JP7055984B2 - 浮上り抑制構造 - Google Patents
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Description
さらに、押え部材によって上部支持版が免震装置から浮上ることが抑制されているため、地震時の鉛直力によって免震装置が損傷し難い。
さらに、押え部材によって建物が上部支持版、免震装置及び基礎部から浮上ることが抑制されているため、地震時の鉛直力によって免震装置が損傷し難い。
(浮上り抑制構造)
図1(A)、(B)に示すように、本発明の第1実施形態に係る浮上り抑制構造10は、建物20と、建物20を免震支持する複数の免震装置30と、免震装置が固定された下部支持版40(以下、支持版40と称す)と、支持版40が載置され、支持版40をスライド可能に支持する基礎部50と、建物20の周囲を取り囲むように基礎部50の外縁部から立設された擁壁54と、を備えている。
建物20は例えば原子力関連施設とされ、同規模の他用途建物と比較して総重量が大きい。また、建物20を支持する免震装置30は、同規模の他用途建物と比較して多くの数量が設置されている。
免震装置30は、建物20に固定された上フランジ32と、支持版40に固定された下フランジ34と、上下端が上フランジ32及び下フランジ34に固定された積層体36と、を備えている。積層体36は、ゴムと鋼板とが交互に積層及び接着されて構成されており、上下方向(積層方向)の力に対しては変形しにくく、横方向(積層方向と直交する方向)の力に対しては変形しやすい。このため、地震時に支持版40へ水平力が入力された際には、積層体36が変形して、建物20へ水平力が入力されることを抑制できる。
支持版40は、基礎部50の上部に打設された鉄筋コンクリート製の床版であり、免震装置30を介して建物20を支持している。支持版40の上部には免震装置30の全数が固定されている他、図示しない建物20の設備配管が敷設されている。
図1(A)に示すように、シアストッパー60は円柱状の鋼棒であり、支持版40及び基礎部50の接触面40E、50Eを貫通するように軸方向が上下方向に沿うように配置されている。
図1(A)、(B)に示すように、押え部材70は建物20の周囲を取り囲むように複数配置されている。押え部材70は、一端が擁壁54に固定され、他端がローラー部材72を介して支持版40の上に載置されている。
本実施形態に係る浮上り抑制構造10によると、基礎部50が地震時に水平力を受けると、基礎部50から支持版40へ水平力が伝達される。このとき、図4(A)に示すように、支持版40から免震装置30へ水平力が伝達され、免震装置30の積層体36が変形する。これにより建物20への水平力の入力が抑制される。なお、図4(B)には、擁壁54、支持版40に対する建物20の相対変位が二点鎖線で示されている。
(浮上り抑制構造)
図6に示すように、本発明の第2実施形態に係る浮上り抑制構造11においては、建物22の下端部における外周面に沿って跳ね出し部22Aが形成されている。また、押え部材70は跳ね出し部22Aを上から押さえつけている。その他の構成は第1実施形態に係る浮上り抑制構造10と同様であり説明を省略する。
第2実施形態に係る浮上り抑制構造11によると、地震時に支持版40が基礎部50から浮上ることを抑制できるほか、建物22が支持版40から浮上ることを抑制できる。これにより、建物22の損傷を抑制できる。
また、建物22と支持版40との間に挟まれた免震装置30に上下方向の引張力が作用することが抑制される。これにより、第1実施形態に係る浮上り抑制構造10と比較して、免震装置30の損傷抑制効果を高くできる。
(浮上り抑制構造)
図7に示すように、本発明の第3実施形態に係る浮上り抑制構造12は、建物20と、建物20をスライド可能に支持する上部支持版80(以下、支持版80と称す)と、上部支持版80を免震支持する複数の免震装置30と、免震装置30が固定された基礎部50と、建物20の周囲を取り囲むように基礎部50の外縁部から立設された擁壁54と、を備えている。
第3実施形態に係る浮上り抑制構造12によると、地震時に基礎部50に下向きの引張力が作用した際は、支持版80が基礎部50から相対的に浮上ろうとする。しかし支持版80は、上下方向の変位が抑制された押え部材70によって上から押さえつけられている。このため、支持版80及び免震装置30は基礎部50と押え部材70によって挟み込まれた状態となっている。これにより、支持版80の浮上りが抑制される。また、支持版40と基礎部50との間に挟まれた免震装置30に上下方向の引張力が作用することが抑制される。
(浮上り抑制構造)
図8に示すように、本発明の第4実施形態に係る浮上り抑制構造13においては、建物24の下端部における外周面に沿って横方向外側へ延出された跳ね出し部24Aが形成されている。また、押え部材70は跳ね出し部24Aを上から押さえつけている。その他の構成は第1実施形態に係る浮上り抑制構造10と同様であり説明を省略する。
第4実施形態に係る浮上り抑制構造13によると、地震時に支持版80が基礎部50から浮上ることを抑制できるほか、支持版80と基礎部50との間に挟まれた免震装置30に上下方向の引張力が作用することが抑制される。また、建物24が支持版80から浮上ることを抑制できる。これにより、第4実施形態に係る浮上り抑制構造10と比較して、建物24の損傷抑制効果を高くできる。
(浮上り抑制構造)
図9(A)に示すように、本発明の第5実施形態に係る浮上り抑制構造14においては、建物26と基礎部50との間に、下部支持版40(図1参照)及び上部支持版80(図7参照)の何れも配置されていない。
第5実施形態に係る浮上り抑制構造14によると、地震時に建物26が基礎部50から浮上ることを抑制できるほか、建物26と基礎部50との間に挟まれた免震装置38に上下方向の引張力が作用することが抑制される。これにより、建物26及び免震装置38の損傷を抑制できる。
上述した各実施形態における押え部材70は、図3(A)、(B)に示すように、ローラー部材72及びヒンジ機構74を備えているが、本発明の実施形態はこれに限らない。
11 浮上り抑制構造
12 浮上り抑制構造
13 浮上り抑制構造
14 浮上り抑制構造
20 建物(構造物)
22 建物(構造物)
24 建物(構造物)
26 建物(構造物)
30 免震装置(構造物)
38 免震装置(構造物)
40 支持版(下部支持版)
50 基礎部
54 擁壁(支持体)
56 擁壁(支持体)
60 シアストッパー(滑動抑制部材)
65 シアストッパー(滑動抑制部材)
67 シアストッパー(滑動抑制部材)
70 押え部材
80 支持版(上部支持版)
90 押え部材
100 押え部材
110 押え部材
Claims (6)
- 建物と、前記建物を支持する免震装置と、前記免震装置が固定された下部支持版と、前記下部支持版をスライド可能に支持する基礎部と、前記下部支持版と前記基礎部とを連結し、所定値以上のせん断力が作用した際に破断する滑動抑制部材と、を有する構造物と、
前記建物の周囲に構築された支持体と、
一方の端部が前記支持体に対して上下方向を軸として回転可能に固定され、他方の端部が横方向へ跳ね出して前記建物を上から押えると共に前記建物に対して水平方向に相対移動可能な状態とされた押え部材と、を備えた浮上り抑制構造。 - 構造物と、
前記構造物の周囲に構築された支持体と、
前記構造物に対して水平方向に相対移動可能な状態で前記支持体に固定され、横方向へ跳ね出して前記構造物を上から押える押え部材と、
を備え、
前記構造物は、
建物と、
前記建物を支持する免震装置と、
前記免震装置が固定された下部支持版と、
前記下部支持版をスライド可能に支持する基礎部と、
前記下部支持版と前記基礎部とを連結し、所定値以上のせん断力が作用した際に破断する滑動抑制部材と、を備え、
前記押え部材は、前記下部支持版を押えている、浮上り抑制構造。 - 構造物と、
前記構造物の周囲に構築された支持体と、
前記構造物に対して水平方向に相対移動可能な状態で前記支持体に固定され、横方向へ跳ね出して前記構造物を上から押える押え部材と、
を備え、
前記構造物は、
建物と、
前記建物をスライド可能に支持する上部支持版と、
前記上部支持版を支持する免震装置と、
前記免震装置が固定された基礎部と、
前記建物と前記上部支持版とを連結し、所定値以上のせん断力が作用した際に破断する滑動抑制部材と、を備え、
前記押え部材は、前記上部支持版を押えている、浮上り抑制構造。 - 構造物と、
前記構造物の周囲に構築された支持体と、
前記構造物に対して水平方向に相対移動可能な状態で前記支持体に固定され、横方向へ跳ね出して前記構造物を上から押える押え部材と、
を備え、
前記構造物は、
建物と、
前記建物をスライド可能に支持する上部支持版と、
前記上部支持版を支持する免震装置と、
前記免震装置が固定された基礎部と、
前記建物と前記上部支持版とを連結し、所定値以上のせん断力が作用した際に破断する滑動抑制部材と、を備え、
前記押え部材は、前記建物を押えている、浮上り抑制構造。 - 前記支持体は擁壁とされ、前記押え部材が固定されている、請求項1~4の何れか1項に記載の浮上り抑制構造。
- 前記押え部材は、
一方の端部が前記擁壁に対して上下方向を軸として回転可能に固定され、
他方の端部が前記構造物に対して上下方向を軸として回転可能に固定され、
前記擁壁と前記構造物が水平方向に相対移動した際に伸縮して抵抗力を発揮するダンパー機能を備えている、
請求項5に記載の浮上り抑制構造。
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| JP2018189456A Active JP7055984B2 (ja) | 2018-10-04 | 2018-10-04 | 浮上り抑制構造 |
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