JP7081724B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本明細書が開示する技術は、電力変換装置に関する。
特開2014-171342号公報に、電力変換装置が開示されている。この電力変換モジュールは、キャパシタモジュールと、キャパシタモジュールに対して隣接配置された複数の半導体モジュールとを備える。各々の半導体モジュールには、複数のスイッチング素子が内蔵されており、それらのスイッチング素子が選択的にスイッチングされることによって、電力の変換が行われる。
上記のような電力変換装置では、キャパシタモジュールと半導体モジュールとの閉回路において、寄生インダクタンスに起因するサージ電圧の発生が問題となる。サージ電圧を避けるためには、キャパシタモジュールや半導体モジュールの寄生インダクタンスを低減する必要があるが、それらの寄生インダクタンスを完全に排除することはできない。そのことから、過大なサージ電圧を避けるためには、スイッチング速度を抑制する必要があり、電力変換装置での損失を増大させてしまう。本明細書では、電力変換装置において、サージ電圧を低減し得る新たな技術を提供する。
本明細書が開示する電力変換装置は、キャパシタモジュールと、前記キャパシタモジュールに対して第1方向の一方側に隣接配置された半導体モジュールとを備える。前記キャパシタモジュールは、誘電層を介して一対の導体層が巻き回されており、その軸心が前記第1方向に垂直な第2方向に沿って延びるキャパシタ素子と、前記キャパシタ素子の前記第2方向における一方側に位置しており、前記一対の導体層の一方に接続された第1電極と、前記キャパシタ素子の前記第2方向における他方側に位置しており、前記一対の導体層の他方に接続された第2電極とを有する。
前記半導体モジュールは、第1半導体素子と、前記第1方向において前記第1半導体素子を挟んで対向しており、前記第1半導体素子を介して電気的に接続された第1上側導体板及び第1下側導体板と、前記第1半導体素子に対して前記第2方向の前記他方側に位置する第2半導体素子と、前記第1方向において前記第2半導体素子を挟んで対向しており、前記第2半導体素子を介して電気的に接続された第2上側導体板及び第2下側導体板と、前記第1上側導体板と前記第2下側導体板とを互いに接続する継ぎ手部と、前記第1下側導体板から前記第2方向の前記一方側へ延びるとともに、前記キャパシタモジュールの前記第1電極に接続された第1電力端子と、前記第2上側導体板から前記第2方向の前記他方側へ延びるとともに、前記キャパシタモジュールの前記第2電極に接続された第2電力端子と、前記第1上側導体板と前記第2下側導体板と前記継ぎ手部の少なくとも一つに接続された第3電力端子とを有する。
上記した構造においても、キャパシタモジュールと半導体モジュールとの閉回路が存在しており、その閉回路に過渡的な電流が流れることがある。このとき、半導体モジュール内で各々の導体板に流れる電流の向きと、キャパシタモジュール内で各々の導電層に流れる電流の向きとが、互いに平行であって逆向きの関係となる。これにより、半導体モジュールの寄生インダクタンスと、キャパシタモジュールの寄生インダクタンスとを、互いに相殺させることができる。このように、二つのモジュールの間で寄生インダクタンスを相殺させることができれば、各々のモジュールに寄生インダクタンスが存在していても、全体としての寄生インダクタンスを限りなく小さくすることができる。その結果、電流の変化に対するサージ電圧の大きさが抑制されるので、例えばスイッチング速度を高めることによって、電力変換装置における損失を低減することができる。
本技術の一実施形態において、前記半導体モジュールは、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子を封止する封止体をさらに有してもよい。この場合、前記封止体は、前記キャパシタモジュールに対向する下面と、前記下面とは反対側に位置する上面とを有してもよい。そして、前記封止体の前記下面には、前記第1下側導体板と前記第2下側導体板とが露出していてもよい。
上記した実施形態において、前記封止体の前記上面には、前記第1上側導体板と前記第2上側導体板とが露出していてもよい。このような構成によると、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子の熱を、前記封止体の両面から外部へ放出することができる。
本技術の一実施形態において、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子は、それぞれスイッチング素子であってもよい。このような構成によると、前記半導体モジュールは、インバータやDC/DCコンバータにおいて、上下のアームを構成することができる。
上記した実施形態において、前記電力変換装置は、三つの前記半導体モジュールを備えてもよい。このような構成によると、前記電力変換装置は、三相インバータとして機能することができる。
本明細書が開示する技術は、3レベルインバータとして機能し得る、次の電力変換装置にも具現化される。この電力変換装置は、第1キャパシタモジュール及び第2キャパシタモジュールと、前記第1キャパシタモジュールに対して第1方向の一方側に隣接配置された第1半導体モジュールと、前記第2キャパシタモジュールに対して前記第1方向の前記一方側に隣接配置された第2半導体モジュールと、前記第1半導体モジュール及び第2半導体モジュールに対して前記第1方向の前記一方側に隣接配置された第3半導体モジュールとを備える。
前記第1キャパシタモジュール及び前記第2キャパシタモジュールの各々は、誘電層を介して一対の導体層が巻き回されており、その軸心が前記第1方向に垂直な第2方向に沿って延びるキャパシタ素子と、前記キャパシタ素子の前記第2方向における一方側に位置しており、前記一対の導体層の一方に接続された第1電極と、前記キャパシタ素子の前記第2方向における他方側に位置しており、前記一対の導体層の他方に接続された第2電極とを有する。ここで、前記第1キャパシタモジュールの前記第2電極は、前記第2キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されている。
前記第1半導体モジュール、前記第2半導体モジュール及び前記第3半導体モジュールの各々は、第1半導体素子と、前記第1方向において前記第1半導体素子を挟んで対向しており、前記第1半導体素子を介して電気的に接続された第1上側導体板及び第1下側導体板と、前記第1半導体素子に対して前記第2方向の前記他方側に位置する第2半導体素子と、前記第1方向において前記第2半導体素子を挟んで対向しており、前記第2半導体素子を介して電気的に接続された第2上側導体板及び第2下側導体板と、前記第1上側導体板と前記第2下側導体板とを互いに接続する継ぎ手部と、前記第1下側導体板から前記第2方向の前記一方側へ延びる第1電力端子と、前記第2上側導体板から前記第2方向の前記他方側へ延びる第2電力端子と、前記第1上側導体板と前記第2下側導体板と前記継ぎ手部の少なくとも一つに接続された第3電力端子とを有する。
前記第1半導体モジュールの前記第1半導体素子は、スイッチング素子である。前記第1半導体モジュールの前記第2半導体素子は、ダイオードである。前記第1半導体モジュールの前記第1電力端子は、前記第1キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されている。そして、前記第1半導体モジュールの前記第2電力端子は、前記第1キャパシタモジュールの前記第2電極に接続されている。
前記第2半導体モジュールの前記第1半導体素子は、ダイオードである。前記第2半導体モジュールの前記第2半導体素子は、スイッチング素子である。前記第2半導体モジュールの前記第1電力端子は、前記第2キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されている。そして、前記第2半導体モジュールの前記第2電力端子は、前記第2キャパシタモジュールの前記第2電極に接続されている。
前記第3半導体モジュールの前記第1半導体素子は、スイッチング素子である。前記第3半導体モジュールの前記第2半導体素子は、スイッチング素子である。前記第3半導体モジュールの前記第1電力端子は、前記第1半導体モジュールの前記第3電力端子に接続されている。そして、前記第3半導体モジュールの前記第2電力端子は、前記第2半導体モジュールの前記第3電力端子に接続されている。
上記した構造によると、電力変換装置は、3レベルインバータの回路構造を有することができる。そして、この電力変換装置においても、隣接する二つのモジュールの間で寄生インダクタンスが相殺されることで、全体としての寄生インダクタンスが効果的に低減される。その結果、電流の変化に対するサージ電圧の大きさが抑制されるので、例えばスイッチング速度を高めることによって、電力変換装置における損失を低減することができる。
実施例1の電力変換装置10の外観を模式的に示す図。
実施例1の電力変換装置10の回路図を示す図。
キャパシタモジュール12と半導体モジュール14との断面構造を示す図。
キャパシタモジュール12と半導体モジュール14との回路図を示す図。
キャパシタモジュール12と半導体モジュール14との閉回路に流れる電流を模式的に示す断面図。図中の矢印Aは、キャパシタ素子20から第1半導体素子30へと流れる電流を示す。図中の矢印Bは、第2半導体素子40へキャパシタ素子20へと流れる電流を示す。
キャパシタモジュール12と半導体モジュール14との閉回路に流れる電流を模式的に示す回路図。図中の矢印A、Bは、図5と同じである。
実施例2の電力変換装置110の断面構造を示す図。
実施例2の電力変換装置110の回路構造を示す図。
実施例2の電力変換装置110に電流が流れる様子を示す図。
(実施例1) 図面を参照して、実施例1の電力変換装置10について説明する。本実施例の電力変換装置10は、例えば電気自動車に採用され、直流電源と走行用モータとの間で電力変換を行うことができる。ここでいう電気自動車は、車輪を駆動するモータを有する自動車を広く意味し、例えば、外部の電力によって充電される電気自動車、モータに加えてエンジンを有するハイブリッド車、及び燃料電池を電源とする燃料電池車等を含む。
図1-図4に示すように、本実施例の電力変換装置10は、キャパシタモジュール12と、三つの半導体モジュール14、16、18を備えており、三相インバータの回路構造を有している。三つの半導体モジュール14、16、18の各々は、キャパシタモジュール12に対して上下方向の上側に隣接配置されている。
ここで、本実施例における上下方向(X軸方向)は、請求の範囲における第1方向に相当する。そして、本実施例における上側(+X側)は、請求の範囲における第1方向の一方側に相当し、本実施例における下側(-X側)は、請求の範囲における第1方向の他方側に相当する。本実施例における左右方向(Y軸方向)は、上下方向に対して垂直であり、請求の範囲における第2方向に相当する。そして、本実施例における左側(-Y側)は、請求の範囲における第2方向の一方側に相当し、本実施例における右側(+Y側)は、請求の範囲における第2方向の他方側に相当する。本実施例における前後方向(Z軸方向)は、上下方向及び左右方向に対して垂直であり、第3方向と称することがある。
キャパシタモジュール12は、キャパシタ素子20と、第1電極22と、第2電極24とを有する。キャパシタ素子20は、一対の導体層20a、20bと誘電層20cとを有し、誘電層20cを介して一対の導体層20a、20bが巻き回された構造を有する。キャパシタ素子20の軸心Cは、左右方向に沿って延びている。第1電極22は、キャパシタ素子20の左側に位置しており、一方の導体層20aに接続されている。第2電極24は、キャパシタ素子20の右側に位置しており、他方の導体層20bに接続されている。特に限定されないが、本実施例のキャパシタ素子20は、いわゆるフィルムキャパシタであり、第1方向に沿って圧縮されて成形されている。これにより、キャパシタ素子20は、第1方向及び第2方向に垂直な第3方向(Z軸方向)に沿って延びる偏平な形状を有する。また、第1電極22及び第2電極24の各々は、溶射によって成形されており、メタリコン電極とも称される。
三つの半導体モジュール14、16、18は、キャパシタモジュール12の上側に位置しており、前後方向に沿って配列されている。三つの半導体モジュール14、16、18の各々は、互いに同一の構成を有するとともに、キャパシタモジュール12に対して同様に接続されている。従って、以下では一つの半導体モジュール14について説明し、他の半導体モジュール16、18の説明については省略する。
半導体モジュール14は、第1半導体素子30と、第2半導体素子40と、それらを封止する封止体60とを有する。封止体60は、例えばエポキシ樹脂といった、絶縁体で構成されている。封止体60は、概して板形状を有しており、上面60aと、上面60aの反対側に位置する下面60bとを有する。封止体60の下面60bは、キャパシタモジュール12に対向している。二つの半導体素子30、40は、左右方向に沿って横並びに配置されており、第2半導体素子40は、第1半導体素子に対して右側に位置している。特に限定されないが、第1半導体素子30と第2半導体素子40には、互いに同一の構造を有する半導体素子が採用されている。
第1半導体素子30及び第2半導体素子40は、スイッチング素子であり、詳しくは、RC-IGBT(Reverse-Conducting Insulated Gate Bipolar Transistor)である。但し、他の実施形態として、第1半導体素子30及び第2半導体素子40の各々は、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)といった他の種類のスイッチング素子、あるいは、ダイオードといった他の種類の半導体素子であってもよい。また、第1半導体素子30及び第2半導体素子40には、例えばシリコン基板、炭化シリコン基板又は窒化物半導体の基板といった、各種の半導体基板を採用することができる。
半導体モジュール14は、第1上側導体板32と、第1下側導体板34と、第1導体スペーサ36とをさらに有する。これらの第1上側導体板32、第1下側導体板34及び第1導体スペーサ36は、金属(例えば銅)といった導体で構成されている。なお、第1上側導体板32及び/又は第1下側導体板34には、AMC(Active Metal brazed Copper)基板といった絶縁回路基板が採用されてもよい。第1上側導体板32と第1下側導体板34とは、上下方向において第1半導体素子30を挟んで対向している。そして、第1半導体素子30は、封止体60の内部において、それら二つの導体板32、34の各々へ電気的に接続されている。これにより、第1上側導体板32と第1下側導体板34とは、第1半導体素子30を介して互いに電気的に接続されている。なお、第1上側導体板32と第1半導体素子30との間には、特に限定されないが、第1導体スペーサ36が介挿されている。
半導体モジュール14は、第2上側導体板42と、第2下側導体板44と、第2導体スペーサ46とをさらに有する。これらの第2上側導体板42、第2下側導体板44及び第2導体スペーサ46も、金属(例えば銅)といった導体で構成されている。なお、第2上側導体板42及び/又は第2下側導体板44にも、AMC基板といった絶縁回路基板が採用されてもよい。第2上側導体板42と第2下側導体板44とは、上下方向において第2半導体素子40を挟んで対向している。そして、第2半導体素子40は、封止体60の内部において、それら二つの導体板42、44の各々へ電気的に接続されている。これにより、第2上側導体板42と第2下側導体板44とは、第2半導体素子40を介して互いに電気的に接続されている。なお、第2上側導体板42と第2半導体素子40との間には、特に限定されないが、第2導体スペーサ46が介挿されている。
二つの上側導体板32、42は、左右方向に沿って横並びに位置しており、封止体60の上面60aに露出している。二つの下側導体板34、44は、左右方向に沿って横並びに位置しており、封止体60の下面60bに露出している。これにより、それぞれの導体板32、34、42、44は、半導体素子30、40の熱を外部へ放出する放熱板としても機能する。なお、半導体素子30、40の配列と同様に、第2上側導体板42及び第2下側導体板44は、それぞれ第1上側導体板32及び第1下側導体板34に対して右側に位置している。
半導体モジュール14は、継ぎ手部48をさらに有する。継ぎ手部48は、封止体60の内部において、第1上側導体板32と第2下側導体板44とを互いに接続している。継ぎ手部48は、金属(例えば銅)といった導体で構成されている。一例ではあるが、本実施例における継ぎ手部48は、その一部が第1上側導体板32と一体に形成されており、他の一部が第2下側導体板44と一体に形成されており、それらが接合層(例えば、はんだ層)を介して互いに接合されている。
半導体モジュール14は、第1電力端子50と、第2電力端子52と、第3電力端子54とをさらに有する。第1電力端子50は、第1下側導体板34から左側へ延びるとともに、封止体60の外部において、キャパシタモジュール12の第1電極22に接続されている。第2電力端子52は、第2上側導体板42から右側へ延びるとともに、封止体60の外部において、キャパシタモジュール12の第2電極24に接続されている。そして、第3電力端子54は、封止体60の内部において、継ぎ手部48に接続されている。なお、第3電力端子54は、継ぎ手部48に代えて、第1上側導体板32又は第2下側導体板44に接続されてもよい。概して、第1電力端子50は、半導体モジュール14の左側に位置しており、第2電力端子52は、半導体モジュール14の右側に位置している。そして、第3電力端子54は、特に左右方向に関して、第1電力端子50と第2電力端子52との間に位置している。通常、第1電力端子50は、直流電源の正極に接続され、第2電力端子52は、直流電源の負極に接続される。そして、第3電力端子54は、走行用モータといった三相交流負荷の一端子に接続される。
半導体モジュール14はさらに、複数の第1信号端子56と、複数の第2信号端子58とをさらに有する(図1参照)。複数の第1信号端子56と複数の第2信号端子58とは、それぞれ半導体モジュール14から上下方向の上側に向けて延びている。複数の第1信号端子56には、特に限定されないが、第1半導体素子30のゲートに接続されたゲート端子が含まれる。同様に、複数の第2信号端子58には、第2半導体素子40のゲートに接続されたゲート端子が含まれる。加えて、複数の第1信号端子56と複数の第2信号端子58とのそれぞれには、温度センサの出力信号を出力するものや、いわゆるセンス電流を出力するものが含まれる。
以上の構成により、本実施例の電力変換装置10では、キャパシタモジュール12内のキャパシタ素子20の各導体層20a、20bと、半導体モジュール14、16、18の各導体板32、34、42、44とが、互いに隣接するとともに、それぞれ左右方向に沿って延びている。これにより、図5、6に示すように、キャパシタモジュール12と半導体モジュール14との閉回路に電流が流れたときに、半導体モジュール14内で各導体板32、34、42、44に流れる電流の向きと、キャパシタモジュール12内で各導体層20a、20bに流れる電流の向きとが、互いに平行であって逆向きの関係となる。この点については、キャパシタ素子20と他の半導体モジュール16、18との間においても同様である。
その結果、本実施例の電力変換装置10では、半導体モジュール14、16、18の寄生インダクタンスと、キャパシタモジュール12の寄生インダクタンスとを、互いに相殺させることができる。このように、複数のモジュール12、14、16、18の間で寄生インダクタンスを相殺させることができれば、各々のモジュール12、14、16、18に寄生インダクタンスが存在していても、全体としての寄生インダクタンスを限りなく小さくすることができる。その結果、電流の変化に対するサージ電圧の大きさが抑制されるので、例えばスイッチング速度を高めることによって、電力変換装置10における損失を低減することができる。
本実施例の電力変換装置10は、三つの半導体モジュール14、16、18を備えているが、半導体モジュール14、16、18の数は特に限定されない。他の実施形態として、電力変換装置10は、それらの半導体モジュール14、16、18のうちの一つ又は二つのみを備えてもよいし、さらに別の半導体モジュールを備えてもよい。なお、単一の半導体モジュール14を備える電力変換装置は、例えばリアクトル(インダクタ)と組み合わせて、例えばDC-DCコンバータとして機能することができる。あるいは、そのような電力変換装置を三つ組み合わせることで、本実施例と同様の三相インバータを構成することができる。
(実施例2)図7-図9を参照して、実施例2の電力変換装置110について説明する。本実施例の電力変換装置110についても、例えば電気自動車に採用され、直流電源と走行用モータとの間で電力変換を行うことができる。図7、図8に示すように、本実施例の電力変換装置110は、二つのキャパシタモジュール112、212と、三つの半導体モジュール314、414、514を備えており、3レベルインバータの回路構造を有している。例えば、この電力変換装置110を三つ組み合わせるで、三相の3レベルインバータを構成することができる。
二つのキャパシタモジュール112、212には、第1キャパシタモジュール112と第2キャパシタモジュール212が含まれる。第1キャパシタモジュール112及び第2キャパシタモジュール212は、前述した実施例1におけるキャパシタモジュール12と同じ構成を有する。即ち、第1キャパシタモジュール112及び第2キャパシタモジュール212の各々は、キャパシタ素子120、220と、第1電極122、222と、第2電極124、224とを有する。キャパシタ素子120、220は、一対の導体層120a、120b、220a、220bと、誘電層120c、220cとを有し、誘電層120c、220cを介して一対の導体層120a、120b、220a、220bが巻き回された構造を有する。キャパシタ素子120、220の軸心Cは、それぞれ左右方向に沿って延びている。
第1電極122、222は、キャパシタ素子120、120の左側に位置しており、一方の導体層120a、120bに接続されている。第2電極124、224は、キャパシタ素子120、220の右側に位置しており、他方の導体層120b、220bに接続されている。第1キャパシタモジュール112と第2キャパシタモジュール212は、左右方向に沿って配列されており、第1キャパシタモジュール112の第2電極124は、第2キャパシタモジュール212の第1電極222と電気的に接続されている。
三つの半導体モジュール314、414、514には、第1半導体モジュール314と第2半導体モジュール414と第3半導体モジュール514とが含まれる。第1半導体モジュール314は、第1キャパシタモジュール112に対して上側に隣接配置されている。第2半導体モジュール414は、第2キャパシタモジュール212に対して上側に隣接配置されている。そして、第3半導体モジュール514は、第1半導体モジュール314及び第2半導体モジュール414に対して上側に隣接配置されている。即ち、第3半導体モジュール514の一部は、第1半導体モジュール314に上側から対向しており、第3半導体モジュール514の他の一部は、第2半導体モジュール414に上側から対向している。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、基本構造において互いに類似しており、実施例1における半導体モジュール14、16、18とも類似している。従って、特に言及がない限り、三つの半導体モジュール314、414、514の各々には、実施例1における半導体モジュール14、16、18と同じ構成を採用することができる。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、第1半導体素子330、430、530と、第1半導体素子330、430、530に対して右側に位置する第2半導体素子340、440、540と、それらを封止する封止体360、460、560を備える。封止体360、460、560は、概して板形状を有しており、上面360a、460a、560aと、その反対側に位置する下面360b、460b、560bとを有する。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、第1上側導体板332、432、532と、第1下側導体板334、434、534と、第1導体スペーサ336、436、536とをさらに有する。第1上側導体板332、432、532と第1下側導体板334、434、534とは、上下方向において第1半導体素子330、430、530を挟んで対向しており、第1半導体素子330、430、530を介して互いに電気的に接続されている。第1上側導体板332、432、532と第1半導体素子330、430、530との間には、特に限定されないが、第1導体スペーサ336、436、536が介挿されている。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、第2上側導体板342、442、542と、第2下側導体板344、444、544と、第2導体スペーサ346、446、546とをさらに有する。第2上側導体板342、442、542と第2下側導体板344、444、544とは、上下方向において第2半導体素子340、440、540を挟んで対向しており、第2半導体素子340、440、540を介して互いに電気的に接続されている。第2上側導体板342、442、542と第2半導体素子340、440、540との間には、特に限定されないが、第2導体スペーサ346、446、546が介挿されている。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々において、二つの上側導体板332、342、432、442、532、542は、左右方向に沿って横並びに位置しており、封止体360、460、560の上面360a、460a、560aに露出している。二つの下側導体板334、344、434、444、534、544は、左右方向に沿って横並びに位置しており、封止体60、460、560の下面360b、460b、560bに露出している。第2上側導体板342、442、542及び第2下側導体板344、444、544は、それぞれ第1上側導体板332、432、532及び第1下側導体板334、434、534に対して右側に位置している。また、第1半導体モジュール314の第2上側導体板342は、第3半導体モジュール514の第1下側導体板534に対向している。そして、第2半導体モジュール414の第1上側導体板432は、第3半導体モジュール514の第2下側導体板544に対向している。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、継ぎ手部348、438、538をさらに有する。継ぎ手部348、438、538は、封止体360、460、560の内部において、第1上側導体板332、432、532と第2下側導体板344、444、544とを互いに接続している。
三つの半導体モジュール314、414、514の各々は、第1電力端子350、450、550と、第2電力端子352、452、552と、第3電力端子354、454、554とをさらに有する。第1電力端子350、450、550は、第1下側導体板334、434、534から左側へ延びており、第2電力端子352、452、552は、第2上側導体板342、442、542から右側へ延びている。第3電力端子354、454、554は、封止体360、460、560の内部において、継ぎ手部348、448、548に接続されている。通常、第1半導体モジュール314の第1電力端子350は、直流電源の正極に接続され、第2半導体モジュール414の第2電力端子452は、直流電源の負極に接続される。そして、第3半導体モジュール514の第3電力端子554は、走行用モータといった三相交流負荷の一端子に接続される。
次に、二つのキャパシタモジュール112、212と、三つ半導体モジュール314、414、514との間の接続構造について説明する。第1半導体モジュール314の第1電力端子350は、第1キャパシタモジュール112の第1電極122に接続されている。第1半導体モジュール314の第2電力端子352は、第1キャパシタモジュール112の第2電極124に接続されている。第2半導体モジュール414の第1電力端子450は、第2キャパシタモジュール212の第1電極222に接続されている。第2半導体モジュール414の第2電力端子452は、第2キャパシタモジュール212の第2電極224に接続されている。第3半導体モジュール514の第1電力端子550は、第1半導体モジュール314の第3電力端子354に接続されている。第3半導体モジュール514の第2電力端子552は、第2半導体モジュール414の第3電力端子454に接続されている。また、第1半導体モジュール314の第2電力端子352は、第2半導体モジュール414の第1電力端子450に直接又は間接的に接続されており、これによって、第1キャパシタモジュール112の第2電極124と第2キャパシタモジュール212の第1電極222とが互いに接続されている。
三つの半導体モジュール314、414、514は、互いに共通する基本構造を有しているが、第1半導体素子330、430、530及び第2半導体素子340、440、540に対して、互いに異なる種類の半導体素子が採用されている。即ち、第1半導体モジュール314の第1半導体素子330は、スイッチング素子であり、第1半導体モジュール314の第2半導体素子340は、ダイオードである。第2半導体モジュール414の第1半導体素子430は、ダイオードであり、第2半導体モジュール414の第2半導体素子440は、スイッチング素子である。そして、第3半導体モジュール514の第1半導体素子530は、スイッチング素子であり、第3半導体モジュール514の第2半導体素子も、スイッチング素子である。これにより、図8に示すように、3レベルインバータの回路構造が実現されている。
以上の構成により、本実施例の電力変換装置110では、第1キャパシタモジュール112内の各導体層120a、120bと、第1半導体モジュール314の第1上側導体板332及び第1下側導体板334とが、互いに隣接するとともに、それぞれ左右方向に沿って延びている。従って、図9に示すように、電力変換装置110に電流が流れると、第1半導体モジュール314内で第1上側導体板332及び第1下側導体板334に流れる電流の向きD1と、第1キャパシタモジュール112内で各導体層120a、120bに流れる電流の向きD2とが、互いに平行であって逆向きの関係となる。これにより、隣接する第1キャパシタモジュール112と第1半導体モジュール314との間で、寄生インダクタンスが相殺される。
加えて、第2キャパシタモジュール212内の各導体層220a、220bと、第2半導体モジュール414の第2上側導体板442及び第2下側導体板444とが、互いに隣接するとともに、それぞれ左右方向に沿って延びている。従って、図9に示すように、電力変換装置110に電流が流れると、第2半導体モジュール414内で第2上側導体板442及び第2下側導体板444に流れる電流の向きE1と、第2キャパシタモジュール212内で各導体層220a、220bに流れる電流の向きE2とが、互いに平行であって逆向きの関係となる。これにより、隣接する第2キャパシタモジュール212と第2半導体モジュール414との間でも、寄生インダクタンスが相殺される。
加えて、第1半導体モジュール314の第2上側導体板342及び第2下側導体板344と、第3半導体モジュール514の第1上側導体板532及び第1下側導体板534とが、互いに隣接するとともに、それぞれ左右方向に沿って延びている。これにより、図9に示すように、電力変換装置110に電流が流れると、第1半導体モジュール314内で第2上側導体板342及び第2下側導体板344に流れる電流の向きF1と、第3半導体モジュール514内で第1上側導体板532及び第1下側導体板534に流れる電流の向きF2とが、互いに平行であって逆向きの関係となる。これにより、隣接する第1半導体モジュール314と第3半導体モジュール514との間でも、寄生インダクタンスが相殺される。
加えて、第2半導体モジュール414の第1上側導体板432及び第1下側導体板434と、第3半導体モジュール514の第2上側導体板542及び第2下側導体板544とが、互いに隣接するとともに、それぞれ左右方向に沿って延びている。これにより、図9に示すように、電力変換装置110に電流が流れると、第2半導体モジュール414内で第1上側導体板432及び第1下側導体板434に流れる電流の向きG1と、第3半導体モジュール514内で第2上側導体板542及び第2下側導体板544に流れる電流の向きG2とが、互いに平行であって逆向きの関係となる。これにより、隣接する第2半導体モジュール414と第3半導体モジュール514との間でも、寄生インダクタンスが相殺される。
以上のように、本実施例の電力変換装置110では、上下方向に隣接する二つのモジュールの組が複数存在し、それぞれの組において、寄生インダクタンスが相殺されるように構成されている。これにより、電力変換装置110の全体としての寄生インダクタンスが効果的に低減される。その結果、電流の変化に対するサージ電圧の大きさが抑制されるので、例えばスイッチング速度を高めることによって、電力変換装置110における損失を低減することができる。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、110:電力変換装置
12、112、212:キャパシタモジュール
14、16、18、314、414、514:半導体モジュール
20、120、220:キャパシタ素子
20a、120a、220a:一方の導電層
20b、120b、220b:他方の導電層
20c、120c、220c:誘電層
22、122、222:第1電極(メタリコン)
24、124、224:第2電極(メタリコン)
26a、26b、26c:フィルム
30、330、430、530:第1半導体素子
32、332、432、532:第1上側導体板
34、334、434、534:第1下側導体板
40、340、440、540:第2半導体素子
42、342、442、542:第2上側導体板
44、344、444、544:第2下側導体板
48、348、448、548:継ぎ手部
50、350、450、550:第1電力端子
52、352、452、552:第2電力端子
54、354、454、554:第3電力端子
60、360、460、560:封止体

Claims (6)

  1. キャパシタモジュールと、
    前記キャパシタモジュールに対して第1方向の一方側に隣接配置された半導体モジュールと、を備え、
    前記キャパシタモジュールは、
    誘電層を介して一対の導体層が巻き回されており、その軸心が前記第1方向に垂直な第2方向に沿って延びるキャパシタ素子と、
    前記キャパシタ素子の前記第2方向における一方側に位置しており、前記一対の導体層の一方に接続された第1電極と、
    前記キャパシタ素子の前記第2方向における他方側に位置しており、前記一対の導体層の他方に接続された第2電極と、を有し、
    前記半導体モジュールは、
    第1半導体素子と、
    前記第1方向において前記第1半導体素子を挟んで対向しており、前記第1半導体素子を介して電気的に接続された第1上側導体板及び第1下側導体板と、
    前記第1半導体素子に対して前記第2方向の前記他方側に位置する第2半導体素子と、
    前記第1方向において前記第2半導体素子を挟んで対向しており、前記第2半導体素子を介して電気的に接続された第2上側導体板及び第2下側導体板と、
    前記第1上側導体板と前記第2下側導体板とを互いに接続する継ぎ手部と、
    前記第1下側導体板から前記第2方向の前記一方側へ延びるとともに、前記キャパシタモジュールの前記第1電極に接続された第1電力端子と、
    前記第2上側導体板から前記第2方向の前記他方側へ延びるとともに、前記キャパシタモジュールの前記第2電極に接続された第2電力端子と、
    前記第1上側導体板と前記第2下側導体板と前記継ぎ手部の少なくとも一つに接続された第3電力端子と、を有する、
    電力変換装置。
  2. 前記半導体モジュールは、前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子を封止する封止体をさらに有し、
    前記封止体は、前記キャパシタモジュールに対向する下面と、前記下面とは反対側に位置する上面とを有し、
    前記封止体の前記下面には、前記第1下側導体板と前記第2下側導体板とが露出している、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記封止体の前記上面には、前記第1上側導体板と前記第2上側導体板とが露出している、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第1半導体素子及び前記第2半導体素子は、それぞれスイッチング素子である、請求項1から3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 三つの前記半導体モジュールを備える、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 第1キャパシタモジュール及び第2キャパシタモジュールと、
    前記第1キャパシタモジュールに対して第1方向の一方側に隣接配置された第1半導体モジュールと、
    前記第2キャパシタモジュールに対して前記第1方向の前記一方側に隣接配置された第2半導体モジュールと、
    前記第1半導体モジュール及び前記第2半導体モジュールに対して前記第1方向の前記一方側に隣接配置された第3半導体モジュールと、を備え、
    前記第1キャパシタモジュール及び前記第2キャパシタモジュールの各々は、誘電層を介して一対の導体層が巻き回されており、その軸心が前記第1方向に垂直な第2方向に沿って延びるキャパシタ素子と、
    前記キャパシタ素子の前記第2方向における一方側に位置しており、前記一対の導体層の一方に接続された第1電極と、
    前記キャパシタ素子の前記第2方向における他方側に位置しており、前記一対の導体層の他方に接続された第2電極と、を有し、
    前記第1キャパシタモジュールの前記第2電極が、前記第2キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されており、
    前記第1半導体モジュール、前記第2半導体モジュール及び前記第3半導体モジュールの各々は、
    第1半導体素子と、
    前記第1方向において前記第1半導体素子を挟んで対向しており、前記第1半導体素子を介して電気的に接続された第1上側導体板及び第1下側導体板と、
    前記第1半導体素子に対して前記第2方向の前記他方側に位置する第2半導体素子と、
    前記第1方向において前記第2半導体素子を挟んで対向しており、前記第2半導体素子を介して電気的に接続された第2上側導体板及び第2下側導体板と、
    前記第1上側導体板と前記第2下側導体板とを互いに接続する継ぎ手部と、
    前記第1下側導体板から前記第2方向の前記一方側へ延びる第1電力端子と、
    前記第2上側導体板から前記第2方向の前記他方側へ延びる第2電力端子と、
    前記第1上側導体板と前記第2下側導体板と前記継ぎ手部の少なくとも一つに接続された第3電力端子と、を有し、
    前記第1半導体モジュールの前記第1半導体素子はスイッチング素子であり、前記第1半導体モジュールの前記第2半導体素子はダイオードであり、前記第1半導体モジュールの前記第1電力端子は前記第1キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されており、前記第1半導体モジュールの前記第2電力端子は前記第1キャパシタモジュールの前記第2電極に接続されており、
    前記第2半導体モジュールの前記第1半導体素子はダイオードであり、前記第2半導体モジュールの前記第2半導体素子はスイッチング素子であり、前記第2半導体モジュールの前記第1電力端子は前記第2キャパシタモジュールの前記第1電極に接続されており、前記第2半導体モジュールの前記第2電力端子は前記第2キャパシタモジュールの前記第2電極に接続されており、
    前記第3半導体モジュールの前記第1半導体素子はスイッチング素子であり、前記第3半導体モジュールの前記第2半導体素子はスイッチング素子であり、前記第3半導体モジュールの前記第1電力端子は前記第1半導体モジュールの前記第3電力端子に接続されており、前記第3半導体モジュールの前記第2電力端子は前記第2半導体モジュールの前記第3電力端子に接続されている、
    電力変換装置。
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