
また、分析部10は、複数の反応容器19と、この反応容器19を円周上に保持する反応ディスク20とを備えている。また、分析部10は、試料ラック12に保持された試料容器11内の試料を吸引して、反応容器19内に吐出する分注を行う試料分注プローブ21を備えている。また、分析部10は、試料分注プローブ21を上下移動及び回動可能に支持する試料分注アーム22を備えている。
また、分析部10は、第1試薬庫14の外側の所定の位置に配置され、第1試薬ラック15に保持された各第1試薬容器13のコード131に光を照射して光学的に第1識別情報を読み取る第1読取部23を備えている。また、分析部10は、第2試薬庫17の外側の所定の位置に配置され、第2試薬ラック18に保持された各第2試薬容器16のコードに光を照射して光学的に第2識別情報を読み取る第2読取部24を備えている。
また、分析部10は、第1読取部23により第1識別情報が読み取られた第1試薬容器13内の第1試薬を吸引して、試料が分注された反応容器19内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ25を備えている。また、分析部10は、第1試薬分注プローブ25を上下移動及び回動可能に支持する第1試薬分注アーム26を備えている。
また、分析部10は、第2読取部24により第2識別情報が読み取られた第2試薬容器16内の第2試薬を吸引して、第1試薬が分注された反応容器19内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ27を備えている。また、分析部10は、第2試薬分注プローブ27を上下移動及び回動可能に支持する第2試薬分注アーム28を備えている。
また、分析部10は、反応容器19に分注された試料及び第1試薬の混合液や、試料、第1試薬及び第2試薬の混合液を撹拌する撹拌ユニット29と、撹拌ユニット29により撹拌が行われた反応容器19内の標準試料を含む混合液を透過した光を検出して標準データを生成し、反応容器19内の被検試料を含む混合液を透過した光を検出して被検データを生成する測定部30を備えている。また、分析部10は、測定を終了した反応容器19内を洗浄する洗浄ユニット31を備えている。
図1に戻り、駆動部40は搬送機構を有し、分析部10の試料ラック12を搬送する。また、駆動部40は第1試薬ラック15を駆動する第1駆動機構41を有し、第1試薬ラック15に保持された第1試薬容器13を移動する。また、駆動部40は、第2試薬ラック18を駆動する第2駆動機構42を有し、第2試薬ラック18に保持された第2試薬容器16を移動する。
また、駆動部40は、反応ディスク20を駆動するモータを有し、反応容器19を移動する。また、駆動部40は、試料分注アーム22、第1試薬分注アーム26及び第2試薬分注アーム28をそれぞれ駆動するモータを有し、試料分注プローブ21、第1試薬分注プローブ25、及び第2試薬分注プローブ27を移動する。
分析制御部45はCPU及び記憶回路を有し、入力部90から入力された各検査項目の分析パラメータ、試料ID、この試料IDで識別される試料に設定された検査項目等の入力情報や、分析部10の第1及び第2読取部23,24により読み取られた第1及び第2識別情報等に基づき駆動部40を制御して、分析部10の各ユニットを作動させる。
そして、分析制御部45は、入力部90よりキャリブレーションを開始させる入力が行われると、第1及び第2駆動機構41,42を駆動制御して各第1及び第2試薬ラック15,18に保持された各第1及び第2試薬容器13,16の第1及び第2識別情報を第1及び第2読取部23,24に読み取らせてから、試料ラック12の移動、第1試薬容器13の移動、第2試薬容器16の移動、標準試料の分注、第1試薬の分注、第2試薬の分注、混合液の撹拌、測定等のキャリブレーション動作を分析部10に実行させる。
また、分析制御部45は、入力部90より検査を開始させる入力が行われると、第1及び第2駆動機構41,42を駆動制御して各第1及び第2試薬ラック15,18に保持された各第1及び第2試薬容器13,16の第1及び第2識別情報を第1及び第2読取部23,24に読み取らせてから、試料ラック12の移動、第1試薬容器13の移動、第2試薬容器16の移動、被検試料の分注、第1試薬の分注、第2試薬の分注、混合液の撹拌、測定等の分析動作を分析部10に実行させる。
また、分析制御部45は、分析部10の分析動作中に入力部90より検査を中断させるポーズの入力が行われると、試料の分注を中止させ、試料の分注が行われた反応容器19に第1試薬や第2試薬の分注を行わせてから試薬の分注を中止させる。
また、分析制御部45は、入力部90より中断した検査を再開させるポーズ解除の入力が行われると、第1及び第2駆動機構41,42を駆動制御して各第1及び第2試薬ラック15,18に保持された各第1及び第2試薬容器13,16の第1及び第2識別情報を第1及び第2読取部23,24に読み取らせてから、試料及び試薬の分注を再開させる。
試薬情報記憶部46は、入力部90からのキャリブレーションを開始させる入力、検査を開始させる入力又はポーズ解除の入力に応じて、第1及び第2読取部23,24に読み取られた第1及び第2識別情報と、この第1及び第2識別情報の第1及び第2試薬容器13,16を保持する各第1及び第2試薬ラック15,18の保持位置の位置情報とを関連付けて試薬情報記憶部46に保存する。
演算部47は例えばCPUと記憶回路を有し、分析部10の測定部30で生成された各検査項目の標準データ及び当該検査項目の標準試料に対して予め設定された標準値に基づいて、当該検査項目の標準データと標準値との関係を示す検量データを生成する。また、演算部47は、測定部30で検査項目ごとに生成された被検データに対して、データ記憶部48に保存されている当該検査項目の検量データを用いて濃度値や酵素の活性値等の分析データを生成する。
データ記憶部48は、例えばハードディスクドライブ(HDD)等のストレージを有し、演算部47で生成された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部47で生成された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
表示部80は、例えばCRTや液晶パネルなどのモニタを有し、検査対象の各検査項目の名称、この名称の検査項目用の試料を反応容器19に分注させる分注量、当該検査項目が1試薬系及び2試薬系である場合の第1試薬を反応容器19に分注させる分注量、当該検査項目が2試薬系である場合の第2試薬を反応容器19に分注させる分注量等の分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面を表示する。また、表示部80は、被検試料毎にこの被検試料を識別する試料ID及び検査対象の検査項目を設定するための検査項目設定画面を表示する。
入力部90は、例えばキーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備えている。そして、入力部90は、各検査項目の分析パラメータを設定するための入力や、試料ID及び検査項目を設定するための入力を行う。また、入力部90は、キャリブレーションを開始させる入力、検査を開始させる入力、ポーズの入力、ポーズ解除の入力等を行う。
システム制御部91は、CPU及び記憶回路を備え、入力部90から入力されたコマンド信号、各検査項目の分析パラメータ、試料ID及び検査項目の情報、第1及び第2試薬の第1及び第2識別情報等の入力情報を記憶回路に記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部45、試薬情報記憶部46、演算部47、データ記憶部48及び表示部80を統括してシステム全体を制御する。
以下、図1乃至図11を参照して、分析部10の第1試薬庫14、駆動部40の第1駆動機構41及び第1読取部23の構成と、第1試薬庫14に格納された第1試薬容器13の第1識別情報を取得する自動分析装置100の動作とについて説明する。
なお、第2試薬庫17は第1試薬庫14と同様に構成されるのでその説明を省略する。また、第2駆動機構42は、第1駆動機構41と同様に構成されるのでその説明を省略する。また、自動分析装置100は、第1識別情報を取得する場合と同様にして、第2試薬庫17に格納された第2試薬容器16の第2識別情報を取得するのでその説明を省略する。
先ず、図2乃至図9を参照して、第1試薬庫14の構成について説明する。
図4は、第1試薬庫14の構成を示した平面図である。また、図5は、図4のA-A線矢視断面図である。
第1試薬庫14は、複数の第1試薬容器13を保持する複数の第1試薬ラック15を備えている。また、第1試薬庫14は上部に開口を有し、複数の第1試薬容器13を格納する円筒状の格納容器50を備えている。また、第1試薬庫14は、格納容器50の開口を開閉自在に覆う蓋51を備えている。
複数の第1試薬ラック15は、仮想の中心軸Sを中心として矢印R1方向及び矢印R2に回転可能に第1駆動機構41に円環状に保持され、複数の第1試薬容器13を円周上に所定の間隔で放射状に配列保持する。
次に、図4乃至図7を参照して、第1試薬ラック15の構成について説明する。
図6は、第1試薬ラック15の構成の一例を示した平面図である。また、図7は、図6のB矢視図である。この第1試薬ラック15は、例えば4個の第1試薬容器13を底面、外側面及び内側面から保持する保持体60と、4個の第1試薬容器13を中側面から所定の間隔で円弧上に保持する3つの仕切体61及び2つの仕切体62とにより構成される。
保持体60は、各第1試薬容器13を底面から保持するプレート601と、外側面から保持する外周側壁602と、内側面から保持する内周側壁603とにより構成される。外周側壁602には、図7に示すように、各第1試薬容器13のコード131に近接する位置に、コード131よりも広い範囲に亘って長方形の開口部604が形成されている。
各仕切体61は、図6に破線で示した配列方向の中心線が中心軸Sを通り、隣り合う仕切体61の中心線の間隔が角度θになるように保持体60のプレート601上に配置されている。そして、各仕切体61は、4個の第1試薬容器13の中側面を両側面で保持する。
各仕切体62は、この仕切体62に隣接して配置される第1試薬ラック15の仕切体62と合わせて1つの仕切体61とほぼ同じ形状で同じサイズになるように形成されている。そして、各仕切体62は、第1試薬ラック15に隣接する外側の側面と、隣り合う仕切体61の中心線との間隔が角度θになるように配置され、内側の側面で第1試薬容器13の中側面を保持する。
そして、複数の第1試薬ラック15は、隣り合う第1試薬容器13の外側面間が距離W1になる間隔で複数の第1試薬容器13を円周上に配列保持する。なお、複数の第1試薬ラック15を一体化した円環状の第1試薬ラックとし、円環状の第1試薬ラックに複数の第1試薬容器13を円周上に所定の間隔で配列保持させるように実施してもよい。
なお、各第1試薬ラック15には、第1試薬容器13よりも小さいサイズの第1試薬を収容する試薬容器に例えばアダプタをつけて、第1試薬容器13と同じ位置に保持させることができる。小さい容量の試薬容器には、第1試薬容器13のコード131と同じサイズのコードが、第1試薬ラック15に対して第1試薬容器13のコード131と同じ位置になるように記されている。
図5に戻り、格納容器50は、各第1試薬ラック15に保持された各第1試薬容器13のうちの読取位置P1の第1試薬容器13及び第1読取部23の近傍の側壁に第1読取部23からの光が通過する開口部70が形成されている。
図8は、図5のC矢視図である。そして、図8(a)は読取位置P1に第1試薬ラック15の仕切体61が位置しているときの開口部70を示した図であり、図8(b)は読取位置P1に第1試薬容器13が位置しているときの開口部70を示した図である。
この開口部70は、第1試薬ラック15に保持された第1試薬容器13の配列方向を短手方向とする長方形をなしている。そして、開口部70の短手方向の長さW2は、隣り合う第1試薬容器13間の距離W1以下であり、第1試薬容器13のコード131の短手方向の長さよりも長い。
また、開口部70の長手方向(上下方向)の長さは、第1試薬容器13のコード131の長手方向の長さよりも長い。また、開口部70の長手方向における下端の位置は、第1試薬ラック15に保持された第1試薬容器13のコード131の下端位置よりも低い。また、開口部70の長手方向における上端の位置は、第1試薬ラック15に保持された第1試薬容器13のコード131の上端位置よりも高い。
このように、格納容器50に開口部70を設けることにより、第1読取部23からの光を読取位置P1の第1試薬容器13のコード131に照射させることができる。また、開口部70を図8で説明したサイズに制限することにより、図9に示すように、第1試薬容器13が読取位置P1からR1方向又はR2方向にずれて位置しているとき、第1読取部23からの光が第1試薬ラック15に保持された隣り合う2個の第1試薬容器13のコード131の一方のコード131に照射され、他方のコード131への照射を防ぐことができる。
図4に戻り、蓋51は、各第1試薬ラック15に保持された複数の第1試薬容器13のうちの吸引位置P2の第1試薬容器13の上方に貫通孔511を有する。第1試薬分注プローブ25は、貫通孔511から進入して吸引位置P2の第1試薬容器13内の第1試薬を吸引する。
次に、図4乃至図10を参照して、第1駆動機構41の構成の一例を説明する。
図10は、第1駆動機構41の構成を示した図である。この第1駆動機構41は、トレイ411と、ガイド412と、複数のローラ413と、モータ414と、位置検出器415とを備えている。そして、第1駆動機構41は、複数の第1試薬ラック15を駆動して各第1試薬ラック15に保持された複数の第1試薬容器13を回転移動する。
トレイ411は、第1試薬庫14内に配置され、円環状をなしている。そして、トレイ411は、複数の第1試薬ラック15を着脱自在に円環状に保持する。ガイド412は円環状をなしトレイ411に固定され、内側の側面とモータ414とが歯合している。複数のローラ413は、ガイド412に沿って回転自在に配置され、ガイド412を下側から支持する。
モータ414は、分析制御部45から供給される駆動パルスにより駆動制御されるステッピングモータであり、回転軸の上端部がガイド412と歯合している。そして、モータ414は、中心軸Sを中心としてガイド412及びトレイ411をR1方向及びR2方向に回転させる。
位置検出器415は第1試薬庫14内に配置され、対向配置された投光素子及び受光素子からなる透過型光センサと、透過型光センサの投光素子と受光素子間の光路を遮断する被検出体とを備えている。透過型光センサは第1試薬庫14に固定され、被検出体はトレイ411に固定されている。
そして、位置検出器415は、透過型光センサの光路を被検出体が遮断する位置をトレイ411に保持された各第1試薬ラック15の基本位置として検出し、基本位置を検出したときにトレイ411に対して所定の位置の第1試薬ラック15の所定の保持位置に保持されている第1試薬容器13が、第1試薬庫14の開口部70近傍の読取位置P1に位置するように配置されている。
次に、図8乃至図11を参照して、第1読取部23の構成について説明する。
図11は、第1読取部23の構成の一例を示したブロック図である。この第1読取部23は、第1試薬庫14の外側の開口部70近傍に配置され、光源71と、レンズ72と、イメージセンサ73と、デコーダ74とを備えている。そして、第1読取部23は、第1駆動機構41の駆動動作に応じて、第1試薬庫14の開口部70を介して読取位置P1の第1試薬容器13に記されたコード131に光を照射して第1識別情報を読み取る。分析制御部45では、第1読取部23の読み取りによって第1識別情報を取得する。
光源71は、例えばLED等により構成されている。そして、光源71は、第1試薬庫14の開口部70及び第1試薬ラック15の開口部604を介して、読取位置P1の第1試薬容器13のコード131全体に光を照射する。レンズ72は、光源71から照射され、第1試薬容器13のコード131で反射した光をイメージセンサ73に結像させる。
イメージセンサ73は、CCDやCMOS等の撮像素子により構成され、レンズ72によって結像された像を光電変換することにより画像データを生成する。デコーダ74は、イメージセンサ73によって生成された画像データに含まれるコードを認識し、認識したコードをデコードして第1識別情報を生成する。
このように、第1読取部23により、第1試薬庫14の開口部70を介して、読取位置P1の第1試薬容器13のコード131を撮像して画像データを生成し、生成した画像データから第1識別情報を読み取ることができる。
また、開口部70を介して第1試薬ラック15に保持された各第1試薬容器13のコード131から第1識別情報を読み取ることにより、例えば位置検出器415等の位置ずれが原因で、各第1試薬ラック15の基本位置がずれた場合でも、隣り合う2個の第1試薬容器13のコード131が同時に第1読取部23の視野に入ることを防ぐことができる。これにより、読取位置P1からR1方向やR2方向にずれた位置における第1試薬容器13のコード131の読み取りミスを防いで、第1識別情報を取得することができる。
なお、第1試薬容器13のコード131を、そのコード131に照射するレーザ光を上下方向及び第1試薬容器13の配列方向にスキャンさせ、その反射光を検出して第1識別情報を読み取る第1読取部に置き換えて実施するようにしてもよい。
次に、図1乃至図11を参照して、第1試薬庫14に格納された第1試薬容器13の第1識別情報を取得する自動分析装置100の動作の一例について説明する。
キャリブレーションや検査を行う前に、キャリブレーション対象や検査対象の各検査項目の第1試薬容器13が第1試薬庫14に格納され、各第1試薬ラック15の任意の保持位置に保持される。また、入力部90からポーズの入力が行われてから、第1試薬容器13が第1試薬庫14に格納され、第1試薬ラック15の任意の保持位置に保持されることがある。
入力部90より例えばキャリブレーションを開始させる入力が行われると、分析制御部45は、キャリブレーション動作を開始させる前に、第1識別情報の取得動作を実行させる。
分析制御部45は、第1駆動機構41に駆動パルスを供給して各第1試薬ラック15を駆動させ、位置検出器415が各第1試薬ラック15の基本位置を検出することにより、各第1試薬ラック15の各保持位置の位置情報を取得する。第1駆動機構41は、各第1試薬ラック15を駆動して位置検出器415が基本位置を検出してから各第1試薬容器13を1回転させる。第1読取部23は、回転移動している各第1試薬容器13のうち、読取位置P1の第1試薬容器13に記されたコード131から第1識別情報を読み取る。
ここでは、第1読取部23は、第1駆動機構41の駆動により各第1試薬ラック15の基本位置が検出されたとき、例えばR1方向に回転移動している各第1試薬容器13のうちの読取位置P1の第1試薬容器13から1つ目の第1識別情報を読み取る。試薬情報記憶部46は、第1読取部23が読み取った1つ目の第1識別情報にこの第1識別情報の第1試薬容器13が保持されている第1試薬ラック15の保持位置の位置情報を関連付けて保存する。
第1駆動機構41は、位置検出器415が各第1試薬ラック15の基本位置を検出してから引き続き供給される分析制御部45からの所定数の駆動パルスにより、基本位置の各第1試薬ラック15を例えばR1方向に角度θ駆動して、1つ目の第1識別情報が読み取られた読取位置P1の第1試薬容器13のR2方向に隣り合う第1試薬容器13を読取位置P1まで回転移動する。
第1読取部23は、第1駆動機構41による各第1試薬ラック15の基本位置からの角度θの駆動に応じて、回転移動している各第1試薬容器13のうちの読取位置P1の第1試薬容器13に記されたコード131から2つ目の第1識別情報を読み取る。試薬情報記憶部46は、第1読取部23が読み取った2つ目の第1識別情報にこの第1識別情報の第1試薬容器13が保持されている第1試薬ラック15の保持位置の位置情報を関連付けて保存する。
そして、第1読取部23は、第1駆動機構41による各第1試薬ラック15の角度θの駆動毎に、回転移動している各第1試薬容器13のうちの読取位置P1の第1試薬容器13に記されたコード131から第1識別情報を読み取る。試薬情報記憶部46は、第1駆動機構41による各第1試薬ラック15の角度θの駆動毎に第1読取部23が読み取った第1識別情報にこの第1識別情報の第1試薬容器13が保持されている第1試薬ラック15の保持位置の位置情報を関連付けて保存する。
分析制御部45は、位置検出器415が各第1試薬ラック15の基本位置を検出してから各第1試薬容器13が1回転している間の第1読取部23の読み取りによって、すべての第1試薬ラック15に保持されているすべての第1試薬容器13の第1識別情報を取得する。次いで、分析制御部45は、試薬情報記憶部46に保存された各検査項目の第1識別情報及び保持位置の位置情報に基づいて、第1駆動機構41を駆動制御してキャリブレーション対象の各検査項目の第1試薬容器13を吸引位置P2に停止させ、第1試薬分注プローブ25に吸引位置P2の第1試薬容器13内の第1試薬を分注させる。
このように、各第1試薬ラック15に保持された各第1試薬容器13を1回転させ、回転移動している各第1試薬容器13のうちの読取位置P1の第1試薬容器13の第1識別情報を第1読取部23に読み取らせることができる。これにより、すべての第1試薬ラック15に保持されているすべての第1試薬容器13の第1識別情報を迅速に取得することができる。
なお、第1読取部23のイメージセンサ73により生成された画像データから、コード131の第1試薬容器13の配列方向に対応する領域の長さを計測させるように実施してもよい。この場合、計測した領域の長さが所定の長さよりも短いと、第1読取部23が読み取ったときの読取位置P1における第1試薬容器13の位置がR1方向又はR2方向にずれていることになる。この位置ずれの原因が例えば第1駆動機構41の位置検出器415を構成している透過型光センサ又は被検出体の位置ずれである場合、位置ずれの程度が大きいと、第1試薬容器13を第1試薬分注プローブ25が吸引可能な吸引位置P2で停止させることができなくなる。このようなとき、分析制御部45は、第1識別情報の取得動作を実行させた後の、キャリブレーション動作、分析動作又は分析再開動作を停止させる。
以上述べた実施形態によれば、各第1試薬ラック15を駆動させ、各第1試薬ラック15に保持されて回転移動している各第1試薬容器13に記された第1識別情報を取得することができる。これにより、各第1試薬ラック15に保持されている全ての第1試薬容器13の第1識別情報を迅速に取得することができる。
また、第1試薬庫14に設けた開口部70を介して各第1試薬ラック15に保持された各第1試薬容器13のコード131から第1識別情報を読み取ることにより、各第1試薬ラック15の位置がずれた場合でも、隣り合う2個の第1試薬容器13のコード131が第1読取部23の視野に入ることを防ぐことができる。これにより、読取位置P1からR1方向やR2方向にずれた位置における第1試薬容器13のコード131の読み取りミスを防いで、第1識別情報を取得することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
P1 読取位置
13 第1試薬容器
14 第1試薬庫
15 第1試薬ラック
23 第1読取部
40 駆動部
41 第1駆動機構
70 開口部

Claims (3)

  1. 試薬を収容する前記試薬の識別情報が記された複数の試薬容器を所定の間隔で配列保持し、前記試薬容器の配列方向の長さが、隣り合う前記試薬容器の前記識別情報が記された面間の距離以下となる開口部を有する試薬庫と、
    前記試薬容器を配列方向に移動する駆動動作を行う駆動機構と、
    前記試薬庫の外側の前記開口部の近傍に配置され、前記駆動機構の駆動動作に応じて前記開口部を介して所定の位置の前記試薬容器に記された識別情報を読み取る読取部とを備え、
    前記識別情報は、1次元のコードで記され、
    前記読取部は、
    前記駆動機構の駆動動作により移動している前記試薬容器のうち、前記所定の位置を通過中の前記試薬容器に記された前記コードを撮像して画像データを生成し、生成した画像データから前記識別情報を読み取
    前記画像データに基づいて前記配列方向に対応する前記コードの領域の長さを計測し、計測した領域の長さと所定の長さとを比較することによって前記試薬容器の位置ずれを検出する、
    自動分析装置。
  2. 前記試薬庫は、前記試薬容器を所定の間隔で円周上に配列保持する試薬ラックを有し、 前記駆動機構は、前記試薬ラックを所定の角度駆動して、前記所定の位置の前記試薬容器に隣り合う位置の前記試薬容器を前記所定の位置まで回転移動し、
    前記読取部は、前記駆動機構による前記試薬ラックの前記所定の角度の駆動に応じて、前記所定の位置の前記試薬容器に記された識別情報を読み取る請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記試薬ラックの位置を検出する位置検出器を有し、
    前記読取部は、前記位置検出器に検出された位置からの前記駆動機構による前記所定の角度の駆動毎に、前記所定の位置の前記試薬容器に記された識別情報を読み取る請求項2に記載の自動分析装置。
JP2017223541A 2017-11-21 2017-11-21 自動分析装置 Active JP7123548B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017223541A JP7123548B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 自動分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017223541A JP7123548B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 自動分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019095254A JP2019095254A (ja) 2019-06-20
JP7123548B2 true JP7123548B2 (ja) 2022-08-23

Family

ID=66971419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017223541A Active JP7123548B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 自動分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7123548B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023112080A1 (ja) * 2021-12-13 2023-06-22 株式会社日立ハイテク 試薬保管庫、および自動分析装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204549A (ja) 2008-02-29 2009-09-10 Sysmex Corp 試料分析装置、試料分析方法及びコンピュータプログラム
JP2011099834A (ja) 2009-11-09 2011-05-19 Toshiba Corp 自動分析装置
JP2011179919A (ja) 2010-02-26 2011-09-15 Sysmex Corp 検体処理装置
JP2015021943A (ja) 2013-07-23 2015-02-02 株式会社東芝 自動分析装置
WO2017104551A1 (ja) 2015-12-18 2017-06-22 株式会社堀場製作所 バーコード位置特定装置およびそのためのコンピュータプログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217665U (ja) * 1988-07-20 1990-02-05
JP2692413B2 (ja) * 1991-04-26 1997-12-17 株式会社日立製作所 自動分析装置およびそれに用いる試薬取扱方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204549A (ja) 2008-02-29 2009-09-10 Sysmex Corp 試料分析装置、試料分析方法及びコンピュータプログラム
JP2011099834A (ja) 2009-11-09 2011-05-19 Toshiba Corp 自動分析装置
JP2011179919A (ja) 2010-02-26 2011-09-15 Sysmex Corp 検体処理装置
JP2015021943A (ja) 2013-07-23 2015-02-02 株式会社東芝 自動分析装置
WO2017104551A1 (ja) 2015-12-18 2017-06-22 株式会社堀場製作所 バーコード位置特定装置およびそのためのコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019095254A (ja) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010145284A (ja) 自動分析装置
JP5996350B2 (ja) 自動分析装置
JP7123548B2 (ja) 自動分析装置
JP2011099834A (ja) 自動分析装置
JP5739236B2 (ja) 自動分析装置
JP6937101B2 (ja) 自動分析装置
JP6193600B2 (ja) 自動分析装置
JP2007322246A (ja) 自動分析装置
CN114994339A (zh) 自动分析装置
JP6521628B2 (ja) 自動分析装置
JP6012367B2 (ja) 自動分析装置
JP7066423B2 (ja) 自動分析装置
JP2012198237A (ja) 自動分析装置
JP2022092485A (ja) 試薬容器及び自動分析装置
JP2021173555A (ja) 自動分析装置
JP2010266245A (ja) 自動分析装置
JP2007322245A (ja) 自動分析装置
JP6758821B2 (ja) 自動分析装置
JP2020060393A (ja) 自動分析装置
JP2019138729A (ja) 自動分析装置及び試薬容器
JP7514710B2 (ja) 自動分析装置
JP6976781B2 (ja) 自動分析装置
JP2015010961A (ja) 分析装置および分析方法
US20210318346A1 (en) Automated analyzing apparatus
JP7179928B2 (ja) 自動分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220601

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220601

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220609

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7123548

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150