JP7072541B2 - 電力変換装置の冷却構造 - Google Patents
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Description
また、従来から、回動角が制御されるドアが設けられた排気ダクトを備える電力変換装置の冷却装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
以下において、3次元空間で互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸の各軸方向は、各軸に平行な方向である。例えば、電力変換装置1の左右方向は、X軸方向と平行である。X軸方向の正方向は、電力変換装置1の右側から左側に向かう方向である。電力変換装置1の前後方向は、Y軸方向と平行である。Y軸方向の正方向は、電力変換装置1の前部から後部に向かう方向である。電力変換装置1の上下方向は、Z軸方向と平行である。Z軸方向の正方向は、電力変換装置1の下部から上部に向かう方向である。
筐体11は、電力変換装置1を構成するインバータ、変圧器、ブレーカ、開閉器、リアクトル、コンデンサ及び制御回路などを内部に収容する。筐体11の上部11aには、排気口11b及び2つのダクトガイド孔11cが形成されている。排気口11b及び2つのダクトガイド孔11cの各々は、上部11aをZ軸方向に貫通する貫通孔である。2つのダクトガイド孔11cの各々の外形は、例えば排気口11bの縁部における仮想的な円弧に沿って湾曲する長孔状である。2つのダクトガイド孔11cは、排気口11bを取り囲むように形成されている。
図1、図2に示すように、ファン12は、筐体11の上部11aに固定されている。ファン12は、筐体11の内部の空気を排気口11bから外部に排気する。
基端部13aは、排気口11b及びファン12を覆う。基端部13aは、筐体11の上部11aに形成された2つのダクトガイド孔11cに挿入される2つのガイド部13dを備える。
2つのガイド部13dは、例えば基端部13aからZ軸方向の負方向に突出している。2つのガイド部13dの各々は、2つのダクトガイド孔11cの各々によってガイドされる。2つのガイド部13dの各々は、各ダクトガイド孔11cの内部を仮想的な円弧に沿って移動する。筐体11の上部11aの2つのダクトガイド孔11c及びダクト13の2つのガイド部13dは、筐体11の上部11aにおいてダクト13をZ軸の軸周りに所定角度範囲で回転可能に支持する。
図3に示すように、例えば空調装置31が設置された電気室30において、各ダクト13は、各ダクト13の排気方向Aが空調装置31によって設定される空気の流れ方向Bに沿うように位置調整される。
ダクト13の排気方向Aを電気室30内の空調装置31による空気の流れ方向Bに沿うように設定することによって、空気循環の阻害を抑制することができる。
以下、実施形態の変形例について説明する。上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略又は簡略化する(以下の変形例についても同様)。
図4は、実施形態の第1変形例での電力変換装置1の冷却構造40をX軸方向の正方向側から見た構成図である。
図4に示すように、第1変形例の電力変換装置1の冷却構造40において、ダクト13は、適宜の冷却対象物41を内部に収容する収容部13eを備えてもよい。例えば、収容部13eは、ダクト13の連結部13cに設けられる。収容部13eに収容される冷却対象物41は、例えば抵抗などの相対的に高温となる電子部品又は電子機器である。収容部13eに収容された冷却対象物41は、ファン12の作動時にダクト13内を流れる空気によって冷却される。
図5は、実施形態の第2変形例での電力変換装置1の冷却構造50をY軸方向の負方向側から見た構成図である。
図5に示すように、第2変形例の電力変換装置1の冷却構造50において、ダクト13は、基端部13aによって覆われるファン12を外部に露出及び外部から遮蔽する開閉部13fを備えてもよい。開閉部13fは、例えばダクト13に着脱可能なパネルなどである。例えば、開閉部13fは、ダクト13の基端部13aに形成された開口部13gを塞ぐように基端部13aに装着される。例えば、開閉部13fは、ダクト13の基端部13aに形成された開口部13gの閉塞を解除するように基端部13aから取り外される。
開閉部13fは、例えばパネルなどのダクト13に着脱可能な部材であるとしたが、これに限定されない。例えばスライド移動又は軸周りの回転などによって開口部13gを開閉する扉型の板状部材などであってもよい。
ダクト13の排気方向Aを電気室30内の空調装置31による空気の流れ方向Bに沿うように設定することによって、空気循環の阻害を抑制することができる。
Claims (3)
- 筐体と、
前記筐体の一壁に設けられたファンと、
前記筐体の前記一壁に設けられたダクトと、
を備え、
前記筐体は、
前記一壁に形成された排気口と、
前記一壁の前記排気口の周囲に形成され周方向に沿って延びる少なくとも2つのダクトガイド孔と、
を有し、
前記ダクトは、
前記排気口及び前記ファンを覆う基端部と、
前記基端部に設けられ各前記ダクトガイド孔にそれぞれ挿入される複数のガイド部と、
を有し、
前記複数のガイド部は、前記筐体の前記一壁に対して前記ダクトを回転可能に支持する
電力変換装置の冷却構造。 - 前記ダクトは、前記基端部と先端部との間に冷却対象物が収容される収容部を備える
請求項1に記載の電力変換装置の冷却構造。 - 前記ダクトの内部の前記ファンを外部に露出及び外部から遮蔽する開閉部を備える請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置の冷却構造。
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JP2019106180A JP7072541B2 (ja) | 2019-06-06 | 2019-06-06 | 電力変換装置の冷却構造 |
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