JP7054558B2 - アクティブ学習手法を適用した機械学習フレームワークの運用方法、装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

アクティブ学習手法を適用した機械学習フレームワークの運用方法、装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ分析フレームワークを利用し、ユーザカスタマイズ型コンテンツを提供する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、大量のユーザのコンテンツ消費結果データを利用し、問題及び/またはユーザに対する分析モデルを生成し、前記分析モデルを効率的に学習させるために必要なデータを選別する専門家モデルを運用する方法に関する。
今まで教育コンテンツは、一般にパッケージで提供されてきた。例えば、紙に記録されている問題集は、1冊当たり少なくとも700問収録されており、オンラインまたはオフライン講座もまた、1~2時間単位で少なくとも1ヶ月分の勉強量をまとめて一度に販売される。
しかしながら、教育を受ける学生の立場では、人によって苦手な科目と苦手な問題タイプがそれぞれ異なるため、パッケージの形態ではなく、個人カスタマイズ型コンテンツに対するニーズが存在する。自分の苦手な科目の苦手な問題タイプのみを選んで学習することが、問題集の700問全部を解くよりもはるかに効率的だからである。
しかしながら、被教育者である学生自ら自分の苦手な点を把握することは非常に難しい。さらに、学習塾、出版社などの従来の教育業界においても、主観的経験や勘に頼って学生及び問題を分析するため、個々の学生に最適化された問題を提供することは容易ではない。
このように、従来の教育環境においては、被教育者が最も効率的に学習結果を得ることのできる個人カスタマイズ型コンテンツを提供することが容易ではなく、学生は、パッケージ形態の教育コンテンツに対して達成感や興味をすぐ失うといった問題が生じる。
本発明は、前記問題を解決することを目的とする。さらに詳しくは、本発明は、ユーザ及び/または問題モデルを効率的に生成するために必要なデータを選別する専門家モデルを運用する方法に関する。
本発明の実施形態に係るデータ分析サーバにおいて、ユーザを分析する方法は、複数の問題が含まれた問題データベースを構成し、前記問題に対するユーザの解答結果データを収集し、前記解答結果データを用いて前記ユーザをモデリングするためのデータ分析モデルを生成するステップAと、前記データ分析モデルの機械学習に必要なデータを提案する専門家モデルを生成するステップBと、前記専門家モデルの推薦に基づいて、前記問題データベースから少なくとも一つ以上の問題を抽出し、抽出された問題に対するユーザの解答結果データを用いて前記データ分析モデルを更新するステップCと、前記データ分析モデルの更新情報に、前記データ分析モデルの予測精度が向上する方向に設定されたリワード(補償)を適用して前記専門家モデルを更新するステップDと、を含むことを特徴とする。
本発明によると、機械学習の分野において、データ分析モデルとは別に、前記分析モデルの性能を効率的に高めるためのデータ選別モデルを運用することができる。これによると、データ選別モデルがデータ分析モデルの学習のためのデータを提案するため、データ分析モデルの学習に必要なコンピュータリソースを減らすことができ、データ分析モデルの信頼性を効率的に獲得し、データ選別の問題を解決することができるといった効果がある。
機械学習のためのデータセットの問題点を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るデータ分析フレームワークにおいて、学習データ分析モデル及びデータコーチングモデルを運用する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るデータ分析フレームワークにおいて、学習データ分析モデル及びデータコーチングモデルを運用する方法を説明するためのフローチャートである。 問題理解度Xと問題に正解する確率Pの関係を説明するための図である。 本発明の実施形態により、データ分析モデルの学習のためのデータ提案を終了する方法を説明するための図である。
本発明は、以下に記載される実施形態の説明内容に限定されるものではなく、本発明の技術的要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が加えられることは言うまでもない。そして、実施形態について説明するにあたり、本発明の属する技術分野において広く知られており、本発明の技術的要旨と直接関連のない技術内容については説明を省略する。
なお、添付図面において、同一の構成要素には同一の符号を付す。また、添付図面において、一部の構成要素は誇張されたり、省略されたり、概略的に示される。これは、本発明の要旨に関連のない不要な説明を省略することにより、本発明の要旨を明確に説明するためである。
近年、ITデバイスの普及が拡大し、ユーザ分析のためのデータ収集が容易になっている。ユーザデータを十分に収集することができれば、ユーザについての分析がより精密になり、当該ユーザに最も適した形態のコンテンツを提供することができる。
このような流れと共に、特に教育業界において、ユーザカスタマイズ型教育コンテンツの提供に対するニーズが高まっている。ところが、このようにユーザカスタマイズ型教育コンテンツを提供するためには、各コンテンツ及び各ユーザについての精密な分析が必要である。
従来は、コンテンツとユーザを分析するために、当該科目の概念を専門家が手作業で定義し、当該科目の各問題がいかなる概念を含むか専門家が個別に判断してタグ付けする方法を用いていた。次に、各ユーザが特定概念に関してタグ付けされた問題に解答した結果情報に基づいて学習者の実力を分析していた。
しかしながら、このような方法は、タグ情報が人の主観に依存するといった不具合があった。人の主観が介入することなく数学的に生成されたタグ情報が問題の概念包含度に応じて与えられるわけではないので、結果データの信頼性が高くなり得ないという不具合があった。
従って、本発明は、学習データの処理過程に人の介入を排除するために、ビッグデータ処理及び機械学習のためのデータ分析フレームワークを適用し、前記データ分析フレームワークを用いてユーザ及び/または問題を分析する方法を提供することを目的とする。
これによると、ユーザのコンテンツ適用結果のログを収集し、ユーザ及び/または問題で構成される多次元空間を構成し、問題、解説、講義などのコンテンツをユーザが消費した結果データ、問題ごとの正解/不正解のデータまたは問題の選択肢ごとの選択データなどを基準に、前記多次元空間に値を与え、各ユーザ及び問題のベクトルを計算する方法でユーザ及び/または問題をモデリングし、ユーザモデリングベクトル及び問題モデリングベクトルを計算することができる。
この場合、ユーザモデリングベクトルは、全問題に対する各ユーザの特性をベクトル値で表現したものであり、問題モデリングベクトルは、全ユーザに対する各問題の特性をベクトル値で表現したものと解され得る。さらに、前記ユーザモデリングベクトル及び/または前記問題モデリングベクトルを計算する方法は限定されず、これを計算するために用いられるビッグデータ分析フレームワークに適用された従来技術に従ってもよい。
さらに、本発明において、前記ユーザモデリングベクトル、前記問題モデリングベクトルがいかなる属性やフィーチャーを含むかについて制限して解されてはならないことに留意されたい。例えば、ユーザモデリングベクトルは、全ユーザのうち各ユーザの特性を表現するように表現され、問題モデリングベクトルは、全問題のうち各問題の特性を表現するように表現されてもよい。
また、本発明の実施形態をよると、前記ユーザモデリングベクトルは、前記ユーザが任意の概念について理解している程度、すなわち概念の理解度に関する情報を含んでもよい。さらに、前記問題モデリングベクトルは、前記問題がいかなる概念で構成されているか、すなわち、概念の構成度に関する情報を含んでもよい。さらに、本発明の実施形態によると、ユーザモデリングベクトル及び問題モデリングベクトルを利用して、特定ユーザの特定問題に対する正解率を推定することができる。
さらに、本発明の実施形態をよると、問題モデリングの過程で、該問題の選択肢に対するパラメータを追加して、問題ベクトルが、問題-選択肢ベクトルに拡張されてもよく、前記ユーザモデリングベクトルと前記問題-選択肢モデリングベクトルとを用いて、特定ユーザが任意の問題の特定選択肢を選択する確率を計算することができる。
ところが、データ分析フレームワークを利用してユーザ及び問題を数学的にモデリングするためには、学習データ選別の問題を解決しなければならない。
図1は、従来の機械学習モデリングに適用されるデータセットの問題点を説明するための図である。
大量のコンテンツデータベースが大量のユーザに提供された場合、ユーザがすべてのコンテンツを一定の頻度で消費する訳ではない。例えば、ユーザが流入した初期に提供される問題や、各章の基本問題は、他の問題に比べてはるかに多く解答されるはずである。従って、解答頻度数に対する問題数は、図1に示されたグラフのとおりである。つまり、問題データベースにおいて、ほとんどのユーザが複数回解答した問題は、全問題のうち非常に少なく(100)、ほとんどの問題は、少数のユーザに何回か解答される傾向(200)を見せ、ロングテール分布を示すことになる。
しかしながら、問題に対する解答頻度数が図1のような分布を示す場合、つまり、頻繁に解答される問題の数があまりにも少なく、稀に解答される問題の数があまりにも多い場合、該データを用いて生成したデータ分析モデルは、データ不均衡の問題が起こりかねない。
例えば、英語科目で動名詞の問題が頻繁に解答された場合、該解答データを適用して学習した分析モデルは、英語科目全体ではなく、動名詞概念に偏ったモデルが生成されるはずである。つまり、動名詞に対する問題解答データに偏ったデータセットに基づいて学習して生成されたユーザモデルは、英語科目を構成する全体概念ではなく、動名詞概念に対する理解度を支配的に反映することになる。
また、動名詞に対する問題解答データに偏ったデータセットに基づいて学習して生成された問題モデルは、英語科目を構成する全体概念ではなく、動名詞概念に対する包含度を支配的に反映することになるはずである。この場合、ユーザ/問題モデルの性能は高く評価され難い。例えば、前記ユーザモデルを用いて計算された、該ユーザが不定詞の問題に正解する確率と、該ユーザが同じ問題に実際解答した結果は、大きな差を見せかねない。
従って、機械学習モデルの性能を高めるためには、重複情報を有するデータを選別し、必要な情報を有するデータを区別する作業が必要不可欠である。
このため、従来では、データセット全体をなすそれぞれのデータを分析モデル生成のための機械学習のインプット(入力)としてすべて用いる受動的学習(passive learning)方式に従っていた。これは機械学習フレームワークにおいて、データセット全体を一度に学習するのに適切なサイズに分割し、すべてインプットとして用いる場合をいい、よって、データに対する何の選別もなく分析モデルで受動的にすべて受け入れて学習することになる。
しかしながら、このような方法は、分析モデルを生成するために用いられるデータの量が非常に膨大で、データ分析モデルの生成のためのリソースが過剰に必要とされるといった問題が生じる。動名詞に偏ったデータセットに関する前記例において、英語科目を構成する全体概念を反映するモデルを構成するためには、他の概念に関するデータまで十分に含まれている非常に大きなサイズのデータセットが必要である。つまり、分析モデルの性能を一定レベル以上担保するためには、非常に大きなサイズのデータセットを収集し、これを処理しなければならないため、学習に時間がかかり、データ分析フレームワークの運用にかかるコストが大きいといった問題が生じる。
従って、本発明は、前記問題を解決するために、データ分析モデルとは別に、前記データ分析モデルの学習に必要なデータをコーチングする専門家モデルを運用する方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態をよると、前記専門家モデルは、その時点のデータ分析モデルの状態に応じて、予め設定された方向にデータ分析モデルが更新されるために必要なデータを提案してもよい。さらに、本発明の実施形態に係るデータ分析モデルは、前記専門家モデルの提案データに近いモデリングベクトルを有する問題に対する解答結果データを学習してもよい。この場合、データ分析モデルは、性能を高めるために、特定の時点の状態に最も適したデータに基づいて学習することができるので、最低限のデータを処理することで要求されるレベルの性能に迅速に到達することができる。
例えば、動名詞に偏ったデータセットに対する前記の例において、本発明の実施形態に係る専門家モデルは、動名詞以外の別の概念の値を有するベクトルを抽出して、データ分析モデルに通知してもよい。さらに、データ分析モデルは、前記ベクトルに近いモデリングベクトルを有する問題を選別してユーザに提供し、前記問題解答結果データをユーザベクトルの生成に適用することで、英語科目の全体概念の理解度をユーザモデリングベクトルに反映する方法でデータ偏重の問題を解決してもよい。
図2は、本発明の実施形態に係るデータ分析フレームワークにおいて、学習データ分析モデル及びデータコーチングモデルを運用する方法を説明するためのフローチャートである。図2Aにおいて、ステップ210、220、225、230、及び240は、本発明の実施形態に係るデータ分析フレームワークにおいて、コンテンツ消費結果に関するデータを利用し、ユーザ及び/または問題分析モデルを生成する過程を説明するためのものであり、ステップ260、265、270、275、280、及び285は、本発明の実施形態に係るデータ分析フレームワークにおいて、前記分析モデルを効率的に生成するために必要なデータを推薦する専門家モデルを生成する過程を説明するための図である。
本発明の実施形態に係ると、図2Aに示すように、ユーザ及び/または問題モデルと専門家モデルは、異なるデータに基づいて学習され、別途の機能を行うソフトウェアであるといえるが、二つのモデルは、互いに有機的に結合されてデータ分析フレームワーク全体の性能向上に寄与する。
本発明の実施形態に係ると、図2Aのステップ210において、全コンテンツと全ユーザに対するコンテンツ消費結果データが収集され、ステップ220において、前記コンテンツ消費結果データを利用し、全ユーザ及び/またはコンテンツに対する分析モデルMを生成してもよい。
例えば、データ分析サーバは、テキスト、画像、オーディオ、及び/または動画の形態の問題、解説、講義などの学習コンテンツに対するデータベースを構成し、前記コンテンツデータベースに対するユーザのアクセス結果データを収集してもよい。
例えば、データ分析サーバは、全ユーザに対する問題解答結果データ、解説照会データ、または講義動画学習データなどを収集してもよい。さらに詳しくは、データ分析サーバは、市販されている各種問題に対するデータベースを構築し、ユーザデバイスに問題データベースを提供し、前記ユーザデバイスを介してユーザが該問題に解答した結果を収集する方法で解答結果データを収集してもよい。
さらに、データ分析サーバは、収集した問題解答結果データを、ユーザ、問題、結果に関するリストの形態で構成する。例えば、Y(u,i)は、ユーザuが問題iに解答した結果を意味し、正解であれば1の値を与え、不正解であれば0の値を与える。
ところが、選択式問題は、問題文だけでなく、選択肢要素が含まれて構成されるが、分析のソースとして正答か誤答かだけを反映する場合、二人の学生が同じ問題に誤答を出したものの、互いに異なる選択肢を選択した場合、二人の学生のベクトル値の計算に該問題が及ぼす影響が同じであるので、該問題が分析結果に及ぼす影響が低減する虞がある。
例えば、ある学生が特定問題で動名詞に対する選択肢を選んで間違えた場合と、動詞の時制に対する選択肢を選んで間違えた場合、従来の方式によると、該問題のベクトル値の計算に学生の解答結果が十分に反映されず、実質的に影響が低減する。
従って、本発明の他の実施形態に係るデータ分析サーバは、収集された問題解答結果データをユーザが選択した選択肢パラメータを適用して拡張することができる。
この場合、データ分析サーバは、収集された解答結果データを、ユーザ、問題、選択肢に対するリストの形態で構成してもよい。例えば、Y(u,i,j)は、ユーザuが問題iの選択肢jを選んだ結果を意味し、選択すれば1の値を与え、不正解であれば0の値を与える。
ステップ220において、本発明の実施形態に係るデータ分析サーバは、ユーザと問題とから構成される多次元空間を構成し、ユーザが問題に正解したか否かに基づいて前記多次元空間に値を与え、各ユーザ及び各問題に対するモデリングベクトルを計算する。
別の例として、本発明の実施形態に係るデータ分析サーバは、ユーザと問題の選択肢とから構成される多次元空間を構成し、ユーザが該選択肢を選択したかに基づいて前記多次元空間に値を与え、各ユーザ及び問題の選択肢に対するモデリングベクトルを計算する。
本発明の実施形態により、ユーザ及び問題をモデリングベクトルで表現すると、特定ユーザが特定問題に正解するか誤解するか、つまり、特定ユーザの特定問題に対する正解率を数学的に計算することができる。
例えば、データ分析サーバは、前記ユーザモデリングベクトル及び前記問題モデリングベクトルを利用して、特定ユーザの特定問題に対する理解度を推定し、前記理解度を利用して、特定ユーザが特定問題に正解する確率を推定する。
例えば、ユーザモデリングベクトルの第1行の値が[0,0,1,0.5,1]であれば、それは、第1のユーザが第1の概念及び第2の概念は全く理解しておらず、第3の概念及び第5の概念は完全に理解しており、第4の概念は半分ぐらい理解していると解される。
さらに、問題ベクトルの第1行の値が[0,0.2,0.5,0.3,0]であれば、それは、第1の問題が第1の概念を全く含んでおらず、第2の概念が約20%含まれ、第3の概念が約50%含まれ、第4の概念が約30%含まれると解される。
なお、本発明の実施形態に係るデータ分析システムは、ユーザの概念理解度L、問題の概念包含度Rが十分な信頼性で推定されると、ユーザと問題の相互関係を低い係数行列により数学的に結合することができる。
例えば、サービスサーバは、分析対象のユーザ総数がn、分析対象の問題総数がmであれば、該科目を構成する未知の概念の数をrと想定し、ユーザの概念別理解度の行列Lをn by r行列と定義し、問題の概念別包含度の行列Rをm by r行列と定義する。この場合、LをRの転置行列RTに連結すると、概念または概念の数を別途定義せずにユーザと問題の相互関係を分析することができる。
つまり、ユーザごとの問題理解度の行列Xは、LとRの転置行列の積(X=LR)で表現される。
これを適用すると、Lの第1行の値が[0,0,1,0.5,1]、Rの第1行の値が[0,0.2,0.5,0.3,0]である前記例において、ユーザ1の問題1に対する理解度X(1,1)は、X(1,1)=0.5-0.5×0.3=0.65のように計算される。つまり、ユーザ1は、問題1を65%理解していると推定される。
しかしながら、ユーザの特定問題に対する理解度と、特定問題に正解する確率が同一であるとはいえない。前記例において、第1のユーザが第1の問題を65%理解しているなら、第1の問題に実際解答した場合に正解である確率はどの程度であろうか。
そのため、心理学、認知科学、教育学などで用いられる方法論を導入して理解度と正解率との関係を推定してもよい。例えば、Reckase及びMcKinelyが考案したM2PL(multidimensional two-parameter logistic)潜在特性理論(Latent Trait Model)などを考慮して理解度と正解率を推定することができる。
前記理論を適用して、十分に大きなデータを用いて実験した結果、問題理解度Xと問題に正解する確率Pはリニアではなく、図3のような形の結果が観測された。
図3は、問題理解度Xと問題に正解する確率Pを十分に大きなデータを用いて実験した結果に対する2次元グラフであり、X軸は理解度、Y軸は正解率を意味する。
前記グラフにより、ユーザが問題に正解する確率Pを推定するための関数Φとして、次の数式を導くことができる。つまり、問題正解率Pは、関数Φに問題理解度Xを適用すると計算される。
Φ(x)=0.25+0.75/(1+e-10(x-0.5)
ユーザ1の問題1に対する理解度が65%である前記例において、ユーザ1が問題1に正解する確率は、P(1,1)=Φ(x(1,1))=0.8632のように計算され、86%となる。つまり、ユーザ1は、概念2、概念4を全く理解しておらず、概念3を完全に理解しており、問題1は、概念2が20%、概念3が50%、概念4が30%で構成されている問題であるので、前記公式によると、ユーザ1が問題1に解答すると86%の確率で正解となるものと推定される。
ただし、本発明は、合理的な方法で理解度と正解率との関係を推定できる従来技術を適用し、問題に対するユーザの正解率を計算することができれば十分であり、本発明は、理解度と正解率との関係を推定する方法論に制限して解されるべきではないことに留意されたい。
前記のような実施形態により、ユーザモデリングベクトルと問題モデリングベクトルを計算すると、ユーザモデリングベクトルと問題モデリングベクトルとの関係を利用して、ユーザモデリングベクトルが特定問題の正解率を意味するように提供されることができる。
一方、本発明の他の実施形態をよると、問題に対するユーザの正解率は、問題の選択肢ごとの選択確率を用いて推定することもできる。例えば、第1のユーザの特定問題に対する選択肢選択確率が(0.1,0.2,0,0.7)であれば、ユーザは、高い確率で選択肢4番を選択し、該問題の正解が4番であれば、第1のユーザは、その問題に正解する確率が高いものと予想することができる。
そのため、データ分析サーバは、ユーザ及び問題-選択肢を変数とする多次元空間を構成し、ユーザが該問題-選択肢を選択したか否かに基づいて前記多次元空間に値を与え、各ユーザ及び問題-選択肢のベクトルを計算することができる。
そのとき、前記ユーザモデリングベクトルと前記問題-選択肢モデリングベクトルに様々なアルゴリズムを適用して前記選択率を推定することができ、本発明において選択率を計算するためのアルゴリズムは限定されるものではない。つまり、ユーザモデリングベクトルと問題-選択肢モデリングベクトルとの関係を利用して、ユーザモデリングベクトルが特定問題の特定選択肢に対する選択確率を意味するように提供されてもよい。
例えば、本発明の実施形態によると、次の数式のシグモイド関数を適用すると、ユーザの問題-選択肢選択率を推定することができる(xは問題-選択肢ベクトル、θ はユーザベクトル)。
hθ(x)=1/(1+e(-θ*T*X)
さらに、本発明の実施形態に係るデータ分析サーバは、ユーザの選択肢選択率を用いて問題の正解率を推定することができる。
しかしながら、例えば、4肢選択式で構成された特定問題に対する特定ユーザの選択肢選択確率が(0.5,0.1,0.3,0.6)であり、正解の選択肢が1番であれば、前記ユーザが該問題に正解する確率はいくらになるかが争点となる。そこで、該問題に対する複数の選択肢選択率を用いて該問題の正解率を推定する方法も考えられる。
本発明の実施形態により選択肢選択率を問題正解率に還元する簡単な方法としては、全選択肢の選択率と、正解の選択肢の選択率とを比較する方法も考えられる。この場合、前記例においては、該ユーザの該問題に対する正解率を0.5/(0.5+0.1+0.3+0.6)で計算する。しかしながら、ユーザは、問題に解答する際に選択肢単位に区分して該問題を理解するのではなく、全選択肢に対する構成及び問題の出題意図を含めて問題単位で理解するので、選択肢選択率と正解率を単に組み合わせることはできない。
従って、本発明の実施形態によると、当問題の全選択肢選択率を平均化し、正解の選択肢の平均化した選択率を全選択肢の選択率に適用する方法により、選択肢選択率から該問題の正解率を推定することができる。
前記例において、選択肢の選択確率が(0.5,0.1,0.3,0.6)であれば、これを全選択肢に平均化すると、それぞれの選択肢選択率は(0.33,0.07,0.20,0.40)にスケールが変更される。正解の選択肢が1番であれば、選択肢1番の平均化した選択率は0.33であり、全体の選択肢選択率は(0.5+0.1+0.3+0.6)であるので、該ユーザの該問題に対する正解率は、0.33/(0.5+0.1+0.3+0.6)=22%であると推定される。
さらに、本発明の実施形態に係るサービスサーバは、ユーザの問題-選択肢選択確率を用いて問題の正解率を推定することができるので、特定概念に対するユーザの理解度を推定することができる。
さらに、本発明の実施形態に係るデータ分析モデルは、ステップ260において、ユーザ、問題分析モデルMを効率的に更新するために必要なデータをコーチングする専門家モデルTを生成してもよい。例えば、専門家モデルTは、分析モデルMの状態情報、更新情報、及び前記更新の原因となるデータ情報に基づいて行動をとり、それに伴うモデルの変化状態に応じてその行動に対する報酬を受け、全体報酬の合計を最大化する方向に学習する強化学習によって生成されてもよい。
例えば、データ分析サーバは、専門家モデルTの初期値Tintを任意の形で与え、分析モデルMに提案するための少なくとも一つ以上の任意のベクトル値を抽出してもよい(ステップ265)。前記ベクトルは、分析モデルMが計算したユーザベクトルの性能、例えば、分析モデルMに基づいて計算された、任意の問題に対する任意のユーザの正解率の信頼性を高めるために必要なデータを収集するための問題を意味する。
その後、専門家モデルTintから抽出されたベクトル値は、分析モデルMに提案されてもよい(ステップ267)。それから分析モデルMは、前記ベクトル値に近いモデリングベクトルを有する問題を少なくとも一つ以上確認し(ステップ225)、該問題をユーザに提供することで(ステップ230)問題解答結果データを収集することができ、それを反映して更新する(ステップ240)。
また、専門家モデルTintの提案に基づいて更新された分析モデルの状態情報は、専門家モデルTintの学習に用いられてもよい。さらに詳しくは、専門家モデルTは、更新前の分析モデルMと更新後の分析モデルM’の予測性能を比較して学習し、分析モデルの予測性能の変更値に基づいて自分の提案に対する評価を受け、リワードを受け取ってもよい(ステップ270)。そして、リワードを最大化する方向に専門家モデルTを更新してもよい(ステップ275)。
図2Aのステップ270において、本発明の実施形態に係るリワードは、分析モデルMの学習方向または指向点を意味するものと解される。例えば、リワードは、分析モデルMに基づいて予測した特定問題に対する特定ユーザの正解率または選択肢選択確率が実際の解答結果と一致する方向に分析モデルMを更新し、分析モデルMの予測精度が上昇するように設定される。
例えば、ユーザAが第1、第2、第3、第4、第5の問題に解答したデータを適用して生成したユーザAのモデリングベクトルUを考慮してもよい。そのとき、Uを、全問題に対するユーザAの正解率を意味するベクトルとすれば、データ分析モデルMはUの予測精度、すなわちそれぞれの問題に対してユーザAが実際に解答した結果と、データ分析モデルMが推定するそれぞれの問題に対するユーザAの正解率との差を低減する方向に更新されることが好ましく、専門家モデルTは、データ分析モデルMが前記方向に更新されるために必要なデータを推薦するように更新されるべきである。
例えば、専門家モデルTは、その時点におけるUの予測精度を高めるために、解答結果データが必要な問題に対するベクトルを推薦してもよい。この場合、データ分析サーバは、推薦されたベクトル値に近いモデリングベクトルを有する第6の問題を抽出し、ユーザAに第6の問題を提供して、第6の問題に対するユーザAの解答結果データを収集してもよい。前記解答結果データは、ユーザAが第6の問題に解答する際に選択した選択肢、第6の問題の正解の選択肢、及び解答時点の情報を含んでもよく、データ分析モデルMは、前記解答結果データを適用して更新される。ユーザAのモデリングベクトルUが△Uだけ変更されてU’に更新された場合、専門家モデルTは、データ分析モデルMから△U、U’、及び第6の問題のモデリングベクトルQの対する情報を受信する。
この場合、専門家モデルTは、データ分析モデルMの更新方向に関する情報を意味する△U及びデータ分析モデルMのその時点の状態情報を意味するU’に基づき、第6の問題を推薦したのが適切であったか否か、つまり第6の問題の解答結果データを適用して更新されたデータ分析モデルMの性能が良くなったか否かを判断してリワードを生成し、前記リワードを適用して更新される。
例えば、第6の問題を推薦したのが適切でない場合、Tは、分析モデルMがUの状態であれば、Qと異なるベクトルを抽出するように学習される。
例えば、ユーザAが第1、第2、第3、第4、第5の問題に解答したデータに基づいて形成したユーザモデリングベクトルU及び第6の問題のベクトルQから推定した正解率と、ユーザAが実際に第6の問題に解答した結果との差が、ユーザAが第1、第2、第3、第4、第5、第6の問題に解答したデータに基づいて形成したユーザモデリングベクトルU’及びQから推定した正解率と、ユーザAが実際に第6の問題に解答した結果との差よりも小さい場合、第6の問題の解答データを適用して分析モデルMの予測精度が低くなったものと解される。この場合、専門家モデルTは、(△U,U’,Q)に負のリワードを適用して更新する。この場合、専門家モデルTは、類似のデータ分析モデルMの状態では、第6の問題に類似していない問題を推薦する方向、すなわち、Qと類似していないベクトルを抽出するように学習される。
その一方で、第6の問題を推薦したのが適切であった場合、Tは、分析モデルMがUの状態であれば、Qと類似したベクトルを抽出するように学習される。
例えば、ユーザモデリングベクトルU及び第6の問題のベクトルQから推定した正解率と、ユーザAが実際に第6の問題に解答した結果との差が、U’及びQから推定した正解率と、ユーザAが実際に第6の問題に解答した結果との差よりも大きい場合、第6の問題の解答データを適用して分析モデルMの予測精度が高くなったものと解される。この場合、専門家モデルTは、(△U,U’,Q)に正のリワードを適用して更新する。この場合、専門家モデルTは、類似のデータ分析モデルMの状態では、第6の問題に類似した問題を推薦する方向、すなわち、Qと類似したベクトルを抽出するように学習される。
このように、専門家モデルTの学習に適用されるリワードは、前述したように、データ分析モデルMの予測精度を高める方向に設定することができるが、本発明の他の実施形態をよると、予測点数の分散範囲を狭める方向に設定することもできる。この場合、専門家モデルTは、分析モデルMの予測が精巧になる方向に学習されるためのデータを抽出する方向に形成される。
その後、ステップ275において、専門家モデルTは、分析モデルMから受信したデータ(△U,U’,Q)をリワードに基づいて学習して更新される。
なお、分析モデルM及び/または専門家モデルTの学習範囲が大きいほどモデルの性能は高くなるが、データ分析フレームワークを運用するためのリソースが上昇する。従って、学習の最適化範囲を考慮する必要がある。
ステップ280は、分析モデルM及び/または専門家モデルTが最適化された水準で学習するためのステップである。専門家モデルTは、その時点で形成された分析モデルMの性能が十分でなければ、分析モデルMの学習のためのデータ提案を続けるが、分析モデルMの性能が十分であれば、データ提案を終了する。そしてデータ分析サーバは、その時点における分析モデルMでユーザ及び/またはコンテンツを分析することが好ましい。
専門家モデルTがデータ提案を終了する場合、すなわち、分析モデルM及び/または専門家モデルTが十分に学習された状況は、大きく3つの場合が考えられる。図4は、分析モデルM及び/または専門家モデルTの更新を終了する場合を説明するための図である。
第一は、その時点における分析モデルMでユーザ及び/問題を十分に診断することができる場合である。例えば、分析モデルMがユーザAの問題解答結果データを追加学習しなくても、ユーザベクトルUによって十分な精度で全問題に対するユーザAの正解率を推定できる場合、または十分な精度でユーザAの外部試験の点数を推定できる場合である。これは、その時点における分析モデルが計算した推定値の精度が閾値以上であるか否かを確認して判断することができる(図4の450)。
第二は、解答結果データを追加学習しても、ユーザ及び/または問題の特性をそれ以上把握することができない場合である。つまり、学習の効果がない場合であるが、専門家モデルTの推薦に基づいてデータを追加学習しても、分析モデルMの変化がないことが予想される場合である。例えば、ユーザAの解答結果データの追加にもかかわらず、ユーザベクトルUによって計算した推定値の精度が変更されることなく任意の範囲内に止まる場合、これに該当する(図4の460)。
第三は、専門家モデルTが推薦したデータが分析モデルMに既に反映されている場合である。例えば、ユーザAが第1の問題から第20の問題に解答した結果のデータを利用してユーザベクトルUが生成されたが、専門家モデルTが計算した推薦問題が第1の問題から第20の問題のいずれかである場合が考えられる。
終了条件が満たされると、専門家モデルTはデータ提案を終了し、専門家モデルT及び分析モデルMの学習もまた終了される。その一方、終了条件が満たされていない場合、専門家モデルTは、その時点の分析モデルMの学習に必要なデータを抽出して分析モデルMに推薦する。
特に、本発明の実施形態によると、ステップ245において、専門家モデルTが取得した分析モデルMの状態情報、更新情報、及び更新の原因となる問題モデリングベクトル情報は、専門家モデルTの学習に用いられるのはもちろん(ステップ275)、更新された専門家モデルにおいて次の提案データを決定するためのインプットとして活用されているといった特徴がある(ステップ285)。
つまり、専門家モデルTは、従来提案により変更された分析モデルの状態情報を参考に、分析モデルMの性能を高めるために必要な次のデータを提案してもよい。
ユーザAに対する前記例において、専門家モデルTの提案に基づき、ユーザAのモデリングベクトルUが第6の問題の解答結果データを適用してU’に更新された場合、専門家モデルTは、△U、U’、及び第6の問題のモデリングベクトルQの情報を参考に、U’の性能を高めるために提案すべき次のベクトル値を計算してもよい。前記ベクトルは、分析モデルMが計算したユーザベクトルUの性能、例えば、分析モデルMに基づいて計算された、任意の問題に対するユーザAの正解率の信頼性を高めるために必要なデータを収集するための問題を意味する。
その後、分析モデルMは、専門家モデルTから受信したベクトルと、あらかじめ設定された範囲の類似度を有する問題のベクトルを抽出してユーザに提供し、該問題の解答結果データを学習する。
さらに、本発明の実施形態によって専門家モデルTを運用すると、新たに流入したユーザを分析するために必要な最適化された診断用の問題セットを効率的に構成することができる。
新規流入したユーザまたは問題の場合、該ユーザまたは問題に対するデータが蓄積されるまでは分析結果を提供することができないといった問題がある。従って、データ分析フレームワークにおいて初期の分析結果を任意の信頼性で導出するために、新規ユーザまたは新規問題に対する学習結果データを効率的に収集する必要がある。一般的には、新規ユーザに診断問題を提供し、診断問題に対する解答結果を利用して新規ユーザの初期分析モデルを形成する。
この場合、診断用の問題は、多ければ多いほど新規ユーザに対するより精密な分析が可能になる。しかしながら、ユーザの立場からすると、少ない診断問題に解答しただけでも信頼性の高い分析結果を提供してもらうことを所望するはずである。従って、ユーザ分析結果の信頼性が任意の閾値以上確保できる最低限の問題数で診断用の問題を構成する必要がある。そこで、本発明の実施形態に係る専門家モデルTを運用すると、新規ユーザが解答すべき問題セットを効率的に抽出することができ、多くの問題に解答してもらう必要なく、信頼性の高い分析結果を提供できるといった効果がある。
新規ユーザが流入した場合、本発明の実施形態に係るデータ分析サーバは、問題データベースから少なくとも1つ以上の問題を任意に抽出して新規ユーザに提供し、解答結果データを適用して新規ユーザのユーザモデリングベクトルUintを設定し、これを専門家モデルTに通知(ノーティス)してもよい。
例えば、特定の新規ユーザに、a、b、cの選択肢から構成された第1の問題を提供し、該新規ユーザが第1の問題のa選択肢を選択した場合、データ分析サーバは(unew,1,a)=1、(unew,1,b)=0、(unew,1,c)=0のデータをデータ分析フレームワークに適用し、新規ユーザunewの初期モデリングベクトルを計算することができる。
その後、本発明の実施形態に係る専門家モデルTは、新規ユーザの診断のために必要な任意の問題ベクトルを少なくとも一つ以上推薦してもよい。
この場合、データ分析サーバは、専門家モデルTの推薦に応じた問題を診断問題として新規ユーザに提供する。分析モデルMは、診断問題に対するユーザの解答結果データを適用してユーザベクトルを更新し、更新されたユーザベクトル、ユーザベクトルの変更値、及び診断問題ベクトルに関する情報を専門家モデルTに通知する。
専門家モデルTは、ユーザモデルUの性能が良くなった場合、正のリワードを適用して情報を学習し、ユーザモデルUの性能が悪くなった場合、負のリワードを適用して情報を学習する。それから専門家モデルTは、ユーザモデルUの性能が十分であるか否かを判断し、ユーザモデルの性能が予め設定された閾値以上になるまでUの性能向上に必要な問題ベクトルを推薦する。
さらに、前述した図2Aの例示は、分析モデルMがユーザに推薦問題を提供すると共に、分析モデルMと専門家モデルTがデータ収集結果を反映して更新される場合のものである。また、本発明の他の実施形態をよると、ユーザに問題を推薦するために分析モデルを運用するフレームワークと、専門家モデルを学習するフレームワークとが論理的及び/または物理的に分離されたコンピューティングデバイスで具現されてもよい。さらに詳しくは、ユーザに問題を推薦するシステムと、専門家モデルの学習のためのシステムとが論理、物理的に分離されて運用されてもよい。
図2Bは、本発明の前記実施形態を説明するためのフローチャートである。図2Bの説明において、図2Aと重複する部分は説明を省略する。
図2Bのステップ270において、専門家モデルTを運用するフレームワークは、分析モデルの更新情報に関する履歴を記録してもよい。つまり、分析モデルMの状態情報、更新M’情報、及び更新の原因となる問題モデリングベクトル情報に関する履歴を記録してもよい。さらに、図2Aとは異なり、専門家モデルTを更新せずに、終了条件を満たしていない限り(ステップ280)、専門家モデルTを用いて分析モデルMに問題ベクトルを提案してもよい(ステップ265)。
また、専門家モデルTの運用フレームワークは、任意の時点で分析モデルの更新履歴情報を反映し、専門家モデルTを更新してもよい(ステップ275)。そのとき、専門家モデルTの更新方向を設定するためのリワードが適用され(ステップ270)、これは、図2Aの実施形態と実質的に同一である。
本明細書と図面に示した本発明の実施形態は、本発明の技術内容を説明するにあたって理解を助けるために特定例を示したものにすぎず、本発明の範囲を限定する意図ではない。ここに示した実施形態以外にも、本発明の技術的思想に基づく様々な変形が可能であることは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって自明である。

Claims (6)

  1. データ分析サーバにおいて、ユーザを分析する方法であって、
    複数の問題が含まれた問題データベースを構成し、前記問題に対するユーザの解答結果データを収集し、前記解答結果データを学習して前記ユーザをモデリングするためのデータ分析モデルを生成するステップAと、
    前記データ分析モデルとは独立して動作し、前記データ分析モデルと異なるデータに基づいて学習され、任意の時点の前記データ分析モデルの性能を高めるために、前記データ分析モデルに必要な学習データを推薦する専門家モデルを生成するステップBと、
    前記専門家モデルの推薦に基づいて、前記問題データベースから少なくとも一つ以上の問題を抽出し、抽出された問題に対するユーザの解答結果データを用いて前記データ分析モデルを更新するステップCと、
    前記データ分析モデルの更新情報に基づいて、前記データ分析モデルの予測精度が向上する方向に設定されたリワード(報酬)を適用して前記専門家モデルを更新するステップDと、を含み、
    前記ステップBは、更新前における前記データ分析モデルの状態情報更新後における前記データ分析モデルの状態情報と、前記データ分析モデルの状態が更新前の状態から更新後の状態に変更された原因となるデータ情報と、に基づいて学習することにより、前記専門家モデルを生成するステップまれることを特徴とする、ユーザ分析方法。
  2. 前記ステップAは、前記問題に対する各ユーザの特性を説明するユーザモデリングベクトルを計算し、前記ユーザモデリングベクトルを利用して、問題に対するユーザの正解率を推定するステップを含み、
    前記ステップDは、実際にユーザが問題に解答した結果と、前記ユーザモデリングベクトルを用いて推定した前記問題の正解率との差であるユーザモデリングベクトルの予測性能を高めるように設定されたリワードを適用して前記専門家モデルを更新するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のユーザ分析方法。
  3. 前記ステップAは、前記問題に対する各ユーザの特性を説明するユーザモデリングベクトルを計算し、前記ユーザモデリングベクトルを用いて、前記問題データベースを用いずに出題された外部試験におけるユーザの予測点数を推定するステップを含み、
    前記ステップDは、前記データ分析モデルの更新情報に、前記予測点数の標準偏差が小さくなる方向に設定されたリワードを適用して前記専門家モデルを更新するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のユーザ分析方法。
  4. 前記ステップCは、前記ユーザモデリングベクトルの予測性能の変更率が予め設定された値以内であれば、前記データ分析モデルに対する追加学習の効果がないと判断し、前記専門家モデルの推薦を終了するステップを含むことを特徴とする、請求項2または3に記載のユーザ分析方法。
  5. 前記ステップCは、前記ユーザモデリングベクトルの予測性能が予め設定された閾値以上であれば、前記データ分析モデルが追加学習をしなくても、前記ユーザの分析に十分であると判断し、前記専門家モデルの推薦を終了するステップを含むことを特徴とする、請求項2または3に記載のユーザ分析方法。
  6. 前記ステップCは、前記専門家モデルが推薦する問題の解答結果データが前記ユーザモデリングベクトルに既に反映されている場合、前記専門家モデルの推薦を終了するステップを含むことを特徴とする、請求項2または3に記載のユーザ分析方法。
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