JP7085713B2 - 廻り階段用縦ささら材、及び、廻り階段の施工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、木造住宅等の廻り階段用の側板(主として段板の両端部を固定するために、階段室の壁面に取り付けられる板)のうち、内側下部直側板と内側上部直側板との間に配置される縦長の側板(縦ささら材)、及び、この縦ささら材を用いた廻り階段の施行方法に関する。
木造住宅(一戸建て、或いは、集合住宅等)において施工される廻り階段は、図6(従来の一般的な木造住宅における廻り階段の平面図)に示すように、段板(直段板61、廻り段板58~60)と、これらの段板を支持する側板(内側上部直側板52、内側下部直側板53、外側上部直側板54、外側下部直側板55、上部廻り側板56、及び、下部廻り側板57)と、蹴込み板62とによって構成されている。
廻り階段を構成する段板や側板等の材料は、従来は現場において加工されていたが、近年では、作業効率の向上、施工時間の短縮を図るべく、工場にて事前に細かな加工を行ったプレカット材を現場に搬入して、必要に応じて(設計に合わせて)プレカット材を裁断して使用するという方法が採用されている。
図7は、従来の側板のプレカット材(外側直側板用のプレカット材71、及び、廻り側板用のプレカット材72)の一例を示す図である。図示されているように、これらのプレカット材71,72には、図6に示す直段板61、或いは、廻り段板58~60の端部を嵌合させるための横溝63、及び、蹴込み板62の端部を嵌合させるための縦溝64が、板厚寸法の約1/3の深さで形成されている。そして、設計に応じて、例えば図7に示す一点鎖線、或いは、破線の位置等で適宜裁断して、図6に示すような直側板52~55、及び、廻り側板56,57を取って使用される。
尚、図7に示すようなプレカット材71,72を用いて廻り階段を施工する場合、図6に示す廻り段板58~60のうち、中段の廻り段板59、及び、上段の廻り段板60の内側端部を、内側下部直側板53、或いは、内側上部直側板52によって支持させることは構造上困難であり、このため、内側上部直側板52と内側下部直側板53との間に、縦ささら材が配置されることになる。
但し、施工時において、階段室の壁面の出隅51(図6参照)の位置が、設計上の位置からいずれかの方向へずれてしまうことあるがという問題(施工上の誤差の問題)があり、そのような誤差が生じた場合には、縦ささら材を、現場の寸法に合わせて一から製作し、或いは、適宜加工して寸法を修正する必要があり、作業者において熟練した技能が求められるほか、施工時間が大幅に増加してしまうという問題がある。
尚、特許文献1(特開2015-209693号公報)には、上記のような施工上の誤差が生じた場合であっても、下側部材と上側部材との相対位置関係を調整することにより、そのようなギャップを無理なく収めることができる縦ささら材が開示されている。
特開2015-209693号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている縦ささら材を使用する場合においても、誤差に対応するための調製作業に手間がかかり、また、作業者においてある程度の技能が求められることになる。このため、より一層簡単に施工することができ、施工時間をより一層短縮できるような廻り階段の施工方法、及び、それを実現するための構成材料(完全プレカットの縦ささら材、及び、側板等)が求められている。
本発明は、このような従来技術における問題を解決しようとするものであって、廻り階段の施工に際し、完全プレカット材(現場において加工する必要がない材料)のみによって施工することができ、極めて効率よく、短時間で廻り階段を施工することができる廻り階段の施工方法、及び、その方法に用いられる縦ささら材を提供することを目的とする。
本発明に係る廻り階段用の縦ささら材は、少なくとも階段三段分の高さ寸法を有する縦長形状であって、平面形状及び水平断面形状がL字型となるように形成され、出隅部及び入隅部から階下側へ向かって延在する階下側部と、階上側へ向かって延在する階上側部とによって構成され、階下側部の外側表面に、中段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有し、中段の廻り段板の内側端部を、出隅部側から階下側端縁の方向へ進入させて支持することができる第一切欠溝が形成され、階上側部の外側表面に、上段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有し、上段の廻り段板の内側端部を、階上側端縁側から出隅部の方向へ進入させて支持することができる第二切欠溝が、階下側部の第一切欠溝から階段一段分上方の高さの位置に形成されていることを特徴としている。
尚、この廻り階段用の縦ささら材においては、階下側部の第一切欠溝の下方側に、中段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第一垂直段部が形成され、階上側部の第二切欠溝の下方側に、上段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第二垂直段部が形成されていることが好ましく、また、階上側部の階上側端縁側に、上段の廻り段板の一段上の直段板の段鼻部を支持するとともに、内側上部直側板の下部と係合させるための切欠段部が、階上側部の第二切欠溝から階段一段分上方の高さの位置に形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る廻り階段の施工方法は、上記のような廻り階段用の縦ささら材と、内側上部直側板と、内側下部直側板と、外側上部直側板と、外側下部直側板と、上部廻り雛側板と、下部廻り雛側板と、直段板と、三段の廻り段板とを使用して廻り階段を施工する方法であって、内側上部直側板、内側下部直側板、外側上部直側板、及び、外側下部直側板として、表面に、直段板の端部を嵌合させて支持するための横溝が形成されているものを使用し、上部廻り雛側板、及び、下部廻り雛側板として、階段一段分の高低差を有する上段側の水平天端面と下段側の水平天端面を有するものを使用し、まず、縦ささら材を階段室の壁面の出隅に取り付け、縦ささら材の取付後に、内側上部直側板を上段框と縦ささら材との間の壁面に、また、内側下部直側板を下階の床面と縦ささら材との間の壁面に取り付けるとともに、上部廻り雛側板の下段側の水平天端面、及び、下部廻り雛側板の上段側の水平天端面が、縦ささら材の階下側部の第一切欠溝の下側の水平段部と同じ高さとなる位置に、上部廻り雛側板、及び、下部廻り雛側板を取り付け、上部廻り雛側板及び下部廻り雛側板の取付後に、外側上部直側板を上段框と上部廻り雛側板との間の壁面に、また、内側下部直側板を下階の床面と下部廻り雛側板との間の壁面に取り付けるとともに、三段の廻り段板を取り付け、外側上部直側板及び外側下部直側板の取付後に、両端部を前記横溝内に嵌合させて直段板を取り付けることを特徴とし、三段の廻り段板を取り付ける際、下段の廻り段板の内側端部を、内側下部直側板の上端部、又は、縦ささら材の下端部において支持させるとともに、下段の廻り段板の外側端部を、下部廻り雛側板の下段側の水平天端面の上に載置して支持させ、中段の廻り段板の内側端部を、縦ささら材の第一切欠溝内に嵌合して支持させるとともに、中段の廻り段板の外側端部を、上部廻り雛側板の下段側の水平天端面と、下部廻り雛側板の上段側の水平天端面の上に載置して支持させ、上段の廻り段板の内側端部を、縦ささら材の第二切欠溝内に嵌合して支持させるとともに、上段の廻り段板の外側端部を、上部廻り雛側板の上段側の水平天端面の上に載置して支持させることを特徴としている。
尚、この廻り階段の施工方法においては、縦ささら材の取付位置を、上階のフロアレベルを基準として寸法を追い出して決定することが好ましく、また、三段の廻り段板が、その内側端部が設計通りの位置において支持されている場合において、各外側端部と階段室の壁面との間に、3~10mmの範囲内の隙間が形成されるような外形寸法に設定されていることが好ましい。この場合、三段の廻り段板の外側端部と壁面との間の隙間が隠れるように、三段の廻り段板の外側端部の上に、巾木を取り付けることが好ましい。
本発明に係る廻り階段の施工方法によれば、縦ささら材、側板、廻り段板、及び、直段板として、完全プレカット材のみを使用して(現場における修正加工を一切施すことなく)、極めて簡単な作業のみで廻り階段を施工することができ、しかも、階段室の壁面の出隅の位置が、設計上の位置から多少ずれてしまった場合であっても、誤差に対応するための特別な調整作業を行わずに、問題なく収めることができる。その結果、熟練者以外の者であっても簡単に施工することができ、従来の施工方法と比較して、施工時間を大幅に短縮することができる。
また、本発明に係る廻り階段用の縦ささら材を用いれば、上記のような廻り階段の施工方法を好適に実施することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る廻り階段用縦ささら材1(右廻り階段用)の斜視図である。 図2は、図1に示す廻り階段用縦ささら材1の平面図である。 図3は、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法において使用される側板(内側上部直側板2、内側下部直側板3、外側上部直側板4、外側下部直側板5、上部廻り雛側板6、及び、下部廻り雛側板7)の側面図である。 図4は、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法の説明図であって、図1に示す縦ささら材1、及び、図3に示す側板を、階段室の壁面に固定した状態を示す斜視図である。 図5は、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法の説明図であって、縦ささら材1、廻り雛側板6,7、及び、壁面33と、中段の廻り段板9との配置関係を示す図である。 図6は、従来の一般的な木造住宅における廻り階段の平面図である。 図7は、従来の側板のプレカット材(外側直側板用のプレカット材71、及び、廻り側板用のプレカット材72)の一例を示す図である。
本発明は、「廻り階段用縦ささら材」(第一実施形態)として実施することができるほか、この廻り階段用縦ささら材を用いた「廻り階段の施工方法」(第二実施形態)として実施することができる。以下、添付図面に沿って、本発明の各実施形態について説明する。
(第一実施形態:廻り階段用の縦ささら材)
図1は、本発明の第一実施形態に係る廻り階段用(三段の廻り段板を使用する右廻り階段用)の縦ささら材1の斜視図、図2はその平面図である。この縦ささら材1は、少なくとも階段三段分の高さ寸法を有する縦長形状であって、平面形状及び水平断面形状がL字型となるように形成されており、出隅部11及び入隅部12から階下側(図2において右側)へ向かって延在する階下側部13と、階上側(図2において上方側)へ向かって延在する階上側部14とによって構成されている。
階下側部13の外側表面には、縦ささら材1の下端部から階段一段分上方の高さの位置に、第一切欠溝13a(図1(1)において符号13aとともに斜線で示す部分)が形成されている。この第一切欠溝13aは、出隅部11側から階下側端縁15の方向へ向かって所定の位置まで、また、所定の深さ(階下側部13の外側表面から板厚寸法の約1/3の深さ)まで形成されている。そして、この第一切欠溝13aは、後述する中段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有しており、中段の廻り段板の内側端部を、出隅部11側から階下側端縁15の方向へ進入させることができるようになっている。
また、この第一切欠溝13aは、中断の廻り段板の鼻の出寸法に対応した寸法の水平段部13bを下側に有しており、中段の廻り段板の内側端部を最奥部13cまで進入させた際に、その段鼻部を支持できるように構成されている。更に、第一切欠溝13a(水平段部13bの後端部)の下方側には、中段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第一垂直段部13dが形成されている。
一方、階上側部14の外側表面には、縦ささら材1の下端部から階段二段分上方(第一切欠溝13aから階段一段分上方)の高さの位置に、第二切欠溝14a(図1(1)において符号14aとともに斜線で示す部分)が形成されている。この第二切欠溝14aは、階上側端縁16側から出隅部11の方向へ向かって所定の位置まで、また、所定の深さ(階上側部14の外側表面から板厚寸法の約1/3の深さ)まで形成されている。そして、この第二切欠溝14aは、後述する上段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有しており、上段の廻り段板の内側端部を、階上側端縁16側から出隅部11の方向へ進入させることができるようになっている。
また、この第二切欠溝14aは、上段の廻り段板の鼻の出寸法に対応した寸法の水平段部14bを下側に有しており、上段の廻り段板の内側端部を最奥部14cまで進入させた際に、その段鼻部を支持できるように構成されている。更に、第二切欠溝14a(水平段部14bの後端部)の下方側には、上段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第二垂直段部14dが形成されている。
階上側部14の階上側端縁16側には、縦ささら材1の下端部から階段三段分上方(第二切欠溝14aから階段一段分上方)の高さの位置に、上段の廻り段板の一段上の直段板の段鼻部を支持するとともに、後述する内側上部直側板の下部と係合させるための切欠段部17が形成されている。また、階下側部13、及び、階上側部14には、外側表面から所定の深さ(板厚寸法の約1/2の深さ)まで穿設されたビス孔18が形成されている。
本実施形態の縦ささら材1は、一本の木製の角材をカットし、削り出して製造することもできるが、図1(2)に示すような形状にそれぞれ加工した第一の板材Aと第二の板材Bとを、L字型に接合することによって製造することもできる。尚、上記実施形態においては、右廻り階段用の縦ささら材1について説明したが、図1に示したものと鏡面対称的な形状とすることにより、左廻り階段用の縦ささら材として構成することができる。
(第二実施形態:廻り階段の施工方法)
図3は、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法において使用される側板の側面図であり、図4は、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法の説明図である。ここでは、本発明に係る廻り階段の施工方法の一例として、図1に示す縦ささら材1、図3に示す側板(内側上部直側板2、内側下部直側板3、外側上部直側板4、外側下部直側板5、上部廻り雛側板6、及び、下部廻り雛側板7)、及び、三段の廻り段板等を使用して、右廻り階段(階下側から見て階上側が右方向へ廻る階段)を施工する方法を説明する。
まず、図1及び図2に示す縦ささら材1を、入隅部12が壁側となる向きで、階段室の壁面の出隅31(階段室コーナーの内側の角部)(図2及び図4参照)に取り付ける。尚、縦ささら材1の取付位置は、上階のフロアレベルを基準として寸法を追い出して決定する。縦ささら材1の取り付け及び固定は、裏面に塗布した接着剤、及び、ビス孔18(図1参照)内に打ち込んだビス(図示せず)によって行う。
次に、階段室の壁面に対し、図3に示す六枚の側板(内側上部直側板2、内側下部直側板3、外側上部直側板4、外側下部直側板5、上部廻り雛側板6、及び、下部廻り雛側板7)を取り付ける。尚、内側上部直側板2、内側下部直側板3、外側上部直側板4、及び、外側下部直側板5の各表面(階段室の壁面に取り付けた際に、室内側に露呈する面)には、直段板の端部を嵌合させて支持するための横溝21、及び、蹴込み板の端部を嵌合させて保持するための縦溝22が、板厚寸法の約1/3の深さでそれぞれ形成されている。また、内側下部直側板3の上端部の表面には、下段の廻り段板の内側端部を嵌合させて支持するための横溝23が、板厚寸法の約1/3の深さで形成されている。
一方、上部廻り雛側板6は、階段一段分の高低差を有する二つの水平天端面(上段側の水平天端面6a、及び、下段側の水平天端面6b)を有しており、また、下部廻り雛側板7も、同様に、階段一段分の高低差を有する二つの水平天端面(上段側の水平天端面7a、及び、下段側の水平天端面7b)を有しており、それらの水平天端面6a,6b,7a,7bの上に、各廻り段板の外側端部を載置して支持する構造となっている。このため、上部廻り雛側板6、及び、下部廻り雛側板7の表面には、直側板2~5に形成されているような横溝は、形成されていない。
尚、本実施形態においては、直側板2~5、及び、廻り雛側板6,7は、板厚寸法がいずれも36mm(30~40mmの範囲とすることが好ましい)に設定されている。
図3に示す六枚の側板のうち、まず最初に、内側上部直側板2を、上階の框(上段框)(図示せず)と縦ささら材1との間の壁面に取り付ける。尚、図3に示すように、内側上部直側板2の下部には、下向き段部2aが形成されており、この下向き段部2aを、縦ささら材1の切欠段部17(図1参照)と係合させて、内側上部直側板2の下部と縦ささら材1とを連結する(図4参照)。
次に、下階の床面(図示せず)と縦ささら材1との間の壁面に、内側下部直側板3を取り付ける。尚、内側下部直側板3の上部には、図3に示すように上向き段部3aが形成されており、この上向き段部3aを、縦ささら材1の下端部に当接させて、内側下部直側板3の上部と縦ささら材1とを連結する(図4参照)。
尚、本実施形態においては、上述の通り内側上部直側板2を取り付けた後で、内側下部直側板3を取り付けているが、順番を入れ替えて、内側下部直側板3を先に取り付けてもよく、また、複数の作業者により、それらを同時に取り付けてもよい。
続いて、縦ささら材1の高さ位置を基準として、上部廻り雛側板6、及び、下部廻り雛側板7を、反対側の壁面(内側上部直側板2、及び、内側下部直側板3を取り付けた壁面とそれぞれ対向する壁面)に対して取り付ける。
具体的には、上部廻り雛側板6の下段側の水平天端面6bが、図4に示すように、縦ささら材1の階下側部13の水平段部13bと同じ高さとなる位置(及び、上段側の水平天端面6aが、縦ささら材1の階上側部14の水平段部14bと同じ高さとなる位置)に、上部廻り雛側板6を取り付ける。
また、下部廻り雛側板7の上段側の水平天端面7aが、図4に示すように、縦ささら材1の階下側部13の水平段部13bと同じ高さとなる位置(及び、下段側の水平天端面7bが、縦ささら材1の階下側部13の下端部よりも、段板の厚さ寸法分だけ低い高さとなる位置)に、下部廻り雛側板7を取り付ける。
尚、図3に示すように、上部廻り雛側板6の下部には、上向き段部6cが形成され、下部廻り雛側板7の上部には、下向き段部7cが形成されており、図4に示すように、これらの上向き段部6cと下向き段部7cとが、階段室の壁面の入隅32に当接する位置において、直角に、かつ、上下方向に係合するように、上部廻り雛側板6と下部廻り雛側板7とを連結させる。
本実施形態においては、上述の通り内側上部直側板2及び内側下部直側板3を取り付けた後で、廻り雛側板6,7を取り付けているが、順番を入れ替えて、廻り雛側板6,7を先に取り付けてもよく、また、複数の作業者により、それらを同時に取り付けてもよい。
次に、上階の上段框(図示せず)と上部廻り雛側板6との間の壁面に、外側上部直側板4を取り付け、更に、下階の床面(図示せず)と下部廻り雛側板7との間の壁面に、外側下部直側板5を取り付ける。
そして、縦ささら材1、及び、側板2~7を利用して、段板(三段の廻り段板、及び、直段板)、及び、蹴込み板を取り付ける。
三段の廻り段板(下段の廻り段板8、中段の廻り段板9、及び、上段の廻り段板10)は、下段側から順番に取り付ける。具体的には、まず、図4に示すように、下段の廻り段板8の内側端部を、縦ささら材1の下側の位置において、内側下部直側板3の上端部の横溝23内に嵌合して支持させ、下段の廻り段板8の外側端部を、下部廻り雛側板7の下段側の水平天端面7bの上に載置して支持させる。
尚、本実施形態においては、下段の廻り段板8の内側端部が、内側下部直側板3の上端部において支持されているが、下段の廻り段板8の内側端部を嵌合させるための切欠溝が下端部に形成された縦ささら材(図示せず)を用いて、下段の廻り段板8の内側端部を支持させるようにしてもよい。
次に、中段の廻り段板9の内側端部を、縦ささら材1の第一切欠溝13a内に嵌合し、水平段部13bによって支持させ、中段の廻り段板9の外側端部を、上部廻り雛側板6の下段側の水平天端面6bと、下部廻り雛側板7の上段側の水平天端面7aの上に載置して支持させる。また、上段の廻り段板10の内側端部を、縦ささら材1の第二切欠溝14a内に嵌合し、水平段部14bによって支持させ、上段の廻り段板10の外側端部を、上部廻り雛側板6の上段側の水平天端面6aの上に載置して支持させる。更に、これらの廻り段板8~10の各段鼻の下側に、縦ささら材1の第一垂直段部13d、第二垂直段部14d(図1参照)等を利用して、蹴込み板を取り付けて固定する。
尚、廻り段板8~10は、それらの内側端部が、設計通りの位置において第一切欠溝13a、及び、第二切欠溝14a等に適正に嵌合し、支持されている場合において、各外側端部と階段室の壁面との間に、所定幅(本実施形態においては5mm)(3~10mmの範囲とすることが好ましい)の隙間Cが形成されるような外形寸法に設定されている。
例えば中段の廻り段板9は、図5に示すように、階段室の壁面の出隅31、及び、入隅32が設計通りの位置に形成されている場合において、内側端部9aを縦ささら材1の第一切欠溝13a内の奥までしっかりと進入させ、適正に嵌合させるとともに、外側端部9b,9cを、廻り雛側板6,7の水平天端面6b,7aの上に載置した場合に、階段室の壁面33と外側端部9b,9cとの間に、それぞれ5mmの隙間Cが形成されるような外形寸法に設定されている。下段の廻り段板8、及び、上段の廻り段板10(図4参照)についても同様である。
従って、階段室の入隅32に対し、出隅31の位置が、設計上の位置からいずれかの方向へずれてしまった場合であっても、そのような誤差を好適に収めることができる。例えば、出隅31の位置が、設計上の位置から廻り雛側板6,7側の方向へずれてしまった場合でも、誤差が5mm以内であれば、単に隙間Cが小さくなるだけで、廻り段板8~10の外側端部を廻り雛側板6,7によって問題なく支持させることができ、また、反対方向(廻り雛側板6,7とは反対の方向)へ10mmずれてしまった場合でも、上述の通り廻り雛側板6,7は、36mmの板厚寸法を有しているため、十分な幅寸法(上下に重なり合う寸法)(この場合は20mm以上となる)で、廻り段板8~10の外側端部を廻り雛側板6,7上に載置し、支持させることができる。
尚、廻り段板8~10の外側端部と壁面との間の隙間Cには、くさび材を打ち込んで、廻り段板8~10を縦ささら材1の方向へ押圧し、更に、廻り段板8~10の外側端部の上面から下向きに(廻り雛側板6,7内へ)ビスを打ち込んで、廻り段板8~10をしっかりと固定する。
直段板(内側上部直側板2と外側上部直側板4との間に支持される段板、並びに、内側下部直側板3と外側下部直側板5との間に支持される段板)(図示せず)は、両端部を、直側板2~5の各表面に形成されている横溝21内に嵌合させて取り付け、また、それらの直段板の各段鼻の下側に配置される蹴込み板(図示せず)は、両端部を、直側板2~5の各表面に形成されている縦溝22内に嵌合させて取り付ける。
尚、直段板、及び、その下側の蹴込み板は、上段側から順番に、交互に取り付ける。具体的には、まず、最上段の直段板を、上段框から一段下がった位置に取り付け、次に、最上段の直段板の段鼻の下側に蹴込み板を取り付け、その下側に、上から二段目の直段板を取り付け、その下側に蹴込み板を取り付け、この作業を、順次階下側へ向かって繰り返していく。
最後に、廻り段板8~10の外側端部と壁面との間の隙間C、及び、廻り段板8~10の外側端部に打ち込んだビスが隠れるように、廻り段板8~10の外側端部の上に、巾木(図示せず)を取り付ける。
以上に説明したように、本発明の第二実施形態に係る廻り階段の施工方法によれば、縦ささら材1(図1参照)、側板2~7(図3参照)、廻り段板8~10(図4参照)、及び、直段板(図示せず)として、完全プレカット材のみを使用して(現場における修正加工を一切施すことなく)、極めて簡単な作業のみで廻り階段を施工することができ、しかも、階段室の壁面の出隅31(図4及び図5参照)の位置が、設計上の位置から多少ずれてしまった場合であっても、誤差に対応するための特別な調整作業を行わずに、問題なく収めることができる。
より詳細には、特許文献1等に開示されている従来の施工方法においては、廻り側板として、外側表面に横溝が形成されたものが使用され、廻り段板の外側端部を当該横溝内に嵌合させて支持する方法が採用されているため、廻り段板の取付位置が、外側(廻り側板の横溝の位置)を基準として決定されることになる。従って、階段室の壁面の出隅の位置が設計上の位置からずれてしまった場合には、廻り側板の横溝内に外側端部を嵌合させた廻り段板の内側端部を支持できる位置に、縦ささら材を配置することにより(つまり、廻り階段の外側を基準として、内側の縦ささら材の取付位置を調整することにより)、誤差を収めることになる。
これに対し本実施形態においては、廻り段板8~10の外側端部を支持する廻り側板として、水平天端面6a,6b,7a,7b上に外側端部を載置して支持する廻り雛側板6,7が使用され、廻り段板8~10の取付位置が、内側(縦ささら材1の第一切欠溝13a、第二切欠溝14a、及び、内側下部直側板3の上端部の横溝23)を基準として決定されることになり、階段室の壁面の出隅の位置が設計上の位置から多少ずれてしまった場合であっても、廻り雛側板6,7の水平天端面6a,6b,7a,7b上における廻り段板8~10の外側端部の載置位置が、設計上の位置から、ずれ量に応じて移動することになるだけで、廻り段板8~10の外側端部を問題なく支持させることができる。
従って、誤差に対応するための特別な調整作業を行う必要がなく、その結果、熟練者以外の者であっても簡単に施工することができ、従来の施工方法と比較して、施工時間を大幅に短縮することができる。
1:縦ささら材、
2,52:内側上部直側板、
2a:下向き段部、
3,53:内側下部直側板、
3a:上向き段部、
4,54:外側上部直側板、
5,55:外側下部直側板、
6:上部廻り雛側板、
6a:上段側の水平天端面、
6b:下段側の水平天端面、
6c:上向き段部、
7:下部廻り雛側板、
7a:上段側の水平天端面、
7b:下段側の水平天端面、
7c:下向き段部、
8,58:下段の廻り段板、
9,59:中段の廻り段板、
9a:内側端部、
9b,9c:外側端部、
10,60:上段の廻り段板、
11:出隅部、
12:入隅部、
13:階下側部、
13a:第一切欠溝、
13b:水平段部、
13c:最奥部、
13d:第一垂直段部、
14:階上側部、
14a:第二切欠溝、
14b:水平段部、
14c:最奥部、
14d:第二垂直段部、
15:階下側端縁、
16:階上側端縁、
17:切欠段部、
18:ビス孔、
21,63:横溝(直段板用)、
22,64:縦溝、
23:横溝(廻り段板用)、
31,51:出隅、
32:入隅、
33:壁面、
56:上部廻り側板、
57:下部廻り側板、
61:直段板、
62:蹴込み板、
71,72:プレカット材

Claims (6)

  1. 少なくとも階段三段分の高さ寸法を有する縦長形状であって、平面形状及び水平断面形状がL字型となるように形成され、出隅部及び入隅部から階下側へ向かって延在する階下側部と、階上側へ向かって延在する階上側部とによって構成され、
    階下側部の外側表面に、中段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有し、中段の廻り段板の内側端部を、出隅部側から階下側端縁の方向へ進入させて支持することができる第一切欠溝が形成され、
    階上側部の外側表面に、上段の廻り段板の厚さ寸法に対応した高さ寸法を有し、上段の廻り段板の内側端部を、階上側端縁側から出隅部の方向へ進入させて支持することができる第二切欠溝が、階下側部の第一切欠溝から階段一段分上方の高さの位置に形成され
    階上側部の階上側端縁側に、上段の廻り段板の一段上の直段板の段鼻部を支持するとともに、内側上部直側板の下部と係合させるための切欠段部が、階上側部の第二切欠溝から階段一段分上方の高さの位置に形成されていることを特徴とする廻り階段用の縦ささら材。
  2. 階下側部の第一切欠溝の下方側に、中段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第一垂直段部が形成され、
    階上側部の第二切欠溝の下方側に、上段の廻り段板の下側の蹴込み板の内側端部を固定するための第二垂直段部が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の廻り階段用の縦ささら材。
  3. 請求項1又は2に記載の廻り階段用の縦ささら材と、内側上部直側板と、内側下部直側板と、外側上部直側板と、外側下部直側板と、上部廻り雛側板と、下部廻り雛側板と、直段板と、三段の廻り段板とを使用して、廻り階段を施工する方法であって、
    内側上部直側板、内側下部直側板、外側上部直側板、及び、外側下部直側板として、表面に、直段板の端部を嵌合させて支持するための横溝が形成されているものを使用し、
    上部廻り雛側板、及び、下部廻り雛側板として、階段一段分の高低差を有する上段側の水平天端面と下段側の水平天端面を有するものを使用し、
    まず、縦ささら材を階段室の壁面の出隅に取り付け、
    縦ささら材の取付後に、内側上部直側板を上段框と縦ささら材との間の壁面に、また、内側下部直側板を下階の床面と縦ささら材との間の壁面に取り付けるとともに、上部廻り雛側板の下段側の水平天端面、及び、下部廻り雛側板の上段側の水平天端面が、縦ささら材の階下側部の第一切欠溝の下側の水平段部と同じ高さとなる位置に、上部廻り雛側板、及び、下部廻り雛側板を取り付け、
    上部廻り雛側板及び下部廻り雛側板の取付後に、外側上部直側板を上段框と上部廻り雛側板との間の壁面に、また、側下部直側板を下階の床面と下部廻り雛側板との間の壁面に取り付けるとともに、三段の廻り段板を取り付け、
    外側上部直側板及び外側下部直側板の取付後に、両端部を前記横溝内に嵌合させて直段板を取り付けることを特徴とし、
    三段の廻り段板を取り付ける際、下段の廻り段板の内側端部を、内側下部直側板の上端部、又は、縦ささら材の下端部において支持させるとともに、下段の廻り段板の外側端部を、下部廻り雛側板の下段側の水平天端面の上に載置して支持させ、中段の廻り段板の内側端部を、縦ささら材の第一切欠溝内に嵌合して支持させるとともに、中段の廻り段板の外側端部を、上部廻り雛側板の下段側の水平天端面と、下部廻り雛側板の上段側の水平天端面の上に載置して支持させ、上段の廻り段板の内側端部を、縦ささら材の第二切欠溝内に嵌合して支持させるとともに、上段の廻り段板の外側端部を、上部廻り雛側板の上段側の水平天端面の上に載置して支持させることを特徴とする廻り階段の施工方法。
  4. 縦ささら材の取付位置を、上階のフロアレベルを基準として寸法を追い出して決定することを特徴とする、請求項に記載の廻り階段の施工方法。
  5. 三段の廻り段板は、それらの内側端部が、設計通りの位置において支持されている場合において、各外側端部と階段室の壁面との間に、3~10mmの範囲内の隙間が形成されるような外形寸法に設定されていることを特徴とする、請求項又は請求項に記載の廻り階段の施工方法。
  6. 三段の廻り段板の外側端部と壁面との間の隙間が隠れるように、三段の廻り段板の外側端部の上に、巾木を取り付けることを特徴とする、請求項に記載の廻り階段の施工方法。
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