JP7062243B1 - 品質情報出力装置、品質情報出力方法、およびプログラム - Google Patents

品質情報出力装置、品質情報出力方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価する品質情報出力装置、品質情報出力方法及びプログラムを提供する。【解決手段】品質情報出力装置1は、ソフトウェア開発のプロセスの規定に関する規定情報及びソフトウェア開発の成果物である成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む1以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子とに対応付く2以上の評価値を取得する評価値取得部131と、評価値取得部131が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部132と、統計処理部132が取得した品質情報を出力する品質出力部141と、を具備し、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する品質情報を出力することで、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価する。【選択図】図1

Description

本発明は、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質情報を取得し、出力する品質情報出力装置等に関するものである。
従来、プロジェクトの状況を、視覚を通じて客観的に評価できるとするプロジェクト管理装置があった(特許文献1参照)。
かかる装置は、プロジェクトにおける端末A1、B1等より受信したインプットデータに基づいて管理すべきプロジェクトの状況の一側面を表す指標であるプロジェクト管理指標があって、前記プロジェクト管理指標に基づいてプロジェクトの評価を行い、プロジェクトマネージャ側の端末MA、MB等に対して該評価に関する一連のデータを送信するプロジェクト管理装置PMにおいて、前記プロジェクト管理指標に係るデータであるプロジェクト管理指標データを生成するプロジェクト管理指標生成手段1と、前記プロジェクト管理指標データを可視化するデータ可視化手段3を有する。
また、例えば、システム及びソフトウェア製品の品質を評価する基準である国際規格(JIS X 25010)が存在する。
特開2006-85277号公報
しかしながら、従来技術においては、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価することが困難であった。特に、ソフトウェア開発プロジェクトのプロセスを品質の観点で評価することが困難であった。
また、例えば、上述した国際規格(JIS X 25010)を活用してソフトウェアの品質管理を実践するには、品質管理の理想と現実のギャップの分析が重要である。しかし、このギャップ分析を行う手法は国際規格では明確にされていない。
本発明は、上記に鑑み、ソフトウェア開発プロジェクトにおけるプロセス面とプロダクト面での品質の評価、品質の可視化を行う技術を提供することを目的とする。
本第一の発明の品質情報出力装置は、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する品質情報を出力する品質情報出力装置であって、ソフトウェア開発のプロセスの規定に関する規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む1以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子とに対応付く2以上の評価値を取得する評価値取得部と、評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部と、統計処理部が取得した品質情報を出力する品質出力部とを具備する品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価できる。
また、本第二の発明の品質情報出力装置は、第一の発明に対して、2以上の活動識別子のうちのいずれかの活動識別子は、1以上の下位活動識別子に対応付けられ、2以上の特性識別子のうちのいずれかの特性識別子は、1以上の下位特性識別子に対応付けられ、評価値取得部は、下位活動識別子と下位特性識別子の組ごとに、組と対になる下位評価値を取得する下位評価値取得手段と、活動識別子と特性識別子の組ごとに、活動識別子と特性識別子とに対応する下位活動識別子と下位特性識別子の組と対になる1または2以上の下位評価値を用いて、評価値を取得する評価値取得手段とを具備する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価できる。
また、本第三の発明の品質情報出力装置は、第一または第二の発明に対して、評価値取得部は、1以上のドキュメント情報が格納されるドキュメント格納部から、1以上の各活動識別子に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント取得手段と、ドキュメント取得手段が取得したドキュメント情報を解析し、1以上の各特性識別子で識別される特性に関する情報を取得する解析手段と、解析手段が取得した情報に応じた評価値を、活動識別子と特性識別子に対応付けて取得する評価手段とを具備する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を容易に評価できる。
また、本第四の発明の品質情報出力装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、評価値取得部は、ソフトウェア開発プロジェクトとソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得し、統計処理部は、2以上の階層のすべての組織の評価値を用いて、評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に評価できる。
また、本第五の発明の品質情報出力装置は、第四の発明に対して、評価値取得部は、ソフトウェア開発プロジェクトとソフトウェア開発プロジェクトが属する事業部と事業部が属する企業の少なくとも3階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に評価できる。
また、本第六の発明の品質情報出力装置は、第一から第五いずれか1つの発明に対して、統計処理部は、評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する総合スコアを算出する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する分かりやすい品質の情報を提示できる。
また、本第七の発明の品質情報出力装置は、第六の発明に対して、統計処理部は、特性識別子に応じた異なる重みを用いて、評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、総合スコアを算出する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に分かりやすく提示できる。
また、本第八の発明の品質情報出力装置は、第一から第三いずれか1つの発明に対して、2以上の特性識別子は、マネジメントに関する組織力に関する特性である組織力特性の特性識別子、ソフトウェア製造または品質活動に対する能力に関する特性である作業特性の特性識別子、ソフトウェアの評価作業に関する能力に関する特性である評価特性の特性識別子のうちの2種類以上の特性識別子であり、統計処理部は、組織力特性の特性識別子、作業特性の特性識別子、または評価特性の特性識別子のうちの2種類以上の特性識別子ごとに、2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得し、品質出力部は、2種類以上の特性識別子ごとの品質情報を図的に出力する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に提示できる。
また、本第九の発明の品質情報出力装置は、第一から第八いずれか1つの発明に対して、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた、活動識別子と特性識別子との組ごとの基準値の集合である基準値集合が格納される基準値格納部から取得されたソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた基準値集合を統計処理した結果である基準情報を取得する基準情報取得部をさらに具備し、品質出力部は、基準情報取得部が取得した基準情報と品質情報とを対比可能な態様で出力する、品質情報出力装置である。
かかる構成により、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質の良し悪しを分かりやすく提示できる。
本発明による品質情報出力装置によれば、ソフトウェア開発プロジェクに関する品質を適切に評価できる。
実施の形態1における品質情報出力装置1のブロック図 同品質情報出力装置1の動作例について説明するフローチャート 同評価値統計処理の例について説明するフローチャート 同評価値取得処理の例について説明するフローチャート 同品質管理マップの例を示す図 同理想品質管理マップの例を示す図 同評価値が入力された品質管理マップの例を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同出力例を示す図 同品質管理マップ構成元マップの例を示す図 実施の形態2における品質情報出力装置2のブロック図 同品質情報出力装置2の評価値取得処理の例について説明するフローチャート 上記実施の形態におけるコンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
以下、品質情報出力装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、品質管理マップが有する2以上の各項目の評価値を取得し、当該2以上の評価値を統計処理し、ソフトウェア開発プロジェクト(以下、適宜、「プロジェクト」と言う。)に関する品質情報を取得し、出力する品質情報出力装置について説明する。なお、品質管理マップは、プロジェクトに関する品質を管理するためのマップである。品質管理マップは、通常、2次元のマップであるが、3以上の次元の情報でも良い。品質管理マップの詳細については後述する。また、品質情報は、例えば、総合的なスコア、項目の集合ごとの値が表出されたグラフやレーダーチャート等である。
また、本実施の形態において、各項目に対応する1以上の各下位の項目に対する評価値を取得し、当該評価値を用いて、各項目の評価値を取得し、当該2以上の評価値を統計処理し、プロジェクトに関する品質情報を取得し、出力する品質情報出力装置について説明する。
また、本実施の形態において、各項目に対して、2階層以上の組織の評価値を取得し、品質情報を取得する際に使用する品質情報出力装置について説明する。なお、2階層以上は、例えば、企業、事業部、プロジェクトの3階層である。
さらに、本実施の形態において、取得した品質情報とともに、基準値を出力する品質情報出力装置について説明する。
図1は、本実施の形態における品質情報出力装置1のブロック図である。なお、品質情報出力装置1は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、サーバ等であり、その種類は問わない。品質情報出力装置1がサーバである場合、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバ等であるが、その種類は問わない。
品質情報出力装置1は、格納部11、受付部12、処理部13、および出力部14を備える。
格納部11は、基準値格納部111、およびドキュメント格納部112を備える。処理部13は、評価値取得部131、統計処理部132、および基準情報取得部133を備える。評価値取得部131は、下位評価値取得手段1311、および評価値取得手段1312を備える。出力部14は、品質出力部141を備える。
品質情報出力装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、品質管理マップを構成する各軸の情報、後述する基準値、後述するドキュメント情報、後述する1または2以上の評価値、後述する1または2以上の下位評価値である。
品質管理マップは、例えば、2軸からなる。2軸のうちの1軸は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関する軸である活動軸である。なお、活動は、ソフトウェア開発に関する活動である。また、他の軸は、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を評価する際の特性に関する軸である特性軸である。
活動軸の情報は、2以上の活動識別子を有する。活動識別子とは、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動を識別する情報である。活動識別子は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける「スコープ」と言っても良い。
2以上の活動識別子は、例えば、マネジメントに関する活動である「開発マネジメント」「品質マネジメント」を含む。2以上の活動識別子は、例えば、開発プロジェクトでの品質確保のための活動である「要求仕様レビュー」「設計仕様レビュー」「実装/ソースコードレビュー」「テスト設計」「テスト実施」「品質分析」を含む。2以上の活動識別子は、例えば、保守活動での品質確保のための活動である「保守開発」「保守検証」「品質分析/サポートからのフィードバック」を含む。
また、2以上の各活動識別子は、上位活動識別子に対応付くことは好適である。上位活動識別子は、2以上の各活動識別子を纏めた上位概念の活動の識別子である。上位活動識別子は、例えば、「開発マネジメント」「品質マネジメント」の上位の「マネジメント」、「要求仕様レビュー」「設計仕様レビュー」「実装/ソースコードレビュー」「テスト設計」「テスト実施」「品質分析」の上位の「開発プロジェクトでの品質確保」、「保守開発」「保守検証」「品質分析/サポートからのフィードバック」の上位の「保守活動での品質確保」である。
特性軸の情報は、2以上の特性識別子を有する。特性識別子とは、特性を識別する情報である。特性とは、ここでは、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を評価する対象であり、評価が可能な単位である。特性は、評価の観点である、と言っても良い。
2以上の特性識別子は、例えば、方針・体制・プロジェクトマネジメントなどの組織力に関する特性である「基本方針」「体制教育」「スケジュール」「コスト」「開発説明責任」「品質説明責任」を有する。2以上の特性識別子は、例えば、製品製造および品質活動に対する能力に関する特性である「機能適合性」「性能効率性」「互換性」「使用性」「信頼性」「セキュリティ」「保守性」「移植性」からなる製品品質に関する特性、及び「有効性」「効率性」「満足性」「リスク回避性」「利用状況網羅性」からなる利用時品質を有する。2以上の特性識別子は、例えば、評価作業に関する能力に関する特性である「機能適合性」「性能効率性」「互換性」「使用性」「信頼性」「セキュリティ」「保守性」「移植性」からなる製品品質に関する特性、及び「有効性」「効率性」「満足性」「リスク回避性」「利用状況網羅性」からなる利用時品質を有する。
また、2以上の各特性識別子は、上位特性識別子に対応付くことは好適である。上位特性識別子は、2以上の各特性識別子を纏めた上位概念の特性の識別子である。上位特性識別子は、例えば、「基本方針」「体制教育」「スケジュール」「コスト」「開発説明責任」「品質説明責任」の上位の「方針・体制・プロジェクトマネジメントなどの組織力」、「機能適合性」「性能効率性」「互換性」「使用性」「信頼性」「セキュリティ」「保守性」「移植性」「有効性」「効率性」「満足性」「リスク回避性」「利用状況網羅性」の上位の「製品製造および品質活動に対する能力」、
「機能適合性」「性能効率性」「互換性」」「使用性」「信頼性」「セキュリティ」「保守性」「移植性」「有効性」「効率性」「満足性」「リスク回避性」「利用状況網羅性」の上位の「評価作業に関する能力」である。なお、上位特性識別子「方針・体制・プロジェクトマネジメントなどの組織力」は、「組織力特性」と言っても良い。上位特性識別子「製品製造および品質活動に対する能力」は、「作業特性」と言っても良い。上位特性識別子「評価作業に関する能力」は、「評価特性」と言っても良い。
なお、活動軸の情報と特性軸の情報とを用いて、後述する図5に示すような品質管理マップが構成され得る。
また、格納部11には、1または2以上の下位活動識別子が格納されていても良い。下位活動識別子は、活動識別子で識別される活動をさらに細分化した活動を識別する情報である。例えば、活動識別子「要求仕様レビュー」に対応付けて、下位活動識別子「要求定義書」「方式設計書」「テスト全体計画書」が格納されていている。また、「設計仕様レビュー」に対応付けて、下位活動識別子「外部設計書」「内部設計書」が格納されていている。また、「実装/ソースコードレビュー」に対応付けて、下位活動識別子「ソースコード」「単体テスト仕様書/結果」が格納されていている。つまり、活動識別子は、ドキュメントの識別子を含む、と考えても良い。
また、格納部11には、1または2以上の特性活動識別子が格納されていても良い。下位特性識別子は、特性識別子で識別される特性をさらに細分化した特性を識別する情報である。例えば、特性識別子「機能適合性」に対応付けて、下位特性識別子「機能安全性」「機能正確性」「機能適切性」が格納されていている。また、特性識別子「性能効率性」に対応付けて、下位特性識別子「時間効率性」「資源効率性」「容量満足性」が格納されていている。
また、格納部11には、2以上の各階層を識別する階層識別子が格納されていても良い。2以上の階層識別子は、例えば、「企業」「事業部」「プロジェクト」である。2以上の階層識別子は、例えば、「企業」「プロジェクト」である。
基準値格納部111には、1または2以上の基準値集合が格納される。基準値集合は、例えば、活動識別子と特性識別子の組に対応する基準値の集合である。基準値集合は、例えば、活動識別子と特性識別子と階層識別子の組に対応する基準値の集合である。
基準値は、品質に関する値である。基準値は、例えば、理想の値であるが、平均的な値でも良い。基準値は、比較対象となる品質に関する値である。基準値集合は、属性値条件に対応付いていることは好適である。属性値条件は、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの1以上の属性値に関する条件である。属性値条件は、例えば、「大企業」「開発者数>=100」等である。なお、属性値は、問わない。
ドキュメント格納部112には、1以上のドキュメント情報が格納される。ドキュメント情報は、プロジェクトにおいて使用するドキュメントの情報、またはプロジェクトにおける成果物のドキュメントの情報である。ドキュメント情報は、規定情報および成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む。
規定情報は、ソフトウェア開発のプロセスの規定に関する情報である。規定情報は、例えば、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関するルールを示す情報、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関して実施しなければならないことを示す情報である。規定情報は、例えば、開発プロセス規定書のファイル、開発規定書のファイルである。規定情報は、例えば、組織識別子「会社」のソフトウェア開発のルールを示す情報、組織識別子「事業部」のソフトウェア開発のルールを示す情報、組織識別子「プロジェクト」のソフトウェア開発のルールを示す情報である。組織識別子「会社」のソフトウェア開発のルールを示す情報は、例えば、JIS x 0160(共通フレームワーク)およびISO 9000ベースのルールである。組織識別子「事業部」のソフトウェア開発のルールは、例えば、「開発プロジェクト用のドキュメントやソースのコメント欄のテンプレート」である。組織識別子「プロジェクト」のソフトウェア開発のルールは、例えば、プロジェクト計画に記載されているルールである。なお、各ルールの内容は問わない。
成果物情報は、ソフトウェア開発における成果物である。成果物情報は、成果物のドキュメントである。成果物情報は、例えば、要求仕様書のファイル、概要設計書のファイル、詳細設計書のファイル、ソースファイル、テスト仕様書のファイル、テスト成績書のファイル、保守仕様書のファイル、保守結果書のファイルである。成果物情報は、例えば、「要求定義書」「方式設計書」「テスト全体計画書」「外部設計書」「内部設計書」「ソースコード」「単体テスト仕様書/結果」である。
ドキュメント情報は、通常、ファイルであるが、データベースのテーブルやレコードの集合等、そのデータ構造や形式は問わない。
ドキュメント情報は、通常、活動識別子に対応付いている。なお、ドキュメント情報と活動識別子との対応付けの方法は問わない。例えば、活動識別子は、例えば、ドキュメント情報がファイルである場合のファイル名の一部または全部である。また、ドキュメント情報と活動識別子とは、対応表により対応付けられる。対応表は、活動識別子とドキュメント情報識別子との対応を示す2以上の対応情報を有する。対応表は、格納部11に格納されている。
ドキュメント情報は、活動識別子と特性識別子の組に対応付いていても良い。ドキュメント情報は、下位活動識別子と下位特性識別子の組に対応付いていても良い。活動識別子、特性識別子、下位活動識別子、下位特性識別子のうちの1または2以上の組み合わせに対して、いずれかのドキュメント情報が対応付いていることは好適である。
ドキュメント情報は、活動識別子と特性識別子と階層識別子の組に対応付いていても良い。ドキュメント情報は、下位活動識別子と下位特性識別子と階層識別子の組に対応付いていても良い。活動識別子、特性識別子、下位活動識別子、下位特性識別子、階層識別子のうちの1または2以上の組み合わせに対して、いずれかのドキュメント情報が対応付いていることは好適である。
受付部12は、各種の情報や指示を受け付ける。各種の情報や指示は、例えば、基準値集合、ドキュメント情報、1以上の各項目に対する評価値、出力指示、ドキュメントの出力の指示である。
出力指示とは、品質情報を出力する指示である。なお、出力指示は、ソフトウェア開発プロジェクトの属性値を含むことは好適である。
ドキュメントの出力の指示は、ドキュメント情報の出力の指示である。
ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
各種の情報や指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
受付部12は、例えば、いずれかの活動識別子といずれかの特性識別子とに対応付けられた評価値を受け付ける。受付部12は、例えば、表示されている品質管理マップの一の活動識別子と一の特性識別子とに対応付けられた評価値を、ユーザから受け付ける。
受付部12は、例えば、いずれかの下位活動識別子といずれかの下位特性識別子とに対応付けられた下位評価値を受け付ける。
下位評価値は、評価値と同様は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける品質に関し、下位活動識別子で識別される細分化された活動と下位特性識別子で識別される細分化された特性についての評価の情報である。下位評価値は、いずれかの下位活動識別子といずれかの下位特性識別子とに対応付く。下位評価値は、例えば、1または0である。下位評価値は、例えば、0から3の4段階のレベルである。下位評価値は、例えば、A,B,Cのうちのいずれかの値である。ただし、下位評価値の幅や段階は問わない。
評価値は、1以上のドキュメント情報に対する評価値である。ドキュメント情報は、規定情報および成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む。評価値は、ソフトウェア開発プロジェクトにおける品質に関し、活動識別子で識別される活動と特性識別子で識別される特性についての評価の情報である。評価値は、ソフトウェア開発のプロセスに関する評価値、またはソフトウェア開発の成果物(プロダクト)に関する評価値である。評価値は、いずれかの活動識別子といずれかの特性識別子とに対応付く。評価値は、例えば、1または0である。評価値は、例えば、0から3の4段階のレベルである。評価値は、例えば、A,B,Cのうちのいずれかの値である。ただし、評価値の幅や段階は問わない。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、評価値取得部131、統計処理部132、基準情報取得部133が行う処理である。
評価値取得部131は、2以上の評価値を取得する。評価値取得部131は、例えば、格納部11から評価値を読み出す。評価値取得部131は、例えば、受付部12が受け付けた評価値を取得する。評価値取得部131は、例えば、後述する下位評価値取得手段1311、および後述する評価値取得手段1312により、評価値を取得する。
評価値取得部131は、ソフトウェア開発プロジェクトとソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得することは好適である。なお、ソフトウェア開発プロジェクトの上位組織は、例えば、事業部と事業部の上位組織である企業である。ソフトウェア開発プロジェクトの上位組織は、例えば、企業である。
また、事業部や企業等の上位組織に対する評価値は、通常、プロセスに対する評価値である。また、下位組織のプロジェクトに対する評価値は、通常、プロダクトに対する評価値であるが、プロセスに対する評価値を含んでも良い。また、プロセスに対する評価値は、通常、事業部や企業等で策定しているソフトウェア開発の規定の情報(例えば、開発プロセス規定、各種開発既定に関するテンプレート、評価および品質保証に関するテンプレート)に基づく値である。また、プロダクトに対する評価値は、通常、ソフトウェア開発の成果物(例えば、「要求定義書」「方式設計書」「テスト全体計画書」「外部設計書」「内部設計書」「ソースコード」、「レビュー記録書」、「工程移行判定書」、「不具合報告書」、「テスト項目書」)に基づく値である。
評価値取得部131は、ソフトウェア開発プロジェクトとソフトウェア開発プロジェクトが属する事業部と事業部が属する企業の少なくとも3階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得することは好適である。つまり、評価値取得部131は、3階層のうちのいずれかの階層識別子、活動識別子、および特性識別子の組ごとに、評価値を取得することは好適である。ただし、評価値取得部131は、例えば、2階層のうちのいずれかの階層識別子、活動識別子、および特性識別子の組ごとに、評価値を取得しても良い。
評価値取得部131は、ソフトウェア開発プロジェクトの成果物情報を用いて、プロダクトに関する品質の1以上の評価値を取得する。また、評価値取得部131は、規定情報を用いて、プロセスに関する品質の1以上の評価値を取得する。
評価値取得部131は、例えば、成果物情報を見たユーザが入力したプロダクトに関する品質の1以上の評価値を取得する。評価値取得部131は、例えば、規定情報を見たユーザが入力したプロダクトに関する品質の1以上の評価値を取得する。
なお、実施の形態2において、評価値取得部がドキュメント情報から評価値を自動取得する場合を説明する。
下位評価値取得手段1311は、下位活動識別子と下位特性識別子の組ごとに、組と対になる下位評価値を取得する。下位評価値取得手段1311は、例えば、格納部11から下位評価値を読み出す。下位評価値取得手段1311は、例えば、受付部12が受け付けた下位評価値を取得する。
評価値取得手段1312は、活動識別子と特性識別子の組ごとに、活動識別子と特性識別子とに対応する下位活動識別子と下位特性識別子の組と対になる1または2以上の下位評価値を用いて、評価値を取得する。
評価値取得手段1312は、1以上の下位評価値の値が大きいほど、当該1以上の下位評価値に対応する評価値を、大きな値とする。評価値取得手段1312は、例えば、1以上の下位評価値をパラメータとする増加関数(例えば、加算)により、1以上の下位評価値に対応する評価値を算出する。評価値取得手段1312は、例えば、1以上の下位評価値に対応する評価値を、1以上の下位評価値を用いた条件と評価値との対応を示す2以上の対応情報を含む対応表から取得する。
統計処理部132は、評価値取得部131が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する。なお、統計処理のアルゴリズムは問わない。
なお、品質情報とは、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する情報である。品質情報は、通常、ソフトウェア開発のプロセスの品質とソフトウェア開発のプロダクトの品質の両方の品質の情報を含む。品質情報は、2階層以上の組織(例えば、企業、事業部、プロジェクトのうちの2以上)についてのソフトウェア開発の品質に関する情報であることは好適である。品質情報は、例えば、総合スコアである。総合スコアは、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質についての総合的なスコアである。総合スコアは、通常、ソフトウェア開発のプロセスの品質とソフトウェア開発のプロダクトの品質の両方の品質についての総合的なスコアである。品質情報は、例えば、2以上の活動識別子をまとめた上位活動識別子ごとの品質に関する情報である。品質情報は、例えば、2以上の特性識別子をまとめた上位特性識別子ごとの品質に関する情報である。品質情報は、例えば、上位活動識別子および上位特性識別子ごとの品質に関する情報である。
統計処理部132は、2以上の階層のすべての組織の評価値を用いて、評価値取得部131が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得することは好適である。統計処理部132は、2以上の各階層の評価値が大きいほど、大きな値の情報を含む、品質情報を取得する。
統計処理部132は、評価値取得部131が取得した2以上の評価値を統計処理し、総合スコアを算出する。統計処理部132は、例えば、評価値取得部131が取得した2以上の評価値をパラメータとする増加関数により、総合スコアを算出する。なお、増加関数は、例えば、合計値を算出する関数、評価値に重み付けをして、加算する関数、平均値や中央値等の代表値を算出する関数である。
統計処理部132は、特性識別子に応じた異なる重みを用いて、評価値取得部131が取得した2以上の評価値を統計処理し、総合スコアを算出することは好適である。統計処理部132は、例えば、演算式「総合スコア=a×C+b×C+・・・+nC」(a,b,・・・,nは重みの定数、C,C・・・,Cは評価値)に、評価値取得部131が取得した評価値(C,C・・・,C)を代入し、当該演算式を実行することにより、総合スコアを算出する。
統計処理部132は、組織力特性の上位特性識別子、作業特性の上位特性識別子、または評価特性の上位特性識別子のうちの2種類以上の上位特性識別子ごとに、2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得しても良い。かかる場合、品質情報は、2種類以上の上位特性識別子ごとの統計処理結果である。かかる統計処理結果は、例えば、組織力特性の上位特性識別子に対応するスコア、作業特性の上位特性識別子に対応するスコア、評価特性の上位特性識別子に対応するスコアである。
統計処理部132は、過去に蓄積された品質情報と、取得した品質情報との差異に関する情報(これも品質情報であり、変化品質情報と言っても良い)を取得しても良い。また、統計処理部132は、取得した品質情報に対応する識別子と対になる過去に蓄積された品質情報を読み出し、当該過去の品質情報と、新たに取得した品質情報との差異に関する変化品質情報を取得しても良い。なお、識別子は、例えば、プロジェクト識別子またはユーザ識別子等である。
なお、変化品質情報は、スコアが変化したか否かを示す情報でも良いし、スコアの差でも良いし、スコアの差に基づく、変化の激しさを示すランク等でも良い。
基準情報取得部133は、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた基準値集合を統計処理した結果である基準情報を取得する。基準情報は、品質情報に対応する情報である。基準情報は、品質情報と対比可能な情報である。基準情報は、通常、品質情報と同じデータ構造の情報である。
基準情報取得部133は、例えば、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた基準値集合を基準値格納部111から取得し、当該基準値集合に対して統計処理を行い、基準情報を取得する。なお、ここでの統計処理の方法は、統計処理部132の統計処理と同じである。
基準情報取得部133は、例えば、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた基準情報を基準値格納部111から取得する。かかる場合、属性値に応じた基準情報が、予め基準値格納部111に格納されている。
出力部14は、各種の情報を出力する。各種の情報は、例えば、品質情報、基準情報である。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
品質出力部141は、統計処理部132が取得した品質情報を出力する。品質出力部141は、例えば、プロジェクト識別子またはユーザ識別子等の識別子に対応付けて、品質情報を蓄積することは好適である。また、品質出力部141は、統計処理部132が取得した変化品質情報を出力しても良い。
品質出力部141は、2種類以上の特性識別子ごとの品質情報を図的に出力することは好適である。図的な出力とは、例えば、グラフの出力、レーダーチャートの出力である。
品質出力部141は、基準情報取得部133が取得した基準情報と品質情報とを対比可能な態様で出力することは好適である。対比可能な態様での出力とは、例えば、表による出力、グラフの出力、レーダーチャートの出力である。
格納部11、基準値格納部111、およびドキュメント格納部112は、は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受付部12は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
処理部13、評価値取得部131、統計処理部132、基準情報取得部133、下位評価値取得手段1311、および評価値取得手段1312は、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。なお、プロセッサは、CPU、MPU、GPU等であり、その種類は問わない。
出力部14、および品質出力部141は、は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部14等は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、品質情報出力装置1の動作例について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)受付部12は、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けて、評価値を受け付けたか否かを判断する。評価値を受け付けた場合はステップS202に行き、評価値を受け付けなかった場合はステップS203に行く。
(ステップS202)処理部13は、ステップS201で受け付けられた評価値を、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けて格納部11に蓄積する。ステップS201に戻る。
(ステップS203)受付部12は、出力指示を受け付けたか否かを判断する。出力指示を受け付けた場合はステップS204に行き、出力指示を受け付けなかった場合はステップS208に行く。なお、出力指示は、1以上の属性値を有することは好適である。
(ステップS204)処理部13は、2以上の評価値を取得し、当該2以上の評価値に対して、統計処理を行い、1または2種類以上の品質情報を取得する。かかる評価値統計処理の例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS205)基準情報取得部133は、基準値格納部111に格納されている1または2種類以上の基準情報であり、出力指示が有する1以上の属性値に対応する基準情報を取得する。なお、基準値格納部111に格納されている基準情報は、ステップS204で取得される1種類以上の各品質情報と比較される基準値の情報である、とする。
(ステップS206)品質出力部141は、ステップS204で取得された1種類以上の品質情報を出力する。
(ステップS207)品質出力部141は、ステップS205で取得された1種類以上の基準情報を、ステップS206で出力した品質情報と対比可能なように出力する。ステップS201に戻る。
(ステップS208)受付部12は、その他の情報や指示を受け付けたか否かを判断する。その他の情報等を受け付けた場合はステップS209に行き、受け付けなかった場合はステップS201に戻る。その他の情報や指示は、例えば、基準値集合、ドキュメント情報、ドキュメント情報の出力の指示である。
(ステップS209)処理部13等は、ステップS208で受け付けられたその他の情報や指示に応じた処理を行う。ステップS201に戻る。処理部13は、例えば、受け付けられた基準値集合を基準値格納部111に蓄積する。処理部13は、例えば、受け付けられたドキュメント情報をドキュメント格納部112に蓄積する。出力部14は、例えば、受け付けられたドキュメント情報の出力の指示に応じて、ドキュメント格納部112のドキュメント情報を出力する。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS204の評価値統計処理の例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS302)評価値取得部131は、i番目の活動識別子が存在するか否かを判断する。i番目の活動識別子が存在する場合はステップS303に行き、存在しない場合はステップS312に行く。
(ステップS303)処理部13は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS304)評価値取得部131は、j番目の特性識別子が存在するか否かを判断する。j番目の特性識別子が存在する場合はステップS305に行き、存在しない場合はステップS311に行く。
(ステップS305)処理部13は、カウンタkに1を代入する。
(ステップS306)評価値取得部131は、k番目の階層識別子が存在するか否かを判断する。k番目の階層識別子が存在する場合はステップS307に行き、存在しない場合はステップS309に行く。
(ステップS307)評価値取得部131は、i番目の活動識別子、j番目の特性識別子、およびk番目の階層識別子に対応する評価値を取得する。かかる評価値取得処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS308)処理部13は、カウンタkを1、インクリメントする。ステップS306に戻る。
(ステップS309)統計処理部132は、i番目の活動識別子およびj番目の特性識別子に対応する2階層以上の評価値を取得し、当該評価値に対して、予め決められた統計処理を行い、品質情報を取得し、当該品質情報を、i番目の活動識別子およびj番目の特性識別子に対応付けて、図示しないバッファに一時蓄積する。
なお、予め決められた統計処理は、例えば、2階層以上の評価値の加算、2階層以上の各階層に対応する重みを評価値に乗算し、その乗算結果を加算する処理である。
(ステップS310)処理部13は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS304に戻る。
(ステップS311)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS302に戻る。
(ステップS312)処理部13は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS313)統計処理部132は、i番目の上位活動識別子が存在するか否かを判断する。i番目の上位活動識別子が存在する場合はステップS314に行き、存在しない場合はステップS320に行く。
(ステップS314)処理部13は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS315)統計処理部132は、j番目の上位特性識別子が存在するか否かを判断する。j番目の上位特性識別子が存在する場合はステップS316に行き、存在しない場合はステップS319に行く。
(ステップS316)統計処理部132は、i番目の上位活動識別子に対応する1以上の活動識別子を格納部11から取得する。統計処理部132は、j番目の上位特性識別子に対応する1以上の特性識別子を格納部11から取得する。統計処理部132は、1以上の活動識別子のうちのいずれかの活動識別子、および1以上の特性識別子のうちのいずれかの特性識別子と対になる品質情報を図示しないバッファから取得する。
(ステップS317)統計処理部132は、ステップS316で取得した2以上の品質情報に対して、予め決められた統計処理し、上位品質情報を取得する。統計処理部132は、かかる上位品質情報を、i番目の上位活動識別子およびj番目の上位特性識別子に対応付けて、図示しないバッファに蓄積する。
なお、予め決められた統計処理は、例えば、2以上の品質情報の加算、活動識別子または/および特性識別子に対する重みを品質情報に乗算し、その乗算結果を加算する処理である。
(ステップS318)処理部13は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS315に戻る。
(ステップS319)処理部13は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS313に戻る。
(ステップS320)統計処理部132は、2以上の評価値、または2以上の品質情報、または2以上の上位品質情報に対して、予め決められた統計処理し、当該ソフトウェア開発プロジェクトの総合スコアを算出し、図示しないバッファに蓄積する。上位処理にリターンする。
なお、予め決められた統計処理は、例えば、加算、値を重み付けして、加算する処理である。
次に、ステップS307の評価値取得処理の第一の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。評価値取得処理の第一の例は、ユーザの判断により入力された評価値を用いる場合である。
(ステップS401)評価値取得部131は、i番目の活動識別子または/およびj番目の特性識別子に対応する下位活動識別子または/および下位特性識別子が存在するか否かを判断する。下位活動識別子または/および下位特性識別子が存在する場合はステップS402に行き、下位活動識別子または/および下位特性識別子が存在しない場合はステップS404に行く。
(ステップS402)評価値取得部131は、i番目の活動識別子に対応するいずれかの下位活動識別子とj番目の特性識別子に対応するいずれかの下位特性識別子と対になるすべての評価値、i番目の活動識別子に対応するいずれかの下位活動識別子とj番目の特性識別子と対になるすべての評価値、i番目の活動識別子とj番目の特性識別子に対応するいずれかの下位特性識別子と対になるすべての評価値を取得する。
(ステップS403)評価値取得部131は、ステップS402で取得したすべての評価値に対して、予め決められた統計処理を行い、i番目の活動識別子およびj番目の特性識別子に対応付けて一の評価値を取得する。上位処理にリターンする。
なお、予め決められた統計処理は、例えば、加算、重み付きの加算である。
(ステップS404)評価値取得部131は、i番目の活動識別子およびj番目の特性識別子に対応する評価値を読み出す。上位処理にリターンする。
なお、図4のフローチャートにおいて、実施の形態2で説明するように、ドキュメント情報を解析し、評価値を自動取得しても良い。
以下、本実施の形態における品質情報出力装置1の2つの具体的な動作例について説明する。具体例1は、活動識別子と特性識別子ごとに、評価値が入力される場合である。具体例2は、下位活動識別子と下位特性識別子ごとに、評価値が入力される場合である。
(具体例1)
今、品質情報出力装置1を構成する格納部11に、図5に示す品質管理マップの情報が格納されている、とする。図5の品質管理マップにおける一の活動識別子と、一の特性識別子とに対応するセルは、3つ存在するが、3つの各々は、3つの階層識別子にうちのいずれかに対応付いている。図5において、当該3つのセルのうち、最上位のセルは階層識別子「企業」に対応付き、真ん中のセルは階層識別子「事業部」に対応付き、最下位のセルは階層識別子「プロジェクト」に対応付くものとする。つまり、品質管理マップの各セルは、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けられている。
階層識別子「企業」に対応付くセルに対する評価値は、例えば、企業全体におけるソフトウェア開発プロジェクトに対するルールであり、ソフトウェア開発プロジェクトの品質を確保及び向上するためのルールに対する評価値である、と言える。階層識別子「事業部」に対応付くセルに対する評価値は、例えば、対象となる事業部におけるソフトウェア開発プロジェクトに対するルールであり、ソフトウェア開発プロジェクトの品質の確保及び向上するためのルールに対する評価値である、と言える。階層識別子「プロジェクト」に対応付くセルに対する評価値は、例えば、対象となるプロジェクトにおけるソフトウェア開発プロジェクトに対するルールまたは/および開発時の成果物に対する評価値である、と言える。
また、ドキュメント格納部112には、規定情報に該当する開発プロセス規定書のファイル、成果物情報に該当する要求仕様書のファイル、概要設計書のファイル、詳細設計書のファイル、ソースファイル、テスト仕様書のファイル、テスト成績書のファイル、保守仕様書のファイル等が格納されている。
さらに、基準値格納部111には、ここでは、理想的な値である基準値が、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けられて格納されている理想品質管理マップが格納されている。かかる理想品質管理マップは、図6である。
基準値格納部111には、2以上の理想品質管理マップが存在し、各理想品質管理マップは、異なる属性値条件に対応付いている、とする。
かかる状況において、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質の評価者Aは、ドキュメント格納部112のファイルを確認し、図5に示す品質管理マップの各セルに対して、評価値を入力した、とする。すると、品質情報出力装置1の受付部12は、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けられた、評価値を受け付ける。次に、処理部13は、受け付けられた評価値を、活動識別子、特性識別子、および階層識別子に対応付けて格納部11に蓄積する。かかる評価値が入力された品質管理マップは、図7である。
次に、評価者Aは、品質情報出力装置1に、出力指示を入力した、とする。すると、受付部12は、出力指示を受け付ける。なお、出力指示は、評価対象のプロジェクトの1以上の属性値を有する、とする。
次に、評価値取得部131は、図7の品質管理マップにおける2以上の評価値を取得する。そして、統計処理部132は、当該2以上の評価値に対して、統計処理を行い、1または2種類以上の品質情報を取得する。また、基準情報取得部133は、出力指示が有する1以上の属性値が合致する属性値条件と対になる理想品質管理マップ(ここでは、図6のマップ)を基準値格納部111から取得する。次に、基準情報取得部133は、統計処理部132が取得した品質情報と比較可能な基準情報を、図6の理想品質管理マップの各評価値を用いて取得する。
ここで、統計処理部132は、活動識別子ごと、上位特性識別子ごとの品質情報を取得した、とする。また、基準情報取得部133も、活動識別子ごと、上位特性識別子ごとの基準情報(理想値)を取得した、とする。
次に、品質出力部141は、統計処理部132が取得した品質情報と、基準情報取得部133が取得した基準情報とを用いて、比較可能な表を構成し、出力する。かかる表は、図8である。
また、統計処理部132は、活動識別子ごと、特性識別子ごとの品質情報を取得した、とする。また、基準情報取得部133も、活動識別子ごと、特性識別子ごとの基準情報(理想値)を取得した、とする。
そして、品質出力部141は、統計処理部132が取得した品質情報と、基準情報取得部133が取得した基準情報とを用いて、上位特性識別子ごとのレーダーチャートを構成し、出力する。なお、レーダーチャートの例は、図9である。なお、図9の「品質体制」は「方針・体制・プロジェクトマネジメントなどの組織力」に対応し、「製造品質」は「製品製造および品質活動に対する能力」に対応し、「評価品質」は「評価作業に関する能力」に対応する。
また、統計処理部132は、上位活動識別子ごと、上位特性識別子ごとの上位品質情報を取得した、とする。また、基準情報取得部133も、上位活動識別子ごと、上位特性識別子ごとの基準情報(理想値)を取得した、とする。
そして、品質出力部141は、統計処理部132が取得した上位品質情報と、基準情報取得部133が取得した基準情報とを用いて、棒グラフを構成し、出力する。なお、棒グラフの例は、図10である。
さらに、統計処理部132は、図7の各評価値(C、C、・・・、C)を演算式「総合スコア=a×C+b×C+・・・+nC」(a,b,・・・,nは重みの定数)に代入し、総合スコアを算出する。次に、品質出力部141は、総合スコアを出力する。
以上、本具体例によれば、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価できる。さらに具体的には、ソフトウェア開発プロジェクトについて、プロセスとプロダクトの両面から、その品質を適切に評価できる。
(具体例2)
今、品質情報出力装置1を構成する格納部11に、図11に示す品質管理マップ構成元マップを構成する2軸の情報が格納されている、とする。2軸の情報のうち1軸の情報は、スコープ「要求仕様レビュー」「設計仕様レビュー」「実装/ソースコードレビュー」を有する。なお、スコープは、活動識別子に該当する。
また、「要求仕様レビュー」に対応する2以上の下位活動識別子は、ここでは、「要件定義書」「方針設計書」「テスト全体計画書」を有する。なお、下位活動識別子は、ここでは、「レビュー対象」であり、ドキュメント名である。
また、品質管理マップ構成元マップ(図11)の2軸の情報のうち他軸の情報は、2以上の特性識別子を有する。また、各特性識別子は、2以上の下位特性識別子を有する。特性識別子「機能適合性」に対応する下位特性識別子は、ここでは「機能完全性」「機能正確性」「機能適切性」である。特性識別子「性能効率性」に対応する下位特性識別子は、ここでは「時間効率性」「資源効率性」「容量満足性」である。
さらに、品質管理マップ構成元マップ(図11)の他軸には、レビュー対象に対応する「レビュー記録有無」「コメント」の欄を有する。「レビュー記録有無」「コメント」は、評価者がレビュー対象のドキュメントを検査し、記載するべき項目である。
かかる状況において、評価者Aは、品質情報出力装置1に品質管理マップ構成元マップ(図11)を表示するための操作を行い、当該品質管理マップ構成元マップ(図11)を品質情報出力装置1に表示させた。
次に、評価者Aは、評価対象のソフトウェア開発プロジェクトのレビュー対象の各ドキュメントを検査し、「レビュー記録有無」「コメント」を記載した。
また、評価者Aは、各ドキュメントを検査し、下位活動識別子と下位特性識別子との組ごとに内容を評価し、全く出来ていないセルに対して「×」を入力し、出来が不十分なセルに対して「△」を入力した、とする。なお、出来ているセルに対しては、未入力とした、とする。なお、ここでは、例えば、「×」の評価値は「0」、「△」の評価値は「1」、空の評価値は「2」である、とする。
また、評価者Aは、図11に示す下位活動識別子と下位特性識別子との組以外の、下位活動識別子と下位特性識別子との組の評価値を入力した、とする。
次に、評価者Aは、品質情報出力装置1に出力指示を入力した、とする。すると、受付部12は、出力指示を受け付ける。
次に、評価値取得部131は、下位活動識別子と下位特性識別子との組ごとに、評価値(下位評価値と言う)を取得する。そして、評価値取得部131は、活動識別子と特性識別子との組ごとに、対応するすべての下位評価値(「0」または「1」または「2」)を取得し、統計処理し(ここでは、加算)、評価値を取得する。
以上の処理により、活動識別子と特性識別子とのすべての組ごとの評価値が取得できた、とする。
次に、統計処理部132は、具体例1と同様の統計処理を行い、2以上の種類の品質情報を取得する。
次に、基準情報取得部133は、基準値格納部111に格納されている1または2種類以上の基準情報であり、出力指示が有する1以上の属性値に対応する基準情報を取得する。
次に、品質出力部141は、取得されたすべての種類の品質情報を出力する。また、品質出力部141は、取得されたすべての種類の基準情報を、出力した品質情報と対比可能なように出力する。なお、かかる出力例は、図8、図9、図10である。
以上、本具体例によれば、下位活動識別子と下位特性識別子の組ごとの評価値を用いて、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に評価できる。さらに具体的には、ソフトウェア開発プロジェクトについて、プロセスとプロダクトの両面から、その品質を適切に評価できる。
以上、本実施の形態によれば、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を適切に評価できる。さらに具体的には、ソフトウェア開発プロジェクトについて、プロセスとプロダクトの両面から、その品質を適切に評価できる。
なお、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における品質情報出力装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する品質情報を出力する品質情報出力装置において動作するプログラムであって、前記品質情報出力装置を、ソフトウェア開発のプロセスの規定に関する規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む1以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子とに対応付く2以上の評価値を取得する評価値取得部と、前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部と、前記統計処理部が取得した品質情報を出力する品質出力部として機能させるためのプログラムである。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1との相違点は、評価値をドキュメント情報から自動取得する点である。その他の処理は、実施の形態1の品質情報出力装置1と同じである。
図12は、本実施の形態における品質情報出力装置2のブロック図である。品質情報出力装置2は、格納部11、受付部12、処理部23、および出力部14を備える。処理部23は、評価値取得部231、統計処理部132、および基準情報取得部133を備える。評価値取得部231は、ドキュメント取得手段2311、解析手段2312、および評価手段2313を備える。
評価値取得部231は、評価値をドキュメント情報から自動取得する点以外は、評価値取得部131と同じ処理を行う。
評価値取得部231を構成するドキュメント取得手段2311は、1以上のドキュメント情報が格納されるドキュメント格納部112から、1以上の各活動識別子に対応するドキュメント情報を取得する。
ドキュメント取得手段2311は、例えば、活動識別子と階層識別子とに対応するドキュメント情報を、活動識別子と階層識別子との組ごとに、ドキュメント格納部112から取得する。
ドキュメント取得手段2311は、例えば、下位活動識別子と下位特性識別子とに対応するドキュメント情報を、下位活動識別子と下位特性識別子との組ごとに、ドキュメント格納部112から取得する。
ドキュメント取得手段2311は、例えば、活動識別子、特性識別子、階層識別子、下位活動識別子、下位特性識別子のうちの1または2以上の組み合わせに対応するドキュメント情報を、ドキュメント格納部112から取得する。
解析手段2312は、ドキュメント取得手段2311が取得したドキュメント情報を解析し、1以上の各特性識別子で識別される特性に関する情報を取得する。
解析手段2312は、例えば、1以上の活動識別子ごとに、ドキュメント取得手段2311が取得したドキュメント情報の中の目次から、1以上の各特性識別子を含む文字列を、活動識別子と特性識別子とに対応付けて取得する。解析手段2312は、例えば、1以上の活動識別子ごとに、ドキュメント取得手段2311が取得したドキュメント情報の中の見出し(例えば、章や節などのタイトル)であり、活動識別子が含まれる見出しを検知し、当該見出しに対応する本文の1以上の文を、活動識別子と特性識別子とに対応付けて取得する。
解析手段2312は、例えば、ドキュメント情報が有する特定の領域から情報を取得し、当該情報を用いて、着目する特性識別子で識別される特性について記載されているか否かを判断する。
なお、特定の領域とは、例えば、目次の情報である。特定の領域とは、例えば、活動識別子が含まれる見出し(例えば、章や節などのタイトル)である。特定の領域とは、例えば、活動識別子が含まれる見出しに対応する本文である。
評価手段2313は、解析手段2312が取得した情報に応じた評価値を、活動識別子と特性識別子に対応付けて取得する。
評価手段2313は、例えば、以下の3つの方法のいずれかにより、評価値を取得する。
(1)特性に関する情報の有無の検査
ドキュメント情報が有する特定の領域(例えば、目次)に、着目する特性識別子の文字列を含む場合、評価手段2313は、当該ドキュメント情報に対応する活動識別子と、着目する特性識別子との組に対する評価値「1」(高い評価)を取得する。ドキュメント情報が有する特定の領域(例えば、目次)に、着目する特性識別子の文字列を含まない場合、評価手段2313は、当該ドキュメント情報に対応する活動識別子と、着目する特性識別子との組に対する評価値「0」(低い評価)を取得する。
(2)特性に関する情報のデータ量の検査
評価手段2313は、解析手段2312が活動識別子と特性識別子とに対応付けて取得した1以上の文(例えば、ドキュメントの本文中の文章)のデータ量を取得する。そして、評価手段2313は、データ量が多いほど、高い評価値を取得する。なお、評価手段2313は、例えば、データ量に対応する評価値を、2以上の対応情報を有する対応表から取得する。対応情報は、データ量の幅と評価値との対応を示す情報である。評価手段2313は、例えば、データ量をパラメータとする増加関数により、評価値を算出する。
(3)特性に関する情報の機械学習の予測処理による検査
評価手段2313は、活動識別子と特性識別子とに対応付く学習器を格納部11から取得する。また、評価手段2313は、解析手段2312が活動識別子と特性識別子とに対応付けて取得した1以上の文と、学習器とを用いて、機械学習の予測処理を行い、評価値を取得する。
なお、学習器は、1以上の文と評価値とを有する2以上の教師データを用いて、機械学習の学習処理を行い、取得された情報である。また、学習器は、活動識別子と特性識別子ごとに存在することは好適であるが、例えば、複数の活動識別子と複数の特性識別子とに共通でも良いし、すべての活動識別子とすべての特性識別子とに共通でも良い。動識別子と特性識別子とが決まれば、予測処理に使用する学習器が決まれば良い。
また、機械学習のアルゴリズムは、深層学習、SVR、ランダムフォレスト、決定木等、問わない。機械学習のモジュールは、TensorFlowのライブラリ、fasttext、TinySVM、R言語のランダムフォレストのライブラリ等、問わない。
次に、品質情報出力装置2の動作例について説明する。品質情報出力装置2の動作は、品質情報出力装置1の動作と比較して、評価値取得処理が異なるだけであるので、品質情報出力装置2の評価値取得処理の例について、図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1301)ドキュメント取得手段2311は、i番目の活動識別子、またはk番目の階層識別子、またはi番目の活動識別子とk番目の階層識別子とに対応する1または2以上のドキュメント情報をドキュメント格納部112から取得する。
(ステップS1302)解析手段2312は、ステップS1301で取得したドキュメント情報から、j番目の特性識別子に対応する情報を取得する。
(ステップS1303)評価手段2313は、ステップS1302で情報を取得できたか否かを判断する。情報を取得できた場合はステップS1304に行き、情報を取得できなかった場合はステップS1306に行く。
(ステップS1304)評価手段2313は、取得できた情報の内容から評価値を判断するか否かを判断する。取得できた情報の内容から判断する場合はステップS1305に行き、そうでない場合はステップS1307に行く。なお、内容から判断する場合は、例えば、上述した(2)特性に関する情報のデータ量の検査、または(3)特性に関する情報の機械学習の予測処理による検査、による場合である。
(ステップS1305)評価手段2313は、ステップS1302で取得した情報を用いて、評価値を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS1306)評価手段2313は、評価値「0」を取得する。上位処理にリターンする。
(ステップS1307)評価手段2313は、評価値「1」を取得する。上位処理にリターンする。
以上、本実施の形態によれば、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより適切に評価できる。また、本実施の形態によれば、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質をより容易に評価できる。
なお、本実施の形態における品質情報出力装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する品質情報を出力する品質情報出力装置において動作するプログラムであって、前記品質情報出力装置を、ソフトウェア開発のプロセスの規定に関する規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報のうちの1種類以上の情報を含む1以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子とに対応付く2以上の評価値を取得する評価値取得部と、前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部と、前記統計処理部が取得した品質情報を出力する品質出力部として機能させるためのプログラムであって、前記評価値取得部は、1以上のドキュメント情報が格納されるドキュメント格納部から、1以上の各活動識別子に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント取得手段と、前記1以上の活動識別子ごとに、前記ドキュメント取得手段が取得したドキュメント情報を解析し、1以上の各特性識別子で識別される特性に関する情報を取得する解析手段と、前記解析手段が取得した情報に応じた評価値を、前記活動識別子と前記特性識別子に対応付けて取得する評価手段とを具備する
るものとして、前記品質情報出力装置を機能させるためのプログラムである。
また、図14は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の品質情報出力装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図14は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図15は、システム300のブロック図である。
図14において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図15において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の品質情報出力装置1の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の品質情報出力装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる品質情報出力装置は、ソフトウェア開発プロジェクに関する品質を適切に評価できるという効果を有し、品質情報出力装置等として有用である。
1、2 品質情報出力装置
11 格納部
12 受付部
13、23 処理部
14 出力部
111 基準値格納部
112 ドキュメント格納部
131、231 評価値取得部
132 統計処理部
133 基準情報取得部
141 品質出力部
1311 下位評価値取得手段
1312 評価値取得手段
2311 ドキュメント取得手段
2312 解析手段
2313 評価手段

Claims (11)

  1. ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する品質情報を出力する品質情報出力装置であって、
    ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関する軸であり、2以上の活動識別子を有する活動軸、およびソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を評価する際の特性に関する軸であり、2以上の特性識別子を有する特性軸からなるマップであり、前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとのセルを有する品質管理マップの各セルに対して入力された2以上の評価値であり、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関するルールを示す情報、またはソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関して実施しなければならないことを示す情報である規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報を含む2種類以上の情報を含む2以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子と前記2以上の階層のいずれかを識別する階層識別子とに対応付く2以上の評価値を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記2以上の評価値を取得する評価値取得部と、
    前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部と、
    前記統計処理部が取得した品質情報を出力する品質出力部とを具備し、
    前記評価値取得部は、
    前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得し、
    前記統計処理部は、
    2以上の階層のすべての組織の評価値を用いて、前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する、品質情報出力装置。
  2. 前記上位組織に対する評価値は、前記規定情報に対する評価値であり、
    下位組織であるソフトウェア開発プロジェクトに対する評価値は、前記成果物情報を含むドキュメント情報に対する評価値である、請求項1記載の品質情報出力装置。
  3. 2以上の活動識別子のうちのいずれかの活動識別子は、1以上の下位活動識別子に対応付けられ、
    2以上の特性識別子のうちのいずれかの特性識別子は、1以上の下位特性識別子に対応付けられ、
    前記評価値取得部は、
    下位活動識別子と下位特性識別子の組ごとに、当該組と対になる下位評価値を取得する下位評価値取得手段と、
    活動識別子と特性識別子の組ごとに、当該活動識別子と当該特性識別子とに対応する下位活動識別子と下位特性識別子の組と対になる1または2以上の下位評価値を用いて、評価値を取得する評価値取得手段とを具備する、請求項1または請求項2記載の品質情報出力装置。
  4. 前記評価値取得部は、
    1以上のドキュメント情報が格納されるドキュメント格納部から、1以上の各活動識別子に対応するドキュメント情報を取得するドキュメント取得手段と、
    前記ドキュメント取得手段が取得したドキュメント情報を解析し、1以上の各特性識別子で識別される特性に関する情報を取得する解析手段と、
    前記解析手段が取得した情報に応じた評価値を、前記活動識別子と前記特性識別子に対応付けて取得する評価手段とを具備する、請求項1から請求項3いずれか一項に記載の品質情報出力装置。
  5. 前記評価値取得部は、
    前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する事業部と事業部が属する企業の少なくとも3階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得する、請求項1から請求項4いずれか一項に記載の品質情報出力装置。
  6. 前記統計処理部は、
    前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、前記ソフトウェア開発プロジェクトに関する品質に関する総合スコアを算出する、請求項1から請求項5いずれか一項に記載の品質情報出力装置。
  7. 前記統計処理部は、
    特性識別子に応じた異なる重みを用いて、前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、前記総合スコアを算出する、請求項6記載の品質情報出力装置。
  8. 前記2以上の特性識別子は、
    マネジメントに関する組織力に関する特性である組織力特性の特性識別子、ソフトウェア製造または品質活動に対する能力に関する特性である作業特性の特性識別子、ソフトウェアの評価作業に関する能力に関する特性である評価特性の特性識別子のうちの2種類以上の特性識別子であり、
    前記統計処理部は、
    組織力特性の特性識別子、作業特性の特性識別子、または評価特性の特性識別子のうちの2種類以上の特性識別子ごとに、2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得し、
    前記品質出力部は、
    前記2種類以上の特性識別子ごとの品質情報を図的に出力する、請求項1から請求項いずれか一項に記載の品質情報出力装置。
  9. 評価対象のソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた、活動識別子と特性識別子との組ごとの基準値の集合である基準値集合が格納される基準値格納部から取得された前記ソフトウェア開発プロジェクトの属性値に応じた基準値集合を統計処理した結果である基準情報を取得する基準情報取得部をさらに具備し、
    前記品質出力部は、
    前記基準情報取得部が取得した基準情報と前記品質情報とを対比可能な態様で出力する、請求項1から請求項8いずれか一項に記載の品質情報出力装置。
  10. 受付部と、評価値取得部と、統計処理部と、品質出力部とにより実現される品質情報出力方法であって、
    前記受付部が、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関する軸であり、2以上の活動識別子を有する活動軸、およびソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を評価する際の特性に関する軸であり、2以上の特性識別子を有する特性軸からなるマップであり、前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとのセルを有する品質管理マップの各セルに対して入力された2以上の評価値であり、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関するルールを示す情報、またはソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関して実施しなければならないことを示す情報である規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報を含む2種類以上の情報を含む2以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子と前記2以上の階層のいずれかを識別する階層識別子とに対応付く2以上の評価値を受け付ける受付ステップと、
    前記評価値取得部が、前記受付ステップで受け付けられた前記2以上の評価値を取得する評価値取得ステップと、
    前記統計処理部が、前記評価値取得ステップで取得された2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理ステップと、
    前記品質出力部が、前記統計処理ステップで取得された品質情報を出力する品質出力ステップとを具備し、
    前記評価値取得ステップにおいて、
    前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得し、
    前記統計処理ステップにおいて、
    2以上の階層のすべての組織の評価値を用いて、前記評価値取得ステップで取得された2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する、品質情報出力方法。
  11. コンピュータを、
    ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関する軸であり、2以上の活動識別子を有する活動軸、およびソフトウェア開発プロジェクトに関する品質を評価する際の特性に関する軸であり、2以上の特性識別子を有する特性軸からなるマップであり、前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとのセルを有する品質管理マップの各セルに対して入力された2以上の評価値であり、ソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関するルールを示す情報、またはソフトウェア開発プロジェクトにおける活動に関して実施しなければならないことを示す情報である規定情報およびソフトウェア開発の成果物である成果物情報を含む2種類以上の情報を含む2以上のドキュメント情報に対する評価値であり、評価の対象の活動を識別する活動識別子と特性を識別する特性識別子と前記2以上の階層のいずれかを識別する階層識別子とに対応付く2以上の評価値を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記2以上の評価値を取得する評価値取得部と、
    前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得する統計処理部と、
    前記統計処理部が取得した品質情報を出力する品質出力部として機能させるためのプログラムであって、
    前記評価値取得部は、
    前記ソフトウェア開発プロジェクトと当該ソフトウェア開発プロジェクトが属する1階層以上の上位組織を含む2以上の階層の各組織ごとに、かつ活動識別子と特性識別子の組ごとに、評価値を取得し、
    前記統計処理部は、
    2以上の階層のすべての組織の評価値を用いて、前記評価値取得部が取得した2以上の評価値を統計処理し、品質情報を取得するものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム
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