JP7116881B2 - パッケージの製造方法及び発光装置の製造方法 - Google Patents

パッケージの製造方法及び発光装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、パッケージの製造方法及び発光装置の製造方法に関する。
発光装置において、パッケージに発光素子が設けられる。パッケージの反射率を向上することで、発光装置の光取り出し効率が向上できる。
特開2106-225598号公報
本発明の実施形態は、生産性を向上させることが可能な高反射率のパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、第1導電部材と、第2導電部材と、前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に位置する基体と、前記第1導電部材と前記第2導電部材と前記基体とを連続して被覆する金属膜と、を含み、前記金属膜は、前記第1導電部材上の第1金属膜と、前記第2導電部材上の第2金属膜と、前記基体上の第3金属膜と、を含む、パッケージ部材を準備する工程と、前記第3金属膜の少なくとも一部にレーザ光を照射して前記第3金属膜の少なくとも一部を除去し、前記第1金属膜と前記第2金属膜とを互いに電気的に分離する、レーザ照射工程と、を備えたパッケージの製造方法が提供される。
本発明の実施形態によれば、第1導電部材と、第2導電部材と、前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に位置する基体と、前記第1導電部材と前記第2導電部材と前記基体とを連続して被覆する金属膜と、を含み、前記金属膜は、前記第1導電部材上の第1金属膜と、前記第2導電部材上の第2金属膜と、前記基体上の第3金属膜と、を含む、パッケージ部材を準備する工程と、前記第3金属膜の少なくとも一部にレーザ光を照射して前記第3金属膜の少なくとも一部を除去し、前記第1金属膜と前記第2金属膜とを互いに電気的に分離する、レーザ照射工程と、を含む、パッケージを形成する工程と、前記パッケージの上面に発光素子を固定する工程と、を備えた、発光装置の製造方法が提供される。
本発明の実施形態によれば、生産性を向上させることが可能な高反射率のパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法が提供される。
第1実施形態に係るパッケージの製造方法を例示するフローチャートである。 第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式平面図である。 第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式端面図である。 第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式平面図である。 第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式端面図である。 第1実施形態に係るパッケージの製造方法を例示する模式端面図である。 第1実施形態に係るパッケージを例示する模式平面図である。 第1実施形態に係るパッケージを例示する模式端面図である。 第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式平面図である。 第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式端面図である。 第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的平面図である。 第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的平面図である。 第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的断面図である。 第2実施形態に係る発光装置を例示する模式的端面図である。 第2実施形態に係る別の発光装置を例示する模式的断面図である。 実施形態に係るパッケージの表面の高さを例示するグラフである。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部材の厚さと幅との関係、部材間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るパッケージの製造方法を例示するフローチャートである。 図1に示すように、本実施形態に係るパッケージの製造方法は、パッケージ部材を準備する工程(ステップS110)と、レーザ照射工程(ステップS120)と、を含む。
以下、パッケージ部材の例について説明する。
図2及び図3は、第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式図である。
図2は、図3の矢印AR方向から見た平面図である。図3は、図2のIII-III線端面図である。
図2及び図3に示すように、パッケージ部材となる部品50が準備される。この部品50に後述する金属膜を形成することにより、パッケージ部材が得られる。
部品50は、第1導電部材11、第2導電部材12及び基体21、を含む。基体21は、第1導電部材11と第2導電部材12との間に位置する部分を含む。
図3に示すように、この例においては、部品50は、凹部50dを有する。凹部50dは、壁部25と底部50bとを備える。凹部50dの底部50bにおいて、第1導電部材11、第2導電部材12及び基体21が設けられている。
例えば、底部50bは、X-Y平面に沿っている。X-Y平面に対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向は、高さ方向に対応する。
図3に示すように、壁部25の上面25pは、底部50bよりも高い。例えば、壁部25の2つの領域(領域25a及び領域25b)の間に、底部50bが位置する。
壁部25は、絶縁性である。壁部25は、例えば、基体21と連続している。壁部25の材料は、基体21の材料と同じでも良い。
図2に示すように、この例では、複数の凹部50dが、X軸方向及びY軸方向に沿って並ぶ。
基体21は、絶縁性である。
基体21は、例えば、セラミックを含む。基体21は、樹脂を含んでも良い。基体21は、例えば、酸化アルミニウム及び窒化アルミニウムの少なくともいずれかを含んでも良い。基体21は、例えば、熱可塑性樹脂(例えば、ポリフタルアミド樹脂、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート、または、不飽和ポリエステルなど)を含んでも良い。基体21は、例えば、熱硬化性樹脂(例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、または、変性シリコーン樹脂など)を含んでも良い。基体21は、樹脂と、複数の粒子(SiO、TiO、Al、ZrO、またはMgOなどの粒子)と、を含んでも良い。基体21がこれらの複数の粒子を含むことにより、例えば、高い反射率が得られる。複数の粒子は、例えば、顔料などを含んでも良い。複数の粒子は、例えば、一部の波長の光を減衰させ、所望の波長特性を提供できる。
第1導電部材11及び第2導電部材12は、例えば、Cu、AlまたはFeなどの金属を含む。例えば、第1導電部材11及び第2導電部材12の熱伝導率は、基体21の熱伝導率よりも高い。
このような部品50に金属膜を形成することで、パッケージが得られる。
図4及び図5は、第1実施形態に係るパッケージの一部を例示する模式図である。
図4は、図5の矢印AR方向から見た平面図である。図5は、図4のV-V線端面図である。これらの図に示すように、部品50の表面に金属膜30が形成されて、パッケージ部材51となる。金属膜30は、例えば、スパッタなどの手法により形成される。金属膜30は、第1導電部材11、第2導電部材12及び基体21を連続して被覆する。
金属膜30は、例えば、銀を含む。例えば、金属膜30の最表面は、銀を含む。これにより、高い反射率が得られる。金属膜30が複数の膜(積層膜)を含む場合、銀膜と、第1導電部材11と、の間に他の膜(例えばNi膜、Pd膜、またはTi膜など)が位置する。金属膜30の少なくとも一部は、銀を含む合金を含んでいても良い。
金属膜30は、光反射膜である。例えば、金属膜30の反射率は、第1導電部材11の反射率よりも高い。反射率は、後述する発光素子から放出される光のピーク波長における反射率である。
金属膜30は、第1金属膜31、第2金属膜32及び第3金属膜33を含む。第1金属膜31、第2金属膜32及び第3金属膜33は、金属膜30に含まれる複数の領域(第1~第3金属領域)に対応する。第1金属膜31は、第1導電部材11上に位置する。第2金属膜32は、第2導電部材12上に位置する。第3金属膜33は、基体21上に位置する。第1金属膜31、第2金属膜32及び第3金属膜33は、互いに連続している。例えば、第1金属膜31は、第1導電部材11と電気的に接続される。第2金属膜32は、第2導電部材12と電気的に接続される。
この例では、金属膜30は、例えば、壁部25の上面25p、及び、壁部25の側面25sにも設けられる。壁部25の側面25sは、X-Y平面に沿う方向と交差する。側面25sは、凹部50dの内側面の少なくとも一部である。
金属膜30は、第4金属膜34及び第5金属膜35をさらに含んでも追い。第4金属膜34は、壁部25の上面25pに設けられる。第5金属膜35は、X-Y平面に沿う方向において、壁部25の側面25sを被覆している。第4金属膜34及び第5金属膜35は、金属膜30に含まれる複数の領域(第4金属領域及び第5金属領域)に対応する。第4金属膜34及び第5金属膜35は、第1金属膜31、第2金属膜32及び第3金属膜33と連続する。
パッケージ部材を準備する工程(ステップS110、図1参照)において、このような構成を有するパッケージ部材51が準備される。実施形態に係るパッケージの製造方法は、パッケージ部材51を形成する工程の少なくとも一部を含んでも良い。
図6は、第1実施形態に係るパッケージの製造方法を例示する模式図である。
図6は、レーザ照射工程(ステップS120、図1参照)を例示している。図6に示すように、第3金属膜33の少なくとも一部にレーザ光61を照射する。レーザ光61の照射により、第1金属膜31と第2金属膜32とが、互いに電気的に分離されるように、第3金属膜33の一部が除去される。
レーザ光61の波長は、例えば、193nm以上10.6μm以下である。レーザ光61は、例えば、エキシマレーザ、YAGレーザ、またはCOレーザなどから出射される。
レーザ光61とパッケージ部材51との間のX-Y平面内における相対的な位置を変更する。例えば、レーザ光61が、X-Y平面に沿って走査される。レーザ光61が、パッケージ部材51の所望の位置に照射される。
レーザ光61が照射された位置において、金属膜30が局所的に消失する。これは、例えば、アブレーションに基づく。例えば、レーザ光61の照射により、金属膜30の一部の温度が、局所的に上昇する。例えば、金属膜30の一部において、分解、及び/または、気化、及び/または、蒸散が生じる。これにより、金属膜30の第1金属膜31と第2金属膜32とが、互いに電気的に分離されるように、第3金属膜33の一部が除去される。
1つの例において、レーザ光61は、基体21上に位置する第3金属膜33に照射され、第1金属膜31及び第2金属膜32に照射されなくても良い。レーザ光61が照射された第3金属膜33が消失し、第1金属膜31及び第2金属膜32が残る。第3金属膜33が消失することにより、第1金属膜31及び第2金属膜32が電気的に分離される。
別の例において、レーザ光61は、第3金属膜33、第1金属膜31及び第2金属膜32に照射されても良い。既に説明したように、例えば、第1導電部材11及び第2導電部材12の熱伝導率は、基体21の熱伝導率よりも高い。このため、レーザ光61が第3金属膜33、第1金属膜31及び第2金属膜32に照射された場合に、第1金属膜31及び第2金属膜32の温度は、第3金属膜33の温度に比べて上昇し難い。これは、第1金属膜31及び第2金属膜32の熱が、第1導電部材11及び第2導電部材12を介して放熱され易いためである。このため、レーザ光61が、第3金属膜33、第1金属膜31及び第2金属膜32に照射された場合において、第3金属膜33が選択的に除去される。第1金属膜31及び第2金属膜32は、レーザ光の照射によって除去されずに残る。
図6の例において、レーザ光61の焦点は、Z軸方向に沿って変化しても良い。例えば、パッケージ部材51が凹凸を有する場合がある。図6に示す例においては、壁部25が設けられており、パッケージ部材51は、凹部50dを有する。例えば、凹部50dの底部50bと、壁部25の上面25pと、において、高さ(Z軸方向に沿う位置)が異なる。金属膜30が、レーザ光61の焦点に位置する場合に、金属膜30が消失する。金属膜30がレーザ光61の焦点から離れると、金属膜30は消失し難い。
例えば、レーザ光61の焦点を、パッケージ部材51(金属膜30)の凹凸に沿ってZ軸方向に変化させる。これにより、所望の高さ位置の金属膜30を除去できる。
例えば、壁部25の材料が基体21の材料と同じ場合がある。この場合において、レーザ光61の焦点の高さ方向の位置が、基体21上の金属膜30(第3金属膜33)に位置すると、第3金属膜33は、除去される。このとき、例えば、レーザ光61の焦点の高さ方向の位置を変えないでレーザ光61が壁部25の上面25pの第4金属膜34に照射されると、第4金属膜34は除去されない。一方、レーザ光61の焦点の高さ位置が、壁部25の高さの変化に応じて変更されてレーザ光61の焦点の位置を第4金属膜34に合わせることで、第4金属膜34も除去される。
レーザ光61のパッケージ部材51に対する相対的な位置は、任意の方向に沿って変更することが可能である。例えば、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の少なくともいずれかの成分を含む方向において、レーザ光61とパッケージ部材51との間の相対的な位置が変更可能である。レーザ光61の照射において、種々の変更が可能である。従って、金属膜30の除去において、種々の変形が可能である。
実施形態においては、第3金属膜33の少なくとも一部が除去され、さらに、必要に応じて金属膜30の第4金属膜34又は第5金属膜35の一部が除去される。これにより、第1金属膜31及び第2金属膜32が電気的に分離される。これにより、パッケージが得られる。
実施形態に係る製造方法においては、金属膜30の成膜(例えばスパッタ)と、レーザ光61の照射と、により、金属膜30が所望の形状に加工できる。レーザ光61の照射により、基体21の上の第3金属膜33が選択的に除去される。これにより、第1金属膜31及び第2金属膜32が互いに電気的に分離される。例えば、成膜とエッチングを用いる場合に比べて、この製造方法においては、金属膜30を所望の形状に、高い生産性で加工できる。これにより、パッケージ及び発光装置に、高反射率を有する金属膜30を高い生産性で導入できる。実施形態によれば、生産性を向上可能な高反射率のパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法を提供できる。
実施形態に係る製造方法においては、例えば、エッチングを用いないため、エッチングに用いたエッチャントによる金属膜30(Agなど)への悪影響が抑制される。これにより、例えば、Ag膜の劣化(化学的変化など)を抑制できる。金属膜30において、高い反射率が維持し易くなる。また、マスクを形成する工程も不要となる。
実施形態に係る製造方法においては、例えば、金属膜30の加工において、高い精度が得られる。例えば、第1金属膜31及び第2金属膜32などの面積を大きくできる。より高い反射率が得られる。さらに、高い放熱性が得られる。
図7及び図8は、第1実施形態に係るパッケージを例示する模式図である。
図7は、図8の矢印AR方向から見た平面図である。図8は、図7のVIII-VIII線端面図である。パッケージ110は、例えば、上記の製造方法により得られる。パッケージ110は、第1導電部材11、第2導電部材12、基体21、第1金属膜31及び第2金属膜32を含む。第1金属膜31及び第2金属膜32は、互いに電気的に分離されている。例えば、パッケージ110に後述する発光素子が固定される。第1導電部材11は、例えば、発光素子のアノード及びカソードの一方となる。第2導電部材12は、例えば、発光素子のアノード及びカソードの他方となる。
パッケージ110においては、壁部25の側面25sに設けられた第5金属膜35の一部が除去される。例えば、凹部50dの底部50bに近い第5金属膜35の一部(下端領域)が、図7に示すように、壁部25に沿って連続して除去される。これにより、第5金属膜35の残部と、第1金属膜31と、が、互いに電気的に分離される。第5金属膜35の残部と、第2金属膜32と、が、互いに電気的に分離される。更に、第3金属膜33が除去されていることにより、第1金属膜31と、第2金属膜32と、が互いに電気的に分離される。図7に示す例では、第3金属膜33は、全てが除去されている。
例えば、図6に関して説明した工程において、レーザ光61の焦点の高さ方向の位置が、第3金属膜33の高さ位置にある状態で、レーザ光61を第3金属膜33に照射することで、第3金属膜33が除去される。このとき、例えば、レーザ光61の焦点の高さ方向の位置を実質的に変えないでレーザ光61が、第5金属膜35のうちの少なくとも下端領域に照射される。焦点の高さ方向の位置は、第5金属膜35の下端領域の高さ方向と実質的に同じである。この場合、第5金属膜35の下端領域は、除去される。
この例において、レーザ光61は、第1金属膜31及び第2金属膜32に照射されてもよい。レーザ光61が照射された場合においても、第1金属膜31及び第2金属膜32の下に位置する第1導電部材11及び第2導電部材12の高い熱伝導率によって放熱されるため、第1金属膜31及び第2金属膜32は、残る。
この例において、レーザ光61は、第4金属膜34に照射されても良い。レーザ光61の焦点の高さ位置が、第4金属膜34の高さ位置と異なるため、第4金属膜34が残る。
この例において、レーザ光61は、第5金属膜35の上側領域に照射されても良い。レーザ光61の焦点の高さ位置が、第5金属膜35の上側領域の高さ位置と異なるため、第5金属膜35の上側領域は残る。
例えば、後述する発光素子が底部50bに設けられる。壁部25の側面25sに設けられる第5金属膜35の少なくとも一部が残ることで、発光素子から放出された光が、第5金属膜35で反射する。第5金属膜35の反射率は、樹脂部材よりも高い。そのため高い光取り出し効率が得られる。
図9及び図10は、第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式図である。
図9は、図10の矢印AR方向から見た平面図である。図10は、図9のX-X線端面図である。パッケージ111においても、第1導電部材11、第2導電部材12、基体21、第1金属膜31及び第2金属膜32が設けられる。この例においても、第1金属膜31及び第2金属膜32は、互いに電気的に分離されている。パッケージ111においては、第3金属膜33の一部が残っている。詳細には、第1金属膜31と第2金属膜32の間の樹脂部材の基体21の上において、第1金属膜31と繋がる一部と、第2金属膜32の一部と繋がるように、第3金属膜33の一部が残っている。
例えば、図6に関して説明した工程において、第3金属膜33の一部にレーザ光61が照射される。これにより、第1金属膜31と第2金属膜32とが向かい合う領域において、第1金属膜31が第2金属膜32から離れる。さらに、壁部25に沿って第5金属膜35の一部が除去される。これにより、第1金属膜31及び第2金属膜32が電気的に分離される。この例においては、例えば、第1金属膜31及び第2金属膜32を電気的に分離するために必要な箇所の金属膜30が選択的に除去される。パッケージ111の製造方法においては、第3金属膜33の全体にレーザ光61を照射する場合に比べて、例えば、レーザ光61の照射の時間が短くできる。パッケージ111の製造方法においては、第1金属膜31及び第2金属膜32の少なくとも一部にレーザ光61を照射する場合に比べて、例えば、レーザ光61の照射の時間が短くできる。さらに高い生産性が得られる。
図11は、第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的平面図である。
図11は、図5の矢印AR方向から見た状態に対応する平面図である。パッケージ120においても、第1導電部材11、第2導電部材12、基体21、第1金属膜31及び第2金属膜32が設けられる。この例においては、壁部25が設けられ、その上に、第4金属膜34及び第5金属膜35が設けられている。
基体21の上に形成された第3金属膜33(図11では図示しない)がレーザ光61の照射により除去されている。この例では、X軸方向に沿って金属膜30が除去されることで、第3金属膜33が除去される。さらに、レーザ光61は、X軸方向に沿って走査され、第4金属膜34の一部及び第5金属膜35の一部にも照射される。例えば、レーザ光61の焦点の高さ方向の位置が、第4金属膜34及び第5金属膜35の高さ方向の位置に応じて変更される。これにより、レーザ光61が照射された第4金属膜34の一部及び第5金属膜35の一部が除去される。第4金属膜34の一部及び第5金属膜35の一部の除去により、第1金属膜31及び第2金属膜32が、互いに電気的に分離される。第4金属膜34及び第5金属膜35は、第1金属膜31と連続する部分と、第2金属膜32と連続する部分と、の2つに分離される。
この例において、第1導電部材11から第2導電部材12に向かう方向は、X軸方向と交差し、Z軸方向と交差する。第1導電部材11から第2導電部材12に向かう方向と交差する方向に沿ってレーザ光61を走査することで、第3金属膜33、第4金属膜34の上記の一部、及び、第5金属膜35の上記の一部が除去される。
図12は、第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的平面図である。
図12は、図5の矢印AR方向から見た状態に対応する平面図である。パッケージ121においては、第4金属膜34が除去される。これ以外のパッケージ121の構成は、パッケージ120の構成と同様である。
パッケージ121においては、第3金属膜33及び第4金属膜34が、レーザ光61の照射により除去される。そして、第5金属膜35の一部(X軸方向において第3金属膜33と連続する部分)が、除去される。第1金属膜31及び第2金属膜32が、互いに電気的に分離される。第5金属膜35の別の一部は、残る。
パッケージ121においては、壁部25の上面25pの第4金属膜34が除去される。壁部25の上面25pに設けられる第4金属膜34が残っていると、第4金属膜34他の導電部材と電気的にショートし易い場合がある。第4金属膜34を除去することで、ショートなどが抑制できる。
図13は、第1実施形態に係る別のパッケージを例示する模式的断面図である。
図13に示すように、本実施形態に係るパッケージ130は、平板状である。この例においても、パッケージ130は、第1導電部材11、第2導電部材12、基体21、第1金属膜31及び第2金属膜32を含む。パッケージ130においても、第3金属膜の少なくとも一部にレーザ光61を照射して、第3金属膜33の少なくとも一部を除去する。これにより、第1金属膜31及び第2金属膜32は、互いに電気的に分離される。
(第2実施形態)
本実施形態は発光装置の製造方法に係る。本製造方法は、例えば、パッケージを形成する工程と、パッケージに発光素子を固定する工程と、を含む。パッケージを形成する工程は、第1実施形態に係る製造方法、及び、その変形の製造方法を含む。
図14は、第2実施形態に係る発光装置を例示する模式的端面図である。
図14に示す発光装置210は、第1実施形態に係る製造方法で製造されたパッケージ(この例では、パッケージ120)を含む。発光装置210は、発光素子70をさらに含む。
発光素子70は、例えば、パッケージ120(パッケージ部材51)の凹部50dの底部50bに固定される。例えば、発光素子70は、第1金属膜31及び第2金属膜32の一方の上に置かれる。この例では、発光素子70は、第1金属膜31の上に置かれる。
発光素子70は、例えば、半導体発光素子(例えばLED)である。発光素子70は、例えば、n型半導体層71、p型半導体層72、及びその間に位置する発光層73を含む。また、サファイアなどの絶縁性基板を備えていてもよい。この例では、第1金属膜31とp型半導体層72との間にn型半導体層71が位置する。
この例では、第1電極71e及び第2電極72eがさらに設けられている。第1電極71eは、n型半導体層71と電気的に接続される。第2電極72eは、p型半導体層72と電気的に接続される。第1ワイヤ81及び第2ワイヤ82がさらに設けられている。この例では、第1ワイヤ81は、第1電極71eと第1金属膜31とを電気的に接続する。第2ワイヤ82は、第2電極72eと第2金属膜32とを電気的に接続する。
発光装置210において、第1導電部材11と第2導電部材12との間に電圧が印加される。これらの導電部材を介して、発光素子70に電流が供給され、発光素子70の発光層73から光が放出される。
これらの半導体層は、例えば、窒化物半導体を含む。窒化物半導体は、例えば、InAlGa1-x-yN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を含む。
図15は、第2実施形態に係る別の発光装置を例示する模式的断面図である。
図15に示すように、発光装置211は、封止部材83を含む。発光装置211におけるこれ以外の構成は、発光装置210の構成と同様である。発光装置211の製造方法は、例えば、パッケージを形成する工程、及び、パッケージに発光素子70を固定する工程に加え、封止部材83を形成する工程をさらに含む。
封止部材83は、例えば、複数の波長変換粒子86と、樹脂部85と、を含む。複数の波長変換粒子86の少なくとも一部の周りに、樹脂部85が設けられる。例えば、樹脂部85に複数の波長変換粒子86が分散される。複数の波長変換粒子86は、例えば、蛍光体粒子である。樹脂部85は、例えば、シリコーン樹脂またはエポキシ樹脂などの樹脂を含む。波長変換粒子を含む封止部材83を設けることで、発光素子70から放出された光の波長が変換される。例えば、発光素子70から青色光が放出され、波長が変換されて、発光装置211において、例えば、白色光が得られる。封止部材83により、発光素子70が保護される。
封止部材83を形成する工程は、例えば、樹脂部85となる樹脂液に複数の波長変換粒子86が分散される。この樹脂液を発光素子70の上に塗布した後、樹脂液を固体化させる。これにより、封止部材83が得られる。実施形態において、封止部材83を形成する方法は任意である。
実施形態において、封止部材83は、複数の波長変換粒子86を含まなくても良い。この場合、例えば、封止部材83は、発光素子70を保護する。また、封止部材83は、図15に示すように、凹部50d内のみに配置してもよいし、壁部25の上面25pを被覆するように配置してもよい。壁部25の上面25pに第4金属膜34が形成されている場合、封止部材83で保護することができる。また、第4金属膜34は、封止部材83で覆われ覆われない場合、外部に露出されていることになる。そのため、第4金属膜34を極性を示すカソードマーク又はアノードマークとして機能させることができる。壁部25の上面25pにおいて、薄い膜厚の封止部材83が形成されている場合も、封止部材83を介して第4金属膜34を視認することができる場合も、同様に機能させることができる。
以下、実施形態に係る製造方法により製造されたパッケージの表面の構造の例について説明する。
図16は、実施形態に係るパッケージの表面の高さを例示するグラフである。
図16は、基体21及び第1金属膜31の表面の凹凸の評価結果を例示している。横軸は、X軸方向における位置pX(μm)である。縦軸は、Z軸方向における位置pZ(μm)である。位置pZは、表面の高さ(深さ)に対応する。図16には、基体21及び第1金属膜31の境界の近傍の評価結果が示されている。この例では、第1金属膜31は、厚さが約1μmのAg膜である。基体21の材料は、シリコーン樹脂である。試料において、基体21の上、及び、導電部材(第1導電部材11及び第2導電部材12)の上に、金属膜30(Ag膜)が形成され、基体21の上の金属膜30にレーザ光61が照射されて金属膜30の一部が除去されている。これにより、基体21の表面が露出される。
図16に示すように、基体21の表面に凹凸が形成されている。凹凸の高低差(深さ)は、約0.5μmである。凹凸の凸部どうしの間隔は、約8μmである。この凹凸(溝)は、レーザ光61の照射により形成されたと考えられる。例えば、レーザ光61の走査のピッチに対応した溝が基体21の表面に形成されたと考えられる。
例えば、図15に関して説明した封止部材83が設けられた場合に、上記の凹凸(溝)により、基体21と封止部材83との間の密着性が向上する。
実施形態によれば、生産性を向上可能な高反射率のパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法を提供できる。
なお、本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、パッケージ及び発光装置の製造方法で用いられる、導電部材、金属膜、レーザ及び発光素子などのそれぞれの具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述したパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全てのパッケージの製造方法及び発光装置の製造方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
11、12…第1、第2導電部材、 21…基体、 25…壁部、 25a、25b…領域、 25p…上面、 25s…側面、 30…金属膜、 31~35…第1~第5金属膜、 50…部品、 50b…底部、 50d…凹部、 51…パッケージ部材、 61…レーザ光、 70…発光素子、 71…n型半導体層、 71e…第1電極、 72…p型半導体層、 72e…第2電極、 73…発光層、 81、82…第1、第2ワイヤ、 83…封止部材、 85…樹脂部、 86…波長変換粒子、 110、111、120、121、130…パッケージ、 210、211…発光装置、 AR…矢印、 pX、pZ…位置

Claims (2)

  1. 第1導電部材と、第2導電部材と、前記第1導電部材と前記第2導電部材との間に位置する基体と、前記第1導電部材と前記第2導電部材と前記基体とを連続して被覆する金属膜と、を含み、前記金属膜は、前記第1導電部材上の第1金属膜と、前記第2導電部材上の第2金属膜と、前記基体上の第3金属膜と、を含むパッケージ部材であって、前記パッケージ部材は、壁部及び底部を備えた凹部を有し、前記壁部は絶縁性であり、前記部において前記第1導電部材、前記第2導電部材及び前記基体が設けられ、前記金属膜は、前記壁部の上面に配置される第4金属膜と、前記壁部の側面に配置される第5金属膜と、を含み、前記金属膜の反射率は前記第1導電部材の反射率よりも高い、前記パッケージ部材を準備する工程と、
    前記第3金属膜の少なくとも一部にレーザ光を照射して前記第3金属膜の少なくとも一部を除去し、前記第1金属膜と前記第2金属膜とを互いに電気的に分離する、レーザ照射工程と、
    を備え、
    前記レーザ照射工程は、前記第3金属膜の全てを除去する工程を含み、
    前記レーザ照射工程は、前記第5金属膜の一部にレーザ光を照射して前記第5金属膜の前記一部を除去し、前記第1金属膜又は前記第2金属膜と、前記第5金属膜とを互いに電気的に分離する工程を含む、発光素子が固定されるパッケージの製造方法。
  2. 請求項1記載のパッケージの製造方法の工程と、
    前記パッケージの上面に前記発光素子を固定する工程と、
    を備えた、発光装置の製造方法。
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