JP7086328B2 - 下肢装具 - Google Patents

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Description

本発明は、下肢麻痺者の歩行を補助するための下肢装具のパワーアシスト装置及び下肢装具に関する。
下肢麻痺者の歩行を補助するための下肢装具として、歩行時に膝関節を固定し、股関節を屈伸させて左右の長下肢を交互に前後させ交互歩行を行うものが提案されている。(例えば、特許文献1)
しかし、従来の長下肢装具は足関節が固定されており、両下肢を平行に保とうとすると骨盤が回旋する。また、下肢の振り出しを補助する機構がないため、骨盤の回旋を振り出しに利用する。これにより、歩行時の消費エネルギーが大きくなるという問題があった。
そこで、足継手と股継手を連動させ、下肢を振り出したときにも足底が地面に対して平行となるようにし、足継手の背屈モーメントを反対側の股継手の屈曲モーメントに利用する長下肢装具が提案された(特許文献2)。
元田英一 他,対麻痺用新歩行装具HALO(Hip and Ankle Linked Orthosis)の歩行効率,日本義肢装具学会誌,Vol.23,No.1,pp.65-70,2007.
特開平11-42259号 特許第3736841号公報 特開2016-42927号公報
特許文献2に記載の技術によれば、骨盤の回旋運動は健常者の歩行と同程度に小さくなったが、歩行時の消費エネルギーは健常者の歩行エネルギーの約5倍と、未だに大きなものであった(非特許文献1)。
また、アクチュエータを備え大腿部に動力を伝達しパワーアシストを行う歩行アシスト装置も提案されている(特許文献3)が、左右に1つずつ計2つのアクチュエータを備えた構成であり、装置が重くなるとともに、それぞれのアクチュエータを制御する必要であった。
そこで、本発明では、モータを1つだけ用いて下肢装具の使用者の歩行時の消費エネルギーを低減することができる下肢装具のパワーアシスト装置及び下肢装具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、少なくとも大腿部を支持し、股関節により回動可能に接続された左右の下肢支持体を備えたパワーアシスト装置を備えた下肢装具であって、前記パワーアシスト装置は、使用者の股下に配置され、一方の下肢支持体に対して固定されるモータと、前記モータの回転を、前記下肢支持体を前方に付勢する方向へ変換して伝達する伝達手段と、前記モータの駆動方向の切り換えを行う制御手段と、を備え、前記下肢装具は、股関節により回動可能に接続された左右の下肢支持体と、前記下肢支持体それぞれに対して揺動可能に接続された左右の足部と、を備え、前記下肢支持体それぞれに接続された足部と、歩行時に足底が歩行面に対して平行となるように連動するように、前記下肢支持体と足部とを連結する連結手段を備えた長下肢装具であり、前記股関節は、同一回転軸上を回転可能な左右に配置された2つのプーリーを組み合わせて形成されており、前記プーリーにはそれぞれ左右反対側の足関節と連結されたワイヤが巻回され、当該ワイヤの先端は、一端が前記プーリーに対応する足部の踵部に、他端が当該足部の足先部に、それぞれ連結されており、右側のプーリーは左下肢支持体と、左側のプーリーは右下肢支持体と、それぞれ連動して回動する構造を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の下肢装具において、使用者の歩行状態を検知する状態検知手段を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の下肢装具において、前記状態検知手段は、左右の足底に設けられた荷重センサである、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明では、請求項2または請求項3に記載の下肢装具において、前記パワーアシスト装置の制御手段は、前記状態検知手段から送出される信号に基づいて、使用者の歩行状態を判断し、モータの駆動方向を切り換える、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の下肢装具において、下肢装具のパワーアシストの開始及び動作の切り換えを行うための作動スイッチを備えた、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、伝達手段により一方の下肢支持体に対して固定されるモータの回転を、下肢支持体を前方に付勢する方向へ変換して伝達し、制御手段によりモータの駆動方向の切り換えを行って歩行を補助することができる。これにより、モータを1つだけ用いて下肢装具の使用者の歩行時の消費エネルギーを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、状態検知手段により使用者の歩行状態を検知して、歩行状態に応じた制御を行うことができる。
請求項3に記載の発明のように、状態検知手段として、左右の足底に設けられた荷重センサを用いることができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御手段は、状態検知手段から送出される信号に基づいて、使用者の歩行状態を判断し、モータの駆動方向を切り換えることにより、遊脚と支持脚とを切り換えて、歩行を進めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、使用者は作動スイッチを操作することにより、下肢装具のパワーアシストの開始及び動作の切り換えを行うことができる。
パワーアシスト装置を装着する下肢装具の側面図である。 下肢装具及びパワーアシスト装置の装着状態を示す正面図である。 パワーアシスト装置の構造を示す斜視図である。内部構造を説明するために、一部内部を示す。 伝達機構を示す説明図である。 制御装置の構成を示す説明図である。 実施例における体重心の移動についてモータ駆動有とモータ駆動なしとでの比較を行った結果を示す説明図である。 実施例における使用者の足及び杖の床反力を測定についてモータ駆動有とモータ駆動なしとでの比較を行った結果を示す説明図である。
本発明の下肢装具のパワーアシスト装置について、図1ないし図4を参照して説明する。なお、以下の説明において、「左」は使用者の左足方向、「右」は使用者の右足方向を示す。正面図は使用者と正対する方向から見た図であり、図中の左右と説明における左右の表現とは異なる場合がある。
本発明のパワーアシスト装置1を使用する下肢装具として、例えば、以下に示すような非特許文献1や特許文献2などに開示された方式の長下肢装具を用いることができる。
図1に示すように、長下肢装具2は、左下肢支持体20、右下肢支持体30、股関節40、左ボーデンケーブル51、右ボーデンケーブル52を備えている。
左下肢支持体20は、使用者の大腿部を支持する大腿部材21(図2)、脛部を支持する脛部材22、左足関節23及び左足部24を備えている。
大腿部材21と脛部材22とは、歩行の際は固定されている。左足部24は、左足関節23により左足部24が脛部材22に対して回転可能に連結されている。
右下肢支持体30は、左下肢支持体20と同様の構成の、大腿部材31、脛部材32、右足関節33及び右足部34を備えている。
ここで、本発明のパワーアシスト装置1を用いるときには、左足部24の足底及び右足部34の足底に後述する状態検知手段を配置する。
股関節40は、左下肢支持体20の大腿部21と右下肢支持体30の大腿部31とを相対的に回転可能に支持する。
股関節40は、左下肢支持体20に接続されるコネクタ41、右下肢支持体30に接続されるコネクタ42、コネクタ41と一体的に回転する左プーリー43及びコネクタ42と一体的に回転する右プーリー44を備えている。
左プーリー43は、コネクタ41と一体的に形成されているクランク部45に固定されている。
右プーリー44は、コネクタ42に接続された回転軸46に固定されている。回転軸46先端は、コネクタ41に回転可能に支持されている。回転軸46は左プーリー43に挿通されており、左プーリー43の回転中心となる。
左プーリー43及び右プーリー44は、同軸であり、左下肢支持体20及び右下肢支持体30から見るとそれぞれ左右が交差して配置されている。
左プーリー43及び右プーリー44は、上述のように構成されているので、左プーリー43は左下肢支持体20の大腿部21と、右プーリー44は右下肢支持体30の大腿部31と、それぞれ一体として回転する。
左ボーデンケーブル51は、股関節40側のボーデンケーブルホルダ16及び足関節側のボーデンケーブルホルダ25に支持されており、ワイヤ51aは、一端が左足部24の踵部24aに、他端が左足部24の足先部24bに固定され、右プーリー44に巻回されている。
右ボーデンケーブル52は、股関節40側のボーデンケーブルホルダ17及び足関節側のボーデンケーブルホルダ35に支持されており、ワイヤ52aは、一端が右足部34の踵部34aに、他端が右足部34の足先部34bに固定され、左プーリー43に巻回されている。
上述の構成の長下肢装具2によれば、例えば、支持脚として作用している左下肢支持体20で体重を前に移動し、その左足関節23を底屈から背屈に向かわせることにより、体重の移動のみで遊脚として作用している右下肢支持体30を前方に振り出すことができる。また、左足部24及び右足部34の足底が歩行中も地面と平行に制御されることから、腰の回旋等の動作が不要となり、使用者の消費エネルギーを低減することができる。
パワーアシスト装置1は、図2に示すように、左下肢支持体20の大腿部21と右下肢支持体30の大腿部31とに取り付けられて、使用者の股下に配置される。
図3、4に示すように、パワーアシスト装置1は、モータユニット10、モータ11の回転力をプーリーに伝達する伝達手段と、モータ11を駆動するための図示しない電源及び制御装置(図5)を備えている。
モータユニット10は、モータ11、ギアボックス12、カップリング機構13、ベゼルピニオン14を備えている。ここで、ギアボックス12、カップリング機構13、ベゼルピニオン14及びベゼルギア15がモータ11の回転を右プーリー44に伝達する伝達手段を構成する。モータユニット10は、左下肢支持体20の大腿部21に接続されるコネクタ41に固定される。ここで、伝達手段としては、ウォームギアなど公知の各種構成を採用することもできる。
ベゼルピニオン14は右プーリー44と左プーリー43との間に設けられ、モータ11に接続されている。ベゼルギア15は右下肢支持体30の回転軸46に固定されている。ベゼルピニオン14及びベゼルギア15は、モータ10の水平方向の回転をプーリーの回転方向に変換して、右プーリー44に伝達する。例えば、ベゼルピニオン14が図中のA方向に回転すると、ベゼルギア15がB方向に回転し、それに伴い、回転軸46及び右プーリー44もB方向に回転する。
カップリング機構13はモータ11とベゼルピニオン14との間に介装されており、モータ11の回転軸からのずれを吸収する公知の構成からなる。
図5に示すように、制御装置は、上位コントローラとモータコントローラとを備え、使用者の状態を検知し、左下肢支持体20及び右下肢支持体30のモータ11による駆動を制御する。制御装置には、パワーアシスト装置1の作動スイッチ71と、使用者の状態を検知する状態検知手段と、がそれぞれ接続されている。
パワーアシスト装置1の作動スイッチ71は、歩行に使用するロフストランド杖60の把持部に設けられている。作動スイッチ71の操作により下肢装具のパワーアシストの開始及び動作の切り換えを行うことができる。
状態検知手段として、本実施形態では、左右それぞれの足底に設けられた荷重センサ70、70を採用する。各荷重センサの出力により、左右どちらの足関節に体重が乗っているかを検出することができ、左右どちらが遊脚かを検知することができる。
次に、パワーアシスト装置1による下肢装具のパワーアシスト方法について、図5を参照して説明する。立位では左右の下肢が並んでおり、使用者の体重は両足にほぼ均等にかかっている。ここでは、立位から、左下肢支持体20を支持脚、右下肢支持体30を遊脚として歩き出す動作について説明する。
使用者が、左手で保持するロフストランド杖60を用いて右足を振り出しながら左手で保持するロフストランド杖60の作動スイッチ71を操作すると、上位コントローラに起動信号が送信される。
このとき、右足の荷重センサ70の荷重信号が低下する。これにより、上位コントローラが、右足が遊脚となり、右足から歩行が開始されることを判断する。
続いて、上位コントローラからモータコントローラへ股関節の角速度の目標値が送出される。モータコントローラは、フィードバック制御を行い、目標値に従うようにモータ11を駆動する。ここで、上位コントローラからモータコントローラへは、股関節角度の目標値を送出するように制御することもできる。
モータ11が駆動すると、ベゼルピニオン14が回転し、ベゼルギア15により回転を垂直方向の回転に変換して、右下肢支持体30の右プーリー44を回転させる。これにより、右下肢支持体30と左下肢支持体20との相対角度を変化させることができる。ここで、ベゼルピニオン14の回転方向は、右下肢支持体30を前方に振り出す方向(以下、右正方向、という。)である。モータ11(モータユニット10)は、左下肢支持体20に固定されているので、支持脚である左足に対して右足を駆動することになる。右下肢支持体30は、右プーリー44の回転力により付勢され、前方に振り出される。このとき、右足の底部は股関節角度によらずに歩行面に対して平行である。
モータコントローラは、例えば、滑らかな歩行を行うために、股関節の角速度が時間に対してサインカーブを描くように制御する。また、角速度、股関節角度は、使用者の歩幅、歩行スピードなどあわせて適宜設定することができる。
続いて、振り出された遊脚である右足が接地して、上位コントローラにおいて右足の荷重センサ70の荷重信号により右足が接地したと判断されると、上位コントローラは、モータを右正方向から反転(左正方向)する。ここで、右足が接地したという判断は、閾値として使用者の体重を用い、例えば、右足の荷重センサ70の荷重信号が使用者の体重の少なくとも50%、好ましくは80%を超えたか否かで行うことができる。
支持脚が右足のときにモータが左正方向に駆動すると、右下肢支持体30を基準に左下肢支持体20が前方に振り出されることになる。そして、上述の制御を繰り返し、使用者の歩行を補助することができる。
そして、作動スイッチ71をもう一度操作することにより歩行を停止することができる。
ここで、作動スイッチ71を1回操作すると、右足を振り出して1歩進んで停止し、再度作動スイッチ71を操作するとモータ11の駆動方向が切り替わり左足を振り出して1歩進んで停止する、という構成を採用することもできる。また、左足、右足にそれぞれ対応する作動スイッチを左右に設けて、左右の作動スイッチを交互に操作する構成を採用することもできる。
本発明のパワーアシスト装置1は、短下肢装具と組み合わせて、大腿部のみを支持する下肢装具に適用することもできる。ここで、下肢装具では、大腿部と足関節とがリンクしていないので、ワイヤ及びプーリーが不要である。また、状態検知手段として荷重センサ70を用いない構成を採用することができる。このとき、モータ11が備えたエンコーダ11aにより使用者の歩行状態を検知してもよい。
(実施形態の効果)
本発明のパワーアシスト装置1及びパワーアシスト装置1を備えた下肢装具によれば、モータ11の回転を、ベゼルピニオン14、ベゼルギア15などから構成される伝達手段により左下肢支持体20または右下肢支持体30の大腿部を前方に付勢する方向へ変換して伝達し、制御手段によりモータ11の駆動方向の切り換えを行って歩行を補助することができる。これにより、モータを1つだけ用いて下肢装具の使用者の歩行時の消費エネルギーを低減することができる。
パワーアシスト装置の効果を確認するために、図2のようにパワーアシスト装置を装着し、モータを駆動した場合と、モータを駆動しない場合の消費エネルギーを比較した。使用者は、両腕に杖を持ち、姿勢の安定を図り、転倒を防止する。また、足の振り出しの際に、体重心が前方に移動するように杖を後方に押すことにも利用する。本実験では、健常者2名(21歳:172cm、63kg、29歳:179cm、69kg)を被験者とした。
モータ駆動のための股関節角速度は、サインカーブによる制御とした。下肢装具駆動時のモータ駆動トルクと股関節角度は、目標値に対して良好な追従を示した。
体重心の移動について、モータ駆動有とモータ駆動なしとでの比較を行った。図6の左列の3つの図がモータ駆動有の場合であり、右列のモータ駆動なしの場合である。矢状面進行方向、水平面横方向、鉛直方向ともにモータ駆動をした方が体重心の動揺が少なくなっている。特に、鉛直方向の体重心動揺の減少は、歩行についてのエネルギー効率向上に直結する。
床反力計を用いて、使用者の足及び杖の床反力を測定した。図7に示すように、杖の床反力(LC,RC)は、モータ駆動有の方が、進行方向、鉛直方向ともに減少している。これは、モータ駆動により杖への依存度が下がったことを示す。横方向の足の床反力(LF,RF)が減少しているのは、体幹の左右への動揺が減少したことを示す。
本発明のパワーアシスト装置を用いると、従来のものに比べ、歩幅が24%増加し、歩行速度が10%速くなった。また、重心動揺は水平方向に40%、鉛直方向に50%小さくなりよりスムースな歩行になっている。床反力にも装置の効果が表れ、進行方向や鉛直方向に杖で押す力が、30%から50%減少する結果となった。
上記の結果を歩行の消費エネルギーで比較すると、従来の下肢装具では、単位移動距離当たりの筋消費エネルギーが健常者のそれに対し約5倍に増加するのに対し、パワーアシスト装置を用いると約3倍まで低減でき、約40%の効率改善が確認された。
1…パワーアシスト装置
2…長下肢装具
10…モータユニット
11…モータ
11a…エンコーダ
12…ギアボックス
13…カップリング機構
14…ベゼルピニオン
15…ベゼルギア
16、17…ボーデンケーブルホルダ
20…左下肢支持体
21…大腿部材
22…脛部材
23…左足関節
24…左足部
24a…踵部
24b…足先部
25…ボーデンケーブルホルダ
30…右下肢支持体
31…大腿部材、
32…脛部材、
33…右足関節
34…右足部
34a…踵部
34b…足先部
35…ボーデンケーブルホルダ、
40…股関節
41、42…コネクタ
43…左プーリー
44…右プーリー
45…クランク部
46…回転軸
51…左ボーデンケーブル
51a…ワイヤ
52…右ボーデンケーブル
52a…ワイヤ
60…ロフストランド杖
70…荷重センサ
71…作動スイッチ

Claims (5)

  1. 少なくとも大腿部を支持し、股関節により回動可能に接続された左右の下肢支持体を備えたパワーアシスト装置を備えた下肢装具であって、
    前記パワーアシスト装置は、使用者の股下に配置され、
    一方の下肢支持体に対して固定されるモータと、
    前記モータの回転を、前記下肢支持体を前方に付勢する方向へ変換して伝達する伝達手段と、
    前記モータの駆動方向の切り換えを行う制御手段と、を備え、
    前記下肢装具は、
    股関節により回動可能に接続された左右の下肢支持体と、
    前記下肢支持体それぞれに対して揺動可能に接続された左右の足部と、
    を備え、
    前記下肢支持体それぞれに接続された足部と、
    歩行時に足底が歩行面に対して平行となるように連動するように、前記下肢支持体と足部とを連結する連結手段を備えた長下肢装具であり、
    前記股関節は、同一回転軸上を回転可能な左右に配置された2つのプーリーを組み合わせて形成されており、
    前記プーリーにはそれぞれ左右反対側の足関節と連結されたワイヤが巻回され、
    当該ワイヤの先端は、一端が前記プーリーに対応する足部の踵部に、他端が当該足部の足先部に、それぞれ連結されており、
    右側のプーリーは左下肢支持体と、左側のプーリーは右下肢支持体と、それぞれ連動して回動する構造を備えたことを特徴とする下肢装具。
  2. 使用者の歩行状態を検知する状態検知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の下肢装具。
  3. 前記状態検知手段は、左右の足底に設けられた荷重センサであることを特徴とする請求項2に記載の下肢装具。
  4. 前記パワーアシスト装置の制御手段は、前記状態検知手段から送出される信号に基づいて、使用者の歩行状態を判断し、モータの駆動方向を切り換えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の下肢装具。
  5. 下肢装具のパワーアシストの開始及び動作の切り換えを行うための作動スイッチを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の下肢装具。
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